NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

2005年を振り返って

2005-12-31 | その他

今日で2005年も終わり!!
去年、大学に入ってサッカー漬けの日々を送り始め、ふと疑問に思ったのが、

「年間合計で何試合ぐらい見てんだろ…?」

ということ(笑)
そして、今年の元旦から携帯の未送信メールに自分が見た試合を記録していった結果、今年見た試合の数の合計はなんと、553試合!!(笑)
うわ~…引きこもり疑惑が出てもおかしくない数字…(汗) まぁ一応、大学生活とかバイトをこなしてきた上での数字であることを、誤解のないように言っておきます(笑)

前置きが長くなりましたが、2005年を振り返って、自分が見た試合の中から、部門別ベストゲームを発表したいと思います!!


○日本代表ベストゲーム
W杯最終予選 対バーレーン戦(埼玉スタジアム)

まぁ、試合内容で言えばコンフェデでのギリシャ戦ブラジル戦の方がどう考えても上でしょうが、自分が「スタジアム観戦」したこの試合は、何よりスタジアムとサポーターの「勝利を求め、サポートする」雰囲気を感じたのがうれしかった。 ジーコ政権発足以来、首都圏で行われた代表戦はほぼ全て見てきたが、後にも先にもこの試合を超える雰囲気は、まだない。


○Jリーグベストゲーム
浦和レッズ VS 大宮アルディージャ

「さいたま」ダービー!! そしてまさかのアルディージャ勝利!! これぞ、ジャイアント・キリング!!


○W杯予選ベストゲーム
南米予選 ウルグアイ VS コロンビア

プレーオフ オーストラリア VS ウルグアイ

どちらの試合も両国の「W杯へかける気持ち」を強く感じた試合。
とか言ってたらオーストラリアは我等が日本代表と戦うことに… いやぁ、メンタルとフィジカルでは完敗だなぁ(汗)


○CLベストゲーム
04-05決勝 リバプール VS ACミラン

04-05決勝T1回戦 アーセナル VS バイエルン・ミュンヘン

やはり、昨季の決勝戦は外せない。 サッカーの「怖さ」と「おもしろさ」を同時に味わえた試合だった。 そして後者は「CLのアーセナル」のベストゲーム。


○セリエAベストゲーム
04-05 ACミラン VS ユベントス

05-06 インテル VS ACミラン

前者は「イタリアらしい」好ゲーム。 後者は「イタリアらしくない」好ゲーム。


○リーガ・エスパニョーラベストゲーム
04-05 レアル・マドリード VS バルセロナ

スペインのベストゲームとなると、やはりクラシコからのチョイスになってしまう。 バルセロナとレアル・マドリードの差が現在ほど感じられず、楽しめたのがこのクラシコ。
それにしても、スペインは「華麗」ではあるけど、「手に汗握る」という展開の試合が異様に少ない気がするなぁ…


○ベストゲーム 番外編

ブンデスリーガ マインツ VS シャルケ04

昨季のブンデスリーガ優勝争いのターニングポイントとなった試合。 バイエルンに勝って首位に立ったシャルケが昇格組マインツにまさかの敗戦。
ヨーロッパ主要1部リーグの中で最も牧歌的な雰囲気を持つチームがこのマインツだ。



そして…

○個人的ベストゲーム
FAカップ決勝 アーセナル VS マンチェスター・ユナイテッド

辛かった04-05シーズン。 その最後にライバルを下して優勝した意味はとてつもなく大きい。 内容では完敗だったが、PK戦の末勝利。
しかし、優勝を決めたヴィエラの最後のPKが、アーセナルでの最後のキックとなるとは全く想像していなかった。

 

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プレミアシップ第17週 アーセナル VS ポーツマス 他

2005-12-29 | アーセナル

◯アーセナル 4-0 ポーツマス

得点)ベルカンプ、レジェス、アンリ2(1PK)

HOME)アーセナル

               アンリ
                       ベルカンプ

         レジェス                     ピレス

               フラミニ
                      ジウベルト・シウバ

       シガン                          ラウレン
              キャンベル    トゥーレ


                     レーマン


アーセナル公式サイトによると、今季ベストゲーム!!
前半7分にベルカンプ、13分にレジェスの2試合連続ゴール、36分にアンリ、42分にはアンリのPKで4-0の快勝!!
しかし、日本時間で12月29日早朝5時に行われたこの試合は日本で放送されず…

あぁ~。。。 最近は胃を痛くさせたり寿命を縮めさせるような、ファンを鬱にさせる試合が多かったのに… 前半の早い段階で勝利を決めてしまう、ファンにとっては「至福の試合」が見れず… こんな不公平を感じることはないですねぇ… はぁ~あ…(泣) ハイバリーのラストシーズンなんだから、1試合でも多く見たい…(泣)


その他のプレミアシップ最新情報はこちらから!!

 

<カーリングカップ準々決勝>
◯ドンキャスター 2-2 アーセナル
       (PK)1-3

得点)マッキンドー、グリーン / オウス・アベイェ、ジウベルト・シウバ

AWAY)アーセナル

                ルポリ
                       ファン・ペルシー

         オウス・アベイェ                フレブ

               A・ソング
                       ジウベルト・シウバ

       シガン                         エブーエ
               センデロス    ジュルー


                   アルムニア

交代)ファンペルシー → ベンドナー
    オウスアベイェ → S・ラーション
         ルポリ → ギルバート


「アーセナルTV」で放送された12月21日のカーリングカップ準々決勝!!
3部リーグ所属のドンキャスター・ロバーズのホームで行われた試合は、度々ドンキャスターに先行されながらも、延長後半ロスタイムにジウベルト・シウバが同点ゴールを決めて追いつき、PK戦では「PKストッパー」アルムニア(ブログ書き始めなんで文が若いし、口調も違う 笑)が3本のキックを止めて、準決勝進出!!
アルムニアは全部コースを読んでいたし、本当にPKはうまい!! カップ戦のトーナメントでPK戦にもつれ込む前に「交代枠」が空いてたら、PK戦で、「レーマン → アルムニア」 って交代はありかも(笑)




「結果」はすでに知っていたこの試合。
個人的に感動を覚えたのはPK戦勝利後のアーセナルの選手達が喜ぶ姿ではなく、スタジアムでドンキャスターを応援していた小さな女の子の姿。

アーセナルの4人目フレブのキックをドンキャスターのキーパーが止めたシーンでは大声で泣きながら声援を送り、ドンキャスターの4人目が失敗してチームの敗退が決まった後は、世界的なクラブであるアーセナル相手に大健闘を見せた自分が愛するチームに泣きながら(健闘を称えた)拍手を送っていた。
この「クラブを愛する姿勢」に1人のサッカーファンとして共感を覚え、思わず「もらい半泣き」してしまいました。(これを書いてる今も思い出して泣きそう 笑)

イングランド国内でも無名のドンキャスターという小さなクラブ。 誰1人有名な選手はいないし、内容がおもしろいサッカーだっていくらでもテレビで見れる時代。 でもこの女の子にとって愛するクラブは「ドンキャスターだけ」だし、ドンキャスターじゃなきゃダメなんだと思う。
3部(日本で言えばJFL)のチームを小さな子供がここまで熱心に応援する文化がイングランドにはある。 また、それがイングランドのチームの魅力だし、こういったファンの「チームを愛する姿勢」が自分をイングランドサッカーの虜にさせた要因の1つです。

将来、ドンキャスターが1部・プレミアシップに昇格して、あの女の子が喜ぶ姿を見てみたい、と思ったし、そうなることを願います。


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エールディビジ第17節 フェイエノールト VS AZ

2005-12-28 | エールディビジ

フェイエノールト 2-0 AZ

得点)パーウェ、デ・グズマン

HOME)フェイエノールト

                     カイト
            カルー              ブサボーン

                デ・グズマン   ガリ

                    パーウェ

        ボスハールト                  エストラン
               A・バイーア   グリーン


                   ローデワイクス


AWAY)AZ

                   アルベラーゼ
          ハイセヘムス            セクティウィ

                    ケネス・ペレス

              デ・ゼーウ     ランツァート

       デ・クレアー                   ヤリンス
               オプダム    マタイセン


                    ティメル


小野伸二、ベンチ入り!!>
首位AZを勝ち点3差で追うフェイエノールトがホーム、デ・カイプに迎えた試合は開始早々の3分、カイトとのワンツーから抜け出したパーウェがキーパーとの1対1を決めてフェイエが先制!!
さらには8分、2列目から飛び出したデ・グズマンが相手を背負いながらもスピードに乗ったドリブルからシュートを決めて2点目!! 前半はその後もAZの出来の悪さフェイエのモチベーションの高さが目立ち、フェイエが試合の主導権を握るが、後半は一転してAZのペース。
正直、2点差を軽く逆転されてもおかしくないほどのチャンスを作られたが、AZのシュートミス、ゴールポスト、バー、そして38歳のGKローデワイクスの好セーブに助けられ、無失点で勝利!! 連敗も2でストップさせた。


この試合、残念ながら小野伸二は出場せず。 その小野の「代役以上」の活躍を見せているのが、18歳のカナダ代表デ・グズマン(ブンデスリーガで活躍し、今季からラ・コルーニャに移籍したカナダ代表のデ・グズマンとは別人)。 果敢な飛び出しと運動量の豊富さで、小野とは違った形でフェイエの中盤を活性化させている。 クーマン監督の信頼も厚いようで、小野のコンディションが戻ってもポジションの保証はなさそうだ。
この試合の個人的注目は、アーセナル移籍が噂されるオランダ代表FWカイトエジプト代表MFガリの2人。 小野があまり出ていない今季はCLでのPSVやアヤックスぐらいしかオランダリーグは見ていないので、フェイエは勉強不足(汗) まぁ2人ともヴェンゲルが好きそうな選手ではあるけど、ベルカンプの代わり、ヴィエラの代わりとしてはまだまだどちらも役不足といった印象。 選手層に厚みを増すために欲しい選手ではあるけど、チームを大きく変えてくれそうな感じはしないなぁ…
この試合のフェイエは他に、CBグリーンとMFパーウェの「攻撃参加」が非常に印象に残った。 グリーンの飛び出す頻度はブラジル代表のルシオ以上。 けれど、かなり後ろに迷惑かけてるのも事実(笑) 危険だけれどおもしろい選手だなぁ~。


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プレミアシップ第17週 チャールトン VS アーセナル

2005-12-27 | アーセナル

チャールトン 0-1 アーセナル

得点)レジェス

HOME)チャールトン

                D・ベント   バートレット

         B・ヒューズ                キシシェフ

                マーフィー
                         ホランド

       フレイダルション                   ヤング
                 ソロンド   フォーチュン


                     ミューレ

交代)  ソロンド → スペクター
   バートレット → リズビー
    キシシェフ → アンブローズ


AWAY)アーセナル

                     アンリ

           レジェス
                     フレブ
                                リュングベリ

                          セスク
              ジウベルト・シウバ

        シガン                         ラウレン
                キャンベル    トゥーレ


                     レーマン


交代) フレブ → ピレス
   レジェス → フラミニ


<祝日ボクシング・デー
この試合が行われた12月26日はイギリスの祝日、ボクシング・デー(Boxing Day)。 イギリスの他、アイスランド・スコットランド・オーストラリア・ニュージーランド・カナダなどでも祝日に設定されているこの日は、クリスマスの翌日で、元々は、教会が貧しい人たちのために寄付を募ったクリスマスプレゼントの箱(Box)を開ける日であったことから"Boxing Day"と呼ばれている。 つまり、クリスマスも主に仕えなければならなかった召使たちに翌日家族と過ごさせる、という休日。
この日はどこのスタジアムもサンタの衣装を身にまとったファンでいっぱい。 日本ではクリスマス・イヴをピークにして26日にはクリスマスはどこ吹く風という感じになってしまうけど、むこうは新年までがクリスマス。 やっぱクリスチャンの国は違いますね~。(日本が異様なんかな?)


<トンネルからの脱出>
ボクシング・デーにアーセナルが対戦した相手は、現在チームの調子が大きく下降しているチャールトン。 アウェイで未だ1勝、無得点3連敗のアーセナルにとっては日程の巡り合わせに感謝しなければならない相手だった。
試合は、序盤にチャールトンが「アーセナル戦対策」としてプレミア各クラブに浸透した、前線からの激しいプレッシャーでアーセナルを苦しめる。 アーセナルはジウベルト、フレブ、セスク、シガンらのミスパスが目立ち、チームのリズムを乱してしまう。 それでも、20分を過ぎたあたりからは徐々にペースを取り戻しパスが繋がってくるようになると、22分、シガン・アンリ・フレブ・レジェス、とアーセナルらしいダイレクトパスの連鎖で左サイドを崩し、レジェスが中央でラインを見ながら抜け出したリュングベリへパス! 自分が見た2005年の試合の中でも「1番」と言えるGKとの1対1のおいしいチャンスを迎えるが、どフリーすぎて慎重になったリュングベリのシュートはミューレに弾かれ得点ならず!! さらにはロングパスから抜け出したアンリが飛び出してきたミューレの頭上を越えるヘディングシュートを放つも、ゴールライン前でCBのフォーチュンがクリア!! 前半は結局0-0で終了。
3試合無得点のチームに漂う悪い流れがそのまま表れた前半だったが、後半は一方的なアーセナルペース。 そして後半13分、アンリの素早い反転からのシュートをミューレが弾いたところをレジェスが右足で合わせて先制!!(写真上)
その後もチャンスを何度も迎えるが、得意の「繋ぎ病」が仇となって試合を決める追加点が奪えないでいたところを助けられたのが、チャールトンのキープレイヤー、マーフィー(元イングランド代表)の退場(写真下・左)

攻守の支えだったマーフィーがいなくなり10人になったことでチャールトンはボールが奪えなくなり、アーセナルは自由にボールを回せた。 最後はパワープレーでヒヤッとさせられる場面も作られたが、なんとか逃げ切り、連敗脱出!! そしてアウェイ2勝目!!


この試合はチャールトンの最終ラインの脆さに救われた。 そのチームに苦戦してしまうところを見ると、アーセナルのコンディションが戻るのはまだ時間がかかりそうだ。 幸いにもこの先の相手はポーツマス(28日 ホーム)、アストン・ビラ(31日 アウェイ)と下位チームが続く。 連勝して、年明け1月3日の大一番、ハイバリーでのマンチェスター・ユナイテッド戦に向けて弾みをつけてもらいたい。

しかし、残念ながらポーツマス戦はスカパーでの放送がないようです…(虚しいなぁ…)


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モウリーニョ語録

2005-12-23 | ニュース

イギリス現地BBC(The British Broadcasting Corporation 英国放送協会)が、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督がこれまでに発した数々の物議を醸すコメントを特集!!


詳細は、http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/football/teams/c/chelsea/4392444.stm へ


例を少し挙げてみると…

○チェルシーの監督に就任して   2004年6月
「私のことを傲慢と言わないでくれ。 しかし、私はヨーロッパチャンピョン(ポルトでCL優勝)だし、私は特別だ。」

「我々(チェルシー)はトッププレイヤーを抱えている。 そして我々はトップの監督を抱えている。」


○攻めながらも引き分けに終わったトッテナム戦について    9月
「トッテナムはわざわざディフェンスをしにここに来た。」


○ノースロンドンダービーでアーセナルが5-4というハイスコアでの勝利について    11月
「それはサッカーではなくホッケーのスコアだ。 もし、チェルシーで3対3の練習中にでも5-4のスコアになったら、私は選手達をロッカールームに帰すだろう。 なぜなら正しいディフェンスができていないということだからだ。」


○カーリングカップ準決勝、ハーフタイムに主審と談笑していたファーガソン(マンU監督)について
2005年1月
「私が60歳になってこのリーグの監督を20年間続け、人々の尊敬を得たら、私は人(主審)の決心を揺るがすことのできる権力を持っていることだろう。」


○タイトル争いについて     2月
「我々は財政力によって首位に立っているのではない。 今我々が多くのタイトル争いに絡んでいるのは私の仕事ぶりによるものだ。」


○CL準決勝、リバプールのゴールラインを超えたか微妙判定のゴールで敗戦後    5月
「アンフィールドのスタンドという月から落ちてきたゴールだった。」


○開幕からの連勝記録がエバートンとの引き分けで止まって    10月
「皆さんがチェルシーが勝ち続けることに泣いていたから、グディソン・パーク(エバートンのホームスタジアム)での引き分けは皆さんを幸せにするんじゃないかな。」



などなど、機知と皮肉に富んだものばかり。 メディアはネタに事欠かないでしょうね~。
それにしてもすごいと思うのが、BBCというのは日本でいうNHK、つまり国営放送でこういう特集を組んじゃうってこと。 選手・監督批判もするし、ことなかれ主義のわが国メディアとは豪く違いますね~。 ここにも「世界との差」が見つかる気がする…


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セリエA 第17節

2005-12-22 | セリエA

◯インテル 4-1 エンポリ

得点)アドリアーノ、クルス、フィーゴ、マルティンス / ヴァンヌッキ

HOME)インテル

             アドリアーノ   マルティンス

       ソラーリ                     フィーゴ

                         ベロン
              カンビアッソ

      ファバッリ                     サネッティ
               サムエル   ブルディッソ


                  J・セザール


AWAY)エンポリ

                    リガノ

            タバーノ           アルミロン

                モーロ      ブシェ

                   フィチーニ

        ボネット                    ルッキーニ
                 ラッジ    コーダ


                    ベルティ


ミラノダービーの劇的な形での勝利以降、波に乗るインテルはホームに昇格組のエンポリを迎え、 アドリアーノ、フリオ・クルス、フィーゴ、マルティンスと「決めるべき人」が全員決めて4-1の快勝!

しかし、そのインテルに衝撃が走ったのが前半の14分。 エンポリCBのラッジと激しく頭をぶつけたアドリアーノが意識を失って担架で運ばれる緊急事態に…
回復までの期間、復帰後の対人プレーへの影響、W杯の出場の可否など、インテルファンならずともアドリアーノの行く末を案じたが、どうやら本人はケロっとしている模様(笑) さすが怪物…

エンポリはラッジ、コーダ(U-20イタリア代表)という「1984年&1985年生まれ」の若いCBコンビが終始混乱させられて完敗。 昨季のフィオレンティーナで「セリエAレベル」ではやっていけないことがわかっているリガノに依存しているようでは今後も苦しいだろう。 先週もゴールを決め、この試合も途中から入ってゴールを決めたヴァンヌッキをなぜスタートから使わないのか疑問。 彼が入ったことでリズムが大きく変わったが、逆に考えると、彼がこのレベルのクラブにいる方がおかしい、とも思ういい選手だった。

 

◯リヴォルノ 0-3 ACミラン

得点)ジラルディーノ2、シェフチェンコ

HOME)リヴォルノ

                 C・ルカレッリ

           ラゼティッチ        コルッチ

       ココ                       C・プラテス
                       モッローネ
              パッソーニ


          ガランテ   ヴァルガス   グランドーニ


                  アメーリア


AWAY)ACミラン

             シェフチェンコ   ジラルディーノ

                    カカ

         セードルフ             ガットゥーゾ

                    ピルロ

      セルジーニョ                    シミッチ
               カラーゼ     ネスタ


                    ジーダ


リヴォルノロベルト・ドナドーニ、ミランカルロ・アンチェロッティ両監督の「ミラン黄金時代OB対決」として注目された試合は、前半23分と後半15分のジラルディーノのゴール、後半26の分シェフチェンコのゴールでミランが久々にアウェイで快勝!!
前半は試合展開もプレミアのように早く、内容的にも互角でおもしろかったが、後半は一方的なミランペースで試合は進んだ。 試合の全体的印象とは関係なく個人的に目に付いたのはカラーゼのCB
ん、安定感がある…
左SBに入ると足を引っ張るようなミスが多かったカラーゼだが、CBでは負傷中のマルディーニの穴をきっちり埋めている(クロス時のマークの見放しが多くなったマルディーニが入るよりうまくいっているかも)。 グルジア代表ではCBをやっているらしいが、グルジア代表の試合なんて日本で見ることはそうないので「ミランの左SBのカラーゼ」のイメージしかない自分としては、先日のミラノダービーでのプレーぶりといい、新鮮な驚きだった。

リヴォルノで目立ったのは、昨季得点王のルカレッリはもちろんのこと、MFのモッローネとGKのアメーリア。 モッローネは中盤の運動量豊富なパサーで、センターから右サイドのエリアを自由に動いてチャンスを作った。 アメーリアは3失点こそしたが、イタリア代表らしい安定したセービングを見せた。

そして、何か見てて切ない気分になるのが左MFのココ。 4年前まではイタリア代表に欠かせない選手だったが、度重なる怪我と、インテルとバルセロナへの移籍ミスにより現在は過去の人の扱い… まだ28歳。これからの巻き返しに期待したい。


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プレミアシップ第16週 アーセナル VS チェルシー

2005-12-20 | アーセナル

アーセナル 0-2 チェルシー

得点)ロッベン、J・コール

HOME)アーセナル

                     アンリ

          ファン・ペルシー
                     フレブ
                                リュングベリ

                          セスク
                 フラミニ

       ラウレン                         トゥーレ
                キャンベル   センデロス


                     レーマン


交代)  リュングベリ → ベルカンプ
          フレブ → ピレス
    ファン・ペルシー → オウス・アベイェ


AWAY)チェルシー

                    ドログバ

           ロッベン               J・コール

               ランパード
                          エシァン

                    マケレレ

        ギャラス                     P・フェレイラ
                 テリー    カルバーリョ


                     チェフ


交代)ロッベン → ジェレミ
    ドログバ → フート


<タイトル争いからの脱落>
正直なところ、何から書けばいいのかわからない…
慰めの意味をこめた言い訳を言えば、前半にオフサイドと判定された(実際はオフサイドではない)ファン・ペルシーのゴールが決まっていれば、チェルシーが攻撃せざるを得なくなり、展開は変わっていただろう。 守備からのカウンターはチェルシーの最も得意とするところであり、先制点(写真上)後は完全にチェルシーの術中にはまってしまった恰好だ。
アンリのシュートはポスト「外側」に当たってゴール外へ、ロッベンのシュートはポスト「内側」に当たってゴールへ、という現在のチーム状況を残酷に対比させるような「運の差」もあった。

しかし、今回の対戦で、チェルシーとのチーム力の差がスタンフォード・ブリッジで対戦した前回の試合時よりも開いており、チェルシーがアーセナルより1ランク、2ランク上の段階にいるクラブであることが確認された。
解説の粕谷氏が指摘したように、チェルシーはスタメン全員が「旬の選手」、アーセナルはアンリ以外は「ピークを過ぎたベテランと発展途上の若手」。 指揮官ヴェンゲルが「監督としての哲学」を曲げることは考えにくい今、監督就任以来初のリーグ戦3連敗を喫したチームに与える処方箋は、大幅な補強しかないのかもしれない。
これで、元々薄まっていたタイトル奪回の可能性は完全に消滅。 チームはCLに目標を切り替え、さすがのヴェンゲルも冬の補強を考え始めたようだ。


それにしても、素晴らしいと思うのが、プレミアのチーフレフリーがファン・ペルシーの取り消されたゴールを副審の誤審と認めたこと。
「間違いは間違い。」と素直に認める姿勢はJリーグの審判協会もぜひ見習ってほしい。 こういった厳しい環境が審判を育てるのだろう。 Jリーグの審判は過保護なほど守られている。

 

Arsenal Team Statistics Chelsea
  0 Goals 2
  0 1st Half Goals 1
  5 Shots on Target 6
  5 Shots off Target 4
  2 Blocked Shots 4
  5 Corners 5
  14 Fouls 19
  2 Offsides 4
  3 Yellow Cards 4
  0 Red Cards 0
 69.4% Passing Success 61%
   30 Tackles 36
 73.3% Tackles Success 75%
 58.4% Possession 41.6%
 55.4% Territorial Advantage 44.6%

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リーガ・エスパニョーラ 第16節

2005-12-19 | リーガ・エスパニョーラ

◯カディス 1-3 バルセロナ

得点)ジュリー、エトー2(1PK) / ミロサブリエビッチ

HOME)カディス

                       オリ

                     パボーニ
           ホナタン・セスマ           エンリケ

                 スアレス   フレウルキン

         マリオ・シウバ                 バレーラ
               デ・キンターナ  デ・ラ・クエスタ


                     アルマンド


AWAY)バルセロナ

                      エトー
                                  ジュリー
             メッシー

                   デコ     イニエスタ

                     エジミウソン

        ファン・ブロンクホルスト               オレゲル
                  プジョル    マルケス


                     V・ヴァルデス


ロナウジーニョが風邪で欠場し、バルサは久々に「ロナウジーニョ抜き」の布陣で臨んだ試合は前半32分、イニエスタのスルーパスを受けたジュリーがキーパーが飛び出したところをループシュートを決めて先制!! 前半ロスタイムには、メッシーが倒されて得たPKをエトーがやり直しを含めて2度しっかり決めて2点目!! さらには後半開始4分、メッシーがペナルティエリア内狭いスペースでの絶妙なボールタッチから出したパスをエトーが合わせて3点目!!
スペイン国内でも最も素晴らしい雰囲気を持つと言われているラモン・デ・カランサの後押しを受けたカディスは後半ロスタイムに素早いリスタートから途中投入されたミロサブリエビッチがゴールを決めて一矢報いた。

この試合、ロナウジーニョの穴を埋める以上の活躍を見せたのがメッシーだ。
スタートは左の位置に入ったが、後半は普段プレーしている右にポジションを移すと、得意の中に切れ込むドリブルでカディス守備陣を混乱させた。 また、パスセンスの非凡さも見せ、柔らかいタッチのスルーパスを何度も通した。 恐るべき18歳。 年齢を重ね、もっと筋力をつけて強いシュートが打てるようになればさらに怖い選手、そして真の「マラドーナ2世」となれるだろう。



 

◯レアル・マドリード 1-1 オサスナ

得点)ソルダード / ミロシェビッチ

HOME)レアル・マドリード

                     ロナウド

                     バチスタ
            ロビーニョ             ベッカム

                 グティ   セルヒオ・ラモス

        ロベルト・カルロス                サルガド
                 エルゲラ    パボン


                     カシージャス


AWAY)オサスナ

                  ウェボ    ミロシェビッチ

                   ラウル・ガルシア

             モハ                 バルド

                     プニャル

          コラレス                    フラーニョ
                 ホセチョ   クエジャル


                   リカルド・ロペス


前半に退場者を出して10人のオサスナ相手に、ソルダードのゴールで追いつきなんとか引き分け… 相手が今季2位と好調とはいえ、あまりにも不甲斐ない。
CL決勝トーナメント1回戦は崖っぷちではなく、「崖から落ちた者同士」の対戦となる…


 

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FIFAトヨタカップクラブ選手権 決勝戦

2005-12-18 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

リバプール 0-1 サンパウロ

得点)ミネイロ

リバプール)

                  モリエンテス

                 ルイス・ガルシア
         キューウェル              ジェラード

               シソッコ   シャビ・アロンソ

       ワーノック                     フィナン
               ヒーピア    キャラガー


                    レイナ


サンパウロ)

              アロイージオ   アモローゾ

                   ダニーロ

        ジュニオール               シシーニョ

               ジョズエ     ミネイロ


         エジ・カルロス  ルガーノ    ファボン


                  ホジェリオ・セニ


<FIFAトヨタカップクラブ選手権の今後>
勝って大会初代王者となったのは、より強い勝利への執念を見せたサンパウロだった。
ミネイロの先制点(写真下)後は徹底して守備を固め、1点を守りきった。 個々の能力の差、戦術の差を考えると、サンパウロには「これ」しか勝利する方法がなかったが、それをやり通す当たりはさすが南米王者。 終盤の時間の使い方は日本の選手も学ぶべきところが多かったはず(結果、延長戦でクフォーのゴールで敗れはしたが、2001年に行われたトヨタカップ「バイエルン・ミュンヘンVSボカ・ジュニオルス」の退場者を出して1人少なくってからのボカのPK戦へ持ち込むための徹底した時間稼ぎを思い出した)。


それにしても、終わってみれば大方の予想通り、決勝戦は「ヨーロッパ」VS「南米」の構図となった。 決勝の内容を見ればそれは必然に思えるし、その他の大陸とのレベルの差はやはり感じてしまう。 しかし、こうなってしまうと問われるのが、「トヨタカップ」から「FIFAトヨタカップクラブ選手権」に大会レギュレーション変更をした意義。 このレギュレーションが続く限り、過密日程で苦しむヨーロッパのクラブからの批判は止まないだろうし、リバプールはよく戦ってくれたが、もっと「手抜き」をするクラブが出てくる可能性がある。 また、決勝戦が「ヨーロッパ」VS「南米」のカードばかりではこの大会の存続が危うくなる。
ヨーロッパと南米以外の大陸のクラブ、そして日本のクラブが世界で羽撃くためにも、あと1、2回の間に「ヨーロッパ」VS「南米」の構図を崩す必要がある。


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アーセナルTV チェルシー VS アーセナル(1999)

2005-12-17 | アーセナル

チェルシー 2-3 アーセナル

得点)T・フロー、ペトレスク / カヌー3

HOME)チェルシー

                 T・フロー    サットン

            ル・ソー               ペトレスク

                 デシャン     ワイズ

         ババヤロ                    フェレール
                  ルブフ     デサイー


                     デ・フーイ


AWAY)アーセナル

                 シュケル     カヌー

          オーフェルマルス           リュングベリ

                  プティ      パーラー

        シウビーニョ                    ディクソン
                 アダムズ    キーオン


                      シーマン

交代)リュングベリ → アンリ
        プティ → ヴィバス


アーセナルTV!!
来たる12月18日の「アーセナルVSチェルシー」の試合を前に、過去のチェルシー戦を特集!!
ということで、今回(と言っても放送されたのはかなり前)はティエリ・アンリがアーセナルに加入した1999-2000シーズン、10月23日のスタンフォード・ブリッジでのチェルシー戦を放送!!
「プレミアシップ歴代ベスト10ゲーム」にも選ばれた試合は前半終盤、ペトレスク(元ルーマニア代表)のクロスからトーレ・アンドレ・フロー(元ノルウェー代表)が頭で合わせてチェルシーが先制!! 後半開始早々にはル・ソー(元イングランド代表)の左からのクロスを今度はペトレスクが頭で合わせて2点目!!
一昨季の王者相手に2点リードでスタジアムは歓喜の渦となり、チェルシー押せ押せの展開が続くかと思われたが、その後は一転してアーセナルのペース。 そして、この試合の主役となったのがFWカヌー(現ウェスト・ブロムウィッチ)。 この日途中交代で入ったカヌーは、オーフェルマルス(元オランダ代表)のシュート気味のパスを「カヌーらしい」足元に吸い付くようなトラップで止めて、すぐさま左隅に流し込み1点差とすると、今度はオーフェルマルスの左足のグラウンダーのクロスをカヌーがまたも素晴らしいワンタッチコントロールからゴールを決めて同点!!
「勝ち点3を勝ち点1に」されて気落ちするチェルシーイレブン「勝ち点0を勝ち点1」にして喜ぶアーセナルイレブンだったが、これで満足しなかったのがカヌー。 後半ロスタイム、右サイド際で相手ディフェンスのクリアをカットしてマイボールにすると、ドリブルで持ち込み、飛び出してきたGKデ・フーイをかわし、ゴールライン際の角度のないところから決めて逆転!!! 自身も「生涯ベストゴール」と語るスーパーゴールを決めて、終盤16分間でハットトリックを達成したカヌーの活躍で劇的な逆転勝利!!


<チェルシー>
ジャンルカ・ビアリ監督3季目(選手兼監督だったが、このシーズンの「選手」としての出場は0)に入ったこのシーズンは、ジョン・テリーのデビューシーズンだったが、若いテリーにとってフランス代表で長くコンビを組むデサイーとルブフの壁は厚く、リーグ戦2試合出場するに留まった。 また、この試合には出場しなかったが、クディチーニ、ディ・マッテオ、ゾラといったビアリの「イタリア・コネクション」を生かした補強がされていた時代。 それはこの次の2000-2001シーズンにビアリが解任された後も、同じイタリア人のクラウディオ・ラニエリが監督になったことで続いていった。 1999-2000シーズンのチェルシーの成績は、プレミアシップ5位、CLはベスト8でバルセロナに敗れた。


フェイマス・フォー!!
今回はアーセナルの過去の名選手を紹介します♪

ヴェンゲル監督になってヨーロッパでも屈指の「美しいサッカー」を見せるようになったアーセナルだが、それ以前の80年代後半から90年代前半にかけては、「1-0のアーセナル」という、現在ではユベントスやチェルシーが言われている呼称が与えられた「守備のチーム」だった。 その堅守を支えたのが、日本でもおなじみの元イングランド代表GKのディビッド・シーマン!!と、4人のディフェンスライン、通称「フェイマス・フォー」!!

○GK

デイビッド・シーマン

90年代のアーセナルとイングランド代表を支えた守護神。 アーセナル、そしてイングランド国内がシーマンの「後継者」探しに苦労している。 38歳で2002年のW杯に正GKとして出場したことがそのことの表れだろう。
敵・味方関係なく彼を評価するのはその人間性。 いかにも「いいオジサン」といった感じで、シーマンが揉め事の仲裁に入れば直ちに解決ができる。 ただ残念なのは、日本では彼の素晴らしいキャリアが日韓W杯準々決勝ブラジル戦のロナウジーニョのFKの際のポジショニングミスで片付けられてしまっていることだ(まぁ、逆に言えば、みんなそれだけしか知らないってことかな)。 ちなみに、ポニーテールが特徴の彼だが、この試合では短髪。 う~ん違和感…

○CB

マーティン・キーオン

アーセナルとイングランド代表でアダムスの相棒を務めたCB。
読みとポジショニングに優れたCBだった。 彼もシーマン同様に人から愛される人間で、引退試合には当時すでにレアルに在籍していたベッカムを始めとした多くの選手が駆けつけた。 また、多くの若い選手が彼のアドバイスを受けて成長した。 コロ・トゥーレのCBコンバートをヴェンゲルに提案したのも彼。


トニーアダムス

90年代のアーセナルとイングランド代表のキャプテン。
フィジカルと1対1の強さは絶大で、統率力も併せ持っていた。 個人的に印象深いのは1997-1998シーズン、アーセナルがプレミア初優勝を決めたエバートン戦(ホーム)でのゴール。 CBスティーブ・ボールド(現アーセナルU-17コーチ)が落としたボールをCBのアダムスが長い距離を走って豪快に決めたゴールだった。
キャリアの晩年はアルコール依存症に苦しめられたが、ヴェンゲルのアドバイスを受けて克服し、選手キャリアが延び、2001-2002シーズンの優勝後に引退した。 現在はフェイエノールトのユースコーチを担当。


○右SB

リー・ディクソン

豊富な運動量と強靭な精神力を持つ、長くアーセナルの右サイドを支えたSB。
守備能力ではラウレンをはるかに凌ぎ、攻撃でもタイミングのいいオーバーラップを何度も見せる。
現在はBBCのコメンテーターとして活躍し、古巣のアーセナルを厳しくも愛情のこもった目で見守っている。
 

○左SB

ナイジェル・ウィンターバーン

この試合はシウビーニョ(現バルセロナ)が左に入ったが、本来「フェイマス・フォー」の一角をなすのはこのナイジェル・ウィンターバーン。
代表ではスチュアート・ピアース(現マンチェスター・シティ監督)がいたため、あまり出番には恵まれなかったが、アーセナルでは584試合に出場。 彼もディクソンと同様に強靭な精神力の持ち主で、しぶといディフェンスが得意だった。

 

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FIFAトヨタカップクラブ選手権 準決勝

2005-12-16 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

◯リバプール 3-0 ディポルティボ・サプリサ

得点)クラウチ2、ジェラード

リバプール)

                クラウチ      シセ

          リーセ                  ジェラード

              シャビ・アロンソ  シソッコ

        トラオレ                      ホセミ
                ヒーピア    キャラガー


                     レイナ


ディポルティボ・サプリサ)

             ロナルド・ゴメス    サボリオ

                   ボラーニョス

          センテーノ                ベネット

                   アソファイエ

       バディージャ                    ドゥルモンド
                コルデロ   ゴンサレス


                     ポラス


クラウチの2ゴール、ジェラードのボレーでリバプールが快勝!!
今大会初めて、対戦する2チーム間のレベルの差を感じた。 サプリサはリバプールに「敬意」を表しすぎてしまった印象だ。
リバプールは結構ベストメンバーに近い布陣で臨んだなぁ~。 日本のファンにとっては何よりなことで♪


日本での知名度急上昇のFWクラウチ最新情報はこちらから!!!

 

◯アル・イテハド 2-3 サンパウロ

得点)ヌール、アルモンタシャリ / アモローゾ2、ホジェリオ・セニ(PK)

アル・イテハド)

                ヌール     カロン

                    チェコ

          アボシュガイル           ソウェド

                    フリリ

       アドナン・ファラタ                  ドキ
             アルモンタシャリ   タカル


                    ザイド

サンパウロ)

              アロイージオ   アモローゾ

                   ダニーロ

        ジュニオール               シシーニョ

               ジョズエ     ミネイロ


         エジ・カルロス  ルガーノ    ファボン


                  ホジェリオ・セニ


サンパウロの試合はリベルタドーレスで見ていた(準決勝①準決勝②、 決勝①決勝②)が、この日の出来はひどかった。 高いモチベーションで臨んだ大会の初戦、ということで硬さもあっただろう。
しかし、何より驚きはアル・イテハドの健闘だ。
彼らがサンパウロと互角に渡り合う姿を見ていると、開催国・日本のクラブの出場は来年も実現が難しいように思えてならない。 ACLに出場するクラブに対する協会のサポート不足が取り沙汰されるが、優勝を本気で目指すとなると、解決しなければならない問題はそれだけではないだろうし、埋めがたい差を感じてしまう。


エジ・カルロスがついにレギュラーになったかぁ~。 ワールドユースでは目立っていたし、順調にステップアップしてるなぁ~。


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その他の世界クラブ選手権情報はこちらから!!!


FIFAトヨタカップクラブ選手権 1回戦

2005-12-13 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

◯シドニーFC 0-1 ディポルティボ・サプリサ

得点)ボラーニョス

シドニーFC)

              KAZU   ペトロフスキー

         コリカ                 カーニー

                       ヨーク
             マクフリン

      チェッコリ                    パッカー
              ファイフ     ミリガン


                  ボルトン


ディポルティボ・サプリサ)

           ロナルド・ゴメス    サボリオ

                 ボラーニョス

        センテーノ                ベネット

                 アソファイエ

     バディージャ                    ドゥルモンド
              コルデロ   ゴンサレス


                   ポラス


<KING・KAZU!!>
シドニーFC
正直、もっとショボショボなチームかと思ってました(汗)が、予想に反してかなりの好チーム。 オーストラリアのステレオタイプ的なサッカーではなく、後方からしっかりと繋いでいってフィニッシュまでもって行こうというチームコンセプトが見て取れた。
元マンチェスター・ユナイテッドFWヨークがこのチームでは中盤のセンターを任されて、冷静なパス回しで攻撃にリズムを与えた。 右のカーニー、左の元サンフレッチェ&元オーストラリア代表コリカのサイドアタッカーも非常に良かった(コリカはしばらく見ない間にずいぶん老けたなぁ~)。
残念ながらカズは得点できず、負けてしまったけれど、次戦も応援したくなるいいチームだった。


ディポルティボ・サプリサ
前半はこちらも「中南米」のステレオタイプとは違ったサッカーでしたが、調子を取り戻した後半は華麗なパス回しと高い個人技を見せた。
それにしても、ボラーニョスの得点後の涙には驚き。 中米、南米、オセアニア、アジアのクラブがどれだけこの大会にかける気持ちが強いかがわかった。 何か大会の盛り上がり具合を見ていると、日本のファンが大会の意義が見出せず「傍観者」となり、ヨーロッパ王者のリバプールと同等かそれ以上の冷めた目でこの大会を見ている気がしてならない…(その1人が自分です…) 彼らの頑張りのためにも、この大会をもっと多くの人に見てもらいたい、と切に思う。


◯アル・イテハド 1-0 アル・アハリ

得点)ヌール

アル・イテハド)

                カロン    ハイダル

                    チェコ

          アボシュガイル            ヌール

                    フリリ

       アドナン・ファラタ                  ドキ
             アルモンタシュリ   タカル


                    ザイド


アル・アハリ)

               メタエブ       バラカト
                   アブトレイカ


               シャウキ      ムスタファ

                    エルサイド

        ジウベルト                    エルシャデル
                シャディ      ゴムア


                    アルハダリ


<日本テレビの「冒険」>
いや~、まさかこの試合をゴールデンタイムに生放送すると思ってなかったんで驚きました(汗) 視聴率大丈夫かな…?? あんまり低すぎて来年の大会は放送しない、なんてことになっても困るしな~… そんなことばっか気になってました…
ということで、この大会をもっと多くの人に見てもらいたい、と切に思う。(2度目)

 

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セリエA第15節 インテル VS ACミラン

2005-12-13 | セリエA

インテル 3-2 ACミラン

得点)アドリアーノ2(1PK)、マルティンス / シェフチェンコ(PK)、スタム

HOME)インテル

             アドリアーノ   マルティンス

       フィーゴ                   スタンコビッチ

                         ベロン
              カンビアッソ

      ファバッリ                     サネッティ
               サムエル    コルドバ


                  J・セザール

交代)  フィーゴ → ブルディッソ
   マルティンス → クルス


AWAY)ACミラン

             シェフチェンコ   ジラルディーノ

                    カカ

         セードルフ             ガットゥーゾ

                    ピルロ

      セルジーニョ                     スタム
               カラーゼ     ネスタ


                    ジーダ


交代)   ネスタ → シミッチ
    ガットゥーゾ → ヤンクロフスキ
  ジラルディーノ → ビエリ


<インテリスタ、歓喜の夜>
今季初、通算262回目ミラノダービー!!! インテルのホーム扱いで行われた試合は「イタリアのダービーマッチ」らしからぬハイスコアゲームになった。
試合は珍しく序盤からインテルがペースが握る。 前半23分、ミランのネスタがアドリアーノとのワンツーから抜け出したマルティンスとの競り合いで倒れた際にハンドでボールを止めたと判定されPK!! これをダービーではネスタに抑えられっぱなしだったアドリアーノがど真ん中に決めて先制!!
先制点の場面といい、メッシーナ主審の不可解で基準が不統一な判定に選手とサポーターが不満を表し始めた矢先の38分、ゴール前でのピルロのFKをスタンコビッチがハンドで止めたと判定されてこちらもPK!! これを「ダービー男」シェフチェンコが決めて同点!!
後半に入るとこれ以上ユーべに差をつけられたくないミランが攻め込むが、14分、アドリアーノの強烈なFKをジーダが弾いたところに素早く反応したマルティンスが押し込み勝ち越し!!
1点を追うミランはカカを中心に攻め込んでいくが、そのカカのミドルシュートはポストに弾かれてしまう。 しかし、38分、ゴール右サイドからのピルロのFKにスタムが高い打点で合わせる意地の一発で同点!!
ミランがまたもや追い付き、誰もが
「またインテルはミランに勝てなかったか…」
と思ったロスタイム残り1分、ベロンの左CKをライバルチームへの移籍で大ブーイングを浴び続けたビエリと競ったアドリアーノが頭で合わせてこの日2点目!! エースが土壇場で決めたインテルがミラノダービー実に3年ぶりの勝利!! 勝ったインテルは2位タイに浮上!! 敗れたミランは4位に転落した。


この日のインテルは「1つにまとまっていた」。
自分がインテルの試合を観戦するようになって(その前もあったかはわからないが)、ここまでチームが1つになり、気持ちの入ったインテルを見るのは初めてだった。
モラッティの「欲しがり病」による放漫経営で、大物選手を毎年獲得するものの結果が出なかったインテル(今は知らないが、昔はクラブハウス内で選手の「グループ」が出来ていて雰囲気が非常に悪かったというのは有名)。 チェルシーと違い、「金はあるが、使い方が下手」という典型的なチームで、このクラブには常勝軍団となるためには必須の「一貫性」というプランがなかった。 今季もアドリアーノの遅刻事件などで内部分裂間近の事態に陥った。
そのインテルが試合後、「輪」となって勝利を喜ぶ光景は非常に新鮮で、常に冷静さを保とうとするマンチーニ監督が後から輪の中に入って喜ぶ姿は微笑ましいというよりは奇怪に映るほどだった。
しかし、この日のインテルの姿は今シーズンのハイライトとなり、クラブの未来を変えた一戦と後々語られるかもしれない。 インテルにとってはそんな試合だった。



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プレミアシップ第15週 ニューカッスル VS アーセナル

2005-12-12 | アーセナル

ニューカッスル 1-0 アーセナル

得点)ソラーノ

HOME)ニューカッスル

               シアラー   オーウェン

          アメオビ               ソラーノ

               パーカー   A・ファエ

       R・エリオット                   ラメージ
               ブームソン  ブランブル


                    ギブン


AWAY)アーセナル

               アンリ
                      ファン・ペルシー

         フレブ                     リュングベリ

               セスク
                      ジウベルト・シウバ

       ラウレン                          トゥーレ
              キャンベル    センデロス


                     レーマン


交代)      フレブ → フラミニ
   ファン・ペルシー → ピレス
         セスク → オウス・アベイェ


<勝ち点1が取れない…>
主審に壊された試合だった。
ヴェンゲル監督も試合後、
「後半から相手はよりフィジカルな戦いを挑んできたが、主審は我々のファウルばかりを厳しく取り、さらにジウベルト・シウバにはレッドカードだ。シアラーはこの国の審判に影響力があるようだ。彼は空中戦でまず相手選手に身体をぶつけてボールを奪おうとする典型的な選手だが、それでもファウルにならないんだからね。」
と語ったように、主審デルモット・ギャラガーの明らかな「ニューカッスル寄り」のジャッジはまるで独裁政権下の国の首領が贔屓にしているチームの国内リーグ戦でも見ているようで、世界最高峰の「イングランド・プレミアシップ」の試合を見ているようにはとても思えないものだった。
ジウベルト・シウバのタックル(2回とも「決定機を防ぐ」ものでもないし、スライディングでもない)にためらいもなくイエローを出して、なぜキャンベルに対して選手生命を脅かすような危険なタックルを仕掛けたシアラーにイエローが出ないのか?
前半はアーセナルが完全に試合の主導権を握ったが、後半にジウベルト・シウバが退場するとニューカッスルに一気に攻め込まれ、ペルー代表ソラーノに決勝点を奪われた。

ただ、残念ながらこの試合の敗戦を主審のせいだけにすることはできない。
今季、アウェイ5敗目…
勝てないことよりも「引き分けに持ち込めないこと」の方が問題だろう。
この試合でも10人となった後は守り切るのか攻めに行くのか曖昧なまま残り8分にゴールを奪われ、ピレスとオウス・アベイェの投入が遅れた。 この苦しい展開を招いたのも、圧倒した前半にチャンスを決め切れなかったことが原因だ。 「決めるところで決めておかないと…」ということになる。 アンリのコンディションも明らかに落ちている。 チームはCLを含めて3試合連続無得点。
また、先週のボルトン戦と今回のニューカッスル戦で、アーセナルとの対戦は「フィジカル勝負」に持ち込めば大きな勝算がある、ということがこれから対戦するチームにも知られてしまったと思う。
これからもアウェイでの苦しい戦いは続くだろう。 そのためにもラストシーズンとなるハイバリーでは全勝を。 来週のチェルシー戦が鬼門となる。

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Newcastle United Team Name Arsenal
      1 Goals 0
      2 Shots on target ( Inc Goals ) 2
      4 Shots off Target (inc woodwork) 3
      2 Blocked Shots 1
      5 Corners Won 4
      23 Total Fouls Conceded 15
      6 Offsides 2
      2 Yellow Cards 0
      0 Red Cards 1
     46 % Possession 54 %



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グループD~H、プレビュー!!

2005-12-11 | ニュース


◯グループD
メキシコ  イラン  アンゴラ  ポルトガル

順当に第1シードのメキシコポルトガルが抜けそうな感じがするグループ。
注目は初戦の「アンゴラVSポルトガル」「旧主国VS植民地」の対決。 多くの選手がポルトガルでプレーするアンゴラ代表が波乱を起こせるか。 ポルトガルは日韓大会ではアメリカに、EURO2004ではギリシャに負けるなど、初戦につまづく傾向があるだけに注意が必要だろう。
イランは主力の多くがドイツでプレーしているため、環境面での慣れはアドバンテージとなるかもしれない。 しかし、やはり波乱を起こせるだけの潜在能力がイランとアンゴラには感じない。

(フェリペ・スコラーリ監督)

◯グループE
イタリア  ガーナ  アメリカ  チェコ

今大会「第2の死の組」がこのグループ。
リッピ監督になって攻撃的サッカーへと変貌し、もはや「カテナチオ」は死語となったイタリアエシァン(チェルシー)、アッピアー(フェネルバフチェ)、ムンタリ(ウディネーゼ)らを擁する強力な中盤を持ち、身体能力に秀でるガーナネドベドが復帰濃厚で陣容が整ったチェコ、多くの選手がプレミアやブンデスでプレーし、組織的なチームに仕上がり「サッカー不毛の地ではなくなった」アメリカの4チーム全てに突破の可能性がある。
ここ最近の国際大会は全くいいところがないイタリア。 2、3年前は世界のサッカーの話題の中心にいたが、今は日本でも取り上げられることがなくなってしまった「ローマの王子様」トッティにとっては世界的スターになる最後のチャンスとなるだけに期待したい。
チェコはどうしてもネドベドの出場如何によってしまうところが大きい。 カンナバーロやザンブロッタ、ブッフォンら同僚との対決はおもしろそうだ。

(リッピ監督)

◯グループG
フランス  スイス  韓国  トーゴ

W杯ヨーロッパ予選でも同組だったフランススイスがまたも激突!! 2戦引き分け、とフランスに負けなかったスイスの勝負強さが本大会でも発揮されればスイス突破の可能性が高い。 予選では見られなかったは「アンリVSセンデロス」のアーセナル対決が個人的注目!! ドメネク政権でプレーするモチベーションが低下しているジダンのコンディション次第な部分があるが、前回の雪辱を是非果たしてもらいたいところ。
こちらも「旧主国VS植民地」の構図となる「フランスVSトーゴ」もおもしろそうだ。 全くの未知数で、自分も試合を見たことがないトーゴのプレーぶりは楽しみだ。
「お隣り」韓国にも十分に突破の可能性があるが、本大会でのアドフォカートの采配は「彼のみぞ知る」の部分があるのであまり期待はできないと思う。 


(アドフォカート監督)

◯グループH
スペイン  ウクライナ  チュニジア  サウジアラビア

「波乱」が最も起きなそうなグループ。 何が起こるかわからないスポーツであるサッカー、そのW杯では、もはや「波乱が起きて当然」の部分があるが、このグループに関しては「波乱」は考えられない。
ただ、日本で「チュニジア同組待望論」が起こっていたが、4年前のW杯や2年前の親善試合のチュニジアと現在のチュニジアは比較にならないほど強くなっている、ということは言っておきたい。 ロジェ・ルメールが監督になり、所属選手も海外でプレーするようになったチュニジアのチームとしての成長はコンフェデやアフリカ予選を見れば明らかだ。
アジア予選を首位通過、アル・イテハドがACL優勝と、「アジアの盟主」の地位を取り戻しつつあるサウジアラビアだが、前回大会は「アジアサッカーの恥」とも言える大敗をドイツに喫してしまっただけに、今回の奮起を期待したい、というよりも「2010年のアジア枠」のためにも頑張ってもらわないと困る、というのが本音だ。


(スペイン・アラゴネス監督)


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