NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

アフリカ・ネーションズカップ準決勝

2006-02-08 | W杯予選(南米・アジア・その他)

◯コートジボワール 1-0 ナイジェリア

得点)ドログバ

コートジボワール)

               ドログバ
                        B・カルー

         ロマリッチ                    ヤピ

                       ヤヤ・トゥーレ
                ゾコラ

       ボカ                          エブーエ
                メイテ      トゥーレ


                   ティジィエ


ナイジェリア)

              マルティンス
                          カヌー

                    ミケル

         オビンナ              オデムウィンギー

                    カイタ

       タイウォ                      オディアー
               エナカリーレ    ヨボ


                   エニエアマ


準々決勝でどちらもPK戦までもつれてしまったコートジボワールナイジェリア
試合は後半開始早々にロングボールからうまく抜け出したエースのドログバがキーパーとの1対1を冷静に決め、コートジボワールが決勝進出!!

大事な時期にコロ・トゥーレ、エブーエを出しているアーセナルとしては、正直さっさと負けて帰って来て欲しかったんですけど、結局、考えられる中で「最も長く拘束され、最も多くの試合をこなす」結果に… あ~ぁ… これじゃ帰って来ても疲れ果てて使いモンにならんよ…

この試合で目立っていたのは中盤のゾコラ(サンテティエヌ)とヤヤ・トゥーレ(オリンピアコス)。 特にヤヤはテクニック、高さ、強さのどれを取っても一級品。 コートジボワールの選手達が口を揃えて「ヴィエラに似ている。」と言うだけあって、ヴィエラを彷彿とさせるようなプレーが何度も見られた。
ちなみに、この2人はどちらもアーセナルが狙っている選手。 ゾコラはユナイテッドが、ヤヤはチェルシー(ドログバが熱心に誘っている)の他多くのビッグクラブが触手を伸ばしている。 でも… お兄さんがいるんだからウチに来い!! 兄弟は仲良くするもんだよ!! まぁ、セスク、ディアビーがいてさらにヤヤが来たらポジション争いは熾烈になるけどね♪ 見てみたいなぁ~。

 

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◯エジプト 2-1 セネガル

得点)A・ハッサン、ザキ / ニアング

エジプト)

                ミド    モタエブ

          アブトレイカ          A・ハッサン

               シャウキ
                     エル・サッカ

       アブデルワハブ                バラカト
                ゴマ    サイード


                  エル・ハダリ


セネガル)

               ニアング   H・カマラ

         メンディ                 D・カマラ

              B・ディオプ   A・ファエ

       ダフ                       ディアッタ
               ディアワラ   ディアハテ


                    シルバ


開催国エジプトが決勝進出決勝!!
これで決勝のカードが「エジプトVSコートジボワール」、3位決定戦が「セネガルVSナイジェリア」に。

でも、エジプトはエースのミド監督との確執から(写真)チームを離れることに… 途中交代させられたのが不満のようです…
今回の大会はこーゆーの多いな… みんなヨーロッパの所属チームでは言わない(言えない)けど、国に帰ると途端にワガママになる。 この辺がアフリカ選手のメンタリティの弱さかな。

 

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アフリカ・ネーションズカップ 準々決勝

2006-02-04 | W杯予選(南米・アジア・その他)

◯ギニア 2-3 セネガル

得点)K・ディアワラ、フェインドゥーノ / B・ディオプ、ニアング、H・カマラ

ギニア)

                 K・ディアワラ

         マンサレ             フェインドゥーノ

             O・バングラ    ティアム

                   カラバネ

       I・カマラ                      ジャビ
               バルデ    シーラ


                  ディアルソ


セネガル)

                   D・カマラ
           S・カマラ            H・カマラ


         メンディ
                        A・ファエ
               B・ディオプ

       ダフ                          コリー
              S・ディアワラ   ディアッタ


                    シルバ

交代)コリー → ディアハテ
  S・カマラ → ニアング
   メンディ → I・バ


チュニジアを抑えて3戦全勝でグループCを首位通過したギニアと、「勝ち点3」ながらグループDを2位通過したセネガルとの対戦!!
前半24分、セネガルGKシルバ(リール)が足元の処理を誤ったところをカバ・ディアワラがつめて奪い、無人のゴールへと流し込んでギニアが先制!!
この後ギニアは「アフリカらしからぬ」組織的な守備でセネガルを抑えるが、地力に勝るセネガルは後半16分、ディオマンシー・カマラ(WBA)のクロスを上がってきたブバ・ディオプ(フルハム)が頭で合わせて同点!! さらにマルセイユ所属のFWニアングが豪快なシュートを決めて逆転すると、力尽きたギニアに対し、ロスタイムにエースのアンリ・カマラ(ウィガン)が決めて勝負あり。
と思ったら、直後にフェインドゥーノが直接FKを決めて、ギニアは終わってみればロスタイムのアンリ・カマラに奪われた失点が悔やまれる試合となった。


セネガルの選手はみんな代表でもクラブでもプレーしてる姿を見たことあるけど、ギニアで知っている選手なんて、
FWフェインドゥーノ(サンテティエヌ)、MFティアム(ヴォルフスブルク)、DFバルデ(バルデ)ぐらいでした。 でも聞けば、
FWカバ・ディアワラ(アジャクシオ)、マンサレ(トゥールーズ)、DFイブラヒム・カマラ(バルマ)
と、名の通ったクラブでみんながんばってるんですね~。 右のフェインドゥーノは軽やかなステップからのドリブルと左右両足で繰り出す高い精度のキックで攻撃の起点になってたし、左のマンサレも豊富な運動量とスピードでコリーを困らせてました。 でも、セネガルにとってコリーが負傷退場したのが「怪我の功名」となり、CBのディアッタ(リヨン)が右SBに移ると、左からの攻撃を全てシャットアウト。 1対1が鬼強い(笑)

また実は、「セネガルの右SB」コリーと、「ギニアの左SB」イブラヒム・カマラの攻防は「パルマ同僚対決」だったりしちゃうからアフリカはホント奥が深い…
と、改めて感じさせられた試合でした。 ギニアは今後も要チェック!!

てか、ギニアとセネガルって隣国だけあって(世界地図をチェック!!)同じ名前が多い…
「カマラさん」4名
ギニア)イブラヒム・カマラ

セネガル)スレイマン・カマラ、デイオマンシー・カマラ、アンリ・カマラ

テストに出そうですね~(笑) まぁ見たことある人にとっては複雑じゃないかな?


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◯エジプト 4-1 DRコンゴ

得点)A・ハッサン2(1PK)、H・ハッサン、モタエブ / OG

エジプト)

                   H・ハッサン
           モタエブ               ザキ

                   A・ハッサン

               シャウキ
                        エル・サッカ

        エル・サイエド                   バラカト
                 ゴマ      サイード


                   エル・ハダリ


DRコンゴ)

                    ルアルア

           ムバラ                キベンバ
                    マツモナ


                チオロワ    ファンダ

         カソンゴ                   エンスンブ
                イルンガ    ムビアラ


                     カレンバ


グループA首位通過の「開催国」エジプトと、グループB2位通過コンゴ民主共和国の対戦!!
7万4千人収容のスタジアムに9万人が無理矢理入ってしまうというホームの大観衆に支えられたエジプトがアーメド・ハッサンのPKで先制すると、「A代表出場世界記録」を更新中のFWホッサム・ハッサンが追加点を決める。
イングランド・ポーツマス所属のルアルアが前線で孤立してボールが収まらず、攻めあぐんでいたDRコンゴだったが、オウンゴールで1点差に詰め寄ると猛攻を見せる。
しかし、エジプトはコンゴの薄くなった守備の意識の穴をついてモタエブが決めると、最後はエースのアーメド・ハッサンがこの日2点目を決めて快勝!! トッテナムのFWミドは怪我のためお休みでした。

ノりにノる開催国エジプト。 しかし、優勝を狙うとなると不安はGK。
12月のトヨタカップにアルアハリ(エジプト)で来日した時にひどく不安定な印象を持ったエルハダリ。 やっぱあぶなっかしいんだよなぁ…

 

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W杯予選 プレーオフ2nd leg オーストラリア VS ウルグアイ

2005-11-18 | W杯予選(南米・アジア・その他)

オーストラリア 1-0 ウルグアイ
AGGREGATE)1-1
     (延長)0-0
      (PK)4-2

オーストラリアが1974年西ドイツ大会以来2度目となるW杯出場決定!!!

得点)ブレシアーノ

HOME)オーストラリア

                     ヴィドゥカ

           ブレシアーノ               カーヒル
                     キュリーナ

        チッパーフィールド                 エマートン

                      グレッラ


            ポポビッチ    ニール    ヴィドマー


                    シュウォーツァー

交代)ポポビッチ → キューウェル
   ブレシアーノ → アロイージ
     エマートン → スココ


AWAY)ウルグアイ

                      R・モラレス

             レゲイロ               バレーラ
                       レコバ

          G・ロドリゲス                  ディオゴ

                      P・ガルシア


            D・ロドリゲス   モンテーロ    ルガーノ


                       カリーニ

交代)  レコバ → サラジェタ
   モンテーロ → M・ソサ
     レゲイロ → エストヤノフ


サッカーがラグビーを越えた日>
4年前の前回、勝ちたい気持ちが強かったのは2nd legで逆転勝利を収めたウルグアイだった。
そして今回のプレーオフ、勝ちたい気持ち、W杯へ行きたい気持ちが強かったのはオーストラリアだった。
スタジアム・オーストラリアに集まった8万3000人以上の観客、それに入れずパブリックビューイングで観戦した何万人もの国民に見守られながらW杯出場権を獲得したこの日は、ヒディングが前日の記者会見で語った、「ラグビー、クリケット、オージーボールに続く『第4のフットボール』であるサッカーがラグビーを越える」という夢が一時的ではあるが、間違いなく実現した記念すべき日だった。


<ヒディング・マジック>
試合立ち上がり、ホームの大声援が逆にプレッシャーとなったのか、オーストラリアの動きは硬かった。 対するウルグアイは1st legで勝利しながら、不調のサラジェタを外すなどスタメンを変えてきた。
開始から膠着状態が続いたが、先に動いたのはヒディングだった。
直前にレコバへの不必要な肘打ちでイエローをもらい、退場の危険性のあるポポビッチに代えてキューウェルを投入。 チッパーフィールドを左SBに置いて4バックに変更し、キューウェルが左に入りブレシアーノが右に移った。
このシステム変更が行われた直後の35分、ヴィドゥカの落としを左サイドで受けたキューウェルがドリブルで中に切り込みシュート! しかしこれは空振りとなってしまうが、足にかすったボールが軌道を変えてブレシアーノへのパスとなり、これをブレシアーノが左足で豪快に蹴り込んでオーストラリアが先制!!(写真下)



その後も勢いに乗ったオーストラリアは気持ちと運動量の面でウルグアイを圧倒。
ウルグアイはエコノミークラスでの2度の乗り換えの長旅による疲労の影響が濃く、守りに追われる展開となった。
そして、この試合のウルグアイの敗因の1つとなったのがレコバの交代。
確かに、1st legほどのキレはなく、ボールに触る回数も多くなかったが、それでもセットプレーの威力はこの試合でも健在だった。 流れが悪く、チャンスが少ない時こそセットプレーの精度は重要になるもの。交代したサラジェタはやはり不発。フォサッティ監督は選択を誤った。

そのままオーストラリアが試合を優位に進めるが、W杯2回優勝の伝統国のプライドがそれを許さない。 まさに「戦争」だった。 「歴史ある国」と「これから歴史を作り上げようとする国」の戦い。
延長戦に入って、昨季までスペインのオサスナでチームメイトで、家族ぐるみの付き合いをしているというR・モラレスアロイージが激しくやりあうシーンがそれを如実に物語っていた。

そして、試合は延長でも決着がつかずPK戦へ。
先攻のオーストラリアは4年前の悔しい経験を知るキューウェルがしっかり決めると、ミドルズブラGKシュウォーツァーがウルグアイの1人目ダリオ・ロドリゲスのキックにタイミングが合い、セーブ!! 1st legのヒーロー、ダリオ・ロドリゲス2度3度フェイントを入れてタイミングを外そうとしたが、それがかえって仇となってしまった。
両チームともに2人目、3人目が決めると、4人目のキャプテン・ヴィドゥカが失敗!! 一瞬スタジアムが静まり返るが、すぐさまシュウォーツァーがサラジェタのキックをセーブ!! ラストはアロイージが決めてホームのオーストラリアが歓喜の勝利を収めた!!


個々の能力、経験を考えればウルグアイが1枚も2枚も上手だった。しかし、オーストラリアにはその差を補う団結力気持ちの強さがあった。
これまでプレーオフに破れ続けた「1敗の怖さを世界一よく知る国」オーストラリアは、その地理的環境から親善試合が多く組めず国際経験が不足していた。また、その国民性からラフプレーが多く試合を自ら壊してしまうことも多かったが、W杯2大会連続ベスト4のヒディングが監督に就任したことによってチームに規律自制心が生まれた。 コンフェデの時は何かにつけてファウルで止めていたヴィドマーやニールにも変化が訪れていた。
短期間でチームを劇的に変えたヒディング。やはり名将の中の名将だ。

力が劣るチームが勝つにはファンのサポート、メンタル、そして監督の手腕が重要であることが再確認され、また、選手の能力が劣っているにも関わらず監督の能力にも疑問が残るオーストラリアと経度を同じとする島国の代表に改めて不安を抱かせる試合だった。

 


 

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W杯予選 プレーオフ1st leg ウルグアイ VS オーストラリア

2005-11-14 | W杯予選(南米・アジア・その他)

ウルグアイ 1-0 オーストラリア

得点)D・ロドリゲス

HOME)ウルグアイ

                  R・モラレス
          サラジェタ           フォルラン

                   レコバ

                       D・ペレス
              P・ガルシア

       D・ロドリゲス                 ディオゴ
              モンテーロ   D・ロペス


                   カリーニ

交代)フォルラン → ダリオ・シルバ
    サラジェタ → エストヤノフ
     D・ロペス → G・ロドリゲス


AWAY)オーストラリア

                   ビドゥカ

          トンプソン            キューウェル

                  キュリーナ

          チッパーフィールド        グレッラ

      ポポビッチ                     エマートン
                ニール   ヴィドマー


                 シュウォーツァー

交代)A・トンプソン → ブレシアーノ
      ヴィドゥカ → アロイージ


<因縁の再戦!!>
前回、日韓W杯予選では32番目の「最後の枠」をかけて争った両国が今回のプレーオフで再戦!!
4年前の1st legではホームのオーストラリアが1-0で勝利したが、ウルグアイホームの2nd legではウルグアイがR・モラレスの2ゴールなどで3-0と勝利し、古豪の意地を見せて出場権を獲得した。

そして、前回とは逆にウルグアイのホーム、センテナリオで行われた1st legは、熱狂的なサポーターに後押しされたウルグアイが前半35分、ここのところ代表では素晴らしいパフォーマンスを続けているレコバの右FKを、シャルケ04のDFダリオ・シルバが頭で合わせてウルグアイが先制!!
キーパーが飛び出せないスピード、軌道を持つレコバのプレスキックが終始冴え渡った試合だったが、攻撃に関してオーストラリアに脅威を与えたのはそれのみ。 攻めあぐんだウルグアイは結局このスコアのまま試合を終え、勝利したものの2nd legに不安を残す結果となった。


<全てヒディングの想定範囲内??>
90分間、オーストラリアは攻めなかった。
守備に人数を割き、攻撃にかける人数は前線の4,5人だけだった。
終盤、リードしているチームのGKカリーニが急いでゴールキックを蹴るのに対し、負けているチームのGKシュウォーツァーがゆっくりと時間をかけて蹴っていたことが、両者にとって「1st legの1-0」という結果が持つ意味をそれぞれ表していた。

結果的にオーストラリアは0-1の敗戦。 しかし、4年前の前回同じ場所で0-3と完敗したことを考えたら大きな進歩であり、また、2nd legをホームで戦えるという心理的優位性はとてつもなく大きい。
それに今回、航空会社のサポートを得てオーストラリアは直行便で帰国できるのに対し、ウルグアイはチリを経由した過酷な移動が待っている。 CLで怪我をしたフォルランが強行出場するも、耐えれず開始早々に負傷退場…

「180分」の試合の前半が終わった段階では、何か全てヒディングの思惑通りに事が動いている気がする。 まさしく、「為て遣ったり」の心境だろう。
ヒディングは現在の状況を、2戦トータルで完勝したミラン戦とダブらせているかもしれない。


 

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W杯南米予選 10月 結果

2005-10-12 | W杯予選(南米・アジア・その他)

◯ボリビア 1-1 ブラジル

得点)カスティージョ / ジュニーニョ

HOME)ボリビア

             ボテーロ    グティエレス

                バルディビエソ

        ガリンド                 オジョス

             クリスタルド   アングロ


          ハウレギ   ラルデス    カーサ


                  アリアス


AWAY)ブラジル

                        アドリアーノ
             ホビーニョ

        ヒカルジーニョ             ジュニーニョ

               ヘナト    ジウベルト・シウバ

      ジウベルト                     シシーニョ
           ホッキ・ジュニオール  ルイゾン


                  J・セザール

交代)ジウベルト → グスダボ・ネリー
       ヘナト → アレックス
   ジュニーニョ → バチスタ


ボリビアおなじみの「高地」での対戦(笑)
すでにW杯出場の切符を手にしたブラジル「Bチーム」で臨むも、さすがにこの時期になるとW杯入りメンバーのテスト「最終段階」の色合いが濃くなるため、出場した選手のモチベーションは高かった。 しかし、いくらモチベーションが高くても、選手のやる気と体力を奪っていくのが「高地」での戦いというもの。 試合はジュニーニョの直接FK(ヒカルジーニョとの奪い合いに勝って蹴った 笑)でブラジルが先制するが、前半でガス欠… 後半は終始ボリビアが試合を支配し、途中出場のカスティージョに決められドローで終了。
かつて横浜マリノスに在籍したバルディビエソはまだまだ頑張ってます。 クリスタルドとの「30代半ばコンビ」はうまいし渋い(笑)


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◯アルゼンチン 2-0 ペルー

得点)リケルメ(PK)、OG

HOME)アルゼンチン

                クレスポ
                          メッシー

                    リケルメ

         キリ・ゴンザレス           L・ゴンザレス

                    バタグリア

        ソリン                        コロッチーニ
                G・ミリート    アジャラ


                  アボンダンシエリ


AWAY)ペルー

               ゲレーロ     ファルファン

         J・ガルシア                ホルヘ・ソト

               R・トーレス    シウリッサ

      イダルゴ                         ガジキオ
              グアダルーペ   A・ロドリゲス


                     ブルトン


すでにW杯出場を決めたアルゼンチンだが、「代表に対する思い」はやはり世界一。彼らに「消化試合」という言葉はなく、全力で戦う姿が印象に残った試合だった。
W杯予選敗退が決定しているペルーは防戦一方でなす術がなかったが、なぜか点が入らず前半は0-0で終了。後半も攻めあぐむアルゼンチンだったが、後半35分、バルセロナ所属のメッシーがGKブルトンに倒されて(写真下)PK獲得!! これをリケルメが決めて先制すると、ロスタイムには右からのクロスをペルーDFがクリアミスでオウンゴール。結果的には試合内容に妥当なスコアで終えた。

メッシーはフル代表でもレギュラーを取りそう… 末恐ろしい…

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◯コロンビア 1-1 チリ

得点)レイ / R・ロハス

HOME)コロンビア

              アンヘル     レイ

          ソト               パチェコ

              ヴァルガス  レストレポ

      ベドージャ                  パラシオ
               ジェペス   コルドバ


                  カレーロ


AWAY)チリ

              ピニージャ   ヒメネス

                   ピサロ

        R・ペレス             ヴィジャロエル

           ホルヘ・アクーニャ  マルドナード


         コントレラス  R・ロハス   フエンテス


                   ブラボ


オーストラリアとのプレーオフを戦う「5位」を目指すウルグアイ、コロンビア、チリの内の直接対決!!
25分にホームのコロンビアが先制するも、64分にチリが同点に追い付きドロー。ウルグアイもアウェイでエクアドルと引き分けたため順位に変動なし。
最終戦、ウルグアイはホームでアルゼンチン、コロンビアはアウェイでパラグアイ、チリはホームでエクアドルと、3チームともすでにW杯行きを決めたチームと対戦する。


相変わらずあてにならない南米の資料>
やっぱり南米のテレビ局が発表するメンバー表はあてにならない…システム、メンバーを把握するのに一苦労です(汗)

AWAY)チリ (×)

              ピニージャ    ヒメネス

          ピサロ               マルドナード

              アクーニャ   コントレラス

       R・ペレス                  ヴィジャロエル
              R・ロハス   フエンテス


                    ブラボ

コントレラスがMFって… すごいテキトウ…

ちなみにボリビアも4バック表記でした…


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W杯アフリカ予選 10月 結果

2005-10-11 | W杯予選(南米・アジア・その他)

(グループ3)
◯カメルーン 1-1 エジプト

得点)ドゥアラ / シャウキ

HOME)カメルーン

                   ウェボ
           エトー              ドゥアラ

              オレンベ    サイドゥ

                   マクーン

        ウォメ                   アングブワ
               R・ソング    カラ


                  スレイマヌ


AWAY)エジプト

               ザキ     モタエブ

                アーメド・ハッサン


             ガリ          アブドラボ
                  シャウキ

      アブデルワハド                ファティ
              エル・サッカ   ゴマ


                 エル・ハダリ


前節コートジボワールに勝利し、逆転でグループ首位に立ったW杯常連国カメルーン
「勝てば」W杯行きが自力で決まる試合は21分、前節2得点を決めたウェボのクロスをドゥアラが決めて先制!! 大観衆のプレッシャーから解放されたように選手たちは喜びを表すが、この後意外にもエジプトが試合のペースを掴む。

エジプトで特に目立ったのはMFアーメド・ハッサン。トルコ、ベジクタシュに所属するこの選手の運動量は驚きの一言だ。前線に顔を出したかと思えばすぐにはペナルティエリアまで下がって守備をし、ボールをもらいに行く。とにかく「ボールに触りたがる」選手で、テレビ放送ではその構造上、ピッチの1部分しか映せないが、画面には必ず彼が映っていた。
ちなみに、「エジプト代表と言えば?」の質問で多くの人が答えるであろう、トッテナムのFWミドはなぜかベンチ外。小野と同僚のフェイエMFガリ、マインツのMFモハメド・ジダンらはともに存在感を見せた。

そして、カメルーンにとっての悲劇が訪れたのは後半34分、CKの混戦からシャウキが決めてエジプトが同点!!
他会場のコートジボワールはほぼ勝利が確定。まさかまさかの展開となり、勝たなければW杯行きがなくなるカメルーンは残り時間で死に物狂いの攻めを見せる。 しかし、打てど打てどシュートは枠の外に…
「ロスタイム5分」という主審からの贈り物が1分経過した後半46分、オレンベがぺナルティエリア内で倒されてPK獲得!! 再びもらった主審からのプレゼントのキッカーはインテルの左SBウォメ明らかに緊張した面持ちで蹴ったボールはポストを叩き、悪夢のPK失敗!! これでタイムアップとなり、カメルーンはまさかの予選敗退が決定した。(写真   予選敗退に落胆する主将R・ソング

 

その他の詳しいW杯アフリカ予選試合レポートはこちらから!!

(グループ5)
◯チュニジア 2-2 モロッコ

得点)クレイトン(PK)、シェドゥリ / シャマフ、エル・カルクリ

HOME)チュニジア

              ジャジリ    ドス・サントス

                ベン・アシュール

         シェドゥリ                ナムシ

                  ブアジジ

       クレイトン                   トラベルシ
               ハグィ    ジャイディ


                 ブンニジェル


AWAY)モロッコ

                       シャマフ
               ブハリ

             サフリ        Y・ハッジ

      エル・カドゥリ                  レグラギ

                   カルジャ


       ベン・アスカル  エル・カルクリ    ワドゥー


                  ラミャグリ


グループ3の首位決戦!!
勝ち点差2で首位に立つチュニジアが2位のモロッコと対戦する予選最終戦にして大一番!!!
昨年のアフリカ・ネーションズカップ(アジア杯のアフリカ版)の決勝のカードでもある試合は(開催国チュニジアが優勝)3分、トラベルシのクリアミスをモロッコが拾うと、チュニジアディフェンスの整う間もなくシャマフが決めてモロッコが先制!!
「引き分け以上」のノルマを果たさなければならないチュニジアは18分、セットプレーの中でブアジジがペナルティエリア内で倒されてPK獲得!! これをブラジルから帰化した左SBクレイトンが決めて同点!! しかし前半終了間際には、またもセットプレーの混戦からプレミア、チャールトン所属のエル・カルクリが押し込んでモロッコがリード!!

こうなると、「勝ち点3」がノルマのモロッコは守りを固める展開に。前半から攻撃は期待の若手シャマフ(185cm)にロングボールを放り込む作戦を一貫して続けていたが、リードして迎えた後半はさらに「怖さ」を増した。 しかし、ホームの大観衆を背にしたチュニジアに幸運が降ってきたのは69分、シェドゥリの左からのクロスがキックミスとなるが、それが直接ゴールマウスへと向かい同点!!
これで「引き分け」では勝ちあがれないモロッコが攻めに出るが、CBのベン・アスカルが79分に2枚目のイエローで退場!!10人となったモロッコ相手になんとか守り切り(写真  必死に声を出して選手を励ますチュニジア、ロジェ・ルメール監督(02年W杯フランス代表監督) )、チュニジアが3大会連続のW杯出場権獲得!!

 

今回のアフリカ予選、W杯出場経験がある国で予選通過したのはこのチュニジアだけのようです…(写真  勝ち点で並びながら直接対決の成績でアンゴラにW杯行きチケットを渡すことになり落胆するナイジェリア代表MFオボド)

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W杯南米予選 ウルグアイ VS コロンビア

2005-09-06 | W杯予選(南米・アジア・その他)

◯ウルグアイ 3-2 コロンビア

得点)サラジェタ3 / ソト、アンヘル

HOME)ウルグアイ

                R・モラレス
         サラジェタ         フォルラン

                 レコバ

                     D・ペレス
            P・ガルシア

     G・ロドリゲス                 バレーラ
            モンテーロ   D・ロペス


                 カリーニ

交代)R・モラレス → マルセロ・ソサ
       レコバ → エストヤノフ
      バレーラ → ビセンテ・サンチェス


AWAY)コロンビア

               レイ     アンヘル

          ソト                 モレーノ

                      ビアファラ
              レストレポ

       ベドージャ                  オロスコ
               ペレア    コルドバ


                  カレーロ

交代)ビアファラ → バルガス
       レイ → アルズアガ
    ベドージャ → オビエド


<ベストマッチ>
この試合に言葉はいらない。

実質上、オセアニアとのプレーオフに回る「南米5位」をかけたこの試合には、選手・サポーターのW杯出場への思い、そのW杯「予選」という舞台の厳しさと激しさ、そしてサッカーというスポーツの怖さの全てが詰まっている。

断言しよう、この試合が世界中で行われている今予選のベストゲームだ。

まだ見ていない人はこの試合を是非見て欲しい。




<あてにならない?  南米の資料>
もはや南米サッカーの1つの「特徴」にまでになっている、選手資料のテキトウさ。 それはこの試合でも見られたのでちょっと紹介します。(システム書くのにすげ~困るんだよな…)

上の正しいシステムと比較してください。

HOME)ウルグアイ(間違い)     GK以外

          R・モラレス    フォルラン

     サラジェタ               レコバ

               D・ペレス
    P・ガルシア                バレーラ

     G・ロドリゲス  D・ロペス   モンテーロ


全てが違う… サラジェタ(ユベントス 写真下)の左サイド、P・ガルシア(レアル・マドリード)の左SBの時点でおかしいことにはすぐに気づいた…


AWAY)コロンビア(間違い)    4バック

      ベドージャ                   ペレア
              コルドバ   オロスコ

オロスコCBでは危険すぎる…


まぁ南米の場合、ひどいとベンチ入りしてない選手がスタメンだったりするんでこの試合はマシな方かな(笑)

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W杯アフリカ予選グループ3 コートジボワール VS カメルーン

2005-09-05 | W杯予選(南米・アジア・その他)

コートジボワール 2-3 カメルーン

得点)ドログバ2 / ウェボ2、ヌゴム

HOME)コートジボワール

            ドログバ    ディンダン

                 カルー

          ティエヌ          ゲル
                 ゾコラ

      ボカ                     ゾロ
            ドモロー   コロ・トゥーレ


                ニャヌアン


AWAY)カメルーン

                 ウェボ
          エトー            ドゥアラ


            オレンベ    サイドゥ
                 マクーン

       ウォメ                  ジェレミ
              ソング     カラ


                 スレイマヌ


<「新興国」VS「伝統国」>
チェルシーのドログバアーセナルのコロ・トゥーレなどを輩出し近年著しい成長を遂げているコートジボワールと、W杯の常連国カメルーンが激突!!
「この試合を含めて残り2試合、勝ち点差2」の条件のもとでの首位決戦!! コートジボワールは勝てば自力でW杯本戦出場が決定する!


<経験の差が表れたビッグマッチ>
W杯行きのチケットの行方を大きく左右するこの試合は異常なテンションの中行われた。
試合はアウェイながら勝ち点3が欲しいカメルーンが先制する。 キーパーとディフェンスラインの間に入れられたロングボールをトゥーレとウェボが競り合う。トゥーレが体を入れて処理しようとするが、体を入れた矢先にウェボの長い足が出てシュート!本来セカンドキーパーのニャヌアンは中途半端な飛び出しで逆をつかれ、結果的にはループシュートのような形でカメルーンが先制!
敗北だけは避けたいコートジボワールを救ったのはやはりエース、ドログバ。 カメルーンのディフェンスがサイド際でクリアを躊躇したところをフランス、パリ・サンジェルマン所属のカルーが奪い、すぐさま出したクロスをドログバが合わせて同点!!

この試合を引き分けで終えても次節の試合に勝てばW杯出場が決まるコートジボワールだったが、得点の勢いからか必要以上に前がかりになってしまう。 そして前半ロスタイム、カメルーンの左からのクロスをコートジボワールのディフェンス陣が「予選最小失点チーム」とは思えないほどにボール・ウォチャーとなってしまい、フリーのウェボに決められ2点目!!

「前半ロスタイム」に失点したコートジボワールだが、なんと「後半1分」に追い付く。 ペナルティエリア前で得たFKをドログバが直接決めて同点!!
前半に同点に追い付いた時と同様に、テンションが必要以上に上がって焦った攻撃、無駄なファウルを繰り返すコートジボワール。 そして、膠着状態が続き引き分け濃厚と思われた後半ロスタイム…カメルーンの直接FKがポストに当たり、跳ねかえりをヌゴムがダイビングヘッドで合わせてゴール!! コートジボワールは残りわずかな時間をドログバのパワープレーに託したが得点できず試合終了。コートジボワールにとってはあまりにも痛すぎる敗戦となった。


コートジボワールの敗因はやはり、最後まで精神的余裕を持てなかったことだろう。 「残り試合、勝ち点差」を考えればこの試合は引き分けでもよかった。勝ち点3が必須条件のカメルーンを焦らすような狡猾な試合運びはできず、逆に冷静なのはカメルーンだった。このあたりはやはり「W杯出場なし」と「W杯出場常連国」との経験の差かもしれない。UEFAカップ決勝、CLを経験し、普段もプレミアシップの厳しいプレッシャーの中試合をこなしているドログバが冷静さを保てないチームを、1人で「落ち着け落ち着け」と何度も呼びかけている姿が非常に印象的だった。

 

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W杯南米予選 9月 その他の結果

2005-09-05 | W杯予選(南米・アジア・その他)

◯パラグアイ 1-0 アルゼンチン

得点)サンタクルス

HOME)パラグアイ

              サンタクルス
                          N・バルデス

                   ドス・サントス

               アクーニャ     パレデス
        バレート                     ヌニェス

             カニサ    ガマラ    カセレス


                    ヴィジャール


AWAY)アルゼンチン

                ファリアス
                         C・デルガド

            リケルメ            L・ゴンザレス
 
         ソリン                    サバレタ
                   カンビアッソ

            エインセ   アジャラ   コロッチーニ


                  アボンダンシエリ


パラグアイがW杯予選でアルゼンチンに初勝利!!!
大きな勝ち点3を獲得!! バイエルンサンタクルスブレーメンバルデスのコンビが終始冴え渡った!
アルゼンチンは先のワ-ルドユース代表のMFサバレタ、FWメッシーが出場


◯ブラジル 5-0 チリ

得点)フアン、ホビーニョ、アドリアーノ3

HOME)ブラジル

              ホナウド    アドリアーノ

         ホビーニョ               カカー

             ゼ・ホベルト
                       エメルソン

     ホベルト・カルロス                   カフー
               ルシオ     フアン


                   ジーダ

交代)    ホナウド → ヒカルジーニョ
       エメルソン → ジウベルト・シウバ
  ホベルト・カルロス → ジュニーニョ・B


AWAY)チリ

              ピニージャ    ルビオ

                  D・ピサロ

             マルドナード
                       メレンデス
        テージョ                  アルバレス

          フエンテス  コントラレス   ロハス


                  N・タピア


ホナウジーニョがイエローカード累積で欠場のため、その位置に本来はFWのホビーニョが入り、そして2トップには絶好調アドリアーノと、コンフェデ欠場で立場が危ういホナウドが入った。
試合は11分にCKからフアンがヘッドで先制すると、21分にはアドリアーノの右足」クロスをカカーが折り返し、ホナウドが止めたボールをホビーニョがスイッチして受け取りゴールに流し込んだ。 そして27分にアドリアーノが強烈な左足シュートで得点すると、その2分後にはゼ・ホベルトの素晴らしい精度の右CKをアドリアーノが頭で合わせてこの日2点目!!
後半はチリに「敬意を表した」展開が続くが、ロスタイムにアドリアーノが1点目と同じ形でシュートを決めてハットトリック!! そして試合終了!! この強さ、何も言うことがありません(笑)
チリはウディネーゼから今季インテルに移籍したピサロの孤軍奮闘が目立った。

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W杯南米予選 ブラジル VS パラグアイ

2005-06-08 | W杯予選(南米・アジア・その他)
ブラジル 4-1 パラグアイ

得点)ホナウジーニョ2(2PK)、ゼ・ホベルト、ホビーニョ / サンタクルス

HOME)ブラジル

           アドリアーノ
                    ホビーニョ

       ホナウジーニョ           カカー

           ゼ・ホベルト
                    エメルソン

   ホベルト・カルロス                 ベレッチ
         ホッキ・ジュニオール   ルシオ

                 ジーダ


AWAY)パラグアイ

           サンタクルス
                     カバナス

                トーレス

            オルティス   パレデス

    カニサ                       ボネット
        マンスール ダ・シウバ   ガマラ

               ヴィジャール


<「天敵」パラグアイ>
実は今回対戦するパラグアイは、王者ブラジルが「世界一」苦手にしている相手。通算成績は勝ち越しているものの、「21世紀に入ってから」は全てのカテゴリーで負け越しており(ホビーニョ、カカー、ジエゴらを擁した五輪代表もパラグアイに敗れて本戦出場はならなかった。)、A代表が最後に勝ったのも4年前まで遡らなければならないという、意外なデータがある。世界中を探しても、ブラジルがここまで苦手とするチームはないだろう。

試合は予想通り守備的なパラグアイを相手にブラジルが攻勢に出た(負ける時もとりあえずゲームは支配する)。 試合中ほとんどがパラグアイ陣内で行われる「ハーフコート」状態で迎えた32分、左サイドを駆け上がったホベルト・カルロスのクロスが相手の腕に当たりPKを獲得!! これをホナウジーニョ・ガウーショが決めてブラジルが先制!! 先制点をあげて勢いにのったブラジルは、42分にもホビーニョがペナルティエリア内で倒されPK獲得!!(よく見たらシュミレーション… まぁバーレーン戦の三都主とは比べ物にならないほどうまい倒れ方(笑) それにしてもこの試合の主審はかなり「ブラジル寄り」の笛だったなぁ…)これをまたもホナウジーニョが決めて2点目!!
後半も試合の主導権を握っていたブラジルは、70分にゼ・ホベルトが左足でミドルシュートを決めてリードを広げると、83分にはカカーのスルーパスに抜け出したホビーニョがダメ押しの4点目を右足で決めてパラグアイから4年ぶりの勝利!! パラグアイは、久々代表復帰のサンタクルスが1点を返すのみに留まった。

ホナウド抜きでも強い!! また、こんなに活躍した「ブラジル代表の」ホナウジーニョを久々に見た!!  さぁ次はアルゼンチン戦!! そして日本代表との試合が楽しみだ!!


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W杯南米予選 ウルグアイ VS ブラジル

2005-04-01 | W杯予選(南米・アジア・その他)
ウルグアイ 1-1 ブラジル

得点)フォルラン / エメルソン

HOME)ウルグアイ

           フォルラン    サラジェタ

       レゲイロ              ディオゴ
                     オリベイラ
          パブロ・ガルシア

   ダリオ・ロドリゲス                ルガーノ
         ディエゴ・ロペス   モンテーロ

                ヴィエラ


AWAY)ブラジル

           ホナウド   ヒカルド・オリベイラ


     ホナウジーニョ               カカー
           ゼ・ホベルト    エメルソン

   ホベルト・カルロス                 カフー
             ルシオ     ルイゾン

                 ジーダ

交代)ヒカルド・オリベイラ → ホビーニョ
        ゼ・ホベルト → ヘナト


<もう一つのクラシコ>
W杯を2回制するという輝かしい歴史を持ちながら最近の成績は散々で、「古豪」という表現がピッタリ当てはまってしまったウルグアイが現世界王者のブラジルと対戦!
実はこのウルグアイという国はブラジルに対してライバル意識が歴史的に非常に強い。(嫉妬かな??) ベネズエラに足元をすくわれることはあっても、ブラジル戦に対するモチベーションが高いので毎回接戦になる。その証拠に今回の舞台、ウルグアイの首都モンテビデオのセンテナリオスタジアムでは29年間ブラジルに負けてない!今のブラジルは明らかにチーム状態がよくないので今回も接戦が予想された。


<いと退屈なり>
前半はウルグアイペース。守備では、ユヴェントスで不遇の時期を送っているモンテーロ、サンパウロの中心選手ルガーノがよくまとめ、攻撃ではユヴェントスで好調のサラジェタ、ヴィジャレアルで復活したフォルランが引っぱっていた。ブラジルは相変わらずホナウドが不調で攻撃に迫力が出ない。こりゃ長い不調だな…
前半は両チーム無得点で終わり、後半に試合が動く。先制したのウルグアイ。サラジェタのミドルをジーダが珍しくファンブル! これをフォルランがつめてゴール!!
しかし直後、イタリアメディアの評価とは対称的にパヘイラの評価が低くレギュラーが約束されてないエメルソンがゴール!! 吠えるエメルソン!
日本でもそうだけど、ボランチという守備が求められるポジションでもレギュラー争いに決着をつけるのはやっぱり「ゴール」だね~
パヘイラ監督はこの後ゼ・ホベルトに代えてヘナトを投入。また守備固め…そして引き分け。コロンビアに勝利したアルゼンチンに差を開けられた。

それにしてもブラジル代表の試合はおもしろくない。あれだけのメンバーがいて何であんなおもしろくないんだ!? やっぱパヘイラのブラジルらしくない堅い戦術にあると思う。南米予選は全試合見てるけど、今のところ「これぞブラジル!!」みたいな試合はないな~
でも見ちゃう… それだけ「ブラジル代表」という名前には魅力があるのだから、もっと魅力的なサッカーをやってほしいものです。


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W杯南米予選 ブラジル VS ペルー

2005-03-28 | W杯予選(南米・アジア・その他)
ブラジル 1-0 ペルー

得点)カカー

HOME)ブラジル(現地発音表記)

                     ホナウド
           ホナウジーニョ

      ゼ・ホベルト               カカー
           エメルソン    ジュニーニョ・B

   ホベルト・カルロス                 カフー
             ルシオ     フアン

                 ジーダ

交代)ジュニーニョ・B → ホビーニョ
         カカー → ヘナト


AWAY)ペルー

            ファルファン    ピサロ

      パラシオス                ソラーノ

              ハジョ     セガーラ

     ヴィルチェス                 ホルヘ・ソト
             ロドリゲス    レボシオ

                 イバニェス


<悩めるセレソン>
4年前の大苦戦ほどじゃないけど、なかなか本調子が出ないブラジル代表がホームで苦手とするペルー代表と対戦!
実は歴史的に見てもブラジル代表はペルーから2点以上取ったことがないという意外なデータがある。今予選の前回の対戦、ペルーホームでの第1戦も1-1の引き分け。予想以上にブラジルはペルーとの相性が良くないようだ。

その対戦の舞台となったのはゴイアス州のセラ・ドラーダスタジアム。ブラジルはここぞっていう大一番ではリオ州のマラカナンスタジアムでやるんだけど、それ以外は地方公演のように色んなとこでやるんだよね~ だからサンパウロ州やリオ州に比べれば田舎のゴイアス州のサポータ達はスター選手が集まる代表が見れるということで試合前からテンションが上がりっぱなし!! しかし、それも試合前までの話だった。
何せ試合がおもしろくない…日本で中田の招集に懐疑的な意見があったように、ブラジルでもレアルで不調のホナウドを使うことに批判的な意見もあった。 その批判を一蹴するため、また信頼してくれるパヘイラ監督のためにも結果を出したいホナウドだけど、やっぱり動きは重い…ホナウジーニョもカカーもジュニーニョもクラブで見せるような輝きがない…前半はたいしたチャンスも作れず、スタンドからは国内一番人気のホビーニョへの声援が何度も上がる始末。

前半は結局無得点で終了して、後半はその期待のホビーニョを投入。これで少し流れが良くなったけど、それでも効果的な攻めは見せられない。さすがのパヘイラも我慢の限界か、ベティスで好調のFWヒカルド・オリベイラを用意するけど、ここで交代される予定のホナウドが初仕事で、ホナウジーニョから受けたパスをカカーに出して、これをカカーが決めてようやく先制!
このゴールが決まったことでホナウド → ヒカルド・オリベイラの交代は白紙になり、カカーに代えてボランチのヘナトを投入…ホームでブラジルが守備固め…

いつも思うけど、パヘイラってブラジル人とは思えないぐらい堅いよな~ 守備的交代が多い。94年にはアメリカW杯でブラジルを優勝に導いたし、今予選でもそれなりの結果は残しているのに国民から人気がない理由はこういう所だろうね~
ちなみにこの人もどこかの国のブラジル人監督と同じで新戦力を試すことはしません。
もうブラジル人監督は懲り懲りです(笑)

ペルーはバイエルンのピサロ、PSVのファルファン、アストンビラのソラーノなど前線にはいい選手がいるんだけど後ろがね~ 同じくバイエルンのゲレーロはコンディション不良で出場は見送り。そういや、ルシオもゼ・ホベルトもバイエルンだからドイツ帰ったらこの試合の話するのかな?(笑)

まぁとにかく、この試合のブラジルは最悪でした!「らしさ」を見せたのは得点シーンの場面ぐらい。
スパサカとかやべっちとかで得点シーンだけ見て、「さすがブラジルですね~」「快勝ですね~」みたいな感じで特集されるでしょうが、みなさんダマされないように!!(笑)


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W杯南米予選 ボリビア VS アルゼンチン

2005-03-27 | W杯予選(南米・アジア・その他)
ボリビア 1-2 アルゼンチン

得点)カスティージョ / フィゲロア、ガジェッティ

AWAY)アルゼンチン

           ガジェッティ   フィゲロア


     C・ロドリゲス              スカローニ
           カンビアッソ   ドゥシェル

    M・ロドリゲス                  クフレ
           G・ミリート   ブルディッソ

              アボンダンシエリ


<高地ボリビア>
サッカー大国アルゼンチンの代表選手といえど、この上のスタメンの選手全員の名前を知ってますか?? もし知ってたら、あなたもかなりのサッカー通でしょうね(笑)

もっと有名な選手を抱えているにも関わらず、なぜ使わないのかというと、対戦相手が高地3600mに位置するボリビアだから!! 30日にホームでコロンビアを迎えるアルゼンチンとしては、勝つ可能性の低いアウェイでのボリビア戦に若手で臨んで引き分けを狙い、コロンビア戦をベストメンバーで臨んで確実に勝ち点3を取ろうという意図があった。
代表をターンオーバーで戦うなんて…さすがアルゼンチン…層が厚いね~


<ヤング・アルゼンティーナ>
日本での知名度は低いけど、この試合のアルゼンチン代表はみんなイタリアやスペインのクラブでレギュラーをはっている選手達。しかし、ホームの利を存分に生かせるボリビアはそのレベルの選手を相手にしても前半は一方的に攻めたてる。
3600mの高地での試合というと、日本にはちょうどいい例えがあって、
 「富士山の頂上で試合をする」 のと同じことになる。そりゃありえないわな…アルゼンチンの選手は長い距離を走るとすぐに息切れしてしまうような環境。このレベルの選手がちょっと走っただけで疲れちゃうオヤジに見えてなんかおもしろかったね~(笑)

アルゼンチンは一方的に攻められながらも前半は無得点に抑えるが、後半開始早々に先制点を奪われる。
やっぱホームのボリビアはつえーわ、と思ったけど、実質2軍扱いでアピールが必要な若いアルゼンチン代表はここからが違った。
フリーキックの場面でボリビアディフェンスがオフサイドトラップをかけるが1人残ってしまい、フィゲロアがフリーでヘッド!同点!! フィゲロアはこれが後半ファーストタッチ(笑) 最初この得点はボリビアディフェンス陣の連携ミスかと思ったけど、リプレイでよく見たらカンビアッソがディフェンダーを手で押さえてるんだよね~ これでオフサイドトラップがかけられなかったわけ。この辺はアルゼンチンのずる賢さ。さすがです。
アルゼンチン相手でもホームで負けられないボリビアは前がかりになり、そこをアルゼンチンが冷静にカウンター。ガジェッティが右サイドをかけあがってシュート!逆転!!若いのに試合巧者だね~
その後は守りに入りボリビアの猛攻を抑えて終了! アルゼンチンはアウェイで貴重な勝ち点3を手に入れた! てか、アルゼンチンがボリビアにアウェイで勝ったのは32年ぶりらしい!!


<盤石アルゼンティーナ>
アルゼンチンは疲れるはずの後半の方が動きが良くなった。この試合はアルゼンチンの層の厚さを改めて感じさせられた試合だったね~ クレスポやアジャラらベテランが円熟期を迎え、その上アテネ五輪金メダルメンバーまでもA代表に台頭してきたアルゼンチン。まさに盤石の一言。

やっぱ五輪メンバーがA代表に入って活躍してくると、国全体のサッカーのレベルが底上げされた感じがして見てて気持ちいいよね~。
我が国は…あれれ…?


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決戦まで1週間!!  イラン代表解剖!

2005-03-18 | W杯予選(南米・アジア・その他)
W杯予選イラン戦がついに来週の今日に迫ったぜぃ!! てことで、「スパサカ」でやってる企画みたいな感じでイラン代表を個人的に弱点だけ解剖しまぁ~す!


<バーレーン戦システム>

                ダエイ
        ハシェミアン            マハダビキア
                カリミ

            ザンディ
                  ネホーナム
    ノスラティ                   カービィー
          ゴルモハマディ  レザエイ

               ミルザプール

2月9日のバーレーン戦のシステムがこれ。この試合でいくつもの弱点が見えた。

①「海外(ヨーロッパ)組」優先でチームの連携が取れていない
このチームもちょっと前の日本代表と同じ問題を抱えてるみたい。ブンデスリーガ所属の選手が多いもんね~ レザエイはセリエか。てか、帰化したザンディ(写真左)はドイツ語だけでペルシア語しゃべれないらしいじゃん!? そりゃコミュニケーション不足になるだろ…
まず、攻撃に形がない。カリミとマハダビキアのドリブル突破の個人技でしか打開できてないし、それぞれが好き勝手にサッカーやってる感じがするね。カリミは危ないけど、今のイランは「カリミだけ」な印象をどうしても受けてしまう。
あと、どうも選手にモチベーションが感じられなかった。日本でも国内組が腐ってた時期があったけど、イランもちょうどその時期なんじゃないかな? 何せイランに行ったことがないザンディが即スタメンなんて他の選手はヘコむでしょ。

②守備が脆い
まぁこれは昔から言われてることだけど、アジア杯数試合とこの試合を見てもやっぱそう思う。この試合でも全て「受身の守備」。来たボール・選手を跳ね返すだけで、「先読み」の守備が全くと言っていいほどなかった。CB2枚はスピードもない。一応、守備の中心はメッシーナ所属レザエイ。(どうせ代表に選ばれない柳沢君に練習で削ってきてもらいたかったな~ 笑)

③「切り札」ハシェミアンとザンディ、「大黒柱」ダエイ
キャプテンのダエイがどうしてもセンターで構えてしまうため、この試合ではハシェミアンは左に流れざるを得なかった。でも、ハシェミアンもセンターで構えてこそナンボの選手。この選手がサイドにいても、「鈴木のまたぎフェイント」ぐらい脅威を感じない。自分で中に行きたいからどうしても無駄な切り替えしとかフェイントが多くなるんだよね~ただ、ここは年功序列でダエイは絶対らしい。 この選手はデキが悪くても代えないもんな~
そしてまた厄介なのが「我儘」ハシェミアン。コイツは協会と揉めて代表から遠ざかってたんだけど最近になってようやく和解。監督としてはまた文句言われたくないからしょうがなくスタメンで使ってんだろうな~
ザンディの加入もかなり疑問。コイツが所属してるカイザースラウテルンの試合見たけど、コイツは「トップ下」の選手。左利きなんでかなり左サイドに流れる癖あるけど、監督は「トップ下のザンディ」を見て代表に呼んだんじゃないのか?? それを中盤の低い位置で使うのはどうかと。このあたりがイランがうまくいってなかった原因。ザンディはもちろん途中交代。


<テレ朝の実況はどうなるのかな??>
総合的に見て、どう考えてもアジア杯の頃の方がいいチーム。ザンディとハシェミアンの加入でチームの方向性が見えなくなってきた。
「バイエルンのハシェミアン」と「カイザースラウテルンのザンディ」が入るから一見聞こえはいいけど、この2人の加入でチームはマイナスになったと思うよ。まぁ試合当日はテレ朝の実況が必死に危機感を煽って盛り上げようとするのは見えるけどね~

個人的にはアジア大会得点王のニクバフトとアテネ五輪代表のナヴィディキアの方が怖いから、テレ朝にもそっちを盛り上げてもらいたいね!!(絶対ないな 笑)