NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

岐阜に向かいます !!!

2008-06-29 | 日記

ものすごーく久しぶりに、プライベートな日記とお知らせを。

 

長かった泊まり込み研修がようやく終わり、本配属地として、
7月から「岐阜県岐阜市」への転勤が決まり(岐阜への転勤自体は2週間前に決まっていましたが)、埼玉の大宮を離れることになってしまいました。
まぁ、「金融機関」の宿命でしょう。

 

最初に行き先が「岐阜」と聞いた時は、正直、
「ビミョー…」
と思いました(岐阜県民の方、ごめんなさい!)。
地方なら“政令指定都市”がよかったですし、青森とか鹿児島なら、それはそれでネタになると思ったんですが(青森・鹿児島県民の方、ごめんなさい!)、
「おいおい、岐阜って…コメントしにくいわ!!!」
というのが本音の感想でした。

しかし、色々な人に話を聞いてみると、岐阜と言っても“岐阜市”は田舎じゃないらしく、名古屋にも電車で20分で行けたりするので、案外楽しい生活が送れる気がしてきました。
こっちからも近いので、ちょくちょく帰って来ようかとも思っています(7月の3連休にさっそく帰ります 笑)

 

まぁ、こんな話は置いといて、このブログの運営にとって重大な事実は、新居のマンションにインターネット環境を設置するのに時間がかかりそうということ。
新築らしく、工事に1ヶ月近くかかるかもしれないらしいです…

 

これはマズイですね~。
スカパーとWOWOWにもできるだけ早く加入したいですし、その前にテレビとDVDレコーダー買わなきゃいけないんで、ひとり暮らしはお金がかかります。。。

他の問題として、借上げのマンションなので、アーセナル戦の時に大声を出すと近所迷惑になってしまうという心配もあります。
今までは実家の一軒家だったので、どれだけわめき叫んでも大丈夫でしたが…。
まぁ、“角部屋”なので、大丈夫かも(笑)

 

実は、今日が荷物の搬送日でして、このパソコンもあと2、3時間したら運ばれてしまいますので、予定していた試合のマッチレポートが書けなくなってしまいました(汗)
ひょっとしたら、1ヶ月間ほど更新できないかもしれませんが、
決してブログをやめたわけでも精神的に参っているわけでもないので、今後ともよろしくお願いします(笑)

 

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EURO2008 準々決勝① “鳥肌モノ”の2試合

2008-06-22 | W杯・EURO予選(ヨーロッパ)

○ ポルトガル 2-3 ドイツ


得点)N・ゴメス、ポスティガ / シュバインシュタイガー、クローゼ、バラック


ポルトガル)

                      N・ゴメス

            シモン                C・ロナウド

                  デコ    J・モウティーノ

                      ペティート

        P・フェレイラ                    ボジングワ
                 カルバーリョ    ペペ


                      リカルド


ドイツ)

                      クローゼ

            ポドルスキ        シュバインシュタイガー
                      バラック

                 ロルフェス
                      ヒツルスベルガー

        ラーム                       フリードリヒ
                メツェルダー  メルテザッカー


                      レーマン

 

 

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通勤電車で前にいたオジサンが開いたスポーツ新聞が目に入ってしまったことで、不覚ながら結果を知っての観戦となりましたが、それでも、試合終了後は一気に鳥肌が立つような素晴らしい試合でした。
勝ったドイツも、敗れたポルトガルも、優勝に値するだけのクオリティーの高さを見せたと思います。


完成度の高さでは優勝候補の筆頭と言われていたポルトガルの弱点が、ドイツによって明らかにされた試合でした。
ポルトガルの弱点は、「高さ」でした。 190cm近い平均身長を持つドイツを相手に、ポルトガルは空中戦でなす術がありませんでした。


個人個人のテクニックや、ボール回しの華麗さでポルトガルが上回っていたことは間違いありませんが、ドイツは試合巧者で、プレーが非常にシンプルでした。
ポルトガルが波に乗り始めた時間帯での、あのバラックの3点目が大きかったと思います。
逆に、ポルトガルは、1失点した後に明らかな混乱を見せるなど、危機的状況に陥った時の対処に甘さを見せました。

目立っていたのは、ポドルスキシュバインシュタイガーの両ウイングです。
シュバインシュタイガーは1ゴール2アシスト。
ポドルスキは先制点のお膳立てに加え、後半はカウンターの際に左サイドを駆け上がる“槍”となって、ポルトガル守備陣に脅威を与えていました。
また、2人とも守備でもチームによく貢献していたと思います。

バイエルンでの出場機会に不満を持つポドルスキは、この夏の大きな話題となるでしょう。

 

 

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○ クロアチア 1-1 トルコ
      (PK) 1-3


得点) クラスニッチ / セミフ


クロアチア)

                      オリッチ

            ラキティッチ                スルナ
                     クラニチャル

                  モドリッチ
                          N・コバチ

        プラニッチ                      コルルカ
                  シムニッチ   R・コバチ


                     プレティコサ


トルコ)

                       ニハト

            アルダ                   カジム

                トゥンジャイ   アルティントップ

                      M・トパル

        ハカン・バルタ                      サブリ
                 E・アシク  ギョクハン・ザン


                      リュシュトゥ

 

 

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「今大会のベストゲーム」であり、“大会史”に残るような試合でした。
「1-1」のスコアラインで、得点者の時間帯に「119分」と「120分」が並ぶ試合を見たのは初めてです。
両国のファンの声援も迫力があって素晴らしく、スタジアムで観戦した人にとっては生涯忘れられない試合となったでしょう。


前半は凡戦の予感がありました。
総合力で上回るクロアチアが試合を支配し、クロアチアが得点を奪うのも時間の問題のように見えました。

しかし、トルコは最後まで粘りました。
そして、延長戦に入ってからのトルコの体力面・精神面での強さが、形勢を逆転させたのです。


「PK戦に持ち込んだチーム」
「PK戦に持ち込まれたチーム」
では、実際にPK戦を戦う時の精神的な準備に違いが出ると言われますが、今回はそれの顕著な例でしょう。
クロアチアのモドリッチとラキティッチという2人のテクニシャンが枠を外したことが、PK戦において、いかにメンタル面での準備が重要かということを物語っていたと思います。


しかし、トルコは劇的勝利の影に、トゥンジャイやアルダら主力がイエロー累積により次戦出場停止という不安を抱えます。
さらに、エースのニハトは怪我により欠場濃厚です。


準決勝の相手はドイツ
トルコには、前回のギリシャのように勢いに乗って行くイメージもありますし、経験豊富なドイツにあっさりと敗れてしまいそうな画も浮かびます。
グループリーグのスイス戦とチェコ戦、今回と、まるで“漫画”のようなストーリー展開で勝ち上がって来たトルコ。
『スラムダンク』の湘北高校の最期のようにならないことを祈ります…

 

先週と先々週に引き続き、泊り込みの研修が続くので、
準々決勝のもう2試合と、バーレーン戦の記事は週末に。 アーセナルの移籍関連で書くことも増えるかもしれませんね。
それまで、ランキングのクリックの方をよろしくお願いします(笑) 

 

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EURO2008 予選グループ最終節

2008-06-21 | W杯・EURO予選(ヨーロッパ)

(グループC)
○ フランス 0-2 イタリア


得点) ピルロ(PK)、デ・ロッシ


フランス)

                   アンリ
                         ベンゼマ

            リベリー                   ゴヴ

                          トゥララン
                  マケレレ

         エブラ                        クレルク
                  アビダル    ギャラス


                       クペ


イタリア)

                      トーニ

                     カッサーノ

                     ペッロッタ

            ガットゥーゾ             ピルロ
                     デ・ロッシ

        グロッソ                     ザンブロッタ
                キエッリーニ   パヌッチ


                     ブッフォン

 

 

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PKとアビダルの一発レッドが、試合の全てを変えました。
「決定機を反則で止めた」という意味で、“ルールブック”上の解釈ではアビダルはレッドカードで間違いありません。
しかし、
「前回W杯ファイナリストのサッカー大国同士が、決勝トーナメント進出をかけて争う一騎打ち」
という舞台の大きさを考えれば、“PK+イエロー”の判定でも誰も文句はなかったかと思います。
主審のルボス・ミチェルは少々“真面目”すぎました。


フランスは、リベリーの負傷退場といい、2失点目のアンリのディフレクトといい、今大会の出来を象徴するように運に見放された感がありました。

しかし、3試合を通した全体的な苦戦は、ドメネクが招いた責任です。
優勝を期待されている国がグループリーグで敗退したにも関わらず、試合後の会見でも彼は強気でした。
そして、その会見で恋人にプロポーズをするという空気の読めなさぶり…
やっぱり変人でしたね、この人(笑)

 

しかし、勝ったイタリアも決して良くはなかったと思います。
ピルロのPKで先制した後は終始消極的でしたし、かと言って、伝統的な手堅さというものもありませんでした。
もちろん、数多くあったチャンスをトーニが決めていれば、だいぶ印象は違った試合かと思いますが。

まぁ、それでも何だかんだで勝ち上がって行くのが、イタリアという国なんだと思います。 案外、決勝まで行ってしまうかもしれませんね。

 

 

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(グループD)
○ ギリシャ 1-2 スペイン


得点) カリステアス / デ・ラ・レッド、グイサ


ギリシャ)

                     カリステアス

           アマナテディス           サルピンギディス

                 カツラニス
                           カラグニス

                      バシナス

       スピルプロス                       ヴィントラ
                 キルギアコス    デラス


                     ニコポリディス


スペイン)

                       グイサ

            イニエスタ           セルヒオ・ガルシア
                       セスク

                デ・ラ・レッド
                         シャビ・アロンソ

         F・ナバーロ                    アルベロア
                  ファニート   アルビオル


                       レイナ

 

 

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「FKからカリステアスのヘディング」
という先制点のシーンは、4年前の強かったギリシャを思わせました。
しかし、最後はスペインが“地力”の違いを見せました。

イニエスタを除いてメンバー総入れ替えと、サブ組で臨んだスペインでしたが、披露するサッカーの質はレギュラー組と比べても遜色なかったと思います。


気になったのは、セスクのポジションです。
ポストを受けたり、相手DFにフォアチェック行ったりと、なぜかFWのような仕事も求められているようです。
セスクは低い位置からゲームを作っていって、時折ゴール前に顔を出すことで真価を発揮する選手ですから、あのポジションでは厳しいでしょう。
本来なら、デ・ラ・レッドの位置でプレーするべき選手です。

 

ギリシャも悪くはなかったです。
たまに見せるカウンターでは、シュートまで漕ぎ着けていましたので、フィニッシュ精度を欠いただけといった感じで、かなり健闘していたと思います。
ニコポリディスを始め、前回大会の優勝メンバー数人が代表引退を表明しているようなので、今後ギリシャは過渡期を迎えるかもしれません。

 

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タイ戦(A) W杯・アジア3次予選

2008-06-19 | 日本代表

タイ 0-3 日本


得点) 闘莉王、中澤佑二、中村憲剛


AWAY)日本

                 玉田圭司
                          香川真司

            松井大輔             中村俊輔

                         長谷部誠
                 遠藤保仁

        駒野友一                       内田篤人
                  闘莉王    中澤佑二


                     楢崎正剛


交代)松井大輔 → 矢野貴章
    中村俊輔 → 中村憲剛
    香川真司 → 今野泰幸

 

 

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遅まきながら、先週末の「W杯・アジア3次予選」タイ戦を簡単に。

 

ホームで強いタイを相手に、セットプレーから2点を奪う理想的な展開で前半を終えた割には、非常に苦しんだように映った試合でした。
劣悪なピッチコンディション、高湿度の気候、相手のラフプレーも重なり、後半はかなり押し込まれました。 また、相手の11番のスピードには何度か慌てさせられました。

それでも、しっかりと無失点で勝利を収めたことが何より重要かと。


今回も、タイ戦のカギはセットプレーでした。
世界基準では体格面で劣る日本が、フィジカルでアドバンテージを握ることができる唯一の相手が、平均身長の低い東南アジア勢です。
中澤はタイとの試合では毎試合得点しています。 闘莉王の先制点に見られたように、ショートコーナーから“ロビング”気味のボールを放り込むのは、背丈の違いを生かす意味で有効でした。

 

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しかし、欲を言えば、流れの中から得点に繋がる可能性を感じるシーンが少なかったのは残念でした。
一番惜しかったのは、開始早々の長谷部のショートでしょう。

また、中村俊輔を休ませたかったところです。
勝利以外は許されない厳しい状況下だったとは言え、タイ相手に中村を無理させなければならなかったのが悲しいところ。


バーレーン戦に向けた岡田監督のコメントを聞くと、
『ベストメンバーを組んで、リベンジをしたい』
というのが本音のようです。

しかし、ホームでバーレーンを相手に、
「中村俊輔がいないから勝てなかった。」
では、話になりません。
中村俊輔が離脱した時のことも考えて、ここは、中村憲剛や今野らの控え選手の実力を信じて、チーム全体の底力をつけることが、指揮官に求められる仕事だと思います。

 

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オランダ対フランス “強気”なファン・バステン、“弱気”なドメネク

2008-06-15 | W杯・EURO予選(ヨーロッパ)

(グループD)
オランダ 4-1 フランス


得点) カイト、ファン・ペルシー、ロッベン、スナイデル / アンリ


オランダ)

                 ファン・ニステルローイ

          スナイデル                  カイト

                 ファン・デル・ファールト

              エンヘラール
                           デ・ヨング

       ファン・ブロンクホルスト             ブラルーズ
                マタイセン    オーイエル


                  ファン・デル・サール


フランス)

                        アンリ

            マルダ                    ゴヴ
                       リベリー

                          トゥララン
                  マケレレ

         エブラ                        サニョル
                  ギャラス    テュラム


                       クペ

 

 

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ファン・バステン監督の攻撃的な采配と、それに応えた選手達が見事でした。

前半をリードして終えるも、中盤のエンヘラールの攻撃面での貢献が物足りないと見るや、ロッベンと交代。
そして、フランスの猛攻に劣勢に立たされた時間帯でも、そこでカイトに代えてファン・ペルシーを投入するなど、試合のその時々の現況を度外視した采配を見せ、その投入されたロッベンとファン・ペルシーの2人が完全に試合の流れを変えました。

また、
オランダがカウンターから見せた2点目、
フランスが1点差とした後すぐに再び2点差とし、
ファン・デル・ファールトに代えてバウマ投入して守備を固め、
最後は前がかりになったフランスに対し、インターセプトからスナイデルが鮮やかなミドルを決めてダメ押し、
という一連の試合運びは、どちらが経験豊富なチームかわからなかったです。


オランダは守備も良かったです。
特に、右SBに入ったブーラルーズがアンリとマルダをよく抑えていました。
チェルシー時代には、右SBでのパフォーマンスに不満を持たれたモウリーニョに前半で交代させられたこともありましたが、この試合は非常に安定していたと思います。

 

 

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対して、フランスは抱えている問題が多いようです。
攻撃はほとんどリベリ頼みで、チームの平均年齢が高いせいか、オランダと比較した際の運動量の少なさが目立ちます。

そして、このブログでは再三再四指摘していることですが、アンリに「1トップ」は合いません。
彼はポストプレーができないのです。 カウンターの際に、2列目の選手がボールを運んでも、彼は自分の好きな左サイドに流れてしまうので、周囲がアンリの意図を理解して積極的に彼を生かそうとしない限り、攻め遅れを招きます。
ドメネクは、アンリと心中する気ならば、彼のパートナーとしてアネルカやベンゼマを置くべきです。 期待のベンゼマをここで起用しないのは、非常にもったいないと思います。

また、トゥラランとマケレレのセンターというのも守備を意識し過ぎな布陣だと思います。
2人にボールが入った際の展開力がどうしても乏しく、
中央でゲームを作るのが結局リベリー1人だけになり、彼への負担が大きくなっているのです。


フランスは、最終戦でイタリアとの“崖っぷち”対決を控えます。


個人的に、 
試合終了後に、ファン・ペルシーとギャラス、アンリとファン・ペルシーが、誰よりも先に抱擁を交わしていたシーンは、胸熱くなりました。

 

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EURO2008 予選グループ第1節

2008-06-14 | W杯・EURO予選(ヨーロッパ)

遅ればせながら、先週末から開催されている「EURO2008」の試合を少し。

 

(グループA)

○ スイス 0-1 チェコ


得点) スベルコシュ

スイス)

                          フレイ
                  シュトレラー

           バルネッタ               ベーラミ

                 G・フェルナンデス
                          インラー

        マニャン                  リヒトシュタイナー
                 センデロス   ミュラー


                     ベナグリオ


チェコ)

                       コレル

           プラシル                 シオンコ
                      ヤロリム

                  ポラク
                          ガラセク

        ヤンクロフスキ                   グリゲラ
                ウイファルシ   ロゼフナル


                      チェフ

 

 

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開催国スイスが敗戦。
大会が盛り上がるためには、開催国であるスイスとオーストリアの頑張りが不可欠なのですが…。

スイスは、緊張からか動きが硬かったです。
前線での運動量と2列目の飛び出しが見られず、攻撃はバルネッタとベーラミの個人技頼みでした。

そして、不運なことに、エースのフレイが負傷退場。

また、守備の堅さが定番のチームが、あんなに簡単にディフェンスラインを破られてしまってはいけませんね。
スベルコシュの飛び出しも上手かったですが、センデロスとミュラーの対応にも問題がありました。


ただ、正直、今大会のチェコにも魅力は感じません。
開催国相手の開幕戦に「“良い試合”をしろ」とは無理な注文かもしれませんが、ロシツキー、ネドベドのいないチェコは4年前と別のチームであり、非常に退屈に映ります。

 

 

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○ ポルトガル 2-0 トルコ


得点) ぺぺ、R・メイレレス


ポルトガル)

                      N・ゴメス

            シモン                C・ロナウド

                  デコ    J・モウティーノ

                      ペティート

        P・フェレイラ                    ボジングワ
                 カルバーリョ    ペペ


                      リカルド

 

 

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トルコも頑張りましたが、やはり、ポルトガルの方が1枚も2枚も上手でした。
絶対的エースのC・ロナウドがそれ程良くない出来だったにも関わらず、それでもしっかりと勝てるのが、強者であります。
得点者も、ぺぺとラウル・メイレレスという誰も予想しなかった2人で、チーム全体の勢いを感じます。
ポルトガルは最高のスタートを切ったのではないでしょうか。

個人的に目に付いたのは、中盤のジョアン・モウティーニョです。
足下の技術が高く、ボールを前に横に捌ける上に、前線にも顔を出す。
この試合には出場しなかったとミゲル・ヴェローゾと共にスポルティングで既に注目を浴びている選手でありますが、今大会で彼の市場価値はさらに高騰することでしょう。


ロスタイムのメイレレスのゴールで快勝した感がありますが、実は、ポルトガルにとってこの試合は決して楽な試合ではなかったと思います。
トルコは、後半中盤の時間帯までロナウドを自由にさせませんでした。
短期間の厳しい日程の中、あれだけタイトなマークを連戦連戦で付けられれば、さすがのロナウドもコンディションの維持は難しくなるでしょう。
ポルトガルの今後にとっては、その辺りがカギを握りそうです。

 

 

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(グループC)
○ ルーマニア 0-0 フランス

 

相変わらず“スロースターター”のフランスは、開幕戦スコアレスドロー。

アーセナルの獲得が噂されるナスリは後半途中から短時間の出場。
キレのあるドリブルを見せましたが、もっと長い時間見てみたいですね。

 

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オマーン戦(A) W杯・アジア3次予選

2008-06-08 | 日本代表

オマーン 1-1 日本


得点) アルマハジリ / 遠藤保仁(PK)


AWAY)日本

                 玉田圭司
                         大久保嘉人

            松井大輔             中村俊輔

                         長谷部誠
                 遠藤保仁

        駒野友一                       内田篤人
                  闘莉王    中澤佑二


                     楢崎正剛


交代)松井大輔 → 山瀬功治
    玉田圭司 → 矢野貴章
    内田篤人 → 今野泰幸

 

 

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“暑さ”を言い訳にはできないでしょう。
日本は、勝利に値するだけの十分なチャンスを作りました。 ただ、フィニッシュ自体の精度も、そこまで持っていくまでの過程における工夫も欠きました。


序盤に、中村からのスルーパスで抜け出した玉田が左足で放ったシュートがこの試合のベストチャンスだったかもしれません。
あれを決めていれば、ここまで苦労する試合にはならなかったはずです。


この試合は、両SBの有効な攻撃参加ができず、クロスの質も非常に悪かった。
そして、ボールの失い方が悪く、そこからカウンターをくらってピンチを招くシーンが多く見られました。
クロスを相手DFに容易に跳ね返されてしまうと、中にいる選手の戻りへの反応も遅れます。


終盤、日本はサイドからの崩しを試みて何度もクロスを上げていましたが、中でそのクロスを合わせる選手がいなかったため、オマーンにとって脅威になるような攻撃は展開できませんでした。
あの時間帯で必要だったのは、スピードのある玉田ではなく、横からのボールを泥臭くゴールに押し込める巻であり矢野でした。

矢野が投入されたのは44分。
ロスタイムには内田に代わって今野が入りましたが、岡田監督はいったい何を意図しての交代だったのでしょうか。
猛暑のアウェイの地で、岡田監督は冷静さを欠き、頭の中に選択肢を持ち合わせていなかったように映りました。

 

 

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もし敗れていれば、大久保は間違いなく“戦犯”として非難されていたでしょう。
決定機もシュートをクロスバーの上へと浮かし、報復行為で退場。
大久保は過去にも東アジア選手権の韓国戦で2枚イエローを受けて退場したことがありますが、あれから5年の月日を経て、現在彼は26歳になろうとしています。
決して、やんちゃが許される若手ではありません。


その大久保が感謝し尽くしてもし足りないのが、PKストップをした楢崎です。
また、あの状況下で完璧なPKを決めた遠藤も見事でした。 PKの決定率は、世界トップクラスでしょう。

 

いよいよ、2位通過でも御の字という状況になってきました。
残り2試合で勝ち点で並ばれるという最悪のシナリオは免れたものの、まだまだ予断を許しません。

 

これから、また泊り込みの研修に向かうため、パソコンからの更新ができません。
EUROのマッチレポートを随時アップしていきたいのですが。
更新とコメントの返信はまた来週に。

 

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オマーン戦(H) W杯・アジア3次予選

2008-06-05 | 日本代表

日本 3-0 オマーン


得点) 中澤佑二、大久保嘉人、中村俊輔


HOME)日本

                 玉田圭司
                         大久保嘉人

            松井大輔             中村俊輔

                         長谷部誠
                 遠藤保仁

        長友佑都                      駒野友一
                  闘莉王    中澤佑二


                     楢崎正剛


交代)大久保嘉人 → 香川真司
     玉田圭司 → 巻誠一郎
     長友佑都 → 今野泰幸

 

 

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ホームでアジアの格下の相手と予選を戦う時にポイントとなるのは、
「自陣に引いて守備を堅めてくる相手からいかに先制点を奪うか」
そして、思いがけない失点によるドローという最悪の結果を免れるために、
「いかに素早く追加点を奪うか」
の2つであります。


その意味で、セットプレーから中澤が先制点を挙げてオマーンの“ゲームプラン”を崩し、闘莉王の攻撃参加から大久保が追加点を挙げたところで、この試合は合格だったと思います。
中村俊輔の3点目は、スタジアムに来た観客への“ご褒美”といったところでしたね。

 

 

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この試合は、3点を奪った攻撃よりも、むしろ守備の方が称賛に値しました。
チーム全体としての守備意識が統一されていて、前線から激しいプレッシャーをかけ続けたことで、オマーンの反撃を全く許しませんでした。
特に後半の守備の出来が良く、それが後半の一方的なワンサイドゲームの印象を強めていたのだと思います。


中澤と闘莉王は、日本サッカー史上の中でも最も攻撃力と安定感と高さを兼ね備えたCBコンビでしょう。


岡田監督が今回思い切ったと思うのは、センター下がり目の位置に、鈴木啓太でも今野でもなく、遠藤を起用したことです。
引いて来る相手に対しては、それほどバランスを気にする必要はありませんから、長谷部・遠藤という攻撃的な2人を並べるのは良かったと思います。
遠藤はこれまで、代表では本来よりも上がり目の攻撃的な位置で起用されてガンバ大阪で見せているようなパフォーマンスが出せないでいましたから、ベストポジションに近かった今回は本人もやりやすさを感じたでしょうね。
中盤後方からロングパスを出す姿は、まるでピルロそっくりでした。


中盤の遠藤・長谷部・松井・中村の4人はボールをほとんど失なうことなく、目まぐるしくポジションも変えていました。
特に、この試合の松井の運動量は圧巻でした。 彼の特長であるスピード溢れるドリブルとパスセンスの良さだけでなく、フィジカルの強さと守備意識の高さも披露しました。

 

この試合では、ホームとかアウェイといった問題ではなく、2チームにおける“チームとしての完成度の差”と“個々の能力の差”を感じました。
アウェイでも、環境という外的要因に飲まれることがなければ、全く問題のない試合になるでしょう。 おまけに、相手は累積による出場停止者も抱えます。
そして何より、現在の日本は“ほぼベストメンバー”ですので、ここで差を見せつけなければいけません。

 

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新ユニフォームについて

2008-06-01 | アーセナル

アーセナルが08/09シーズンから着用する新ユニフォームのデザインが明らかになりました!!!

公式サイトによる正式な発表はまだですが、どうやらこのデザインで間違いないようです。

 

・アーセナルの新ユニフォーム画像

 

うーん…

話によると、アーセナルファンにとってはもはや伝説となっている「88/89シーズン」当時のものをイメージしたものらしいです。

その「88/89シーズン」とは、
最終節を“勝ち点3差”、“得失点1差”の2位で迎えたアーセナル、“アンフィールド”首位リバプールを相手に、ロスタイムでゴールを決めて「2-0」と勝利して超劇的に優勝を飾ったシーズンであります。
その当時の映像はこちら。
このゴールを決めたマイケル・トーマスは、このゴールだけでクラブの“レジェンド”の一員に加わりました。


でも、やっぱり微妙…
なんか、今風じゃないっすね~。

まぁ、買いますけど(笑)

 

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