NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

今季の最優秀選手はセスク

2007-06-29 | アーセナル

“アンリのバルセロナ移籍”に揺れるアーセナルですが、それは置いといて、今回は別の話題を。

アーセナル公式HP「Arsenal.com」で行われたファン投票の結果、今季の「クラブ年間最優秀選手」に、MFセスク・ファブレガスが選ばれました。


特集「Fabregas Week」

http://www.arsenal.com/article.asp?thisNav=News&article=473717

 

予想通り、そして文句なしの受賞でしょう。
アーセナルは今季、これまでの「アンリのチーム」から「セスクのチーム」へと変貌を遂げました。 プレーレベルの安定感も感情のコントロールも格段に良くなりましたし、何より、プレミアで戦うフィジカルが備わってきました。
シーズン中に再三申し上げた通り、唯一の課題は“決定力不足”でしょう。 同じプレミアシップ同じポジションのベストであるランパードやジェラードと比べると、それが圧倒的に劣ります。 今季の彼については、チームへの多大な貢献に対する心から感謝する気持ちと同じぐらい、
「あれだけの数の決定的チャンスがあったのだから、もう少し決めていてくれれば…。」
という残念な気持ちが強いです。

 

クラブの将来が不安視される一方、MFリュングベリが、
「アーセナルに残りたい。 このクラブで選手生活を終えたい。」
とのコメントを残してくれました。

http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/teams/a/arsenal/6245462.stm

こういった状況の中で、クラブへの忠誠心を示してくれるのは非常に嬉しいですね。 来季は怪我の少ないシーズンにしてもらいたいところです。


次は、アンリの話題をたっぷりと。

 

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アンリ、バルセロナへ移籍

2007-06-24 | アーセナル

ティエリ・アンリのバルセロナへの移籍が正式に決定しました。
移籍金は日本円で約40億円。4年契約だそうです。

 

ティエリ・アンリ、バルセロナへ移籍(クラブによる公式声明)
http://www.arsenal.com/article.asp?thisNav=News&article=473439&lid=NewsHeadline&Title=Club+statement+-+Transfer+of+Thierry+Henry


ティエリ・アンリ、アーセナルでのラストインタビュー
http://www.arsenal.com/article.asp?thisNav=News&article=473557&lid=NewsHeadline&Title=Henry+-+It+was+the+most+difficult+decision+of+my+life

 

詳細はまた後ほど。
ゆっくりと、アーセナルの今後について考えて行きたい思います。

 

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“Brave” Young Lions

2007-06-23 | ユース全般

オランダ 1-1 イングランド
  (PK)13-12

得点)リフテルス / リタ

オランダ)

                 バベル
                       リフテルス

          バッカル               デ・リッデル

                ピーテルス
                        マドゥロ

       ドレンテ                     ザイフェルローン
               フラール    R・ドンク


                  ヴァーテルマン


イングランド)

                 リタ
                       ヌージェント

         A・ヤング                   ミルナー

                        ノーブル
               レオ・コーカー

      ベインズ                          ホイト
               S・テイラー   オヌオハ


                    カーソン

 

事実上「ホーム」となる開催国オランダイングランド21歳以下代表のヨーロッパ予選準決勝。

試合は、前半39分にFWリタ(レディング)の左足シュートでイングランドが先制。
リタはイタリア戦、チェコ戦に続いて3試合連続ゴール。「戦犯」から「英雄」へと、一躍評価を変えようとしていました。

しかし、後半はオランダが伝統のサイド攻撃による猛反撃を見せました。
苦しいイングランドは、最後はFWリタをCBアントン・ファーディナンド(ウェストハム)に代えて逃げ切りを図りましたが、ロスタイム直前の89分、右からファーサイドに送られたハイクロスを、流れの中で上がっていたCBライアン・ドンクが中に折り返し、これをリフテルスがオーバーヘッドで合わせて同点。
オレンジ色に染まったスタジアムは大歓声。 試合は延長戦に突入しました。

イングランドにとって不運だったのは、スティーブン・テイラー(ニューカッスル)とオヌオハ(マンチェスター・シティー)の両CBの負傷です。 交代枠を使い切っていたために選手交代を行うことができず、延長前半を9人で戦うことに。 “CBホイト、右SBミルナー(ニューカッスル)”という緊急事態で臨みました。
イングランドは、後半はただでさえ守備一辺倒の状況だった上に、リタを下げて、前線にはダービシャー(ブラックバーン)1人しか残していなかったため、攻撃の形を何一つ作れず、“時間が過ぎてPK戦が訪れるのを待つのみ”といった瀕死の状態に陥りました

しかし、延長前半を治療時間に充てていたCBスティーブン・テイラーがピッチに戻り、プレー人数を10人とすると、最後は意地と執念で間一髪のクリアを連発。
オランダも、攻め疲れからかラストパスとフィニッシュの面で精彩を欠き、試合は結局PK戦に突入しました。


先行はイングランド。 1人目アシュリーヤング(アストンビラ)、2人目ミルナーがしっかりと成功させると、オランダの2人目ドレンテが右ポストに当てて失敗。
どちらも3人目が成功させるも、イングランド4人目のジャスティン・ホイトが失敗。 オランダは4人目が成功させて“イーブン”とすると、規定ラストの5人目は、イングランドはダービシャー、オランダはマドゥロが成功させて「サドンデス」へ。

互いに6~8人目が成功させるも、イングランドはキャプテンのレオ・コーカー(ウェストハム)のコースが甘く入ったキックがセーブされ、ついに万事休すと思われましたが、なんと、オランダ6人目のクライスヴァイクがクロスバー上空へと外して失敗。

そして、続く10人目で問題発生。
イングランドは、脚の怪我で満足にキックできない状態だったスティーブン・テイラーをキャンセルして、もう1度1人目の(“11人目”だったオヌオハは完全に引き下がったため)アシュリー・ヤングが蹴りに行き、主審も一度それを認めましたが、ここでオランダの監督が抗議。 今度はその抗議が認められて、結局テイラーが蹴ることに。
しかし、テイラーは脚を引きずりながらも魂でなんとかこれを成功させ、1度目を失敗したオランダのドレンテとイングランドのホイトを含めた両チーム11~14人目までが成功させました。

そして迎えた15人目、イングランドはダービシャーがヴァーテルマンに止められると、今度はカーソン(リバプール)がデ・リッデルのキックをセーブ。

一体いつになったら決着がつくのかと思われましたが、勝負の分かれ目はその次の16人目でした。
イングランドはアントン・ファーディナンドがクロスバー左に当てて失敗すると、オランダは右SBザイフェルローンがきっちりと成功させ、開催国のオランダが決勝進出を決めました。

 

・試合ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=nZOgvYJh1bI

・テイラー事件
http://www.youtube.com/watch?v=yofcMq1BT54&NR=1

・PK戦ハイライト(①~③まで)
http://www.youtube.com/watch?v=0OtyGkJ9Q4U

 

オランダのPKのほとんど全てが、(GKカーソンから見て)右側でした。 カーソンの、相手が蹴る前に体を左に傾ける癖が読まれ、それがチーム全体へと伝わったようです。

イングランドは、またしても「PK戦」に苦汁を舐めることになりました。 A代表では、ここ20年の主要大会でなんと5度もPK戦に屈しています。
( 「W杯」で、1990年イタリア、1998年フランス、2006年ドイツの3度 
「EURO」で、1996年イングランド、2004年ギリシャの2度 )

スティーブン・テイラーの魂のキック、ホイトが(1本目を失敗して)2本目成功後に見せた雄叫び、を見た時には、日本人の自分でさえ涙が出そうになる程に感動しました。 そのPK戦と延長戦で見せた“気持ちの強さ”や“踏ん張り”は、国内からも評価されているようで、「敗退に対する批判」は、イングランドのメディアにして珍しい程に少ないです。

もちろん、オランダも非常に強かったです。
2年前のワールドユースの頃とは多少のメンバーの入れ替えがありましたが、やっているサッカーは、A代表でもクラブでも変わりありません。


アーセナルのホイトはあまりボールに絡めていませんでした。 しかし、PK戦にまで持ち込むことができた要因の1つは、CBにポジションを移してからの彼の働きがあったからこそ。よく頑張ったと思います。
PKのシーンでは、パソコンの前で成功するように祈っていたんですけれど、不安が見事に的中してしまいました(苦笑)。

そして、この試合ではまた、オランダ代表FWバベル(アヤックス)にも注目していました。
アーセナルがその動向を追い掛けているとのことで改めて注視しましたが、前半と後半の途中までは完全に消えていました。 なぜか、延長戦に入ってからの方がボールタッチの柔らかさや総合的な攻撃センスに凄みを感じさせましたが、ボールをもらいに下がりすぎる癖があるようですね。 中盤以下の選手からすれば、もっと前線でどっしりと構えていてほしいところでしょう。
まぁ、アデバイヨールとスタイルが“もろカブり”なので、獲得の可能性は低いと思います。
と思ってたら、アンリがいよいよバルセロナに移籍間近というニュースが入って来ました。
これについては、正式決定した後に詳しく。

 

また、翌日には「5位決定戦」が行われ、イタリアがポルトガルをPK戦で下し、オリンピック出場権を獲得しました。
一昔前まで、「PK戦に弱い」というのはイタリアの代名詞でしたが、この2、3年でそれがイングランドへと移りつつあるようです。

決勝戦は、本日23日にオランダセルビアの間で行われます。
「日本のライバルは~。~。~。」
といった視点でこの大会を観ていますが、この観戦が本大会での更なる楽しみに生きるよう、是非日本に出場権を獲得してもらわないと。

現状、それが一番危うい感じですかね…

 

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レアル、リーガ・エスパニョーラ優勝!!!

2007-06-21 | リーガ・エスパニョーラ

◯セビージャ 0-1 ヴィジャレアル


◯ヒムナスティック 1-5 バルセロナ



◯レアル・マドリード 3-1 マジョルカ

得点)レジェス2、ディアッラ / Fバレーラ

HOME)レアル・マドリード

                 ファン・ニステルローイ

          ロビーニョ
                     ラウル          ベッカム

                          ディアッラ
               エメルソン

      ロベルト・カルロス                    サルガド
              カンナバーロ   セルヒオ・ラモス


                    カシージャス


AWAY)マジョルカ

                     ビクトル


                     アランゴ
           F・バレーラ           H・グティエレス

                バシナス
                          ペレイラ

       F・ナバーロ                       エクトル
                  ヌネス   バジェステロス


                      モヤ

 

かなり時機を逸してしまった感があるので(苦笑)、簡単に。


ということで、試合はこちらから。
http://www.youtube.com/watch?v=EFPtQJhEm_E


 

今シーズン後半から見せた、レアルの“神懸り的な粘り強さ”が、最終戦でも発揮されましたね。
試合は、立ち上がりからレアルの異常な硬さが目立ち、開始1分にアランゴが放ったシュートがゴールわずか左に外れたシーンから、この試合が“シナリオ通り”簡単には行かないことを予期させました。
マジョルカは、前線のアランゴ、バレーラ、グティエレスの秀逸な動きによりレアル守備陣を困惑させ、バレーラの先制点後は、これぞ「アウェイの戦い」といった完璧なカウンター・サッカーを披露してくれました。

マジョルカのような「中堅クラブ」と言えど、先にリードさえすれば、“アウェイで首位のチームを相手にボールを回して行ける高い技術”を持っているのが、リーガ・エスパニョーラというリーグの凄いところ。 これは、プレミアシップのクラブでは考えられません。

しかし、この試合で感じたのは、
「チャンピオン」になるには、何か形而上学的な“運”やチームとしての“一体感”というものを持ち合わせていないと駄目だ、ということです。
結局、最後のところは、“根性論”であったり、“精神論”であるのです。 その点で、レアルはバルセロナを上回っていたと思います。


ベッカムロベルト・カルロスにとっては、これがレアルでのラストゲームとなりました。 ベッカムにどうしても注目が集まりがちですが、これまでのクラブに対する貢献を考えれば、より称賛に値するべきはロベルト・カルロスでしょう。
彼の場合は、自身の“二枚舌”からファンやメディアに誤解を生むことが多く、これまで何回もファンとの間に軋轢を生じさせてしまいましたが、彼がクラブの“レジェンド”であることは間違いありません。

ようやく、レジェスも活躍してくれましたね。 このレジェスのゴールは、アーセナルにとっても重要なゴールとなるかもしれません。
バチスタもレジェスも、それぞれの交換ローン先で微妙な立場となってしまいましたが、今回レジェスがリーグ優勝の立役者となったことで、レアルへの完全移籍の道が一歩近づいたと思います。
アーセナル側としては、
“(レジェスに)モチベーションのないままロンドンに戻って来られること”も、
“(レジェスの)安売りにより損失を被ること”も、
“バチスタが残ってしまうこと”も、
困ります。
オフの補強が急務のアーセナルにとって、この“付加価値を全く生み出さない移籍交渉”に時間をかけている暇はありません。

当初は「30億円」とも言われていた移籍金、アーセナルもそれに近い額で彼をセビージャから獲得しています。
バチスタを返却し、当初の予定から誤差の小さな額で交渉をまとめてほしいところです。 決して長引かせてはいけませんが、早めの妥協も禁物です。

 

最後に一言。
プレミアシップのレギュレーションなら、優勝はバルセロナでした。

W杯のような各チーム3試合のグループ戦ならともかく、年間38試合の長丁場のリーグ戦では、「直接対決の成績」より、「得失点差」が優先されるべきだと思います。

 

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Player of the Season poll

2007-06-19 | アーセナル

久しぶりに、アーセナルの最新ニュースをまとめて一気に。

アーセナル公式HP「Arsenal.com」では、ファン投票によって決められた「年間優秀選手」の発表がされ、現在、4位から2位までの選手の名前が明らかになっています。
それでは、1人ずつ御紹介を。


「第4位」
ガエル・クリシー

クリシーは、怪我から復帰後は大きな負傷もなく、シーズン後半は素晴らしい成長を見せてくれました。
もはや、“アシュリー・コールの穴”は完全に埋まりましたね。 クリシーがいる限り、このポジションの補強の必要性はありません。

来季の課題は、クロスやラストパスの精度向上でしょう。 そして、シーズンを通して怪我なく出場してくれることが何より。 以前はあれだけ怪我が多かった選手ですから、やはり、いつ“再発”するかという不安は今後も付きまといます。

特集「Clichy Week」
http://www.arsenal.com/article.asp?thisNav=News&article=470070

 

「第3位」
コロ・トゥーレ

個人的には、どちらかと言えば、昨季の方が安定したパフォーマンスを見せていたとは思います。 しかし、今季も継続的な活躍を見せてくれたことには感謝しなければなりません。 “怪我での離脱”というものは、彼の中には存在しません。 本当にタフな選手です。

来季は、守備でも攻撃でも、もう少しヘディングを頑張ってほしいところ。 そして、得点力を上げてもらいたいです。
あの高い身体能力の割にはヘディングは上手くないですし、あれだけ攻撃参加している割には得点数は多くありません。

特集「Kolo Toure Week」
http://www.arsenal.com/article.asp?thisNav=News&article=471253

 

「第2位」
ジウベルト・シウバ

ジウベルト・シウバの今季は文句なしの出来でした。
本来のキャプテンであるアンリが長期間離脱していた中で、その代役をしっかりと務めてくれましたし、「キャプテン」としての貢献は、アンリの上を行っていたと思います。
リーグ戦10得点の決定力もお見事。

彼は、南米のベネズエラで行われる「コパ・アメリカ」にブラジル代表のキャプテンとして参加する予定ですが、もし決勝まで勝ち進むと、7月初旬まで代表に拘束されることになり、オフの時間が非常に短くなってしまいます。 来季はその勤続疲労の影響が出ないかどうかが心配されます。

特集「Gilbert Week」
http://www.arsenal.com/article.asp?thisNav=News&article=472414

 


話は変わって、来季、アウェイで使用される「新ユニフォーム」がお目見えとなりました。
http://www.arsenal.com/article.asp?thisNav=news&article=464540&cpid=703&title=Arsenal%27s+new+away+kit+-++Pre-order+it+now!

これまでの黄色よりもずっと地味になった感はありますが、個人的には、黄色よりもこちらの方が好きです。 ちょっと、ハイバリー・ラストシーズンの記念ユニに雰囲気が似ていますね。

 

クラブの「年間最優秀選手」、移籍情報はまた今度。
前者はもう予想がつきますが(笑)

 

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こちらも佳境の五輪予選

2007-06-17 | ユース全般

イングランドU-21 2-2 イタリアU-21

得点)ヌージェント、リタ / キエッリーニ、アクイラーニ

イングランド)

                 リタ
                       ヌージェント

         A・ヤング                   ミルナー

                        ノーブル
               レオ・コーカー

      ベインズ                          ホイト
               S・テイラー   オヌオハ


                    カーソン


イタリア)

                   パッツィーニ

         パッラディーノ               ロシーナ

              モントリーヴォ
                        アクイラーニ

                   ノチェッリーノ

      キエッリーニ                        ラッジ
              マントバーニ   アンドレオッリ


                   ヴィヴィアーノ

 

「北京五輪の出場権」を争って現在オランダで行われている、21歳以下代表のヨーロッパ選手権。
グループBの第2節では、今年3月にロンドンのウェンブリー・スタジアムで“杮落とし”の試合として対戦したイングランドとイタリアの両チームが再び相見えました。

試合は、現地コメンタリーが、
「これまでの大会ベストゲーム。」
と称するほど、激しく攻防が入れ替わる白熱した展開となりました。

前節のチェコ戦で試合終了間際のPKのチャンスを外し、「戦犯」扱いされたFWリタ(レディング)が、GKをかわした後の無人のゴールにボールを入れ損なう(動画は下記のハイライトで)など、この日もゴールが遠いかと思われたイングランド代表でしたが、
前半24分、左SBベインズ(ウィガン)のクロスをFWヌージェント(プレストン)が頭で合わせて先制すると、さらにわずか2分後には、アシュリー・ヤング(アストンビラ)のスルーパスから抜け出したリタが今度こそゴールを決めて、2点目。
現地コメンタリーは、
「リタがようやく決めてくれた。」
と一安心。

好スタートを切ったイングランドでしたが、ここで敗れれば自動的に敗退が決まるイタリア代表が意地の反撃を見せます。
36分、CKからキエッリーニ(ユベントス)が決めて1点を返すと、後半は試合を優勢に進め、69分、アクイラーニ(ローマ)が豪快な左足ミドルシュートを決めて同点。

その後、イングランドも反撃を試みましたが、結局、両チーム共に追加点を奪うことはできず、“痛み分け”に終わりました。

 

試合ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=EIQfdhgpi2k

 

「引き分け」は、イングランドにとっては“悪くない結果”だったと思います。
これで、最終節を残して、

2位 勝ち点2 イングランド
3位 勝ち点1 イタリア

となり、次のチェコ戦に勝てば、自力で「五輪出場」を決めることができます。


しかし、現在の試合内容は芳しくありません。
2点差を追い付かれてしまったことで、国内のメディアやファンから、選手や監督のスチュワート・ピアースに対して大きな批判が浴びせられています。

 

アーセナルのジャスティン・ホイトは、チェコ戦に続き、右SBとしてフル出場を果たしました。
まぁ、“可もなく不可もなく”という出来でした。
守備では、左のパッラディーノ(ユベントス)とマッチアップするシーンが多かったのですが、相手のドリブルと鋭いフェイントに少し手を焼いていました。 ただ、カバーリングはしっかりとできていました。
攻撃では、もっと積極的な姿勢が欲しいところ。 左SBのベインズと比べると、クロスを上げる回数が少なすぎます。
彼には、この大会で、“Breakthrough”となるような経験を積んでもらい、それを是非チームに還元して欲しいと思います。

 

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アンリの去就について

2007-06-14 | アーセナル

「また、今年もか…。」

というのが率直な感想です。


アンリのバルセロナへの移籍話が再浮上してきました。
しかし、アーセナル公式HP「Arsenal.com」や「BBC SPORT」や「Sky Sports」で最新情報を毎日欠かさずチェックしている自分としては、日本のメディアが今更になって、まるで既に移籍が決定したかのように書いている記事を見た時は呆れましたが。
よほど“ネタ”がないのか、日本語しか読めずに海外の情報を無批判に受け入れてしまうのか。


“個人的な見解”を結論から言うと、アンリの移籍は、
「“今年は”無い」
です。

今年はヴェンゲルもアーセナルに残ることも確実ですし、アンリが出ていくことはないでしょう。
また、アンリの代理人が、“移籍決定”と記事を捏造したフランスのスポーツ紙に対して法的処置を考えているようですから、もしこれでアンリが結局移籍することになったら、
「は? 何で裁判沙汰にしたんだよ?」
ということになりますし、その代理人の今後のキャリアを考えると、得はありません。


もちろん、来年以降はわかりませんが。

 

アンリとアーセナルに関しては、色々と思うことがあります。
そちらに関して、また今後の展望(良いことも悪いことも)に関しては、深く考えて頭の中でまとめ、何回かに分けて、このオフに書いていきたいと思います。

 

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レアル、優勝へ王手へ

2007-06-11 | リーガ・エスパニョーラ

◯バルセロナ 2-2 エスパニョール

得点)メッシー2 / タムード2

 

 

◯サラゴサ 2-2 レアル・マドリード

得点)D・ミリート2(1PK) / ファン・ニステルローイ2

HOME)サラゴサ

                D・ミリート
                         エヴェルトン

          アイマール              ダレッサンドロ

                 セラデス
                           ピケ

       C・エレーロ                      サパテル
                G・ミリート    セルヒオ


                     セサル


AWAY)レアル・マドリード

                 ファン・ニステルローイ

          ロビーニョ
                     グティ          ベッカム

                          ディアッラ
               エメルソン

      ロベルト・カルロス                 セルヒオ・ラモス
               カンナバーロ    エルゲラ


                   カシージャス

 

同日同時刻に行われた、首位レアルと2位バルセロナの2試合は、優勝への「王手」の行方が交互に行き渡る、エキサイティングな試合経過となりました。


まずは、カンプノウ
エスパニョールのラウル・タムードが先制点を決めて、バルセロナ・カンテラ出身の選手が多数在籍するエスパニョールが、ローカル・ライバルの希望を阻みます。

一方、サラゴサのホームスタジアム、ラ・ロマレダでは、エルゲラがペナルティエリア内でアイマールを倒してPKの判定。 これをアルゼンチン代表FWディエゴ・ミリートがしっかりと決めて、サラゴサが先制します。

この時点では、両者の順位は変わらず、レアルが優勝へ「王手」としている状態となっていました。


しかし、ここから状況は動き出しました。
カンプノウでは、ザンブロッタのクロスを、メッシーが“手” で合わせて同点。
さらに、バルセロナは後半、メッシーがこの日2点目を決めてバルセロナが逆転。

レアルはファン・ニステルローイのゴールで同点とするも、その後、ディエゴ・ミリートがこの日2点目となる勝ち越しゴールを決めて、「レアルの敗北」「バルセロナの勝利」が秒読み段階となり、優勝へ「王手」から「詰め」の一手へと変わろうとしていたロスタイム直前、土壇場でファン・ニステルローイが2ゴール目を決めて、レアルが同点。
カンプノウでは、ロスタイムにまたもタムードが決めて、まさかの同点。
結局、両者共に引き分けに終わり、優勝は次節へ持ち越しとなりました。

 

レアルは、この試合も“劇的”でした。
「シーズンに一度」のような劇的な展開んp試合が二度三度と続いていた中でインターナショナル・ウィークに突入してしまい、その勢いも中断されることが心配されましたが、どうやらそれは杞憂に終わったようです。

「2試合計8得点」が入ったわけですが、得点者は4人、それも全員が「エースFW」でした。
シーズン終盤の大事なポイントがかかった試合では、やはり、エースの出来がチームの明暗を左右するようです。

ただ、メッシーの1点目についてはあまり認めたくないです。
マスコミはマラドーナを引き合いに出して、このゴールを
「マラドーナの“神の手”の再来」
と騒ぐのでしょうけれど、この現象は、個人的には非常に不愉快です。
1986年メキシコW杯準々決勝で、マラドーナにハンドのゴールを喫したイングランド代表、今回メッシーにハンドのゴールを喫したエスパニョールの選手達・ファン・関係者の気持ちを察すれば、決して喜ぶことはできません。
前者はハンドにより“W杯ベスト4”への道を失い、後者はハンドにより“ローカル・ライバルに敵地で勝つという至福の瞬間を味わうチャンス”を失ったわけです。

マスコミは、
「やはりメッシーはマラドーナの再来だ。」
と、おもしろおかしく騒ぎ立てるのではなく、ハンドを犯したメッシーと、それを見逃した審判団を批判するべきでしょう。 得点者がメッシーでなければ、いつもはそうしているはずですから。
もし、エスパニョールが「CL出場権争い」や「残留争い」を演じている状況であったなら…笑い事では済まされませんでした。

 


最終節、レアルはホームでマジョルカと。
バルセロナは、アウェイで既に降格が決まっているヒムナスティックと対戦します。
アウェイとは言え、バルセロナにとっては“おいしい相手”ですが、肝心のレアルがホーム試合なだけに、期待は禁物でしょう。
マドリディスタからすれば、
「もう“劇的”はいらないから、楽に決めてくれ。」
といった心情なんでしょうね(笑)


最後に、またサッカーとは関係なく、先日に続きテニスの話ですが、全仏オープンの男子決勝は、やはり、
「フェデラー 対 ナダル」
の組合せになり、ナダルが大会3連覇を果たしました
そして、WOWOWで生放送されたこの試合ではなんと、アーセナルのアンリがスタンドに観戦に来ている姿が発見されました。
以前には、中田英寿が、
「中国でアンリに会った。」
という話をメールでしていましたし、彼はオフは色んなところに出掛けているみたいですね。
果たして、怪我の状態はどうなんでしょうか。。。

 

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「海外組」が機能しなかった前半、修正できた後半

2007-06-06 | 日本代表

日本 0-0 コロンビア


HOME)日本

                    高原直泰


         遠藤保仁                  中村俊輔
               稲本潤一     中村憲剛

                    鈴木啓太

       中田浩二                      駒野友一
               阿部勇樹     中澤佑二


                    川口能活


交代)稲本潤一 → 羽生直剛
    中田浩二 → 今野康幸
    遠藤保仁 → 巻誠一郎
    中村俊輔 → 藤本淳吾
    高原直泰 → 播戸竜二

 

日本代表に対して、“勝たせてあげたい”と切に願うことができた、久々の試合でした。
後半に選手達が見せた頑張りは素晴らしく、結果は不満なれど、非常に好感の持てる試合だったと思います。
そして、インテルのコルドバの出場はならなかったものの、勝ちに行こうとする姿勢をしっかりと見せてくれたコロンビア代表にも感謝したいです。


前半は、完全にコロンビアのペースでした。
コロンビアの中盤の寄せ早さ、体の強さは、Jリーグの試合でもモンテネグロ代表との試合でも体験できないレベルのもので、選手達の間に明らかな戸惑いがあることが見て取れました。
コロンビアは、左のマリン、右のフェレイラのキープ力が非常に高く、日本はその2人からボールを取ろうと苦労している間にラインがどんどんと下がってしまい、結果的に高原が前線で孤立し、10人で相手の攻撃を守るという不本意な展開となってしまいました。

日本は、高原を1トップに、“中村俊輔、遠藤、稲本、中村憲剛”とこれまでで最も豪華なタレントを揃えたはみたものの、ただ単に中盤に人数がいるだけ。
1トップシステムを置いて攻撃する場合、中盤の2列目・3列目からの飛び出しは不可欠ですが、それがほとんど見られませんでした。


後半はコロンビアに疲れが見え始め、また、動きに全く精彩がなかった稲本から縦に飛び出して行ける羽生に代え、中村俊輔がより中央に位置するようになったことで、チャンスを作れるようになりました。
最も惜しかったのは、左サイドで高原がボールを奪って、中村俊輔、遠藤と渡り、最後は中村憲剛が右足でシュートを打ったシーンですかね。 選手が入ってくるタイミング、パスの連携、アイデアは見事でした。

 

個人では、高原は、ジェペスとペレアを背によく頑張ったと思います。 あの2人を相手にあれだけの仕事ができるのは、今の日本では高原だけでしょうね。

中村俊輔は、本来の出来ではありませんでしたが、怪我上がりということを考えれば、しょうがないでしょう。
アジアカップに出るかどうかはまだわかりませんが、もし出るなら、ゆっくりと治してほしいところです。

鈴木は中盤での守備で非常に効いていました。また、運動量豊富に攻撃参加もしていました。
しかし、やはり、あの位置でボールを受ける回数が多くなると、技術不足からピンチ招く回数も多くなってしまいます。 特に、サイドの選手が相手のプレッシャーを感じて苦し紛れに送る「横パス」や、同様の状況で中央の選手が送る「バックパス」を鈴木が受けると、余計に危険な状況を招いてしまいます。 アーセナルのジウベルト・シウバと同じで、守備は信頼できますが、後方でボールを持つと、少し恐い選手です。

阿部中澤の両CBの貢献も見逃せません。
特に、完全な劣勢だった前半を失点することなく終えられたのは、2人の鋭い読みのカバーリングがあったからこそ。 代表とクラブの経験で、阿部は優秀な「DF」として成長しましたね。

いよいよ、駒野の課題はクロスの精度だけとなりました。
ドリブルもオーバーラップのタイミングも見事ですが、やはりいいクロスが入りません。モンテネグロ戦のアシストは、「下手な鉄砲」の印象を受けたのが正直なところですが、今後強豪国と対戦していく場合、その鉄砲の“銃弾の数”は確実に減りますし、中盤で中村らが厳しいマークに合うことで、駒野が放つ“1つの弾”が持つ重要性はより大きくなります。 その1つの弾で試合を決められるようなクロスの精度が、駒野には求められます。



日本としては、“引き分けでいい”
コロンビアとしては、“勝たなければならない(得点しなければならない)”
という優勝の条件でしたが、
本来、日本が最も「苦手」とするのは今回のコロンビアの条件であり、逆にコロンビアが最も「得意」とするのは、今回の日本の条件でした。
“守りに入らせたら巧い南米勢に、日本がどう攻撃するのか”、というのも見てみたかったです。

 

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International Matches

2007-06-04 | アーセナル

◯イングランド 1-1 ブラジル

得点)テリー / ジエゴ

HOME)イングランド

                        オーウェン
                A・スミス

          J・コール                 ベッカム

                ジェラード
                        ランパード

       ショーリー                       キャラガー
                  テリー     キング


                    ロビンソン


AWAY)ブラジル

                          V・ラブ
                ロビーニョ

         ロナウジーニョ                 カカ

                          ミネイロ
               ジウベルト・シウバ

       ジウベルト                     D・アウベス
                  フアン     ナウド


                      エウトン

主審)マルクス・メルク(ドイツ

<Welcome Back !!! Ex-England Captain !!!>
デイビッド・ベッカム、イングランド代表復帰ゲーム」として注目された試合は、後半23分、ベッカムのFKからテリーがヘディングで決めてイングランドが先制するも、後半ロスタイムにジウベルト・シウバのクロスをジエゴがヘディングで決めて同点。引き分けに終わりました。

現地マスコミも、ベッカムのプレーには満足のようです。セットプレーやクロス、サイドチェンジのキックの精度はさすがでしたからね。アシストという結果も残しました。 “前キャプテン”のアシストで“現キャプテン”がゴールを決めた、と現地も大盛り上がりでした。
おそらく、ベッカムの代表復帰に世界で一番反対していたであろう元イングランド代表DFテリー・ブッチャーの感想が聞きたいところですが、BBCに彼のコラムは見当たりません。

アーセナルのジウベルト・シウバは、キャプテンとしてブラジル代表を率いてフル出場しました。 そして、まさかの同点ゴールのアシスト。 記憶が確かなら、今季のアーセナルの試合で記録したアシストは1回だけなんですけどね(苦笑) ヘディングでのゴールもありましたが、オフサイドの判定(実際はオフサイドなし)を取られ、認められませんでした。

ブラジル代表の選手達は、イングランドの“フィジカル”な戦いにウンザリだったようです。 確かに、タックルの応酬は凄かったですね。 まぁ、イングランドのファンはそれに大歓声でしたが(笑) サッカー文化の違いです。

 

◯デンマーク 3-3 スウェーデン


主審)ファンデル(ドイツ)


アーセナルのMFリュングベリ(スウェーデン)、FWベンドナー(デンマーク)が見たくてネット観戦した試合ですが、壮絶な展開、幕切れとなりました。
前半にアウェイのスウェーデンが3得点しましたが、後半にデンマークが怒涛の反撃を見せて追い付きました。
しかし、ロスタイム直前、判定に苛立ったデンマークのファンが主審に暴行を加えて試合は中断。 そのまま試合は打ち切りとなってしまいました。


詳細
http://www.sanspo.com/soccer/top/st200706/st2007060405.html

 

予想通り、リュングベリは先発、ベンドナーはベンチからのスタートでした。
個人的には、どちらが勝ってもよかった試合でしたが、ベンドナーを見てみたかったので、スウェーデンが早めにリードしてくれれば出番があるかなと思っていました。 そして、その願いが通じたのか、アウェイのスウェーデンがまさかの3点リード(笑) ベンドナーは後半開始早々からの出場となりました。

リュングベリは、いつものファイティング・スピリット全快のプレーを見せていました。怪我上がりなんですけど、見ていてこちらがヒヤヒヤしてしまうほどでした。 まぁ、これが彼の持ち味ですからしょうがないですね。
怪我が多く、もう若くはないので、早く代表を“引退”してほしいというのが本音です。 シーズンを通したチームへの貢献がここ2年見られていませんから。

ベンドナーは、その高さを生かして前線で起点となっていましたが、全体的にはイマイチの出来でした。 アーセナルでプレーしていた時も気になっていたのですが、彼の運動量の少なさがどうも目につきます。
どっしりと前線で構えるタイプのストライカーなのかもしれませんが、ビハインドされ、他のチームメイトが追い付き追い越そうと躍起になっている時に、あそこまで動かないのはどうでしょう。 トマソングロンケアといったベテランの頑張りを見習ってほしいところです。
果たして、運動量の多いアーセナルのサッカーにフィットするのか、という疑問が現段階ではあります。

 

サッカーと関係のない話ですが、現在行われているテニスの全仏オープンの女子シングルス、シュニーダー(スイス)とシャラポワ(ロシア)の試合は凄かったですね~。
サッカーのCLで言えば、イスタンブールでのリバプールとミランの決勝と匹敵するぐらいの衝撃度の試合でした。
シャラポワの精神的強さと勝負に対する狡猾な姿勢は、全てのスポーツに通ずるものがあるかもしれません。

 

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“強化”になる対戦相手を

2007-06-02 | 日本代表

日本 2-0 モンテネグロ

得点)中澤佑二、高原直泰

HOME)日本

               矢野貴章     高原直泰

          山岸智                 遠藤保仁

               中村憲剛
                          鈴木啓太

       阿部勇樹                      駒野友一
               中澤佑二     坪井慶介


                    楢崎正剛


交代)山岸智 → 佐藤寿人
  高原直泰 → 水野晃樹
  遠藤保仁 → 今野康幸
  矢野貴章 → 巻誠一郎
  鈴木啓太 → 橋本英郎
  中村憲剛 → 藤本淳吾

 

いや~、てっきり、数日前までセルビア代表と戦うものと勘違いしていました(笑)
相手が相手というか、同じ「旧ユーゴ勢」でも、モンテネグロ代表は物足りなかったというのが率直な感想ですね。
今回のキリンカップを迎えるにあたって、日本テレビが番宣として過去のキリンカップの試合映像を再三流していましたが、過去にはフランス、アルゼンチンなどのサッカー大国と試合をしていたことを考えると、最近のキリンカップは、どうも“日本代表の強化”というキリンカップが持つ本来の意義を果たしていないように思います。


さて、試合で気になった点をいくつか。
この試合は、駒野が右サイドで何度も積極的にオーバーラップしてチャンスを作っていたのに対して、左SBの阿部の攻め上がりがあまり見られませんでした。 もちろん、攻守のバランスを考えてあえて抑えていた部分はあったでしょうが、攻撃が“右サイド一辺倒”になってしまっては、相手が相手なら簡単に対応されてしまうところですから、もう少し攻めの幅を増やさないと。
しかし、その“右サイド一辺倒”の攻撃の中で、日本は前半45分間を攻撃できていたわけですから、モンテネグロ代表の“自分達のウェークポイント”に対するケアの意識の低さには驚きでした。 監督から、左サイドの選手への指示はなかったのでしょうか?

ただ、その攻め上がりこそ見られなかった阿部ですが、モンテネグロが得点を取りに前線に人数を増やしてきた終盤は、ポジションを左SBから3バックの中央に移すなど、彼の器用さは、試合中に柔軟にシステムを変えていくオシムのサッカーには欠かせませんね。

選手達の間で混乱がないのであれば、
「(相手が)1トップ or 3トップ → 4バック」、「(相手が)2トップ → 3バック」
という試合中のシステムチェンジには大賛成です。 ジーコの時に、1トップで挑んでくるアジアの格下相手に対してディフェンスが3人いて、結局攻撃の手数が足りなくなる、という効率の悪さが観ていて非常にフラストレーションを感じさせましたからね。


また、他に気になったのは、日本代表の選手達が、審判の笛を聞く前に勝手にファウルと決めつけてプレー止めてしまったことです。
Jリーグでは、不必要なまでに審判がファウルを取ってくれますが、国際舞台ではそうはいきませんし、これから日本が戦うアジアの舞台では、より不可解なジャッジが多くなるはずですので、注意が必要です。


次はコロンビア戦です。
ジーコ・ジャパンは中南米の相手を苦手としていましたが、中盤で巧妙なパス回しと老獪な時間の使い方を見せる相手に対して、オシムがどういった戦法を打ってくるのかが見物です。

 

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