ACミラン 3-1 ユベントス
得点)セードルフ、カカ、ピルロ / トレゼゲ
HOME)ACミラン
ジラルディーノ インザーギ
カカ
セードルフ ガットゥーゾ
ピルロ
セルジーニョ スタム
マルディーニ ネスタ
ジーダ
交代)インザーギ → ビエリ
ジラルディーノ → カフー
セードルフ → カラーゼ
AWAY)ユベントス
イブラヒモビッチ トレゼゲ
ネドベド カモラネージ
ヴィエラ エメルソン
ペッソット ザンブロッタ
カンナバーロ テュラム
アッビアーティ
交代) ペッソット → キエッリーニ
カモラネージ → ムトゥ
ネドベド → デル・ピエロ
<序盤戦最大のビッグマッチ>
勝ち点5差で迎えたセリエA首位決戦!!
ホームのミランはCBのネスタが指の怪我がまだ完治していないが復帰。 カフーがベンチスタートで右にはスタムが入った。 そして、中盤には今シーズンはイマイチなピルロが久々にスタメン出場を果たした。
対するアウェイのユーベはブッフォンが未だ離脱している中、第2GKのアッビアーティまでも体調不良で欠場で、第3GKのキメンティが出場。 本来は右の選手だが、クラブでも代表でも左SBとして定着したザンブロッタがこの試合は右SBの位置に入り、ペッソットが左に入った。
両チームのスタメンを見ておもしろいのが、どちらもSBが「相手を意識して」守備的なこと。
ミランはユーベのキープレイヤー、ネドベドを意識して攻撃的なカフーではなくスタムをスタメンに使い、ユーベはミランの左、セードルフとセルジーニョの攻め上がりを意識して1対1に強いザンブロッタを右に置いた。
この辺りに「相手の長所を消す」ことを優先するイタリアサッカーの特徴が見えておもしろい。
<予想外のスコア>
イタリアサッカーを引っ張ってきたこの2チームの対戦は接戦になることが多いが、この試合はミランの圧勝だった。 負ければ勝ち点8差、勝てば勝ち点2差となるミランの方がこの試合に対するモチベーションが高かったことが結果に繋がったのだろう。 ユーベはどこか集中が切れていて、ミッドウィークのCLバイエルン戦のリベンジに向けて気持ちが分散されていたかもしれない。
試合は、前半13分にセードルフのシュートがテュラムに当たってコースが変わるラッキーな形でミランが先制すると、ミランはこれに勢いづき攻め続ける。26分には、混戦の中からカカのシュートで2点目を奪うと、前半終了間際には、カカがエメルソンに倒されて得たFKをピルロが蹴り、不安視されていたキメンティがミスを犯し、ボールはネットに突き刺ささった。(現地では、ユーベ敗戦の責任を全てキメンティのせいにしてるようです 笑)
カペッロ監督はキエッリーニ、ムトゥ、デルピエロを投入して変化を加えようとするが、後半も前半同様の展開が続き、ユーベは76分にヴィエラのパスを受けたトレゼゲがゴールを決めて1点を返すに留まった。
このトレゼゲのゴールはミシェル・プラティニの記録を抜くメモリアルゴールだったが、マンUのC・ロナウドのゴール同様、手放しでは祝福できないものとなってしまった。
(写真 ビッグマッチでは「止められない」ガットゥーゾ)
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