NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

CL組合せ決定 ポルトガル、トルコ、ウクライナへの長距離移動

2008-08-30 | アーセナル

9日間も夏休みを取って、すっかり“怠けモード”に入ってしまった後、すぐに月末の仕事というのは、キツイですね~。
今週は時間的な余裕がなく、更新できませんでした…

また、現在の自宅ではまだスカパーに加入していませんので、「4-0」と大勝したトゥウェンテ戦も観れていません…


フルハム戦については一言。
「昨季の今頃を思い出せ。」
ということです。

フラミニ、フレブ、ジウベルト・シウバが抜けたことで、今季も開幕から先行きが不安視されているアーセナルですが、昨季は絶対的エースのアンリが抜けたことで、もっと悲惨な言われ様をしていました。
それを見返そうとがむしゃらになって奮起したことがスタートダッシュに繋がり、あと1歩というところで優勝を逃したというのが昨季の要約です。

しかし、フルハム戦では、そういった“チャレンジャー”としての気持ちや、“リベンジ”への思いというものが全く感じられませんでした。
インターナショナル・マッチ明けの疲労の影響というのも大部分あったでしょうが、それ以上に選手達の気持ちの切り替えの悪さに失望させられました。

昨季のように、小差(勝ち点4)で優勝を逃すようなことがあれば、
「あの時、引き分けいれば…」
「あの時、勝っていれば…」

と、後悔するのはわかりきっていることです。
選手層が薄いなら尚更、先を考えずに1戦1戦に集中して行かなければなりません。
今回の敗戦で、選手達にはそれに気付いてほしいと思います。


「CL予備予選」のトゥウェンテ戦は、相手が格下だったこともありますが、気を引き締めた結果が「4-0」の大勝でした。
相手監督のスティーブ・マクラーレンが、
「フルハム戦の後、“今がアーセナルと対戦するには最良の時だ”と誰かが言っていたが、実際は最悪の時だった。
と話していたのは、そういうことだったのでしょう。

 

話は変わって、木曜日に「CL組合せ抽選会」が行われ、アーセナルは「グループG」に入り、
ポルト(ポルトガル)、フェネルバフチェ(トルコ)、ディナモ・キエフ(ウクライナ)
と対戦することが決まりました。

かなり厳しいグループに入ったと思います。
CL決勝トーナメントの常連ポルト、昨季ベスト8のフェネルバフチェ、
による3チームの争いになると思いますが、どこも“ホームに強い”チームばかり。
ロンドンからの移動距離も大きな懸念です。 リーグ戦への影響も避けられないかもしれません。

 

最後に、締切期限を前に、夏の移籍について少し。
やはり、経験と能力を兼ね備えたセンタープレーヤーが1枚必要です。
シルベストルの獲得には驚きましたが、クリシーの控え、約1.5億円という移籍金の安さを考えれば、悪くない買い物だったと思います。 怪我がちなのは気になりますが。
あとは、ロシツキー、ディアビー、エドゥアルド、ビショフの復帰を待ちたいです。
特に、ロシツキーについては、彼がいるといないとでは、アーセナルのサッカーの“質”自体が少し変わってくるので、いち早く復帰してほしいと思います。
今は、21歳のセスクとナスリに負担をかけ過ぎています。

 

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ウェスト・ブロムウィッチ戦 Dream start for a new signing !!!

2008-08-21 | アーセナル

アーセナル 1-0 ウェスト・ブロムウィッチ


得点) ナスリ


HOME)アーセナル

                アデバイヨール
                       ファン・ペルシー

          ナスリ                  ウォルコット

                         エブーエ
                  デニウソン

       クリシー                         サニャ
                ジュルー     ギャラス


                    アルムニア


交代)ベントナー → ファン・ペルシー
   ウォルコット → トゥーレ


AWAY)ウェスト・ブロムウィッチ

                     I・ミラー


                   キム・ドゥヒョン
           ブラント                M・チェフ

                 モリソン
                       グリーニング

       P・ロビンソン                  ホーフケンス
                  メイテ  バーネット


                     カーソン


主審)ハワード・ウェブ

 

 

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「Arsenal.com」

 

 

アーセナルの「08/09シーズン・プレミアシップ」開幕戦は、昇格組相手の辛勝。
「アーセナルのシュート総数24(枠内シュート14)に対し、ウェスト・ブロムウィッチのシュート総数5」
というスタッズの割には、非常に苦しんだ印象を受けた試合でした。
しかし、これも「CL予備予選」のトゥウェンテ戦と同様で、開幕戦は結果が全てです。
「勝ち点3」を得たことを良しとしましょう。


開始早々から、アーセナルのペースでした。
ウェスト・ブロムウィッチ(以下WBA)の右サイドのスペースがガラ空き状態で、そこをアデバイヨール、ナスリ、クリシーの3人が突いていきました。
先制点の場面の、
“3列目からスペースに飛び込んだデニウソンが中に折り返し、それを中の選手が合わせる”、
という形は、アヤックス戦でアデバイヨールが決めた3点目と同じ形。
このように、昨季フラミニが見せたような攻撃参加をデニウソンができて行ければ、アーセナルにとっては大きいです。


“ホーム開幕戦で、期待の新加入選手が開始4分でゴール。”
という、チーム全体が勢いに乗って行くにはこれ以上ないシナリオとなり、相手は昇格組ということで、その後のゴール量産が期待されましたが、アデバイヨール、ファン・ペルシーら攻撃陣がフィニッシュの精度を欠き、結局最後まで追加点を奪えずに苦労することになりました。

 

現地メディアの情報を総合すると、WBAというチームは、監督がトニー・モウブレイに代わって以降、
「(ロングボール中心の)オールド・イングリッシュなスタイルとは一線を画し、ショートパスを繋ぐ攻撃的且つ魅力的なチーム。 アーセナルに近いタイプのサッカーをするよう進化した。
というポジティブな前評判を聞いていたのですが、後半は、ロングボール一辺倒の典型的なイングランド下部チームにしか見えませんでした(笑)

ただ、アーセナルにとってはそちらで来られた方が嫌ですし、それを感じてモウブレイもシフトチェンジを行ったのかもしれません。
長身でフィジカルの強いイスマエル・ミラーは、ギャラスとトゥレが苦手とする典型的なタイプのFWですし、実際にギャラスは何度も競り負けていました。
そして、韓国代表のキム・ドゥヒョンがそのミラーの落としたボールをうまく繋いで、攻撃の形を作っていました。
この日のWBAのベスト・プレーヤーは、キム・ドゥヒョンでした。

 

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アーセナル側のMVPは、もちろんナスリ
先制点を取っただけでなく、攻撃のキープレーヤーとしてピッチに君臨していました。
ドリブルで前に運んでいくこともできる上に、ボールを落ち着かせることもできる。 シュート意識も高い。
また、体を上手く使って強いフィジカル・コンタクトにも対応し、守備でもチームに貢献しました。
 他国リーグで活躍したテクニシャンが“プレミア初年度”に陥りがちな、持ちすぎてボールロストが多くなるということも見られませんでした。
チームへの適応は予想以上に早いようです。 あの終始絶やさない笑顔も、チーム全体の雰囲気を明るくさせる好材料ですね。
この試合を見ると、セスクとロシツキーがいない今、ナスリにかかる負担は大きくなりそうです。


次に良かったのと思うのは、クリシーです。
プレシーズンでは、昨季の良かった時の60~70%ぐらいしか出せていない印象でしたが、コンディションをこの日に合わせていたんでしょうか?
ナスリとの左サイドでのコンビネーション(特に、ボールを受ける・引くというタイミング)は既に抜群でしたし、良い攻め上がりを何度も見せました。


デニウソンは、先制点のアシストはもちろんこと、本職の守備でも頑張りました。
あまり目立ちはしませんでしたが、相手のカウンターの芽を摘むような良い寄せが何度か見られました。
守備時には、エブエやウォルコットにコーチングを送るなど、少し頼もしくなった印象を受けました。


ジュルーは、トゥウェンテ戦同様、オフサイドトラップのかけ損ないさえなければ、最高に近い出来でした。 ゴールライン上でのクリアには本当に救われました。
この調子を維持してくれれば、本調子でないトゥーレに無理をさせないことが可能になります。
ところで、そのトゥーレが明らかにウェイトオーバーな気がするのですが… そう見えるのは私だけでしょうか…


逆に、悪かったのはアデバイヨールです。
何か彼の頭の悪さが出ていたと言うか、勝負すべきところと味方にパスを送るべきところの判断が全て真逆でした。
アンリの悪い時のように、やたらと左サイドに張り付きたがる癖も、チームにとって効果的ではありません。

ただ、アデバイヨールに関しては“not his day”という感じで、ストライカーにこういう日は付き物と思ってあまり心配はしていませんが、もっと心配なのがウォルコットです。
プレシーズンからずっと良くありませんし、せっかく昨季終盤に才能の開花を見せ始めたのに、現在は昨季の今頃に逆戻りしてしまっています。
もっとパフォーマンスを安定させないと、ロシツキーが戻って来た時には、再びベンチに追いやられることでしょう。


エブーエは、この日はセンターでの起用。
彼のユーティリティーぶりを証明するように、予想以上にこのポジションにフィットしていましたが、シュート精度が課題です。
全体的には良い出来だったのですが、シュートの残念さの方がどうしても印象強く残ってしまいます。 ただ強く打っているだけで、コースが二の次になっています。

 

話は変わって、今季から、プレミアシップでのベンチ入り人数が「5人」から「7人」に増えたことは、大きな変革でしょう。
選手にとって、ベンチにいるのとベンチ外にいるのでは心象が違います。
また、ベンチに置ける選手が増えたことで、若手や怪我明けの選手を置くという余裕も生まれてくるはずです。

まぁ、この「7人」というのは本来ワールド・スタンダードであり、ただ単にイングランドが世界から遅れていただけのことでありますが。
『外国人選手が多くなって、国内の若手の出場機会がなくなってきている。』
と、毎年毎年同じことを心配する暇があったら、さっさとベンチ入り人数を7人にしろよ!!!

とは、私管理人が同じく毎年のように持ち続けていた不満ですが、それがようやく解消されました。


そして、「ベンチ」という話で言えば、マンチェスター・ユナイテッドがニューカッスルとの開幕戦で引き分けたこともそうでしょう。
ロナウド、テベス、ナニを欠き、ベンチに控えていたのは、ネビル、オシェイと、その他ユース選手。
あのユナイテッドと言えど、
キープレーヤーが数人欠けるだけで、サッカーの質がここまで落ちるのか」という意味で、興味深かったです。

 

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トゥウェンテ戦 poor game, still great result

2008-08-19 | アーセナル

トゥウェンテ 0-2 アーセナル


得点) ギャラス、アデバイヨール


AWAY)アーセナル

                アデバイヨール
                       ファン・ペルシー

          ウォルコット                エブーエ

                         ラムジー
                  デニウソン

       クリシー                         サニャ
                ジュルー     ギャラス


                    アルムニア


交代) ウォルコット → ランドール
  ファン・ペルシー → ベントナー


主審)マジェンコ(スペイン)

 

 

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「Arsenal.com」

 

 

アーセナルの08/09シーズン初の公式戦は、オランダの地での辛勝。
一昨年のディナモ・ザグレブ「3-0」、昨年のスパルタ・プラハ「2-0」と、
内容は芳しくないながらも、「CL予備予選3回戦」のアウェイでの1st legで理想的な結果を残しているアーセナル。
その傾向は、今年も続きました。


試合は、序盤からトゥウェンテのフィジカルな戦いに苦しみました。
高い位置からの人数をかけてのフォアチェック、ボールを奪った後の素早いカウンターに、その逆の奪われた時の素早い戻り、
という攻守の切り替えの早さは見事でした。
トゥウェンテの監督は、前イングランド代表監督のスティーブ・マクラーレン。 さすが、アーセナルの嫌がることをよく知っています。


しかし、その前半に集中力を注ぎすぎたせいか、後半のトゥウェンテは攻守の切り替えと個々人がボールを持った時の判断が遅くなって、ミスを多発してくれたおかげで、アーセナルが本来のサッカーを取り戻したわけでもないにも関わらず、流れをこちらに引き寄せることが出来ました。
そして、63分にFKからギャラスのゴール、83分にはウォルコットのアシストからアデバイヨールが追加点を決めて、勝負あり。
アーセナルが、CL本戦出場の切符をほぼ手中に収めました。

 

正直、収穫は「2-0」で勝利したことのみと言ってよく、それ以外の内容は目も当てられないものでした。
しかし、「CL予備予選」に結果以外のことは求めていないので、それも良しとしましょう。


内容が悪かった原因は、両サイドを含めた中盤の選手の出来が悪かったことです。
相手の早いプレッシャーに屈して、デニウソンとラムジーの2人がゲームをうまく作れませんでしたし、ウォルコットとエブエもロシツキーやナスリのようにサイドでボールをキープしたり、ラストパスを出したりという役割を務め上げられませんでした。
特に、ラムジーはまだまだトップレベルでは使えないということがこの試合で確認できました。

この辺りに、選手層の薄さというものが表われています。
セスクが当分の間不在ですので、ソングがオリンピックから戻って来たら、デニソウンとソングのセンターになるかもしれません。

 

この試合で良かったのはジュルーです。
中盤でうまくパスが回らない停滞した状況の中で何度か見せたドリブルでの攻め上がりは効果的でした。 アデバイヨールの追加点も、ジュルーのウォルコットへの精度の高いロングフィードから。 本職の守備でも落ち着いた対応を見せました。
唯一いただけなかったのは、オフサイドトラップのかけ損ない。ラインコントロールはまだまだ甘いです。
このラインコントロールというのはアーセナルの守備の生命線ですので、もっと勉強してもらわないと困ります。

 

明日は、「プレミア開幕戦」のWBA戦のレポートをお届けします。

 

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アムステルダム・カップを2試合続けて

2008-08-17 | アーセナル

約1か月ぶりに、関東に戻って参りました!!!
いや~こっちは涼しいっすね~。
 あーもうあの暑さには戻りたくない(笑)


さて、書くことがえらく溜まってしまいましたので、これからは立て続けに更新していきたいと思います。
まず初めに、遅まきながら、オランダで行われた親善大会「アムステルダム・カップ」の2試合を簡単に。
この大会で、アーセナルは連覇を達成!!!。

 

○ アヤックス 2-3 アーセナル


得点) スアレス、フンテラール / アデバイヨール2、ベントナー


HOME)アヤックス

                    フンテラール

           シビタニッチ             L・スアレス

                リングレン    アイサティ

                      ガブリ

       シルダー                       B・シルバ
                 アニタ      オレゲル


                   ステケレンブルグ


AWAY)アーセナル

                アデバイヨール
                       ファン・ペルシー

          ウォルコット                エブーエ

                  セスク
                        デニウソン

       クリシー                         サニャ
                ギャラス      トゥーレ


                    アルムニア


交代)  ウォルコット → ベントナー
      デニウソン → ラムジー
         セスク → ウィルシャー
   ファン・ペルシー → センデロス

 

 

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「Arsenal.com」

 

 

< Amazing Comeback !!! >
前半を終えた段階ではどうなるかと思いましたが、後半に選手達が意地とプライドを見せた形です。

アヤックスは、とにもかくにも、右ウイングのルイス・スアレスが秀逸の一言でした。
あのC・ロナウドを毎試合完璧に抑えるクリシーが、1対1でいとも簡単にやられてしまいました。
“左利きの右ウイング”ということで、パスやドリブルのコースを消すのが難しい選手ですし、ウルグアイ人らしく、ドリブルの間というのが独特です。
スピードもある上に、守備意識も高い。 見た目と違ってまだ21歳と若いので、近い将来、3大リーグで彼を見る日は近いでしょう。


前半もチャンスがなかったわけではありませんが、それを決められずにいると、当然の如く流れは相手へと傾きます。
休み明けのセスクとトゥーレのコンディション不足が明らかで、失点シーンのスアレスの豪快ボレーも、トゥーレのクリアミスによるものでした。

そして、先制された後は、若さの悪い面も露見しました。
集中を欠き、相手の早いリスタートへの対応が遅れ、フンテラールにゴールを決められ失点。
この間、わずか2分間の出来事で、ものの見事に守備が崩壊している様子が窺え、大量失点による大敗もイメージされましたが、アーセナルは後半に持ち直しました。

66分、それまでクロスの精度を欠いていたエブーエが、右サイドを駆け上がってアデバイヨールにドンピシャのクロスを送り、これをアデバイヨールが頭でしっかり決めて1点を返すと、
73分には、相手のバックパスのミスを突いたアデバイヨールが、GKとの1対1の状況で冷静にベントナーへパスを送り、フリーのベントナーが右足で決めて同点。
アーセナルが勢いに乗り、アヤックスのホームの地の利を感じなくなると、最後は83分、積極的な攻め上がりを見せたデニウソンのアシストからアデバイヨールがこの日2点目を決めて逆転。
最後になってようやく、地力と経験の差を見せつけることができました。

 

・ マッチハイライト

 

セスクとトゥーレも、後半はだいぶ良くなりました。
後半は全体的にも攻守に安定を見せ、自分達のやりたいサッカーがある程度できていましたし、守備で危なっかしい場面というのもありませんでした。

気になるのは、この試合でセスクとトゥーレが怪我をしてしまったこと。
劇的な逆転勝利もいいのですが、公式戦の開幕を1週間後に控えた調整試合としては、いささかハードワークが過ぎた試合でありました…

 

 

○ アーセナル 1-1 セビージャ


得点)  ヴェラ / チェバントン


アーセナル)

                         ベントナー
                   ヴェラ

            J・トーマス             ウィルシャー

                          ラムジー
                   ランドール

        ギブス                           ホイト
                 センデロス    ジュルー


                    ファビアンスキー


交代)  ジュルー → サニャ
      トーマス → デニウソン
   ウィルシャー → ウォルコット


セビージャ)

                   ルイス・ファビアーノ

                      A・コネ

          D・カペル              ヘスス・ナバス

                 マレスカ
                            レナト

       クレスポ                          コンコ
                 D・プリエト   モスケラ


                     ヴァルガス

 

 

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「Arsenal.com」

 

 

< Narrow Draw >
試合開始早々に、ヴェラの個人技による素晴らしいゴールで先制しましたが、その後は、「2.5軍」のアーセナルと、「1.5軍」のセビージャの地力の差が出てしまいました。
その差を、GKファビアンスキーの再三に渡る好守のおかげで埋めて、なんとか引き分けに持ち込んだ、
というのが試合の要約です。

ファビアンスキーの至近距離からのボールの反応は素晴らしく、これは昨季から感じていることですが、“神憑った時”の存在感という意味ではアルムニアよりもずっと上を行くと思います。
ヴェンゲルからの信頼も得ていますし、もしアルムニアが昨季のレーマンのようにミスを多発することがあれば、今季中の守護神交代というのもあるかもしれません。

全体の話をすれば、セビージャに押されっぱなしでした。
これはもう、チームの修正点というよりは個人の守備能力の問題かと。
特に今回は、こちらの左サイド、つまりセビージャの右サイドからの攻撃にいい様にやられてしまいました。
前半はギブス、前半中盤から終盤まではジェイ・トーマス、そのトーマスが下がってからは再びギブスが「左SB」を務めましたが、2人が守備の軽さを露呈。
まぁ、トップチームでの経験がほとんどない17,8歳の彼ら(それに、2人とも本職は違うポジション)
にヘスス・ナバスとルイス・ファビアーノを抑えろというのは酷な話かもしれませんが、ポジティブに考えれば、良い勉強になったことでしょう。


ウィルシャーは、ボールを持った時にやはり特別なセンスを感じさせましたが、どうもお疲れ気味のようで、これまでの試合で見せたような動きのシャープさはありませんでした。 また、当然のことですが、このレベルの相手と戦う時にはフィジカル不足も課題になります。

ランドールについては、非常に大人しい“現代っ子”の印象を持っていたのですが、意外と負けん気の強い性格の持ち主のようです。 ウィルシャーと2人でカペルとかなりやり合っていましたね。 プレミアで戦っていく上では、ああいった姿勢も重要ですから、悪くないことだと思います。

 

明日は、「CL予備予選」のトゥウェンテ戦のレポートをお届けします。

 

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公式サイト、リニューアル !!!

2008-08-12 | アーセナル

前々から言われていた、アーセナル公式サイト「Arsenal.com」のリニューアルがようやく行われました!!!


リニューアルされた公式サイトは、こちら。
http://www.arsenal.com/home

 

見やすくなった…のかな?
まぁ、背景色が白になったのが最大で唯一の変更点でしょう。
このサイトを見るのが欠かせない日課になってから、もう5,6年経ちますが、ずーっと変わりありませんでしたからね~。
ようわからんけど、これはモノすんごい革新的なことなんだと思います(笑)

 

話は変わりますが、
週末から“夏休み”を取り、約1ヶ月ぶりに実家に帰ってゆっくりできるんで、その時に、
「アムステルダム・カップ」、「北京オリンピック」、「プレミア開幕戦」
の試合を振り返ろうかと思います。


アムステルダム・カップは、どうやらスカパーで放送があったらしいですね。
アヤックス戦は「Arsenal TV Online」でフルで観ましたが、セビージャ戦はまだ観れていません。
1人暮らしを始めて出費が激しいんで、シーズンオフの今はまだスカパーに加入できていません…
まぁ、その辺りも含めて週末にゆっくりと。


それにしても…
お盆は道路が混みます…

 

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レアル・マドリード戦 エミレーツ・カップ

2008-08-09 | アーセナル

アーセナル 1-0 レアル・マドリード


得点)アデバイヨール(PK)


HOME)アーセナル

                アデバイヨール
                      ファン・ペルシー

          ナスリ                 ウォルコット

                 デニウソン
                         ディアビー

       クリシー                         サニャ
                センデロス    ギャラス


                    アルムニア


交代)ファン・ペルシー → ヴェラ
      ウォルコット → エブーエ
       ディアビー → ラムジー
          ナスリ → ウィルシャー
    アデバイヨール → ベントナー
        ギャラス → ジュルー


AWAY)レアル・マドリード

                      ラウル

           ロビーニョ                カレホン

                 バチスタ      グティ

                     ディアッラ

       M・トーレス                       サルガド
                 エインセ   J・ガルシア


                     デュデク

 

 

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「Arsenal.com」

 

 

遅まきながら、「エミレーツ・カップ」レアル・マドリード戦を簡単に。
試合は、「Arsenal TV Online」で観戦しました。
(社会人になると、深夜の観戦はホントにキツイです…)


前日に「0-1」で敗れたユベントス戦と違って、今回はほぼベストに近いメンバーで臨んだアーセナル。 2試合トータルで見ても、
“レアル戦に照準を合わせた”アーセナル、
“アーセナル戦に照準を合わせた”ユベントス
、という構図は明らかでしたね。
そのユベントスは、この試合の前に行われたハンブルクとの試合で「0-3」と敗れています。


試合は、より“開幕戦の日程が近い方”が有利に働いたといった感じで、チームとしての仕上がりはアーセナルの方が完全に上回っていたと思います。

先にレアルについて触れておくと、
目立っていたのは、ロビーニョ、途中出場のロッベン、“フレンドリー・マッチ”ができないサルガドとエインセぐらいで、ラウル、ファン・ニステルローイ辺りは完全に消えていました。
バチスタはもちろん、言うまでもなし。 久しぶりにエミレーツのピッチを踏んだ彼でしたが、チームへの貢献度の低さは相変わらずでした(苦笑)

 

対して、アーセナルは順調な仕上がりを見せていました。
ファン・ペルシーを攻撃の基点として、アデバイヨール、ウォルコット、ナスリらがそれぞれの持ち味を発揮しました。
長年の課題であるシュートの少なさや、特にウォルコットで言うところのフィニッシュの精度の低さに不満は残りましたが、チーム内個人間でのコンビプレーが鮮やかに決まりました。
PKによる勝利でしたが、コンディションを上げて行き、これにセスクが加わればと思うと、先は楽しみに思えてきます。

 

そのPKを決めたアデバイヨールは、周囲の懐疑的な視線を蹴散らすパフォーマンスを披露しました。
やはり、彼の前線での攻守における運動量と背丈の高さは、えてして足下に集まりがちになるアーセナルの攻撃に、大きなアクセントを加えます。
レアル守備陣にとっては、アデバイヨールに対して、嫌なイメージが植えつけられたことでしょう。 


ナスリも予想以上にフィットしていました。
今後はプレミアのフィジカルな戦いに慣れる必要があり、時間はまだまだかかるかもしれませんが、アーセナルのサッカーに適応するのには、そう時間はかからないのではといったポジティブな印象を受けました。


途中出場した選手の中では、当ブログ注目のジャック・ウィルシャーがやはり印象に残りました。
と言ってる間に、ウィルシャーは首脳陣の評価を高め、ついにファースト・チーム入りすることが先日発表されました。
背番号は、昨季までジウベルトが付けていた「19」です。


逆に、今回一番心配になったのは、ディアビーです。
この日のプレーを見ていると、彼が希望するセンター・ポジションは任せられません。
何より、判断が遅く、持ちすぎの傾向があるため、中盤低い位置で奪われてピンチを招くシーンが何度も見受けられました。
サイドに散らすパスにも丁寧さが欠けるため、容易にインターセプトに合い、これまた何度もピンチを招きました。
センターでプレーするには、もっとシンプルなボール捌きを心がける必要があるでしょう。 現状では、彼はサイドの方が適任のようです。

 

守備については、今回はそれほど問題はなかったかと。
ディアビーのミスによるものが一番でした。


まぁ色々とありますが、何はともあれ、まだ“プレ・シーズン”なので、それほど心配することはないでしょう。
敗れたユベントス戦も、内容ではこのレアル戦以上のものでした。

 

簡単ですが、今回はこれぐらいに。
次回は、毎年恒例の「アムステルダム・トーナメント」のマッチレポートをお届けします。
あ~眠い…

 

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今度こそインターネット復活!

2008-08-05 | 日記

どうもー!!! またまたお久しぶりです!

 

前々回の記事で、
「7月26日にインターネットの使用が可能になって、ブログが再開できる」
と、お伝えしましたが、まだプロバイダーの工事が残っていました…

しかし、それも無事終わり、この日曜日からようやく本格的にブログが再開できることになりました。


いや~長かった…
全く知らない土地でインターネット無しはキツイ…

これまでのプレシーズンは、実はバーネット戦しか見れていません。
その前回の記事で、クラブの大局的な話を書くと予告しましたが、
とりあえずは、昨日行われた「エミレーツ・カップ」のレアル・マドリード戦のマッチレポートから始めようかと思います。 書くこと溜まりまくりだなぁ~。。。

というわけで、また今後ともよろしくお願いします♪

 

最後に、サッカーとは全く関係ありませんが、このブログを見てくれている社内の友人宛てに一言。
あの“社内報”の「9月号」に載りまーす!!!(笑)

 

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