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2010/2011 Premiership opening match

2010-08-24 | アーセナル

遅まきながら、プレミアシップ開幕戦のリバプール戦を。
大勝したブラックプール戦はまた後日に。


○リバプール 1-1 アーセナル

得点)ンゴグ / OG

HOME)リバプール

                     ンゴグ

           ヨバノビッチ               カイト

                    J・コール

               ジェラード   マスチェラーノ

       アッガー                        ジョンソン
               シュクルテル   キャラガー


                     レイナ


AWAY)アーセナル

                     シャマフ

           アルシャヒン             エブーエ

                 ナスリ    ウィルシャー

                     ディアビ

        クリシー                        サニャ
               フェルマーレン  コシエルニー


                    アルムニア

交代)エブーエ → ウォルコット
  ウィルシャー → ロシツキー
   ディアビー → ファン・ペルシー

 

プレミアシップ開幕戦にして屈指の大一番は、内容から考えてお互いにとって公平な結果に終結しました。

リバプールにとってはJ・コールの退場が不運と言えるでしょう。一発レッドは少し厳しい判定だったかと。
また、試合を分けたポイントでもあると思えるのが、後半にコシエルニーがF・トーレスを倒したシーン。 非常に微妙な判定で、10人主審がいたら5人はファウルと取ってもおかしくはない場面だったと思います。
もしあそこでリバプールにPKが与えられていれば、アーセナルは苦しかったでしょう。


そのコシエルニーの退場も、2枚とも故意的なものではなく厳しいものだったと言えます。 しかし、この試合の彼は評価に十分値する出来でした。
対人プレーではほとんで勝利していましたし、ビルドアップも丁寧でプレーのテンポが非常に良いです。
フランス代表CBスキラッチの獲得がほぼ決定とのことですが、プレシーズンの内容から判断して、今季彼がフェルマーレンの相棒役を務めることは確実でしょう。

開幕スタメンのウィルシャーは大きな課題を残しました。
楔のパス、中盤でのスクエアなパスに精度を欠き、何度もボールを失いました。
失点シーンも含めて前半から“ビッグマッチでやってはいけない”軽いプレーが目立ちました。

彼が疑いのない才能の持ち主であることは間違いないため、あとは今回のようなミスを反省して次に生かせるかどうかです。

ロシツキーがゲームを変えました。
ピッチの中心に位置して、パスで攻撃を組み立てるセスクの役割を果たした上、ドリブルで攻撃にアクセントを加えていました。

セスクがトップコンディションに戻るまでにはまだ時間がかかり、キープ力で違いを見せ貢献していたナスリが怪我1ヶ月ほど離脱することもあり、今後彼への負担が大きくなることでしょう。

シャマフはその滞空時間の長いヘディングで同点ゴールの場面に絡みました。
チームのスタイルに完全フィットとまではいっていませんが、彼の高さはアーセナルの新しい武器です。

最後にアルムニアについて。
彼は安定感があるハイクラスのGKですが、プレミアシップやCLのタイトルを獲得するチームのGKではありません。
ンゴグのシュートは素晴らしかったですが、防ぎようがなかったか聞かれればそうではなかったかと。 特に、スパーズ戦のジョー・ハートのセーブのクオリティを見れば尚更です。
フルハムのシュウォーツァーが強くリンクされていますが、個人的にはより若くより大舞台に強いギブンを希望したいです。 ハートの台頭により移籍を志願しているとのこと。 ヴェンゲルはシティに在籍している彼の待遇面を案じて獲得に消極的とのことですが、このチャンスを逃しては、ヴェンゲルのタイトルへの“本気度”を疑います。

 

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New signing and Youngster so far

2010-08-15 | アーセナル

お久しぶりです!

アーセナルはプレシーズンが終了し、早くも今週末にプレミア開幕を迎えます。
そこで今回は、これまでのプレシーズンマッチ全試合を観戦した印象から、新加入選手と期待の若手についてを振り返ろうと思います。

 

<新加入>
・マルアーヌ・シャマフ
プレシーズン初戦のバーネット戦から起用されていますが、試合毎に良くなってきています。 若干パワー不足の感がありますが、ポジション争いのライバルと思われるベントナーよりはずっとプレーが丁寧であり、スピードもあります。
また、彼は“典型的なストライカー”というよりは“チームプレーヤー”であり、ここまでは特にアルシャヒンと良い連携を見せています。
ファン・ペルシーが調整不足であるため、彼が開幕戦のスタメンを張ることは間違いありません。


・ローラン・コシエルニー
プレシーズンここまでを観れば、アーセナルは良い買い物をしたかもしれません。
彼が昨年のビッグヒットであるフェルマーレンになれる可能性を感じます。
彼もフェルマーレンと同じで、積極果敢なスタイルが持ち味。どんどんと前に出て行く素早いプレスが有効的です。
足元の技術も高いよう。 課題は高さと、彼がこれまで経験したことないであろう殺人的なプレミアの過密スケジュールにおいてどこまで安定性を保てるかどうか。

 

<若手>
・ジャック・ウィルシャー
ボルトンでのローンの経験により、フィジカル的な逞しさの他、トップチームで戦う自信をつけて戻ってきてくれました。
ついにはイングランド代表に選出。まさに長足の進歩を遂げています。
この年齢でこの完成度は驚嘆しますが、まだまだ1stチームのレギュラーからすれば劣るのは事実。 下のフリンポンと同じで、ミスを減少させていけば、今季中のレギュラー奪取もあり得ます。
(まだウィルシャーを知らないという方に、ジャック・ウィルシャー動画


・エマニュエル・フリンポン
このプレシーズン一番の“掘り出し物”と言えば彼。 昨季後半にトップチーム入りしたイーストモンド、生え抜きで首脳陣期待のランズバリー、年長のランドールらを差し置いて台頭してきました。
プレマッチではソングの不在を感じさせない活躍を見せました。 運動量豊富で身体の使い方が上手く、ボール奪取能力に長けています。
ただ、まだまだ中盤でのパス捌きが荒削りで、時に致命的なミスパスも犯すため、ハイレベルの試合で起用するのは怖いところ。そこの部分が改善されていけば、十分に戦力として使える目処が立ちます。


・キーラン・ギブス
ウィルシャー同様、彼も今週イングランド代表に選出。 今季は飛躍のシーズンとなるかもしれません。
もちろん、クリシーの状況によるところが全てですが、クロスの精度などは既に先輩を超えている部分も。 元々は中盤の攻撃的な選手だけに、1対1の守備が今後の課題となります。

 

 

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