PSVアイントホーフェン 3-1 ACミラン
AGGREGATE) 3-3 アウェイゴールの差でミラン勝利!!
得点)パク・チソン、コクー2 / アンブロジーニ
HOME)PSVアイントホーフェン
ヘッセリンク
ファルファン
パク・チソン
フォーゲル ファン・ボメル
コクー
イ・ヨンピョ ルシウス
ボウマ アレックス
ゴメス
交代)ボウマ → ホベルチ
AWAY)ACミラン
シェフチェンコ
セードルフ カカ
アンブロジーニ ガットゥーゾ
ピルロ
マルディーニ カフー
スタム ネスタ
ジーダ
交代)マルディーニ → カラーゼ
セードルフ → トマソン
<1st leg>
ACミラン 2-0 PSVアイントホーフェン
試合はPSVが大健闘を見せたがFWの質の差が出た結果となった。誰がどう考えてもミランの圧倒的有利。しかし、「CLでミラン」というとあと数年はつきまとうことになるであろう、昨シーズンのラ・コルーニャ戦「リアソールの悪夢」があるが…
<ミランに何が起きたのか?>
ミランのシステムはCLでよく目にする「クリスマスツリー」型。しかし、このシステムの重要な担い手ルイコスタは出場せず。ただ、このシステムが成功したのはシェフチェンコが怪我でFW不足に悩んだCLのマンU戦。この時は苦肉の策として敷いた布陣が大成功したわけだが、今回は好調トマソンの他にクレスポ、インザーギとFWは充実していたはず。中盤が厚くなりゲームを支配しやすくなる布陣ではあるが、ひょっとしたら試合前から不必要なまでの「守りの意識」がアンチェロッティに働いていたのかもしれない。
試合は開始9分にパク・チソンが先制!!この時からミランはおかしかった。攻撃ではパスミスが目立ち、守備でもチェックが遅れ簡単にバイタルエリアまでボールを運ばせていた。
1点取られた後も流れは変わらずPSVペース。全くミランの調子は上向きにならず、復帰したネスタと守護神ジーダがなんとか失点を防ぐのが精一杯といった感じ。 このまま前半は終了。2戦合計ではまだミランがリード。
後半少しは良くなるかと思ったが、状況は全く変わらない。ミランはマルディーニに代えてカラーゼを投入。思えば前半5分、マルディーニがクリアしようとしたところにヘッセリンクの足が頭にぶつかり、マルディーニはその後精彩を欠いた。 あそこからミランの歯車が狂い始めたのかもしれない。
53分にはフリーキックがこぼれたところを、ボウマがボレーシュート!3分後には、左サイドのイ・ヨンピョのクロスから、アレックスがシュート!
次のゴールがPSVに訪れたのは当然の結果だった。その起点になったのは韓国代表イ・ヨンピョの左サイドからのクロス。ブラジル代表カフーを相手にスペースをつくったイ・ヨンピョが左足でクロスを入れると、ファーサイドに走り込んできたコクーが豪快なヘディングシュート!! コクーはこの試合初上がり!! これで2戦合計スコアは並んだ!!
イ・ヨンピョの左からのクロスをヘディングシュートというと、あの2002年W杯韓国 VS イタリア戦でアン・ジョンファンが挙げた延長Vゴールと同じ形! 「イタリア」のクラブチーム、ACミランにとってはこれも何かの運命か…
アンチェロッティ監督は、追いつかれた直後に1st legで2点目を挙げたトマソンを投入。しかし、完全にPSVになった流れは簡単には変えられない。ヒディング監督も攻めの姿勢を保ち、CBのボウマに代えてFWのホベルチを投入。
ただ、ここからPSVの選手達の「攻め疲れ」が見え始める。そして残り10分あたりからミランがゴール枠内に飛ぶシュートを放ち始める。PSVは攻め疲れに加えてこれまでなかった「守り疲れ」までもが重なるようになり、攻守の切り替えが遅くなる。
迎えたロスタイム、敵陣にボールを持ち込んだミランは、カカが左からクロスを入れると、ゴール前でノーマークになっていたアンブロジーニ(後半はキャプテン)が完璧なヘディングシュート!!これがゴメスの手に触れながらもゴール! 歓喜のミランベンチ!! そして頭を抱え込むPSVイレブン…
だが、まだ試合は終わらない。
ロスタイムも1分半が経過したところ、キックオフ後のロングボールから、コクーがあまりにも鮮やかな左足ボレーシュート!! しかし、決勝進出に必要なあと1点を狙うには、ロスタイムはあまりにも短かった。 このまま試合は終了。ミランがなんとか決勝進出を決めた。
<王者?ミラン>
終わってみればPSVは2試合とも「ロスタイム」での失点にやられた。 まぁこのあたりはアンチェロッティが、
「選手の経験の差で勝った。」と言うように、集中力の欠如から生まれた失点だろう。
ただ、2試合を通じてミランは「内容」では完全に負けていた。ミランのCLでの試合を語る際に必ず出てくる「試合巧者」という言葉は残念ながらこの試合には当てはまらない。
これで決勝進出の2チームは決まり、カードは、
ACミラン VS リバプール
まぁベスト16進出チームが決まった時点でも、片方は大方予想できるけどもう片方は予想できなかったんじゃないかな? てか、この試合にもしPSVが勝っていたら、
「PSVアイントホーフェン VS リバプール」という昨年レベルにかなり番狂わせなカードだったんだなぁ~(笑) レアル、バルサ、ユーヴェ、ミラン、インテル、バイエルン、アーセナル、マンU、チェルシーが勝ち上がった決勝トーナメントでまさかこのカードになるとは思わないよね~(笑)
次は1発勝負!!今までのようなリーグ戦の状況を基にした予想は意味ないね~。
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AGGREGATE) 3-3 アウェイゴールの差でミラン勝利!!
得点)パク・チソン、コクー2 / アンブロジーニ
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ファルファン
パク・チソン
フォーゲル ファン・ボメル
コクー
イ・ヨンピョ ルシウス
ボウマ アレックス
ゴメス
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AWAY)ACミラン
シェフチェンコ
セードルフ カカ
アンブロジーニ ガットゥーゾ
ピルロ
マルディーニ カフー
スタム ネスタ
ジーダ
交代)マルディーニ → カラーゼ
セードルフ → トマソン
<1st leg>
ACミラン 2-0 PSVアイントホーフェン
試合はPSVが大健闘を見せたがFWの質の差が出た結果となった。誰がどう考えてもミランの圧倒的有利。しかし、「CLでミラン」というとあと数年はつきまとうことになるであろう、昨シーズンのラ・コルーニャ戦「リアソールの悪夢」があるが…
<ミランに何が起きたのか?>
ミランのシステムはCLでよく目にする「クリスマスツリー」型。しかし、このシステムの重要な担い手ルイコスタは出場せず。ただ、このシステムが成功したのはシェフチェンコが怪我でFW不足に悩んだCLのマンU戦。この時は苦肉の策として敷いた布陣が大成功したわけだが、今回は好調トマソンの他にクレスポ、インザーギとFWは充実していたはず。中盤が厚くなりゲームを支配しやすくなる布陣ではあるが、ひょっとしたら試合前から不必要なまでの「守りの意識」がアンチェロッティに働いていたのかもしれない。
試合は開始9分にパク・チソンが先制!!この時からミランはおかしかった。攻撃ではパスミスが目立ち、守備でもチェックが遅れ簡単にバイタルエリアまでボールを運ばせていた。
1点取られた後も流れは変わらずPSVペース。全くミランの調子は上向きにならず、復帰したネスタと守護神ジーダがなんとか失点を防ぐのが精一杯といった感じ。 このまま前半は終了。2戦合計ではまだミランがリード。
後半少しは良くなるかと思ったが、状況は全く変わらない。ミランはマルディーニに代えてカラーゼを投入。思えば前半5分、マルディーニがクリアしようとしたところにヘッセリンクの足が頭にぶつかり、マルディーニはその後精彩を欠いた。 あそこからミランの歯車が狂い始めたのかもしれない。
53分にはフリーキックがこぼれたところを、ボウマがボレーシュート!3分後には、左サイドのイ・ヨンピョのクロスから、アレックスがシュート!
次のゴールがPSVに訪れたのは当然の結果だった。その起点になったのは韓国代表イ・ヨンピョの左サイドからのクロス。ブラジル代表カフーを相手にスペースをつくったイ・ヨンピョが左足でクロスを入れると、ファーサイドに走り込んできたコクーが豪快なヘディングシュート!! コクーはこの試合初上がり!! これで2戦合計スコアは並んだ!!
イ・ヨンピョの左からのクロスをヘディングシュートというと、あの2002年W杯韓国 VS イタリア戦でアン・ジョンファンが挙げた延長Vゴールと同じ形! 「イタリア」のクラブチーム、ACミランにとってはこれも何かの運命か…
アンチェロッティ監督は、追いつかれた直後に1st legで2点目を挙げたトマソンを投入。しかし、完全にPSVになった流れは簡単には変えられない。ヒディング監督も攻めの姿勢を保ち、CBのボウマに代えてFWのホベルチを投入。
ただ、ここからPSVの選手達の「攻め疲れ」が見え始める。そして残り10分あたりからミランがゴール枠内に飛ぶシュートを放ち始める。PSVは攻め疲れに加えてこれまでなかった「守り疲れ」までもが重なるようになり、攻守の切り替えが遅くなる。
迎えたロスタイム、敵陣にボールを持ち込んだミランは、カカが左からクロスを入れると、ゴール前でノーマークになっていたアンブロジーニ(後半はキャプテン)が完璧なヘディングシュート!!これがゴメスの手に触れながらもゴール! 歓喜のミランベンチ!! そして頭を抱え込むPSVイレブン…
だが、まだ試合は終わらない。
ロスタイムも1分半が経過したところ、キックオフ後のロングボールから、コクーがあまりにも鮮やかな左足ボレーシュート!! しかし、決勝進出に必要なあと1点を狙うには、ロスタイムはあまりにも短かった。 このまま試合は終了。ミランがなんとか決勝進出を決めた。
<王者?ミラン>
終わってみればPSVは2試合とも「ロスタイム」での失点にやられた。 まぁこのあたりはアンチェロッティが、
「選手の経験の差で勝った。」と言うように、集中力の欠如から生まれた失点だろう。
ただ、2試合を通じてミランは「内容」では完全に負けていた。ミランのCLでの試合を語る際に必ず出てくる「試合巧者」という言葉は残念ながらこの試合には当てはまらない。
これで決勝進出の2チームは決まり、カードは、
ACミラン VS リバプール
まぁベスト16進出チームが決まった時点でも、片方は大方予想できるけどもう片方は予想できなかったんじゃないかな? てか、この試合にもしPSVが勝っていたら、
「PSVアイントホーフェン VS リバプール」という昨年レベルにかなり番狂わせなカードだったんだなぁ~(笑) レアル、バルサ、ユーヴェ、ミラン、インテル、バイエルン、アーセナル、マンU、チェルシーが勝ち上がった決勝トーナメントでまさかこのカードになるとは思わないよね~(笑)
次は1発勝負!!今までのようなリーグ戦の状況を基にした予想は意味ないね~。
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