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キリンカップ 日本 VS ペルー

2005-05-23 | 日本代表
日本 0-1 ペルー

得点)パサージョ

HOME)日本

            玉田圭司   鈴木隆行

               小笠原満男

      三都主アレサンドロ           三浦淳宏

            遠藤保仁   福西崇史

       坪井慶介   宮本恒靖    田中誠

                川口能活

交代)玉田圭司 → 大黒将志
    福西崇史 → 稲本潤一
    鈴木隆行 → 本山雅志


AWAY)ペルー

              モスト    アルバ

        ロバトン              メンドーサ

             ラローサ    パサラル

      ポルティージャ                テネマス
             ビジャルタ   グアダルーベ

                 フローレス


<進歩のないサッカーに相変わらずの課題>
ロスタイムの失点はそれほど深刻なものだとは思わない。引き分けでは満足せず、1点を取りにいくために前がかりになった結果、許した失点。 こういった状況でも「危機管理意識」を残しておかねばならないことを「本番」前にディフェンスラインが痛感できたのはむしろ好都合かもしれない。それまでの守備も特に問題はなく、中澤の代わりに入った坪井もよくやった。(「2軍以下」のペルー攻撃陣には本来ペルーが見せる華麗なパス回しも素早いカウンターもなかったことは確かだが)

問題なのは、もはや日本代表FWの代名詞となってしまった「決定力不足」。なにせシュートが枠に行かない。しかしこれも、Jリーグ無得点の玉田をスタメンで出していることを考えれば必然かもしれない。

ジーコの悪いところは、選手を「現在進行形」のコンディションで見ないことにある。
代表でそれなりの結果を残してきた鈴木・玉田はどんなにコンディションを落としてもスタメンとして使い、イラン戦でゴールを決めた福西は明らかにコンディション良好に見えた稲本より優先された。この起用方針は就任から全く変わってないようだ。
ギリシャをEUROで優勝させたレーハーゲル、イタリア3クラブ目となったユーヴェでも1年目でスクデットを獲得したカペッロ、そしてモウリーニョと「監督の手腕」がチームの成功に大きく影響するようになった昨今だが、日本代表のサッカーの「全て」が選手にかかってしまっている気がする…

しかし、この試合には大きな「収穫」もあった。それはもちろん「右サイド」の三浦淳宏。試合中に何度か見せた左へのサイドチェンジは加地にはないもので、三浦のFK、ロングスローはこれからも重要なオプションの1つとなるだろう。キープ力も高く、長らく「左偏重」だった日本代表が「右」から攻撃を作ることができた。
UAE戦では加地が復帰予定だが、ジーコがこの日の三浦の活躍を見てどのような決断を下すかが見物だ。


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