NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

サウジアラビア戦 国立生観戦

2007-11-22 | ユース全般

日本U-22代表、北京オリンピック出場権獲得おめでとう!!!

 

国立競技場まで観に行って来ました!
「ホーム側ゴール裏」
からの観戦だったため、試合全体の流れを観るにはあまり適さない環境であり、テレビで観るのとは異なった印象を持ったかと思いますが、感想を少しだけ。

 

<“ゴール裏”からの感想>
ゴールと勝利が挙げられなかったことは残念でしたが、「引き分け」という求められていた最低限の結果を出してオリンピック出場を決めてくれたことには感謝です。


試合全体としては、“チャンスらしいチャンスがなかった前半”、“ピンチらしいピンチがなかった後半”といった感じを受けました。 引き分けは妥当な結果でしょう。

前半は、中盤にスペースがなく非常にタイトになっていて、その窮屈なスペースの中でボール回しのテクニックの差が出てしまったと言うか、点を取りに行かねばならない状況にあったサウジアラビアに試合の主導権を許しました。

しかし、ここで失点をしなかったことが、試合を分けた要因でしょう。
青山敏弘が“ヒップ・ブロック”により至近距離のシュートを防いだあの場面は、私の目の前で起きたためにかなり肝を冷やしました(汗)

前半はサイドを全く使えていなかったですね。 サウジアラビアの水野に対するチェックは厳しかったです。


しかし後半は、本田の左サイドを使えるようになったことで流れは日本へと傾き、“決定機”と言えるまでのチャンスを作るに至りました。


テレビではどう映ったか憶測し難いのですが、ゴール裏から観ていて、終盤でも「選手交代」をするのは難しい状況だったと思います。
・あの時間帯、何よりも防がねばならなかったのは失点であり、守備は上手くいっていた。
・右サイドの水野のところでボールが繋がらないシーンが見受けられるも、彼の存在が「サウジアラビアの左サイド」の攻撃を抑えていた部分があったので、動かしにくかった。
・前線の選手を1人下げ、システムを「1トップ」にして守りを固めるのは危険だった。

こういったところから、代えられるとしてもFWからFWへの交代のみだったでしょう。
疲れが見えていた李に代えて森島を入れても良かったかとは思います。 私の目の前で行われていたウォーミングアップは、結局試合の最後まで続きました。

 

 

選手個々の評価に触れる前に、ちょっと一息
よろしくお願いします!

 

 

まず良かったのは、青山敏弘と細貝のセンター・コンビ。
2人が相手の攻撃の芽をうまく潰していたと思いますし、どちらもPA内では素晴らしいシュートブロックを見せました。 「0-0」の立役者でしょう。

サウジアラビアは単純に前線にロングボールを入れてくる攻撃も多かったため、その処理をほぼ完璧にこなしたということで、水本と青山直亮の2人も目立ちました。
「ゴール裏」からでは2人の頑張り様が特に目に入りましたし、テレビでは映らないところでの水本の気の利いたカバーリングやポジション修正が見れておもしろかったです。

ただ、この試合のMVPは、やはり柏木でしょう。
彼の運動量は凄かった。 とにかくピッチを縦横無尽に走り回り、DF陣の負担を相当分軽くしていたと思います。
また、ほとんどのチャンスは柏木が絡んでいました。
 もし彼がいなければ、サウジアラビアに日本の攻撃面での脅威を与えることができなくなり、より一層サウジアラビアが攻撃に人数をかけて来てピンチを招いたことでしょう。

 

<このチームのこれから>
ひとまず、オリンピック出場を決められたことに一安心です。

「オリンピックに出ること」は、そのオリンピックの試合で得られる経験はもちろんこと、“チームの解散を免れたこと”、つまり、一部を除く多くの選手にとって「日本代表」が縁遠い存在となって国際舞台でのステップアップのチャンスから遠ざかることが、少なくとも来年の夏までは「日本代表」として戦えることで無くなることが大きいと思います。
そして、「オリンピックに出る」という良いモチベーションと緊張感を持ってJの試合と普段の練習に臨めることも、若い彼らにとって大きなことでしょう。


反町監督も、試合後、
「もっと訓練して頑張りたいと思います。」
と抱負を語っていましたが、オリンピック出場が決まった以上は、今よりもっと強くならなければ話にならないのは当然のことです。

今予選の守備陣は優秀であり、GK西川、DF水本、青山直晃らは近い将来はフル代表の主軸選手として戦うべき逸材であると思うので、もし「オーバーエイジ」を使うとしたら、やはり攻撃陣になるでしょう。
個々人がレベルアップを達成して、使わなくていいものなら使わないのがベストですが、今のままでは厳しいかと。


ただ、今から本番までの期間は、「U―20組」にとっては大きなチャンスだと考えることができます。 同じ期間なら、伸びしろは上の世代よりも多いはず。
内田、安田には、もっとJで経験を積んで安定したパフォーマンスが出せるようになってもらって、このチームに「本職4バック」のオプションを加えて欲しいですし、
青山敏弘や梅崎にはそれぞれ、今後復帰するであろう梶山と、未だ代表では真価を発揮できていない本田を脅かしてもらいたいところ。
そして、前線では森島康仁に期待。

逆に、今後は、平山が“復活”を遂げるにとっても十分な時間がありますし、オリンピック期間にはシーズンオフとなる森本の招集も可能になります。


以上のように考えてみると、このチームが持っている可能性は決して小さくないと思えます。
それを生かすも殺すも、監督の人選・手腕と選手達の頑張り次第。
今後の選手達の成長ぶりを楽しみ、期待しましょう。

 

記事を最後まで読んで頂けた方は、是非クリックをお願いします!!!
人気blogランキングへ
最新のサッカーブログランキングはこちらをクリック!!!
(登録中!!! ご協力お願いします!!!)


ベトナム戦 オシムへの報告はまだ早い

2007-11-19 | ユース全般

ベトナムU―22 0-4 日本U―22


得点)李忠成2、本田圭佑(PK)、細貝萌


AWAY)日本U―22

                 李忠成   岡崎慎司

          本田圭佑               水野晃樹

                柏木陽介
                        青山敏弘

       伊野波雅彦                    内田篤人
                水本裕貴   青山直晃


                    西川周作


交代)伊野波雅彦 → 梅崎司
     青山敏弘 → 細貝萌
     岡崎慎司 → 興梠慎三

 

 

試合の詳細(ランキング)

 

 

決して、「4-0」の試合ではありませんでした。
内容は五分五分か、後半はそれ以下の試合だったと思います。


前半、今予選を通じて初めて、このチームから“積極的な前への意識”が見られ、これまでのように手数をかけて非効率的に陥ることなく、プレーの1つ1つがゴールを意識できたものでありました。


それだけに、後半の失速ぶりは残念でした。
これには、
“「0-3」の状況でも、一歩も怯むことなく攻撃を続けたベトナムの精神力を評価すべきか”、
“格下相手に「3-0」の状況でも、いっぱいいっぱいのサッカーに終始してしまった日本の未熟さを嘆くべきか”
という問題があります。


それでも、結果は(得失点差で有利に立つ上で)理想的なものでありましたし、もはや残り1戦となったこの段階では、課題をいちいち羅列することはナンセンスになってきているのかもしれません。

そして幸いなことに、サウジアラビアがカタールに勝ったため、日本は「引き分け以上」で自力通過を決められることになりました。

ただ、このチームはどこか“後ろ向き”な性格が見られますから、「引き分けでも良し」と考えては非常に危険でしょう。
この日は今予選で初めて試した「2トップ」が機能し、これまではサイドからクロスを上げられる状況でも中に1人しかいないことが多く、チャンスをみすみす潰していましたが、この日はクロスに対して常に中で2人以上が待ち受けている状況ができていたので、サウジアラビア戦も「2トップ」で臨むことを推奨したいです。
守備のバランスを考えて「1トップ」で臨むのは、上記のシナリオの前兆となり得ます。

 

最後に、テレビ朝日のインタビュアーについて。

選手・監督皆が口を揃えて、
「(喜ぶのは)五輪出場が決まってから。」
と返答していたのに、なぜ馬鹿の一つ覚えのように
「帰って、オシムさんにいい報告ができますね?」
と同じ質問を繰り返したのでしょうか?

私には、その質問をして、わざと選手達から沈痛な面持ちを引き出すことを意図しているようにしか受け取れませんでした。

亀田戦の実況を担当したTBSのアナウンサーもそうですが、(本来、そのスポーツの魅力を伝えるべき)実況・インタビュアーが、視聴者を不快な気持ちにさせて、そのスポーツ自体の魅力を減らしてしまっていることを非常に残念に思います。

 

記事を最後まで読んで頂けた方は、是非クリックをお願いします!!!
人気blogランキングへ
最新のサッカーブログランキングはこちらをクリック!!!
(登録中!!! ご協力お願いします!!!)


イングランドU―21代表、その他国際試合を

2007-11-17 | ユース全般

イングランドU―21 2-0 ブルガリアU―21


得点)アグボンラホール、ミルナー(PK)


HOME)イングランドU―21

                ダービシャー
                       アグボンラホール

           ミルナー                ウォルコット

               ハドルストーン
                         キャタモール

       マトック                        C・ガードナー
                ウィーター   S・テイラー


                     J・ハート


交代) ダービシャー → ムアンバ
  アグボンラホール → リードビター
    ハドルストーン → A・ジョンソン

 

 

試合の詳細(ランキング)


「TheFA.com」

 

 

2009年に行われる「U-21ヨーロッパ選手権」の予選グループ3。

イングランドのホーム(ミルトン・キーンズ、MKスタジアム)で行われた試合は、開始からブルガリアがボール・ポゼッションを高める展開となるも、前半40分、左サイドのミルナー(ニューカッスル)の右足クロスをアグボンラホール(アストンビラ)が頭で合わせて先制。

前半に試合を上手く運べなかった反省からか、後半開始からFWダービシャーを下げてMFムアンバを投入し、

                  アグボンラホール

          ミルナー                 ウォルコット

              ハドルストーン  キャタモール

                    ムアンバ

と、システムを変更。
そして、試合の主導権を握り返したイングランドは後半36分、ウォルコットがペナルティエリア内でドリブル突破を試みたことで、GKに倒されてPKを獲得。
あまり自己主張するタイプではないウォルコットが、珍しくボールをペナルティ・スポットに自らセットしに行って得点への意欲を見せましたが、監督スチュアート・ピアースからの指示でこれを断念。
このPKをミルナーが決め、イングランドが「5試合5勝無失点」で、本大会出場に向けて好位置をキープしました。

 

試合は金曜日深夜にネット観戦しました。
注目のウォルコットは、ドリブルのキレとスピードの段違いぶりを披露。
得点こそなりませんでしたが、全選手中最も印象的な活躍を見せて、試合中に発表されるこの試合のMVPに選ばれました。
特に、前半に見せたハーフライン付近からの“4人抜きドリブル”からのラストパスは圧巻で、現地コメンタリーも、
「フル代表に値する。 今のフル代表に足りないのはこのスピードだ。」
と絶賛していました。


ウォルコット以外で個人的に注目していたのは、一部メディアからアーセナルが獲得を狙っていると報道された、FWアグボンラホール。
先制点のヘディングを含め、シュートはウォルコットよりも上手いですけれど、サイドプレーヤーとしてのドリブルもスピードもウォルコットの方が断然上で、積極的に今欲しいとは思いませんね。
もちろん、伸びしろは大きい選手だと思いますし、アーセナル待望の「イングランド人」ではありますが、アーセナルのパスサッカーに馴染むかどうかという疑問があります。

他に良かったのは、攻撃陣ではミルナー。 守備陣では、後半から出場した元アーセナルのMFムアンバ(バーミンガム)と、CBウィーター(ミドルズブラ)です。
ムアンバは、持ち前のボール奪取能力の高さとフィジカルの強さを見せました。

ブルガリアでは、GKミハイロフが良いセーブを連発して目立っていると思っていたら、実はリバプールが今夏に獲得した選手であったことが判明(笑)
ビッグクラブのスカウト陣はお見事の一言。

 

 

またこの日は、イングランド代表がアウェイでオーストリアと対戦。
クラウチのゴールで「1-0」の辛勝を収めました。
しかし、イングランドは本当に突破が厳しくなりましたね。 水曜日のクロアチア戦でエドゥアルドが決めて、イングランド中から目の敵にされなければいいですけど…

 

また、フランスはホームでモロッコと対戦。
アーセナル所属選手では、ギャラスがCBとして後半途中まで。
ディアッラはマケレレと組んで中盤センターの位置でフル出場。
そして、残り約10分のところでフラミニが途中出場を果たしました。

試合は、開始早々にモロッコに先制されるも、直後にナスリ(マルセイユ)のパスからゴヴ(リヨン)が決めて同点とすると、後半、先制点をアシストしたナスリが今度は自分で決めて逆転。 しかし、残り5分のところでモロッコに同点に追いつかれ、
「2-2」の引き分けに終わりました。

まさかディアッラが中盤のスタメンで使われるとは思いませんでした。
終盤から出場のフラミニは、何故か左サイドの高い位置に入りました(???)

それと、現地コメンタリーの声がどこかで聞いたことのある声だと思っていたら、なんとヴェンゲルがゲスト解説として来ていました(笑)
アーセナルの選手(ギャラス、ディアッラ、フラミニ)らのプレー1つ1つに実況がコメントを求めていたので、さぞかし大変だったでしょう(笑)
ヴェンゲルはロンドンに帰って、是非ウォルコットの活躍ぶりも見てあげて下さい♪

 

記事を最後まで読んで頂けた方は、是非クリックをお願いします!!!
人気blogランキングへ
最新のサッカーブログランキングはこちらをクリック!!!
(登録中!!! ご協力お願いします!!!)


カタール戦 “黄信号”から“赤信号”へ

2007-10-19 | ユース全般

カタールU―22 2-1 日本U―22

得点)ハイドス、シディク / 青山直晃


AWAY)日本U―22

                     李忠成

           本田圭佑             水野晃樹
                    柏木陽介

                青山敏弘
                         細貝萌

       伊野波雅彦                    内田篤人
                水本裕貴   青山直晃


                    山本海人

交代)水野晃樹 → 家長昭博
    柏木陽介 → 上田康太
      李忠成 → 森島康仁

 


試合の詳細(ランキング)

 


いよいよ、反町ジャパンの北京オリンピック出場権獲得の可能性が、“黄信号”から“赤信号”へと変わりました。


内容を考えても、“勝つべき試合、最低でも引き分けに終わるべき試合”に負けてしまったのは恥ずべきことです。

実際、今回のカタールからは脅威を感じませんでした。
日本がこれまで歴史的に苦しめられて来た「これぞ中東」といった鋭いカウンターも、1対1のディフェンスでは手に負えないような個人の存在も、彼らは持ち合わせていなかった。
そして日本は、前半終了間際の理想的な時間帯にセットプレーから先制し、後半は攻勢に出たカタールの裏を突いて効果的なカウンターを見せるなど、試合の掌握権をほぼ手中に収めていました。
圧倒こそできなかったものの、負ける相手ではなかったと思います。

しかしそれを、初戦から続く決定力不足とイージーミスの連鎖により、自滅してしまった格好です。

結局、最初から最後まで理解に苦しんだ伊野波の「左SB」での起用が仇となりました。
カタールの右サイドの選手に何度もスピード1発で突破を許し、最後はクロスの対処の際に目測を誤ってペナルティエリア内でハンドを犯し、PKの判定。
反町監督は、なぜこうも本職ではない選手を不慣れな位置に置こうとするのか?
左SBが本職の安田なら、少なくとも、スピードで簡単に振り切られることはなかったと思います。

 

日本に残されたのは、「アウェイのベトナム戦」と「ホームのサウジアラビア戦」。
しかし、カタールに残されたのが「アウェイのサウジアラビア戦」と「ホームのベトナム戦」であり、カタールがホームでベトナムに引き分け以下で終わることは到底考えられないため、もし次節の「サウジアラビア対カタール戦」でカタールが勝利するようなことがあれば、日本の突破の可能性はほぼ壊滅的になります。


「サッカーの世界では何が起こるかわからない。」
とはよく言われる決め文句ですが、アジア予選の段階から他力と運に頼る状況にあるようでは、もし運良く本大会に出場できたとしても、
「参加することに意義がある。」
という近代オリンピックの精神をそのまま体現する大会になることでしょう。

 

記事を最後まで読んで頂けた方は、是非クリックをお願いします!!!
人気blogランキングへ
最新のサッカーブログランキングはこちらをクリック!!!
(登録中!!! ご協力お願いします!!!)


イングランドU-21代表、モンテネグロ戦

2007-10-13 | ユース全般

イングランドU―21 1-0 モンテネグロU―21

得点)ダービシャー

HOME)イングランドU―21

                ダービシャー
                       アグボンラホール

          ウォルコット                ミルナー

                ハドルストーン
                          サルマン

       A・テイラー                      クレイニー
                 オヌオハ   S・テイラー


                     J・ハート

交代)    サルマン → ムアンバ
     ダービシャー → ジェローム
  アグボンラホール → カイトリーユーロ


主審)ヘルマンセン(デンマーク)

 


試合の詳細(ランキング)


「TheFA.com」

 


2009年に行われる「U-21ヨーロッパ選手権」の予選グループ3。

イングランドのホーム(レスター、ウォーカーズ・スタジアム)で行われた試合は、前半20分、ウォルコット(アーセナル)のインターセプトからのボールを受けたミルナー(ニューカッスル)が前線へスルーパス。これをディフェンスラインの裏へ抜け出したダービシャー(ブラックバーン)が受けてGKとの1対1を冷静に決め、イングランドが先制。
その後は、イングランドが終始試合を優勢に進めて虎の子の1点を守り切り、勝ち点3を獲得しました。

 

試合は金曜日深夜にネット観戦しました。
ウォルコットは、前半は左サイド、後半は右サイドや中央トップ下の位置に入り、爆発的なスピードを生かした得意のドリブルからチャンスを作っていました。
先制点のきっかけも、ウォルコットが後方から相手ボールを奪取したことによるもの。 スタメン・フル出場も頷ける活躍を見せたと思います。

また、この世代においては、ウォルコットはもはやスター選手の1人であるようですね。
アーセナルでよりもずっと伸び伸びとプレーをしている印象ですし、周りからの信頼も厚く、パスを受ける回数や画面に出てくる回数は非常に多くなっています。
あとは、クラブでも代表でも「結果」でしょう。 クラブでも代表でもゴールを決めて、是非1つ上の代表にくい込んでほしいです。
プレミアで現在首位のチームからイングランドA代表の選手が出ていないのは、やはり悲しいところです。
(ただ、ユース世代の代表に入る選手の数はどんどんと増してきています。)

 

試合全体としては、イングランドの先制点後は、(イングランドにとっての)決定機と言える決定機も、ピンチらしいピンチもなく、全体的には非常に緩い試合でした。
ウォルコットの他にも、ダービシャー、アグボンラホール(アストンビラ)、ミルナー、ハドルストーン(トッテナム)、オヌオハ(マンC)、スティーブン・テイラー(ニューカッスル)ら、1つ上の世代の代表を経験している選手が多い分、心なしか“フレッシュさ”や“がむしゃらさ”のようなものが感じなかったのは残念なことです。
上記の選手達は皆、より若い選手達を引っ張って目立ってはいましたが。

 

イングランドU―21代表は、次週17日にアイルランドU―21代表と対戦します。

そして、いよいよ今日深夜は、イングランドA代表のユーロ予選があります。
フランス代表やオランダ代表の試合を含めて、どの試合を観戦するべきかというのは、サッカーファンにとって、この時期の嬉しい悩みです。

 

記事を最後まで読んで頂けた方は、是非クリックをお願いします!!!
人気blogランキングへ
最新のサッカーブログランキングはこちらをクリック!!!
(登録中!!! ご協力お願いします!!!)


カタール戦 薄氷の勝利

2007-09-14 | ユース全般

日本U―22 1-0 カタールU―22

得点)梶山陽平

HOME)日本U―22

                     森島康仁

           家長昭博              水野晃樹

                     柏木陽介

                          梶山陽平
                本田拓也

       伊野波雅彦                      内田篤人
                 水本裕貴   青山直晃


                      山本海人

交代)梶山陽平 → 青山敏弘
    水野晃樹 → 小林祐三
    森島康仁 → 李忠成

 

 

・試合の詳細(ランキング)

 

 

“不甲斐ない出来、この先の将来を絶望させる内容ながら、チーム全体が今までにない気迫を見せて勝ち取った試合”といったところでしょうか。
煽り気味のテレビ朝日の実況と解説が、珍しく試合にマッチした後半の内容でした。


カタールの監督が言うように、本来なら「引き分け」が妥当な試合内容だったと思います。
残念だったのは、開始早々の先制点により、水野のオープニングシュートに始まった日本の積極性が失われたこと。
おそらく、日本の若き選手達がこれまでのキャリアの中でも最大のプレッシャーを感じていたであろうこの試合。 早すぎる先制点が、そのプレッシャーからの幾分かの解放感と安堵の気持ちを生み、2点目を取りに行こうとする気力を弱めてしまいました。
そして、必然的にバックラインでボールを回す時間が長くなり、カタールにペースを握られることに。


結局、得点はベトナム戦と同じセットプレーからのヘディングのみ。
今回は、ベトナム戦で通じた
「相手が前に出て来なかったから。」
という言い訳は通じません。 相手は日本以上にリスクを冒して積極果敢に前に出て来てくれました。 決定力不足は深刻です。


カタールの選手達は、
「ホームなら絶対に勝てる。」
という確固たる自信を得て、10月の再戦を待っていることでしょう。

 

記事を最後まで読んで頂けた方は、是非クリックをお願いします!!!
人気blogランキングへ
最新のサッカーブログランキングはこちらをクリック!!!
(登録中!!! ご協力お願いします!!!)


ハイチ戦 まずは完璧な結果

2007-08-20 | ユース全般

日本U―17 3-1 ハイチU―17

得点)岡本知剛、河野広貴、柿谷曜一郎 / G・ジュニオール

日本U―17)

                    大塚翔平

                    八反田康平
          端戸仁                  水沼宏太

                岡本知剛
                         山田直輝

       吉田豊                        高橋峻希
                鈴木大輔   金井貢史


                    廣永遼太郎

 

 

試合の詳細(ランキング)


「FIFA.com」

 

 

韓国で行われている「U―17W杯」
「グループD」、日本の初戦の相手はハイチ


試合は、前半42分、MF岡本(サンフレッチェ・ユース)のFKが直接決まって先制。
後半は苦しい時間帯が続き、71分、クリアが中途半端になったところからG・ジュニオールにミドルシュートを決められて、同点。

しかし、日本はここから強さを見せました。
80分、MF水沼(マリノス・ユース)のクロスから、途中出場のMF河野(ヴェルディ・ユース)がゴール前の混戦からボールを押し込み、追加点。
さらにその4分後には、河野のスルーパスを受けたこちらも途中出場の柿谷(セレッソ大阪)が、ドリブルでGKをかわして無人のゴールへとボールを流し込み、ダメ押し。
日本が大事な初戦を制しました。

 

ハイチの選手達の独特なリズムによる個人技と手足の長さに苦しめられましたが、日本の選手達は局面局面での1対1に負けていなかったですね。
チームとしてもうまく守れていましたし、両SBの高橋(レッズ・ユース)と吉田(静岡学園)の頑張りも目に付きました。

また、前半に先制して後半に追いつかれてしまった場合、普通なら「引き分け以下」が濃厚となってしまうものですが、終盤で突き放せたところに彼らの精神的な強さを感じることができます。


最後は、さすが柿谷といった感じでしたね。
ボールを受けてからスピードアップとドリブルの妙には「別格」の雰囲気を醸し出しました。
1得点1アシストの河野も良かったです。 上記のFIFAのマッチレポートにも、
「交代した選手が試合を決めた。」と書かれてあります。

 

・日本U-17代表メンバー

 

このハイチ戦はいわゆる「must-win」な試合、勝ち点3が何より必要だったため、初戦のこの結果はパーフェクトなものでしょう。
しかし、次戦はプレ大会で大敗したナイジェリア、いつの時代も若年層で素晴らしい選手を輩出するフランスと、強敵揃いです。

ナイジェリア戦を「引き分け以上」で終えることができれば、日本の今後の躍進を期待していいでしょう。

 

記事を最後まで読んで頂けた方は、是非クリックをお願いします!!!
人気blogランキングへ
最新のサッカーブログランキングはこちらをクリック!!!
(登録中!!! ご協力お願いします!!!)

は、こちらへ!!!


妥当であり妥当でない敗北

2007-07-14 | ユース全般

日本U-20 2-2 チェコU-20
     (PK)3-4

得点)槙野智章、森島康仁(PK) / クデラ(PK)、マレシュ(PK)

日本U-20)

                森島康仁
                        河原和寿

                     柏木陽介
          梅崎司               田中亜土夢

                     青山隼

       安田理大                      内田篤人
                福元洋平   槙野智章


                     林彰洋


交代)河原和寿 → 青木孝太
   田中亜土夢 → 藤田征也
      梅崎司 → 香川真司

 

試合の詳細(ランキング)


「FIFA.com」

 

悔しい結果となりました。
「チーム力」では確実にチェコを上回っていたと思いますし、試合全体を通しても決して悪い出来ではなかったと思います。

だからこそ、2失点を喫した“後半中盤の戦い方”に、後悔の念が止みません。

しかし、敢えて「敗因」を挙げるなら、それはわずかな時間で一挙に2失点してしまった「守備」よりも、3点目を奪えなかった「攻撃」だったかもしれません。

特に悔やまれるのは、河原が左からのクロスをヘッドで地面に叩きつけてしまったシーンです。
“既に2点リード、その上試合の主導権も日本が握っている”状況の中であのシーンを見た時、個人的に心に感じたことは、
「今大会の河原は本当にゴールが遠いな。」
ということと、
「これを入れていれば勝負は決まっていたな。」
ということでしたが、後者の考えは薄かったのが正直なところです。


なぜならそれは、日本があそこまで崩れるとは予想だにできなかったからです。


解説者の風間氏が、
「自分達のサッカーを“していなかった”だけ。」
と指摘していた通り、チェコに退場者が出たことはあるにせよ、2失点後に我に返った日本は、しっかりと自分達のサッカーができていました。

そして迎えたのが、森島が右からのクロスをフリーで外してしまったシーンです。

強靭なフィジカルと絶妙な体の使い方を生かしたポストプレーで相手マークを引き付ける「動き」、豊富な運動量から相手ディフェンスを撹乱する「動き」、
と、世界に通用する素晴らしい“内容”を見せた日本のFW陣でしたが、結果論として言うならば、彼らが挙げた得点は、スコットランド戦で“相手GKのミスを突いて無人のゴールに押し込んだ1点”と、この試合で“PK”による1点の、森島が挙げた2点のみでした。


また、厳しいことを言えば、PK戦に関しては、“負けるべくして負けた戦い”だったと思います。
試合中のパフォーマンスを比べれば、林よりもチェコのGKが“乗っていた”ことは確かでした。 そして、チェコのGKがコースの予想に成功したキックを全て止めていたのに対し、林は2番手のキッカーのコースを完全に読みましたが、セーブに失敗し、ボールはゴールの中へと吸い込まれていきました。 GKとキッカーの間で「読み」の究極の勝負が行われるPK戦において、あそこまでコースを読んだキックをセーブできないと、試合に勝つことは難しいでしょう。
さらに、「蹴る前に審判をチラチラ見る選手は外す」とよく言われるものですが、それは一番手の安田に当てはまりました。 やはり、ボールへの集中が足りなかったと思います。 また、集中という意味では、相手の5番手のキッカーに対しボールの位置を直すように要求していた林もそうだったかもしれません。 ボール以外の部分で神経質になってはいけません。

 

敢えて批判を書き連ねてきましたが、このチームからは失望より希望を、そして大きな可能性を感じました。 同じ「ベスト16」と言えど、平山の高さ依存に終始してグループを1敗2分けの「勝ち点2」で奇跡的に突破した2年前の世代とは違います。
それだけに、もっとレベルの高い相手と戦う彼らの姿を見てみたかった。
本当の「格上」と戦う機会なくして大会を去ることになってしまいました。

日本に勝ったチェコが次に対戦する相手は、ブラジルとスペインの内の勝者、それはスペインになりました。 貴重な経験を逃してしまったと思います。

 

最後まで読んで頂けた方は、是非クリックをお願いします!!!
人気blogランキングへ
最新のサッカーブログランキングはこちらをクリック!!!
(登録中!!! ご協力お願いします!!!)

は、こちらへ!!!


“役目”を果たしたサブ組

2007-07-09 | ユース全般

日本U-20 0-0 ナイジェリアU-20


日本U-20)

                ハーフナー
                        平繁龍一

                     香川真司
          梅崎司                藤田征也

                     森重真人

       太田宏介                      内田篤人
                福元洋平   柳川雅樹


                     武田洋平

交代)平繁龍一 → 青木孝太
     梅崎司 → 安田理大
    香川真司 → 柏木陽介



試合の
詳細(ランキング)


「FIFA.com」によるマッチレポート
残念ながら、このマッチレポートでは、この試合は“ナイジェリアの試合”だったということになっています。ナイジェリアがチャンスを外したことで、試合は引き分けに終わってしまったと。
また、香川の「幻のゴール」については全く書かれていません。序盤にはハーフナー・マイクにも大きなチャンスがありましたので、決して“ナイジェリアの試合”というわけではなかったと思います。)

 

スコットランド、コスタリカに連勝して早々と決勝トーナメント進出を決め、主力を温存して「サブ組」中心の陣容で臨んだ日本代表は、
引き分け以上という「結果」と、次戦に繋がる「内容」を見せ、チームとしての団結力がさらに深まるような理想的な試合をしました。

前半序盤は日本が試合の主導権を握り、ハーフナーがいくつかの決定機を迎えましたが、それを外してしまうと、その後はナイジェリアのペースに。 前半の終盤までは、ほとんど“ハーフコートゲーム”状態となってしまいましたね。

コスタリカ戦同様、「運」にも助けられましたが、それでも、福元と柳川の両CBを中心に粘り強い守りを見せました。
そして、この試合でMVP級の活躍を見せたのが、第2GKの武田洋平です。
ハイボールの処理に関しては林に軍配が上がりますが、キャッチングも安定していましたし、何よりルーズボールに対する反応が非常に良かったですね。 久しぶりの実戦でこれだけの活躍ができるなら、今後も林と競わせることで、「第二の川口・楢崎」のようなライバル関係を築くことができる可能性を予感させてくれました。
川崎Fの川島、1つ上の世代である大分の西川と、若くて優秀なGKが徐々に育ってきています。


守備は合格点を見せたサブ組でしたが、攻撃面では物足りなさを感じました。
特に、ハーフナーと平繁の2トップから、森島と河原のような縦関係の連携が見られずに終わったのが残念です。
1つ納得がいかなかったのは、なぜ青木を先発で起用しなかったのかということです。 これまでの試合で青木が途中から良い動きを見せていたので、てっきり今回は青木が出場するものと思っていたのですが。
そして、実際、この試合も青木は良かったと思います。 彼のように、“今現在、何がチームに求められているか”を理解することができ、さらに、周りを生かしながら個人でも勝負ができるFWは非常に貴重です。

「チーム」としての結果を残しましたが、ディフェンスから前線の選手の「個人面」では、香川1人に合格点が挙げられるだけで、後は藤田と森重らがようやく次第点といったところでしょう。
残念ながら、
「森島 > ハーフナー」、「河原 > 平繁」、「安田 > 太田」
というチーム内順位を変えるだけのパフォーマンスを、サブ組の選手から見ることは出来ませんでした。

 

しかし、このチームの特筆すべきところは、「チーム力」です。
主力をほとんど残したナイジェリアを相手に引き分けられたこと、首位通過を決めて移動することなしに決勝トーナメントに臨めることを喜ぶべきでしょう。
これまで出番に恵まれなかった選手達が試合に出て結果を残したことで、チーム内の雰囲気はさらに良くなったはずです。

 

最後に、この試合を担当したメキシコ人主審について。
前に担当したスコットランド戦でもそうでしたが、彼にとって、「胸トラップ」はサッカーにおいて“許されざる行為”なのかもしれません。
この試合が「U-20」と言う注目度の低いカテゴリー、そして、ゴールを決めたのが「日本人」だったからこそ、論議にすら、ましてやマッチレポートにすら書かれませんでしたが、もしこれがW杯のような世界中の多くの人々が目にする試合だったなら、彼は主審として下した「誤審」の責任の重さを実感することになっていたでしょう。
今後、2度と国際試合では笛を吹かないでほしいです。 あれが“メキシコの基準”とは思えないですから。
 


最後まで読んで頂けた方は、是非クリックをお願いします!!!
人気blogランキングへ
最新のサッカーブログランキングはこちらをクリック!!!
(登録中!!! ご協力お願いします!!!)

は、こちらへ!!!


見事な2連勝

2007-07-06 | ユース全般

コスタリカU-20 0-1 日本U-20

得点)田中亜土夢

日本U-20)

                森島康仁
                        河原和寿

                     柏木陽介
          梅崎司               田中亜土夢

                     青山隼

       安田理大                      内田篤人
                福元洋平   槙野智章


                     林彰洋


交代)河原和寿 → 青木孝太
   田中亜土夢 → 藤田征也
    柏木陽介 → 森重真人

 

日本U-20代表、2連勝!!!
参加国中一番乗りで決勝トーナメント進出決定!!!

「FIFA.com」
http://www.fifa.com/u20worldcup/matches/round=249401/match=59205
/index.html#japan+book+early+passage



やはり、苦しい戦いとなりましたね。
スコットランドのような典型的な“剛”の相手と対する場合、日本の「アジリティー」、つまり“柔”の側面が、相性の観点で非常にマッチするものですが、コスタリカのような中南米の国は、日本と同じ“柔”の側面を特徴とするため、歴史的に見ても彼らとの対戦は苦戦を強いられてきました。

そして、それは今回も同じでした。 特に、前半は非常に苦しかったですね。

攻撃では、スコットランド戦であれほど見つけることができた「パスコース」をほとんど見つけられず、また、スコットランド戦と違って、梅崎と柏木のボールタッチの回数が制限されて、リズムに乗った攻撃が見せることができませんでした。
守備では、相手の身体能力の高さと中南米独特のドリブルの間合いにやられました。 
CBの福元は、コスタリカの1トップのFWに体を入れ替えられるシーンを前後半で何度も作られてしまいました。


しかし、
そういった状況、後半も苦しい時間帯が続いていた中で、コスタリカの疲れから来る“緩み”を突いて得点を奪ったことは、なおさら称賛に値します。
このチームは、苦しい状況に追い込まれても“崩れない”「精神的な強さ」と、チームとして「規律」が備わっていると思います。

 

課題はやはり、個々の精度を高め、状況判断をより「大人」なものに近づけることでしょう。
終盤、コスタリカと日本の“出来の差以上”にチャンスを作られてしまった原因に、右SBの内田の不振が挙げられます。
彼は、終盤まで運動量を落とすことなく非常に高い位置を取って積極的に攻撃参加をしていたのですが、肝心のドリブルやラストパスのクオリティが低く、中途半端な位置でボールを失って、逆にカウンターのピンチを招いてしまいました。
もし、決勝トーナメントで日本と当たるチームの監督がこの試合をビデオでチェックしていたら、「内田の背後」は必ずメモの“弱点”の欄に記されていることでしょう。

内田だけでなく、柏木や安田、他の選手にも言えますが、あとは、
「シンプルにプレーすべきところ」 と 「チャレンジすべきところ」
の判断を賢明に行っていくことでしょう。
“「シンプルにプレーすべきところ」で余計なプレーをしてしまって逆にピンチを招く”、というのは、日本に限らず、若年層の試合ではよく見られがちなミスですが、逆に言えば、これを減らすことができれば、対戦相手にとっての「日本の“穴”」の数も減らすことができます。
この2つの判断は、“技術レベルの高い選手”であればあるほど難しくなってきたりするものですが、「大人」の中村俊輔が、シンプルに周りにボールを捌くことが年々多くなってきたことからもわかる通り、これはやはり“プレッシャーがかかる舞台”での経験の積み重ねでしょうね。

 

ナイジェリア戦は、怪我を抱えている選手や疲労が溜まっている選手を休ませて、また「新たな発見」に期待したいと思います。
試合時間が朝のため、唯一「LIVE」で観れる日曜の試合が、 「消化試合」になってしまったことは少し残念ですけどね(笑)

 

ランキングダウンでモチべーション減少中…
最後まで読んで頂けた方は是非クリックをお願いします!!!
人気blogランキングへ
最新のサッカーブログランキングはこちらをクリック!!!
(登録中!!! モチベーション維持のためご協力お願いします!!!)

は、こちらへ!!!


良い意味の“若さ”を感じさせた、ヤングジャパン

2007-07-04 | ユース全般

アンリについて、今後のアーセナルについてを色々と書こうと思ってじっくり考えていたら、時間が過ぎて、いつの間にか日本サッカーにとって非常に重要な大会を迎えてしまったので、それらについてまた今度にします(笑)

では、カナダで行われている「U-20W杯」、日本代表の初戦を。

 

◯スコットランドU-20 1-3 日本U-20

得点)R・キャンベル / 森島康仁、梅崎司、青山隼

日本U-20)

                森島康仁
                        河原和寿

                     柏木陽介
          梅崎司               田中亜土夢

                     青山隼

       安田理大                      内田篤人
                福元洋平   槙野智章


                     林彰洋


交代)河原和寿 → 青木孝太
   田中亜土夢 → 藤田征也
    柏木陽介 → 森重真人

 

「グループF」の初戦。
試合は、序盤から日本が主導権を握って迎えた前半終了間際、相手CBのロングボールの処理ミスを突き、GKがクリアしようとしたボールに体を当てたFW森島が無人のゴールへと流し込み、先制。
さらに、後半には、梅崎が豪快なミドルシュートを決めて追加点。 途中、苦しい時間帯もありましたが、安田のクロスのこぼれ球を青山が決めて快勝。 スコットランドの反撃を終盤の1点のみに抑え、最高の形でスタートを切りました。

 

“「世界」が視た、日本戦”

・「FIFA.com」
http://www.fifa.com/u20worldcup/matches/round=249401/match=58878
/index.html#speedy+japan+burn+scotland


・「BBC」
http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/internationals/6257046.stm

 

上のFIFAは“中立的観点”から、下のBBCは“スコットランド側”からのマッチレポートですが、どちらも、
「内容は日本が上。 結果は妥当。 チャンスの数を考えれば、もっと得点が取れても(取られても)おかしくなかった。」
という部分で共通しました。

実際、その通りの試合でしたね。
日本が世界に誇れる“アジリティー”は、スコットランドのような典型的なフィジカル勝負を仕掛けてくる相手には非常に有効となります。 個々の判断スピード、パスの連携、フリーランニングの質の高さに、スコットランドの守備陣がついていけませんでした。
育成年代からの「教育の質の差」がもたらした勝利でしょう。


個人では、梅崎が非常に良かったです。 日本のアジリティーの高さを象徴するような選手で、彼のドリブルは武器となります。 2点目の、ボールを奪ってからシュートに至るまでの判断と、そのキックの威力と精度は見事でした。

そして、この試合の攻撃陣の活躍を影で支えていたのが、CBの福元槙野です。スコットランドのフィジカルを全面に押し出して来る攻撃に、冷静な対処ができていました。
もし素晴らしいサッカーを見せていたとしても、1度、ロングボールの対処を間違えて相手にチャンスを与えてしまえば、そこで試合の流れは大きく変わってしまう可能性があります。
両CBがスコットランドのディフェンスラインから執拗に送られてくるロングボールをうまく跳ね返していたことで、前線の選手達が余計な負担を感じずに前へと攻め上がることができたと思います。


課題を挙げるなら、やはり、最後のフィニッシュの場面でしょう。 特に、ペナルティエリアでの落ち着きが必要です。 「世界」が指摘するように、チャンスの数を考えれば、もっと得点を入れるべき試合だったと思います。
例えば、FW河原は動きの質・量ともに素晴らしく、チームへの貢献は非常に大きなものだったのですが、“絶対に決めなければならないチャンス”を2度外してしまいました。 もちろん、森島のシュート精度然り、内田のクロス精度然りです。
上に行けば行くほど、チャンスの数は限られてきますので、今後はこの1つ1つのプレーをどれだけ結果に結びつけるような精度に高めることができるかがカギとなるでしょう。


しかし、このチームには大きな可能性を感じます。
積極的にミドルシュートを打ち、体格で不利なスコットランドを相手に恐れずチャレンジしていき、バックパスも少ない。
そして何より、“チーム”で見せたゴールパフォーマンス。 ここ最近の若手選手に見られなかった豊かな感情表現が、このチームでは見られます。
ちょうど「1つ上の世代」の、ゴールをしてもほとんど喜びを見せない姿とは対照的です。
昨年のアジア予選からわずか1年足らずで、大きく成長しましたね。


次の相手はコスタリカです。 最終戦はナイジェリアが相手ですので、このコスタリカ戦でグループリーグ突破を是非決めたいところです。

 

ランキングダウンでモチべーション減少中…
最後まで読んで頂けた方は是非クリックをお願いします!!!
人気blogランキングへ
最新のサッカーブログランキングはこちらをクリック!!!
(登録中!!! モチベーション維持のためご協力お願いします!!!)

は、こちらへ!!!


“Brave” Young Lions

2007-06-23 | ユース全般

オランダ 1-1 イングランド
  (PK)13-12

得点)リフテルス / リタ

オランダ)

                 バベル
                       リフテルス

          バッカル               デ・リッデル

                ピーテルス
                        マドゥロ

       ドレンテ                     ザイフェルローン
               フラール    R・ドンク


                  ヴァーテルマン


イングランド)

                 リタ
                       ヌージェント

         A・ヤング                   ミルナー

                        ノーブル
               レオ・コーカー

      ベインズ                          ホイト
               S・テイラー   オヌオハ


                    カーソン

 

事実上「ホーム」となる開催国オランダイングランド21歳以下代表のヨーロッパ予選準決勝。

試合は、前半39分にFWリタ(レディング)の左足シュートでイングランドが先制。
リタはイタリア戦、チェコ戦に続いて3試合連続ゴール。「戦犯」から「英雄」へと、一躍評価を変えようとしていました。

しかし、後半はオランダが伝統のサイド攻撃による猛反撃を見せました。
苦しいイングランドは、最後はFWリタをCBアントン・ファーディナンド(ウェストハム)に代えて逃げ切りを図りましたが、ロスタイム直前の89分、右からファーサイドに送られたハイクロスを、流れの中で上がっていたCBライアン・ドンクが中に折り返し、これをリフテルスがオーバーヘッドで合わせて同点。
オレンジ色に染まったスタジアムは大歓声。 試合は延長戦に突入しました。

イングランドにとって不運だったのは、スティーブン・テイラー(ニューカッスル)とオヌオハ(マンチェスター・シティー)の両CBの負傷です。 交代枠を使い切っていたために選手交代を行うことができず、延長前半を9人で戦うことに。 “CBホイト、右SBミルナー(ニューカッスル)”という緊急事態で臨みました。
イングランドは、後半はただでさえ守備一辺倒の状況だった上に、リタを下げて、前線にはダービシャー(ブラックバーン)1人しか残していなかったため、攻撃の形を何一つ作れず、“時間が過ぎてPK戦が訪れるのを待つのみ”といった瀕死の状態に陥りました

しかし、延長前半を治療時間に充てていたCBスティーブン・テイラーがピッチに戻り、プレー人数を10人とすると、最後は意地と執念で間一髪のクリアを連発。
オランダも、攻め疲れからかラストパスとフィニッシュの面で精彩を欠き、試合は結局PK戦に突入しました。


先行はイングランド。 1人目アシュリーヤング(アストンビラ)、2人目ミルナーがしっかりと成功させると、オランダの2人目ドレンテが右ポストに当てて失敗。
どちらも3人目が成功させるも、イングランド4人目のジャスティン・ホイトが失敗。 オランダは4人目が成功させて“イーブン”とすると、規定ラストの5人目は、イングランドはダービシャー、オランダはマドゥロが成功させて「サドンデス」へ。

互いに6~8人目が成功させるも、イングランドはキャプテンのレオ・コーカー(ウェストハム)のコースが甘く入ったキックがセーブされ、ついに万事休すと思われましたが、なんと、オランダ6人目のクライスヴァイクがクロスバー上空へと外して失敗。

そして、続く10人目で問題発生。
イングランドは、脚の怪我で満足にキックできない状態だったスティーブン・テイラーをキャンセルして、もう1度1人目の(“11人目”だったオヌオハは完全に引き下がったため)アシュリー・ヤングが蹴りに行き、主審も一度それを認めましたが、ここでオランダの監督が抗議。 今度はその抗議が認められて、結局テイラーが蹴ることに。
しかし、テイラーは脚を引きずりながらも魂でなんとかこれを成功させ、1度目を失敗したオランダのドレンテとイングランドのホイトを含めた両チーム11~14人目までが成功させました。

そして迎えた15人目、イングランドはダービシャーがヴァーテルマンに止められると、今度はカーソン(リバプール)がデ・リッデルのキックをセーブ。

一体いつになったら決着がつくのかと思われましたが、勝負の分かれ目はその次の16人目でした。
イングランドはアントン・ファーディナンドがクロスバー左に当てて失敗すると、オランダは右SBザイフェルローンがきっちりと成功させ、開催国のオランダが決勝進出を決めました。

 

・試合ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=nZOgvYJh1bI

・テイラー事件
http://www.youtube.com/watch?v=yofcMq1BT54&NR=1

・PK戦ハイライト(①~③まで)
http://www.youtube.com/watch?v=0OtyGkJ9Q4U

 

オランダのPKのほとんど全てが、(GKカーソンから見て)右側でした。 カーソンの、相手が蹴る前に体を左に傾ける癖が読まれ、それがチーム全体へと伝わったようです。

イングランドは、またしても「PK戦」に苦汁を舐めることになりました。 A代表では、ここ20年の主要大会でなんと5度もPK戦に屈しています。
( 「W杯」で、1990年イタリア、1998年フランス、2006年ドイツの3度 
「EURO」で、1996年イングランド、2004年ギリシャの2度 )

スティーブン・テイラーの魂のキック、ホイトが(1本目を失敗して)2本目成功後に見せた雄叫び、を見た時には、日本人の自分でさえ涙が出そうになる程に感動しました。 そのPK戦と延長戦で見せた“気持ちの強さ”や“踏ん張り”は、国内からも評価されているようで、「敗退に対する批判」は、イングランドのメディアにして珍しい程に少ないです。

もちろん、オランダも非常に強かったです。
2年前のワールドユースの頃とは多少のメンバーの入れ替えがありましたが、やっているサッカーは、A代表でもクラブでも変わりありません。


アーセナルのホイトはあまりボールに絡めていませんでした。 しかし、PK戦にまで持ち込むことができた要因の1つは、CBにポジションを移してからの彼の働きがあったからこそ。よく頑張ったと思います。
PKのシーンでは、パソコンの前で成功するように祈っていたんですけれど、不安が見事に的中してしまいました(苦笑)。

そして、この試合ではまた、オランダ代表FWバベル(アヤックス)にも注目していました。
アーセナルがその動向を追い掛けているとのことで改めて注視しましたが、前半と後半の途中までは完全に消えていました。 なぜか、延長戦に入ってからの方がボールタッチの柔らかさや総合的な攻撃センスに凄みを感じさせましたが、ボールをもらいに下がりすぎる癖があるようですね。 中盤以下の選手からすれば、もっと前線でどっしりと構えていてほしいところでしょう。
まぁ、アデバイヨールとスタイルが“もろカブり”なので、獲得の可能性は低いと思います。
と思ってたら、アンリがいよいよバルセロナに移籍間近というニュースが入って来ました。
これについては、正式決定した後に詳しく。

 

また、翌日には「5位決定戦」が行われ、イタリアがポルトガルをPK戦で下し、オリンピック出場権を獲得しました。
一昔前まで、「PK戦に弱い」というのはイタリアの代名詞でしたが、この2、3年でそれがイングランドへと移りつつあるようです。

決勝戦は、本日23日にオランダセルビアの間で行われます。
「日本のライバルは~。~。~。」
といった視点でこの大会を観ていますが、この観戦が本大会での更なる楽しみに生きるよう、是非日本に出場権を獲得してもらわないと。

現状、それが一番危うい感じですかね…

 

ランキングダウンでモチべーション減少中…
最後まで読んで頂けた方は是非クリックをお願いします!!!
人気blogランキングへ
最新のサッカーブログランキングはこちらをクリック!!!
(登録中!!! モチベーション維持のためご協力お願いします!!!)

は、こちらへ!!!


こちらも佳境の五輪予選

2007-06-17 | ユース全般

イングランドU-21 2-2 イタリアU-21

得点)ヌージェント、リタ / キエッリーニ、アクイラーニ

イングランド)

                 リタ
                       ヌージェント

         A・ヤング                   ミルナー

                        ノーブル
               レオ・コーカー

      ベインズ                          ホイト
               S・テイラー   オヌオハ


                    カーソン


イタリア)

                   パッツィーニ

         パッラディーノ               ロシーナ

              モントリーヴォ
                        アクイラーニ

                   ノチェッリーノ

      キエッリーニ                        ラッジ
              マントバーニ   アンドレオッリ


                   ヴィヴィアーノ

 

「北京五輪の出場権」を争って現在オランダで行われている、21歳以下代表のヨーロッパ選手権。
グループBの第2節では、今年3月にロンドンのウェンブリー・スタジアムで“杮落とし”の試合として対戦したイングランドとイタリアの両チームが再び相見えました。

試合は、現地コメンタリーが、
「これまでの大会ベストゲーム。」
と称するほど、激しく攻防が入れ替わる白熱した展開となりました。

前節のチェコ戦で試合終了間際のPKのチャンスを外し、「戦犯」扱いされたFWリタ(レディング)が、GKをかわした後の無人のゴールにボールを入れ損なう(動画は下記のハイライトで)など、この日もゴールが遠いかと思われたイングランド代表でしたが、
前半24分、左SBベインズ(ウィガン)のクロスをFWヌージェント(プレストン)が頭で合わせて先制すると、さらにわずか2分後には、アシュリー・ヤング(アストンビラ)のスルーパスから抜け出したリタが今度こそゴールを決めて、2点目。
現地コメンタリーは、
「リタがようやく決めてくれた。」
と一安心。

好スタートを切ったイングランドでしたが、ここで敗れれば自動的に敗退が決まるイタリア代表が意地の反撃を見せます。
36分、CKからキエッリーニ(ユベントス)が決めて1点を返すと、後半は試合を優勢に進め、69分、アクイラーニ(ローマ)が豪快な左足ミドルシュートを決めて同点。

その後、イングランドも反撃を試みましたが、結局、両チーム共に追加点を奪うことはできず、“痛み分け”に終わりました。

 

試合ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=EIQfdhgpi2k

 

「引き分け」は、イングランドにとっては“悪くない結果”だったと思います。
これで、最終節を残して、

2位 勝ち点2 イングランド
3位 勝ち点1 イタリア

となり、次のチェコ戦に勝てば、自力で「五輪出場」を決めることができます。


しかし、現在の試合内容は芳しくありません。
2点差を追い付かれてしまったことで、国内のメディアやファンから、選手や監督のスチュワート・ピアースに対して大きな批判が浴びせられています。

 

アーセナルのジャスティン・ホイトは、チェコ戦に続き、右SBとしてフル出場を果たしました。
まぁ、“可もなく不可もなく”という出来でした。
守備では、左のパッラディーノ(ユベントス)とマッチアップするシーンが多かったのですが、相手のドリブルと鋭いフェイントに少し手を焼いていました。 ただ、カバーリングはしっかりとできていました。
攻撃では、もっと積極的な姿勢が欲しいところ。 左SBのベインズと比べると、クロスを上げる回数が少なすぎます。
彼には、この大会で、“Breakthrough”となるような経験を積んでもらい、それを是非チームに還元して欲しいと思います。

 

ランキングダウンでモチべーション激減中…
最後まで読んで頂けた方は是非クリックをお願いします!!!
人気blogランキングへ
最新のサッカーブログランキングはこちらをクリック!!!
(登録中!!! モチベーション維持のためご協力お願いします!!!)

は、こちらへ!!!


New Wembley

2007-03-29 | ユース全般

◯イングランドU-21 3-3 イタリアU-21

得点)ベントリー、ルートリッジ、ダービシャー / パッツィーニ3

イングランドU-21)

                      リタ

          アグボンラホール           ルートリッジ

               ベントリー     リチャードソン

                    レオ・コーカー

      ベインズ                          ロシーニア
             A・ファーディナンド   G・カーヒル


                    L・キャンプ


AWAY)イタリアU-21

                    パッツィーニ

          G・ロッシ                   ロシーナ

               モントリーボ    ノチェッリーノ

                     パドイン

      キエッリーニ                       ポテンツァ
               マントバーニ   アンドレオッリ


                      クルチ

 

ようやく改修を終えた聖地「ウェンブリー・スタジアム」の杮落としの試合は、開始34秒にイタリアのパッツィーニ(フィオレンティーナ)がいきなりの先制点!
アウェイチームに“ウェンブリー初得点”を決められるという縁起の悪い立ち上がりでしたが、その後、前半のうちにベントリー(ブラックバーン)がFKを直接決めて同点。

そして後半、アグボンラホール(アストンビラ)に代わって入ったダービシャー(ブラックバーン)のアシストからルートリッジ(フルハム)が決めてイングランドが逆転するも、直後にはまたしてもパッツィーニに決められて再び同点。
しかし、今度は、2点目をアシストしたダービシャーが決めてイングランドが再び勝ち越しし、ウェンブリーが熱狂に包まれるも、カウンターからパッツィーニにこの日ハットトリックとなる3点目を決められて、結局3-3の引き分けで試合終了。
記念すべき“ウェンブリー初のハットトリック”はイタリアのパッツィーニとなりました。


試合ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=l0OzNaZcwis


試合レポート
http://www.thefa.com/England/U21s/NewsAndFeatures
/Postings/2007/03/EngU21_vItaly_details.htm

 

イングランドでは、ベントリーの動きの良さが非常に目立っていました。 特に、前半のFKでのゴールは、“同じ「ファーストネーム」、同じ背番号「7」”とあって、現地コメンタリーには“New David”と称賛を受けていました。

アーセナルのホイトは後半12分から途中出場しましたが、危なっかしい場面をかなり作ってしまいました… あれじゃレギュラーは遠いです…


失点シーンに見られたように、イタリアはキエッリーニのところが非常に脆く、アウェイでの勝利を収められませんでした。
彼は今季はユベントスでレギュラーを務めているようで、この日も持ち前の攻撃センスを感じさせましたが、守備は相変わらずザルですね。 キレやすい部分もまだ治っていません。


得点経過を見ればわかるように、試合自体は非常にエキサイティングでおもしろいものでした。
ウェンブリーも素晴らしいスタジアムですね。 自分が留学して観に行った時はまだ工事中で、
「ホントにあと1,2ヶ月で完成するのかよ。。。」
と疑問に思っていたら、やっぱりそこから1年以上もかかってしまいました(笑)

 

ユース関連でもう1つニュースを。
イングランドU-17代表がアウェイでボスニア・ヘルツェゴビナU-17代表と対戦し、5-0と大勝を収めました。
そして、そのうちの3ゴールは、リィ・マーフィーが2点、ランズベリーが1点と、アーセナルのトレイニーの選手が残したものです♪ 是非、アーセナルのトップチームへ、そして、イングランド代表へとステップアップしていってほしいです♪

試合レポート
http://www.thefa.com/England/U17s/NewsAndFeatures
/Postings/Bosniafive.htm

 


そして… 


◯イスラエル 0-0 イングランド


本来ならこっちをメインで書けよっていう話ですが(笑)、ネットでリアルタイムでの観戦を試みるも、睡魔に勝てず前半だけで寝てしまいました… まぁ、翌日にスカパーのフジテレビチャンネルで放送はしていたみたいですけど。。。スコアレスじゃ観る気になれません。。。

マクラーレンはいよいよ本当に危なくなってきましたね。
国民とFAが共に強く望んだ「イングランド人監督」が、就任から1年もしないうちに更迭されるのは、イングランドに優秀な指導者が不足しているという問題を世界中に露呈することになります。

しかし、代わりとなる人材も本当に見当たりませんね。 世論に従って、いざマクラーレンを辞めさせても、では次は?という問題になりますが、昨年就任を噂され、マクラーレンの“対抗馬”であったカービッシュリーは、今はウェストハムでそれどころじゃありませんし、マーティン・オニールもアストンビラの順位を期待されたほど引き上げることができず、評価を落としています。

てことで、ここはいっちょ、「ビッグ・サム」に任せますか???(笑) 
彼が率いる代表をちょっと見てみたい気がするので(笑) 一番イングランドっぽいとは思うんですけど。。。

個人的な穿った見方をすると、イングランドがEUROに出てくれないと、次の2008-2009シーズンを、チェルシーやユナイテッドのイングランド人選手が、軒並み最高のコンディションで開幕を迎えてしまうので、アーセナルとしては非常に困ります(笑)

 

そして、イングランドにとっても、マクラーレンにとっても、運命を左右するアンドラ戦の結果は… 

 

○アンドラ 0-3 イングランド

得点)ジェラード2、ヌージェント



これで少しは批判が収まるかな??

 

ランキングダウンでモチべーション激減中…
最後まで読んで頂けた方は是非クリックをお願いします!!!
人気blogランキングへ
最新のサッカーブログランキングはこちらをクリック!!!
(登録中!!! モチベーション維持のためご協力お願いします!!!)

は、こちらへ!!!


どっちの若手が凄いのか

2007-02-08 | ユース全般

イングランドU-21 2-2 スペインU-21

得点)ヌージェント、リタ / ソルダード、フラード

HOME)イングランドU-21

                   ヌージェント

         A・ヤング                 ベントリー

             レオ・コーカー      ミルナー

                  ハドルストーン

      A・テイラー                        ホイト
              C・デイビス     S・テイラー


                    カーソン


AWAY)スペインU-21

                   ソルダード

         フラード                  ペドロ・レオン

             ラウル・ガルシア   A・アルファロ

                    パラード

      M・トーレス                       バラガン
               トレヨン   セルヒオ・サンチェス


                     アダン



マンチェスター・シティーのスチュアート・ピアースがクラブとの「兼任監督」として務める初陣。 スペインU-21代表の監督を務めるのは、ポルトガルで開催されたEURO2004で同国のA代表を率いたイニャキ・サエス。

イングランドは、1部で現在上位に位置するプレストン所属のヌージェントの1トップ。 アーセナルのホイトは右SBとしてスタメン出場。 ウォルコットはベンチスタートでした。

試合は前半34分、チャールトンGKカーソンのミスキックからボールを奪われ、そのカウンターからオサスナFWソルダードに決められてスペインが先制。

スペインはアトレチコのフラード(元レアル・カンテラ)、オサスナのラウル・ガルシアらを攻撃の中心に、アウェイながらしっかりとグラウンダーのパスを繋いでゲームを支配。 対してイングランドはロングボールに頼った技術的に乏しい攻撃しかできず、「質の差」を感じざるを得ませんでした。

そして前半ロスタイムには、右SBのバラガンに単独でドリブル突破を許してペナルティエリアまで運ばれ、バラガンのアシストからフラードに決められて追加点。
現地コメンタリーも、
「ベントリー以外はダメ」、「スチュアート・ピアースにとって最悪のスタート」
と手厳しい評価の前半でした。

後半開始からはウォルコットを投入。
そして、50分、ベントリーのFKの混戦からヌージェントが押し込んで1点を返すと、それまでの流れが一変。 自信を回復したイングランドが猛攻に出ました。

そして79分、CKのつながりで上がっていたWBAのカーティス・デイビスが左足でクロス。これを途中出場のレディングFWリタが頭で合わせて同点。
イングランドはさらに逆転を狙って攻めましたが、追加点は奪えず結局引き分け。 イングランドとスペインの「足元のテクニックの差」がそのまま結果となって表れた前半でしたが、最終的には白熱した素晴らしい試合となりました。


マッチレポート
http://www.thefa.com/England/U21s/NewsAndFeatures/
Postings/2007/02/EnglandU21_vSpain.htm


ゴールハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=52LI3NkklLA

 

アーセナルのホイトは次第点以上の動きを見せていたと思いますが、ウォルコットはアーセナルでの不調をそのまま引きづってしまった印象ですね。 スピードは迫力十分ですが、ドリブルやパスの精度面が… 今のところ、持てるスピードに頼っているだけの部分があるので、もっと緩急のつけ方や駆け引きを勉強した方がいいでしょう。 アンリ大先生に教えを請いて下さい。

個人的にはこの試合のMVPにはCBカーティス・デイビスを挙げたいです。 守備では素晴らしいカバーリングから決定的なシーンを何度も防ぎ、対人プレーでもほとんど勝利しましたし、CBながら同点ゴールのアシストとなるクロスも送りました。 昨年にかなり噂となりましたが、やっぱり欲しい選手です(笑) 今季WBAは昇格できるかできないか微妙な順位につけてますが、昇格できなかったら移籍することは確実でしょう。

「U-21」と言えど、イングランド代表の選手はほぼ全て実際のプレーを見たことがある選手ばかりでしたが(ヌージェント以外)、スペインは知らない選手がけっこういました。
ペドロ・レオン(Pedro Leon)? パラード(Pallardo)? セルヒオ・サンチェス(Sergio Sanchez)? トレヨン(Torrejon)?
聞いたことないので、日本語表記がどうなのかはわかりません(汗) どこのクラブの選手なんでしょうか。。。

セビージャのプエルタやヘスス・ナバスとかも、確かこの世代だったと思うんで、そういった選手達が入ってきたらさらにおもしろいチームになるでしょうね~。

あ、セスクもだ(笑) 彼、まだU-19(笑)

 


ランキングダウンでモチべーション低下中…

最後まで読んで頂けた方は是非クリックをお願いします!!!

人気blogランキングへ
最新のサッカーブログランキングはこちらをクリック!!!
(登録中!!! モチベーション維持のためご協力お願いします!!!)

は、こちらへ!!!