NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

時計の針は逆戻り

2006-10-30 | アーセナル

アーセナル 1-1 エバートン

得点)ファン・ペルシー / ケイヒル

HOME)アーセナル

                      アンリ

           ファン・ペルシー
                                   フレブ
                ロシツキー
                             セスク

                   ジウベルト・シウバ

        ギャラス                          ホイト
                 ジュルー     トゥーレ


                      レーマン

交代) ホイト → フラミニ
   ジュルー → ウォルコット
   フレブ  → アリアディエール


AWAY)エバートン

                    A・ジョンソン


           オズマン                S・デイビス

                ケイヒル      アルテタ

                     カーズリー

        レスコット                       P・ネビル
                スタッブス      ヨボ


                     ハワード


主審)マイク・ライリー


<アンリ小なりアンディー・ジョンソン>
下記のマッチ・スタッツが示す通り、アーセナルが計27本のシュートを放ったのに対し、エバートンのシュート数は計2本。 しかし、結果はドロー
アストンビラ戦、ミドルズブラ戦と同じスタジアム、同じ展開、同じスコア。 もはやこの展開に見慣れてしまった感がある。

ただ、この結果は、前半開始のアーセナルの選手達のプレーぶりを見れば覚悟できたものだった。
レディング戦の大勝で気が緩んだのか、相手への「敬意」を欠いた、もっと言ってしまえば、相手を「舐めくさった」ようなプレーが見て取れた。 「美しく繋ぐ」のもいいが、先制点を取るまで、試合を決めるまではもっとシンプルにプレーをするべきだ。

特に酷かったのが、アンリ。
守備をするわけでもない、ポストプレーをするわけでもないで、ボールを持てばすぐに失う。 シュートを打つ場面で打たず、打たなくていい場面で打つ。 彼が唯一行っていたのは、「無意味なテクニックの見せびらかし」と「味方への文句」だった。
対するエバートンのアンディー・ジョンソンは、前線で体を張ってしっかりとボールをキープし、スローインやファウル、CKを獲得して苦しむディフェンス陣に「休息」を与えていた。 内容ではエバートンを圧倒的に上回ったアーセナルだが、「エース対決」では完敗と言っていい。
セットプレーでの失点は不満だが、この試合は選手個々に対する不満はほとんどない。ロシツキーもセスクもフレブもよく頑張っていた。 ただ1人、アンリを除いては。


ファン・ペルシーになんとか助けられた。 彼のFKがなければ、あのまま無得点で試合を終えていたことだろう。
しかし、この試合で再確認したのが、彼の「適職」。
ウォルコットが入ってから、彼はポジションをスタート時の「左」から、オランダ代表で慣れ親しんでいる「右ウイング」に移したが、彼はここでゴールに向かう鋭いクロスやフェイント、シュートを連発。 「右」でドリブルを始めた時、次の選択肢には「左足でクロス、シュート / フェイントで右足に切り替えしてクロス、ドリブル」と、多くの武器を持っている。
しかし、「左」に位置している時はプレーに常に迷いを感じるし、出したパスやシュートの精度も良くない。 「右」に位置している時に持つ「脅威」というものが全く感じられないのだ。
ヴェンゲルにファン・ペルシーのポジションの再考を促したい。

 

ファン・ペルシー、同点FK動画
http://www.youtube.com/watch?v=cn-VZIoZgTk



エブーエとアデバイヨールの不在の痛さをこの試合ほど感じたことはなかった。
相手が人数をかけてガチガチに引いてきた時、エブーエの半ば強引なドリブル突破は大きな武器になる。手数と時間をかけられずに済むし、あわよくばPKも獲得できる。 また、相乗的にフレブもさらに生きてくる。
終盤には、パワープレーに出ることが多くなったが、この場面にアデバイヨールの「高さ」があれば、別の試合結果が期待できた。


最も気になるのは、「CKも工夫のなさ」だ。
エバートンが1本目のCKで得点をものにしたのに対し、アーセナルは計16本のCKのチャンスを生かせず、「あわや」のシーンすら作り出せなかった。
CKがこれほど期待できないチームも珍しい

 

Arsenal Team Name Everton
  1 Goals 1
  7 Shots on target ( Inc Goals ) 2
  13 Shots off Target (inc woodwork) 0
  5 Blocked Shots 0
  16 Corners Won 3
  6 Total Fouls Conceded 23
  2 Offsides 1
  2 Yellow Cards 3
  0 Red Cards 0
 62% Possession 38%

http://home.skysports.com/matchreport.aspx?fxid=298603&CPID=8&channel=
より

 

 

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TSUTAYAな日々

2006-10-29 | 日記

夏休みに入ってから今までというもの、TSUTAYAで「DVDを借りては返し ~ 返しては借り」の生活が続き、なかなか家が「DVD-Free」になる日がありません(汗)

TSUTAYAは毎週金曜日に「旧作・準新作 オール半額セール」、さらに、家のすぐ近所にあるビデオ屋には、「第2・第4火曜日 オール180円セール」なんていう素晴らしい制度があるもんですから、その傾向は一向に止まる気配がありません(笑)

でも、こんなに映画を見れる時期なんて一生のうちでも大学生の今だけでしょうね~。 老後じゃ、映画を観る体力なんて残ってなさそうだし(笑)



TSUTAYAでは、映画の他に、「サッカーDVD」もよく借りて観てます♪

過去のW杯の大会や活躍した名選手のプレーを観て、興奮したり眠くなったり(試合展開が今と違って遅いから、すんごい眠くなる…)
「イングランド代表スーパーテクニック集」なるものを観て、草サッカーで実践可能なテクニックを学んだり(てか、「テクニック」はイングランド人から学ぶものではない気が… 「決定力」を日本人から学ぶような皮肉が。。。)、と結構色々観てます♪

そしてこの前、自分が行っている「さいたま新都心駅」のTSUTAYAで、これまでは棚の上の方にあってあまり目が届くことがなかった、
「六月の勝利の歌を忘れない」
を借りて観ました。

なんか知らんけど、観る機会がなかったんですよね~このビデオ。 これが発売される、なんて聞いた4年前は「借りよう」どころか「買おう」とまで思ってましたけど、日本代表の監督がジーコになって、オシムになって、「今更いーや。」の気持ちが出てきて観てなかったんですよね。

しかし、日本代表がドイツのW杯で惨敗した敗因の1つに、
「チームとしてのまとまりの無さ」
が挙げられていたことで、「自国開催の最低ノルマ」であるベスト16進出という、とりあえずの成功を収めたトルシエ・ジャパンの「ロッカールームの雰囲気」が見てみたくなり、借りたわけです。

 

結果、雰囲気は最高でした。
動画探したんで、まぁ、とりあえずこれ見てください♪ ロッカールームじゃないけど(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=fuyQmX9vN74

おもしろいっすね~。 特に、秋田がトルシエの奥さんに全部日本語で説明しようとしてみんなに突っ込まれるところは最高(笑)

こういうのを見ると、ある一つのコンペティションを戦う上では、
「チーム内の雰囲気」
が予想以上に大事
なのかなぁ、って思います。 おそらく、ジーコ・ジャパンのロッカールームにこういう雰囲気はなかったんでしょうね。
このビデオを見ると、「2002年の日本代表の長所」「2006年の日本代表の短所」が同時に浮かび上がってきます。

まだご覧になっていない方は是非♪

 

そして、「新作」としてレンタルが始まったばかりの「GOAL!」も見ました!!!

サッカーファンとして逆に全く期待してなかったってか、
「なんか安そうな映画だな~。」
ぐらいにまで思ってた
んですけど、これが意外に良かった!!! かなり「胸熱く」させられましたよ(「泣く」ほどではない 笑)。 OASISの挿入歌もいい!!!

サッカーファンでない方でも十分に楽しめますし、サッカーファン、特にプレミアシップのファンの方ならより一層楽しめること間違いなしです!!!

3部作の第1弾である今作は、クノ・ベッカー演じる主役の青年・サンティアゴが、家族や恋人の愛を受けてプレミアリーグの強豪ニューカッスルで活躍するようになるまでが描かれてるんですけど、試合映像がかなりリアル!! 実際に行われた試合映像に合成を加えているようですが、違和感が全然ないです!!
物語のラストとなるニューカッスル対リバプール戦では、シアラーやジェラード、ベニテスなんかも登場してきますし、主審がハワード・ウェブだったり、実況がマーティン・タイラーだったりと、マニアにとってはテンション上がりまくりの映像でした(笑)


また、「新作」として、アーセナルの2005-2006シーズンのレビューDVDも借りられます!!!
特典映像としてハイバリーの閉会式の模様も収録されてますので、アーセナルファンの方は要チェック!!!

 

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溌剌の21歳以下

2006-10-27 | ユース全般

日本U-21 2-0 中国U-21

得点)梶山陽平、平山相太

HOME)日本U-21

                   平山相太

              苔口卓也     増田誓志

        本田圭佑                  中村北斗

              梶山陽平
                         青山敏弘


           一柳夢吾   伊野波雅彦   青山直晃


                   西川周作

交代)増田誓志 → 枝村匠馬
    苔口卓也 → 前田俊介
    梶山陽平 → 谷口博之
    青山敏弘 → 上田康太


<完成度はA代表以上>
前線を勢力的に動き回った苔口、高いテクニックを生かして決定的なパスを供給し、先制点に繋がるクロスも送った増田、リスクを犯してタイミングの良い攻め上がりを見せた梶山、1対1の守備で強さを見せた青山敏、一柳、青山直。
北京五輪を目指す21歳以下の日本代表は個々の能力を高さを見せ、ボールを奪った後のカウンターや守備時における連動性でも、チームとしての完成度の高さを見せた。
試合を観戦したオシムも大満足だったようで、「走るサッカー」の体現度ではA代表のそれを確実に上回っていた。

しかし、唯一気がかりなのが、平山が前線でうまく起点になれなかったこと。
クロスボールを手に当てて入れるラッキーなゴールを決めたが、反町監督が試合後、
「彼自身が(不調を)感じていない。」
と語ったように、危機感や覇気というものが見られない。

平山個人の将来を真剣に考えるなら、2点目は「余計」なものだったのかもしれない。

また、反町監督が、
「彼についてコメントすると明日の新聞に大きく載ってしまうので、非常に気を遣って話している。」
と語ったように、マスコミのこのような特別扱いが、平山本人の油断や慢心を生む原因となっているのかもしれない。
マスコミは、「ドイツW杯の反省」を日本サッカー協会に求めるだけでなく、自らが犯した「(煽り報道の)罪」についての反省も行うべきだ。

 

中国のこの世代は、自国開催の北京五輪に向けてかなり勢力的に強化していると数年前から話題なっていたが、この試合と8月に行われた中国での試合の2試合ではあまり強い印象を受けなかった。
監督交代による準備不足というマイナス面を差し引いても、残ったのは中国伝統の「高さ」と「荒さ」だけだった。

 


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長期契約の価値を示したセスク

2006-10-26 | アーセナル

レディング 0-4 アーセナル

得点)アンリ2(1PK)、フレブ、ファン・ペルシー

HOME)レディング

                          K・ドイル
                 S・ロング

          S・ハント                ソル・ギヒョン

                          シドウェル
                J・ハーパー

        ショーリー                    デ・ラ・クルス
               インギマルション   ソンコ


                     ハーネマン


AWAY)アーセナル

                      アンリ

           ファン・ペルシー
                                   フレブ
                ロシツキー
                             セスク

                   ジウベルト・シウバ

        ギャラス                          ホイト
                 ジュルー     トゥーレ


                      レーマン

交代)ファン・ペルシー → ウォルコット
          フレブ → アデバイヨール
       ロシツキー → ソング


主審)アラン・ワイリー


<MVP・セスク>
昨季のカーリングカップでの対戦で、若手主体のメンバーで「3-0」と大勝を収めたこと、これまでのリーグ戦で見せたレディングのサッカーが多くの昇格クラブと違い、しっかりと足元で繋ぐサッカーをすることを考え、試合前からレディングのスタイルがアーセナルのスタイルに「ハマる」ことを予想していたが、結果はその「予想」通りとなった。

開始58秒、セスクが元アーセナルユース所属のハーパーをかわして送ったクロスを、アンリが右足インサイドで合わせて先制点を決めると、アーセナルはミッドウィークにCLの試合があったとは思えないほどチーム全体が豊富な運動量を見せた。
また、モスクワの枯れたピッチとは違って、マジェスキ・スタジアムの雨に濡れてボールがよく走るピッチがアーセナルのスタイルに見事にフィットし、おもしろいようにパスが回った。

そして、ロシツキーとのワンツーからフレブが2点目を決めて前半を終えると、後半5分には、アンリのスルーパスから抜け出したフレブが中にいたファン・ペルシーに送り、これをファン・ペルシーが右足で決めて3点目。
さらに、またもやアンリからのスルーパスで抜け出したセスクが、ペナルティエリア内でGKに倒されてPK獲得。 これをアンリが決めて、今季初の「1試合2得点」。
重要な「CL敗戦明け」の試合でアーセナルが大勝を収めた。


この試合のMVPには、2得点のアンリではなく、セスクを挙げたい。
アンリの先制点のアシスト、4点目のPK獲得の他にも文字通り「大車輪」の活躍。 CL明けの試合で、見ているこちらが心配してしまうほどピッチ全体を動き回り、全ての攻撃が「セスク経由」で行われた。
目立つのはフィジカルの向上。 当たり負けして中盤でボールを取られることがほとんどなくなった。 これは、「ドリブル時の体の向け方」のうまさや「ワンタッチで相手をかわす」技術の向上による部分も大きいが、今季は相手に当たられてもバランスを崩さなくなった。 ヴィエラの移籍によって中盤がフィジカル負けするようになって不調続きだった昨季序盤とチームが違うところは、このセスクの成長による部分だろう。

先日、アーセナルと2014年までの長期契約を結んだセスクだが、その破格の待遇が素直に頷けるほどの価値を見せた。 2014年時点でもセスクはまだ27歳。末恐ろしい選手だ。
セスクは今季ここまで全試合フル出場。もはや「untouchable」な選手となっているが、フルシーズン戦い抜く上ではどこかで「休ませてあげる」ことが重要だ。


守備での不満はジュルー。 トゥーレ、ギャラス、レーマンはもちろん、ホイトも頑張りを見せていただけに、この試合はジュルーの軽さが目立った。 ロングボールの対処の際の「かぶり」の回数をなんとか減らしてほしいところだ。
また、ジウベルト・シウバの危険なエリアでのパスミスはこの試合でも5、6本ほど見られてしまった。 もはや「不治の病」か…


チェフ、クディチーニに対する危険なタックルで、謀らずも世界的な知名度を挙げてしまった、スティーブン・ハントとソンコ、そして「レディング」。
レディングのような小さなクラブが国内メディアから一斉に批判を浴びることはほとんどないため、レディングには、この試合に向けて「慣れないストレス」という大きなディスアドバンテージがあったようだ。



・「Match of the Day」前半ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=di4ROnjSUL8

・「Match of the Day」後半ハイライト&セスク分析
http://www.youtube.com/watch?v=KIDtdr5h5vA

 

 

Reading Team Statistics Arsenal
  0 Goals 4
  0 1st Half Goals 2
  1 Shots on Target 9
  6 Shots off Target 6
  2 Blocked Shots 2
  10 Corners 2
  6 Fouls 6
  1 Offsides 3
  0 Yellow Cards 0
  0 Red Cards 0
 73.8% Passing Success 86.4%
  23 Tackles 31
 56.5% Tackles Success 61.3%
 37.9% Possession 62.1%
 56.1% Territorial Advantage 43.9%

http://home.skysports.com/matchreport.aspx?fxid=302300&CPID=8&channel=
より

 

そして、火曜日に行われたカーリングカップ3回戦。
主力を休ませたアーセナルは、アウェイでウェスト・ブロムウィッチに2-0の勝利。
得点は2つともアリアディエール

4回戦は、アウェイでエバートンと対戦することが決まった。


WBA戦、試合レポート
http://www.arsenal.com/matchreport.asp?thisNav=fixtures&fxid=300352

アリアディエール、2ゴール動画(2点目のアシストはウォルコット)
http://www.youtube.com/watch?v=fFkvCI4Qm1s


 

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Big Match in FRANCE

2006-10-24 | リーグ1

マルセイユ 1-4 リヨン

得点)バモゴ / ジュニーニョ2、ベンゼマ、シェルストレム

HOME)マルセイユ

                    ニアング

            パジス               ナスリ

                     リベリー

                          エムバミ
                サナ

        タイウォ                        ベイ
                 セサル   ズュバール


                    キャラッソ


AWAY)リヨン

                    フレッジ

           マルダ                   ゴヴ

              シェルストレム   ジュニーニョ

                    トゥララン

        アビダル                    レベイエール
                 ミュラー    クリス


                   ヴェルクトル


<独走は今季も続く>
勝ち点差5で迎えた、首位リヨンと2位マルセイユの「天王山」直接対決。

フランスの「巨人軍的存在」であるマルセイユが今季久々に好調を維持。そして舞台はマルセイユのホームということもあって、リヨンの「独走」阻止が期待されたが、試合内容は「天王山」とは思えないほど一方的で、両チームの間にある大きな力の差の存在を感じざるを得なかった。

前半から、リヨンがマルセイユ陣内に一方的に攻め込み、マルセイユはこれを跳ね返すことで精一杯という試合展開。 リヨンの厚いプレスに屈して中盤の組み立てができず、攻撃は単調なロングボールの放り込みという「偶然性」に期待する他はない乏しいものだった。

そして前半20分、ジュニーニョの直接FKが決まってリヨンが先制すると、マルセイユは崩壊。

後半開始早々、夏にアーセナルが狙っていたされるCBズュバールとセネガル代表SBベイがクロスの目測を誤り、フレッジの怪我によって前半から途中出場のベンゼマにフリーでシュートを打たれ、追加点。
その後、タイウォがマルダに空中キックを見舞わせ、一発レッドカードで退場。

10人となったマルセイユは、リベリーの個人技から最後はバモゴが決めて1点を返すが、中盤で守備的な役割を担っていたアルバニア代表サナを交代させて攻撃に出ると、この采配が裏目に。
そしてこの交代からわずか数秒、トゥラランのパスから抜け出したジュニーニョにGKKとの1対1を決められて2点目。
試合終了間際には、ゴール前の混戦からスウェーデン代表シェルストレムに決められて、マルセイユはホームで大惨敗。

 

やはり、「質の差」を感じてしまった。 リーグ戦好調のマルセイユだったが、相手は「CL優勝候補」。
「再建中」の名門が「王者」を相手にするのは、まだまだ時間が早すぎたようだ。

 


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Big Match in ENGLAND

2006-10-24 | プレミアシップ・FA杯

マンチェスター・ユナイテッド 2-0 リバプール

得点)スコールズ、ファーディナンド

HOME)マンチェスター・ユナイテッド

                                        サハ
                ルーニー

          ギグス                 フレッチャー

               スコールズ
                         キャリック

       エブラ                         G・ネビル
               ビディッチ    ファーディナンド


                  ファン・デル・サール

AWAY)リバプール

                     カイト

                  ルイス・ガルシア

          M・ゴンザレス             ジェラード

                          シソッコ
               シャビ・アロンソ

       リーセ                         フィナン
                ヒーピア    キャラガー


                     レイナ


<悩めるリバプール>
オールド・トラッフォードで迎えた、マンチェスター・ユナイテッドリバプールのイングランド「伝統」の一戦。

しかし、今回は内容・結果ともにユナイテッドの圧勝。

これで、リバプールは今季アウェイ4敗目。 アウェイで挙げた得点は未だ開幕戦のシェフィールド・ユナイテッド戦で入れたファウラーのPKによる1点のみ。

リバプールは中盤でシソッコが孤軍奮闘、前線ではカイトが豊富な運動量を見せていたものの、パサーであるシャビアロンソとジェラードが不調。
試合中、何度か右サイドから中に入ってくるシーンが見られたように、明らかにジェラード自身からもセンターでプレーしようという意志が見て取れる。 彼の展開力とシュート力、チーム全体にもたらす影響を考えれば、「センターに固定」するのが最良の策と思うが…

この点については、リバプールOBのフィル・トンプソンもベニテスの采配を批判している様子。
http://www.skysports.com/skysports/article/0,,84-1238265,00.html

対するベニテスは、
「動きを右サイドに固定させているわけではない。」
と自身の決断を擁護。
http://home.skysports.com/list.aspx?hlid=423942&CPID=8&clid=14&lid=&title=Rafa+defends+Gerrard+role

 

そしてこの試合で、リバプールは「97試合連続、先発メンバーを変更」、という現在低迷するチームにとっては「不調の要因」とも取られかねない記録を作ってしまった。

この「97試合」の変更の中には、「ベニテス・マジック」と呼ばれる称賛すべき采配があったのも事実だが、今後もこの記録は続いていきそうなため、「マジック」の発動が再び起こらない限り、リバプールの迷走が止まることはないかもしれない。

 


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Big Match in GERMANY

2006-10-23 | ブンデスリーガ

ブレーメン 3-1 バイエルン・ミュンヘン

得点)ジエゴ、ウォメ、OG / マカーイ

HOME)ブレーメン

                 ハント     クローゼ

                     ジエゴ

          ヴラニェス               フリングス

                     バウマン

       ウォメ                          フリッツ
               メルテザッカー   ナウド


                     ヴィーゼ


AWAY)バイエルン・ミュンヘン

                    マカーイ
           ポドルスキ               ピサロ


          シュバインシュタイガー   ファン・ボメル

                    オットル

       ラーム                        サニョル
              ファン・ブイテン  ルシオ


                     カーン


<絶対的存在ではなくなったバイエルン>
ブレーメンバイエルン・ミュンヘンの「ドイツ2強」対決。

試合はカーンが明らかに意図的と思える体当たりをジエゴに見舞わした直後の11分、背後からのボールを受けて1トラップで前に出たジエゴがブラジル代表の先輩ルシオをかわし、右足で放った強烈なシュートがクロスバーに当たってゴールに吸い込まれ、ホームのブレーメンが先制。
ゴール後のカメラは直前に衝突したジエゴとカーンの対照的な表情をアップで捕らえた。

ジエゴ、ゴール動画
http://www.youtube.com/watch?v=ZCOuEj26SpA&mode=related&search=

その後はブレーメンが試合の主導権を握った。
国内はもちろんのこと、CLの舞台ですらここまで攻め込まれるバイエルンは見られないのではないか? というほど、バイエルンのディフェンス陣には心拍数を整える時間が与えられなかった。
そして前半34分、ゴールから約30mの位置で得たFKのブレーメンのチャンス。ウォメの大きくアウト回転をかけた左足シュートがサイドネットに突き刺さり、ブレーメンが追加点。

ウォメ、ゴール動画
http://www.youtube.com/watch?v=V_k-dwqXEVU


このブレーメンの追加点でプライドをズタボロにされたバイエルンの選手達は荒れ気味になり、シュバインシュタイガーが危険なファウルを犯してイエローカードを受けた。
しかし、バイエルンが重ねたファウルでテンション高くなったスタジアムの雰囲気につられたのか、2点をリードしているブレーメン選手達も冷静さを欠いてしまった。
そして前半37分、マカーイに決められ1点差。

後半は勢いをそのままにバイエルンがペースを掴むが、ブレーメンは逆にカウンターからチャンスを得るようになった。
そして後半17分、ウォメが上げたクロスがバイエルンの選手に当たってオウンゴール。
その後のバイエルンの反撃をヴィーゼが好セーブを連発して凌ぎ切り、ブレーメンが勝利。



ブレーメンは本当にバイエルンとの相性が良いようだ。この勝利で、ブレーメンはバイエルンと勝ち点3差をつける首位に立った。
バイエルンは未だにバラックの穴を埋めきれておらず、中盤でユーティリティーなゼ・ロベルトの移籍、ハーグリーブスの離脱も大きく影響しているように見える。

ここ数シーズン、バイエルンの独走で「優勝争い」に関してはどうしても興味が薄くなってしまっていたドイツだが、バイエルンの明らかな弱体化が見える今季はおもしろくなりそうだ。

 

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大宮、復活!!!

2006-10-22 | Jリーグ

ジェフ・ユナイテッド千葉 1-3 大宮アルディージャ

得点)クルプニコビッチ / 小林慶行、久永辰徳、アリソン

HOME)ジェフ・ユナイテッド千葉

               巻誠一郎    ハース

              山岸智    クルプニコビッチ

        中島浩司                  坂本将貴

                   佐藤勇人


           阿部勇樹  ストヤノフ   水本裕貴


                   岡本昌弘


AWAY)大宮アルディージャ

               アリソン
                        小林大悟

         藤本主税                久永辰徳

                        小林慶行
              片岡洋介

      冨田大介                      波戸康広
              トニーニョ    土屋征夫


                   荒谷弘樹

交代)アリソン → 斉藤雅人
   藤本主税 → 橋本早人
   小林大悟 → 森田浩史


<残留は確定!?>
リーグ戦「8試合」勝ちがなかった大宮が、代表メンバーを多数抱える千葉に勝利!!!
いや~長かった…

試合は開始早々の1分、左サイドでボールを受けたアリソンが中央の小林大悟にクロス。 大悟がこれを受けて右に展開。 オーバーラップしてきて上げた波戸のクロスを小林慶行が頭で合わせて先制!!!

「早すぎる」先制点に不安を覚えましたが、この日の大宮は絶好調!!!
大宮のチームコンディションのバロメーターである「4バックのゾーンディフェンス」がしっかりと機能。
そして前半終了間際、小林大悟のループシュートがGK岡本に弾かれるも、このボールがクロスバーに当たって跳ね返り、これを久永が詰めて貴重な追加点!!!

さらに後半10分には、千葉のFKのミスからボールを受けたアリソンがハーフウェイラインから快速を飛ばして独走!! 坂本を振り切り、最後はペナルティエリア左サイドから豪快に右足を振り抜いて3点目!!!

その後、三浦監督はアリソンを下げ、小林大悟の1トップにして守備からのカウンターを展開。 セットプレーで荒谷のミスから1点を取られたものの、千葉に決定機を作らせず、アウェイで2点差勝利!!!

 

間違いなく、今季のベストゲームです。
この試合は、初先発のブラジル人FWアリソンが大活躍。 開始早々に先制点の起点になると、その後は前線から盛んにフォアチェックを行って守備に貢献。 そして圧巻は3点目。 このスピードは驚異的ですね~。 こんなにいい選手だったんだ、っていう素直な驚きがありました。
セカンドトップに入った小林大悟も、ゲームメイクの他にポストプレーもしっかりとこなしてくれました。 「代表復帰」、そして今度こそ代表での活躍を見せてほしいところです。
久永、片岡の中盤の守備も効いていました。 特に、片岡はここ最近で急成長の跡が見られます。 化ける可能性ありですね。

この日は、全体的に集中力が高く、中盤でボールを奪ってからの出足が千葉よりも一歩も二歩も早かったです。ジェフのお株を奪うような「走るサッカー」ができていたと思います。


対する千葉は、「代表疲れ」なのか、巻や山岸が揃って精彩を欠いていました。ベンチにいた羽生も体調不良のようで。
「所属する選手の知名度」と「チームの調子」が反比例してしまっているのは皮肉なことですね…


これで大宮は残留をほぼ確実にしました。 と言っても、近所にある「本拠地」大宮公園サッカー場の改修工事の完成は当分先の話…
一人暮らしで実家を離れる前に、もう一度「徒歩5分」のスタジアムでJ1の試合を見たいんですけどね~。

 

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06-07CL グループステージ第3節 結果

2006-10-20 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

(グループA)
◯チェルシー 1-0 バルセロナ

得点)ドログバ

HOME)チェルシー

                           ドログバ
                シェフチェンコ

                     バラック

            ランパード             エシァン

                     マケレレ

        A・コール                      ブラルーズ
                  テリー    カルバーリョ


                     イラリオ

 

AWAY)バルセロナ

                    グジョンセン
                                  メッシー
           ロナウジョーニョ

                  デコ       シャビ

                     エジミウソン

        ファン・ブロンクホルスト            ザンブロッタ
                 プジョル    マルケス


                    V・ヴァルデス


チェフ、クディチーニの負傷で巡ってきたチャンスを、30歳の第3GKイラリオがしっかりと掴みました。 イラリオは好セーブを連発。

選手生命を揺るがすような2人の怪我が、1人の男のサッカー人生最大のハイライトを作ろうとしてるんだから、運命はわからないものですね~。

後半のドログバのゴールはリバプール戦を彷彿とさせるスーパーゴールでした。後半はチェルシーが内容面でも完全に上回りました。

アーセナル的には、バルセロナに勝ってもらってグループ首位を奪取してほしいところだったんですけどね… まぁ、そのアーセナルもグループ首位が危しくなってきたんで何とも言えませんけど…


・試合ハイライト動画
http://www.youtube.com/watch?v=Glfnq2NWTDM

・ドログバ、ゴール動画
http://www.youtube.com/watch?v=EJvFvV-pfA0&mode=related&search=

 

Chelsea

Team Statistics Barcelona
  1 Goals 0
  0 1st Half Goals 0
  6 Shots on Target 5
  7 Shots off Target 6
  2 Blocked Shots 3
  5 Corners 3
  19 Fouls 18
  8 Offsides 0
  1 Yellow Cards 3
  0 Red Cards 0
  75% Passing Success 85.3%
  42 Tackles 28
  69% Tackles Success 85.7%
 37.5% Possession 62.5%
 47.4% Territorial Advantage 52.6%

http://home.skysports.com/matchreport.aspx?fxid=307237&CPID=5&channel=
より

 


その他、チェルシー VS バルサ戦の試合詳細レポートは、こちらから!!!


 

(グループE)
○ステアウア・ブカレスト 1-4 レアル・マドリード

得点)バデア / セルヒオラモス、ラウル、ロビーニョ、ファン・ニステルローイ

AWAY)レアル・マドリード

                 ファン・ニステルローイ

           ロビーニョ                ラウル

                     グティ

                          ディアッラ
               エメルソン

      ロベルト・カルロス                 セルヒオ・ラモス
               カンナバーロ    エルゲラ


                   カシージャス



直前のリーグ戦でヘタフェに負けてしまったレアルでしたが、CKからセルヒオ・ラモスのヘッドで先制すると、前節のディナモ・キエフ戦に続き、力の差を見せ付ける内容。
ルーマニア代表期待のバデアのゴールで1点を返されますが、最後はニステルが相手を背負いながらの華麗なループシュートを決めて4点大勝。


ニステルはレアルに移籍して完全に復活
しましたね。 これだけゴールを決めてもオランダ代表からは「対象外」となってしまうと、予選の成績と内容如何によってはファン・バステンも批判を免れられないでしょう。

ステアウアは「ルーマニア」らしく、繋ぎの部分はうまいんですけど、守備が最悪。特に、GKはこのレベルのコンペティションを戦うレベルではありません。

 

・ゴールハイライト動画
http://www.youtube.com/watch?v=slnZxPXlsPk

 

その他、レアル戦の試合詳細レポートは、こちら(サッカーランキング)から!!!

 

(グループF)
○セルティック 3-0 ベンフィカ

得点)K・ミラー2、ピアソン

HOME)セルティック

                 K・ミラー
                         ズラウスキ

          マロニー                 中村俊輔

                           スノ
                N・レノン

       ネイラー                         テイラー
                マクマナス   コルドウェル


                     ボルツ


AWAY)ベンフィカ

                     ミッコリ

           シモン                 ヌーノ・ゴメス

                N・アシス     カツラニス

                     ペティート

        レオ                          アウシデス
                R・ローシャ    ルイゾン


                      キム


主審)ブーラムハール(オランダ)


グループF、事実上の「2位争い」をしている2チームの対戦は、中村俊輔のシュートミスにケニー・ミラーが足を出して合わせて先制。
これはアシスト?? 微妙なところですが、「スポーツ新聞的」にはアシストなんだろうなぁ(笑)
その後、セルティックはカウンターから俊輔が「起点になって」、マロニー、ケニー・ミラーへと渡って追加点。
最後は、俊輔の左足シュートをGKが弾いたところを、途中出場のピアソンが押し込んで圧勝。

「全得点に絡んだ」って感じかな???

セルティックはホームとはいえど苦しめられるかと思いましたけど、そんなことはなかったですね。 先制点を取ってからは余裕の展開でした。
2位突破に向けて大きくリードしましたが、ベンフィカはホームで強さを見せるだけに、次が正念場。 「引き分け以上」なら決められそうです。


・ピアソン、ゴール動画
http://www.youtube.com/watch?v=anlHzeKH8Hc&mode=related&search=

これは素晴らしい!!!!!
・中村俊輔ハイライト①
http://www.youtube.com/watch?v=SUiXzcq6tEM

・中村俊輔ハイライト②
http://www.youtube.com/watch?v=kbVEIh9XiPE&mode=related&search=


日本人には嬉しい動画ですね♪

 

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やはりロシアは寒かった

2006-10-18 | アーセナル

CSKAモスクワ 1-0 アーセナル

得点)D・カルバーリョ

HOME)CSKAモスクワ

                  V・ラブ
                         D・カルバーリョ

                  ドゥドゥ     アルドニン

         ジルコフ                    センベラス

                      ラヒミッチ


          A・ベレズツキ  イグナシェビッチ  V・ベレズツキ


                    アキンフェエフ


AWAY)アーセナル

                      アンリ

           ファン・ペルシー
                                   フレブ
                ロシツキー
                             セスク

                   ジウベルト・シウバ

        ギャラス                          ホイト
                 ジュルー     トゥーレ


                      レーマン

交代)ファン・ペルシー → アデバイヨール
        ジュルー → クリシー
       ロシツキー → ウォルコット


主審)メフト・ゴンザレス


<得点できない「何か」が働いた>
敗因は4つある。
まずは、ホームのCSKAモスクワの選手達が素晴らしいサッカーを見せたこと。
そして、対するアーセナルの選手達が不甲斐ないサッカーを見せたこと。
加えて、監督であるヴェンゲルが、明らかに機能していないシステムに意固地なまでに固執したこと。
最後に、主審のメフト・ゴンザレスが「意図的」にすら見える誤審を犯したことだ。

一瞬、何が起きたかわからなかった。 それはスローVTRが流れた後も同じだった。 そして、再放送で録画したそのシーンを繰り返し見ても、審判への疑念と怒りの感情は変わることはなかった。

何度も確認したが、アンリがゴールを入れた瞬間、主審はアンリの背後にいたため、ハンドを確認できるはずがなかったし、白黒の全てを知る「最大の目撃者」であるはずのCSKAモスクワの選手達にハンドの抗議をする者は誰一人としていなかった。 本当にハンドなら、選手達が一斉に手を挙げるものだが、その様子は見られず、ペナルティエリア右端にいたセンベラスは、「終了間際に同点に追いつかれてしまった悲しみ」のような表情すら浮かべていた。
副審の判断による判定らしいが、近くにいたDFが誰1人確認していないのに、遠くにいる副審だけが確認できることなどあるのだろうか?

しかし、結果はアンリのイエローカード。 百歩譲ってハンドによるノーゴールだったとしても、イエローカードは考えられない。
「見ていなかった」はずの主審メフト・ゴンザレスのゴール後の態度は非常に権威主義的なもので、何の説明すらなかったらしい。 「見ていなかった」のだから、説明がないのも当然だろう。 このゴールを認められた後に失点して、「2-1」、もしくは「3-1」で負けた方がずっと納得がいった。




しかし、アーセナルがこの試合で見せた内容は、敗戦という結果は妥当で、引き分けられれば御の字、という低調なものだった。
2戦2勝(ポルト、チャールトン)と結果を出しているものの、内容は全くと言っていいほど良くない、「ファン・ペルシーを左サイドに置く、4-1-4-1」。 案の定、ファン・ペルシーがサイドでボールを持つ場面でスピードダウン。 レジェス、リュングベリらサイドアタッカー不在の「穴」を大きく感じた。
ファン・ペルシーを置くなら右サイドだ。 ファン・ペルシーを左に置くなら、アンリを過去の本職である左ウイングに置いて、高さのあるアデバイヨールをセンターに置いた方が「怖さ」はあるだろう。 ファン・ペルシー本人にとっても「選手価値」を下げさせられるだけで、何の意味も持たないシステムだ。

そして、このシステムがうまくいっていないことを理解するのに、なぜ68分もかかってしまったのかがわからない。 選手交代をせずとも、ファン・ペルシーをトップに上げて「4-4-2」を試してみることは可能だったはずだ。 「楽観視」なのか「柔軟性が乏しいだけ」なのか… 「チームの異変に気付く早さ」も監督としての能力を測る尺度だ。

そして、アーセナルはピッチにも苦労した。 普段、世界でもトップクラスの質を誇る芝で戦う選手達は、「UEFAチャンピョンズリーグ」の基準に値しない、と言うより、「気候上」値することが不可能なモスクワの芝に何度も足を取られた。

ピッチ以前に酷かったのが、ジウベルト・シウバだ。 ミスパスを連発してチームのリズムを乱したのは予想の範囲内だったが、この試合では「本職」であるはずの中盤の底で網目を張ることもできず、ドゥドゥ、カルバーリョ、ラブら「同郷の後輩」に完敗を喫した。
ジュルー、ホイトら「若手」はアウェイの地ではどうしても経験不足を感じてしまうが、この試合では、これら若手を引っ張っていかなければならない立場のギャラスジウベルトがあのようなお粗末なプレーを見せていたのだから、どうしようもない。

 

グループGのもう一方の試合ではポルトが勝ったため、ハンブルガーSVは事実上脱落。 勝ち点3差の中に3チームがひしめき合う混戦となった。

 

CSKA Moscow Team Statistics Arsenal
    1 Goals 0
    1 1st Half Goals 0
    4 Shots on Target 1
    1 Shots off Target 4
    3 Blocked Shots 2
    10 Corners 4
    17 Fouls 12
    5 Offsides 7
    3 Yellow Cards 1
    0 Red Cards 0
   74.9% Passing Success 82.1%
    22 Tackles 42
   77.3% Tackles Success 64.3%
   36.9% Possession 63.1%
   46.6% Territorial Advantage 53.4%

http://home.skysports.com/list.aspx?hlid=422649&CPID=5&clid=3&lid=&title=Carvalho+catches+Gunners+cold  より

 

・試合終了後のインタビュー記事http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/europe/6056486.stm

・試合終了後、アンリ、インタビュー
http://www.youtube.com/watch?v=GS-DZc8By2Q


・試合ハイライト動画(アンリの無実証明はラストで
http://www.youtube.com/watch?v=3D14XFAtk3k


 

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やりたい放題

2006-10-16 | アーセナル

アーセナル 3-0 ワトフォード

得点)OG、アンリ、アデバイヨール

HOME)アーセナル

                 アンリ
                       アデバイヨール

          ウォルコット              ロシツキー

                 セスク
                       ジウベルト・シウバ

       ギャラス                         ホイト
                ジュルー    トゥーレ


                    レーマン

交代)ウォルコット → フレブ
     ロシツキー → ファン・ペルシー
      ギャラス → クリシー


AWAY)ワトフォード

                M・キング
                         A・ヤング

          ブアザ                  T・スミス

               D・フランシス
                          マオン

       スチュワート                      ドイリー
                 シットゥ    デメリット


                    フォスター

交代)T・スミス → D・ヘンダーソン
     ブアザ → パウエル


主審)ハワード・ウェブ


<勢いは持続>
インターナショナル・ウィーク明けで代表選手達のコンディションが心配された試合でしたが、問題ありませんでしたね。
今回対戦したのは昇格組のワトフォード。 リュングベリ、バチスタ、エブエを怪我で欠くアーセナルは、先日のイングランドU-21代表の試合で2ゴールを決めたウォルコットが初先発。 ホイトが本職の右SBに入りました。


序盤、アーセナルはゲームを支配してセスクやアンリがチャンス作るも決められず、逆に相手のロングボールから何度かピンチ招く、という「エミレーツでのリーグ戦」でおなじみとなってしまった展開が見られましたが、ワトフォードの決定力の無さと技術不足に助けられました。
いつもの如く、足元で繋いでスピーディーなサッカーを披露していましたが、この日の先制点は、セットプレーから泥臭くもぎ取ったものでした。 セスクのFKをアデバイヨールが頭で落とし、これがスチュワートに当たってコースが変わり、オウンゴール。

ホームで前半のうちに先制点が取れると、試合は非常に楽になります。
前半終了間際には、相手DFをうまく背負いながらスピードに乗ったアンリが今季初めて「足」で決めて、勝負あり。
アンリはまだ「7割」ぐらいでしょうね。完全な状態ならあと2点は決められたと思います。
ゴール動画は、http://www.youtube.com/watch?v=PjwOqrXR5bI

それでも、後半に見せたアデバイヨールへのアシストはお見事。 得点へのこだわりを見せない彼のFW哲学がよく表れていたゴールでした。
ゴール動画は、http://www.youtube.com/watch?v=mCXB1UTtDD0&mode=related&search=


このゴールによって、代表でフル稼働していたために早く交代させてあげたかったロシツキーとギャラスを休ませられる理想の展開が可能となりました。 そして、怪我から復帰のクリシーが「試運転」としてエミレーツ初登場。 彼には一刻も早く、ベストコンディションに戻ってレギュラーの地位を確保してもらって、アーセナルの左サイドに安定をもたらして欲しいところです。

この試合、右サイドに入ったホイトは攻守に渡っていい動きを見せていました。エブエの離脱で右からの攻撃力の低下が心配されましたが、この試合に関しては大きな不安を感じませんでした。今季の彼にとってのベストゲームでしょう。 両サイドできると言っても、右と左でこれだけ違うものですね。
ジュルーもこの試合は非常に落ち着いていて良かったです。センデロスほどの高さはありませんが、彼にはセンデロスにはない速さがあるので、相手がカウンターを仕掛けてくる場面でも安心して見てられます。 復帰しても、センデロスは「CB4番手」でしょう。


これまでのリーグ戦で一番楽に戦えた試合でした。 次はCL、アウェイでのCSKAモスクワ戦。 ロシアでの戦いは難しくなりそうですが、勝てばグループ突破をほぼ手中に収めることができます。


試合ハイライトは、http://www.youtube.com/watch?v=LOgJCBUJhBk

 

 

Arsenal Team Name Watford
  3 Goals 0
  7 Shots on target ( Inc Goals ) 3
  8 Shots off Target (inc woodwork) 6
  0 Blocked Shots 0
  8 Corners Won 4
  7 Total Fouls Conceded 14
  4 Offsides 3
  0 Yellow Cards 1
  0 Red Cards 0
 62% Possession 38%

http://home.skysports.com/matchreport.aspx?fxid=298360&CPID=8&channel=
より

 

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早くも窮地に

2006-10-14 | W杯・EURO予選(ヨーロッパ)

クロアチア 2-0 イングランド

得点)ダ・シウバ、OG

HOME)クロアチア

                ペトリッチ   ダ・シウバ

          クラニチャル              ラパイッチ

                モドリッチ
                         N・コバチ

       シムニッチ                      コルルカ
                R・コバチ    シミッチ


                   プレティコサ


AWAY)イングランド

                 クラウチ
                          ルーニー

                    ランパード

         A・コール                   G・ネビル

                 キャリック
                          パーカー


            キャラガー   テリー  ファーディナンド


                    ロビンソン



ちょっと忙しい日々が続いてるので今回はサックリと。 と言うよりも…
もうこの試合はいいでしょ(笑)


とりあえず、ハイライト動画のリンクを貼っておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=Lwuo5qiPRRs&mode=related&search=

そして世界中で話題となっている、クロアチアの2点目
http://www.youtube.com/watch?v=s34w8k00ifk&mode=related&search=

「Oh My Goodness!!! Oh, Have You Ever Seen Anything Like That!?」

いや~痛快痛快♪♪ このおもしろ動画は「You Tube」全体の中でもかなり上位のアクセス数のようです(笑)
まぁ、色々とフォローすることもできますけど、なにせロビンソンは「トッテナム」の選手なんでね。 「ロビンソンが悪い。」ということにしておきましょう(笑)

ただ、現地では彼が「敗因」のスケープゴートにまでされているようですが、それは違うかと。
マクラーレンの采配、FW2人と両センターハーフのふがいないプレーが真の敗因でしょう。 他のメンバーのパフォーマンスも総じて低調でした。 前回のマケドニア戦といい、マクラーレンが早くも窮地に立たされたことは間違いありません。

 

ふがいない戦いが続いたA代表ですが、「弟分」のU-21代表は好調!!!
そして、先のドイツU-21代表との試合では、アーセナルのウォルコットが後半途中出場で2ゴール!!! イングランドU-21代表が2-0で勝利!!!

では、動画を♪ まずは、先制点から。
http://www.youtube.com/watch?v=VxWn8-0tW-E

そして、2点目
http://www.youtube.com/watch?v=-BSCtN1iODY&mode=related&search=


先制点も素晴らしかったですが、圧巻すべきは2点目ですね!!!
左サイドでボールを受けて一気にスピードアップし、ファーサイドにゴールを流し込むところは、まさしく「ティエリ・アンリ」!!! トレーニングでの影響が表れているようです。
ちなみに、この試合はホイトも途中出場とのこと。


アーセナルファンとしては、やっぱりA代表よりもこっちの方に興味が(笑)

 

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経験不足の露呈

2006-10-13 | 日本代表

インド 0-3 日本

得点)播戸竜二2、中村憲剛

AWAY)日本

               巻誠一郎   播戸竜二

                    山岸智

        三都主アレサンドロ            駒野友一

                        中村憲剛
               鈴木啓太


           今野康幸   阿部勇樹   水本裕貴


                   川口能活

交代)水本裕貴 → 長谷部誠
    巻誠一郎 → 我那覇和樹
    播戸竜二 → 佐藤寿人


<7割の不満と2割の満足、1割の感慨>
苦しむような相手ではなかった。 インドの個々のテクニックのレベルとチーム全体の完成度を見れば、アウェイとはいえ大勝を収めなければいけない試合だった。

日本は、この試合で個々の「経験不足」を露呈してしまった。
ボールが足元に落ち着かず、繋ぎの部分でミスを繰り返した。 高さと強さがウリのはずの巻は、一回り以上体の小さい相手に対してフィジカルで優位に立つことが出来なかった。 2得点した播戸も前線でボールを収めることができず、得点以外の場面では不満が残った。

そして、最も理解できなかったのが、後半の試合の運び方だ。
「インド」を相手に「2点」をリードしている状況でも、選手達に「心理的余裕」が全く感じられなかった。 「2点差の状況」と「本来の実力差」を考えれば、ここは相手をパス回しで軽くいなす「横綱相撲」が見られてもよかったはずだが、逆に中盤でボール奪われて押し込まれ、どちらがリードしているかわからないような混乱状態を招いてしまった。
スタジアムには空席が目立っていたが、「もしこの試合も、2年前と同じように約9万人大観衆のこれ以上ないアウェイの環境で行われていたら」と考えると、選手達がそのプレッシャーに耐えられたかどうかは、どうしても疑問符がついてしまうところだ。
これら全ては選手達の「国際舞台での経験値の少なさ」と「メンタルの弱さ」に由来する。

水本が負傷退場した後の後半45分は、「今野・阿部・鈴木」と純粋なDFが誰一人としていない構成の3バックを敷くことになった。 相手がインドクラスの国なら、これでも十分に対応できるだろう。貴重な交代枠をディフェンスの選手に使ってしまうのは非常にもったいない。
しかし、相手のレベルがもう少し上になってしまうと、このままでは厳しいだろう。 闘莉王と坪井が怪我で召集できなかったこの試合だが、控えには、ガンバの実質的なディフェンスリーダーに成長し、セットプレーで高い得点能力を発揮する山口がいた。 前任者のような「序列」が、今後、オシムの中にできないことを祈る。


この試合、中村憲剛は攻守両面において素晴らしい活躍を見せた。
3点目のミドルシュートは、チーム全体のクオリティが「アジア下位クラス」にお付き合いしてしまった試合の中で、唯一「ワールドクラス」を示してくれたものだった。 パスのタイミングがもっと味方に合ってくれば、代表においてもさらにおもしろい存在となっていくだろう。

自分が応援する大宮と同じ時期にJ2の舞台に立っていたライバル選手が、共にJ1に昇格して代表にまで呼ばれて活躍する姿を見ると、非常に感慨深いものがある。

 


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荒れた南米対決

2006-10-11 | 国際Aマッチ

ブラジル 2-1 エクアドル

得点)フレッジ、カカ / ボルハ

ブラジル)

                         フレッジ
                ロビーニョ

                      カカ

              ドゥドゥ           エラーノ
                  ジウベルト・シウバ

        アドリアーノ                    マイコン
                  フアン    ルシオ


                      ゴメス


エクアドル)

                  ボルハ   F・カイセド

           バレンシア              E・メンデス

                         カスティージョ
                 E・テノリオ

        アンブロッシ                  デ・ラ・クルス
                 エスピノサ    ウルタド


                      モラ

 

スウェーデンのロースンダで行われた、ブラジルエクアドルの「南米対決」。
ブラジルはロナウジーニョがベンチ。ドゥドゥ、エラーノ、ジウベルト・シウバが3ボランチを形成し、所属するセビージャでは左サイドハーフを務めているアドリアーノが左SBに入った。

先のW杯では「ベスト16進出」と予想外の健闘を見せたエクアドルは、南米王者を相手にその真価を再度証明したいところだった。


序盤はエクアドルのペース。 W杯で見せたエクアドルの「スローテンポなボール回し」は同じ「南米勢」を相手にしても有効のようで、彼らが織り成す「独特なリズム」にブラジルは引き込まれてしまった。
そして前半17分、W杯での活躍が認められてオランダ・PSVに移籍したメンデスのクロスをボルハが頭で合わせてエクアドルが先制。 この場面に限らず、ブラジルはGKゴメスとCB2人との連携が終始チグハグ。横からのボールの処理が甘いという「ブラジル伝統の弱点」も露呈してしまった。

このエクアドルの先制点の後、試合は荒れ気味に。
両チーム共にファウルが重なり、チームがうまくいっていないイライラからかブラジルはエラーノ、ジウベルト・シウバがイエローをもらう。

しかし、エクアドルもそれにお付き合いをしてしまった。

23分、ウィガンに所属するバレンシアがドゥドゥに肘打ちを見舞わしてしまい一発レッド。 ドゥドゥがバレンシアのユニフォームを執拗に掴んでいた(ドゥドゥもイエローを受ける結果に)ことによって表れた行為だったが、この若手選手の「愚行」がチームの大金星のチャンスを逃してしまった。

その後の約20分間をなんとか耐え忍んでいたエクアドルだったが、前半終了間際、エスピノサのクリアミスを拾ったフレッジに押し込まれて同点。

ブラジルは後半開始からはロナウジーニョを投入。 そして、そのロナウジーニョのアシストからカカが左足ダイレクトボレーで決めて逆転。
10人のエクアドルは、その後チャンスらしいチャンスすら作れず、試合終了。

 

前半23分という早い段階での無意味な退場劇がこの試合の興味を半減させた。
「先制後も自らのペースで試合を進め、堅守を誇るエクアドルに対し、ブラジルがこれをどうこじ開けるのか? ロナウジーニョの投入はいつか? 劣勢に立たされた場面でのドゥンガの采配は如何なるものか?」
といった幾多の見所が生じるはずだった試合が、先制直後にエクアドルが10人になってしまったことで、「ブラジルが一方的に攻め続ける」という「ゲーム」としてはほとんど見所のない試合に成り下がってしまった。 序盤エクアドルはいい形を見せていただけに、非常にもったい出来事だった。


結局、ジウベルト・シウバはフル出場。 ドゥンガが監督になってからは代表でも「untouchable」な地位を築きつつある。
しかし、これはアーセナルにとって望ましくないことであるのは、言うまでもない。
疲れを溜めないで帰ってきてほしい。

 


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Gunners in Europe

2006-10-09 | W杯・EURO予選(ヨーロッパ)

7日土曜日は各地でEURO2008の予選が行われました!!!
日本で放送があったのは、「イングランド VS マケドニア」、「スウェーデン VS スペイン」の2試合でしたが、どちらも寝てしまって2試合合計で90分も見てません(汗)

てことで、今回はアーセナルの選手達が出場した試合の結果のみをザックリと見ていくことにしましょう。


(グループB)
○スコットランド 1-0 フランス


グループBの上位対決は、後半にCKからセルティックDFコルドウェルが決めて先制したスコットランドが勝利。 スコットランドが予選3連勝で単独首位に立ちました。

怪我が心配されたギャラスは欠場。 ドメネクなら後先考えずに出すかと思いましたけど、助かりましたね。 次の試合も是非休んでほしいです。
アンリはフル出場。自らが得て蹴ったFKがポストに当たってしまったようで…http://www.youtube.com/watch?v=6U-HTcolKu8&NR
アーセナルファンの方ならお気付きでしょうけど、アンリの「ファーポスト」を狙ったFKって珍しいですよね?? 「流れの中ではファー、FKではニア」ってのがアンリのお決まりですから。 最近、FKはコースを読まれ気味なんで、リーグ戦でもファーを蹴っていってほしいです。

こちらはコルドウェルの先制弾。 スコットランドの盛り上がりようがハンパない(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=OlsQjxrGDVY

 

(グループD)
○チェコ 7-0 サンマリノ

クリッチ、ポラク、ヤロリム、バロシュ2、コラー2、と大量7得点で3連勝。 この日試合のなかったドイツを交わして首位に浮上しました。
主将のロシツキーは先発出場で後半に途中交代。 疲れをためずに戻ってきてほしいところです。

 

(グループE)
○イングランド 0-0 マケドニア


残念ながらアーセナルの選手はこの試合に出ていませんが(汗)、いちおう紹介しておきましょう。
格下マケドニアにホームでゴールを脅かされる場面も多く、スコアレスドロー。 首位はキープしたものの、11日のクロアチア戦に向けて不安が募る試合となってしまいました。 この試合で警告を受けたジェラードは次戦出場停止です。

試合のハイライトはこちら!
http://www.youtube.com/watch?v=kI-1aZhtfJw


そして、

○イングランドU-21 1-0 ドイツU-21


ウィガンのバインズのゴールでイングランドが勝利。
アーセナルのウォルコットは先発出場、ホイトはベンチで出場はありませんでした。

う~ん、こっちの方が見たい(笑)

試合レポート
http://www.thefa.com/England/U21s/NewsAndFeatures/Postings/
2006/10/EnglandU21_vGermany_1Leg.htm


試合ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=2MCNhpEROEQ

 

(グループF)
○デンマーク 0-0 北アイルランド


「デンマークにアーセナルの選手いたっけ??」
とお思いのアナタ!! ローンでバーミンガムに移籍中のベンドナーがいるじゃないですか!!!
昨季のリザーブリーグで点を取りまくったベンドナーは、今季はバーミンガムで点を取りまくり、A代表でも1試合1点に近いペースで点を取っている期待の成長株です。 1月に戻ってくる予定ですが、出場機会は少なそうなので、「ローン延長」がベストな選択でしょうね。
この試合は後半途中から出場。 ベンドナーもデンマークも得点を挙げられず、ホームで痛いドローとなってしまいました。

ベンドナー動画
http://www.youtube.com/watch?v=8A6K49WRVPE&search=Bendtner

 

○スウェーデン 2-0 スペイン


グループFの2強が対戦。 スウェーデンは開始10分にエルマンデルが決めて先制すると、後半はスペインの猛攻をなんとか防ぎ切り、終盤にスペインのCKのカウンターからアルバックが決めてスウェーデンが3連勝。 スペインは決定力を欠き連敗。アラゴネス監督の更迭を望む声は更に高まりそうです。

試合ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=z15zaav6a1w

主将のリュングベリは先発出場で後半に途中交代。 セスクはスタメン出場でしたが、前半にミスを連発してハーフタイムに替えられたとのことです。 前半は全く見てません(汗)

 

(グループG)
○ルーマニア 3-1 ベラルーシ


フレブは…
たぶん、出たと思います(笑)
フレブがW杯やEUROに出れる日は来るのでしょうか?? あと何人か世界レベルの選手がいないとキビシイかな~。

 

○ブルガリア 1-1 オランダ


後半にファン・ペルシーのゴールで追いつき、ドロー。 代表でも頑張ってますね~。
調子を維持して帰ってきてね(笑)

試合ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=KOqc1hehN9o

 


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