アーセナル 1-1 エバートン
得点)ファン・ペルシー / ケイヒル
HOME)アーセナル
アンリ
ファン・ペルシー
フレブ
ロシツキー
セスク
ジウベルト・シウバ
ギャラス ホイト
ジュルー トゥーレ
レーマン
交代) ホイト → フラミニ
ジュルー → ウォルコット
フレブ → アリアディエール
AWAY)エバートン
A・ジョンソン
オズマン S・デイビス
ケイヒル アルテタ
カーズリー
レスコット P・ネビル
スタッブス ヨボ
ハワード
主審)マイク・ライリー
<アンリ小なりアンディー・ジョンソン>
下記のマッチ・スタッツが示す通り、アーセナルが計27本のシュートを放ったのに対し、エバートンのシュート数は計2本。 しかし、結果はドロー。
アストンビラ戦、ミドルズブラ戦と同じスタジアム、同じ展開、同じスコア。 もはやこの展開に見慣れてしまった感がある。
ただ、この結果は、前半開始のアーセナルの選手達のプレーぶりを見れば覚悟できたものだった。
レディング戦の大勝で気が緩んだのか、相手への「敬意」を欠いた、もっと言ってしまえば、相手を「舐めくさった」ようなプレーが見て取れた。 「美しく繋ぐ」のもいいが、先制点を取るまで、試合を決めるまではもっとシンプルにプレーをするべきだ。
特に酷かったのが、アンリ。
守備をするわけでもない、ポストプレーをするわけでもないで、ボールを持てばすぐに失う。 シュートを打つ場面で打たず、打たなくていい場面で打つ。 彼が唯一行っていたのは、「無意味なテクニックの見せびらかし」と「味方への文句」だった。
対するエバートンのアンディー・ジョンソンは、前線で体を張ってしっかりとボールをキープし、スローインやファウル、CKを獲得して苦しむディフェンス陣に「休息」を与えていた。 内容ではエバートンを圧倒的に上回ったアーセナルだが、「エース対決」では完敗と言っていい。
セットプレーでの失点は不満だが、この試合は選手個々に対する不満はほとんどない。ロシツキーもセスクもフレブもよく頑張っていた。 ただ1人、アンリを除いては。
ファン・ペルシーになんとか助けられた。 彼のFKがなければ、あのまま無得点で試合を終えていたことだろう。
しかし、この試合で再確認したのが、彼の「適職」。
ウォルコットが入ってから、彼はポジションをスタート時の「左」から、オランダ代表で慣れ親しんでいる「右ウイング」に移したが、彼はここでゴールに向かう鋭いクロスやフェイント、シュートを連発。 「右」でドリブルを始めた時、次の選択肢には「左足でクロス、シュート / フェイントで右足に切り替えしてクロス、ドリブル」と、多くの武器を持っている。
しかし、「左」に位置している時はプレーに常に迷いを感じるし、出したパスやシュートの精度も良くない。 「右」に位置している時に持つ「脅威」というものが全く感じられないのだ。
ヴェンゲルにファン・ペルシーのポジションの再考を促したい。
ファン・ペルシー、同点FK動画
http://www.youtube.com/watch?v=cn-VZIoZgTk
エブーエとアデバイヨールの不在の痛さをこの試合ほど感じたことはなかった。
相手が人数をかけてガチガチに引いてきた時、エブーエの半ば強引なドリブル突破は大きな武器になる。手数と時間をかけられずに済むし、あわよくばPKも獲得できる。 また、相乗的にフレブもさらに生きてくる。
終盤には、パワープレーに出ることが多くなったが、この場面にアデバイヨールの「高さ」があれば、別の試合結果が期待できた。
最も気になるのは、「CKも工夫のなさ」だ。
エバートンが1本目のCKで得点をものにしたのに対し、アーセナルは計16本のCKのチャンスを生かせず、「あわや」のシーンすら作り出せなかった。
CKがこれほど期待できないチームも珍しい。
Arsenal | Team Name | Everton |
1 | Goals | 1 |
7 | Shots on target ( Inc Goals ) | 2 |
13 | Shots off Target (inc woodwork) | 0 |
5 | Blocked Shots | 0 |
16 | Corners Won | 3 |
6 | Total Fouls Conceded | 23 |
2 | Offsides | 1 |
2 | Yellow Cards | 3 |
0 | Red Cards | 0 |
62% | Possession | 38% |
http://home.skysports.com/matchreport.aspx?fxid=298603&CPID=8&channel=
より
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