NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

カーリングカップ4回戦 アーセナル VS レディング

2005-11-30 | アーセナル

アーセナル 3-0 レディング

得点)レジェス、ファン・ペルシー、ルポリ

HOME)アーセナル(予想)

               レジェス
                      ファン・ペルシー

        オウス・アベイェ               S・ラーション

               フラミニ
                        ムアンバ

      ギルバート                      エブーエ
              センデロス    ジュルー


                   アルムニア

交代)ファン・ペルシー → ルポリ
         レジェス → シガン
    オウス・アベイェ → ベンドネル


カーリングカップ!! 大会レギュレーション>
日本で言うナビスコカップ、カーリングカップ(=旧ワージントンカップ:スポンサーがビール会社のカーリング代わった)の4回戦!!
ディヴィジョン3以上の67クラブと、予備選から勝ち上がったカンファレンス以下3つのクラブが1回戦から参加し、一発勝負のノックアウト方式で戦うカーリングカップ。 プレミアシップの20クラブは、1 4のクラブが第2シード(1回戦免除)、 6クラブが第1シード(2回戦免除=CLまたはUEFAカップに参加のクラブ)となっており優遇されています。 FAカップに比べると参加クラブの数も少なく、大会の格も落ちますが国内サポーターには人気のある大会です。
(FAカップもノックアウト方式ですが、カーリングカップは90分で同点の場合は 延長戦+PK戦で決着します。 )
※FAカップは 2回までは再試合を行います 。


<VS レディング>
サンダーランドに3-0と勝利し、4回戦に出場したアーセナル
もちろん、日本でのテレビ放送はないため(涙)、公式サイトの「文字情報」によると…

リーグ・チャンピョンシップ(実質2部)で首位のレディングを相手にレジェス、ファン・ペルシー、ルポリのゴールで3-0の完勝!!
試合経過(公式サイトより)

ヴェンゲル試合後コメント(公式サイトより)

先週末のブラックバーン戦から大きくメンバーを入れ替えて、若手主体で臨んだアーセナル。 カーリングカップで「若手を起用すること」は通例となっているが、実はこれを最初に始めたのはヴェンゲル。 当初はメディアから批判を受けたが、今では「カーリングカップ=若手の成長の場」という大会の位置づけが確立された。 これも若手を重宝するヴェンゲルの功績だろう。


<アーセナル若手紹介③>
アーセナル若手紹介①

アーセナル若手紹介②

○DF


ヨハン・ジュルー    1987・1・18

スイスユース代表として、CBのセンデロスと一緒に先日のオランダワールドユースに出場。 現在はリザーブリーグやU-18の試合を主戦場とする高身長のDF。 中盤の底でもプレー可能。 ちなみに、出身はコートジボワール。 可能ポジションといい、トゥーレとかぶっているが、もしトゥーレ並の成長を遂げたら、アーセナルの選手層はかなりの厚さを増すことができるだろう。期待したい。


○MF


セバスティアン・ラーション    1985・6.6    スウェーデン

スウェーデンユース代表。 すでにトップチームの常連で、「ベンチ入り7人まで」のCLでは今季は全試合でベンチ入りしている。 左右のサイドアタッカーを本職としてこなし、ウイングとしても機能。 左SBとしても出場可能らしい。 ならば、目指せシガン越え!! 今ならトップ出場の可能性は高い!!


○FW


クインシー・オウス・アベイェ    1986・4・15

ご存知、オランダワールドユースで日本代表を4人抜きした男として、日本でも話題になったのがこの選手。 昨季からトップ出場も果たし、オランダU-21代表としてもレギュラーで活躍。 2008年の北京五輪でも必ずや日本のライバルとなる選手だろう。
本職はFWだが、左右のサイドアタッカーもこなす。 抜群のスピードと独特なステップからのドリブルは見てておもしろいが、課題は精度面。 無駄に終わることが多いドリブルの効率を上げるのと、パス、シュートの精度を上げればアーセナルにとって大きな戦力、そして世界レベルの選手になるのは間違いない。


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プレミアシップ第13週 アーセナル VS ブラックバーン

2005-11-29 | アーセナル

アーセナル 3-0 ブラックバーン

得点)セスク、アンリ、ファン・ペルシー

HOME)アーセナル

               アンリ
                      ベルカンプ

         レジェス                    ピレス

               セスク
                    ジウベルト・シウバ

       シガン                         ラウレン
              キャンベル    トゥーレ


                    レーマン


交代) レジェス → リュングベリ
      ピレス → フラミニ
    ベルカンプ → ファン・ペルシー


AWAY)ブラックバーン

                クキ
                        ベラミー

        ペデルセン                 エマートン

                リード    サベージ

       グレイ                       ニール
                トッド     ネルセン


                   フリーデル


<怪我にはご注意を>
ミッドウィークのCLでは、消化試合ながら不甲斐ない試合をしてしまったアーセナル。 この日はプレミア随一の「悪童軍団」ブラックバーンと対戦。

試合は開始4分、レジェスのキープからセスクがペナルティエリア外からインサイドキックで右隅に決めて先制!!(写真下)



接戦に持ち込まれると「危険な」ブラックバーンを相手に、絶好の時間帯に点を取れたアーセナルだが、その後はブラックバーンのペースで試合が進む。
オーストラリア代表ニール、エマートン、ウェールズ代表サベージ、ベラミー、元スコットランド代表マテオ、ディコフ、トルコ代表トゥガイ、とプレミア屈指の荒くれ者が集うブラックバーン得意の「喧嘩試合」に巻き込まれ、本来のリズムを崩した。
しかし、前半はそのまま1-0で終了かと思われた45分、ピレスのスルーパス、というよりは最近見かけなくなった表現である「キラーパス」を受けたアンリが決めて2点目!!
「試合開始早々」と「前半終了間際」という精神的ショックを最も大きく受けやすい時間帯に失点したブラックバーンはその後トーンダウン。 アーセナルもそれに乗じて「省エネ」のペース配分で試合を進める。 そして、締めくくりは只今、絶好調のファン・ペルシー!! ハーフウェイライン付近右サイドでボールを受けると、そのままドリブルでサイドへと流れ、付いてきたディフェンス2人の間を抜いて中へ切れ込み、角度のない所から左足で決めて3点目!!



優秀なプレミア中継スタッフのカメラが追いつけないほどのスピードのキックをインフロントで蹴ったファン・ペルシー。途中交代、それもかなりの短い時間で結果を出す能力は、インテルのフリオ・クルスに肩を並べるまでに成長を遂げている。 今季の残りのシーズン、ベルカンプの薫陶を受けて、来季はレギュラーとしても安定した結果を出し続けてほしいと思う。


<解説・粕谷秀樹
自分は熱狂的なアーセナルのファンではあるが盲目的なアーセナルファンではないので、ある程度の批判は受け入れるし、それが建設的なものならむしろ歓迎だ。 プレミアを主に担当するこの解説者は的確な分析による批判で、新たな視点を与えてくれることもある。
しかし、たまにものすごく不快な気分にさせられる時がある。 それはこの試合でも同じだった。
彼の明らかな「ブラックバーン寄り」の解説は聞くに耐え難い。 彼が「ユナイテッドファン」で「アンチ・アーセナル」であることはもはや周知の事実。 CLで他の国のクラブと当たるときは「プレミアファン」としてアーセナル寄りになることもあるが、それ以外は全て逆。 相手がゴールを決めればご機嫌になって饒舌になるし、アーセナルがゴールを量産するような展開になると口数が激減する。
昨季はCL決勝をトルコで現地解説を務めた彼は、「ACミラン」という日本でも1,2を誇るビッグクラブが相手であるにも関わらず、リバプールのゴールを絶叫して喜んだ。 「CL決勝」という特別な環境を考えると、この時のミランファンの感情はブラックバーン戦の自分をはるかに超えた不快指数を示していたことだろう。

「辛口」なスタンスの解説は生真面目で「国営放送的な」解説よりも好きだが、彼の「好き嫌い」でモノを語る傾向や横柄な態度を許せない時がたまにある。


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プレミアシップ第13週 結果

2005-11-28 | プレミアシップ・FA杯

◯ウェストハム 1-2 マンチェスター・ユナイテッド

得点)ヘアウッド / ルーニー、オシェイ

HOME)ウェストハム

               ヘアウッド   シェリンガム

        エザリントン                 ベナユン

               マリンズ     ノーブル

      コンチェスキー                     レプカ
                ガビドン  A・ファーディナンド


                    キャロル


AWAY)マンチェスター・ユナイテッド

            ファン・ニステルローイ
                          ルーニー

       パク・チソン                    フレッチャー

               スコールズ
                          A・スミス

      オシェイ                           ブラウン
              シルベストル   ファーディナンド


                 ファン・デル・サール


<for the Best
ウェストハムのホーム、アップトン・パークでの試合だったが、試合前、先日59歳の若さで亡くなったユナイテッドのレジェンド、ジョージ・ベストを偲ぶセレモニーが行われた。
やはり、ベストはイングランド中から愛された選手だった。
ユナイテッドのファンだけでなくウェストハムのファンにも涙ぐむ姿が見られ、プレミアシップTV中継スタッフが涙する画は思わず心を打たれた。 ベストがチームの垣根を越えて愛されていたことが「ベストを知らない世代」である自分にもよく伝わった瞬間だった。

そのベストを偲ぶため両チームの選手が喪章をつけて戦った試合は開始53秒、エザリントンのグラウンダーのアーリークロスをヘアウッドがダイレクトで合わせて先制!!
好調ウェストハムはダイレクトやツータッチのパス回しで小気味良いリズムの攻撃を形成し、前半をユナイテッド相手に優勢に試合を進めた。
しかし、後半2分には相手ボールを奪ったパク・チソンのスルーパスを受けたルーニーがディフェンスをかわして同点にすると、11分にはそのルーニーのCKをオシェイが頭で合わせて逆転!! この失点は昨季までユナイテッドのキーパーだったロイ・キャロルの致命的ミス。ジャンプをするタイミングが遅かったため、最高到達点に達する前にオシェイに競り負けた。この日は「キャロルらしからぬ(笑)」いいセービングを見せていただけに残念だ。 この日1ゴール1アシストのルーニーに意気消沈させられたウェストハムはその後も前半に見せたような攻撃を展開できず、そのまま試合終了。 終わってみればユナイテッドが「地力の差」を見せた恰好となった。

この日注目されたのは、「兄」リオ・ファーディナンド「弟」アントン・ファーディナンド兄弟対決。 セットプレーでは互いがマークについて「直接」対決する姿も見られ、イングランドU-21代表のアントンはニステルローイを完璧に抑えて兄に引けを取らない才能の片鱗を見せた。


ジョージ・ベスト情報は
こちらから!!

 

◯ポーツマス 0-2 チェルシー

得点)クレスポ、ランパード(PK)

HOME)ポーツマス

               D・シウバ    ルアルア

         M・テイラー               G・オニール

               R・ヒューズ    ディアオ

       グリフィン                       プリスケ
              ステファノビッチ A・オブライエン


                   アシュダウン


AWAY)チェルシー

                    クレスポ

           J・コール               ダフ

               グジョンセン
                         ランパード

                    エシァン

        ギャラス                     P・フェレイラ
                 テリー    カルバーリョ


                     チェフ


一時期の不調から抜け出したチェルシーは、アラン・ペラン監督が解任されてジョー・ジョーダンコーチが指揮をとるポーツマスと対戦!!
試合は前半27分、パウロ・フェレイラのミドルシュートをクレスポが足先アウトサイドでコースを変えて先制!! スピードのあるミドルに反応し、且つ正確にコースを変える、瞬発力と高い技術によるゴールはクレスポにしかできない難易度の高いゴールだった。 後半22分にはJ・コールがペナルティエリア内で倒されて得たPKをランパードが決めて2点目!! ルアルアの独特なステップによるドリブル、パンチ力のあるミドルしか武器となるものがないポーツマス相手には2点は十分すぎるリードで、危なげなく試合終了。

強い… マケレレ離脱の影響を見せていない…


チェルシーの最新情報はこちらから!!


○ウィガン 1-2 トッテナム

久々に見たな~(笑)

(写真下)ロビー・キーン

 

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その他のプレミア情報はこちらから!!


ヴェンゲル、日本代表監督に就任!?

2005-11-26 | ニュース

「ポスト・ジーコ」にアーセナルのヴェンゲル氏が浮上(サンスポ)


とまぁ、各紙が一斉に報じたヴェンゲルの日本代表就任の可能性。 もし、実現すれば、アーセナルに忠誠を誓った人間の自分としては、
アーセナル」と「日本代表」の監督
という、まさしく自分のサッカー観戦ライフに最も大きな影響を与える人物となるのは確実なわけで(笑)、この話題にはどうしても興味を持ってしまいます。

それにしても、なぜ協会はあんなにヴェンゲルに固執するんでしょうね? 結論から言うと、
過大評価されている感が否めないんですけどね~。 まぁ、ということでヴェンゲルの哲学の長所、短所を挙げてみたいよ思います。


<長所>
・若手の積極起用と選手発掘

ヴェンゲルの一番の長所はやはりこれではないでしょうか。 20歳前後の選手を起用する「将来を見据えた」選手起用は代表にとっては刺激になることだし、全体のレベルアップに繋がります。 ここは協会もわかっているようで、五輪監督との兼任を要請しようとの考えらしいですね。 現在の世界のサッカーの流れを考えると、「23歳以下」の強化ではもう遅いと思うので、U-17、U-20の監督もやってほしいと思います。 まぁ現実的には無理でしょうけど。
そして、アンリ、ヴィエラ、ピレス、A・コールを世界トップの選手に引き上げ、コロ・トゥーレ、エドゥー、リュングベリ、そして、古くはモナコの監督時代にジョージ・ウェア(リベリア代表FW マルセイユやミランで活躍し、唯一のアフリカ人バロンドール受賞者)を発掘したのもヴェンゲルです。 中盤で伸び悩んでいたコロ・トゥーレをCBにコンバートするなど、「選手の適正」を見抜く目も素晴らしい。
J1、18クラブには才能を眠らせている選手が多くいるはず。その中から、ヴェンゲルが世界的な選手までに育て上げる可能性は十分に期待していいものだと思う。


・美しく、エンターテイメント性の高いサッカー

やはり、アーセナルと言えばこれ。 ダイレクトパスでの中央の崩し、サイドからの素早い突破は「日本人の嗜好」に合致するものだと思う。 個人能力や日程の問題でアーセナルほど熟成されたチームは見込めないが、1つの「理想形」というものが見えているだけに、日本代表がどれだけのサッカーをできるか見てみたい気もします。


・日本を知っている

協会が人選の際に毎回重要視する「日本との関わり具合い」。 名古屋グランパスをステージ2位・天皇杯優勝へと導き、来日した日韓W杯、2回のコンフェデで日本代表の試合を見ているヴェンゲルは条件を十分に満たしている。 おそらく、フジテレビに2006年もコメンテーターとして出演するでしょう(笑)


・人心掌握術に長けている

プライドの高い選手が集まる代表の監督にこの能力はもはや必須。 彼も「対話型」の監督で、選手のコンディション管理にはよく気を配るタイプ。 多国籍軍のアーセナルをまとめたり、当時のストイコビッチに「チームの一員」であることを認識させ、勝利へと向かわせたことでもわかるように、ヴェンゲルには求心力がある。

 

<短所>
・戦術的柔軟性がない

アーセナルのシステムは一貫して「4-4-2のフラット型」
しかし、これしかない。
CLやW杯のトーナメントを勝ち抜くには、状況に応じた戦術変更は必ず必要となる時が来る。特に、個々の技術・身体能力で劣る日本代表にとっては「相手に合わせた」戦術もより重要になる。 ヴェンゲルとモウリーニョの一番の「差」はこの戦術的柔軟性にあると思う。


・采配の妙がない

上記とかぶる部分はありますが、「試合中」における選手交代の采配というのが芳しいものではありません。 そして、ジーコが度々批判を浴びる、「選手交代の遅さ」。残念ながら、これはヴェンゲルにも通じることです。


・セットプレーの守備

セットプレーの守備に不安を抱えるアーセナル守備陣ですが、これはヴェンゲルが固執する「守備方法」に問題があると思います。
フリーキックは「マンマーク」、コーナーキックは「ゾーン」、ということで一貫されていますが、これがうまくいっていません… 実施している選手に混乱が見える現状…
「正解」はありませんが、やはり「マンマーク」で通した方がベターでしょう。 それにアーセナルには、キャンベルやセンデロス、シガン、そして昨季まではヴィエラといった空中戦の強さを持つ選手ありきでの戦術です。世界と比べ、高さで劣る日本がコーナーキックをゾーンで守ると想像すると…怖いものがありますね。


・アウェイの当日乗り込み

これは、あまり知られていない事実ですが、アーセナルはヴェンゲルの方針で「CLのアウェイ」に当日に乗り込み、試合会場での前日練習を行いません。
「早めにアウェイの地行くと様々な不利が生じる。」
という考えの下での行動らしいですが、ここにもアーセナルがCLで活躍できない原因があると思うんですけどね…  日本代表の監督に就任した場合、果たして移動はどうなるのでしょうか…


・頑固

以上のことからわかるように、ヴェンゲルは総じて「頑固者」であることが言えます。 先のセットプレーの守備方法、移動方法などはメディア、評論家などからも何度も批判を浴びていますが変えません。 まぁ、よく言えば「自分の信念を貫いている」と言えますが。 良くないもの、結果が出てないものを変えようとしないというのは「頑固」という表現の方がやはり正しいかもしれませんね。


長所、短所を思いつくままにざっと挙げただけでもけっこう書けるもんですね~(自己満足 笑)
まぁ、それだけ自分の中でヴェンゲルの存在が大きいということですけど♪ まだ挙げ忘れている要素もあると思うので、何かあったらコメントで教えてください♪
 

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その他、ヴェンゲル日本代表監督就任の続報はこちらから!!!


05-06CLグループステージ 第4節 結果②

2005-11-25 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

(グループE)
◯フェネルバフチェ 0-4 ACミラン

得点)シェフチェンコ4

HOME)フェネルバフチェ

                   アネルカ

          トゥンジャイ             メフメト

              アッピアー   セルチュク

                  ウミト・オザト

       デニズ                      セルカン
               オンデル    セルベト


                   ボルカン


AWAY)ACミラン

            シェフチェンコ   ジラルディーノ

                    カカ

         セードルフ             ガットゥーゾ

                    ピルロ

      セルジーニョ                    シミッチ
              マルディーニ    ネスタ


                    ジーダ


CLでは不調のミラン。 前回の対戦では試合終了間際にカカの素晴らしいゴール(第1節ベストゴール)で何とか勝ちを収めた相手、フェネルバフチェと対戦。
試合は前半16分に相手のミスパスをカットしたセードルフのスルーパスで抜け出したシェフチェンコがキーパーとの1対1を決めて先制すると、52分、70分、76分にも決めたシェフチェンコ4ゴールの大活躍でミランが快勝!! シェフチェンコはCL得点ランクトップに立った。
フェネルバフチェはブラジル代表MFアレックスの欠場が響き、攻撃の形を作れず、グループリーグ敗退が決定。


ビエリ、ジラルディーノが来ても「大エース」の地位に居座り続けるシェフチェンコの最新情報は
こちらから!!

 

(グループF)
◯レアル・マドリード 1-1 リヨン

得点)グティ / カリュー

HOME)レアル・マドリード

                  ロビーニョ

                   グティ
           ジダン             ベッカム

             P・ガルシア  セルヒオ・ラモス

      ロベルト・カルロス                 ディオゴ
              エルゲラ     パボン


                  カシージャス


AWAY)リヨン

                    カリュー

           マルダ               ゴヴ

               ジュニーニョ

                          チアゴ
                   ディアッラ

       モンソローレ                  ベイェール
                カサーパ    クリス


                     クペ


クラシコのショックは予想以上だった。
スタジアムには空席が目立ち、ロナウジーニョとマッチアップすることの多かったサルガドがスタメンから外れた。 サルガドに全ての責任がなかったのは誰の目にも明らかだが、今のルシェンブルゴに冷静な思考を求める方が、実は困難なのかもしれない。
試合内容も最悪。 前回の対戦で0-3と完敗した相手、リヨンにリベンジを挑むはずが、逆に90分間リヨンの手の中に踊らされた。
レアルは前半から、P・ガルシアとセルヒオ・ラモスの位置でのボールロスト、パスミスが目立ち、引き分けでもグループ首位突破濃厚のリヨンはアクセルを踏まずにエンジンブレーキだけで対応できた。 それでも41分、「勝利への執念」を見せるレアルの中で一握りの選手、ベッカムのFKからグティが先制するが、これがレアル「悪夢の45分」の始まりだった。

前半は「20世紀最優秀クラブ」の名門レアル・マドリード相手に、「手を抜いて」戦ったリヨンが後半、徐々にアクセルを踏み始める。 レアルのお株を奪うような華麗なパス回しで中盤を支配すると、71分、ヴィルトールのセンタリングを受けたカリューがロベルト・カルロスの股を通すヒールキックでゴールに入れて同点!!  あっけにとられるレアルの守備陣だったが、その後もリヨンにいいように遊ばれてドローで終了。
リヨン側からすれば、「取ろうと思えば取れる。 でも、取らないよ」といった侮辱の意味をこめたメッセージ付きの中盤でのパス回しだったかもしれない。 レアルは勝ってクラシコのショックを少しでも慰めるつもりが、逆にショックをさらに深める形となってしまった。


ルシェンブルゴ解任間近のレアル最新情報はこちらから!!



(グループG)
◯リバプール 0-0 ベティス


HOME)リバプール

                クラウチ    モリエンテス

          ゼンデン                 ジェラード

                          シソッコ
                 ハマン

        リーセ                        フィナン
                 ヒーピア    キャラガー


                      レイナ


AWAY)ベティス

                     フェルナンド

            シスコ                  ホアキン
                      アルス

                  リベラ     アスンソン

         O・ロペス                        メッリ
                  リバス     ファニート


                      ドブラス


リバプール移籍後まだノーゴールのため、PKを蹴らせたが失敗、と運(実力?)のなかった先週末のリーグ戦に引き続き、この日もスタメン出場したクラウチ。 しかし、この日も他のメンバーが「取らしてあげよう」という思いやりのこもったパスを何度も送るも、計10本のシュートはゴールを割れず無得点(笑) 試合もそのままスコアレスドロー。 チェルシーがアンデルレヒトに勝ったため、イングランド勢が仲良く決勝トーナメント進出を決めた。


 

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05-06CLグループB 第5節 トゥーン VS アーセナル

2005-11-24 | アーセナル

トゥーン 0-1 アーセナル

得点)ピレス(PK)

HOME)トゥーン

                  ルストリネッリ


          ヴィエラ              フェレイラ
              エゲルター    ピメンタ

                  ミリチェビッチ

       ゴンサウベス                 オルマン
                ドゥミ     ホドジッチ


                  ヤクポビッチ


AWAY)アーセナル

                アンリ
                     ファン・ペルシー

         レジェス                  リュングベリ

               A・ソング
                        フラミニ

       シガン                         エブーエ
              キャンベル   センデロス


                   アルムニア


交代)A・ソング → セスク
      シガン → ラウレン
      ピレス → アンリ


<録画観戦>
リーグ戦と違い、今季好調なCLのアーセナル。 4連勝で早々にグループリーグ突破を決めてしまったため、スカパーでの生放送はなし!!
火曜の深夜4時半に行われた試合を、水曜の深夜1時に見ることになってしまいました(涙)
でも、グループBはまだ「2位」が決まっていないため「アヤックスVSスパルタ・プラハ」は生放送… うーん、このグループを生放送するんだったら逆にしてほしかったなぁ…


<慎重なヴェンゲル>
すでにグループ突破を決めたアーセナルにとってはモチベーションの維持が難しいゲーム。
リーグ戦に備えて主力を温存するかと予想された(個人的にもそれを望んでいた。)が、ヴェンゲルは「4連勝の勢い」を消してしまうことを嫌ってか、大幅なメンバー変更はせず、軽傷のレーマンや、ここまでクラブ・代表を通じて無休のトゥーレとジウベルト・シルバを遠征メンバーに帯同しない程度に留まった。


<笛に救われたアーセナル>
CLを勝ち上がっていくための重要な要素である「運」
「質量保存の法則」に従えば、その貴重な運を、こういった消化試合で使うことはあまり好ましいことではなかったかもしれない。

試合はやはり、アーセナルが無理をせず、勝ち点3を取らなければそこで終わりのトゥーンが積極的に攻める展開に。
アーセナルは相手にタックルをされる危険性を伴うショートパスではなく、1本のパスでトゥーンの浅いディフェンスラインの裏を突く狙いを見せた。 ファン・ペルシーが数度のオフサイドを経て、前半35分にようやく抜け出すと、ペナルティエリア手前でCBのドゥミに倒され、ドゥミがレッドカードで退場!!



ハイバリーでの前回の対戦では、今回とは逆にファン・ペルシーが前半に退場となった。 これで両チームの対戦は2戦とも「10VS11」で戦うことに。 しかし、このドゥミのファウルで得たFKも生かせず、結局前半は0-0で終了。
そして後半は1人少ないトゥーン攻められてしまう…
後半7分と21分にオフサイドで取り消されたトゥーンの2度のゴールは、前者はオフサイドだが後者は明らかな誤審 試合終了間際の後半43分に得たPKも、判定は微妙で、ホームのチームが受ける判定ではなかったのが正直な感想だ。
大ブーイングの中、ピレスが落ち着いてPKを決めて勝利したアーセナル。 しかし、アーセナルファンとしてもトゥーンには少し気の毒な試合だった。


「運」で勝たせてもらった試合だが、何であろうと「勝てる」のが今季のCLのアーセナル、というポジティブな考え方もできる。 ただ、選手が消耗してしまった試合であったことも確か。 12月の第6節は、「2位」という順位が決まったアヤックスとホームで対戦する。その週の週末にはアウェイでのニューカッスル戦を控えるだけに、若手を試し、主力を温存する「余裕」を指揮官に見せてもらいたいところだ。

FC Thun Team Statistics Arsenal
  0 Goals 1
  0 1st Half Goals 0
  3 Shots on Target 3
  4 Shots off Target 7
  4 Blocked Shots 1
  2 Corners 5
  14 Fouls 18
  11 Offsides 10
  3 Yellow Cards 3
  1 Red Cards 0
 69.8% Passing Success 78.1%
  21 Tackles 15
  81% Tackles Success 73.3%
 40.4% Possession 59.6%
 51.3% Territorial Advantage

48.7%

 

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05-06CLグループステージ 第4節 結果

2005-11-23 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

(グループC)
◯バルセロナ 3-1 ブレーメン

得点)ガブリ、ロナウジーニョ、ラーション / ボロウスキー(PK)

HOME)バルセロナ

                      ラーション
                                  ジュリ
           ロナウジョーニョ

                   デコ      ガブリ

                       モッタ

         ファン・ボロンクホルスト             オレゲル
                  プジョル    マルケス


                     V・ヴァルデス


AWAY)ブレーメン

                  クローゼ    ヴァルデス

                       ミクー

            ボロウスキー            フリングス

                      バウマン

         シュルツ                      オヴォモエラ
                  ナウド    ファーレンホルスト


                      ラインケ


勝ち点10で首位のバルセロナ以外は3チームが勝ち点4で並ぶ混戦のグループC。
クラシコを終えて一息つくためか、ホームのバルサが軽いターンオーバーで臨んだ試合は前半14分、ハーフウェイラインからのロナウジーニョのロングパスで抜け出したガブリがキーパーとの1対1を決めて先制!!
負けられないブレーメンは22分、ミクーがペナルティエリアでファン・ブロンクホルストに倒されてPK獲得!! このPKをボロウスキーが決めて同点とするが、4分後の26分にはロナウジーニョがFKを直接決めてまたも突き放す!!
後半もバルサが試合を優位に進め、26分にはロナウジーニョのスルーパスを受けたラーションが決めて勝負あり。 ブレーメンは惜しいシュートを何度か放ったが、それを全てヴァルデスに止められた。
パナシナイコスVSウディネーゼの試合は1-2でウディネーゼが勝ったが、ウディネーゼの次の相手はバルサ。 「2枠目」の行方はまだ決まりそうにない。


現在、向かう所敵なしのバルサ最新情報は
こちらから!!

 



(グループD)
◯マンチェスター・ユナイテッド 0-0 ヴィジャレアル


HOME)マンチェスター・ユナイテッド

            ファン・ニステルローイ
                          ルーニー

       C・ロナウド                    フレッチャー

               スコールズ
                          A・スミス

      オシェイ                           ブラウン
              シルベストル   ファーディナンド


                 ファン・デル・サール


交代)フレッチャー → パク・チソン
      ブラウン → G・ネビル
      A・スミス → サハ


AWAY)ヴィジャレアル

                フィゲロア
                           ホセ・マリ

                    ロジェール

             ソリン
                           マルコス・セナ
                   タッキナルディ

        アルアバレーナ                 ハビ・ベンタ
                 ペーニャ    G・ロドリゲス


                     バルボサ

交代)   ロジェール → エクトル・フォント
    タッキナルディ → ホシコ
       フィゲロア → シスコ


勝ち点5で3位のユナイテッドがホームに勝ち点6で首位のヴィジャレアルを迎えた、ユナイテッドにとっては「絶対に負けられない戦い」。
ヴィジャレアルは主将キケ・アルバレス、リケルメ、フォルランが欠場した試合は、ホームのマンUが開始から飛ばしてチャンスを作るが、徐々にヴィジャレアルが落ち着いてパスを回すようになっていく。

先日のチェルシー戦同様に前線から厳しいプレッシャーをかけていくマンUだが、ヴィジャレアルは高い技術を基にした丁寧なパス回しでそのプレッシャーを無効化した。 プレミアのチームなら耐え切れずに奪われるか、ロングボールを放ってしまうような激しいプレッシャーを軽くいなしてしまう技術はさすが南米の選手が多いチーム、といったところ。 優劣とは関係なく、イングランドとスペインの「質の違い」を感じた。
試合はそのままヴィジャレアルが「回しながら守る」やり方を成し遂げてスコアレスドロー。
リールVSベンフィカの試合もスコアレスドローに終わったため、全チーム順位は変わらず、突破の可能性を残した。



 

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リーガ・エスパニョーラ第12節 レアル・マドリード VS バルセロナ

2005-11-21 | リーガ・エスパニョーラ

レアル・マドリード 0-3 バルセロナ

得点)エトー、ロナウジーニョ2

HOME)レアル・マドリード

               ロナウド
                        ラウル

        ジダン                   ロビーニョ

                        ベッカム
              P・ガルシア

      ロベルト・カルロス                サルガド
               エルゲラ  セルヒオ・ラモス


                 カシージャス

交代)   ラウル → グティ
   P・ガルシア → バチスタ


AWAY)バルセロナ

                   エトー
                              メッシー
       ロナウジョーニョ

               デコ      シャビ

                  マルケス

     ファン・ボロンクホルスト              オレゲル
              プジョル   エジミウソン


                 V・ヴァルデス

交代)メッシー → イニエスタ


<屈辱のエル・クラシコ
「クラシコの勝利が一番の自信をもたらしてくれる。」
と、試合前日の記者会見で語ったラウルだが、逆を言えば、今回の完敗はラウル個人、そしてチーム全体の自信をこれ以上ないほどに失わせたかもしれない。

レアルのホーム、サンチャゴ・ベルナベウでの試合だったが、レアルが試合の主導権を握ったのは開始の10分間だけだった。
そして試合が動いたのは前半15分、この日スタメン大抜擢のメッシーからボールを受けたエトーがエリア内でうまく反転し、トーキックで先制!! メッシーの高速ドリブルに対しレアルのディフェンスが思わずラインを下げてしまった。完全な勢い負けだった。 レアルはこの日怪我から復帰のロナウド、ジダン、バチスタらが不発。 バルサがどうこうというより、チーム全体のコンディションがあまりにも低調すぎた。
そしてバルセロナ後半、ロナウジーニョがレアルを奈落の底に突き落とす。
ラウルが負傷して代わりにグティが入った直後の59分、グラウンド中央から開始したドリブルで相手3人をかわしてエリアに入り2点目!!
77分にも左サイドからセルヒオ・ラモスを軽くかわしてファーサイドに流し込み3点目!! ゴール後はマドリードの観客もロナウジーニョにスタンディングオベーションを贈ったが、これは同時に自分達のチームへの「あきらめ」の感情も表していた。
ロナウジーニョの2点のどちらにも対応したのがセルヒオ・ラモス。 スペイン代表のDFだが、格の違いを見せ付けられ、彼にとってはまさに悪夢の1日だっただろう。
レアルはその後「慰め」の意味の反撃すらできず時間だけが過ぎ、バルサがアウェイで勝利を収めた。
内定の報じられているバロンドール受賞にふさわしい活躍を見せたロナウジーニョ。 高いレベルの選手が集まる中でも、別次元の能力を示した。


<個人的感想>
バルセロニスタでもマドリディスタでもない(どちらかと言えば後者)自分としては、何よりも好ゲームを期待していただけに、バルサのアウェイでの完勝は残念な結果だ。

クラシコやダービーマッチは熱戦の末にホームのチームが勝つのが一番盛り上がる。

約7ヶ月前に行われた昨季のクラシコはそういった白熱した展開だっただけに、今回の試合に物足りなさを感じた。


 

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プレミアシップ第12週 ウィガン VS アーセナル

2005-11-20 | アーセナル

ウィガン 2-3 アーセナル

得点)A・カマラ、ブラード / ファン・ペルシー、アンリ2

HOME)ウィガン

               ロバーツ
                       A・カマラ

       マッカローク                  ブラード

               カバナフ  D・フランシス

      バインズ                      シンボンダ
               デ・ゼーウ  アンショズ


                   フィラン


AWAY)アーセナル

               アンリ
                     ファン・ペルシー

        リュングベリ                   ピレス

               セスク
                    ジウベルト・シウバ

       シガン                         ラウレン
              キャンベル    トゥーレ


                    レーマン


交代)      ピレス → フラミニ
   ファン・ペルシー → ベルカンプ
      リュングベリ → センデロス


<好調ウィガン
11月の第3週のリーグ戦、アーセナルファンとして「どのチームと一番当たりたくないか?」と質問されたら、迷わず「アウェイでのウィガン」と答えた。

今シーズンクラブ史上初めてプレミアに昇格したウィガンだが、ポール・ジュウェル監督がよくチームをまとめあげ、現在リーグ最小失点で2位につけ、6連勝で首位チェルシーとの勝ち点差も1試合未消化ながら6と迫る好調ぶりだ。
このチームの特徴は何と言っても「団結力」と「しぶとさ」だろう。 とにかくよくボールを追うし、あきらめることがない。 今季開幕戦で王者チェルシーを90分間苦しめ続けたように、「ホーム、JJBスタジアムでの強さ」も特に際立つ。 先週末から各国で行われたW杯予選、フレンドリーマッチに召集された選手もほとんどおらず休養十分なウィガンに対し、アーセナルはほとんどの選手が代表で1、2試合をこなしていたため、この時期に最も当たりたくなかったのはウィガンだった


頼りになるアンリ  信用できないシガン
試合は序盤、ウィガンが前線から激しいプレッシャーをかけ、アーセナルにパスを回させない。 今季の好調ぶりが窺い知れるウィガンのパフォーマンスに苦しめられるアーセナルだったが、前半11分、CBのキャンベルがリスクを負って上がってきて出したパスをファン・ペルシーが反転して受け、そのままドリブルから思い切り良く振り抜いたシュートがGKフィランのファンブルを誘い先制!! ファン・ペルシーはカップ戦を合わせて4試合連続ゴール!!!
GKのミスが絡んだ得点ではあったが、続けて結果を出し勢いに乗っているFWとはそれでも得点が取れてしまうものだ。(日本代表FWのバー2連チャンとは違って…)
さらに21分、セスクのスルーパスから抜け出したアンリが冷静にキーパーとの1対1を決めて2点目!!
「前半20分を過ぎた段階でアーセナルが2点リード」と、現在のお互いのチーム状況を考えれば予想だにしない展開となったが、ウィガンの見せ場はこれからだった。
昇格チームがプレミア屈指の強豪に早い時間帯で2点を奪われても、観客と選手は「あきらめない」。 28分、バインズのFKをデ・ゼーウがヘッドで落としたボールにアンリ・カマラが飛び込んで1点を返す!
このゴールで流れが完全にウィガンへと移ってしまったが、41分、ゴールまで約35mはあろうかというFKをアンリが直接決めてまたも2点差!!(写真下)



やはり頼りになるキャプテンでありエース。 復帰後出場した全試合で得点を決めている

せっかく1点差にしたにも関わらず前半終盤で突き放されたウィガンだったが、それでも彼らは「あきらめない」。
前半終了間際の45分、右サイドを駆け上がったブラードがシュートフェイントでキャンベルをかわし、左足を振りぬきまたも1点差!!(写真下)



どれだけ突き放されても食らいついていこうとするメンタリティがこのチームには備わっていた。 相手からすると嫌なチーム。今季これまで2位につけているのはまぐれではないことが身を持ってわかった。
選手個人個人を見ても非常に高いレベルにある。
特に目立ったのはグレナダ代表FWジェイソン・ロバーツ 「高さ」「強さ」という身体能力に関してはプレミアでも随一のキャンベルとトゥーレが吹き飛ばされる姿は思わず目を疑った。
セネガル代表アンリ・カマラのスピードとロバ-ツのパワーのコンビは抜群の相性を見せ、後半もアーセナルゴールに襲い掛かった。

そしてこの試合、アーセナルの守備の綻びとなっていたのが左SBの位置に入ったシガン
クリシーが先日のU-21フランス代表の試合で骨折してしまったため離脱。A・コールの復帰もまだのため、スピードと守備能力に難のあるシガンが代わりを務めたが、試合前からの不安はより深刻な形で表れた…

ミスパス… ラインコントロールミス… かぶり… マークの見放し… クリアミス…

と、「DFが考えられるミス」をほとんど犯してしまったシガン。 特に1点リードの後半、アーセナルがウィガンをじらすようなパス回しをしている最中にチームの流れを止めるパスミス… 1人だけ技術レベルがついていけていないのだ。

こうした危ない場面を迎え、ヴェンゲルが「ヴェンゲルらしくない」采配を見せたのが試合終了間際のセンデロスの投入。
あまりシステムをいじることを好まないヴェンゲルはこういった場合、シガンを中盤に上げて守備を固める(シガンで固められてるのかは疑問だが…)采配が通例だったが、なんとこの日は、管理人がアーセナルの試合を観戦してから初めての5バック!!! 自分よりももっと長いアーセナルファン暦を持つ実況の西岡さん、解説の加藤久さん(アーセナルファン)も驚くヴェンゲルの「堅い」采配で逃げ切ったアーセナルは、これで今季リーグ戦アウェイ初勝利!!! アウェイ初勝利を好調のウィガンから挙げられた意味は大きい。
リュングベリも復帰し、あとはフレブA・コールが復帰すればプレミアの「長い冬」を乗り切る準備は整う!! それまで左SBシガンはあまりにもキツイ… 若手のマーフィーあたりの方がまだマシかもしれない…

 

Wigan Athletic Team Name Arsenal
     2 Goals 3
     3 Shots on Target 5
     6 Shots off Target 5
     2 Blocked Shots 3
     2 Corners 2
     16 Fouls 18
     5 Offsides 0
     3 Yellow Cards 3
     0 Red Cards 0
         47% Possession 53%

 

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W杯予選 プレーオフ2nd leg オーストラリア VS ウルグアイ

2005-11-18 | W杯予選(南米・アジア・その他)

オーストラリア 1-0 ウルグアイ
AGGREGATE)1-1
     (延長)0-0
      (PK)4-2

オーストラリアが1974年西ドイツ大会以来2度目となるW杯出場決定!!!

得点)ブレシアーノ

HOME)オーストラリア

                     ヴィドゥカ

           ブレシアーノ               カーヒル
                     キュリーナ

        チッパーフィールド                 エマートン

                      グレッラ


            ポポビッチ    ニール    ヴィドマー


                    シュウォーツァー

交代)ポポビッチ → キューウェル
   ブレシアーノ → アロイージ
     エマートン → スココ


AWAY)ウルグアイ

                      R・モラレス

             レゲイロ               バレーラ
                       レコバ

          G・ロドリゲス                  ディオゴ

                      P・ガルシア


            D・ロドリゲス   モンテーロ    ルガーノ


                       カリーニ

交代)  レコバ → サラジェタ
   モンテーロ → M・ソサ
     レゲイロ → エストヤノフ


サッカーがラグビーを越えた日>
4年前の前回、勝ちたい気持ちが強かったのは2nd legで逆転勝利を収めたウルグアイだった。
そして今回のプレーオフ、勝ちたい気持ち、W杯へ行きたい気持ちが強かったのはオーストラリアだった。
スタジアム・オーストラリアに集まった8万3000人以上の観客、それに入れずパブリックビューイングで観戦した何万人もの国民に見守られながらW杯出場権を獲得したこの日は、ヒディングが前日の記者会見で語った、「ラグビー、クリケット、オージーボールに続く『第4のフットボール』であるサッカーがラグビーを越える」という夢が一時的ではあるが、間違いなく実現した記念すべき日だった。


<ヒディング・マジック>
試合立ち上がり、ホームの大声援が逆にプレッシャーとなったのか、オーストラリアの動きは硬かった。 対するウルグアイは1st legで勝利しながら、不調のサラジェタを外すなどスタメンを変えてきた。
開始から膠着状態が続いたが、先に動いたのはヒディングだった。
直前にレコバへの不必要な肘打ちでイエローをもらい、退場の危険性のあるポポビッチに代えてキューウェルを投入。 チッパーフィールドを左SBに置いて4バックに変更し、キューウェルが左に入りブレシアーノが右に移った。
このシステム変更が行われた直後の35分、ヴィドゥカの落としを左サイドで受けたキューウェルがドリブルで中に切り込みシュート! しかしこれは空振りとなってしまうが、足にかすったボールが軌道を変えてブレシアーノへのパスとなり、これをブレシアーノが左足で豪快に蹴り込んでオーストラリアが先制!!(写真下)



その後も勢いに乗ったオーストラリアは気持ちと運動量の面でウルグアイを圧倒。
ウルグアイはエコノミークラスでの2度の乗り換えの長旅による疲労の影響が濃く、守りに追われる展開となった。
そして、この試合のウルグアイの敗因の1つとなったのがレコバの交代。
確かに、1st legほどのキレはなく、ボールに触る回数も多くなかったが、それでもセットプレーの威力はこの試合でも健在だった。 流れが悪く、チャンスが少ない時こそセットプレーの精度は重要になるもの。交代したサラジェタはやはり不発。フォサッティ監督は選択を誤った。

そのままオーストラリアが試合を優位に進めるが、W杯2回優勝の伝統国のプライドがそれを許さない。 まさに「戦争」だった。 「歴史ある国」と「これから歴史を作り上げようとする国」の戦い。
延長戦に入って、昨季までスペインのオサスナでチームメイトで、家族ぐるみの付き合いをしているというR・モラレスアロイージが激しくやりあうシーンがそれを如実に物語っていた。

そして、試合は延長でも決着がつかずPK戦へ。
先攻のオーストラリアは4年前の悔しい経験を知るキューウェルがしっかり決めると、ミドルズブラGKシュウォーツァーがウルグアイの1人目ダリオ・ロドリゲスのキックにタイミングが合い、セーブ!! 1st legのヒーロー、ダリオ・ロドリゲス2度3度フェイントを入れてタイミングを外そうとしたが、それがかえって仇となってしまった。
両チームともに2人目、3人目が決めると、4人目のキャプテン・ヴィドゥカが失敗!! 一瞬スタジアムが静まり返るが、すぐさまシュウォーツァーがサラジェタのキックをセーブ!! ラストはアロイージが決めてホームのオーストラリアが歓喜の勝利を収めた!!


個々の能力、経験を考えればウルグアイが1枚も2枚も上手だった。しかし、オーストラリアにはその差を補う団結力気持ちの強さがあった。
これまでプレーオフに破れ続けた「1敗の怖さを世界一よく知る国」オーストラリアは、その地理的環境から親善試合が多く組めず国際経験が不足していた。また、その国民性からラフプレーが多く試合を自ら壊してしまうことも多かったが、W杯2大会連続ベスト4のヒディングが監督に就任したことによってチームに規律自制心が生まれた。 コンフェデの時は何かにつけてファウルで止めていたヴィドマーやニールにも変化が訪れていた。
短期間でチームを劇的に変えたヒディング。やはり名将の中の名将だ。

力が劣るチームが勝つにはファンのサポート、メンタル、そして監督の手腕が重要であることが再確認され、また、選手の能力が劣っているにも関わらず監督の能力にも疑問が残るオーストラリアと経度を同じとする島国の代表に改めて不安を抱かせる試合だった。

 


 

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国際親善試合 日本 VS アンゴラ

2005-11-17 | 日本代表

日本 1-0 アンゴラ

得点)松井大輔

HOME)日本

               高原直泰     柳沢敦

                    中村俊輔

         三都主アレサンドロ           駒野友一

               中田英寿
                          稲本潤一


           中澤佑二   宮本恒靖    田中誠


                    川口能活

交代) 田中誠 → 松井大輔
   高原直泰 → 大黒将志
   稲本潤一 → 阿部勇樹


AWAY)アンゴラ

                           アクワ

         メンドンサ                 エドソン

                 マウリト   フィゲイレド
                     マロイ

       デルガド                       ジャシント
                ジャンバ    アレックス


                   ジョアン・リカルド


<勝って課題をうやむやにしてしまった日本>
終了間際に松井大輔のゴールで勝ちこそしたが、この試合の収穫はその松井がチームに完全にフィットしたことだけだったかもしれない。

この日国立競技場に行って観戦して来たが、競技場全体が、最後の松井のゴールで「結果オーライ」になってしまっている雰囲気を感じた。

恐らくはドイツW杯本大会、いやそれ以降も使われ続けるであろう「決定力不足」という言葉。
この試合を見る限りでは、決定機を何度も外した高原にその責任の一身を負わせる向きもあるかもしれない。 しかし考えてみれば、柳沢もメッシーナで常時出場はなく、使われても「サイド」という本職とは違う役割での出場で、大黒もここ最近はガンバで不調。アラウージョが大爆発している一方で点が全く取れないでいる。 玉田はチームの残留争いの中で代表に気を向ける余裕はないだろうし、昨季から続く柏の低迷と平行して代表でのパフォーマンスもアジアカップで見せたような活躍ができないでいた。 東アジア選手権で活躍し期待された田中達也もリーグ戦で負った怪我で当分は計算できない。 久保に至ってはまだ「病み上がり」だ。
つまり、これが今の日本のFWの「現状」であり、スタメンのチョイスの問題ではない。誰が出ても変わらないのだ。

不安は他にもある。
それはやはり、左サイド。 レッズで好調の三都主も代表では「逆戻り」だった。
攻撃時のドリブルの失敗は同時に相手の素早い逆襲の契機にもなる。 また、その守備意識・守備能力の低さで後半はカウンターに切り替えたアンゴラの右サイドに何度も危ない場面を作られた。中澤へのマークの受け渡しの雑さは、右サイドコーナー付近で観戦した自分には目を開けられんばかりのものだった。

ジーコの交代の遅さも相変わらずだ。チャンスを外し、後半はほとんど消えていた高原を大黒に、ミスが多くボールロストが目立った稲本を阿部に代えるタイミングはどちらも10分以上遅かった。


アンゴラ
ポルトガルリーグに所属する選手が多いチームだけあって足元の柔らかさを感じた。
また、序盤こそディフェンス陣が試合に入れず日本に決定機を作られたものの、その後はほとんどチャンスらしいチャンスを作らせず、最後に失点するまで後半は日本を完全に抑えた。 この辺りはさすがアフリカ予選グループ4の10試合を最小失点6(そしてナイジェリアには1勝1分け)で突破したチームといったところか。
前線で特に怖さは感じなかったが、「主力欠場」・「アウェイ」・「慣れない寒さ」を考慮すれば、本大会で当たった時には今回のイメージは払拭した方がいいかもしれない。

 


 

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明日、アンゴラ戦!!

2005-11-15 | ニュース

今回の放送はTBSなんで、
「決意のヨーロッパ遠征!!!」
みたいなアホくさいフレーズはなしで見られますね(笑)

てか、明日国立に試合観に行ってきます!!!
たぶん、代表戦は同じ国立で行われた5月のUAE戦以来かな~。 あの試合ショボショボだったな。。。数日前にCL決勝を見てしまった分余計に…

てことで、明日の試合観戦する前の予習(自分のため)として、アンゴラ代表について調べたいと思います!!(日本のスタメンはどーせ決まってるし。)


とりあえず、アンゴラ共和国の基礎知識はこちらへ!!

上に書いてある通り、ポルトガルの植民地だった歴史があるため、公用語がポルトガル語。 そのため、有能な選手は国内からポルトガルリーグに移るのがこの国の流れ。(同じポルトガル語を公用語とするブラジルでは、アンゴラのW杯出場のニュースは大きく取り上げられたようです!!)
実際、今回来日する選手も…

監督】ルイス・デ オリベイラ・ゴンサルベス Luis de Oliveira Goncalves 1957.03.15
 
【選手】
Pos.   氏 名       NAME    生年月日  身長 体重    所属クラブ
GK
     ジョアン・リカルド Joao Ricardo 1970.01.07 180cm 76kg モレイレンセ(ポルトガル)
   ラマ         Lama       1981.02.01 193cm 83kg ペトロ・デ・ルアンダ
DF
      ジャシント      Jacinto      1974.12.10 168cm 69kg アトレティコ・S・アビアサン
    ジャンバ      Jamba      1977.07.10 183cm 80kg アトレティコ・S・アビアサン
    アレックス     Alex          1978.06.07 199cm 85kg サグラダ・エスペランサ
    アイロザ      Airosa        1984.08.06 180cm 72kg バレイレンセ(ポルトガル)
    ロコ          Loco        1984.12.25 184cm 77kg ベンフィカ・デ・ルアンダ
    デルガド      Delgado      1979.10.01 178cm 76kg 1stアゴスト
MF
   フィゲイレド     Figueiredo     1972.11.28 170cm 68kg バルジン(ポルトガル)
  シマン        Simao       1976.07.10 172cm 71kg アトレティコ・S・アビアサン
  ミロイ         Miloy        1981.05.27 184cm 78kg インター・C・アンゴラ
  メンドンサ      Mendonca    1982.10.09 171cm 70kg バルジル(ポルトガル)
  ゼ・カランガ      Ze Kalanga  1983.10.12 170cm 67kg ペトロ・デ・ルアンダ
FW 
     アクワ       Akwa      1977.05.30 181cm 80kg アルワクルハ(カタール)
   ロベ        Love       1979.03.14 183cm 82kg アトレティコ・S・アビアサン
   フラビオ      Flavio       1979.12.30 175cm 69kg アルアハリ(エジプト)
   チチ          Titi        1980.02.10 189cm 88kg クレモンフェラン(フランス)
   エドソン      Edson     1980.03.02 177cm 64kg FCパソス・デ・フェレイラ(ポルトガル)
  マウリト       Maurito    1981.06.24 182cm 78kg アルワハダ(UAE)
  サンタナ      Santana    1983.06.15 179cm 71kg サグラダ・エスペランサ

以上、JFA公式サイトから抜粋(笑)

やはり、ポルトガルリーグに所属する選手が多い。
ただ、見てるとポルトガルの「3強」ではないのが実情。 まぁこの辺でアンゴラの「個々の能力」に関してはどのレベルかは予想が着く。(組織の面ではわからんけど…)

残念なのはアンゴラの選手の中では最も有名なベンフィカFWマントーハス(写真)が来ないこと。

そして、管理人が元から知っていたアンゴラ人選手の残り2人、

ポルトCBペドロ・エマヌエル と、 ヘルタ・ベルリンFWラファエル

は何故か代表に選ばれてません(アフリカ予選でも…)。。。
特に、ラファエルに関しては、「ブンデスリーガ・ハイライト」を見る限り只今絶好調で、3試合連続得点中。 恐ろしいスピードを持つ右ウイングなので、日本代表の弱点である「左の守備(三都○アレレサ○ドロ)」にとってはいい経験(悪夢??)になると思っていたので残念っすね~。

まぁ、とりあえず予選の試合から予想できるフォーメーションは

アンゴラ)

                マウリト     アクワ
               (フラビオ)

         メンドンサ                  シマン
                                (マウリト)

               ゼ・カランガ   フィゲイレド

       デルガド                       ジャシント
                アレックス    ジャンバ


                   ジョアン・リカルド


まぁ、左SBとか両SHとかはたぶん外れてる可能性高いですが(汗)、予選では4-4-2で戦っていた模様です。
しかし、実はFWマントーハスだけでなく、ベストメンバーからは、
CBカリ、左SBヤンバ・アシャ、MFジウベルト、フレディ、アンドレ、の計6人が来日してません…

う~ん…結局はコートジボワールもトーゴもアンゴラもベストメンバーで来ないことは変わらなかったってことっすね…

てことで、明日は「勝利」以外は許されない結果です♪


 

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W杯ヨーロッパ予選プレーオフ 1st leg

2005-11-15 | W杯・EURO予選(ヨーロッパ)

◯スペイン 5-1 スロバキア

得点)ルイス・ガルシア3、F・トーレス(PK)、モリエンテス / S・ネメト


アトレチコ・マドリードのホーム、ビセンテ・カルデロンで行われた試合は前半10分、ホアキンに代わって右サイドで先発したルイス・ガルシアがシャビのCKを頭で合わせて先制! ルイス・ガルシアは18分にもシャビのパスを胸トラップから左隅に決めて決め2点目!!
後半開始直後にはルイス・ガルシアのパスミスからミドルズブラのS・ネメトに決められ痛いアウェイゴールを奪われるが、そのルイス・ガルシアが相手のハンドを誘いPKを獲得!! これをプレミア移籍が噂されるF・トーレスがきっちり決めて3点目を取ると、74分にはビセンテのクロスをルイス・ガルシアが合わせてハットトリック達成!!! 直後にはルイス・ガルシアと交代して入ったモリエンテスがヘッドで5点目を決めて快勝!!

アラゴネス監督の期待に応えたルイス・ガルシアの活躍によってW杯出場をほぼ手中に収めたスペイン。 この勝利を素直に喜べないスペイン人がいるとしたら、それは代表を外れたホアキンだろう。


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◯ノルウェー 0-1 チェコ

得点)スミチェル

HOME)ノルウェー

                           カリュー
                 イヴェルセン

          ペデルセン                   ソッリ

                 グリンハイム  ハースタ

         リーセ                       ベルグデルモ
                 ハンゲラン    ハゲン


                       ミューレ


AWAY)チェコ

                           バロシュ
                  スミチェル

            ネドベド                ポボルスキー
                       ロシツキー

                       ガラセク

         ヤンクロフスキ                    グリゲラ
                  ウィファルシ  ロゼフナル


                        チェフ


大黒柱ネドベドが1年半ぶりに代表復帰したチェコは前半32分、そのネドベドのスルーパスを受けたポボルスキーのクロスをスミチェルが頭で合わせて先制!!
ノルウェーは前半こそ得意の「高さ」勝負に挑んでチャンスを作るものの、後半は自分達の長所を忘れた「足元」勝負に出て、得点を奪えずホームで痛い敗戦。

冬の寒さを考慮して、すでに国内リーグ戦が終了した「極寒」ノルウェーのひどく荒れたピッチで、支障なくプレーできたのはネドベドだけだった。 全ての攻撃がネドベドを経由。持ち前の運動量で守備でも多大に貢献した。 ネドベド本人はこの2試合「限定」の復帰を公言しているが、もしチェコがW杯出場だけでなく、本大会で上位進出を本気で狙うなら、ネドベドの代表再復帰は不可欠だ。


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◯スイス 2-0 トルコ

得点)センデロス、ベーラミ

HOME)スイス

                 シュトレーラー
                             フレイ

                      カバナス

            バルネッタ              ガイギャックス

                      フォーゲル

          マニャン                      デゲン
                 センデロス   P・ミュラー


                     ズベルビュラー


AWAY)トルコ

                     ハカン・シュクル
            トゥンジャイ                 ニハト

                       トゥメル

                 セルチュク    ヒュセイン

         ウミト・オザト                     セルカン
                  アルパイ  イブラヒム・トラマン


                       ボルカン


ホームの大声援を受けた、今予選いまだ負けなしのスイスは前半41分、シュツットガルトのマニャンのFKをウチのセンデロスがバックヘッドでコースを変えて先制!!(よーやったぞ!!!)

「アウェイでトルコ」を考えるとまだ点が欲しいスイスは後半41分、フレイのクロスを途中投入のラツィオ所属のMFベーラミが決めて2点目!! このまま試合を終え、スイスは「ホームで2-0」というまずまずの結果でアウェイに乗り込むこととなった。

スイスの一番の長所はやはり「組織力」。 攻守の切り替えの速さは感嘆に値するもので、「数的有利」を常に作れていた。
対するトルコは「個々の能力」は素晴らしいものを見せたが、守備組織の面では不安を残した。  しかし、次は世界でも類を見ない熱狂的なサポーターの声援が味方するホームでのゲーム。 第3者からすれば「0-2のビハインド」ぐらいでトルコでのゲームを迎えた方がおもしろい。 トルコが今年5月のイスタンブールでの出来事ばりの逆転劇を演じる可能性は十分にある。

センデロス!!!
 

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W杯予選 プレーオフ1st leg ウルグアイ VS オーストラリア

2005-11-14 | W杯予選(南米・アジア・その他)

ウルグアイ 1-0 オーストラリア

得点)D・ロドリゲス

HOME)ウルグアイ

                  R・モラレス
          サラジェタ           フォルラン

                   レコバ

                       D・ペレス
              P・ガルシア

       D・ロドリゲス                 ディオゴ
              モンテーロ   D・ロペス


                   カリーニ

交代)フォルラン → ダリオ・シルバ
    サラジェタ → エストヤノフ
     D・ロペス → G・ロドリゲス


AWAY)オーストラリア

                   ビドゥカ

          トンプソン            キューウェル

                  キュリーナ

          チッパーフィールド        グレッラ

      ポポビッチ                     エマートン
                ニール   ヴィドマー


                 シュウォーツァー

交代)A・トンプソン → ブレシアーノ
      ヴィドゥカ → アロイージ


<因縁の再戦!!>
前回、日韓W杯予選では32番目の「最後の枠」をかけて争った両国が今回のプレーオフで再戦!!
4年前の1st legではホームのオーストラリアが1-0で勝利したが、ウルグアイホームの2nd legではウルグアイがR・モラレスの2ゴールなどで3-0と勝利し、古豪の意地を見せて出場権を獲得した。

そして、前回とは逆にウルグアイのホーム、センテナリオで行われた1st legは、熱狂的なサポーターに後押しされたウルグアイが前半35分、ここのところ代表では素晴らしいパフォーマンスを続けているレコバの右FKを、シャルケ04のDFダリオ・シルバが頭で合わせてウルグアイが先制!!
キーパーが飛び出せないスピード、軌道を持つレコバのプレスキックが終始冴え渡った試合だったが、攻撃に関してオーストラリアに脅威を与えたのはそれのみ。 攻めあぐんだウルグアイは結局このスコアのまま試合を終え、勝利したものの2nd legに不安を残す結果となった。


<全てヒディングの想定範囲内??>
90分間、オーストラリアは攻めなかった。
守備に人数を割き、攻撃にかける人数は前線の4,5人だけだった。
終盤、リードしているチームのGKカリーニが急いでゴールキックを蹴るのに対し、負けているチームのGKシュウォーツァーがゆっくりと時間をかけて蹴っていたことが、両者にとって「1st legの1-0」という結果が持つ意味をそれぞれ表していた。

結果的にオーストラリアは0-1の敗戦。 しかし、4年前の前回同じ場所で0-3と完敗したことを考えたら大きな進歩であり、また、2nd legをホームで戦えるという心理的優位性はとてつもなく大きい。
それに今回、航空会社のサポートを得てオーストラリアは直行便で帰国できるのに対し、ウルグアイはチリを経由した過酷な移動が待っている。 CLで怪我をしたフォルランが強行出場するも、耐えれず開始早々に負傷退場…

「180分」の試合の前半が終わった段階では、何か全てヒディングの思惑通りに事が動いている気がする。 まさしく、「為て遣ったり」の心境だろう。
ヒディングは現在の状況を、2戦トータルで完勝したミラン戦とダブらせているかもしれない。


 

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国際親善試合 イングランド VS アルゼンチン

2005-11-13 | 国際Aマッチ

イングランド 3-2 アルゼンチン

得点)ルーニー、オーウェン2 / クレスポ、アジャラ

イングランド)

               ルーニー   オーウェン

                   ジェラード

           ランパード           ベッカム

                    キング

       ブリッジ                      ヤング
                テリー   ファーディナンド


                   ロビンソン

交代)ブリッジ → コンチェスキー
     キング → J・コール
     ヤング → クラウチ


アルゼンチン)

                         クレスポ
                テベス

           リケルメ              M・ロドリゲス

               カンビアッソ  デミチェリス

        ソリン                       サネッティ
                サムエル   アジャラ


                  アボンダンシエリ

交代)クレスポ → サビオラ
    アジャラ → コロッチーニ
     テベス → クルス
    リケルメ → L・ゴンザレス


<「親善」は存在しない両国>
歴史的に数々の「名勝負」と「因縁」を生み出したイングランドアルゼンチンの両国の2002年日韓W杯以来となる対戦が実現!!
試合前から予想されていた通り、この2国の対戦で「親善試合」というのは形だけ。両チームのスタメンを見てもわかるように、スイスのジュネーブで行われたこの試合も、「国の威信をかけた真剣勝負」そのものだった。


<試合>
序盤から白熱の展開を見せた試合は前半34分、右サイドのマキシ・ロドリゲス(A・マドリード)が、チェルシーで出番がないにも関わらず久々に代表に召集されスタメン出場のブリッジをドリブルでかわして上げたグラウンダーのクロスを、イングランド・チェルシー所属のクレスポが合わせて先制!!



しかしその4分後の38分、ランパードのクロスを最前線に上がっていたベッカムが頭で後ろにそらし、これをフリーで受けたルーニーがゴール右隅に流し込んで同点!!



前半はこのままのスコアで終えたが、後半9分、ゴールまで約35mのFKをリケルメが前線に上がっていたサムエルが合わせ、これをサムエルが折り返したところにアジャラが詰めて押し込んでアルゼンチンが突き放す!!
この後もアルゼンチンが試合を優位に進めたが、終盤の後半42分、右にポジションを移したジェラードのクロスを、後半のこれまで「消えていた」オーウェンが頭で合わせてまたも同点!! 元リバプール・コンビで同点弾を決めて勢いに乗るイングランドはロスタイム、J・コールのクロスをオーウェンがまたもヘディングで決めて土壇場の逆転!!
日韓W杯の時と違ったハイスコアゲームをイングランドが劇的な形で勝利した!!


<貴重なオプション ピーター・クラウチ
試合の流れが二転三転したゲームではあったが、90分のうちの大半はアルゼンチンのペースだったと言える。 特に後半の終盤まではそれが顕著で、イングランドはアルゼンチンの細かいパス回しに苦しめられ、攻撃でも前線にボールが収まらない状態だったが、この状況を変えたのは、リバプールFWのクラウチだった。
202cmのポストプレイヤーが入ったことによってイングランドは、「早めにロングボールを入れる」という明確な攻撃プランができた。 逆にアルゼンチン守備陣はその驚異的な高さの対策の追われることとなり、マークにズレが生じるようになった。 そして生まれたのが終盤のオーウェンの2得点。 上背のないオーウェンが「頭」で2得点を決めたのは、クラウチがマークを一身に引き付けたことが大きく影響していた。
2点目のジェラードのクロスの瞬間、ニアに走り込んだクラウチにマークが引き付けられ、オーウェンはファーサイドでフリーになっていた。 また3点目のJ・コールのクロスの時もCBサムエルはクラウチの対応で精一杯で、オーウェンをフリーにしてしまった。


リバプール、そして代表でも「数字」としての結果はまだ出せていないクラウチだが、やはり彼の高さは「1つのオプション」として生かせば本大会でも使える重要な武器となるだろう。
過去の歴史を見てもイングランドには必ず「高さ」に強い古典的なセンターFWがいた。 そして何より、ベッカムという世界一のクロサーを持つイングランドにおいて、クラウチの高さを使わない手はないだろう。

Argentina Team Statistics England
   2 Goals 3
   1 1st Half Goals 1
   7 Shots on Target 8
   3 Shots off Target 11
   6 Blocked Shots 2
   7 Corners 5
   15 Fouls 14
   4 Offsides 1
   2 Yellow Cards 3
   0 Red Cards 0
  83.6% Passing Success 77.5%
   16 Tackles 14
  81.2% Tackles Success 85.7%
  50.5% Possession 49.5%
  52.8% Territorial Advantage 47.2%

 

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