NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

迷走する浦和 「監督」と「コーチ」

2008-03-17 | Jリーグ

浦和レッズのホルガー・オジェック監督が解任されました。
まさかの連敗スタートになったとはいえ、前年にタイトル、それも「アジア・チャンピオン」の称号を勝ち得た監督が開幕からわずか2試合で解任されたことは、世界的に見ても異例の事態と言えるでしょう。

 

 

オジェック解任の詳細は、こちらへ(ランキング)

 

 

ただ、開幕前から不安は常につきまとっていました。
昨季に小野やワシントンら主力選手と起用法を巡って何度も対立するなど、選手達との元々の関係が良好ではなかったことに加えて、
前線に新加入選手が増えたことで重要性が増したプレシーズンに、日本代表選手が合流できなかったこと
攻守の要である闘莉王と田中達也の慢性的な怪我など、不安材料は数多くありました。

そして何より、オジェック解任の理由の1つである、「攻撃の形を見出せなかったこと」が一番大きかったかと思います。
ガンバや鹿島に比べて、ワシントンとポンテの個人に頼る部分が大きかった攻撃が、センターFWとしてはワシントンよりも確実にスケールが劣るエジミウソンと高原に代わったことで、不確定要素に変わりました。
昨季よりも“周囲のサポート”を多く必要とする攻撃が求められていた
のは当然ですが、それができていませんでした。
マリノス戦・名古屋戦ともに、高原とエジミウソンが孤立している場面が目立ちましたが、それでもどうにかできたのが、ワシントンとポンテの2人です。
個人で打開できないのであれば、チームで崩す他はありません。

 

ガンバや鹿島と違い、ACLは「決勝トーナメント」からの出場となるため、昨季に比べれば、浦和は今後のスケジュールに余裕があるはずです。
しかし、それを考慮する猶予がないほどに、ドレッシングルームの雰囲気が修復不可能なものになっているのでしょう。

「戦術以前の話。 選手を気持ちよくピッチに送り出して、踊ってもらうことができなかった。 練習の雰囲気も重苦しいし、環境を変えるのが一番だという判断です。」
と、浦和の藤口社長も苦しい胸の内を明かしています。
そして、同じく藤口社長が語った、
「浦和は結果を求められているチーム。」
という言葉から、浦和がバルセロナやレアル・マドリードのような“ビッグクラブ体質”に陥ってしまっていることも窺えます。

 

 

後任は、これまでも浦和の「コーチ」を務めていたゲルト・エンゲルスです。

この辺りについては、以前に元リバプールのジェイミー・レドナップ(ポーツマスのハリー・レドナップ監督の息子で、チェルシーのフランク・ランパードの従兄弟)が、イングランド代表がクロアチアに敗れてマクラーレン監督が解任された直後に興味深いことを語っています。

“コーチ”の役割は選手と監督との橋渡し
特に外国人監督である場合、選手達は不満を監督ではなくコーチに言う。 つまり、コーチの資質として“良い兄貴分”であることが求められるわけであって、エリクソン政権時代にその“良い兄貴分”だったマクラーレンが監督になっても、イングランドの“スーパースター”達に威厳を示せるはずがなかった。

と、「監督」と「コーチ」に求められる人間的資質の違いについて説明していたことがありました。


オジェックとエンゲルスは、まさにその「監督」と「コーチ」の典型的な比較がそのまま当てはまるケースでしょう。

 

ただ、レドナップの言うように、“元コーチ”が監督としての威厳を示せない可能性もありますが、エンゲルス本人が、
「(選手には、コーチの時と)同じアプローチでいきたい。個人で話もしたいし、ミニグループでも話をして、いろんな意見を聞きたい。」
と語っているように、チームの風通しが良くなって、全体が良い方向に向かう可能性の方が大きいのかと、個人的には思います。

サッカー選手の社会的ステータスが高くなった現在では、世界的にも、「対話型」の監督の方が成功するケースが多くなっています。
「威厳型」というのは、その監督の“カリスマ性”と“結果”が伴って初めて成り立つものであって、どちらかのバランスが崩れてしまえば、すぐに内部からの不満は出てくるものです。

 

その浦和よりも迷走しているアーセナルのミドルズブラ戦の記事は、明日にでも。

 

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J1に留まるべきクラブ、広島

2007-12-09 | Jリーグ

サンフレッチェ広島が、「J1・J2入れ替え戦」で京都サンガFCに敗れて、J2へ降格することが決まりました。

これで、入れ替え戦は、
一昨季の甲府、昨季の神戸、そして今季の京都と、3年連続でJ2のチームが勝利。
やはり、“不本意ながら出場する”入れ替え戦と、“権利を勝ち取って出場する”入れ替え戦では、チームの勢いという面で大きく差が出るということでしょうか。

 

佐藤寿人・ウェズレイというJリーグ屈指の破壊力を持つ2トップを擁しながら、
駒野や森崎兄弟といった日本代表クラスの実力者を軸に置きながら、
柏木、槙野、青山といった日本の将来を担う有望な若手を揃えながら、
下田、戸田、ストヤノフといった経験豊富なベテランが後方でチームを支えながら、
広島はJ2に降格します。


今年は、
佐藤寿人、駒野らはほぼ常時日本代表に招集され、
柏木、青山らはU-22代表として活躍してオリンピック出場を決め、
槙野、平繁らはU-20ワールドカップで日本の躍進に貢献するなど、
個人レベルでは充実の1年だったはず。

それが、直接チームの充実に繋がらないというのが、サッカーの難しいところです。
駒野や柏木は代表の連戦での疲労が相当影響したことでしょうし、青山は最終サウジ戦で骨折する悲運にも見舞われました。


しかし、広島はJ2に落ちてはいけないクラブです。
駒野(現A代表)、森崎和幸・浩司(アテネ五輪代表)、柏木、青山(北京五輪代表)、槙野、平繁(カナダU-20W杯代表)
の他にも、
前田俊介(オランダU-20W杯代表)、森重重人(カナダU-20W杯代表・現大分トリニータ)、高柳一誠、高萩洋次郎、桑田慎一郎ら、全員がユースレベルでの代表経験を持つ選手を、“生え抜き”として育成しているクラブ。

“日本のウェストハム”、“日本のアタランタ”として、常時J1に在籍していてほしいクラブです。

 

気になるのは、駒野や柏木ら現代表選手の去就。
かつて、当時A代表だった三浦淳宏が目前に迫ったドイツW杯を犠牲にしてまで神戸に残って昇格に貢献したように、
「チームに残って責任を果たすこと」も、
W杯予選・オリンピックを控える中、「J1へ新天地を求めてキャリアをステップアップさせること」も、個人的には、どちらもプロとして正しい判断だと思います。

 

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浦和レッズ、ACL優勝

2007-11-16 | Jリーグ

浦和レッズ優勝おめでとう!!!

 

大宮アルディージャファンの私としては、「ローカル・ライバル」が歴史的な快挙を成し遂げたことに幾許かの複雑な気持ちもありますが、それよりも、
賛否両論だった世界クラブW杯の「開催国枠」が初めて設けられた今年に、日本のクラブが「アジア王者」として出場できることを素直に祝う気持ちの方が強いです。
ちょうど、日韓W杯前のフランスW杯に初めて自力で出場を決めて、「W杯初出場の開催国」になることを免れた1997年の日本代表と境遇が重なります。


1999年にレッズが2部に降格した時から既に埼玉県の大宮に住んでいた私としては、周りのレッズファンの降格に悲しむ姿を間近で見てきたので、そこからのクラブのこの奇跡的な躍進に驚きを隠せません。

しかし、その奇跡を起こすことができたのも、サポーターの力があってこそ。
「サポーターが強くさせたクラブ」の、世界中を探しても稀に見ない代表格のクラブになりました。
サポーターが熱心にスタジアムに足を運んでクラブの財政面をサポートし、フロントが的確な補強を続け、その選手達が期待に応えるべく努力すれば、クラブは成長・進化するもののようです。

もちろん“言うは易し、行うは難し”ですが、それを実現させたレッズには敬意を表したいです。

そして、ワシントンポンテといった、
この試合の重要性を理解し、チームのためクラブのためにハードワークを惜しまない“外国人助っ人”を抱えていることに対する羨望の気持ちも強いです。
彼ら抜きには、この快挙もあり得なかったことでしょう。

 

セパハンは、中盤と前線にスキルフルな選手達が揃っており、浦和の守備陣は彼らのキックフェイントの多用に悪戦苦闘していました。 “巧かった”のはセパハンの方だったと思います。
試合を決めた浦和の2点目は、DFのバックパスをGKがトラップミスしたことで喫したCKからで、それまではセパハンが良い形で攻めていただけに、彼らとしては悔いが残るでしょう。

もし私がセパハン関係者なら、レッズにまず思うことは、
「リーグ優勝しなかったら承知しねぇぞ!」
ということでしょうかね(笑)
レッズのJリーグ優勝が決まれば彼らもクラブW杯に出場できることを、既に織り込み済みのことと思います。

 

さて、我が「大宮アルディージャ」の当面の目標は、
この「アジア・チャンピオン」と“年間最低2試合を戦うことができる権利”をどうにかして得ることになります(笑)

 

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新潟戦 あまりにも遠い「勝ち点1」

2007-10-07 | Jリーグ

アルビレックス新潟 1-0 大宮アルディージャ

得点)エジミウソン

HOME)アルビレックス新潟

                 矢野貴章
                        深井正樹

                    シウビーニョ

           坂本将貴               本間勲

                    寺川能人

       松尾直人                      三田光
               千代反田充   中野洋司


                    北野貴之


AWAY)大宮アルディージャ

                森田浩史
                        吉原宏太

          藤本主税               小林大吾

                小林慶行
                        佐伯直哉

       波戸康広                     西村卓朗
                冨田大介   レアンドロ


                    江角浩司

交代)吉原宏太 → デニス・マルケス
    森田浩史 → ペドロ・ジュニオール
    佐伯直哉 → 片岡洋介

 


試合の詳細(ランキング)


「大宮アルディージャ公式サイト」

 


私管理人が贔屓する「アーセナル」は現在好調で、難しい試合をものにできる「勝者のメンタリティー」を徐々に持ち合わせてきているのですが、
私が国内で贔屓にしている“我が町のクラブ”「大宮アルディージャ」は、今回の新潟戦で、

“試合を優勢に進め、決定機(小林大吾がフリーでのヘッドをクロスバーに当てる)を掴むも、終盤は消極的になって守備を固めて劣勢に陥り、終には退場者まで出してしまって、ロスタイム3分表示の3分目で失点し、力尽きる。”

という、まさに「敗者のメンタリティー」がチーム全体に内在しているのではないかと疑うような試合展開を披露してしまいました。

 

納得がいかないのは、大宮が新潟の守備陣に与えていた“最大の脅威”だったであろう吉原を、後半早々に下げたことです。
明らかに大宮優勢だった時間帯での、あの“KY”な采配に、解説者である渡邉一平さんも思わず首を傾げていました。
しかも、佐久間監督にその交代理由を聞けば、

「吉原とデニス・マルケスの2トップでは、守備に難があるから。」

ダブル・ボランチの攻守のバランスならともかく、2トップの守備のバランスを何よりも最優先させる考えは、これまで長くサッカーを観てきても初めて触れた考えでした。
つまり、勢いを感じ始めていた攻撃よりも、アウェイ戦でのリスクマネイジメントとして守備を取ったのです。


ただ、この考えは、これが「アウェイ戦」であることを考えれば十分に理解できます。
しかしその後、森田に代えてペドロ・ジュニオールを投入しては、元も子もありません。
案の定、2人のブラジル人FWは足元でボールを受けることに固執し、「同点で迎えたアウェイ戦の終盤」でボールを繋ぐ余裕などあるはずもない今の大宮から、“裏への飛び出し”という攻撃面で唯一可能性を見出せる武器を自ら放棄しました。

また当然、その2人のブラジル人FWは守備面での貢献は皆無であり、特にペドロ・ジュニオールは、ボール持つと同時に失っていたような“後半途中から出場のFW”としては最悪な出来に終始し、チームが守備に追われる時間はどんどん長くなっていきました。

そして、右SBの西村が、3枚目の交代カードを使い切った直後に退場。

ロスタイムに、途中出場のエジミウソンに決められて敗戦。


まさに、“「降格する運命にあるクラブ」の典型的な試合”を演じてしまいました。
チャンスを決め切ることもできなければ、守り切ることもできない。やることなすこと全てが悪循環に陥っています。

 

 

目標は、「入れ替え戦」の権利を獲得できる16位です。
“真のホーム”である改修中の「NACK5スタジアム大宮(大宮公園サッカー場)」が使用できるのも、わずか2試合。
今後も辛抱の戦いが続きます。

同じ順位を目指す“ライバル”であるヴァンフォーレ甲府も、後半ロスタイムに決められて敗戦。
この位置にいるチームにとっては、1ポイントがあまりにも遠いようです。

 

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Jリーグ開幕!!!

2007-03-04 | Jリーグ

◯浦和レッズ 2-1 横浜FC

得点)OG、永井雄一郎 / 久保竜彦

HOME)浦和レッズ

               ワシントン
                       永井雄一郎

                    ポンテ

        相馬崇人                  山田暢久

               小野伸二
                        鈴木啓太


            ネネ     阿部勇樹     坪井慶介


                    山岸範宏


AWAY)横浜FC

                    久保竜彦

                    奥大介

         滝澤邦彦                 薮田光教

                        チョン・ヨンデ
               山口素弘

       和田拓三                      小野智吉
               早川知伸    小村徳男


                    菅野孝憲


主審)柏原丈二

 

キングカズの存在と久保・奥の獲得でオフの話題を独占した初昇格の横浜FCが、王者・浦和のホームに乗り込むという注目の開幕戦は、「浦和の底力」と「横浜FCの健闘」がそれぞれ光った一戦でした。

しかし、横浜FCにとっては悔やまれる試合でもあったでしょう。
1失点目、2失点目は共にイージーなクリアミスから。
 「昨季王者とのアウェイ戦」という、考えられる中で最も厳しい条件の開幕戦で貴重な勝ち点を得られていれば、“J1で戦っていける自信”をつけることが可能だったでしょうから、試合後、高木監督が悔しさを顕わにしていたのも当然です。

それにしても、久保の同点弾は凄かったですね~。
まさに、“ドラゴン”。 普通の選手ではありえない発想、ありえないシュートレンジ。 アフリカを越えたアフリカらしさ(笑) あのシュートはエトーやドログバでも無理でしょうね。


浦和は阿部獲得の効果が早くも出ていたと思います。
新天地でのリーグデビュー戦でしたが、非常に落ち着いたプレーを見せていました。 相手選手が猛烈にプレッシャーをかけている中でのGKへのヘディングのバックパスや、相手のロングボールを胸トラップで処理してしっかりとマイボールにするなど、細かいところですが、こういう“CBらしからぬ高い技術”による気の利いたプレーで、混乱が起きそうなところを未然に防いでいました。

ただ、オーストリア遠征の疲れとゼロックスでガンバに完敗したことの影響からか、チームとしての調子は今一つでしたね。 体のキレを感じさせたのは相馬ぐらいで、後の選手からはフリーランニングもほとんど見られませんでした。

浦和の力を持ってすれば、開幕からの不振は、「リーグ戦」ではそれほど影響ないでしょうが、「ACL」となれば話は別です。
もう、すぐに試合はやってきます。 「開幕から徐々に…」では、手遅れになってしまいます。

 

健闘した横浜FC、勝利した浦和の最新情報は、こちらから!!!(ランキングへ)

 

◯ガンバ大阪 1-0 大宮アルディージャ

得点)バレー

HOME)ガンバ大阪

              マグノアウベス    播戸竜二

         二川孝広                  橋本英郎

                遠藤保仁
                          明神智和

      安田理大                          加地晃
                 山口智    シジクレイ


                    松代直樹


AWAY)大宮アルディージャ

                    エニウトン

                    小林大悟

         橋本早十                   藤本主税

                小林慶行
                          佐伯直哉

      波戸康広                        西村卓朗
                片岡洋介    レアンドロ


                     荒谷弘樹


主審)岡田正義

 

引き分けられた、というか、内容を考えれば引き分けが妥当な試合だったと思います。
しかし、こちらの試合も上記の浦和戦同様、最後はCB片岡の1つのイージーな判断ミスが、勝敗を分けてしまいました。

決められたのは、大宮に3年間在籍し、大宮のJ1昇格に大きく貢献したFWバレー。 大宮の新外国人のエニウトンやレアンドロが低調なパフォーマンスを見せていただけに、なんとも皮肉な結末でした。

横浜FCの健闘に心躍らせた夕方でしたが、大宮の敗戦で、やはり最後の5分間を守り切れないで勝ち点を落とすのが降格候補のクラブの“定め”なのかと思い、悲しい気分にさせられた夜でした。

 

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黄金時代に突入か、それとも

2007-01-03 | Jリーグ

浦和レッズ 1-0 ガンバ大阪

得点)永井雄一郎

浦和レッズ)

                    永井雄一郎


                小野伸二     ポンテ

        相馬崇人                   平川忠亮

               山田暢久
                           鈴木啓太


              ネネ    内館秀樹     細貝萌


                    都築龍太


ガンバ大阪)

               マグノアウベス
                           播戸竜二

                    二川孝広

        家長昭博                      加地亮

                遠藤保仁
                           明神智和


            山口智    宮本恒靖    實好礼忠


                     松代直樹


年間を通しての“安定感”が求められる「リーグ戦」と違い、「天皇杯」では短期的な“勢い”が求められるものだが、決勝のカードは、今季のリーグ戦を常に引っ張ってきた2チームによる対戦となった。

ガンバが勝って、数年前の「鹿島・磐田」を思わせる「2強時代」の突入を予感させるのか。
浦和が勝って、浦和の「黄金時代」の突入を予感させるのか。
どちらとなっても、今後のJリーグの運命を左右する転機ともなる試合だったが、結果は後者となった。

 

都築のスーパーセーブはあったものの、試合を終始支配し、シュート数でも圧倒しながら得点を奪えなかったガンバには不甲斐なさを感じてしまう。
闘莉王、坪井、三都主、ワシントンら「中心選手」を欠きながらも、ガンバの猛攻を耐え切り、終盤にワンチャンスを生かして勝利を収めた浦和の“粘り強さ”を素直に褒めたい気持ちもあるが、それと同時に、あの内容では先の中心選手抜きで「アジアCL」を勝ち抜くことは不可能に近いとも感じてしまった。


どんな状況下においても結果を残せる、名実ともに国内最強クラブとなった浦和。
プライオリティをどのコンペティションに置くかが、浦和にとって、そして日本のサッカーファンにとっての来季の大きな焦点となるだろう。

個人的には、もちろん、「アジア制覇」一本に絞ってほしいと考えている。

 

 

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最高にシビれた

2006-12-11 | Jリーグ

アビスパ福岡 1-1 ヴィッセル神戸
AGGREGATE) 1-2

得点)布部陽功 / 近藤祐介

 

今季Jリーグ最終戦にして、最高にスリリング且つドラマチックなゲームを観ることができました。
シビれましたね。
この試合を観れたことを誇りにすら思います。

長くCLを観ていて感じていたことですが、やはり、
「ホームの1st legをスコアレスドロー」
という結果は、どちらにとっても難しい結果だということ改めて感じさせられました。

しかし、それ以上に感じたのは、両チームの選手達が見せた「気持ち」。
終盤の、「福岡の死に物狂いの攻め」と「神戸の死に物狂いの守り」は、福岡にも神戸にも何ら縁・ゆかりのない「傍観者」であるはずの自分の胸を、熱くさせてくれました。

三浦アツの涙が、両チームの選手達がこの試合にかけていた全ての思いを物語っていたと思います。 GKもホントによく頑張った。 年間を通した活躍を見ても、疑いなく日本人トップクラスのGKだと思います。


ヴィッセル神戸、昇格おめでとう♪

 


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-大阪- 失敗の代償は長く辛い1年

2006-12-04 | Jリーグ

◯セレッソ大阪 1-3 川崎フロンターレ

得点)古橋達弥 / 飛騨暁、ジュニーニョ、黒津勝

 

<取り返しのつかない采配ミス>
「勝ち点1差」ながら、「得失点差」で並んでいたため、
「勝てば自動昇格、引き分け以下ならアビスパ福岡がそれを下回る結果であること」
が、セレッソが「入れ替え戦の切符」を掴む条件だった。

こういった、同時刻開催での「昇格・降格争い」が絡む試合においては、監督には、「状況の変化に応じた迅速な采配」がより一層求められると思う。
他会場のスコアや戦況をいかに素早く収集し、それをいかに素早くピッチ上の選手達に伝え、適切な采配を採るかが、勝負の大きな分かれ目となる。
選手心理を考えても、他会場の状況が気にならない訳がない。


しかし、セレッソの塚田監督は、これを怠った。

前半が終わった段階で、セレッソは「1-2」と1点ビハインドの状況だったが、福岡が後半開始2分にヴァンフォーレ甲府に先制されたことで、この時点では、セレッソが「入れ替え戦への切符」を手中に収めていた。

しかし、福岡は後半23分に追い付いた。同時に、甲府はアライールが退場して10人に。
これで、「入れ替え戦への切符」の仮所有者が、セレッソから福岡に変わった。

そして、ジュニーニョのアシストから黒津に追加点を奪われ、セレッソのビハインドは2点に。
この試合を解説した原博美氏が、
「セレッソはもう何点取られても同じですよ!! CBを3枚も残してないで、ボール奪ったら全員で点を取りに行く気持ちでいかないと!!」
と我が事のように何度も必死にそれを促していたのも空しく、結局、セレッソから「死に物狂いで点を奪いに行く姿勢」が見られることは、最後までなかった。
そして、試合はそのまま終了。

その後のNHKのアナウンサーのリポートにより、塚田監督が「アビスパ同点ゴールの知らせ」を確認したのが、その試合終了のホイッスルが鳴った後だったことがわかった。

 

「目の前の試合集中する。」とは聞こえがいいが、「J1に留まるか、J2に落ちるか」のクラブにとって将来の運命を大きく左右する緊急事態では、他会場の情報は常に考慮しておくべきだったと思う。 塚田監督が、なぜ選手達に他会場のスコアを知らせなかったのかは、理解に苦しむところだ。

試合終了直後にセレッソの選手達が見せた、「何が起きたのかわからない」といった表情は、「悔し涙」の表情よりもむしろ、見ているこちらを悲しい気分にさせた。

 


◯浦和レッズ 3-2 ガンバ大阪

得点)ポンテ、ワシントン2 / マグノアウベス、山口智

HOME)浦和レッズ

                    ワシントン


                山田暢久     ポンテ

        三都主アレサンドロ              平川忠亮

               長谷部誠
                           鈴木啓太


              ネネ    闘莉王    内館秀樹


                    山岸範宏


AWAY)ガンバ大阪

                播戸竜二    マグノアウベス

                    二川孝広

        家長昭博                      加地亮

                橋本英郎    明神智和


            山口智    宮本恒靖    シジクレイ


                     松代直樹


<違いは「守備力」>
やはり、この2チームの明暗分けたのは、「守備力」だった。
ガンバには、浦和から3点を取る力は十分にあると思うし、この試合でもそれは可能だったと思う。
しかし、ガンバが浦和の攻撃を無失点に抑えることが可能だとは、到底思えなかった。
貴重な先制点からわずか6分後での失点が、ガンバ守備陣の限界を表していた。

今季のガンバは、格下相手の取りこぼしが目立った。逆に、それがあまり目立たなかったのが、レッズだった。

どちらの攻撃が「魅力的」かと言われれば、それはもちろんガンバだが、どちらが「強者」かと言われれば、答えはやはり浦和だった。

 

 

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大宮、復活!!!

2006-10-22 | Jリーグ

ジェフ・ユナイテッド千葉 1-3 大宮アルディージャ

得点)クルプニコビッチ / 小林慶行、久永辰徳、アリソン

HOME)ジェフ・ユナイテッド千葉

               巻誠一郎    ハース

              山岸智    クルプニコビッチ

        中島浩司                  坂本将貴

                   佐藤勇人


           阿部勇樹  ストヤノフ   水本裕貴


                   岡本昌弘


AWAY)大宮アルディージャ

               アリソン
                        小林大悟

         藤本主税                久永辰徳

                        小林慶行
              片岡洋介

      冨田大介                      波戸康広
              トニーニョ    土屋征夫


                   荒谷弘樹

交代)アリソン → 斉藤雅人
   藤本主税 → 橋本早人
   小林大悟 → 森田浩史


<残留は確定!?>
リーグ戦「8試合」勝ちがなかった大宮が、代表メンバーを多数抱える千葉に勝利!!!
いや~長かった…

試合は開始早々の1分、左サイドでボールを受けたアリソンが中央の小林大悟にクロス。 大悟がこれを受けて右に展開。 オーバーラップしてきて上げた波戸のクロスを小林慶行が頭で合わせて先制!!!

「早すぎる」先制点に不安を覚えましたが、この日の大宮は絶好調!!!
大宮のチームコンディションのバロメーターである「4バックのゾーンディフェンス」がしっかりと機能。
そして前半終了間際、小林大悟のループシュートがGK岡本に弾かれるも、このボールがクロスバーに当たって跳ね返り、これを久永が詰めて貴重な追加点!!!

さらに後半10分には、千葉のFKのミスからボールを受けたアリソンがハーフウェイラインから快速を飛ばして独走!! 坂本を振り切り、最後はペナルティエリア左サイドから豪快に右足を振り抜いて3点目!!!

その後、三浦監督はアリソンを下げ、小林大悟の1トップにして守備からのカウンターを展開。 セットプレーで荒谷のミスから1点を取られたものの、千葉に決定機を作らせず、アウェイで2点差勝利!!!

 

間違いなく、今季のベストゲームです。
この試合は、初先発のブラジル人FWアリソンが大活躍。 開始早々に先制点の起点になると、その後は前線から盛んにフォアチェックを行って守備に貢献。 そして圧巻は3点目。 このスピードは驚異的ですね~。 こんなにいい選手だったんだ、っていう素直な驚きがありました。
セカンドトップに入った小林大悟も、ゲームメイクの他にポストプレーもしっかりとこなしてくれました。 「代表復帰」、そして今度こそ代表での活躍を見せてほしいところです。
久永、片岡の中盤の守備も効いていました。 特に、片岡はここ最近で急成長の跡が見られます。 化ける可能性ありですね。

この日は、全体的に集中力が高く、中盤でボールを奪ってからの出足が千葉よりも一歩も二歩も早かったです。ジェフのお株を奪うような「走るサッカー」ができていたと思います。


対する千葉は、「代表疲れ」なのか、巻や山岸が揃って精彩を欠いていました。ベンチにいた羽生も体調不良のようで。
「所属する選手の知名度」と「チームの調子」が反比例してしまっているのは皮肉なことですね…


これで大宮は残留をほぼ確実にしました。 と言っても、近所にある「本拠地」大宮公園サッカー場の改修工事の完成は当分先の話…
一人暮らしで実家を離れる前に、もう一度「徒歩5分」のスタジアムでJ1の試合を見たいんですけどね~。

 

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大宮の星

2006-07-20 | Jリーグ

大宮アルディージャ 2-1 ジュビロ磐田


しゃー!!!

大宮、苦手の磐田にまさかまさかの勝利!!!

いや別に、期待をしてないわけじゃないんですけどね。
斜陽の時を迎えているとはいえ、あの「ジュビロ磐田」に我が町のクラブ「大宮アルディージャ」が勝っちゃうなんて…。
正直、かなりの驚きです!!

ちょっと前までは考えられなかったですもん、こんな日が来るの(涙)

 

そして、
この試合には、オシム新代表監督が視察に来たみたいですね! まぁ、代表選手を多く抱える磐田の選手を中心に観に来たんでしょうけど、ウチの小林大悟くんにも注目してるようです!!!


           (C)Jリーグフォト

マスコミもやたらと大悟くんに注目してるみたいですし、
http://www.sanspo.com/soccer/top/st200607/st2006072001.html

「大宮アルディージャから初の日本代表選手」
が出るのは近いのかもしれません…(涙)

 

やっぱ期待しないようにしよっと(笑) 

 

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Jリーグ第10節 浦和レッズ VS 大宮アルディージャ

2006-04-30 | Jリーグ

浦和レッズ 2-0 大宮アルディージャ

得点)ワシントン、永井雄一郎

HOME)浦和レッズ

                   ワシントン


               小野伸二   山田暢久
         三都主                  平川忠亮
               長谷部誠
                        鈴木啓太


            坪井慶介  闘莉王  堀之内聖


                   都築龍太


交代)都築龍太 → 山岸憲宏
    平川忠亮 → 永井雄一郎
    小野伸二 → 内館秀樹


AWAY)大宮アルディージャ

              桜井直人    森田浩史

         久永辰徳               小林大悟

              小林慶行    純マーカス

      土屋征夫                     波戸康広
              冨田大介    トニーニョ


                   荒谷弘樹

交代)森田浩史 → グラウ
    久永辰徳 → 西村卓朗
    純マーカス → 佐伯直哉


<新たな因縁 さいたまダービー>
今季初の「さいたま」ダービー!!!
試合は、当然の如く浦和が攻め、大宮が守る展開に。
前半32分、小野のロングボールをトニーニョが処理を誤り、入れ替わったワシントンが強引に持ち込んで流し込み、先制。

前半終了後に三浦監督が語ったように、大宮の守備の出来は決して悪くなかった。
「個」で敵わない分、大宮得意のゾーンディフェンス、つまり「組織」でしっかりと守っていた中でのもったいないミスだった。 あのようなミスを浦和相手に犯しては直接失点に繋がってしまう。

その後、大宮は攻められながらも小林大悟を中心に攻撃を組み立て、惜しいシーンを作るが、シュートが当たらない。 セットプレーも不発。
最後はパワープレーに出たが、終了間際にカウンターから永井に決められ、「浦和サポーターにとっては最高な大宮サポーターにとっては最悪なエンディング」を迎えた。

大宮はチャンスがなかったわけではないが、浦和にうまく守られた。
ワシントン、小野、長谷部ら派手な攻撃陣に注目が集まりがちだが、今季の浦和の快進撃を支えているのは攻撃よりもむしろ守備だろう。
この試合、大宮は中盤で何度もインターセプトされた。 浦和は何より一人一人の守備意識が高い。 鈴木が攻撃を遅らせ、三都主と平川が中に絞り、最終ラインの闘莉王、坪井、堀之内ら「高さ」と「速さ」を併せ持つ3枚が前で勝負を仕掛け、ボールを奪う。 一人一人の運動量も多かった。
「個」に大きな差がある相手に「運動量」をも上回られてしまっては「お手上げ」だ。
昨季はアルパイに始まり、闘莉王と、守備陣が精神的セルフコントロールに失敗し、自滅するパターンが多かったが、今季はそれもない。 エスパルス戦の失点と敗戦は「事件」のようなもので、この安定感は当分揺るぎそうもない。


今回のさいたまダービー、少し穿った見方で注目していたのは、今季柏レイソルから大宮に移籍してきたDF土屋に対する反応。
昨季、田中達也に対する危険なタックルで田中達也の「W杯」の夢を絶たせ、浦和サポーターから恨まれた彼が、柏の降格で「さいたま市」のライバルチーム・大宮に移籍。 移籍決定のニュースから、ダービーでの彼に対する反応が気になっていたが、結果はやはり、大ブーイング。 試合中もそのボリュームは衰えることなかった。それを受けた土屋はさすがに応えたらしく、消極的なバックパスが目立ち、前を向くことができなかった。

しかし、このレッズサポーターの行為はサポーターとして当然のこと。
リバプールのファンは、シャビ・アロンソを骨折させたチェルシーのランパードに対してブーイングを浴びせる。
バルセロナのファンは、憎きレアル・マドリードに移籍したフィーゴに対してブーイングを浴びせる。
ポーツマスのファンは、ダイビングでPKを取ったピレスに対して何年経っても忘れずにブーイングを浴びせる。

この試合、レッズの土屋に対するブーイングの声量はそれらに負けないものだった。
自分はアルディージャサポーターであるが、このレッズサポーターの「敵意剥き出しの雰囲気」を作り上げる「たくましさ」を誇らしくさえ感じた。
現在の浦和は、「世界基準」の選手と「世界基準」のファンがいるスーパーなクラブになりつつある。

 

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Jリーグ 第7節

2006-04-09 | Jリーグ

○大宮アルディージャ 2-1 横浜F・マリノス

得点)桜井直人、小林大悟 / 久保竜彦

HOME)大宮アルディージャ

              桜井直人    森田浩史

         藤本主税               小林大悟

              片岡洋介    純マーカス

      土屋征夫                     波戸康広
              奥野誠一郎   トニーニョ


                   荒谷弘樹


AWAY)横浜F・マリノス

              マルケス    久保竜彦

                   吉田孝行

        ドゥトラ                  田中隼磨

              マグロン
                       上野良治


           中澤佑二  栗原勇蔵  松田直樹


                   榎本達也


<ありがとう大悟!!!>
なんだかんだで、今シーズンのアルディージャ戦初観戦!!!
ロンドン留学で開幕から2試合は見れませんでしたし、その後も週末は日中家にいなかったんで、見れませんでした…
「全世界のサッカーを網羅」と言っておきながら、最近はどうもアーセナル関係しか見れなかったことに猛省(汗) でも、この日はゆっくりしてたんで、久々にJの試合をフルで見ることができました♪

試合は前半32分、左サイドを突破した小林大悟のパスを桜井が決め先制!!
しかし5分後、田中のクロスを久保が豪快なヘディングシュートで決めて同点!! 戻りながらの万全ではない体勢の中であのヘッド… さすがドラゴン… 恐ろしい背筋力… その後はどちらとも言えないペースのまま試合は続いて迎えた後半31分、小林大悟がゴールまで約25~30mの位置から無回転のロングシュートを放ち勝ち越し!! このリードを守り切り、強豪マリノス相手に大きな大きな勝利!!!


苦しい試合でしたけど、まさかの金星♪ ってか、実はアルディージャは昨シーズンもマリノスの1勝1分け。分がいいんですね~(ただ、ナビスコでは惨敗…)。
アルディージャは完全に「小林大悟のチーム」になってます。 これで大悟は7試合で4点目。 昨季は中盤でゲームを作れるのが藤本しかいませんでしたけど、これで2枚看板ができました。 また控えには、大悟の兄の小林慶行やこの日途中出場してアシストを記録した吉原宏太もいます。 そして、両SBは土屋波戸のレイソルコンビ。 いつの間にか「J1」な戦力になってます(笑)
てか、土屋って昨季終盤はレイソルで右SBやってましたし、大宮では左SBやってます。それもけっこう無難にこなしてるし、攻撃力もまぁまぁ。 完全に「CBの選手」ってイメージでしたけど、実はかなりユーティリティーですね。 てことで、「大宮のギャラス」と命名(笑)
その戦力の中で今年も三浦監督の「堅実な采配」は継続。 大崩れする感じはありませんね~。 今年の目標は大きく、8位以内だ!!!(夜のスポーツニュースではどこもやっぱドラゴンの得点を主に流してましたね。 大悟のシュートのがすごいんだけど… 悲しきかなマイナーチームの現実…)

 

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◯ガンバ大阪 1-0 鹿島アントラーズ

得点)遠藤保仁(PK)

HOME)ガンバ大阪

             マグノ・アウベス   前田雅文

                フェルナンジーニョ

        家長昭博                  加地亮

               遠藤保仁
                        橋本英郎


           山口智    宮本恒靖   シジクレイ


                  藤ケ谷陽介


AWAY)鹿島アントラーズ

              本山雅志    A・ミネイロ

                  小笠原満男

          フェルナンド           増田誓志

                   青木剛

       新井場徹                   内田篤人
                大岩剛    岩政大樹


                   小澤英明


同じ時間帯に放送していた「めちゃイケスペシャル」とどっち見ようか迷いましたけど、スペシャルはCMが多いだろう、との予測から録画。こっちを見ました♪

昨シーズンは優勝を争う天王山として注目された万博での鹿島戦。 互角の戦いを演じ、波乱にも飛んだドローでしたけど、今回はガンバのペースで試合は進む。
終盤、鹿島は手堅く「勝ち点1」狙い。 しかし、スコアレスドロー濃厚と思われたロスタイム、フェルナンジーニョがペナルティエリアで倒されてPK獲得!! これを遠藤がしっかり決めてガンバが勝利!!

おもしろかったのは、「家長 VS 内田」の若い2人と、「加地 VS 新井場」の経験ある2人の両サイドの攻防。 特に前者は今後の日本代表を確実に担っていくだろう逸材。 前半は家長、後半は内田に分がありましたかね。
内田はまだ17歳。 と言っても、世界では17歳でレギュラーを取っているのはそんなに珍しくないわけで、これからどんどんこのぐらいの若い選手が出てきて欲しいです。 それにしても、鹿島は伝統的に若い選手をどんどん使っていきますね。 好感が持てる♪ でもちょっと気になったのは、鹿島が少し守備的すぎること。 確かに、ガンバの流れるような攻撃は素晴らしかったですけど、完全に受けるだけでしたからね。
アウトゥーリオ監督と言えば、12月にはサンパウロを率いて世界一になった監督。 決勝のリバプール戦で「守らせたらうまい」ことを知らしめましたけど、少し守備的すぎるなぁ。 やっぱ鹿島は攻撃せんとね~。

 

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Jリーグ第5節 横浜F・マリノス VS 浦和レッズ

2006-03-25 | Jリーグ

横浜F・マリノス 1-3 浦和レッズ

得点)大島秀夫 / 山田暢久、ワシントン、長谷部誠

HOME)横浜F・マリノス

              マルケス   久保竜彦

                   奥大介

         ドゥトラ                吉田孝行

              マグロン
                       上野良治


           中澤佑二  栗原勇蔵  松田直樹


                   榎本達也


AWAY)浦和レッズ

                   ワシントン


               小野伸二    ポンテ
         三都主                  山田暢久
               長谷部誠
                        鈴木啓太


            坪井慶介  闘莉王  堀之内聖


                   都築龍太


<J頂上決戦>
まず一言。
早いでしょ… この2チーム当たるの… 

先日、Jリーグの日程が発表された時にも言いましたが、ビッグチームが早い段階で当たりすぎでしょ。
Jリーグ・ナンバーワンの陣容と集客力を誇るレッズが開幕戦でガンバ、5節でマリノスといった優勝争いのライバルと当たってしまうのは、後半戦の盛り上げを考えると望ましくないことでしょうね。

そして、もう一言。
レッズ強い…

前半はほぼ互角の内容。
レッズは元々攻撃的なチームだが、今季はマリノスも攻撃的なチームへと変貌し、これまでの4試合で12得点。その2チームの対戦であったが、意外にもお互いがスペースを消し合うガチガチの展開になった。
その均衡を破ったのは、やはりセットプレー。 得点者の山田に競ったのは栗原。 決めた山田も素晴らしかったが、あそこは栗原はガチっといかないと。 CBがサイドの選手に競り合いで負けてはならない。 この試合はワシントンにも弾き飛ばされ(これはしょうがないけど)、栗原にとっては受難の試合だった。
レッズの2点目を入れたのはそのワシントン。 決めたゴールもそうだが、何よりも特筆すべきはあの「ゴール前での落ち着き」。 GKを目の前に、そしてディフェンス2人に寄せられても全く動じない。 あの落ち着きで勝負は決まった。

その直後にマリノスが1点を返すチャンスが何度かあって、そこで点が入っていれば試合はまた別のものになっただろうが、そこをしっかりと抑えたのも今のレッズの強さだろう。
その後は、前がかりになったマリノスを嘲笑うかのようにカウンターが決まり始める。
大島に1点を返されたが、最後は長谷部。 ワールドクラスのシュートを見せつけ、マリノスイレブンが試合後に受ける「敗戦の精神的ダメージ」を数倍に膨れさせてしまうような、レッズにとっては最高の、マリノスにとっては最悪の1発。

強い…

マリノスは久保が闘莉王と坪井に完全に抑えられ、好調のマグロンも中盤で厳しいチェックに合って、為す術がなかった。

 

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相性の良し悪し

2006-03-18 | Jリーグ

大宮アルディージャ 1-2 アルビレックス新潟


あぁ…
なぜアルディージャはアルビレックスに対してこんなに弱いんだ…
全く勝てない…


最近ホントに、このチーム同士の「相性の良さ・悪さ」ってのは、試合結果にかなりの確率で影響していると感じる。
相性に分があるチームは相手に対して意識の中で優位性を保てることで落ち着いてプレーができるため、失点をしても他のチームに取られるよりは心理的ダメージは軽減されるし、得点を取れば、それまでの対戦で受けたポジティブな印象を想起して乗っていける。
しかし、他方はこれまでの悪い結果から相手に対してネガティブな印象を持ってしまっているため、ちょっとしたことで「悪循環」に陥りやすくなる。

国によってサッカーのスタイルは違えど、この「相性」の問題はどこも同じ。
もはやサッカーにおける「定理」となってますね。 そして、サッカーがいかに「メンタルのスポーツ」か、ってことを表していると思います。

そういう意味では、明日のセリエA 「インテル VS ラツィオ」戦は注目です。
「インテル」「ラツィオ」というクラブの「規模」や「歴史」の違いを考えれば、かなり意外なことに、96-97シーズン以来の対戦成績はインテルの13分け6敗。 インテルは9年間ラツィオに勝てていないようです。
ラツィオと言えば、99-00シーズンにはリーグ優勝を飾った強豪クラブ。 しかし、経営悪化で主力放出を余儀なくされると、成績は徐々に下降線。 現在では今回対戦するインテルに、監督であるマンチーニの他に5人(ファバッリ、ミハイロビッチ、セーザル、ヴェロン、スタンコビッチ)の選手を放出しています。

今回の2チームの対戦は、これまでで最も戦力に大きな開きがある状態での試合ではないでしょうか?

それでも、結果は「戦力値」通りにいかないのがサッカーのおもしろいところ。
今回もしラツィオがインテルに引き分け以上の結果を残したなら、その要因はやはり「相性の良さ」以外はなんでもないんでしょうね。

 

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J1・J2入れ替え戦 第1戦 ヴァンフォーレ甲府 VS 柏レイソル

2005-12-08 | Jリーグ

ヴァンフォーレ甲府 2-1 柏レイソル

得点)倉貫一毅、バレー / レイナウド

HOME)ヴァンフォーレ甲府

                   バレー

          長谷川太郎          石原克哉
                   藤田健

              倉貫一毅   奈須伸也

      青葉幸洋                   山本英臣
              秋本倫孝   アライール


                  阿部謙作


AWAY)柏レイソル

              レイナウド   矢野貴章

                  大野敏隆

         谷澤達也              増田忠俊

              小林祐三   大谷秀和


           永田充   波戸康広   土屋征夫


                   南雄太


<Road to J1>
最終44節に滑り込みで3位に入り込んだヴァンフォーレ甲府のホーム、小瀬スポーツ公園陸上競技場での「J1・J2入れ替え戦」は、Jリーグの連敗記録を持ち、一度は消滅寸前まで陥ったクラブJ1昇格にかける執念を見た。

試合は序盤から甲府がまるでサッカーの試合時間を「30分」と勘違いしているような程のハイペースで柏に猛攻をかける。
我が大宮アルディージャJ1昇格の功労者バレー、小柄な体格を生かしたキレのあるドリブルを見せる長谷川太郎の前線に、ジュビロユース育ちの「甲府のプレーメーカー」であり「甲府のダイナモ」藤田健が絡んだ攻撃はダイナミックでおもしろい。 その生き生きと気持ちの入ったサッカーに中立者であるはずの管理人や解説者の川勝良一さんが自然と「甲府寄り」となっていたが、11分、大野のFKをレイナウドが合わせて柏が先制!!
完全な「甲府の時間帯」でワンチャンスをものにした柏が「J1経験のない相手」「J2落ちしたことのないクラブ」の意地と勝負強さを見せた恰好となったが、甲府は一筋縄ではねじ伏せられない高いモチベーションを持ったチームだった。 失点を喫した後も甲府が試合を優位に進める時間は続き、25分、右サイドを上がってきたCBアライールのクロスをファーサイドのバレーがヘッドで折り返し、飛び込んできた倉貫がダイビングヘッドで同点!!
後半も甲府は初昇格を願うサポーターの後押しを受けて積極的に攻め込み、開始3分、雨あられのように放たれた甲府のシュートを柏ディフェンスがかろうじてブロックしたゴール前の混戦から最後はエースのバレーが蹴り込んで逆転!!  その後は、柏の反撃を執念で守り切り、入れ替え戦を先勝!!


甲府は本当によくがんばった。 ピッチと観客の距離が非常に近い日立柏サッカー場に乗り込んでの戦いとなる次戦は引き分け以上で昇格が決まる。 ただ、終盤の柏の攻めを見る限り、選手個々の能力と選手層の差はやはり感じた。ロスタイムに起きたスタジアムの大停電による中断も、守り疲れが激しかった甲府にはいいブレイクとなり、結果的に助けられた。苦しい戦いを強いられるだろうが、次も甲府のがんばりに期待したい。


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