NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

世界が予想する日本代表スタメン

2006-05-30 | 日本代表

もう、オーストラリア戦の先発メンバーは、


日本)
               高原直泰
                         柳沢敦

                   中村俊輔

       三都主アレサンドロ               加地亮

                        中田英寿
               福西崇史


           中澤佑二   宮本恒靖    坪井慶介


                    川口能活

 

で、決定のようですが、どうやら「世界」が考える日本のベストメンバーは違うようです!!!

以下はイギリス・Sky SportsのW杯コーナーにおける、「日本代表特集」のリンク。
ここの中央右に表示されてある、「POSSIBLE TEAM」に注目して見てみましょう!!!
リンク先は、こちら!!!
http://home.skysports.com/worldcup/club.asp?clid=1266


スタメンは…

 

日本)
               柳沢敦      高原直泰


       中村俊輔                   中田英寿

              小野伸二     小笠原満男

                    稲本潤一


           中澤佑二   宮本恒靖    坪井慶介


                    川口能活

 

ん、コレ強くないか!?

守備のバランスとかおいといて、「日本の長所」を最も引き出せそうなフォーメーションのような気がするんですけど…

おそらく、イギリスのメディアは日本の試合なんて見てないでしょうから、
セルティック(スコットランド)の中村、ボルトンの中田、WBAの稲本、ウェストハムの(練習に参加した)小笠原、といった良く知ってる名前だけで選んでるでしょうが(笑)
どうしても点が必要な時には、4バックにするよりも、

三都主アレサンドロ →  小野伸二
    加地亮     →  小笠原満男

という交代の方が得点の可能性は上がりそうですね~。 交代のもう1枚はFW増やすか代えるで。

「こうすれば強いんじゃない??」
といった「世界」の熟考なしの予想が、実は日本代表に対して、「長所の生かし方」を示唆しているような気がするのは自分だけでしょうか??

 

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ジダン、パリ・ラストダンス

2006-05-29 | 国際Aマッチ

フランス 1-0 メキシコ

得点)マルダ

HOME)フランス

                   トレゼゲ
                               シセ

                    ジダン
          マルダ

                        ヴィエラ
               マケレレ

       アビダル                     サニョル
               ギャラス    テュラム


                   バルテズ

交代)ギャラス → シルベストル
    ヴィエラ → ヴィルトール
    マケレレ → A・ディアッラ
    テュラム → ブームソン
     ジダン → ドラソー
    トレゼゲ → リベリー


AWAY)メキシコ

             ボルヘッティ    G・フランコ

                   L・ペレス

       ピネダ                      カストロ

               パルド
                         マルケス


           サルシド   スアレス    オソリオ


                  O・サンチェス


<不完全燃焼のラストダンス>
フランス代表ジダンのパリ・ラストゲーム。
「グループG」と「グループD」のトップシード同士の対戦となったが、スタジアムに詰め掛けたファンの心持ちと、監督ドメネクの采配が完全に「お祭り」モードだったことで、試合は終始緊張感欠いた展開となってしまった。

前半はメキシコの狙い通り進んだ。
フランスはボールをキープするが、攻撃において「ジダン経由」が常に必要となっているため、横パスが多くなってしまい、頼みのジダンも相手に素早く囲まれてボールを奪われるシーンが目立った。
そして、メキシコは得意のボール回しで徐々にリズムを掴んでいく。
フランスのパッとしない印象ばかりが目立って前半を終えようとしていたが、ロスタイム1分、サニョル(バイエルン・ミュンヘン)のクロスをマルダ(リヨン)がトラップして落としたボールを、そのまま左足で蹴りこみ、ニアサイド天井に突き刺して先制!!
直前まで、パリの大観衆からブーイングを浴びていたほどのチームの出来の悪さだったが、なんとか帳尻を合わせて前半を終えた。

もはや、ジダンは「絶対的な存在」ではなくなってしまったのか?
そんなことも頭をよぎったが、後半開始すぐにジダンがドラソー(PSG)と交代してピッチを退くと、フランスはボールの落ち着きどころがさらになくなってしまい、攻撃もシセ(リバプール)とヴィルトール(リヨン)のスピードに頼るだけの単調なものになってしまった。

ジダン抜きでも、フランス代表の個々の選手能力を考えれば、どこを相手にしてもある程度は主導権を握り、自由にボールを回せるはずだが、どうやら他の国の人間が考えている以上に「ジズー」の存在は大きいようで、
「まず、ジズーを見る」
といった習慣がチーム内に染み付いてしまって、応用が利かなくなっている。
 しかしこれでは、フランス代表の誰もが「所属クラブ以下」のプレーしかできなくなってしまうのではないか?
「偉大すぎるカリスマ」の、両刃の剣の側面を見た気がした。

試合はそのまま1-0のスコアで終了。 テュラム、ギャラス、マケレレらが下がった終盤は守備の不安も露呈してしまった。


しかし、つくづく可哀想なのは、第2GKとしてベンチを温めることを強いられているクペ(リヨン)だ。
リヨンでは国内5連覇。 CLでは3年連続ベスト8に進出し、名実ともに2位以下を大きく引き離した「守護神」の座につくことを誰もが予想したが、まさかの「バルテズ(マルセイユ)の控え宣告」。
クペがリヨンで輝かしい5年間を送っている間、バルテズはCLにほとんど出場しなかったし、2004年のUEFAカップ決勝ではレッドカードをもらって戦犯となった。 また、唾吐き行為で最近までリーグ戦、代表戦ともに長期出場停止をくらっていた。
送ってきた時間にここまでの差があるにも関わらず正GKになれなかったクペの不満は当然だし、
「これ以上、どうやったら正GKになれるんだ?」
というのが本音だろう。 この試合、バルテズはゴールにへばり付き、クペの更なる怒りを買いそうなミスキックでピンチも招いた。


「お祭り」とは程遠く、暗雲漂うばかりの「ジダン・ラストダンス」だった。

 

 

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オーストラリア研究

2006-05-27 | 国際Aマッチ

オーストラリア 1-0 ギリシャ

得点)スココ

HOME)オーストラリア

                    ヴィドゥカ
          ブレシアーノ
                              ステリョフスキ

                スココ
                           クリナ

                     グレッラ

       チッパーフィールド                 エマートン
                 ニール   C・ムーア


                     カラッチ


AWAY)ギリシャ

                サマラス    カリステアス

          カツラニス              ジャンナコプーロス

                カラグニス    バシナス

        フィッサス                     セイタリディス
                 デラス    キルギアコス


                    ニコポリディス


<敵情視察>
日本代表の選手・スタッフらも福島の宿舎できっと見ていたであろうこの試合。

開始から圧倒的なオーストラリアのペースで試合は進む。
ギリシャは中盤とディフェンスライン間にぽっかりとできてしまったスペースを突かれて劣勢に立たされる。
そして、オーストラリアは左CKからヘディングで繋いだボールを、ペナルティーエリアの外からスココ(ウィガン)がダイレクトで左足ボレーを決めて先制!!
この後も、オーストラリアが攻めるも追加点は奪えず、そのまま1-0で試合終了。 ギリシャは全くいいところがなく、オーストラリアが危なげなく勝利した。


この試合を見て日本が注意すべきと思ったのは、まずヴィドゥカ(ミドルズブラ)のポストプレー
ヴィドゥカにボールが入ると、ブレシアーノ(パルマ)、ステリョフスキ(バーゼル)、スココ、クリナ(PSV)らが一斉にトップスピードで上がってくる。 体とは似つかわず、柔らかいコントロールと正確なワンタッチパスを持つヴィドゥカが、オーストラリアの攻撃の第一段階とフィニッシュを担っている。 まずはヴィドゥカに簡単にボールを入れさせないことが先決だろう。

そして、ブレシアーノのドリブルとプレスキックにも注意が必要だ。
怪我がちでパフォーマンスが不安定なキューウェル(リバプール)よりも、積極果敢なドリブルと豊富な運動量を持つブレシアーノの方が日本にとっては厄介だ。 フィジカルも強く、FKとCKではキッカーを務め、精度の高いキックを蹴ってくる。

 

<弱点と展望>
その他感じたことは、中盤はグレッラ(パルマ)がほとんど一人で支えているということ。
スココとクリナの守備意識が低く、左右のSBの攻撃意識が非常に高いため、中盤で相手の攻撃をブロックする役割の全てをグレッラ一人に任せきってしまっている。 そのため、前線と中盤の間にスペースができてしまい、そこをギリシャに突かれて何度かピンチを招いた。 中盤にケイヒル(エバートン)が復帰すれば変わるかもしれないが、ここは狙い目だ。
そして、もう1つ狙い目なのはGKだ。
カラッチ(ACミラン)は2mと長身だが、ハイボールに強くないし(処理が甘い)、キャッチングやパンチングなどの精度面で全てが不安定。 正GKのシュウォーツァー(ミドルズブラ)との実力差は相当大きい。 シュウォーツァーは鼻を骨折して以来少し精彩を欠いていて、それがヒディングのGKのチョイスを悩ましているようだが、もしカラッチが出場すれば日本にとってはかなり有利になると言ってよい。
また、オーストラリアのディフェンスは縦に滅法強いが横の揺さ振りに弱く、スピード勝負なら日本に圧倒的に分がある。 常にデイフェンスラインの裏を狙う、大黒と柳沢がオーストラリア相手には向いていると思う。


先日、ジーコはオーストラリア戦を「3バック」で戦うことを明言していたが、やはり「4バック」の方がいいと思う。
3バックだと、ポジション的に坪井がキューウェル(またはブレシアーノ)、中澤がブレシアーノ(またはステリョフスキ)を見ることになり、ヴィドゥカをフィジカルと高さに不安が付きまとう宮本が見ることになってしまう。 このミスマッチを防ぐためにも、4バックにしてヴィドゥカに中澤をつかせて、宮本にはそのカバーに専念させるのが良策だと思う。

 

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愛し君へ

2006-05-26 | アーセナル

アーセナル公式HPによる発表。
http://www.arsenal.com/article.asp?thisNav=News&article=389720&lid=NewsHeadline&Title=
Pires+joins+Villarreal+after+six-year+stay+at+Arsenal

 

自分がアーセナルを好きになって、アーセナルを応援し続けていくことを決めたのは、スカパーに加入して試合をちゃんと見るようになってからだ。
自分は当時からサッカーが大好きで、
「スカパーに入ったら、ずっと見入ってしまって絶対に勉強しなくなる。」
そんな考えから、受験生時代はスカパー加入を自粛していた。

そして受験も終わり、念願叶ってようやく入ったスカパーで楽しみにしていたのはアーセナルの試合。
以前、ロンドン留学中に書いたように、自分がアーセナルの試合をリアルタイムで丸々見てみたいと思ったのは、スポーツ番組の「ハイライト」を見て感じたハイバリーの「ピッチと観客の距離の近さ、アーセナルが繰り広げる「華麗なパスサッカー」に惹かれたからだ。

そして、その中でも楽しみにしていたのはアンリベルカンプのプレー。
アンリのスピード溢れるドリブル、正確且つ華麗なシュート。 ベルカンプの人間業とは思えない浮き球の処理。
これらが見れるということに、ただただ興奮を覚えていた。


しかし、実際に試合を見ると、自分が心を奪われていたのはアンリのプレーでもベルカンプのプレーでもなく、ロベール・ピレスのプレーだった。
もちろん、アーセナルでの活躍は聞いていたし、彼が優秀な選手であることは知っていた。 しかし、実際に試合を見てみて、彼が自分が思っていた以上に「凄い」選手であることがわかった。 そして、ピレスのプレーを見るのが楽しみでアーセナルの試合を毎回見るようになっていった。

ピレスの「どこに」惹かれたのか?
ドリブルの姿勢、ボールタッチ、ボールの運び方、チームメイトを生かすうまさ、ずば抜けた得点力、人懐っこい笑顔。

わからない。

アンリとベルカンプが「代名詞」的な魅力を持つのに対し、ピレスには言葉で言い表すのは難しい直感的な「魅力」を感じた。
それは、レギュラーが確実視されていた日韓大会を怪我で棒に振り、今大会もあと一歩のところで代表から落選した彼の「大きなスポットライトに当たる事のない」サッカー人生のように、彼が「記録」ではなく「記憶」に残る選手、ということなのだと思う。

しかし、自分が年を取って「若い頃に影響を受けた選手」を考えた時、頭には、フランスそして世界の「英雄」であるジネディーヌ・ジダンの上にロベール・ピレスが浮かんでくるだろう。


今までありがとう。 そして、
アーセナルを好きにさせてくれてありがとう。

 

 

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初公開! ウォルコット、プレー動画!!

2006-05-25 | アーセナル

え~、この時期ネタがあんまりありません

きっとW杯期間中は更新の嵐になると思われますが、今は完全に「嵐の前の静けさ」と化しております。 アーセナルに限らず、これといって取り上げるような話題はホントないっすね(汗) 無理に更新しようとしなきゃいい話だけど…

日本代表 22-0 富岡高校

HOME)日本代表

AWAY)富岡高校


とかやってもしゃーないしなぁ(笑)

 

てことで!!(無理矢理) 今回は、アーセナルで未デビューのままイングランドW杯代表に選ばれてしまったテオ・ウォルコット君17歳のプレー動画を掲載します!!! タイトル通り「初公開」かどうかはわかりませんが(汗)、「アーセナル戦は全試合をご覧になっている」という方でも未だ未知数のウォルコットの実力。 これで少しだけ判断してみましょう!!


こちらは、主に前所属のサウサンプトン時代の映像です♪
http://www.youtube.com/watch?v=pbl8AnTzCY8&search=walcott

インタビューも交えたロングバージョンです♪
http://www.youtube.com/watch?v=dWUBFqdvggM&search=walcott


こちらは、イングランド代表でのトレーニング映像です♪
http://www.youtube.com/watch?v=nMYCHOZDXE8&search=walcott

 

もちろん、「いいとこ取り」なので判断は難しいですが、ヴェンゲルやアーセナルのチームメイトが語るように、「恐ろしく速い」ということは間違いないですね!!
ただ、「ルーニー2世」とか「アンリ2世」とか言われてますけど、足のステップとかドリブル見てると雰囲気はレジェスの方が似てる気が… う~ん…やっぱちゃんと試合で見てみたい!!
イングランドは木曜に、「Bチーム」がベラルーシと対戦するみたいなんで、そこがウォルコットの初お披露目となりそうです!!

 

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トーマス・ロシツキー獲得!!!

2006-05-24 | アーセナル

アンリ残留に続き、またまた嬉しいビッグニュースです!!!

アーセナルは23日、ボルシア・ドルトムントのチェコ代表MFトーマス・ロシツキーを獲得!!!

移籍金は明らかにされてませんが、長期契約を結んだ模様です!!!


こちらは、アーセナル公式HPによる発表です♪
http://www.arsenal.com/article.asp?thisNav=News&article=389261&lid=NewsHeadline&Title=
Czech+midfielder+Rosicky+signs+for+Arsenal


こちらは、ロシツキーのプロフィールです♪
http://www.arsenal.com/article.asp?thisNav=News&article=389322&lid=NewsHeadline&Title=
Factfile+on+new+signing+Tomas+Rosicky


こちらは、ロシツキー加入記念の写真特集です♪
http://www.arsenal.com/article.asp?thisNav=News&article=389343&lid=NewsHeadline&Title
=Tomas+Rosicky+signs+for+Arsenal+-+Pictures

 

久々の「ビッグネーム」ですね~♪
財政難で苦しむ
ドルトムントのロシツキー放出は決定的となっていて、アーセナルも移籍先の有力候補に上がっていたのでその動向に注目していましたが、てっきりアトレチコ・マドリードに決まったものと思っていました(汗)

明るみになったきっかけは、前日にチェコ代表のブルクナー監督が語ったインタビューで、ここでロシツキーがアーセナルのメディカルテストを受けていたことが発覚しました。 そこから決定までは早かったですね~。

ロシツキーはセスクのポジションもピレスのポジションもできるでしょうから、これは大きな補強です!!!
「才能」は誰もが認める天才肌のプレイヤーですが、どうも「ローカル・スター」の枠を抜け出せずにいたロシツキー。 アーセナル入団で彼自身も「ワールド・スター」へ大きく成長を遂げて欲しいです!!


こちらは、ロシツキーのプレー動画です♪
http://www.youtube.com/watch?v=vbLhEE6R_sI&search=rosicky


めちゃめちゃ嬉しい反面、気になるのはやっぱりピレスの動向… 
う~ん… これが移籍への気持ちに拍車をかける、なんてことにはお願いだからならないでほしいですねぇ… なっちゃうんかなぁ… あぁ~ロベール…


それと、ドイツ・ブンデスリーガはどうなってしまうんでしょうか??
昨季はフレブがアーセナルに移籍。 今オフには、バラックがチェルシーに、ベルバトフがトッテナムに、そして今度はロシツキーがアーセナルに。
「バイエルン・ミュンヘン」、「レバークーゼン」、「ドルトムント」、「シュツットガルト」といった名門クラブの看板選手、それも数少ない「観客を楽しますことのできる選手」が次々とプレミアに移籍してしまいました。
つい先日、フレブがインタビューで、ブンデスリーガのレベルの低下を危惧していましたが、この流れは今後さらに加速していきそうですね。


さて、まだ5月ですが、補強第1弾が決まりました!!!
あとは、GKやCB、DMFの補強が最優先かな? なんて思ってますが、それはまた今度書きま~す♪
みなさんも、「この選手いいぞ!!!」っていうオススメ選手がいたら是非コメント欄の方で教えて下さい!! もちろん、それをアーセナルに伝えるコネはありませんが(笑)


最後に、アンリのスーパープレー動画を拾ったので掲載しときます!!! いやぁ~、これ見ると彼がほんとスゴイ選手だってことがわかります♪ 8分ぐらいあって長めですが、是非どうぞ!! 感動モンです♪
http://www.youtube.com/watch?v=L2EvsW0zpHA&search=dennis%20bergkamp%20iceman%20ice%20man%20soccer%20football%20dutch%20holland%20arsenal%20premiership%20goal%20tribute%20legend%20hero%20premier%20league

 


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アーセナル的・W杯の楽しみ方

2006-05-22 | アーセナル

さぁ、CLが終わって今季の日程も完全に終わったんで、オフのビッグイベントに気持ちを移しましょう!!! って世間的には最初からこっちのが主なんですよね(笑)

ということで今回は、「アーセナルファンから見た」W杯の楽しみ方、ってか注目ポイントを紹介しま~す♪

アーセナルファンが注目すべきはなんと言ってもグループGでしょ!!!
フランス代表にはアンリ、元アーセナルのヴィエラとヴィルトールがいますし、スイスには若いセンデロスとジュルーがいて、トーゴにはFWのアデバイヨールがいます!!
まず注目は、「アンリ VS センデロス」の、普段の練習でも対峙しているであろう2人の1対1での駆け引き!! センデロスはアンリの相方のトレゼゲとは相性がよくて、予選1試合とCL準々決勝の2試合(で完璧に抑えてます。 けどアンリは無理じゃないかな?(笑) スピードで1発で振り切られそう… センデロスの弱点知ってる分、アンリは余裕を持ってプレーできるでしょうね。
ジュルーはベテランのパトリック・ミュラーがいるんで控えでしょうが、ひょっとしたら「センデロス・ジュルー」のアーセナルコンビがスイス代表のCB2枚としてW杯の舞台に立つ、なんてこともあるかもしれません♪

そして、「アデバイヨール VS センデロス」にも注目!!! この2人がセットプレーで競り合うところなんて見てみたいっすね~。 アデバイヨールが来てくれたおかげでトーゴにも興味が持てるようになりました(笑) もち全試合観戦です♪


グループAは、ドイツの正GKとなったレーマンに注目!! これはただただポカをやらないことを祈るのみ… 「無難」にこなしていたのでは、批判されることになるでしょうね… 「カーンなら…」と思う国民は多いでしょうから。 レーマンが批判を避けるには「生涯ベスト」の出来が求められます。


グループBは、イングランドにキャンベル、アシュリー・コール、そしてウォルコットがいます!!! キャンベルは控えでしょうが、アシュリーはたぶんレギュラーでしょうね。 ウォルコットはルーニー次第ですが試合に出るチャンスは十分あると思います。 3人とも今季はフルで働いてないんで、疲れを気にせず頑張ってほしいところ。
そして、スウェーデンではリュングベリ!! 代表では左のサイドアタッカーを務めることが多いリュングベリですが、右にポジションを移すと、「アシュリー VS リュングベリ」のマッチアップが見れますね!! どっちが速いのか!? 楽しみです♪


グループCでは、コロ・トゥーレとエブーエがいるコートジボワール、ファン・ペルシーがいるオランダに注目です。
ファンペルシーは代表で右ウイングのカイトの控えの立場ですので、エブーエとマッチアップすることはなさそうですが、コートジボワールがオランダと対戦する場合、トゥーレはファン・ニステルローイを、エブーエはロッベンを見るという「対マンチェスター・ユナイテッド」、「対チェルシー」の代理戦争という見方ができます♪ こんなところでも「プレミア・トップクラブ対決」が!!!


我らが日本代表がいるグループFには、ブラジル代表にジウベルト・シウバがいます! コンフェデでもそうでしたが、「3戦目」ということもあって日本戦にシウバは出てきそうな気がします。 「ジウベルト・シウバのミスのおかげで勝った」というのはアーセナルファンとしてあんまり気持ちよくないですし、「ジウベルト・シウバ、大活躍」というのは日本人として困るので、シウバには「可もなく不可もなく」でお願いしたいところです(笑)


グループHは、セスクレジェスがいるスペインに注目!!
セスクはわかりませんが、レジェスはおそらくレギュラーでしょうね。 ここは相手がウクライナ、チュニジア、サウジアラビアなんで、「プレミアの敵」もほとんど見当たりません。 ボルトンCBのジャイディ(チュニジア代表)ぐらいかな?

 


このように現在では、グローバル化したヨーロッパサッカーシーンによって、W杯は色んな楽しみ方ができます。
自分はアーセナルファンなんで、今回はアーセナルのことについて書きましたが、例えばチェルシーファンの方なら、
グループCでは、アルゼンチンとコートジボワールの試合で「クレスポ VS ドログバ」の、シーズン中は毎日ポジション争いしていたFW同士の対決、つまりどちらがゴールを取るのか!? なんて見方もできます。
ユベントスファンの方なら、
グループGでは、チェコとイタリアの試合で、「ネドベド VS カンバーロ」が見れますし、どっちが勝つのも負けるの見たくないというユベンティーノの方には、「ネドベド VS ネスタ(ミラン)」でマッチアップしてもらって、ネスタを負かして欲しい、なんていう別の楽しみ方と希望が増えるかもしれません。 まぁ、イタリアは今色んな問題があって、先の2人は出る保障ありませんが…


「チームメイト」、「元チームメイト」、「ライバルチーム同士」といった「所属クラブ」に関する要素が、ナショナルチームの試合をよりおもしろくします。

 

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アンリ、アーセナル残留決定!!!

2006-05-20 | アーセナル

我らが「エース&キャプテン」のティエリ・アンリがようやく残留を決めてくれました!!!!!

以下、詳細は下のリンクで!!!

Aresenal.com(公式)
http://www.arsenal.com/article.asp?thisNav=News&article=388383&lid=NewsHeadline&Title
=Henry+signs+new+four-year+deal+at+Arsenal

BBC
http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/football/teams/a/arsenal/4996270.stm

Sky Sports
http://home.skysports.com/list.asp?hlid=388363&CPID=8&clid=3&lid=&title=Henry+decides+to+keep+on+Gunning


「This is my last contract.」
このセリフに感激しました。 契約は2010年まで延長した模様です!!!

 

やっぱアンリ本人的にはずっと、「ヴィエラの移籍、進まない補強、若手の実力」に疑問を持っていたんだと思います。 アンリ本人は、チェルシーの独走と毎年のCL早期敗退で悔しい思いをしているのに、クラブの戦力は上がるどころか下がっている。 確かに、今季が始まる前にはアンリと同様、自分もクラブの「野心」や「ヴィジョン」を疑っていました。 勝つ気がないんじゃないかと思うシーズンオフでしたからね。

アーセナルの試合をいつもご覧になってる方ならおわかりだと思いますが、シーズン序盤のアンリはホントつまらなそうにプレーしてましたよね。 若手を信頼してないのも外から見てて丸わかりでした。
しかしそれが、CLでの快進撃とプレミアでの復調でアンリの若手に対する見る目が変わってきました。 たぶん、アンリの中にも「こいつらすげぇな。」っていう感情が芽生えるようになったんだと思います。
そして、最終節でのCL出場権獲得、決勝での頑張り、そして何より大きかったのは、ファンの変わらぬサポート
他の国、他のクラブでは、選手が「移籍を考えている。」なんて言ったら、「クラブへの忠誠心」を疑い、すぐさま試合中にブーイングを浴びせますが、アーセナルのファンはそんなことを一切せず、ただただアンリを信頼し、サポートしました

このように、素晴らしいファンと、素晴らしい才能を持つ若手の頑張りによってアンリは残留を決めたわけです!!!

個人的に、バルセロナ戦の後のコメントで残留してくれることを確信してました。 移籍するならバルセロナしかないと思ってましたが、そのバルセロナのプジョルやマルケスの汚いプレーに嫌々したみたいですからね。
「バルセロナは強いけれど、汚い。」
と語ったように、常にエレガントさを追求する彼にとってこの時点でバルセロナの選択肢はなくなったのかもしれません。 そして、負けたことで「リベンジ」の気持ちも…

 

その他、アンリ残留に関する記事でうれしかったのは、BBSにあった「ファンの反応」というもの。
http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/football/4998048.stm
うれしかったのは、ここでアーセナルファンはもちろんのこと、他のチームのファンまでアンリの残留を喜んでくれていることです!!! その中で、あるミドルズブラファンの、
「アンリなしのプレミアなんて想像できるかい? ブラジルが出ていないワールドカップを見るようなものだよ。 彼は我々のリーグで最も素晴らしいプレイヤーだし、彼が残ることを決めてくれてうれしいよ!!」
というコメントを見て、彼がアーセナルのファンだけではなく、イングランド中、そして世界中のファンから愛されていることを再確認しました!!! こういうのホントうれしいですね~♪


こちらは公式HPのアンリの記録集です!!! もちろん残留記念!!!
http://www.arsenal.com/article.asp?thisNav=News&article=388398&lid=NewsHeadline&Title
=Why+is+Thierry+Henry+so+important+to+Arsenal
?

あ、それと、フジテレビの「すぽると」にヴェンゲルが出てましたね!!! CLでの敗退や日本代表、イタリアの疑惑、そしてアンリの残留について語ってました。
今回のW杯もフジテレビのスペシャルコメンテーターを務めるみたいです。 まぁ、4年前から予想してましたけど(笑)

 


上の写真は、アーセナルの新しいスタジアムである「Fly Emirates Stadium」のピッチに立つアンリです。
今日この日から、アーセナルの「New Era(新しい時代)」が始まります。 その新しい時代は、アンリと共に。

 

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胸を張ろう

2006-05-18 | アーセナル

胸を張ろう。
世界最強のチーム相手に70分以上も10人で戦ったんだ。

胸を張ろう。
俺達は勇敢な敗者だ。 みんなよく頑張った。

胸を張ろう。
勝利まであと1歩だった。 俺達は負けてなお評価を高めたんだ。 もう「ヨーロッパで弱い」なんて言わせない。

 

ただ、アンリ。
あれだけ決定機を外して移籍するのか? 置き土産なしに移籍するのは勘弁してくれよ。

来年リベンジだ。  チームのヴィジョンが間違ってないことが今回証明されたんだ。

 

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Farewell to Highbury

2006-05-18 | アーセナル

アーセナル 4-2 ウィガン

得点)ピレス、アンリ3 / シャーナー、トンプソン

HOME)アーセナル

                 アンリ
                         レジェス

          ピレス                    フレブ

                 セスク
                       ジウベルト・シウバ

       A・コール                        エブーエ
               キャンベル    トゥーレ


                     レーマン


交代)ピレス → リュングベリ
   レジェス → ベルカンプ
    フレブ → ファン・ペルシー


AWAY)ウィガン

                A・カマラ    ロバーツ

         マッカローク               トンプソン

                ツィグラー
                          カバナフ

       バインズ                       シンボンダ
                シャーナー   ジャクソン


                     ポリット


<ありがとうハイバリー!!!>
え~、かなり時期を逸した感はありますが、まだこの重要な試合を詳しく書いてないことに気づきました…
まぁ、試合の流れを今更追うのもなんなんで、今回は現地BBCやアーセナルの公式HPで紹介されている、「Farewell to Higibury Photo」を掲載します!!!



試合前、「アーセナル史上重要な人物」アンケート上位4人の特大かぶりもの。
左から、トニー・アダムス、ベルカンプ、アンリ、ヴェンゲルです。 似てね~(笑)



当日のスタジアムは、このように赤白の「アーセナルカラー」できれいに埋め尽くされました。 いや~素晴らしい雰囲気でしたね~♪ この独特な雰囲気に前半は苦しめられましたけど(汗)



試合後、CL出場圏内の4位が確定して喜ぶ選手達♪
アーセナルTVで放送されてましたけど、優勝決めたみたいな喜び方でしたね(笑)
苦しかったけど、最高の終わり方でした!!!



試合後のお別れセレモニー。 過去のレジェンドが勢揃い!! 中央でマクリントックさん(左)とボブ・ウィルソンさん(右)が話してます。 「フェイマス・フォー」のリー・ディクソンも見えますね~。 その他、イアン・ライトやキーオンも来てました!!



セレモニーでの、「05-06シーズン得点王」の表彰式。 ゴールデンブーツが似合うのは彼しかいない♪



感極まり、涙を拭うおじいさん。 う~んもらい泣きしてしまいそうになります(泣)
きっと、アーセナルが今みたいなトップクラブじゃない時期のこととか、色んなことを思い出されたんでしょうね。 93歳のハイバリーは世界中の多くの人に見守られ、安らかに眠ります。



誰もいなくなったスタジアムに残された白いバラの花。 寂しい気分になりますね…


全ての写真は、
http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/football/photo_galleries/4984056.stm


こちらは、アーセナルの公式HPに掲載されてる写真です!!
http://www.arsenal.com/article.asp?thisNav=News&article=385252&lid=NewsHeadline&Title=Highbury+Farewell+-+Closing+ceremony+picture+special


最後に、心の琴線に触れたアンリのインタビュー記事。

「僕のお祝いはあれで全部だよ。」
このグラウンドで最多ゴールを決めたストライカーは語った。
「僕はグラウンドにキスをしてグッバイをしたんだ。」

ほとんどのチームメイトが帰宅した後、名残惜しそうにピッチを去ったアンリは、より在籍年数が長い選手にとっては、このグラウンドがより特別である理由を語ってくれた。

「あんなふうにみんながいなくなっていくのは少し変な気分だったね。 あの日の最後、チームには、本当に若くてあまり多くをここで勝ち取っていない選手がいることを考えたんだ。 多分彼らにとっては特別な気分が少なかったんじゃないかな。
でもデニス(ベルカンプ)はまだここにいて、僕もいて、アシュリー(コール)もいた。 ここで長く過ごした選手は座り込んで楽しんでたよ。 僕やアシュリーは自分達に、『ここを離れたくない』って言い聞かせていたよ。 ハイバリーはとにかく特別な場所なんだ。」

原文は、
http://www.arsenal.com/article.asp?thisNav=News&article=385346&lid=NewsHeadline&Title=Henry+-+We+just+didn%27t+want+to+leave+the+pitch


やっぱ、「アーセナル=ハイバリー」。 ほんと最高な場所でしたね。
あ、自分はこの春に行ったんですけど、その時に写真いっぱい撮ったんで、オフシーズンにでもアップしたいと思います!!!

 


さぁ、今季最後にして最大の試合はもうすぐキックオフ!!!
自分のサッカー観戦人生においても最大の試合!!!
 悔いないよう、全力で臨み、そして「悲願」を勝ち取ってほしい!!!

 

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日本代表発表について一言

2006-05-16 | 日本代表


ドイツW杯・日本代表メンバー

GK
川口能活(磐田)
土肥洋一(FC東京)
楢崎正剛(名古屋)

DF
加地亮(G大阪)
駒野友一(広島)
中澤佑二(横浜FM)
宮本恒靖(G大阪)
坪井慶介(浦和)
田中誠(磐田)
三都主アレサンドロ(浦和)
中田浩二(バーゼル:SUI)

MF
福西崇史(磐田)
稲本潤一(ウェストブロム:ENG)
中田英寿(ボルトン:ENG)
小野伸二(浦和)
小笠原満男(鹿島)
遠藤保仁(G大阪)
中村俊輔(セルティック:SCO)

FW
高原直泰(ハンブルガーSV:GER)
大黒将志(グルノーブル:FRA)
柳沢敦(鹿島)
玉田圭司(名古屋)
巻誠一郎(千葉)


※SUI=スイス、ENG=イングランド、SCO=スコットランド、FRA=フランス、GER=ドイツ

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=japansoccer&a=20060515-00000097-ism-spo より



巻の選出
には驚いた。 ジーコは久保のコンディションと心中するものと思っていたので、状態の如何に関わらず、そして何より「貢献度」を考慮すると久保の招集は確実なものと思われた。 こちらが見ているよりもさらに状態が良くないということなのだろう。

しかし、残念、というよりは納得がいかないのは松井大輔の落選だ。
攻撃時の切り札となる松井が必要になってくる機会は必ずある。 オフェンシブ・ミッドフィルダー(中村、中田、小笠原、小野)としても、セントラル・ミッドフィルダー(小野、中田、稲本)としても、ディフェンシブ・ミッドフィルダー(福西、稲本、中田浩二)としても3番手、4番手で出場機会の見えない遠藤よりは、途中出場からでも試合のリズムを変えることのできる松井の方が、チームにとって必要になる場面は多くなるのではないだろうか?

 

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FAカップ決勝 リバプール VS ウェストハム

2006-05-15 | プレミアシップ・FA杯

リバプール 3-3 ウェストハム
   延長) 0-0
    PK) 3-1

得点)シセ、ジェラード2 / OG、アッシュトン、コンチェスキー

リバプール)

                         クラウチ
                 シセ

         キューウェル                ジェラード

                シソッコ   シャビ・アロンソ

       リーセ                         フィナン
                キャラガー   ヒーピア


                     レイナ

交代)キューウェル → モリエンテス
  シャビ・アロンソ → クロンカンプ
       クラウチ → ハマン


ウェストハム)

               アッシュトン   ヘアウッド

        エザリントン                  ベナユン

              C・フレッチャー  レオコーカー

      コンチェスキー                   スカローニ
                ガビドン   A・ファーディナンド


                    ヒズロップ

交代)  アッシュトン → ザモラ
   C・フレッチャー → デイリー
     エザリントン → シェリンガム


<偉大なるキャプテン>
イングランド伝統のFAカップ決勝!!!
昨季はアーセナルがユナイテッドをPK戦で破って、号泣した自分にとっては素晴らしい思い出のコンペティション(笑)
試合は、昨季「ヨーロッパチャンピョン」に輝いたリバプールと、昨季は「イングランド2部」にいたウェストハムの、昨季の立場は「天と地」ほど違う2チームの対戦。

しかし、「失う物は何もない」というチャレンジャーの勢いは、ここまで無冠で「タイトルを取らなければ」という名門の気負いに更なるプレッシャーをかけた。
21分、中盤でシャビ・アロンソがサイドに出したパスのスピード遅く、ベナユンにカットされると、ショートパスの連携からスカローニに右サイドを破られ、クロス! これをキャラガーが「ラボーナ」キックでまさかのオウンゴール!!

「地」の勢い「天」の混乱は止まらない。

わずか7分後、エザリントンがドリブルから左足でシュートを放つと、レイナがわずかながら前にこぼしてしまい、これをアッシュトンがつめて2点目!!

試合開始前、両チームのファンで満員に埋め尽くされ、素晴らしい雰囲気を醸しだしていたカーディフ・ミレニアムスタジアムだったが、2失点したことでリバプールファンは沈黙。 スタジアムの「音量」は半分以下になってしまった。

しかし、リバプールファンは「1年前の奇跡」を思い出す。

ウェストハムの2点目から4分後、ジェラードのアーリークロスをシセが右足ボレーで決めて1点を返す!!
前半はそのまま終了。 シセのゴールで試合は完全にわからなくなった。

そして後半。 今回リバプールに奇跡を起こしたのも、1年前の「奇跡の6分間」のきっかけとなる1点目を挙げた、キャプテンのジェラードだった。
開始9分、シャビ・アロンソのふわりとした弾道のクロスをクラウチがヘッドで落とし、走りこんだジェラードが右足で豪快に叩き込んで同点!!(写真下)

完全にストーリーの脚本は出来上がった!!
しかし、ジェラードの同点ゴールはワンクール・ドラマで言えばまだ第6話。 さらなる波乱が待ち構えていた。
19分、コンチェスキーの左からのクロスがGKレイナの頭上を越えてゴールに吸い込まれ、再びウェストハムが勝ち越し!!

同点にされた後、「やっぱ地力の差か…」と意気消沈したウェストハムの選手・ファンも完全に息を吹き返した!!
逆に、それまで攻めていたリバプールの選手は足が止まり出し始めた。
負傷したシャビ・アロンソに代えて、オランダ代表のクロンカンプを本職の右に置いてジェラードを中盤に。 しかし、ジェラードの位置がゴールから遠ざかったことでウェストハムにとっては負担が軽くなった。
うまく攻撃のリズムを掴めずにいると、ベニテス監督はFWのクラウチに代えてハマンを投入。 ハマンをフォアリベロの位置においてジェラードのポジションを一つ上げた。 「FWとしてのクラウチの攻撃力」より、「中盤としてのジェラード攻撃力」に賭けた恰好だ。
しかし、残り20分もあるなかでウェストハムに時間を稼がれる。 ハードワークの疲れから、ジェラードを始めとしてリバプールは足を攣ってしまう選手が多く出てしまう…

攻撃に迫力を欠き、とても同点にできる雰囲気ではなく突入したロスタイム。 ウェストハムの選手がヘッドでクリア。 このクリアボールがバウンドして行き、ゴール前約30mの位置からジェラードが超強烈なハーフボレーをゴール左隅に叩き込んで劇的な同点!!!

すごすぎる!!! ルーニーの怪我で暗雲漂うイングランドに、快晴の青空をもたらすスーパーゴール!!!

そして、最終話。
延長前後半を両チーム得点できずに迎えたPK戦。 2チーム合計でいったい何人足を攣った選手が出たことか、という歴史に残る死闘に決着をつけたのは、この試合は「シーズンワースト」かと思うような不安定な出来だったGKレイナ!! 3本のPKをストップして、終わってみれば昨季のCL決勝と同じスコア、そしてPK戦でリバプールが奇跡の勝利!!!

 

Liverpool Team Statistics West Ham United
  3 Goals 3
  1 1st Half Goals 2
  5 Shots on Target 8
  14 Shots off Target 5
  3 Blocked Shots 2
  5 Corners 4
  13 Fouls 25
  3 Offsides 2
  2 Yellow Cards 1
  0 Red Cards 0
 79.4% Passing Success 72.5%
  31 Tackles 39
 80.6% Tackles Success 64.1%
 63.3% Possession 36.7%
 55.3% Territorial Advantage 44.7%

 

http://home.skysports.com/matchreport.asp?fxid=295787&channel=premiership&cpid=1     より

 

この試合で感じたのは、選手達の必死さ
「死ぬ気で頑張る」
という大げさな比喩表現が、比喩でもなんでもなく、彼らにとっては当たり前のことのようですね。

日本でも、ジェフの選手がよく足を攣ってるのを見ますけど、代表ではアジアカップ以来見ないですね。
決して、足が攣るのがいいことなわけじゃないですけど、足を攣りながらもチームを鼓舞していくジェラードとキャラガーを見ると、魂を感じずにはいられません。
同じ日に行われたキリンカップ、優勝には「3点差勝利」が必要とわかっていたのだから、「足が攣るぐらい」頑張る選手の姿が見たかった。

 

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キリンカップ 日本 VS スコットランド

2006-05-14 | 日本代表

日本 0-0 スコットランド


HOME)日本

                         久保竜彦
               玉田圭司

         小笠原満男               遠藤保仁

               小野伸二
                         福西崇史

     三都主アレサンドロ                     加地亮
                宮本恒靖    中澤佑二


                    川口能活

交代)中澤佑二 → 坪井慶介
    久保竜彦 → 巻誠一郎
    遠藤保仁 → 佐藤寿人


AWAY)スコットランド

                   J・マクファデン


         マッカローク                 ティーレ
                   フレッチャー

                    セベリン

     ネイスミス                          マーティー
            アンダーソン  ウィア  コルドウェル


                   アレクサンダー


<不完全燃焼 ジーコジャパン国内最終戦>
試合後、スコットランド代表のウォルター・スミス監督が語った、
「40時間前に試合をしたばかりで、かなり難しい試合となった。 守りに照準を合わせての試合となったが、うまく守り切り、引き分けに持ち込め優勝できたことはよかった。」
というコメントから、彼らがこの試合を「プラン通り」に終えたことがわかる。 

自陣に引いて守りを固めたスコットランド。
セルティク、ハーツという今季のスコットランド・プレミアリーグの上位2チームに所属する選手を欠き、2008年のEUROまで準備期間が多く残されている彼らにとって、この試合はあくまで「テスト」。 その「テスト」で、「アウェイで引き分け、優勝」という結果は十分なものだったのだろう。

後半、日本は攻めた。 スコアや状況、試合展開はエクアドル戦を思わせるものとなった。 また、「最低引き分けで、結果として優勝したい」というスコットランドの意図と、「大の苦手のアウェイで結果を残したい」というエクアドルの意図は同じベクトルのものだったと思う。
しかし、日本にとっては同じ「攻めた」でも、佐藤寿人のゴールで勝利したエクアドル戦は「終始攻めて、相手の守備を打ち破った試合」。 ゴールを決められなかったスコットランド戦は「終始、相手の手の内に踊らされただけの試合」と、ゴールを決めるか決めないかによって試合の印象と総括は大きく変わってしまう。

キリンカップはあくまで親善試合で、結果に一喜一憂するものでもないが、 「2軍の2軍」(ブルガリア戦は「2軍の1軍」)のスコットランドに対し、結果を残せなかったのは残念だ。


「仮想オーストラリア」には程遠かったかもしれないが、いくつか注意すべき点は見つかった。
1つは空中戦。 前半何度か対処に怪しい場面があったが、それはオーストラリア戦でも避けられないだろう。 空中戦において宮本のところは大きな穴となる。 この試合では中澤が宮本の守備範囲までカバーしてなんとか防いでいたが。
また、前半にロビングのクロスボールを左の三都主と右の加地が入れるシーンが多く見られたが、やはりこれでは可能性がない。 スコットランド、そしてオーストラリアよりも高さで劣る分、スピードとテクニックで勝る日本は、クロスではなくドリブルとワンツーで引いた相手を崩すべきだ。 クロスも「ロビング」ではなく、「低くて速い」ボールを入れる方が得策だろう。
確かに、「グラウンダー」のパスはカットされるとピンチに繋がりやすいため、カウンターの危険性が少ない「安全牌」であるサイドからのクロスを送りたくなる気持ちもわかるが、ここはリスクを犯してチャレンジしてほしかった。
なぜなら今回の試合は、ジーコが試合後に、
「今日の結果如何に関わらず、もう頭のなかにメンバーは描けている」
と語った通り、監督の首も、メンバーの選出にも影響しない「親善試合」だったのだから。

ホーム最終戦、埼玉スタジアムに降り注いだ雨がジーコジャパンの未来を暗示したものでないことを祈る。

 

以下は、「スコットランド側」から見た報道を載せておきます。
イギリス・BBC
http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/football/internationals/4765811.stm

イギリス・Sky Sports
http://home.skysports.com/list.asp?hlid=386986&CPID=219&clid=115&lid=7&title=Scots+secure+Kirin+Cup

 

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UEFAカップ決勝 ミドルズブラ VS セビージャ

2006-05-12 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

ミドルズブラ 0-4 セビージャ

得点)L・ファビアーノ、マレスカ2、カヌーテ

ミドルズブラ)

               ヴィドゥカ
                       ハッセルバインク

         ダウニング                  J・モリソン

              ロッシェンバック
                         ボアテング

      キュードルー                      パーナビー
               サウスゲイト    リゴット


                   シュウォーツァー

交代)J・モリソン → マッカローネ
  キュードルー → ヤクブ
     ヴィドゥカ → キャタモール


セビージャ)

                サビオラ    L・ファビアーノ

         アドリアーノ                 ヘスス・ナバス

                マルティ      マレスカ

       ダビド                      ダニエル・アウベス
                エスキュデ   ハビ・ナバーロ


                     パロップ

交代)  サビオラ → カヌーテ
  L・ファビアーノ → レナト
    アドリアーノ → プエルタ


リバーサイドの奇跡>
今季のUEFAカップ決勝は、1週間後のCL決勝と同じ、「イングランド VS スペイン」の構図となった、イングランドのミドルズブラとスペインのセビージャの対戦。

何よりも触れておくべきなのは、ここまでのミドルズブラ(通称ボロ)の勝ち上がり方。
中田浩二が所属するスイスのバーゼルとの準々決勝では、アウェイの1st legを0-2で落とし、ホームのリバーサイドで迎えた2nd legも先制を許す苦しい展開に。 勝ち上がるには「4点」が必要な絶望的状況だったが、ヴィドゥカの2ゴール、ハッセルバインク、そして最後はなんとロスタイムにマッカローネが決めて大逆転勝利!!

ステアウア・ブカレストとの準決勝も、アウェイで1st legを0-1で落とし、ホームの2nd legでは今度は2点を先攻されてしまい、またも「4点」が必要となったボロ。
しかし、前半にマッカローネが1点を返すと、後半にはヴィドゥカ、リゴットがゴールを決め、最後はまたもロスタイムにマッカローネが決めて、昨季CL決勝のリバプールが以上の大逆転劇を2度も演じて決勝進出!!!


個人的に、ボロのスティーブ・マクラーレンの「イングランド代表監督就任」はこのボロの奇跡の快進撃が大きく作用していたのではないかと思っている。
今季、ボロはFAカップでも準決勝まで進出。 2季前にはカーリングカップを制してクラブ史上初のタイトルを獲得している。
代表が目指すべきものは「カップ」。 やはり、「カップ戦に強い監督」というのは代表監督の選考にあたって大きなアピール材料となる。


<奇跡終焉>
試合は序盤から、スペインと南米が融合したラテンの「テクニック」がグレートブリテン島の「フィジカル」を凌駕した。
前半27分、ブラジル人右SBのダニエル・アウベスのアーリークロスを、こちらもブラジル人のFWルイス・ファビアーノが頭で合わせて先制!!
ボロはヴィドゥカとハッセルバインクの2トップが前線でターゲットマンになれず、攻めの起点を作れなかった。 2人は疲れからか運動量も非常に少なかった。

後半開始、当然のごとくマクラーレンは動き、今回のUEFAカップで「ラッキーボーイ」的存在のマッカローネを投入。
意外だったのはリードしているセビージャも動いてきたこと。 サビオラに代えてマリ代表のカヌーテを入れた。 確かに、サビオラの動きはそれほど良くなかったが、リードしているチームが後半開始から怪我でもない選手を代えるのは大胆だ。 それも「決勝戦」ということを考えれば尚更だった。

前半よりも多くチャンスを掴むようになったものの同点にできないボロは、FWのヤクブを入れて4トップのような形で臨むも、後半33分、前方にできた大きなスペースをドリブル突破したマレスカがヘスス・ナバスとの連携から2点目を決めて勝利を引き寄せると、39分には、ボロのクリア拾ったをマレスカがトラップからボレーを決めて3点目。 最後はロスタイム、マレスカのシュートをオーストラリア代表GKシュウォーツァーが弾いたところをカヌーテが押し込んで試合終了。 セビージャが初のヨーロッパタイトルを獲得した。


 

イングランドフットボールファンとして個人的にはボロを応援してたんですけどね。
精彩を欠いていたヴィドゥカとハッセルバインクを最後まで引きずったのが、攻撃の糸口を見出せなかった原因じゃないでしょうか。 来季からはイングランド代表に専念するマクラーレンにとっては寂しいラストゲームになってしまいました。

セビージャで目立っていたのは、2得点のマレスカはもちろんとして、左のアドリアーノと右のヘスス・ナバスの21歳&20歳コンビ、右SBのダニエル・アウベスでしょう。
3人はスピードに乗った細かいステップのドリブルでボロを脅威に陥れてました。 また、3人ともよく守備をするし、攻撃を遅らせるのがうまい。
「セビージャの右」ヘスス・ナバスとダニエル・アウベスの攻め上がりは、「ボロの左」ダウニングとキュードルーの攻め上がりを抑えることにもなりました。 ヘスス・ナバスは一時鬱病に苦しみましたけど、帰ってきましたね。
セビージャと言えば、レジェスもセビージャのカンテラ出身です。 ヘスス・ナバスは一時期アーセナルが狙ってる、なんて話もありましたね。

う~ん…
欲しい(笑)

 

 

Middlesbrough Team Statistics Sevilla
    0 Goals 4
    0 1st Half Goals 1
    2 Shots on Target 11
    3 Shots off Target 7
    3 Blocked Shots 3
    5 Corners 6
    21 Fouls 12
    3 Offsides 1
    1 Yellow Cards 3
    0 Red Cards 0
   68.2% Passing Success 74.2%
    24 Tackles 23
   70.8% Tackles Success 95.7%
   47.2% Possession 52.8%
   49.5% Territorial Advantage

50.5%

http://home.skysports.com/matchreport.asp?fxid=295924&CPID=6&channel=premiership  より

 


この「イングランド勢」の雪辱は、来週、アーセナルが果たそう!!!

 

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キリンカップ 日本 VS ブルガリア

2006-05-10 | 日本代表

日本 1-2 ブルガリア

得点)巻誠一郎 / S・トドロフ、ヤネフ

HOME)日本

                        巻誠一郎
               玉田圭司

                   遠藤保仁

        村井慎二                    加地亮

                        阿部勇樹
               福西崇史


           中澤佑二   宮本恒靖    田中誠


                    川口能活

交代)村井慎二 → 三都主アレサンドロ
    福西崇史 → 小野伸二
      田中誠 → 小笠原満男
    巻誠一郎 → 佐藤寿人
    阿部勇樹 → 長谷部誠


AWAY)ブルガリア

                   S・トドロフ

                   ヤンコビッチ

        M・ペトロフ                テルキスキー

              アンゲロフ    Y・トドロフ

      ワグネル                         ミラノフ
               キリロフ     トプザコフ


                     コレフ


<「動きが良かった」 を評価するのはやめよう>
「玉田のキレのある動きは収穫。」

明日の朝、そんな報道がされないか心配している。

確かに、「動き」のキレやプレーに参加する回数を考慮すると、玉田の方が巻より上回っていた。 しかし、FWとしての評価は、得点を決めた巻が数段上を行かねばならない。
思い出せば、コンフェデレーションズ・カップのギリシャ戦でも玉田は「動き」は良かったが、決定機を何度も外した。 この時、玉田は批判され、途中出場ながら決勝点を決めた大黒が称賛された。
しかし、ここで玉田の「動き」を褒めては逆戻り。 ここは「結果」を出した巻を評価しようではないか。
サッカーは「結果」が全てではないし、そうなってはサッカーの魅力は半減してしまう。 しかし、日本はもっと「結果」を重視する文化を持つべきだと思う。
Jリーグで結果を出し続けているにも関わらず、満足な出番ももらえずに「ブルガリア戦・無得点」の烙印を押されてしまう佐藤寿人を少しかわいそうに思った。
ジーコが言う「貢献度」は、「早い者勝ち」の意味に近い。

また、ジーコ・ジャパン23名のサバイバルレース最後の焦点となった「FW争い」だが、出場した選手の執念と気合いの入りようを見ると、この「競争」をもっと前の段階で全てのポジションに用いていたら、ジーコ・ジャパンは数段上のレベルのチームになっていたかもしれない、とも思った。
組織の成功にとって不可欠な「競争」の導入が遅れすぎた。 いや、いまだに「競争」は行われていないのかもしれない…

 

<試合の入り方・終わり方>
試合開始から1分、マルティン・ペトロフの鋭いサイドチェンジが日本の3バックの左を突き、日本はそこからS・トドロフに先制された。 マークの確認やポジションも整わない中で許したゴールだが、W杯「本番」でこれをやってしまっては、取り返しのつかない致命傷となる。
さらに、後半ロスタイムには点を取りに行った中でのセットプレーのピンチから失点。 日本は「試合開始直後、前半終了間際 / 後半開始直後、試合終了間際 / 得点直後」の失点が非常に目立つ。 どれも試合の中で最も抑えなければいけない時間帯だ。

ブルガリアは「1トップ・1シャドー・左右のウイング」の形で攻めてきたが、日本は3バックの構造上どうしてもFW1人に対してCB3枚が見てしまっため、両サイドに大きなスペースができてしまった。 失点の場面は実際にそこを突かれた格好だ。
個人的に、オーストラリアのヒディング監督が用いる、
「(相手が)1or3トップ → 4バック」、「(相手が)2トップ → 3or4バック」
という考え方には賛成だ。 ジーコも、攻撃時だけでなく守備時においても3バックと4バックの使い分けを行うべきだと思う。


<お見事 ブルガリア>
失点後、日本は攻めた。
しかしこれは日本の変化ではなく、ブルガリアの変化だった。

ただでさえ、FWベルバトフ、ボジノフ、MFスティリアン・ペトロフ、ヤンコフら主力を欠く布陣に加えて、ヨーロッパからの長距離移動の疲れ、時差ボケがあった。 さらには次の試合を土曜に控える日本と違って、ブルガリアはすぐ2日後の木曜にスコットランド戦を控えていた。
ブルガリアは決して、「攻められなかった」のではなく「攻めたくなかった」。 言うなればブルガリアは「疲れずに勝ちたかった」のだ。
巻の同点後、本来、日本はホームの観衆を味方にさらなる勢いに乗らねばならないところを完全に止められた。 ブルガリアはいよいよ「本気」を出して、効率的なカウンターを見せ、最後はセットプレーから勝ち越し点を決めた。

「強化」という観点で考えても、日本は開始直後の失点を防ぎ、「ブルガリアが攻めざるを得ない状況」を作らなければならなかった。 どうやら今回はブルガリアが日本よりも1枚も2枚も上手であったことを認めねばならないようだ。

詳しい事情はわからないが、W杯予選のほとんどの試合をレギュラーとして出場していたにも関わらず、今回は代表に呼ばれなかったジェフ千葉のストヤノフ。
「俺がいれば完封できた。」
と思ってテレビを見ていたかもしれない。


 

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