NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

Weekly Arsenal News

2007-05-29 | アーセナル

約2週間ぶりとなるアーセナル関連のニュースを♪

先週、アーセナル公式サイト「Arsenal.com」では、
「Emirates Stadium Week」と題して、アーセナルの新スタジアムであるエミレーツ・スタジアムの初年度を振り返ろうではないかという企画が行われていましたので、それをご紹介します♪


Emirates Stadium Week - The first game - Arsenal.com

まず始めは、エミレーツの“杮落とし”であった「ベルカンプ引退記念試合」の当日のスタジアムの様子です。
ハイバリーと違って、「ホーム」であるアーセナルのファンも記念写真を撮ったりと、この頃はまだ“お客さん”状態でしたね~。 それが、開幕からの不振を呼んだ一因でもあるのですが。。。


Emirates Stadium Week - Emirates Firsts - Arsenal.com

こちらは、「エミレーツ初記録」の特集です。
スタジアム初ゴールは、先の「ベルカンプ引退試合」で決められたアヤックスのフンテラールのゴールです。
同じくその試合で決まった「アーセナル初ゴール」というのが、アンリの同点弾でした。

「公式戦初ゴール」は、開幕アストンビラ戦のメルベリのゴール。 “攻めて攻めて、CKから失点”という今季の「ストーリー」は開幕戦から始まっていました…
そして、その試合での同点弾、つまり「アーセナル公式戦初ゴール」はジウベルト・シウバでした。 今季10得点とゴールを量産したジウベルトですが、これもまた開幕戦からその兆候は始まっていたのでした。

他にも、「初交代」や「初レッドカード」など様々な記録が書かれています。

ハイバリーとの一番の違いは、「国際試合でのゴール」があることですね。
建物自体が古く、人数も3万8000人収容だったハイバリーでは、国際試合の会場になることはまず考えられないことでしたが、エミレーツでは既に、
「ブラジル VS アルゼンチン」「ブラジル VS ポルトガル」
と2つのビッグマッチが行われています。
アーセナル会長のヒル・ウッドも、
「CL決勝を開催させたい。」
と語っているようですし、基準は十分満たしているでしょうから、今後イングランドがW杯やEUROを開催する際は、重要な会場の1つとなるはずです。

 

Emirates Stadium Week - Stadium 'chills-out' - Arsenal.com

こちらは、以前にもご紹介しました、エミレーツの“雪景色”です。
もののあはれですなぁ~(笑)


Emirates Stadium Week - Facts and figures - Arsenal.com

こちらは、さらに細かいエミレーツの豆知識です。
“Windows Vistaがエミレーツで稼動開始した”
とか、かなりどうでもいいようなものも載っています(笑)

驚きだったのは、開幕戦の「マッチデー・プログラム」の売れ行きが、合計54893冊と、実に“スタジアムに観戦に訪れた人の94.31%”が購入したとのことです。 まぁ確かに、かなりのお宝モノですもんね~。


Emirates Stadium Week - Exploring Emirates - Arsenal.com

こちらは、スタジアムの内部。 普段見る機会がない部分なので、こういうのはおもしろいですね~。


Emirates Stadium Week - Pitch renovation - Arsenal.com

そして、そのエミレーツ・スタジアムは、来シーズンに向けて芝の張替え作業が進行中です。

 

 

One year on since Highbury’s Final Salute - Arsenal.com

最後に、前スタジアムの「ハイバリー」ですが、マンション建設が進み、かつての面影なくなっています… この映像を見て愕然となってしまったアーセナルファンは、私だけではないでしょう。 非常に悲しいですね…

 

移籍関連のニュースでは、先日ここでご紹介した通り、ポーランド代表GKルーカス・ファビアンスキーの加入が正式決定しました。
そして、これもまた予想通り、第3GKマート・プームの放出が決まり、今季2部に降格したワトフォードへの移籍が発表されました。

また、どうやらバチスタの完全移籍での買い取りもなくなりそうです。まぁ、当たり前ですけどね。
しかし、レジュメに関してはまだ先行き不透明な状態が続きそうです。

 

プレミアシップ・チャンピオンのユナイテッドは、ハーフリーブスの獲得がほぼ内定。チェルシーのモウリーニョも数人の選手獲得を明言しており、CLファイナリストのリバプールは、ベニテスが大型補強を断行するようです。
今季こそ、移籍市場で遅れを取らないでもらいたいところですが、正直、今季も全く期待できませんね…
署名運動でもしましょうか(笑)

 

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試合内容はリバースに、試合結果はリベンジに

2007-05-26 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

ACミラン 2-1 リバプール

得点)インザーギ2 / カイト

ACミラン)

                    インザーギ


                      カカ
           セードルフ             ガットゥーゾ

               アンブロジーニ   ピルロ

       ヤンクロフスキ                     オッド
                マルディーニ   ネスタ


                      ジダ

交代)ヤンクロフスキ → カラーゼ
      インザーギ → ジラルディーノ
       セードルフ → ファバッリ


リバプール)

                      カイト


                     ジェラード
           ゼンデン                 ペナント

                         シャビ・アロンソ
               マスチェラーノ

        リーセ                         フィナン
                  アッガー   キャラガー


                      レイナ

交代)  ゼンデン → キューウェル
  マスチェラーノ → クラウチ
      フィナン → アルベロア


主審)ファンデル(ドイツ)

 

2年前の「(リバプール側から見た)イスタンブールの奇跡」ほどではないにせよ、同じ対戦カードとなった今季のCL決勝は、サッカーの“恐さ”、“奥深さ”を改めて確認する試合となりました。

立ち上がりに緊張から硬くなっていたのは、より「大舞台での経験値」が高いはずのミランでした。
中盤以下の選手がリバプールのプレスに慌ててミスを繰り返し、リバプールが前日練習で再三繰り返していたというサイドチェンジの多用に、ミランの左SBヤンクロフスキと右SBオッドが、それぞれペナントとジェラードに裏のスペースを突かれるシーンが目立ちました。
攻撃でも、ピルロとセードルフのボールロストが多く、それ以前に、攻撃の起点となるピルロにボールがほとんど渡らず、カカのたまの個人突破に頼るしか攻撃の手立てが見つかりませんでした。

しかし、このような完全なリバプールペースの中で前半が終わろうとしていたロスタイム間際に、カカが突破によりFKを獲得、ピルロの直接FK、そしてインザーギの先制点が生まれたのです。

リバプールからすれば、試合を優勢に進め
“あとはボールをネットに入れるだけ”
という状況の中での、まさかの失点でした。
 2年前の「前半3失点」とはまた違った意味の、大きな精神的ダメージを受けたことでしょう。


そのダメージがもたらしたであろう混乱は、後半開始から明らかに見て取れました。
ディフェンス陣の意志疎通・連携ミスから、キャラガーがペナルティエリア手前でカカを倒して警告を受けたシーンが、それを顕著に表していたと思います。

また攻撃に関してですが、やはり、カイトとジェラードの「1トップ1シャドー」ではなく、カイトとクラウチorベラミーの「2トップ」にするべきだったと思います。
カイトは前線で動き回ったりスペースを作ったりするのが上手いFWですが、ゼンデンとペナントの両サイドがリーグ戦を含めて機能しているところが見られない今、ミラン守備陣が注意すべきは“ジェラードだけ”になってしまっていました。
ミランの守備陣からすれば、ジェラードがトップに近い位置にいて攻撃参加の回数が多くなることは脅威でしたでしょうが、彼に2列目・3列目から時折出て来られるよりは、“わかりやすく、捕まえやすかった”部分はあったと思います。
バルセロナ戦、チェルシー戦と、最大限以上の実力を発揮できた要因に、これまでの「4-4-2」システムの成功がありましたので、決勝でそれをいきなり変えるというのは、良い選択ではなかったと思います。

リバプールは、後半18分の、ジェラードがフリーで抜け出して放ったシュートをジダに止められたシーンで、運が尽きた感じがしましたね。 あれが決まっていれば、その後はまた別の展開試合になったと思います。
また、リバプールというチームは、総合的な戦力が他のクラブと比べて劣る中、「ラファリューション」と呼ばれるベニテスの神懸り的な采配によって乗り越えてきたチームですが、この日のベニテスは全体的に動きが遅く、特に、最後のフィナンからアルベロアの交代は、是が非でも得点を取りに行こうとする姿勢が見られるものではありませんでした。

全体的な試合内容で言えば、優勝した2年前よりもずっと良くなり、今回はむしろミランを上回っていたとさえ思いますが、結果は逆なものになってしまいましたね。

 

しかし、先制した後のミランの守備は優勝に値すべきものでした。
特にネスタは、マルディーニやヤンクロフスキが犯したミスを一人でカバーして、ジェラードやカイトに最後のところでの仕事をさせませんでした。

ガットゥーゾも、ユナイテッド戦同様に中盤で非常に効いていました。 前半にイエローカードをもらった後に主審に再三文句を言い続けていたところを見て、誰もが彼の“2枚目・退場”の想像を頭に過ぎらせたことと思いますが、後半はそういった気配を全く感じさせず、高い集中力を見せていました。
解説の川勝氏も言っていましたが、最近のガットゥーゾは、“気合い”や熱意”をそのままに、“冷静さ”が加わってきて、非常にクレバーな選手になったように思います。カカ、ジェラードと共に、「世界最高の選手の1人」として評価されるべき選手でしょう。

 

Milan Team Statistics Liverpool
 2 Goals 1
 1 1st Half Goals 0
 3 Shots on Target 4
 1 Shots off Target 10
 3 Blocked Shots 3
 4 Corners 6
 16 Fouls 26
 3 Offsides 3
 2 Yellow Cards 2
 0 Red Cards 0
74.8% Passing Success 70.2%
 21 Tackles 26
76.2% Tackles Success 80.8%
53.9% Possession 46.1%
36.5% Territorial Advantage 63.5%

http://home.skysports.com/matchreport.aspx?fxid=319172&channel=premiership&cpid=5

 

結局のところ、試合を分けたのは、両チームの「FWの決定力の差」ということになってしまいます。
途中、中盤でどんなに魅力的なサッカーをして試合を優勢に進めても、最後にFWが得点を決められなければ試合に勝つことはできませんし、歴史に名を残すのは、得点を決める力を持つFWがいる方のチームです。

 

今季も、カルチョス・キャンダルやファンの暴動、選手達のドーピング疑惑や賭博疑惑など多々問題があったイタリアですが、最終的には、「W杯優勝」と「ミランのCL優勝」という結果を残し、“イタリアに始まってイタリアに終わった1年”となりました。

 

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速報! ACミラン、CL優勝!

2007-05-24 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

ギリシャ・アテネのスピロス・ルイスで行われた、2006-2007シーズンのCL決勝戦は、ACミランがインザーギの2ゴールでリバプールを2-1と下し、4シーズンぶり通算7度目の優勝を果たしました!!!

 

試合レポート
http://jp.uefa.com/competitions/ucl
/fixturesresults/round=2361/match=300099/report=rp.html

 

いや~、2年前のトルコ・イスタンブールでの試合とはまた違った形の素晴らしい試合となりましたね~。

とにかく、ミラン優勝おめでとう!!!


詳しくは、明日の夜にでもアップします♪

 

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シュツットガルト、ブンデスリーガ優勝!!!

2007-05-21 | ブンデスリーガ

首位シュツットガルトと2位シャルケが、「勝ち点差2」、「得失点差3」の中で迎えた最終節。

そして、その結果は…

◯シャルケ  2-1  ビーレフェルト


◯シュツットガルト  2-1  エネルギー・コットブス

 

シュツットガルトもシャルケもホームスタジアムで試合を迎え、どちらが優勝しても大盛り上がりとなること必至の最終節でしたが、この2チームにブレーメンを加えた“三つ巴”となった今季のブンデスリーガを制してマイスター・シャーレを獲得したのは、シュツットガルトでした。


試合詳細
http://jp.uefa.com/footballeurope/news/kind=2/newsid=540159.html

 

「勝ち点差2」、「得失点差3」という差は大きかったですね。 しかし、この差というのは、前節にシャルケがドルトムントとの「ルール・ダービー」で敗れてしまったことが原因。  シャルケは前節まで「勝ち点1差」で上回っていたところを、
「シュツットガルトが引き分け以下で、4-0以上の勝利が必要」
という厳しい条件に追いやられてしまったわけですから、ファンのやりきれない気持ちというのはよくわかります。

シュツットガルトは、シャルケやブレーメンと比べれば、“首位に立っている期間”というのは短かった気がしますが、シーズンを通して非常に安定した戦いを見せていたと思います。

気になるのは、ヒルデブラントの去就ですね。 やはり移籍してしまうのでしょうか。
 ヒルデブラントなしでの優勝は考えられませんでしたし、今や彼はシュツットガルトの「顔」です。 来季のCLで、「シュツットガルトのヒルデブラント」を是非見てみたいのですが…

 

話題は変わって、スペインでは、首位レアルと2位バルセロナが共に勝利しました。
最近のレアルは、やたら“ロスタイムでの劇的勝利”が多いですね。 優勝に向けてチームに勢いが出てきましたし、スコアを見ても、カペッロ自体も
“勝ちさえすれば守備が崩壊していても構わない”
といった考えになってきた感じがします(笑)  スペインでは、こちらの方が人気は出るでしょうね。

しかし、リーガエスパニョーラの残り試合は3試合。 まだまだわかりませんね。

 

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ビッグクラブの階段を登るセビージャ

2007-05-20 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

エスパニョール 2-2 セビージャ
        PK)1-3

得点)リエラ、ジョナタス / アドリアーノ、カヌーテ

エスパニョール)

                          タムード
                ルイス・ガルシア

          リエラ                     ルフェテ

               デ・ラ・ペーニャ
                         M・ウルタド

       D・ガルシア                      サバレタ
                  ハルケ    トレホン


                     イライソス


セビージャ)

                 カヌーテ
                        L・ファビアーノ

         アドリアーノ                   マレスカ

                 マルティ
                         ポウルセン

       プエルタ                        D・アウベス
              ドラグティノビッチ  J・ナバーロ


                     パロップ


主審)ブサッカ(スイス)

 

今季のUEFAカップ決勝の舞台は、「01-02シーズンCL決勝、レアル・マドリード対レバークーゼン戦」が行われた、スコットランドのハンプデン・パーク


序盤から両者共に“攻めの意識”が際立っていた試合は前半18分、CKのボールを捕球したセビージャGKパロップが素早く前線へ“スーパーロングフィード”を送り、左サイドを駆け上がったアドリアーノが、GKとの1対1を落ち着いてゴール右隅に流し込んで先制。

先制点で勢いづくセビージャでしたが、その得点からわずか10分後の28分、リエラがハーフウェイラインから左サイドをドリブルで突破して放った右足のシュートが、ダニエル・アウベスの足に当たり、それがそのままゴールに吸い込まれて同点。

前半は得点、内容とも互角の形で終わりましたが、後半の最初に攻勢だったのはエスパニョールでした。
しかし、後半23分にエスパニョールのモイセス・ウルタドがこの日2度目の警告を受けて退場すると、試合の流れは一変。 すぐに決勝点こそ生まれませんでしたが、延長戦を含めたその後は、数的有利になった上に攻撃的なヘスス・ナバスまで投入したセビージャが多くのチャンスを作り出し、延長前半終了間際、そのヘスス・ナバスのクロスをカヌーテが合わせて勝ち越し。

誰もが、もうセビージャの「連覇」が決まりと思った延長後半残り5分、デ・ラ・ペーニャとの交代で出場していたジョナタスが強烈なミドルシュート決めて、まさかの同点、そして、PK戦へ。

精神的なアドバンテージは完全にエスパニョールへと渡る中、ここで意地を見せたのがGKのパロップでした。
エスパニョールの1人目のダビド・ガルシア、同点ゴールを決めたジョナタスのPKを阻止すると、最後はトレホンのシュートもセーブ。

セビージャが、見事、UEFAカップの連覇を果たしました。

 

エスパニョールは、セビージャの右、つまりダニエル・アウベスを明らかに狙っていましたね。
左のリエラへとボールを経由し、前掛かりになって裏のスペースを空けることの多いダニエル・アウベスを意識的に突いていたと思います。 この日のアウベスは、その攻撃センスよりも、守備の軽さが目立ってしまっていたと思います。 相手がクロスを送る際に距離を開けすぎるのはエブーエと同じですね(笑)


しかし、とても「3位」と「12位」という、現在のリーガ・エスパニョーラでの順位差を感じさせないほどの好試合でしたね。

昨季はセビージャが同じ大会を優勝し、今季はベスト4に3チームが進出と、UEFAカップでのリーガ・エスパニョーラのクラブが躍進が際立っていますが、この試合だけを見ても、スペインの「中堅クラブ」のレベルが他のリーグのそれと比べても明らかに高く、また、その傾向は今後数年間も続いていくことが予想できるような試合でした。

そして、
セビージャは、「中堅クラブ」から「ビッグクラブ」への仲間入りをほぼ確実なものにしようとしています。
来季、CLでセビージャを見るのが楽しみです。

 

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Story of the Season

2007-05-17 | アーセナル

ポーツマス 0-0 アーセナル


HOME)ポーツマス

                  カヌー
                         ベンジャミン

          クラニチャル              G・オニール

               S・デイビス    R・ヒューズ

        パマロ                       G・ジョンソン
                 トラオレ    プライマス


                     ジェームス


AWAY)アーセナル

                      バチスタ

                      ディアビー
           フレブ                   エブーエ

                           セスク
                   ジュルー

        クリシー                         ホイト
                センデロス      トゥーレ


                      プーム

交代)なし

 

アーセナルの2006-2007シーズンの最終戦の相手は、
カヌー、ラウレン、キャンベル、リチャード・ヒューズ(トップチーム出場はなし)、そして、トニー・アダムス(コーチ)
と、「元アーセナル」の選手が多数在籍するポーツマス。

まず驚かされたのは、アーセナルのスタメンでした。
GKは、レーマンでもアルムニアでもなく、これまでアーセナルでの公式戦出場は1試合のみのプーム(エストニア代表)。
怪我の状態で出場の可能性は50%と言われていたアデバイヨール、怪我から復帰濃厚と言われていたリュングベリ、ベテランのジウベルト・シウバ、ギャラスは全員お休みで、CBにはセンデロス、右SBにはホイト、アンカーの位置にはCBが本職のジュルーが入り、そして、ベンチには、
イタリア人GKマノーネ、「リザーブチーム・キャプテン」の19歳のDFコノリー、先日アイルランド代表候補に初めて選出された二十歳のDFオーキャロル、FAユースカップで活躍した17歳のMFギブスランドールの5選手が入りました。


試合は、エブーエが倒されて得たPKをバチスタが失敗。 その後も、ホームのポーツマスより決定機を多く作るも決められず、スコアレスドローの引き分けに終わり、順位でリバプールを抜くチャンスを自ら逸しました。

カーリングカップのリバプール戦、FAカップのボルトン戦でPKを失敗したバチスタは、この試合でもPKを決められませんでした。 むしろ、彼にPKを蹴らせたチームの方に責任があるとさえ思います。
結局、バチスタは最後まで「ビースト」にはなれず、プロ野球の巨人で言う「ダン・ミセリ」、阪神で言う「マイク・グリーンウェル」のように、「ジュリオ・バチスタ」という名前は、“全く使えなかった助っ人外国人”としてアーセナルファンの中で永く名を残すことでしょう。


試合全体として気になったのは、相変わらず“シュートで終われないこと”ですね。 ペナルティーエリアの中まで入った後に、クロスやパスをカットされたり、ドリブルしてボールを取られたりと、中途半端な攻撃に終わってしまうことが多く、逆にそこからカウンターをくらってしまうことも目に付きました。

まぁ、色々と課題はありますが、メンバーを見てもわかるように、チーム全体にこの試合に対するモチベーションはなく、監督も選手もすでに「来季」に頭が移っているようなので、もうこの辺にしておきましょう(笑)
そういった意味でも、控えの若手を誰か使って欲しかったという気持ちはありますが。


それにしても、
“登録16人中5人がイングランド人”というのは何年ぶりのことなんでしょうね(笑)
無敗優勝した03-04シーズンはまだ比較的イングランド人が多く、キャンベル、アシュリー・コール、キーオン、パーラーらがいましたが、それでも4人ですから。

プームに関しては、来季からファビアンスキーが新加入することがほぼ決定で、移籍は免れないことから、「お別れ試合」という意味での出場だったんでしょうね。
彼は練習態度が非常に真面目で、レーマンやアルムニアらも彼から見習うところが多かったとのことですから、ヴェンゲルも“親心”が働いたんでしょう。
ご苦労様でした。


これで、アーセナルの今季の日程は全て終了しました。
最後の最後まで“消化不良”に終わったシーズンでしたが、それについての分析や移籍情報も含めて今後更新していきますので、オフの間もよろしくお願いします♪
あ、アーセナル以外ももちろんやりますよ(笑) この記事を書いている現在は、UEFAカップ決勝を観戦中です♪

 

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速報!プレミアシップ残留争い!

2007-05-14 | プレミアシップ・FA杯

13日、日曜日、プレミアシップ最終第38節が同日同時刻に行われ、残留クラブと降格クラブが決まりました!!!

試合結果は…

 

◯マンチェスター・ユナイテッド 0-1 ウェストハム

 

◯シェフィールド・ユナイテッド 1-2 ウィガン

 

この結果、ウェストハムとウィガンの残留、シェフィールド・ユナイテッドの降格が決定!!!


最終節を残した段階で最も残留に近い位置にいたのは、シェフィールドだと思いましたけどね。
「ホーム」でウィガンとの直接対決を残し、「引き分け以上」で自力で残留を決められ、もし負けたとしても、得失点差で大きく劣るウェストハムが、「アウェイ」で王者マンチェスター・ユナイテッドに負けさえすれば、残留は決まりました。 シェフィールド監督のニール・ウォーノックにとっても、ウィガン監督のポール・ジュウェルにとっても、「ウェストハムの勝ち点」は想像だにしていなかったでしょう。
これでウェストハムは、マンチェスター・ユナイテッドとアーセナルの両方を相手に“シーズン2勝”。 本来は、残留争いをするようなチームじゃありませんね。


シェフィールドとウィガン試合は凄かったです。
技術レベルで感心させられるようなシーンは1つとして見られませんでしたが、お互いの気迫ぶつかりあった“肉弾戦”でした。


試合の生中継がなかったアーセナルは、アウェイでポーツマスと引き分けに終わりました。
そちらの試合については、また後ほど♪

 

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迷走する補強プラン

2007-05-12 | アーセナル

アーセナルの来季の「新加入選手第一号」が発表されました。
ポーランド、レギワ・ワルシャワの22歳のGKルーカス・ファビアンスキーです。

http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/teams/a/arsenal/6642177.stm

http://home.skysports.com/list.aspx?hlid=466094&CPID=8&clid=3&lid=&title=Arsene+confirms+Pole+deal&channel=&

 

ドイツW杯では、デュデク(リバプール)を押しのけて「第3GK」としてチームに帯同し、所属のレギワ・ワルシャワでは、セルティックに移籍した代表正GKのボルツの後釜として遜色ない活躍を見せ、チームのリーグ優勝に貢献したとのことです。

 

それでは、新加入選手のプレーぶりが見られる動画をどうぞ。

・ルーカス・ファビアンスキー動画①
・ルーカス・ファビアンスキー動画②

 

もちろん、集められたのは好プレーなので、これだけでは判断できませんが(編集なら、レーマンはもっとすごいですから 笑)、これらを見る限り、反応は相当良さそうですね。 また、守備範囲の広さやキャッチングの安定性はレーマンよりも期待できそうです。
ただ、ちょっとキックを見てみたいですね。 と言うのも、ポーランドのGKは、デュデクも、ボルツも、クスチャク(マンU)も、反応は良いんですけど、総じてキックが良くないですから。

来季は、レーマン、アルムニアとポジションを争うことになりますが、言葉の面もありますので、当分の課題は、言葉を覚えてイングランドの生活に慣れることになるでしょう。
現在の「第3GK」のプームは移籍しますかね。。。

 

しかし、ファビアンスキーを獲得したことで、来季以降の新たなGKの獲得の可能性は事実上なくなりました。
つまり、今後は、アルムニアの安定と更なる成長、そして、このファビアンスキーの才能に期待する他はありません。

 

やはり、ここで思ってしまうのが、ヴェンゲルの極端な“ビッグネーム嫌い”です。
中盤や前線の選手ならまだしも、経験が必要なGKまで名の知られていない若手選手の獲得に熱を入れ、チームの構想に入れてしまうとは…

また、時を同じくして、バーミンガムにレンタル中のイングランドU-20代表MFムアンバを、そのまま完全移籍で手放すことが決まりました。

アリアディエール、シガンら“フランス人選手”は結果が出ずとも、頑ななまでの期待を寄せますが、ベントリーやムアンバといったイングランド人選手への見切りは早いです。
これで、また、「イングランド人」が減り、「外国人」が増えます。
個人的には、生え抜きのムアンバを手放すぐらいなら、チャールトンにレンタル中で同じ境遇にあったソング(カメルーン、フランス語圏)を出して欲しかったのですが…

 

「若手」が成長しているのは間違いありません。
だからこそ、ファンの誰しもが、あと1、2人の“ワールドクラス”、“完成された選手”を獲得できれば、チーム力を飛躍的にアップさせることができると思っているのですが、
“お金はあるけれど、使わない。 使うけれど、若手選手だけ”
という状況がここ数年続いています。
 5~10億円を払って有望な若手を1人買うのなら、なぜ、15~20億のビッグネームを1人買わないのでしょうか?

非常にもどかしいです。 これでは、タイトル争いには参加できません。

 

今後も、この方針は変わらないでしょう。
ファンとしては、この不安が間違っていたことを証明してもらう他はありません。

 


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“タイトルチャレンジャー”はレアルへ

2007-05-10 | リーガ・エスパニョーラ

レアル・マドリード 3-2 セビージャ

得点)ファン・ニステルローイ2、ロビーニョ / マレスカ、チェバントン

HOME)レアル・マドリード

                 ファン・ニステルローイ

          ロビーニョ                   ラウル

                            ベッカム
               エメルソン

                     ディアッラ

       M・トーレス                      シシーニョ
              セルヒオ・ラモス   カンナバーロ


                    カシージャス


AWAY)セビージャ

                 カヌーテ
                         ケルジャコフ

          プエルタ                   マレスカ

                  レナト
                         ポウルセン

       ドラグティノビッチ                  D・アウベス
                 エスキュデ    A・オシオ


                     パロップ


主審)ペレス・ブルル

 

前日にバルセロナがレアル・ソシエダに勝利したため、絶対に負けられない、3位のレアル・マドリードと2位のセビージャの対戦。

 

試合は、開始からアウェイのセビージャが互角以上の内容を見せ、マレスカが、01-02シーズンCL決勝のジダンの伝説的ゴールを思わせる華麗な左足ボレーを決めて先制。

後半、レアルは早い時間帯からエルゲラとグティを投入、シシーニョを左SBに、セルヒオ・ラモスを右SBにと、カペッロにしては珍しく非常に積極的な采配を見せ、それが見事に的中。
グティの2本のスルーパスからファン・ニステルローイロビーニョがそれぞれ決めて、レアルが逆転。
さらに、高速のカウンターからセルヒオ・ラモスがシュートを放ち、GKパロップが弾いたところにファン・ニステルローイが詰めて、ダメ押し。
最後はロスタイムに、セビージャのチェバントンがFKを直接決めるも、レアルがなんとか逃げ切りに成功し、レアル・マドリードがバルセロナへの“挑戦権”を獲得しました。

 

“両者痛み分け”となって首位バルセロナとの差が開いてしまうのが、リーグ全体としては一番望ましくない結果でしたから、“勝負”がついて良かったですね。

主審のペレス・ブルルが試合のコントロールに完全に失敗し、せっかくの好試合に水を差されたという印象が強く残りましたが、非常に魅力が詰まった試合だったと思います。
特に、ロビーニョとダニエル・アウベスの“ブラジル同世代マッチアップ”はおもしろかったですね。 お互いのライバル意識が剥き出しでした。
また、グティの「ショートパス」とベッカムの「ロングパス」のそれぞれの正確性、軌道の美しさを観るだけでも、お金を払う価値があったと思います。

 

それにしても、レジェスは出番に恵まれないですね。
彼がここまで活躍できないとは思いませんでしたし、こうなってしまうと、彼の「市場価値」というものが落ちてしまい、アーセナル側としても“移籍金低下”の不利益を被ります。

一番最悪なのが、“バチスタが残留、レジェスを安売り”という状況ですが、レジェスの安売りは、どうやら現実味を帯びてきてしまいましたね…

 

 

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ライバルから学ぶべき、“team spirit”

2007-05-08 | アーセナル

アーセナル 1-1 チェルシー

得点)ジウベルト・シウバ(PK) / エシァン

HOME)アーセナル

                 アデバイヨール
                           バチスタ

          ディアビー                 デニウソン

                  セスク
                        ジウベルト・シウバ

       クリシー                          エブーエ
                 ギャラス      トゥーレ


                     レーマン

交代)デニウソン → フレブ
    ディアビー → ホイト


AWAY)チェルシー

                      カルー

           J・コール            ライト・フィリップス

               ランパード      エシァン

                      ミケル

       ブリッジ                       P・フェレイラ
                  テリー   ブラルーズ


                      チェフ

交代)      ミケル → ディアッラ
  ライト・フィリップス → S・シンクレア


主審)アラン・ワイリー

 

もし私がチェルシーファンなら、試合後はきっと涙していたことでしょう。
前半、ブラルーズが1発レッドで退場となってPKで先制点を許しながら、アウェイでアーセナルを相手に10人で追いつき、逆転まであと1歩とした頑張り。
試合後、モウリーニョが、選手達の頑張りを讃えるようファンに訴えかける姿。
テリー、ランパードらと抱擁を交わし、これまでの貢献を労う姿。
素晴らしいの一言でした。

しかし、逆の発想をすれば、この素晴らしい舞台を用意してしまったのは、アーセナルの不甲斐なさが原因でありました。
後半丸々45分を10人で戦った相手に(10人にしたのはアーセナルの勝利であり、チェルシーのミスですが)、同点に追いつかれたこと、追加点を取れなかったことは恥じるべきです。
ドログバ不在のチェルシー(今のチェルシーにとってのドログバの不在は、アーセナルにとってのアンリの不在よりも大きいはず)とあれば、勝つには絶好のチャンスでしたが、それを活かすことができませんでした。


問題なのは、
このチームは、自分達が先制すると、まるで「3-0」や「4-0」でリードしているかの如く、気の緩みを見せてしまうことです。
アデバイヨール、バチスタ、セスクらは一体幾度のチャンスを無駄にしたことでしょうか。 ギャラスのフリーで外したヘディングシュートもそうでした(あの瞬間、トゥレがCKで“どフリー”のヘディングシュートを外した直後に、ドログバに逆転ゴールを奪われた今季のカーリングカップ決勝を思い出しました)。

追加点を取って試合を決めに行こうとする“気迫”も、攻めるしかないチェルシーの裏を突こうとする“したたかさ”も、このチームには足りません。
結局、今季を通して見せたエミレーツでの“煮えきらなさ”は、最後まで払拭することができず、来季へ持ち越す課題となってしまいました。

 

試合中に実況の西岡さんから紹介があった通り、今季は他の「ビッグ4」、ユナイテッド、チェルシー、リバプールと対戦した試合は、
「6戦3勝2分け1敗、勝ち点11」
と、他よりも頭を1つ抜け出した成績を残しています(さらに、FAカップとカーリングカップでは、アンフィールドでリバプールに2連勝)。
それだけに、“取りこぼし”の目立ったシーズンでありました。

問題は、
ホームでウェストハムに負け、
アストンビラ、ミドルズブラ、エバートン、ニューカッスル、ポーツマスら“中堅クラブ”に引き分け、
アウェイでマンチェスター・シティー、フルハム、シェフィールド・ユナイテッドら残留争いをしているような“下位チーム”に負けてしまったことです。

ホームだけでも、落とした勝ち点は「13」となります。


これらを埋めるには、“consistency(安定)”と“experience(経験)”の2つが必要になると思いますが、果たして、これらはたった1シーズンで埋まるものなのでしょうか?  先はまだ長いと思います…


後半にチェルシーが見せたような、何が何でも勝ちに行こうとする執念やチームスピリットは、対戦から学ばなければなりません。

 

ユナイテッドの優勝には、素直に「おめでとう」と言いたいですね。
現地メディアの報道を見ても、

「ユナイテッドが優勝して良かった。」 「ユナイテッドが優勝にふさわしい。」

との声が多いです。 これはもちろん、チェルシーやモウリーニョが嫌われているからではなく、彼らがシーズンを通して攻撃的で魅力的なサッカー見せたからでしょう。これまでで挙げた得点数の多さも評価すべきポイントの1つです。


(特集)ユナイテッドがチェルシーを凌駕した理由


チームとしての“勝ち方”や“スタイル”というものは千差万別でおもしろいですが、やはり優勝にふさわしくあってほしいのは攻撃が主体のチームですし、勝って万人が納得するのもまた同じでしょう。
現行のリーグ戦では、複数チームが勝ち点で並んだ場合、
「得失点差」→「総得点」
の順で最終順位を決めますが、これが逆になれば、サッカーはもっと魅力的でスペクタクルなものになるかもしれませんね。

 

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イスタンブールからアテネへ

2007-05-04 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

◯リバプール 1-0 チェルシー
 AGGREGATE)1-1
        PK)4-1

得点)アッガー

HOME)リバプール

                  クラウチ
                           カイト

           ゼンデン                 ペナント

                          ジェラード
                マスチェラーノ

        リーセ                         フィナン
                  アッガー   キャラガー


                      レイナ

交代)  ペナント → シャビ・アロンソ
      クラウチ → ベラミー
  マスチェラーノ → ファウラー


AWAY)チェルシー

                     ドログバ

           カルー                 J・コール

               ランパード       ミケル

                     マケレレ

       A・コール                      P・フェレイラ
                  テリー    エシァン


                      チェフ

交代)J・コール → ロッベン
      カルー → ライト・フィリップス
     マケレレ → ジェレミ


主審)メフト・ゴンザレス(スペイン)

 

“アンフィールドの魔力”が、今回も発動されました。 非常に拮抗した勝負、最後はPK戦までにもつれ込んだ試合を分けたのは、他でもない、リバプールファンが作り上げたアンフィールドの雰囲気でしょう。

しかし、リバプールが勝つべくして勝った試合だとも思います。 2戦を通じて攻守に安定感を見せましたし、より魅力的な攻撃を見せていたのもリバプールだったと思います。 PKを2本止めたレイナも見事でした。

 

そして、監督の“人間力”の差も表れたかもしれません。
試合前から、リバプールやユナイテッドやリーグに対して挑発を繰り返してくだらないマインドゲームを仕掛けようとしたモウリーニョに対し、それを終始冷静にいなしていたのがベニテスでした。

また、試合後にモウリーニョは、
「我々の方が上だった。」
と言っていましたが、これは違うかと

なぜなら、彼は「結果」のみを追い続け、“勝負ごとの全ては結果”という哲学でここまでやって来たはずの監督だからです。 それを今更、試合中の内容はこちらの方が良かったと言うのはお門違いかと思います。
本当はオフサイドのゴールで勝っても、一方的に攻められながら最後になんとかカウンターをものにして勝っても、それは彼からすれば、「完全なチェルシーの勝利」なわけで、もちろん、その考えは間違いではありません。
しかし、そういった考えの持ち主だからこそ、今回のように敗戦後に、勝者であるリバプールを侮辱するような発言を繰り返すのは非常に見苦しい姿です。

優秀な監督であることは間違いないですが、これでは、他からの尊敬は得られないでしょう。

また、「攻めていた。」と言っても、攻撃は全てロングボールをドログバに当てているだけだったように見えました。

自分のサッカーを見つめ直し、“他者へ敬意”を持つことが、彼には必要だと思います。

 

 

リバプール、チェルシーの最新情報は、こちらから!!!(ランキングへ)

 

 

◯ ACミラン 3-0 マンチェスター・ユナイテッド
AGGREGATE)5-3

得点)カカ、セードルフ、ジラルディーノ

HOME)ACミラン

                    インザーギ


                      カカ
           セードルフ             ガットゥーゾ

               アンブロジーニ   ピルロ

       ヤンクロフスキ                     オッド
                 カラーゼ    ネスタ


                      ジダ

交代)インザーギ → ジラルディーノ
    ガットゥーゾ → カフー
        カカ → ファバッリ


AWAY)マンチェスター・ユナイテッド

                     ルーニー

           C・ロナウド               ギグス

                    スコールズ

               キャリック     フレッチャー

       エブラ                          オシェイ
                ビディッチ    ブラウン


                  ファン・デル・サール

交代)オシェイ → サハ


主審)デ・フリーケル(ベルギー)

 

ミランの素晴らしい勝利、完璧な勝利でした。
“ユナイテッドのキープレイヤーであるルーニーとロナウドを完封し、カカとセードルフが高い個人技から得点し、最後は得点力不足に悩んでいたジラルディーノがカウンターからダメ押し点。”
アンチェロッティとミラニスタにとっては、これ以上ないシナリオだったのではないでしょうか。

この試合のMVPには、カカ、セードルフ、そして、ガットゥーゾの3人を挙げたいです。 その中でも際立っていたのは、ガットゥーゾだったと思います。
ルーニー、ロナウド、スコールズにボールが渡った際のレスポンスの早さ、攻撃を遅らせる巧さは見事でした。 特に、ロナウドをサイドへサイドへと追い込んでいくプレッシャーの掛け方は、世界中の中盤の選手が学ぶべきところではないでしょうか。 1st legで、ガットゥーゾが負傷でいなくなってから、ミランが守備のバランスを崩して逆転を許してしまった理由が、この試合でも再確認されました。

また、セードルフの高い位置からのチェイスも、相手の攻撃の芽を早い段階から摘むという意味で非常に利いていたと思います。


ユナイテッドは、大雨降りしきるピッチに悩まされましたね。 ロナウドやギグスのような細かいタッチのドリブルを持ち味とする選手にとっては災難だったと思います。 途中のフレッチャーのシュートが入っていれば、試合はまた別の物になったと思いますが。

 

これで、決勝のカードは、
「リバプール対ACミラン」
という2シーズン前にイスタンブールで行われた決勝の再現となりました。
「トルコ」から「ギリシャ」へと、エーゲ海を挟んだリターンマッチを楽しみましょう。

 

 

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もはや“茶番”

2007-05-02 | アーセナル

アーセナル 3-1 フルハム

得点)バチスタ、アデバイヨール、ジウベルト・シウバ(PK) / S・デイビス

HOME)アーセナル

                 アデバイヨール
                           バチスタ

          ディアビー                   フレブ

                  セスク
                        ジウベルト・シウバ

       クリシー                          エブーエ
                 ギャラス      トゥーレ


                     レーマン

交代)バチスタ → デニウソン


AWAY)フルハム

                    マクブライド

          ラジンスキー              S・デイビス

             C・イェンセン      B・ディオプ

                    M・ブラウン

       ボカネグラ                     ロシーニア                       
               クリスタンバル    ナイト


                      ニエミ


主審)マーク・クラッテンバーグ

 

「記事のタイトル」が示す通りの、不甲斐ないチーム状況を露呈した試合でした。

失点シーンは、もはや“失笑”。
“開始早々に先制”という見慣れない展開の後は、“華麗に丁寧にパスを回して決定機を作りながら、「追加点」が取れない”という今季の繰り返しVTR。
そして、後半は目を覆うほどの失速を見せてフルハムに押し込まれる展開となり、スタジアムにいた誰もが、テレビで試合を観ていた誰もが、失点を容易に予想できる中で、案の定のレーマンの呆れるようなミス。
失点後にようやく危機意識を感じたことと、残留争い中のフルハムが「勝ち点3」を奪いに前掛かりになったこともあって、なんとか勝ち越しに成功したものの、非常にフラストレーションを溜めさせられる試合でした。

 

試合ハイライト&インタビュー(クリシー、アデバイヨール)
http://www.youtube.com/watch?v=Y0gvf2mtzOs&mode=related&search=

 

フルハムの、ロングボールをマクブライドに合わせるか、ラジンスキーの個人突破に頼るかの「単調な攻撃」、中盤で簡単にマークを見放してしまう「脆弱な守備、というチームの“クオリティ”を考えれば、3得点したことも当然で、むしろここまで苦しめられたことを恥じるべきでした。

また、チーム全体の“学習能力の無さ”が非常に腹立たしいです。 このチームは、危機的状況に陥らないと、エンジンがかかりません。 後半の途中では、
『むしろ今のうちに追い付かれた方がマシかも』
と思っていましたが、その通りの結果となってしまいました。

しかし、今回は、先程書いた“フルハムのクオリティの低さ”と“フルハムが前掛かりになったこと”に助けられましたが、もう少しチーム力が高くて、もう少し“賢い”チームが相手なら、容易に守り切られていたことでしょう。
そして、それが、CLのPSV戦だったわけです。 つまり、チームとしての進歩が全く見られていないことになります。

 

バチスタは、“決めた得点”よりも“犯したミス”の方が印象に残るという珍しい選手です。 プレーは雑で、1つ1つの判断が遅い。 後半は完全に消え、“ビースト”のはずが、スタミナ不足でもあるようです。
契約延長したレーマンも、その守備範囲の狭さとパンチング距離の無さは壊滅的です。
来季は、アルムニアとポジション争いをさせると語ったヴェンゲルですが、今ここでアルムニアを使わなければ、それは嘘になります。 残りの2戦はアルムニアで行くべきでしょう。

 

次はホームでのラストゲーム、チェルシー戦です。
苦しいメンバー状況ですが、この試合の出来不出来がチームの来季の行方を占うことは、間違いないと思います。 

 

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