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ウェスト・ブロムウィッチ VS アーセナル

2005-05-03 | アーセナル
ウェスト・ブロムウィッチ 0-2 アーセナル

得点)ファン・ペルシー、エドゥー

HOME)ウェスト・ブロムウィッチ

              K・キャンベル


       グリーニング             ゲラ
          リチャードソン  ウォールワーク

    ロビンソン                アルブレヒトセン
        クレメント   ムーア    ガードソー

               ホールト


稲本はベンチ外…

AWAY)アーセナル

                   レジェス
          ファン・ペルシー

       ピレス              セスク

           ヴィエラ  ジウベルト・シウバ

    A・コール                  ローレン
           センデロス   トゥーレ

               レーマン

交代)ファン・ペルシー → ベルカンプ
          セスク → エドゥー


<イングリッシュ・クラッシック・スタイル>
オランダの伝統的なシステムと言えば「4-2-1-3」(アヤックス他、国内のほとんどのクラブが採用)。ブラジルの伝統的なシステムと言えば「4-4-2のダイヤモンド型」というように、サッカーの強豪国(歴史がある国)にはその国を代表するシステムが必ず存在する。(最近では「3-5-2」が日本の代表的なシステムになりつつあるのかな…?)
イングランドの場合はそれが顕著で、プレミアのクラブでも下部リーグのクラブでもほとんどが「4-4-2のフラット型」を採用している。
しかし、この試合のWBAのシステムはなんと5バック… 残留に向けて「勝ち点1」が欲しいのはわかるが、「ジャイアント・キリング(Giant・Killing)」を美徳とする国だけにこの志の低さは残念…

前半はWBAが中盤の早いチェックでアーセナルを苦しめ0-0で終了。まぁこのペースが90分持つわけないな、と楽観視していたが案の定、WBAの選手は脚がつりはじめ、徐々にアーセナルペースに。そして、後半20分にファン・ペルシー(写真)がゴールすると、守備的布陣から一転して前がかりになったWBAを嘲笑うかのようにロスタイムにカウンターからエドゥーが決めて勝負あり。


<フィリップ・センデロス>
この試合良かったのはCBのセンデロス。リーグ戦ここ11試合の失点は「1」だが、そのうちセンデロスが出場した10試合は「無失点」(失点した1試合はシガンが先発)。最近のアーセナルの守備安定の理由はセンデロスの成長にある。(もう少し早めに安定してほしかったなぁ~) たまにイージーミスはあるが、スイス代表として出場したフランス代表との試合でトレゼゲをシャットアウトするなど大器の片鱗は見せる。既にシガンは越えたと言って間違いないだろう。
逆に悪かったのは、レジェス。自己中心的なプレーが目立ち、何度も決定機を外した。キーパーと1対1の場面で、上がってきたA・コールに出せば確実に点が入ったものの、無理にキーパーをかわして弱いゴロのシュートを打ちカバーに入ったディフェンスに簡単にクリアされた。
勝ったからよかったが、これで終盤に追い付かれでもしていたら、間違いなく「戦犯」になっていたところだ。


<「名選手」ブライアン・ロブソン>
WBAの監督、ブライアン・ロブソンはマンUの「伝説」の一部になるほどの名選手だったが、監督しての才能は全くと言っていいほどないようだ。
この試合に限らずこのチームのコンセプトが全く見えない。「約束事」も確立されておらず、守備もただ引くだけで「どこでチェックに行くか」といったチーム内での意志統一もできていないようだ。一番驚いたのは残り10分での「交代同時3枚」… 残留争いをしているチームが先制されてからの15分間なぜ動かなかったのか…
こんな低能な監督、レベルの低い選手の集まりの中でアピールするチャンスすらもらえない稲本は気の毒だ… まぁ降格は間違いないでしょう。稲本はチームの残留・降格に関わらずに一刻も早く「再就職先」を探すべきだ。


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