NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

水を差した“大乱闘”

2007-02-28 | アーセナル

チェルシー 2-1 アーセナル

得点)ドログバ2 / ウォルコット

チェルシー)

                           ドログバ
                シェフチェンコ

                     バラック

           ランパード              エシァン

                     マケレレ

       ブリッジ                       L・ディアッラ
                 テリー     カルバーリョ


                      チェフ

交代)  マケレレ → ロッベン
       テリー → ミケル
  シェフチェンコ → カルー


アーセナル)

                 バチスタ
                       アリアディエール

          ディアビー                ウォルコット

                  セスク
                          デニウソン

       トラオレ                          ホイト
                センデロス     トゥーレ


                    アルムニア


交代)    トラオレ → エブーエ
      ディアビー → フレブ
  アリアディエール → アデバイヨール


主審)ハワード・ウェブ


<Another “Runners-up”>
「チェルシーには負けなかった。しかし、ドログバという1人の“怪物”に負けた。」
という印象の試合でした。

内容には大満足です。
以下のスタッツをご覧になればわかる通り、データというデータは全てアーセナルが上。 チーム平均年齢「21.6歳」、特に、平均年齢「18.5歳」と非常に若いアーセナルの中盤が、世界的スターが揃うチェルシーの中盤を凌駕しました。

しかし、ドログバという今現在世界最高のストライカーの存在が、優勝カップをチェルシーの元へと導いたのです。


試合自体も非常に素晴らしいものでした。
「スタイル」が全く異なるチーム同士が互いにペースを掴み合う白熱の攻防の連続は、いかにも決勝にふさわしいものだったと思います。

 

しかし、それらは後半ロスタイムに“乱闘騒ぎ”が起きるまでの話でした。

 

非常に残念なことに、この“乱闘騒ぎ”が、今回の好試合に水を差す結果となってしまったのです。
もちろん、紙面にはこの騒ぎの憶測記事が並び、
この試合が非常にハイレベルなものだったことも、アーセナルの若手が将来を期待させるような素晴らしい活躍を見せたことも、ウォルコットがアーセナル初ゴールを挙げたことも、ドログバが素晴らしい活躍をしたことさえも、そのドログバの同点弾が“オフサイド”だったことも、裏でチェフが試合のターニングポイントとなるようなファインセーブを見せていたことも、
全てが“付随的なもの”としてしか報道されなくなりました。 これは本当に残念です。

先に、この煩わしい事件について触れておきましょう。
起きてしまったことはもうどうしようもないことですが、一番納得がいかないのが、アデバイヨールの退場です。 誰か、彼がなぜ退場になったのかを教えて下さい。
トゥレとミケルはもちろん退場に値しますし、他に退場となるとしたら、それはランパードとセスクだったと思います。 騒ぎがここまで大きくなった原因は、ミケルでもトゥレでもなく、わざわざトゥレを罵りにやってきたランパードと、そのランパードを必要以上に攻撃的な方法で止めに入ったセスクにあると思います。

しかし、アデバイヨールは何故でしょう?
全くもって、理解不能です。 “退場に素直に従わなかった”として処分が課されるそうですが、“退場する理由がない”のだから、それは当たり前のこと。 あまりにも理不尽すぎます。

この試合の内容と乱闘騒ぎについては、元リバプールDFで現BBCコメンテーターのアラン・ハンセンが、かなり的を付いていることを言っているので、ご紹介しておきます。
自分の意見も、“大方”はハンセンのものと同じです。
http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/fa_cup/6397283.stm


では、試合を軽く振り返りましょう。
前半はアーセナルの試合でした。 チェルシーの攻撃のほとんどは、“後方からのロングボール”という技術的に乏しいものでしたし、これまでファンからゴールを待望され続けていたウォルコットが「アーセナル公式戦初ゴール」で先制点を決めたあたりは、“アーセナルのための脚本”ができあがっているかと思いましたが、直後にオフサイドでのゴールを取られた(まぁチェルシーファンは、100%オフサイドじゃないと言うでしょうが、笑)あたり、この日はアーセナルの日ではなかったようです。

後半もアーセナルは互角以上の戦いを見せ、多くのチャンスを作っていましたが、ドログバの1発に屈しました。

このドログバの2点目が、現在のアーセナルとチェルシーの「差」を物語っている気がします。
観る者を魅了する楽しいサッカーを披露しながら得点できないアーセナルに対し、中盤でゲームを構築できずに退屈なサッカーを続けても、1本のクロスや1本のCKで得点してしまうチェルシー。
「強いチーム」なのは、間違いなく後者でしょう。
 そして、タイトルを獲得し、歴史に名を残すのもチェルシーです。

内容には満足ですが、やはり、勝たなければ意味がありません。 アーセナルが、エバートン、リバプール、トッテナム、とチェルシーに比べてずっと難しい対戦相手を倒してきたことも、最後に勝たなければ、そんなことは誰にも忘れられてしまいます。 先のコラムで、アラン・ハンセンも少し角度は違えどそのことに触れていますね。

またこの試合で一番感じたのは、アーセナルとチェルシーのディフェンスのやり方の違いと、それがもたらす影響です。
アーセナルは特徴として、高いライン設定をして、オフサイドトラップを仕掛けますが、もちろんこれは、“ロングボール1本”でやられてしまう可能性を含みます。 特に、足の遅いセンデロスが俊足FWとマッチアップする時は。
対して、チェルシーはアーセナルのパスサッカーにディフェンスラインを下げて対抗し、相手が網にかかるのをじっくりと待ちます。
こうすると、つまり、アーセナルは「偶発的なゴール」(ドログバの1点目)を許してしまうリスクを含むのに対し、チェルシーは相手に「必然的なゴール」(ウォルコットの先制点)しか許さなくなります。
「カップ戦決勝」のような、“1つの判断ミス”や“1つの誤審”が試合を分けてしまうようなセンシティブなゲームにおいては、チェルシーのようなディフェンスのやり方の方がベターでしょう。

トラオレ、ディアビー、ウォルコット、アリアディエールは良かったです。 デニウソンも悪くはなかったですが、彼本来の出来からしたら6割ぐらいですかね。
「2~2.5軍」のメンバーで良い内容を見せていたわけですが、残念なのは、だからと言って、
「レギュラー組が出ていたら勝てた」
とは全く言えないことです。
なぜなら、この試合はバチスタ、アデバイヨール、フレブ、トゥレら「(アーセナルでの)ベテラン勢」が良くなかったからです。

バチスタは自己中心的で、自分がボールを失った後も全く追いません。 彼のコメントからは、自分のアピールのみに集中しているといったことしか聞かれず、チームプレーの意識が非常に希薄に思えます。 個人的には、バチスタが“アーセナルに残るための、限りなく最後に近くして最大のチャンス”だったと思いますが… これからアデバイヨールが抜け、ファン・ペルシーも当分戻って来ない中で、(彼が強く望んでいる“先発”の)チャンスが多く与えられると思いますが、目に見える「結果」を残せなければ、彼は“マドリード”にも“ロンドン”にも居場所をなくすことになるでしょう。

トゥレは、逆転弾を喫する直前のCKでフリーでヘディングを外したシーンが悔やまれますというか、あれは絶対に決めないと。
ミケルとの交錯にもがっかりです。
 普段は温厚な性格のトゥレが、あそこまで自制心を失ったことに、「怒り」よりも「驚き」の念の方が強いですが。

 

Chelsea Team Statistics Arsenal
  2 Goals 1
  1 1st Half Goals 1
  3 Shots on Target 6
  6 Shots off Target 4
  4 Blocked Shots 6
  2 Corners 6
  15 Fouls 12
  9 Offsides 1
  4 Yellow Cards 3
  1 Red Cards 2
 83.1% Passing Success 85.5%
  34 Tackles 23
 73.5% Tackles Success 78.3%
 48.8% Possession 51.2%
 36.8% Territorial Advantage 63.2%

http://home.skysports.com/matchreport.aspx?fxid=316654&cpid=2


今日深夜には、FAカップの再試合が行われます。
どうやら、またも怪我人を多く抱えているようで、
アンリ、ファン・ペルシー、アデバイヨール(出場停止) 、ロシツキー、ディアビー、ホイト、クリシー、ジュルー、トゥレ(出場停止)
らが出られそうにないとのこと。
セスクとウォルコットには休養が与えられるでしょうから、リュングベリやジウベルトやギャラスあたりに引っ張ってもらわないと。

相手は、ブラックバーン。
1週間で2つのコンペティションから脱落させられる危険性は、高いと思います。覚悟は必要です。

 

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正念場のアーセナル

2007-02-25 | アーセナル

PSVアイントホーフェン 1-0 アーセナル

得点)E・メンデス

HOME)PSVアイントホーフェン

                     A・コネ
                            ジエゴ・タルデッリ
           クリナ

                コクー      E・メンデス

                    シモンズ

       サルシド                       クロンカンプ
               アレックス     ダ・コスタ


                     ゴメス


AWAY)アーセナル

                 アンリ
                       アデバイヨール

          ロシツキー                 フレブ

                 セスク
                        ジウベルト・シウバ

       クリシー                         ギャラス
               センデロス     トゥーレ


                     レーマン

交代)フレブ → バチスタ


主審)オブレボ(ノルウェー)


え~、「不満」と「批判」と「希望」を綴ったかなりの長文を書いていましたが、まさかの入力ミスにより、全文が消えてしまいました(涙)
もう同じ量を書く気力はないので、今回はやめにします(涙)

これから、カーリングカップ決勝を観戦するので、アーセナルについてはまた次回に詳しく。

ということで、今回もブックマーク先の「Arsenal Eat World」さんにお世話になることにします。
自分が感じたこととほぼ全て同じことをお書きになられているので、是非ご覧下さい。 まぁ、アーセナルファンの方はみなさん、同じような「不満」と「今後の展望」をお持ちだと思いますが。。。

ここ最近1つ非常に不愉快なのは、アーセナルが未だに各メディアから「アンリ依存症」などと言われることです。
断言すると、今季のアーセナルは、「トゥレ、ジウベルト、セスク、ロシツキー、ファン・ペルシー」の5人を中心にしたチームであり、アンリは脇役でしかありません。 “ポスト・アンリ”に向けて既に動き出し、今季はその方向が完全に見えました。


最後に、2nd legについて。
もう、この試合は死に物狂いで点を取りに行くしかありません。 「きれいなサッカー」や「美しいサッカー」、「自分達の理想とするサッカー」などは、もはや戯言でしかありません。

もちろん、まだまだ「可能性」は十分にあります。
今回は相手がPSVだったので、「0-1の敗戦」を“ネガティブ”なものとして捉えるかもしれませんが、もし相手がバルセロナやリヨンだったとして、アウェイの1st legを「0-1」で終えることができていれば、それはむしろ“ポジティブな結果”と捉えていたことでしょう。
つまり、“アウェイで0-1の敗戦”という「結果」はどこが相手であろうと変わらず、それが今回のように“ネガティブ”なものか、例のように“ポジティブ”なものであるかを決定するのは、「心理的」なものでしかないということです。

最終結果は、「心理」ではなく、「数字」で判定されます。
次戦の試合終了後、アーセナルがPSVよりも“大きな数字”を残すことのみを期待しましょう。

 

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正念場のバルセロナ、ポルト

2007-02-24 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

◯バルセロナ 1-2 リバプール

得点)デコ / カイト、リーセ

HOME)バルセロナ

                     サビオラ
                                  メッシー
           ロナウジョーニョ

                  デコ       シャビ

                       モッタ

        ザンブロッタ                       ベレッチ
                 プジョル    マルケス


                    V・ヴァルデス

交代)モッタ → イニエスタ
    シャビ → ジュリ
  サビオラ → グジョンセン


AWAY)リバプール

                          カイト
                  ベラミー

           リーセ                  ジェラード

                  シソッコ
                       シャビ・アロンソ

        アルベロア                       フィナン
                  アッガー   キャラガー


                      レイナ

交代)ベラミー → ペナント
    シソッコ → ゼンデン
      カイト → クラウチ


主審)バサラス(ギリシャ)


Well done !!! LIVERPOOL !!!
やはり、このチームは何か“不思議な力”を持っていますね。 優勝した一昨季のような「アウェイでの戦い方のうまさ」が蘇ったようです。 バレンシア時代に分が良かった実績からか、ベニテスからも自信の表情が窺えました。

ベラミーのパスからリーセが右足でシュートを決めた瞬間、スペイン独特の口笛が木霊していたスタジアムに、一瞬の静寂が包み込み、イングランドの男衆の野太い「Yeah !!!」という歓喜の叫び声が響き渡りました。

痛快でしたね。 これは、やはり、リバプールの“チームとしての勝利”であり、“守備の勝利”、“集中力の勝利”でしょう。
監督のプランを、交代選手を含めた選手全員がハードワークをして実行し、相手の攻撃に最後の最後まで喰らいついて、カウンターやセットプレーからチャンスをものにしました。 チーム全体の意識統一は、ほぼ完璧だったと思います。

個人面では、シソッコが秀逸でした。 彼の献身的な守備がなければ、前半で崩壊していた可能性すらあったと思います。 このシソッコといい、シャビ・アロンソといい、レイナといい、“リーガ経験者”がピッチで生き生きとしていましたね。

ただ、もちろん、この試合は両チームの「コンディションの差」も感じました。
バルサが直前のリーグ戦で強敵バレンシアと死闘を演じたのに対し、リバプールはカップ戦で試合がなかったため、ポルトガルでトレーニングキャンプを行って、コンディションは万全でした。
FAカップとカーリングカップでリバプールを下したアーセナルが、現在過密日程で苦しんでいますから、この辺りは素直に“勝って良かった”や“負けて駄目だった”とは言えませんね。 難しい問題です。

それにしても、バルサはパワープレーが下手でしたね(笑) 世界一華麗なサッカーを見せるチームかもしれませんが、パワープレーの下手さも世界一なチームであるかもしれません。 また、うまくいかなると全員がキレる癖があるのはダメですね。 特に、ロナウジーニョはいつもそう。 感情が表に出やすいせいか、非常に見苦しいです。


2nd legも、激しい試合となるでしょう。
リバプールは、昨季はリーグ戦でチェルシーに「1-4」、CLでベンフィカに「0-2」、今季はFAカップでアーセナルに「1-3」、カーリングカップで同じくアーセナルに「3-6」と、ホームで負けてしまっているので、アンフィールドと言えどまだまだ何があるかわかりませんが、絶対的優位であることは間違いありません。

リバプールがバルセロナを退けるには、2つの方法があると思います。
1つは、アンフィールドのコップスタンドの大声援を背に、序盤から勢いに任せて猛攻を仕掛け、先制点を奪って試合を楽にする方法。
もう1つは、ホームでも今回のような“アウェイの戦い”を突き通し、バルセロナを焦らしながら、1st legで得たリードを存分に生かす方法。
リバプールの本来のチームカラーを考えれば「前者」ですが、ベニテスは「後者」の方が得意な感じですね。 どちらにせよ、最終的にはバルセロナが押せ押せの展開になるでしょう。

 

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◯ポルト 1-1 チェルシー

得点)R・メイレレス / シェフチェンコ


グループリーグで、アウェイのポルト戦がいかに難しい試合であるかを思い知らされましたが、アーセナル同様、チェルシーも苦戦したようです。
アーセナル戦でシュートを2度ポストに当てたクアレスマは、この日はクロスバーに当ててしまったようですね。 この選手はどうも不運なイメージがつきまといます。 何か“あと1歩”が足りない。
例えば、先のアーセナル戦と今回のチェルシー戦でゴールを決めていれば、彼の“市場価値”は大きく跳ね上がり、3大リーグのトップクラブからのオファーも夢ではなくなるはずです。 しかし、この“少しの差”が彼を苦しめている気がします。 まぁ、サッカー選手のキャリアとはそれだけ紙一重なものなのかもしれません。

シェフチェンコのコンディションがようやく上がってきたようですね。 これまでは、得点を重ねたと言っても、カップ戦で3部や4部の相手にゴールを決めただけでしたから。 しかし、今回は体のキレも感じさせました。

またこの試合で、テリーが負傷退場し、カーリングカップ決勝の出場は無理な様子。怪我から復帰したばかりなのに、辛いですね。癖になると危ないですよ。
「ディフェンスリーダー」が出てきては怪我、出てきては怪我を繰り返し、チームが不調に陥ってしまうサイクルは、アーセナルファンである自分はここ丸2年のキャンベルで経験していますから、現在のチェルシーファンの気持ちは痛いほどわかります(笑)

まぁ、カーリングカップ決勝に関しては、こちらはもっと多くの主力を休ませる予定なので、ご安心を(笑)

 

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正念場のローマ、インテル

2007-02-23 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

◯ローマ 0-0 リヨン


HOME)ローマ

                     トッティ

           マンシーニ               タッデイ

                     ペロッタ

               デ・ロッシ       ピサロ

        トネット                        パヌッチ
                フェラーリ     メクセス


                      ドニ

AWAY)リヨン

                     フレッジ

           マルダ                    ゴヴ

               ジュニーニョ     チアゴ

                     トゥララン

        アビダル                       クレルク
                  クリス     スキラッチ


                      クペ


主審)マイク・ライリー(イングランド)


激しい試合でした。
“肉弾戦”
とは、こういう試合のことを指すのでしょう。

ローマは、普段のリーグ戦で見せているような中央からの崩しができなかったため、サイドからクロスを放り込むといった単調な攻撃が多くなりましたが、リヨンは中のディフェンスが非常に堅く、これを尽く跳ね返していました。 アウェイのオリンピコでこれだけの守りができるのは本物ですね。

しかし、せっかくの白熱した好試合も、審判のジャッジによって楽しみが軽減させられてしまった印象です。 イングランドの駄目主審マイク・ライリーに、この試合を任せたのは間違いだったと思います。
神経質に序盤からイエローを乱発するから、終盤、さらに試合が激しくなって“イエローを出すべきところ”で何も出せなくなるんですよ。
「試合を止めて選手にゆっくりと注意を促し、必要以上に高まってしまったゲームのテンションをコントロールしよう」
という考えは、彼にはないのでしょうか… もっと選手と“笑顔で対話”をしないと、不信感を与えてしまいます。 試合のコントロールをカードに頼る審判には、累積3枚で出場停止と条件の厳しいCLの舞台には出て来てほしくないですね。
試合前に、この試合の主審がマイク・ライリーだとわかった瞬間から、嫌な予感はしていましたが、案の定の結果に。 逆に、ここまで毎回毎回“期待”に応えてしまうのは凄いかと。 というか、彼にビッグゲームを任せるUEFAやFAの審判委員会は何を見ているんだか…
「イエローカード11枚」はCLのタイ記録です。


スコアレスドローなのでまだまだ勝負はわかりませんが、アウェイとは言えしっかりと攻撃も仕掛けていたリヨンの、ホームでの優位は堅いでしょう。 ローマはアウェイゴールが奪えるかどうか。 彼らが苦手な“忍耐”が、次戦は必要とされます。

 

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◯インテル 2-2 バレンシア

得点)カンビアッソ、マイコン / ヴィジャ、D・シルバ

HOME)インテル

              イブラヒモビッチ   クレスポ

                    フィーゴ

         サネッティ                スタンコビッチ

                   カンビアッソ

      ブルディッソ                       マイコン
               マテラッツィ    コルドバ


                   J・セーザル


AWAY)バレンシア

                        モリエンテス
                 ヴィジャ

          D・シルバ                  アングロ

                         アルベルダ
                マルチェナ

       モレッティ                         ミゲル
                 アジャラ    アルビオル


                    カニサレス


主審)ハンソン(スウェーデン)


インテルにとって、この試合は、「天国」と「地獄」の往復を繰り返した90分だったと表現できるでしょう。
序盤に“明らかなオフサイド”を見逃してもらってカンビアッソが先制し、「天国」へ。
その後、“2nd legの意味を無効化”する2点目、3点目を奪うチャンスを掴むも、後半はバレンシアに持ち前の繋ぎのうまさとカウンターからペースを掴まれ、ヴィジャにFKを決められて、「地獄」へ。
さらにアウェイのバレンシアにボールを持たれる時間が長くなり、“ホームで敗戦”という最悪のシナリオが頭を過ぎるも、今度は逆にカウンターからオーバーラップしてきたマイコンが勝ち越しゴールを決めて、「天国」へ。
しかし、最後はダビド・シルバに、“決勝トーナメント1回戦1st legのベストゴール”と言える豪快なボレーを決められ、最後は「地獄」へ。

“アウェイゴールを2つ奪われての引き分け”は、マンチーニにとって想定外の出来事だったでしょう。

ダビド・シルバの同点弾は素晴らしかったですね。 バレンシアの“ローカルスター”、“スペイン期待の若手”が、世界的スターへの階段を登る最初の1歩目を見た気がします。

2nd legは非常におもしろくなりそうです。
インテルは確実に攻めてくるでしょうから、それをキケ・フローレス監督がどう対処するのかが見物です。
バレンシアが優位であることは間違いありませんが、アルベルダの累積出場停止は響きそう。 この試合も、直前のバルセロナ戦も、彼が中盤で相手のキープレーヤーを自由にさせず、守備で大きな存在感を見せていただけに、彼の不在は「アウェイゴール」のリスクを増大させることでしょう。

 

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正念場のセルティック、レアル、リール

2007-02-22 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

◯セルティック 0-0 ACミラン


HOME)セルティック

                        ヘッセリンク
                K・ミラー

          マクギーディー              中村俊輔

                           スノ
                N・レノン

       ネイラー                        ウィルソン
                 オデー     マクマナス


                     ボルツ

AWAY)ACミラン

                   ジラルディーノ


                      カカ
           グルキュフ             ガットゥーゾ

               アンブロジーニ   ピルロ

       ヤンクロフスキ                     オッド
                マルディーニ   カラーゼ


                     カラッチ


主審)ハウゲ(ノルウェー)


CLの決勝トーナメントにおいて、「ホームでスコアレスドロー」というのは決して悪い結果ではありません。 しかし、今季CLで3敗(コペンハーゲンにも完敗)と、アウェイで壊滅的な内容を見せるセルティックにとって、この結果は非常に厳しいものです。

俊輔は守備に追われる時間が長く、持ち味を存分に発揮することができませんでした。 ミランの攻撃の中心であるカカが左に流れることが多く、また、テクニックの高いグルキュフが左サイドで他の中盤の選手とパス交換をすることが多くなり、俊輔はその対応に追われました。 国内リーグでこれ程ボールを回される経験はほとんどないでしょうから、体力的にはかなりきつかったことと思われます。

攻撃においても、俊輔は徹底マークを受けていました。
例えば、俊輔が右サイドに張っている時、ミランは数人でゾーンで俊輔を見るようにして、他の選手に対しては俊輔へのパスコースを消すようにプレッシャーをかけていました。 この辺りの守備の駆け引きのうまさはさすがイタリア勢。
しかし、それならそれで、逆にセルティックの他のサイドなり中盤の選手なりが、俊輔を“囮”にする形で、そのまま縦へと切れ込んでもらいたかったのですが、それもできませんでした。

ただそれでも、FKは何回か素晴らしいボールを蹴っていました。 特に、序盤のヘッセリンクに合わせたボールは見事なまでの精度でしたが、肝心のターゲットマンが不甲斐なかったです。

ミランの監督や選手だけでなく、UEFA制作の国際映像も俊輔にかなり注目していたようで、日本の民放制作の試合映像かと見間違うほど、俊輔がアップにされるシーンが多かったです。 これは嬉しかったですね~♪

それにしても、この試合のセルティック・パークの雰囲気にはシビれさせられました。スタジアムとファンに関しては、CL決勝トーナメント出場に値するどころか、世界トップクラスのものだと自信を持って言っていいでしょう。

2nd legはセルティックにとってかなり厳しい戦いとなるでしょうが、なんとかミランの攻撃を抑え、俊輔のセットプレーで是非得点を取ってほしいところです。


ちなみに、この試合の主審は、昨季の決勝で笛を吹いたハウゲ。 相変わらずの低クオリティーでした。
特別チャンスに繋がるわけでもないのに、俊輔が受けたファウルを流してしまったのは、ミスジャッジですね。 あの位置でファウルをもらえていたら、ちょうどユナイテッド戦のゴールと同じような位置のFKを得ていただけに、主審の判断には納得ができません。

 

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◯レアル・マドリード 3-2 バイエルン・ミュンヘン

得点)ラウル2、ファン・ニステルローイ / ルシオ、ファン・ボメル

HOME)レアル・マドリード

                    ファン・ニステルローイ
               イグアイン

          ラウル                  ベッカム

                グティ
                         ガーゴ

      ロベルト・カルロス                  M・トーレス
               カンナバーロ   エルゲラ


                   カシージャス


AWAY)バイエルン・ミュンヘン

                マカーイ
                         ポドルスキ

          シュバインシュタイガー       ファン・ボメル

                        ハーグリーブス
               デミチェリス

       ラーム                         サニョル
              ファン・ブイテン    ルシオ


                     カーン


主審)デ・ブリーカー(ベルギー)

 

最悪のチーム状態同士の対戦。 前半はバイエルン、後半はレアル、とどちらにも守備の問題が散見された試合でしたが、より問題が深刻なのは、勝利を収めたレアルの方だったと思います。
後半は一方的にバイエルンがボールを支配しました。 前半で「3-1」と2点差リードを得て満足したのか、その後レアルは自陣に引きこもってしまいました。
守り切れてさえいれば、これも「1つのやり方」と言えるのかもしれませんが、結果が伴わなければ、それは“度を越した消極策”にしか見えません。 しかも、この試合の前半の内容を見れば、1st legで一気に勝負を決めてしまうことも可能だったはず。
これがカペッロのサッカー、いや“カルチョ”とは言え、彼は、勝利してファンからの信頼と評価を落としてしまったのではないでしょうか。

ベッカムはよくボールを追って頑張っていましたね。 FK、CKからアシストを決めましたし、カーンに防がれましたが、ゴールまであと1歩に迫る鋭いFKも放ちました。 この試合のMVPにも選ばれたそうですが、妥当な選択だと思います。

バイエルンはシュバインシュタイガーらサイドの選手が全く生きなかったのが、攻撃の単調化を招いてしまいました。


やはりこの2チームの対戦は、結局のところ接戦になりますね。
“歴史は繰り返す”ですか。。。 そうなれば勝つのはレアルになりますが。。。

 

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◯リール 0-1 マンチェスター・ユナイテッド

得点)ギグス


え~、この試合は、この日行われた4試合の中で唯一観ていません。。。
ただ、ハイライトと解説の粕谷の話を総合すると、ユナイテッドの調子は決して良いものではなく、リール側に不利なジャッジも働いたとのことですね(まぁ、粕谷の場合、公の立場ながらこういうことを堂々と書いてしまう人なので、彼の話はあまり参考になりませんが…)。

ただ、調子が悪いなりに結果を出し、審判のジャッジにも救われるあたりは、ユナイテッドは勢いがありますね。 運も実力のうちでしょう。 CLは実力だけじゃ勝てませんし、実力だけで優勝したチームなんて見たことありません。

とにかく、この対戦はユナイテッドがかなり有利となりました。 次戦はリールが先制すると非常におもしろくなるのですが。。。

てか、ギグスのゴールは、アンリの十八番(笑)

 

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決戦前

2007-02-21 | アーセナル

アーセナル 0-0 ブラックバーン


HOME)アーセナル

                 アンリ
                        アリアディエール

          リュングベリ                ウォルコット

                 セスク
                          フラミニ

       ギャラス                         ジュルー
                センデロス     トゥーレ


                     レーマン

交代)  ギャラス → クリシー
   ウォルコット → アデバイヨール
   リュングベリ → ロシツキー


主審)マーティン・アトキンソン

 

だいぶ時期を逸してしまいましたし、もうCL直前なので、さらっと。

またしても再試合にもつれ込むことになりました。
全体的に疲労の色が濃かったことは否定できませんが、前半は相変わらず相手を舐めているとしか思えない、いつでも点は取れるといった「過信」が見えました。
いつもは、これで先制されて痛い目に遭って危機感を感じ、最後になんとか追い付くor勝ち越すという展開になりますが、今回は先制されなかったことが幸か不幸か、そのままスコアレスドローに終わってしまいました。

これで、また1つ試合が増えます。 デニウソンら若手のチャンスは増えそうですが、やはり過密日程で今後が心配です。
気になるのは、アンリが“試合の中での”貢献度が一向に上向く気配が見られないことと、セスクのコンディションが明らかに落ちていることです。
ギャラスの復帰は嬉しいですね。

 

また、月曜日の夜には、FAユースカップの試合が行われました。

○アーセナルU-18 3-2 カーディフU-18

得点)J・シンプソン3

HOME)アーセナルU-18(予想)

                        J・シンプソン
                バラザイト

           メリダ                  ランドール

                 J・ダン     ギブス

       R・スティール                    P・ロジャーズ
                  オゴゴ    G・ホイト


                    ブッチャー


交代)ランドール → ランズベリー
      J・ダン → エフレム
    バラザイト → ファン・デン・ベルグ


公式マッチレポート
http://www.arsenal.com/matchreport.asp?thisNav=reserves%20and%20youth&fxid=306719&cpid=703&clid=4436&title=Arsenal+3-2+Cardiff+City+-+Report

 

なんと、この試合の会場はエミレーツ・スタジアム。 そして、ジェイ・シンプソンのハットトリックで勝利。 シンプソンは「エミレーツでの公式戦初のハットトリック記録者」になったそうです。
さらに嬉しいことに、この試合はスタメンにイングランド人が9人も名を連ねました。FWバラザイト(オランダ)とMFメリダ(スペイン)以外ですね。 本当は1人1人ゆっくりとご紹介していきたいところですが、それまた次の機会に♪

 

さぁ、CLが始まります!!!
最後に、EurosportのCL特集記事をご紹介しておきます。 これは、今日行われる4試合のプレビューですが、なんと、中村俊輔がメインの写真に使われています! 凄いですね~。

http://www.eurosport.com/football/uefa-champions-league/2006-2007/sport_sto1091739.shtml

頑張れ、俊輔!!!

 

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敵情視察 PSV

2007-02-19 | エールディビジ

ヘラクレス 0-2 PSVアイントホーフェン

得点)ファルファン、ジエゴ・タルデッリ

AWAY)PSVアイントホーフェン

                 A・コネ
                        ファルファン

                     コクー
                             E・メンデス
          クリナ

                    シモンズ

       ソン・シャン                   クロンカンプ
                サルシド   アレックス


                    ゴメス

 

ついに、今週火曜日には待ちに待ったCLが再開されます。 我がアーセナルが決勝トーナメント1回戦で対戦するのは、オランダ王者のPSVアイントホーフェン。 あまり試合を観る機会のない相手なので、今回は、彼らのエールディビジでの試合を観戦し、分析と予想を立てることにしました。


試合は、前半から下位に低迷するヘラクレスに完全に押し込まれっぱなしの展開でしたが、それをなんとか耐えると、後半に相手ミスからペルー代表FWファルファンが決め、試合終了間際のロスタイムには元ブラジルU-20代表ジエゴ・タルデッリが決めて、久々の勝利を収めました。
しかし、試合全体の印象としては、“平山無き”ヘラクレスの良いところばかりが目立った印象でした。 つまり、PSVの長所・短所や要注意人物をチェックしようと思ってこの試合を観たわけですが、それほど参考にはならなかったわけです。
ただ、PSVはここ数試合勝ち星に恵まれていなかったというだけあって、チームの調子はあまり良くないということを感じました。 しかし、今回の「久々の勝利」、「CLの舞台」、「相手がアーセナル」、という“特別なモチベーション”がPSVにもたらされることが予想されるため、それも参考にはならなそうです。

さらに、
・この試合は“アウェイ”で、次にアーセナルと対戦するのは“ホーム”であること
・CL直前とあって、ベストメンバーで臨んでいなかった可能性が高いこと
という2つの「100%参考にはできない点」が加えられます。

しかし、こういったことを抜きにして考えると、この試合を観る限りでは、あまり怖い印象は持ちませんでしたね。
特に、中盤の守備が非常に緩い印象です。 ヘラクレスの繋ぎが予想外に良く、ダイレクトパスの連続に明らかに遅れを取る場面が多々見られました。 ボルトン戦のように、アウェイでもアーセナルの“持ち味”が出せれば、チャンスは無限に広がって行きそうです。
また、ヘラクレスの長身FWにメキシコ代表CBサルシドが高さで負けて何度もピンチ招いていたシーンも気になりました。 ヘラクレスも明らかにサルシドを狙っていましたね。 ここはアデバイヨールなら確実に勝てるでしょうから、“狙い目”な気がします。

攻撃陣で注意するのは、コートジボワール代表FWコネと、得点したファルファン、ジエゴ・タルデッリだけですかね。 しかし、それも大きなインパクトを受けるという程ではありませんでした。
コネは同じコートジボワール人のトゥレに任せれば安心でしょうし、ファルファンも現在のクリシーならスピードでも1対1でも負けないでしょう。 むしろ、途中から出てきたジエゴ・タルデッリが一番厄介な気がします。 2点目のシーンは完全に彼個人での突破によるものですし、1人で打開できる力がありますね。 どうやら左に流れる癖がありそうなので、ここはホイトに頑張ってもらいましょう。
他に攻撃では、セットプレーでのCBアレックスのヘディングにも注意が必要です。
現在のPSVで真っ先に思い浮かぶのは、FWクライフェルト、オランダU-21代表MFアフェライとアイサティですが、彼らはベンチにも入っていませんでした。 怪我なのか、温存なのかはわかりません。


一応ヘラクレスに触れておくと、アヤックスからレンタル移籍してきた二十歳の左ウイング、シルダーが印象に残りました。 このレベルのクラブに留まる選手ではありませんし、きっとアヤックスにレンタルバックされるでしょうから、是非覚えておくべき選手だと思います。
ヘラクレスは頑張っていましたが、今回の試合で、やはり“降格候補”のクラブであることが証明されてしまいました。
「いい内容を見せた試合に限って勝ち点が取れない → ドレッシングルームの雰囲気が悪くなる → その他の試合でも勝ち点が取れなくなる」
という悪循環は世界共通な気がします。

 

アーセナルも、ブラックバーンを相手にホームで引き分け、と流れが良くないので、不安ではありますが、こちらもPSV同様に「特別なモチベーション」に期待しましょう。

ハイバリー、特に昨季はアウェイで「引き分け以上」なら勝ち抜けできる自信を持つことができましたが、何せ、今季はエミレーツでの試合が非常に“不安定”なので、アウェイでもしっかりと結果を残したいところです。
また、今季は、CLでもリーグ戦でもホームで先制を許すことが多いのですが、これまでと違い、これからの試合で得点を許すことは即ち「アウェイゴール」を許すことを意味します。
この辺りは、チーム内でしっかりと意識して試合に臨んでほしいところです。

 


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鬼門は突破したけれど

2007-02-18 | アーセナル

ボルトン 1-3 アーセナル

得点)メイテ / アデバイヨール2、リュングベリ

HOME)ボルトン

                     アネルカ

           ジャンナコプロス             ディウフ

                ノーラン    ティムーリアン

                     スピード

       ガードナー                         カンポ
                 メイテ     ベン・ハイム


                   ヤースケライネン


AWAY)アーセナル

                アデバイヨール
                          バチスタ

           ロシツキー               フレブ

                 ディアビー
                          デニウソン

       クリシー                        ジュルー
              ジウベルト・シウバ   トゥーレ


                    アルムニア


交代) フレブ → リュングベリ
  ロシツキー → アリアディエール
    ジュルー → ホイト


主審)クリス・フォイ



先週のウィガン戦は、勝利こそ収めたものの内容は芳しくなく、非常に不満の募る試合でした。
しかし、今回ほどフラストレーションを溜めさせられた「勝利」は他にありません。

素晴らしい出足から開始早々に先制。 その後何度も試合を決定づける「2点目」を奪うチャンスを得るも、イージーなシュートを尽く外してしまいました。
ジウベルトはPKを失敗し、アデバイヨールはフリーで無人のゴールにシュートをポストに当てました。
そして、ロスタイムに失点。
延長戦へ突入し、延長後半にリュングベリが決めるも、その後に得たPKはバチスタが失敗。 最後の最後まで、「決め切れなかった」試合でした。

90分間では、「1-1の引き分け」です。 チームは延長戦までもつれてしまったことを恥とするべきでしょう。
カーリングカップ準決勝のトッテナム戦同様、最後の最後で追い付かれてしまったわけです。 かたや「決勝進出・ローカルライバルの撃破」、かたや「ベスト16進出・苦手の難敵撃破」、ということで忘れられがちなこの「事実」を深く受け止めるべきです。


ゴールハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=BoXu9Sh4fCw

 

個人の出来について、まずは一言。
ジウベルト、2度とPKを蹴らないでくれ。明らかに、君はPKがうまくない。

バチスタ、2度と出場機会が少ないことに不満を漏らすな。お前はこれからもレギュラーにはなれない。 2度とPKを蹴るな。 これで、今季は2回中2回失敗だ。

この日のバチスタは本当に最悪でした。 合わせさえすれば1点というロシツキーの最高のクロスを空振り。 ボールは足元に落ち着かない、パスは無駄に強くて通らない、フリーの選手に出せばいいものを囲まれている選手に難易度の高いパスを出してボールを失う、と散々な出来。 バチスタの悪かったところ書くだけで、A4用紙のレポートが2,3数枚作れそうです。 延長後半にPKまで外した時は、呆れて物が言えませんでした。


対照的に、ロシツキー、アリアディエール、フレブ、リュングベリ、デニウソン、クリシー、ジウベルト(守備)、アルムニアは良かったです。
リュングベリは本当に久々の出場ながら見事なゴールを決めてくれました。動きのキレはまだありませんでしたが、相変わらず頼りになる選手です。
前後半90分のMVPはロシツキーでした。 今回は普段の働きの上にさらに、セスクが担っている中盤でゲームを作る役割まで果たしてくれました。
アリアディエールは延長戦からそのロシツキーの位置に入り、見事なドリブル突破からリュングベリのゴールをアシスト。
怪我上がりでしたが、フレブもさすがの一言でした。 やはり、彼がいるといないとではアーセナルの右サイドが全く変わってきます。

このロシツキー、フレブ、リュングベリのクオリティーの高さと比べてしまうと、現状、バチスタのレギュラーは考えられないですね。

延長戦は疲れからミスが目立ちましたが、若いデニウソンも安定していました。
彼はプレーが非常にシンプルです。 また、終始落ち着いていて視野が広く、足元の技術もしっかりしているため、セスクのように囲まれてもボールを失うことがありません。 また、攻め上がりのタイミングも良く、攻撃センスは十分です。 CKのキッカーを任されていることからもわかる通り、既に監督とチームメイトからの信頼を勝ち得ているようです。


最大の勝因には、ボルトンのリーボック・スタジアムのピッチコンディションが予想外に良かったことが挙げられると思います。
リーボックのピッチはいつもは酷く凸凹で、毎回アーセナルの悩みの種となっていましたが、今回は非常に状態が良好で、ボールと人が良く動くスムーズなサッカーをすることが可能となりました。 

 

さて、残念ながら、先ほど行われたFAカップ5回戦はホームで0-0の引き分けに終わってしまいました。
ネット観戦しましたので、その記事は後日アップします。

 

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女王様とお茶会

2007-02-17 | アーセナル

はい、少し疑わしいタイトルから入りましたが(笑)、もの凄く健全な、それどころか非常に光栄且つ名誉な話題をご紹介します♪


以前の記事で、
イギリスのエリザベス女王が実はアーセナルファンで、エミレーツ・スタジアムのオープンセレモニーに参加する予定だったけど、背中の怪我で参加ができなかった、
ということをご紹介しましたが、
木曜の午後、女王はその「お詫び」にと、アーセナルの首脳陣・選手・スタッフをバッキンガム宮殿でのお茶会に招待したとのことです♪

その前に、先の、
オープンセレモニーの模様についての写真は、
こちら
オープンセレモニーの模様についての動画は、
こちら

 

そして、こちらが、今回のお茶会の写真です♪
http://www.arsenal.com/article.asp?thisNav=news&article=448591&cpid=703&title=Arsenal+meet+The+Queen+at
+Buckingham+Palace

どうやら、
「エミレーツ・スタジアムに集合 → チームバスでバッキンガム宮殿へ」
というスケジュールだった模様です。

1枚目の写真を見ると、やっぱフランス人同士は仲良いんですね(笑) アンリ、ギャラス、アリアディエール、ディアビーが集合写真を撮っています♪

みんなスーツ着用ですが、こういうオフの姿を見ると、セスクってやっぱまだまだ子供なんだな~と感じます。大学生の入学式にしか見えない(笑)
あと、フラミニとロシツキーの2ショットの間にちゃっかり写ってるのとか、かわいいです(笑) てか、笑える(笑)

ボルトン戦で貴重なゴールを決めたリュングベリも楽しそうですね~(笑)


女王に招かれた初めてのクラブだそうですよ♪ いや~素晴らしい♪


お茶会の当日の様子は、
http://www.youtube.com/watch?v=UzyYH05BhlQ

http://www.youtube.com/watch?v=U0ECqh16Qr4

 

さて、土曜日はFAカップ5回戦・ブラックバーン戦です! ホームなのでさらっと勝っておきたいところです。
4回戦再試合のボルトン戦の記事は明日アップします♪

 


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“劇的勝利”はもういらない

2007-02-14 | アーセナル

アーセナル 2-1 ウィガン

得点)OG、ロシツキー / ランザート

HOME)アーセナル

                 アンリ
                         バチスタ

          ロシツキー                ウォルコット

                 セスク
                       ジウベルト・シウバ

       クリシー                          ホイト
                ジュルー     トゥーレ


                     レーマン


交代)ジュルー → アデバイヨール
  ウォルコット → フラミニ
      ホイト → アリアディエール


AWAY)ウィガン

                ヘスキー    アガホワ

         マッカローク                R・テイラー

               ランザート     スココ

      バインズ                          ホール
               M・ジャクソン   ボイス


                    カークランド


主審)フィル・ダウド


<変わらぬ悪癖>
マンチェスター・ユナイテッド戦と同じような展開の劇的な逆転勝利でしたが、勝利で得た「喜び」よりも、それまでの過程で感じた「フラストレーション」の方が大きかった試合でした。

アーセナル公式サイトのマッチレポートBBCのマッチレポートにもありますが、このチームはどうしてもっと楽に試合を運ぶことができないのでしょうか? BBCの掲示板にあるファンのこの書きこみが、現在チームが続けてしまっているもどかしい試合展開を非常に的確に表しています。
この試合は普通なら前半で終えられたはずです。 しかし、ウォルコットの最高のクロスをアンリがフリーで外し、今回のような最悪な状況を自ら招いてしまいました。 あれを決めてさえいれば、もうそれで終わりだったような試合でしたが…

学習能力が感じられませんね。 試合終了後、アンリやその他選手が燃え尽きたように疲れた様子を見せましたが、自業自得と言わざるを得ません。 ここ最近は結果こそ出ていますが、過密日程の中でこういった「全力を出し切らなければならない試合」を毎度毎度迫られては、体力的負担は相当なものとなります。 前半のうちから「勝ち試合」を作るつもりで戦わないと。
結局、ホームで簡単に先制点を許すという今季の「悪癖」は、未だ改善されていないわけです。 


試合ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=TO8j62PQIzE

ロシツキー逆転ゴール
http://www.youtube.com/watch?v=yF0bxqDA7l4


選手個々のパフォーマンスも最悪でした。特に酷かったのはセスクでしたね。スペイン代表の試合での消耗はそれほど大きくなかったはずですが、珍しくドリブルにパスにトラップにと精度がありませんでした。 裏を返せば、現在のチームの出来不出来は彼の調子にかかっているということですが。
ウォルコットは前半は良かったですが、後半は時間が経つにつれて存在感が薄くなっていった印象です。 やはり、まだ90分間の安定した貢献度は期待できないですね。相手が引いてスペースがなくなると、途端に活躍の場がなくなってしまうのも、レギュラーを務めるには辛いところです。


ただ、この試合は、「3つのオプション」が計算できるものと確信できた試合でした。
1つは、フラミニの右SB。 実際はオフサイドでしたが、同点ゴールはフラミニの素晴らしい飛び出しとクロスから生まれました。 ホイトとの違いを見せましたし、こういった「点を取らなければならない状況」では、今後もこういった起用が増えてくるかもしれません。 本当に貴重な選手ですね。
もう1つは、ジウベルトのCB。 前回はセンデロスの退場、今回はジュルーの負傷退場ということで、謀らずも2試合連続でCBを務めたわけですが、安心して見ていられますね。 フラミニの右SB同様、「点を取らなければならない状況」でのこの采配は有効だと思います。 「中盤の底の選手」としてはどうしてもパス能力に見劣りする部分がありますが、「CB」としては十分ですから。
最後は、バチスタのセンターハーフ。 これも、上の2つ同様、「点を取らなければならない状況」では、彼の前へ出る力が非常に生きてきます。 CBがセンデロスやジュルーの場合、彼らを攻撃的な選手と交代し、ジウベルトをCBに下げ、バチスタをセンターに置く、というオプションが形として見えてきました。


最後に、フラミニのヘスキーに対するチャージがファウルだったのではないかということについて。
あれは完全にファウルでしたね。 ただ、ヘスキーが倒れたというのは意図的だと思います。 あの強靭のフィジカル、ジュルーを肘打ちして負傷退場に追い込んでも、心配することも詫びを入れることもなく笑っていられる図々しさを考えても、あれぐらいで倒れるようなヤワな選手じゃありませんよ。 「ファウルされたのは本当で、倒れたのはウソ」というのが正解な気がします。
それ以外のジャッジを見ても、この日のダウドは最悪でした。 アーセナルにとっても、ウィガンにとっても不公平且つ理解不能なジャッジが多かったですし、選手に対して侮辱的発言を浴びせたなんていう話も出ています。 もし本当ならこれは前代未聞です。 それで抗議したジュウェルが制裁を受けるというのはおかしな話です。 やはり、プレミアは審判のレベルをどうにかしないと。 ダウドやマイク・ライリーら高年齢のダメ主審がトップレベルの試合で笛を吹くことがあってはなりません。

 

さて、次は水曜日の「FAカップ再試合」ボルトン戦です。 アウェイで、どうせ「サッカー」はさせてもらえないでしょうから、ここは思い切ってセスクを休ませてディアビーを起用するのもアリでしょう。
もちろん、勝ってほしいと思っていますし、いい加減ボルトンに対する苦手意識を払拭してほしいところではありますが、もし負ければ、週末に予定されているFAカップ5回戦(対ブラックバーン)が消え、来週火曜日のCL・PSV戦まで休むことが可能となるので、それはそれでアリな気がしてきました。 CLのすぐ後にはカーリングカップ決勝も控えていますし(まぁ、これは例の如く“控え組”中心でしょうけど)。

どちらにせよ、今後の2週間はアーセナルにとって「3つのコンペティション」の行く先を左右する重要なものとなります。


それにしても、ロシツキーのプレミア初ゴールがまさかヘディングとは(笑)


 

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シュツットガルトの見本市

2007-02-12 | ブンデスリーガ

シュツットガルト 4-1 ブレーメン

得点)ヒルバート、マリオ・ゴメス、マニャン、シュトレラー / ジエゴ

HOME)シュツットガルト

                M・ゴメス     カカウ

                    ダ・シウバ

         ヒツルスペルガー             ヒルバート

                     パルド

      マニャン                           タスチ
               デルピエール   F・メイラ


                   ヒルデブランド


AWAY)ブレーメン

                 ハント     クローゼ

                     ジエゴ

          ボロウスキ               D・イェンセン

                    フリングス

       ウォメ                          フリッツ
               メルテザッカー   ナウド


                     ヴィーゼ

主審)マニュエル・グレーフェ


<ブンデスリーガ・ベストゲーム>
こんなにエキサイティングな「4-1」の試合は見たことがありません。 解説の金子達仁氏が言った通り、今季これまでのブンデスリーガの中での「ベストゲーム」と言えるでしょう。

首位シャルケを追う、2位ブレーメンと3位シュツットガルトの対戦。 試合は立ち上がりからホームのシュツットガルトがここ最近の好調ぶりを見せつける展開となりました。

試合開始早々の3分、スイス代表左SBマニャンのアーリークロスから、右サイドを上がってきたドイツU-21代表MFヒルバートがシュートを決めて先制。
さらにシュツットガルトの勢いは止まらず、15分、ダ・シウバのパスから、クローゼと激しい得点王争いを演じているドイツ代表FWマリオ・ゴメスが決めて追加点。

しかし、6分後、ブレーメンはボロウスキのクロスからクローゼが潰れたところに、ジエゴが飛び込んで1点を返す。
その後も地力の攻撃力で勝るブレーメンが攻め続けるも、33分には、左サイドをオーバーラップしてきたマニャンが、ドリブルから利き足とは違う右足で放ったシュートがゴール右ポストに当たって決まり、シュツットガルトが突き放す。

しかし、後半開始からは完全なブレーメンペース。 “ハーフコート”どころか“4分の1コート”状態で試合が進みましたが、後半41分、GKヒルデブランドの頑張りで耐えに耐えたシュツットガルトが、カウンターからスイス代表FWシュトレラーがゴールを決めて勝負あり。
結果は「4-1」でしたが、どちらに転んでもおかしくない素晴らしい試合でした。


ゴールハイライト(シュトレラーの4点目以外)
http://www.youtube.com/watch?v=HitE5nzjTPk

 

ジャーナリストが10人いたら10人とも、GKヒルデブランドをこの試合のMVPに挙げたことでしょう。
前半は、広い守備範囲を生かして何度も相手CKのハイボールを正確にキャッチング。 後半は神がかり的なスーパーセーブの連続でした。
特に、試合の「ターニングポイント」にもなったと思われるのが、ボロウスキのシュートのセーブでした。 至近距離からの強烈なシュートを“戻りながら”の体勢でゴールライン上でセーブ。 昨季のCL、アーセナル対レアル・マドリード戦でのラウルのシュートに対するレーマンのセーブ(こちらの5分10秒付近)に少し似ている部分があります。 このセーブから、ブレーメンの足が止まり始めましたね。
まだご覧になっていない方は、月曜の「ブンデスリーガ・ハイライト」で必見ですよ♪ 一見の価値あり♪

昨季その才能を開花させたFWマリオ・ゴメスですが、今季はさらに凄みを増しています。 スケールの大きさや潜在能力ではクローゼや他のドイツ代表ストライカーよりも上を行っていると思います。 この選手は、他の「ヤングスター」とは一線を画しています。
このゴメスといい、先制点を挙げたヒルバートといい、金曜に放送された「Foot !」で注目された選手が揃って活躍したのは興味深かったです。さすが、鈴木良平さん♪


首位のシャルケ、それを追うシュツットガルト、ブレーメン、バイエルン。 今季の“5大リーグ”で最も優勝争いが激しいのはドイツでしょう。 今後も目が離せません。

個人的には、ここ数年で優勝経験のあるバイエルンとブレーメン以外の2チームのどちらかに優勝してほしいと思っています。 「CL争い」の点でも今季は非常におもしろそうです。

 

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遅まきながら、国際試合を振り返る

2007-02-11 | 国際Aマッチ

◯イングランド 0-1 スペイン

得点)イニエスタ

HOME)イングランド

                    クラウチ

                    ダイアー

          ジェラード             ライト・フィリップス

               ランパード
                         キャリック

      P・ネビル                         G・ネビル
               ウッドゲイト   ファーディナンド


                    フォスター


AWAY)スペイン

                        モリエンテス
                ヴィジャ

         D・シルバ                  アングロ

                 シャビ
                         アルベルダ

      カプテビラ                     セルヒオ・ラモス
                 プジョル    パブロ


                    カシージャス

 

ルーニー不在のイングランドは明らかに前線の迫力が欠けていました。 特に、イニエスタの先制ゴールの後は、攻撃のオプション不足が露呈されてしまいましたね。 スペインはそれほど苦労なく守り切れたのではないでしょうか。

代表初出場初先発のGKフォスターは良かったです。 個人的には、ロビンソンよりも良いGKだと思っているので、「正GK」には彼を推します。 ロビンソンは「経験」というほどの経験はまだ積んでませんからね。

マクラーレンは厳しくなりました。 次のEUROの予選の相手は強敵イスラエル。
結果次第では、「解任」も十分にあり得るでしょう。

それにしてもバレンシアが多いな(笑) セスクは74分から出場。短い時間で酷使されず、こちらとしてはありがたかったです♪

 

England Team Statistics Spain
  0 Goals 1
  0 1st Half Goals 0
  2 Shots on Target 2
  7 Shots off Target 4
  2 Blocked Shots 2
  5 Corners 2
  13 Fouls 15
  9 Offsides 5
  0 Yellow Cards 0
  0 Red Cards 0
 84.7% Passing Success 78.9%
  18 Tackles 33
 83.3% Tackles Success 78.8%
 52.9% Possession 47.1%
 56.2% Territorial Advantage 43.8%

http://home.skysports.com/matchreport.aspx?fxid=311723&cpid=88

 

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◯フランス 0-1 アルゼンチン

得点)サビオラ

HOME)フランス

                         トレゼゲ
                 アンリ

          マルダ                   リベリー

                         ヴィエラ
                 マケレレ

       アビダル                       サニョル
                エスキュデ   スキラッチ


                      クペ


AWAY)アルゼンチン

                 クレスポ
                          サビオラ

          L・ゴンザレス                サネッティ

                カンビアッソ
                           ガーゴ

      エインセ                         ブルディッソ
                G・ミリート     アジャラ


                   アボンダンシエリ

 

試合は前半15分、カウンターからサネッティがサビオラとのワンツーパスを成功させ、中で待っていたクレスポにクロス。これをクレスポがシュートし、GKクペが前に弾いたところにサビオラが詰めて、アルゼンチンが先制。 このゴールを守りきったアルゼンチンがアウェイでフランスに勝利。

アルゼンチンの守りが堅かったのか、フランスの攻撃陣が不甲斐なかったのかは微妙なところでしたね。 CBのアジャラとガブリエル・ミリートのクロスへの対応は見事でしたが。

リベリーはこの試合は右サイドに入りましたが、昨年9月に行われたイタリア戦のように、中央に置かれた方が彼は生きますね。 どちらかのサイドに張らされるより、中央から左右に飛び出していった方が相手ディフェンスも掴みづらいでしょう。

相手がアルゼンチンといえど、パリでの敗戦は問題でしょう。 しかもアンリはまたもフル出場… いいかげんにしろドメネク… 代表初招集のフラミニは出番がありませんでした。

ちなみに、この試合は日本での放送はありませんでしたが、ネットで観戦しました。便利な世の中になったものです♪

 

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◯ブラジル 0-2 ポルトガル

得点)シモン、カルバーリョ

ブラジル)

                 フレッジ     ソビス

          エラーノ                    カカ

               ジウベルト・シウバ
                          エジミウソン

       ジウベルト                       マイコン
                  フアン     ルシオ


                      エウトン


ポルトガル)

                     ポスティガ

           クアレスマ               C・ロナウド

                  デコ       チアゴ

                     ペティート

       カネイラ                          ミゲル
                カルバーリョ   アンドラーデ


                      リカルド


主審)マーティン・アトキンソン(イングランド)

 

同じ「ポルトガル語」を母国語とする者同士、
エウトンとポスティガ、クアレスマ(ポルト)、フレッジとチアゴ(リヨン)、ルイゾンとペティート、シモン(ベンフィカ)、エジミウソンとデコ(バルセロナ)ら多くがチームメイト同士、
さらにはドゥンガ、スコラーリ両監督が同郷、
とあって、和やかなムードで行われるかと思いきや、お互いのプライドがぶつかり合った激しい試合となりましたね。

舞台はアーセナルのエミレーツ・スタジアム。 試合前の選手入場ではアーセナルのユニフォームを着た子供達が整列していました♪

前半は互角の展開でしたが、後半にアドリアーノが入ってからは完全なポルトガルペースとなりました。 ポルトガルはロナウドとデコを下げた後もチームのクオリティーが下がらなかったのは見事だと思います。


シモン先制ゴール
http://www.youtube.com/watch?v=gxSwdDGLeRY

カルバーリョ2点目
http://www.youtube.com/watch?v=BTEG4vC0fGs


アーセナルのジウベルト・シウバはフル出場。 ブラジルはそのジウベルト・シウバとエジミウソンのダブルボランチってのがどうも引っかかります。 守備的すぎるというか、展開力が乏しすぎます。 まぁ、ドゥンガっぽいチョイスですけど。  ジウベルト・シウバがドゥンガに豪く信頼されていることは、アーセナルにとっては良くないことなのですが。。。


ところで、この試合の入場料とかって、いくらほどアーセナルに入るんでしょうか?(笑)

 

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雪景色をご覧あれ♪

2007-02-10 | アーセナル

2月に入っても暖かい日が続くここ最近の日本ですが、遠くロンドンの天候は雪が続いている模様です。

 

今回は、雪が積もったロンドンのエミレーツ・スタジアムの写真をご紹介します♪

いや~、雪のスタジアムもけっこう風情があってきれいですね♪http://www.arsenal.com/article.asp?thisNav=News&article=446844&lid=NewsHeadline&Title=
Emirates+Stadium+in+the+snow+-+Pictures

早く行ってみたい♪

 

そして、こちらは、辺りに雪が積もった中での練習風景。 う~ん、寒そう(笑)
http://www.arsenal.com/article.asp?thisNav=News&article=447174&lid=NewsHeadline&Title=Training+in+the+snow+-+Picture+Special

 

でも、ウィガン戦がある日曜日は雪が降らないことを祈りましょう♪
ショートパスを多用するアーセナルにとって、雪は非常に厄介な天候ですから。。。

 

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どっちの若手が凄いのか

2007-02-08 | ユース全般

イングランドU-21 2-2 スペインU-21

得点)ヌージェント、リタ / ソルダード、フラード

HOME)イングランドU-21

                   ヌージェント

         A・ヤング                 ベントリー

             レオ・コーカー      ミルナー

                  ハドルストーン

      A・テイラー                        ホイト
              C・デイビス     S・テイラー


                    カーソン


AWAY)スペインU-21

                   ソルダード

         フラード                  ペドロ・レオン

             ラウル・ガルシア   A・アルファロ

                    パラード

      M・トーレス                       バラガン
               トレヨン   セルヒオ・サンチェス


                     アダン



マンチェスター・シティーのスチュアート・ピアースがクラブとの「兼任監督」として務める初陣。 スペインU-21代表の監督を務めるのは、ポルトガルで開催されたEURO2004で同国のA代表を率いたイニャキ・サエス。

イングランドは、1部で現在上位に位置するプレストン所属のヌージェントの1トップ。 アーセナルのホイトは右SBとしてスタメン出場。 ウォルコットはベンチスタートでした。

試合は前半34分、チャールトンGKカーソンのミスキックからボールを奪われ、そのカウンターからオサスナFWソルダードに決められてスペインが先制。

スペインはアトレチコのフラード(元レアル・カンテラ)、オサスナのラウル・ガルシアらを攻撃の中心に、アウェイながらしっかりとグラウンダーのパスを繋いでゲームを支配。 対してイングランドはロングボールに頼った技術的に乏しい攻撃しかできず、「質の差」を感じざるを得ませんでした。

そして前半ロスタイムには、右SBのバラガンに単独でドリブル突破を許してペナルティエリアまで運ばれ、バラガンのアシストからフラードに決められて追加点。
現地コメンタリーも、
「ベントリー以外はダメ」、「スチュアート・ピアースにとって最悪のスタート」
と手厳しい評価の前半でした。

後半開始からはウォルコットを投入。
そして、50分、ベントリーのFKの混戦からヌージェントが押し込んで1点を返すと、それまでの流れが一変。 自信を回復したイングランドが猛攻に出ました。

そして79分、CKのつながりで上がっていたWBAのカーティス・デイビスが左足でクロス。これを途中出場のレディングFWリタが頭で合わせて同点。
イングランドはさらに逆転を狙って攻めましたが、追加点は奪えず結局引き分け。 イングランドとスペインの「足元のテクニックの差」がそのまま結果となって表れた前半でしたが、最終的には白熱した素晴らしい試合となりました。


マッチレポート
http://www.thefa.com/England/U21s/NewsAndFeatures/
Postings/2007/02/EnglandU21_vSpain.htm


ゴールハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=52LI3NkklLA

 

アーセナルのホイトは次第点以上の動きを見せていたと思いますが、ウォルコットはアーセナルでの不調をそのまま引きづってしまった印象ですね。 スピードは迫力十分ですが、ドリブルやパスの精度面が… 今のところ、持てるスピードに頼っているだけの部分があるので、もっと緩急のつけ方や駆け引きを勉強した方がいいでしょう。 アンリ大先生に教えを請いて下さい。

個人的にはこの試合のMVPにはCBカーティス・デイビスを挙げたいです。 守備では素晴らしいカバーリングから決定的なシーンを何度も防ぎ、対人プレーでもほとんど勝利しましたし、CBながら同点ゴールのアシストとなるクロスも送りました。 昨年にかなり噂となりましたが、やっぱり欲しい選手です(笑) 今季WBAは昇格できるかできないか微妙な順位につけてますが、昇格できなかったら移籍することは確実でしょう。

「U-21」と言えど、イングランド代表の選手はほぼ全て実際のプレーを見たことがある選手ばかりでしたが(ヌージェント以外)、スペインは知らない選手がけっこういました。
ペドロ・レオン(Pedro Leon)? パラード(Pallardo)? セルヒオ・サンチェス(Sergio Sanchez)? トレヨン(Torrejon)?
聞いたことないので、日本語表記がどうなのかはわかりません(汗) どこのクラブの選手なんでしょうか。。。

セビージャのプエルタやヘスス・ナバスとかも、確かこの世代だったと思うんで、そういった選手達が入ってきたらさらにおもしろいチームになるでしょうね~。

あ、セスクもだ(笑) 彼、まだU-19(笑)

 


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久しぶりにスペインを嗜む

2007-02-07 | リーガ・エスパニョーラ

○バレンシア 3-1 アトレチコ・マドリード

得点)アジャラ、モリエンテス2 / ミスタ

HOME)バレンシア

                モリエンテス
                           ヴィジャ

          ビセンテ                  D・シルバ

                         アルベルダ
                マルチェナ

       モレッティ                         ミゲル
                 アジャラ    アルビオル


                    カニサレス


AWAY)アトレチコ・マドリード

                 F・トーレス
                          アグエロ

                      ミスタ
           フラード
                                マニシェ
                    リュクサン

       A・ロペス                      セイタリディス
                ゼ・カストロ    パブロ


                     フランコ

 

バレンシアのホーム、メスタージャで行われた試合は前半、CKからアジャラのヘッドでバレンシアが先制。
さらに後半、バレンシアはビセンテのクロスからモリエンテスが決めて追加点。 直後に、古巣対決のミスタが1点を返すも、またしてもビセンテのクロスからモリエンテスが決めて突き放し、試合終了。 上位対決をバレンシアが見事に制しました。


“これぞ、リーガ・エスパニョーラ”というExciting & Fascinating な試合でしたね。
全体的には、アウェイのアトレチコの方が攻撃していた印象です。 ボールポゼッションは確実にアトレチコが上回っていたと思います。

試合を分けたのは、「FWの質の差」でしょう。
アトレチコでは、トーレスは動きこそ良かったもののシュート回数が少なく、アグエロにいたっては、これ以上考えられないという程の“消えっぷり”でした。 現地カメラがアグエロを捕らえた回数はほぼゼロと言ってもいいのではないでしょうか。
対して、バレンシアはモリエンテスが秀逸でした。 ペナルティエリアでの相手マーカーを外す動きはさすが。 ビセンテとの相性もバッチリで、バレンシアに長く続く「9番の呪い」を今季彼が解くことは間違いないでしょう。


それにしても、ダビド・シルバって、いつ見ても絶対にスペイン人に見えないよな~(笑)

 

◯オサスナ 0-0 バルセロナ


HOME)オサスナ

                ソルダード
                         ミロシェビッチ

          D・ロペス                 ファンフラン

               ラウル・ガルシア
                           プニャル

      コラーレス                        J・ホラーニョ
               M・ホラーニョ   クルチャガ


                     リカルド


AWAY)バルセロナ

                     サビオラ
                                  ジュリ
            エスケーロ

                  デコ       シャビ

                      マルケス

       ファン・ブロンクホルスト              ザンブロッタ
                 プジョル    エジミウソン


                    V・ヴァルデス

 

前半のオサスナは素晴らしかったです。 より多くのチャンスを作っていたのはオサスナの方でした。 バルセロナは前半はヴァルデスの頑張りに助けられましたね。

オサスナはカンテラ育ちのラウル・ガルシア、双子のホラーニョ兄弟、元レアル・カンテラ育ちのファンフランソルダードら若い選手が生き生きとしていますね。 左利きのミロシェビッチも右サイドでうまく起点になっていい味出してます。

今季の成績はあまり芳しくないようですが、この日のような戦い方ができれば、昨季の「4位」はできすぎとしても、“ヨーロッパ”は目指せるのではないでしょうか。
そのためには、やはり「長期的な戦力維持」がフロントに要求されることでしょう。 でもやっぱ移籍しちゃうんだろうなぁ~(笑)

バルセロナはエトーが久しぶりに復帰したことだけが好材料って感じですかね。

現在スペインは、上位のバルセロナ、セビージャ、レアル・マドリードがどれもがパッとしない印象がありますが、その分「優勝争い」はおもしろいです。 ここ数年、優勝争いが盛り上がりを欠いている「プレミアシップ」のファンとしては、これは羨ましいところです。

 

 

1月はウィンターブレイクのため、セリエやリーガの試合は少なかったですし、Jリーグはオフでしたし、最近は就活やら大学の試験やらで、書く試合がアーセナルに豪く偏り、完全に「アーセナルブログ」になりつつありましたが、今後はもう少し他の国・他のカテゴリーの試合を観ていくことにします♪

 

夜は、ネット観戦の「イングランドU-21 VS スペインU-21」の試合をアップしたいと思います♪ スペインU-21代表はオサスナの選手が多かったですね~。

 


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