NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

Pires is Coming Back !!!

2009-03-25 | アーセナル

遅まきながら、先週金曜日に行われた「CL」準々決勝の組合せ抽選について。
決定した対戦カードは以下の通りです。


・ ヴィジャレアル(スペイン) vs アーセナル(イングランド)

・ マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) vs FCポルト(ポルトガル)

・ リバプール(イングランド) vs チェルシー(イングランド)

・ バルセロナ(スペイン) vs バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)


アーセナルの対戦相手は、スペインの強豪ヴィジャレアル
アーセナルが準優勝した05-06シーズンの準決勝と同じカードです。

あの時と違うのは、ホームとアウェイの対戦順が逆になること。
あの時は、1st legをホームで戦いましたが、今回は1st legをアウェイで戦います。
そしてヴィジャレアルには、当時はアーセナルに所属していた彼がいます。
ロベール・ピレスです。
たまにヴィジャレアルの試合を観ても、彼がボールを持った時の独特な“間”は健在。 ヴェンゲルも、
「“違い”を生み出せる選手」
と語るように、彼には苦しめられそうです。
しかし、多くのアーセナルファンは温かい声援を持って彼を迎えることでしょう。

ここでのピレスとの再会は複雑ですね。 いつかはやって来ると思いましたが、それが予想していた以上に早かったのは、監督であるペジェグリーニの手腕です。
決して豊富ではない資金で、有能な南米系選手とスペイン代表クラスの選手を上手く融合させています。
目指しているクラブの方向性とスタイルは、ヴェンゲルと共通するところが多いと思います。

バルセロナやイングランド勢との対戦は避けられたものの、難しく侮れない相手です。 今季、グループステージでヴィジャレアルはユナイテッドと同じグループに入り、2試合2分け。 ホームの「エル・マドリガル」はどのチームにとっても難しい場所ですし、実際に3年前の対戦では記憶に残るような苦戦を強いられました。
あれほど何もさせてもらえなかった試合というのも記憶にありません。

 

その他のイングランド勢2試合についても触れておくと、
ユナイテッドとポルトはユナイテッドで間違いなし。
ポルトは、アウェイの1st legを引き分けで終えたとしてもまだユナイテッドが有利と言えるほど、2チームの間には地力の差があるかと思います。

リバプールとチェルシーは、「CL」決勝トーナメントではお馴染みのカード。
準決勝で対戦した過去3回は、「2nd legをホームで戦ったチーム」が必ず次に進出しています。
チェルシーは、ヒディングの監督就任、エシァンの復帰、ドログバとランパードの復調といった要素が大きいです。
リバプールは、まさに今がコンディションのピークかのような好調ぶり。 この後どれほど今の調子を維持できるかがカギでしょう。

 

その他のCL最新情報は、ランキングへ!
(ブログ更新の励みになりますので、上のクリックで一票を投じて頂けると幸いです。)


1PK / 5

2009-03-12 | アーセナル

タイトルが表すのは、アーセナルのリーグ戦とCLの5試合での「総得点」です。
間に「FAカップ」で2部のカーディフを相手に「4-0」と大勝した試合を挟みますが、リーグ戦ではトッテナム、ウェストハム、サンダーランド、フルハム相手に無得点。
CLではローマ相手に「PK」による1点のみ。

ここ数年経験したことないほどの深刻な得点力不足に陥っています。
リーグ戦の4試合は昨季の同じカードなら勝ち点「12」を積み上げた相手ですが、それが今季はわずかに「4」
また得点はしたものの「1-1」で引き分けたグディソン・パークでのエバートン戦も昨季は勝利しています。 つまり、昨季は「15」を稼いだ相手に「5」しか稼げていません。
これだけで、すでに10ポイント失ったことになります。
 この現状では、CL出場圏内が危うい5位という今の順位も頷けます。


とにもかくにも、前線でのアイデアが足りません。
ロシツキー、セスク、アデバイヨール、ウォルコット、エドゥアルドら、“違い”を生み出せる選手が離脱したせいで、攻撃が単調になっています。

デニウソンとソングの中盤は、ドリブルの突破力もパスの展開力も物足りず、人を探して横パスを繰り返すのみ。
そして、エブーエは相変わらずミスが多く、ボールロストしてカウンターのピンチを招くこと多数。
ベントナーはまだまだ技術不足。レギュラーとしては心許ないです。

結局、カーディフ戦のように、ファン・ペルシーとナスリへの負担が大きくなってしまうのです。
2人の調子が良い時は得点が決まるし、そうでない時は決まらない。
最近は、特にエミレーツで相手がかなり引いて来るので、それをこじ開けるだけの攻撃ができていません。 選手層の薄さを痛感しています。


まぁ、以上のことは、「1-3」で勝利したミッドウィークのウエストブロムウィッチ戦の前に書くべきでしたね(笑)
最近は記事がかなりノンタイムリーになってまして(笑)

また、続く「FAカップ」のバーンリー戦でも「3-0」と勝利を収め、ここではエドゥアルドが素晴らしいゴールを決めてくれました。 天才としか言いようが無いゴールです。

今回の2試合で得点できたことで、チームがゴールへの感覚を思い出してくれることを期待します。
このバーンリー戦では、ウォルコットも復帰を飾りました。
そして今後、アデバイヨール、セスク、ロシツキーらが復帰してくれて、終盤は良い形でシーズンを終えてくれたらと願います。

その前に、まずは明日のローマ戦ですね。
本来であればホームの1st legで勝負を決めるべきでしたが、アウェイでどう戦うのかを注目したいと思います。

 

その他のプレミア最新情報は、ランキングへ!
(ブログ更新の励みになりますので、上のクリックで一票を投じて頂けると幸いです。)