NO FOOTBALL NO LIFE

国内、ヨーロッパ、南米のサッカー観戦ブログ! Jリーグ、3大リーグを中心に全世界を完全網羅!(予定)
随時更新!

New Wembley

2007-03-29 | ユース全般

◯イングランドU-21 3-3 イタリアU-21

得点)ベントリー、ルートリッジ、ダービシャー / パッツィーニ3

イングランドU-21)

                      リタ

          アグボンラホール           ルートリッジ

               ベントリー     リチャードソン

                    レオ・コーカー

      ベインズ                          ロシーニア
             A・ファーディナンド   G・カーヒル


                    L・キャンプ


AWAY)イタリアU-21

                    パッツィーニ

          G・ロッシ                   ロシーナ

               モントリーボ    ノチェッリーノ

                     パドイン

      キエッリーニ                       ポテンツァ
               マントバーニ   アンドレオッリ


                      クルチ

 

ようやく改修を終えた聖地「ウェンブリー・スタジアム」の杮落としの試合は、開始34秒にイタリアのパッツィーニ(フィオレンティーナ)がいきなりの先制点!
アウェイチームに“ウェンブリー初得点”を決められるという縁起の悪い立ち上がりでしたが、その後、前半のうちにベントリー(ブラックバーン)がFKを直接決めて同点。

そして後半、アグボンラホール(アストンビラ)に代わって入ったダービシャー(ブラックバーン)のアシストからルートリッジ(フルハム)が決めてイングランドが逆転するも、直後にはまたしてもパッツィーニに決められて再び同点。
しかし、今度は、2点目をアシストしたダービシャーが決めてイングランドが再び勝ち越しし、ウェンブリーが熱狂に包まれるも、カウンターからパッツィーニにこの日ハットトリックとなる3点目を決められて、結局3-3の引き分けで試合終了。
記念すべき“ウェンブリー初のハットトリック”はイタリアのパッツィーニとなりました。


試合ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=l0OzNaZcwis


試合レポート
http://www.thefa.com/England/U21s/NewsAndFeatures
/Postings/2007/03/EngU21_vItaly_details.htm

 

イングランドでは、ベントリーの動きの良さが非常に目立っていました。 特に、前半のFKでのゴールは、“同じ「ファーストネーム」、同じ背番号「7」”とあって、現地コメンタリーには“New David”と称賛を受けていました。

アーセナルのホイトは後半12分から途中出場しましたが、危なっかしい場面をかなり作ってしまいました… あれじゃレギュラーは遠いです…


失点シーンに見られたように、イタリアはキエッリーニのところが非常に脆く、アウェイでの勝利を収められませんでした。
彼は今季はユベントスでレギュラーを務めているようで、この日も持ち前の攻撃センスを感じさせましたが、守備は相変わらずザルですね。 キレやすい部分もまだ治っていません。


得点経過を見ればわかるように、試合自体は非常にエキサイティングでおもしろいものでした。
ウェンブリーも素晴らしいスタジアムですね。 自分が留学して観に行った時はまだ工事中で、
「ホントにあと1,2ヶ月で完成するのかよ。。。」
と疑問に思っていたら、やっぱりそこから1年以上もかかってしまいました(笑)

 

ユース関連でもう1つニュースを。
イングランドU-17代表がアウェイでボスニア・ヘルツェゴビナU-17代表と対戦し、5-0と大勝を収めました。
そして、そのうちの3ゴールは、リィ・マーフィーが2点、ランズベリーが1点と、アーセナルのトレイニーの選手が残したものです♪ 是非、アーセナルのトップチームへ、そして、イングランド代表へとステップアップしていってほしいです♪

試合レポート
http://www.thefa.com/England/U17s/NewsAndFeatures
/Postings/Bosniafive.htm

 


そして… 


◯イスラエル 0-0 イングランド


本来ならこっちをメインで書けよっていう話ですが(笑)、ネットでリアルタイムでの観戦を試みるも、睡魔に勝てず前半だけで寝てしまいました… まぁ、翌日にスカパーのフジテレビチャンネルで放送はしていたみたいですけど。。。スコアレスじゃ観る気になれません。。。

マクラーレンはいよいよ本当に危なくなってきましたね。
国民とFAが共に強く望んだ「イングランド人監督」が、就任から1年もしないうちに更迭されるのは、イングランドに優秀な指導者が不足しているという問題を世界中に露呈することになります。

しかし、代わりとなる人材も本当に見当たりませんね。 世論に従って、いざマクラーレンを辞めさせても、では次は?という問題になりますが、昨年就任を噂され、マクラーレンの“対抗馬”であったカービッシュリーは、今はウェストハムでそれどころじゃありませんし、マーティン・オニールもアストンビラの順位を期待されたほど引き上げることができず、評価を落としています。

てことで、ここはいっちょ、「ビッグ・サム」に任せますか???(笑) 
彼が率いる代表をちょっと見てみたい気がするので(笑) 一番イングランドっぽいとは思うんですけど。。。

個人的な穿った見方をすると、イングランドがEUROに出てくれないと、次の2008-2009シーズンを、チェルシーやユナイテッドのイングランド人選手が、軒並み最高のコンディションで開幕を迎えてしまうので、アーセナルとしては非常に困ります(笑)

 

そして、イングランドにとっても、マクラーレンにとっても、運命を左右するアンドラ戦の結果は… 

 

○アンドラ 0-3 イングランド

得点)ジェラード2、ヌージェント



これで少しは批判が収まるかな??

 

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Exceptional Talent

2007-03-26 | 日本代表

日本 2-0 ペルー

得点)巻誠一郎、高原直泰

HOME)日本

               高原直泰    巻誠一郎

         遠藤保仁                 中村俊輔

                         阿部勇樹
               鈴木啓太

      駒野友一                         加地晃
                 闘莉王    中澤佑二


                    川口能活


交代) 阿部勇樹 → 中村憲剛
     遠藤保仁 → 羽生直剛
    巻誠一郎 → 矢野貴章
    鈴木啓太 → 家長昭博
    中村俊輔 → 藤本淳吾
    高原直泰 → 水野晃樹


期待の“海外組”が両得点に絡み、その得点はどちらもFWから。さらに、家長や水野ら北京五輪世代の若手にもA代表での経験を積ませることができた。
細かい内容の修正点に目をつぶれば、「2007年のオシム・ジャパンのお披露目試合」としては、最高のゲームだったのではないでしょうか。


チームの中に“exceptional”な選手が1人加わるだけで、ここまでチームは変わるんだなと思いましたね。
その“exceptional”な選手とはもちろん、中村俊輔です。 彼の類稀なキープ力と展開力が日本の中盤に加わったことで、“2006年”では見られなかったオシムの理想とするサッカーが、少し垣間見えた気がします。
前半のうちから、中盤の底の鈴木や阿部が余裕と全幅の信頼を持って攻撃参加していたシーンに見受けられたように、中村が相手陣内でタメを作ることで、他の選手のフリーランニングの“量”が多くなり、中村が高精度のパスを出すことで、他の選手のフリーランニングの“質”も自然と良くなっていきました。
きっと“代表”の試合では、選手達の間にも普段以上に「リスクを冒したくない」という意識が働いて、それが、2列目・3列目からの飛び出しを躊躇させるものと思われますが、中村の高いテクニックによって周りに与える“安心”が、その躊躇を取り除いているように見えました。
また、彼はセットプレーでのボールの精度でも質の違いを見せてくれました。特に先制点のシーンでは、同じような位置からのFKを遠藤が先に2本蹴ってチャンスに結びつけられなかっただけに、その違いをより浮き立たせていました。

高原も素晴らしかったですね。ブンデスリーガでの好調さをそのまま維持していましたし、2点目のゴールはワールドクラスでしょう。 時として悪く出てしまうこともある“FW特有のエゴ”が、今回は相手への脅威となっていたと思います。


久々の代表戦だった中澤も、さすがの一言でした。
今後もオシムは、若いDFにチャンスを与えるでしょうが、彼らの前に立ちはだかるハードルは非常に高いと思います。


他に個人面で気になったのは、遠藤がどうしても代表で存在感を出せないことですかね。 今季はガンバで絶好調な分余計に、彼の元気の無さが目立ちました。 やはり、代表でのポジションが彼に合っていないのではないかと思いますが…

 

チームとしては、今後はバイタルエリアから先の位置での攻撃の工夫が必要でしょう。中盤でボールを回せてはいるものの、最後にシュートで終わった場面、決定機を掴んだ場面は少なかったと思います。

 

全体的に見れば悪くない試合だったと思いますが、ピサロ、ゲレーロ、ファルファン、ソラーノらがいないペルーがあまりにも歯ごたえのない相手だったことも事実です。 このレベルの相手に、ホームで負けるわけにはいきませんでした。
ペルーと前回対戦したのは、2年前のキリンカップ。 ペルーはこの時も同じように“2軍以下”のメンバーを送り込んできたのですが、日本はそこで「0-1」の敗北を喫してしまいました。
だから、日本を完全に舐めていたところはあったと思います。

そういった意味では、親善試合と言えど、毎試合結果を出していくことが、今の日本サッカーにとっては必要なのかもしれないとも思いました。

 


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Robin Van Persie “BEST”

2007-03-23 | アーセナル

私管理人が、アーセナルFW陣の決定力不足を嘆くばかりのここ数試合ですが、やはり今季の事実上の“エース”だったファン・ペルシーの不在が一番痛かったですね。
よくよく考えたら、第4FWと第5FWの2トップで勝てるわけがない(苦笑)

ということで、今回はファン・ペルシーの動画をご紹介します。
彼の凄さと潜在能力の高さを改めて感心する一方、「彼がいれば…」という嘆きのため息も出てきてしまいます。


1本目は、昨季のプレーを中心に編集されています。
http://www.youtube.com/watch?v=jh7syRLQI8o

2本目は、今季のプレーを中心に編集されています。
http://www.youtube.com/watch?v=2guaNVhhENg

 

来季に期待!!!
今季中に復帰してくれれば嬉しいですね~♪

 

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“将来”より“今”を

2007-03-21 | アーセナル

エバートン 1-0 アーセナル

得点)A・ジョンソン

HOME)エバートン

                 ボーガン    A・ジョンソン

          オズマン                   アルテタ

              M・フェルナンデス
                           カーズリー

       レスコット                        P・ネビル
                 スタッブス     ヨボ


                     ハワード


AWAY)アーセナル

                 アリアディエール
                          バチスタ

           ロシツキー              リュングベリ

                  セスク
                          ディアビー

        ホイト                          トゥーレ
                ギャラス   ジウベルト・シウバ


                     レーマン


交代)  ロシツキー → フレブ
  アリアディエール → ウォルコット
       バチスタ → デニウソン


主審)マーク・クラッテンバーグ


<“将来”より“今”を>
点が取れない。セットプレーで守れない。終盤で持ち堪えられない。

結局、最終スコアは、昨季同じ場所で喫したものと同じ「0-1」。 1年前から、チームの進歩が見られていないことになります。


アリアディエールとバチスタはこの日も得点できず。
アリアディエールは後半にゴール前5mフリーのところでロシツキーからパスを受けるも枠を外し、バチスタは前半に同じくゴール前5mフリーのところでのヘディングを宙に浮かしました。
序盤、エバートンに完全にペースを握られたのは、この2人が前線でボールを全くキープできなかったのが原因です。

正直、もうこの2人が先発として出る限りは、この内容と結果は仕方ないのかなと思うようになってきましたね。 あれだけチャンスを外しては、レーマンやギャラスのフラストレーションが溜まっていくのもわかります。

解説の粕谷も言ってましたけど、アリアディエールなんて、今は本当に「天から与えられたチャンス」だと思いますよ。
アンリ、ファンペルシー、アデバイヨール、バチスタ、ウォルコットに次ぐ「第5FW」の彼がこのように毎試合レギュラーで出れるなんて、普通なら考えられない状況ですが、そのチャンスを全く生かせていません。

やはり、アリアディエールとバチスタは放出すべきです。 バーミンガムからデンマーク代表のベンドナーがレンタルバックされてきますし、アリアディエールが残るとしたら、それは監督が自分と同じ国の人間をかわいがっているというだけのことでしょう。シガンといい、ヴェンゲルはその傾向が見られます。 “イングランド期待の星”だったジェファーズはすぐに放出されましたが(彼は今いずこへ?)。

この夏も、適正な価格ででしか選手を獲得しないと宣言したヴェンゲルですが、どうやらバチスタの完全移籍にかかる資金は「約35億円」との噂があります。 バチスタ獲得に向けて前向きのようですが、バチスタに35億円を払うとなると、先の宣言は嘘になります。 もしくは、自分の見る眼の無さを世界中に露呈しているということになるのか。

セスクとリュングベリにも、いいかげん決めろよとの怒りの感情が沸いてきます。 彼らはいまだにプレミアシップ無得点。
フレブも、途中からの出場はもう無理です。 途中出場で活躍したのを見たことがありません。 彼は先発でないと駄目です。 シュートを打つべき場面で、何故彼はこうも頑なに打たないのか?

言いたくはありませんが、やはりピレスの存在を懐かしんでしまいますね。
ランパードと違って、彼はほとんどPKを蹴ることなく、「3シーズン連続14得点」というMFとしては恐るべき決定力を見せました。 FWが点を取れない今なら尚更、彼のように中盤からゴール前に入ってくる選手が必要です。

 

ただ、得点できず勝てなくても、「0-0」の引き分けに持ち込めないのも、今のチームの現実を表しています。
ヘディングが苦手なホイトとギャラスがロングボールの対処に苦労していました。 高さがない分、相手よりも先に飛ぼうとした結果空振りとなり、体を入れ替えられてピンチを招いてしまうシーンが目につきました。

そして、失点は、またしても試合終了間際。
リーグのレディング戦と今回のエバートン戦、カーリングカップのチェルシー戦、FAカップのボルトン戦とブラックバーン戦、CLのPSV戦、
と、ここ最近10試合中6試合で、ラスト10分、そのほとんどが残り5分以内での失点を喫しています。

“将来”に向けた楽しみは確かにあります。 しかし、それを口実に、この“勝負弱さ”をいつまで許すのか、といった問題があります。
一口に“将来”と言っても、それが来るまではまだかなりの年月があります。 来季の今頃でも、まだ、ジュルーとディアビーは21歳、セスクとデニウソンは20歳、ウォルコットは19歳になったばかりです。
まだまだ、“将来”という言い訳は通じます。 もう少し目先の結果を見たほうが、彼ら若手にとっても良いことなのかも知れません。

 

しかし、アーセナルにとって不運だったのは、今回対戦したエバートンや前回対戦したアストンビラら“休養十分”の相手に、アウェイで連戦が組まれてしまったことです。
アーセナルが、カーリングカップ、FAカップ、CLを終えて今が疲労のピークという時に、アストンビラは「11日(さらにその前の試合は3週間前)」、エバートン「15日」と前回の試合から大きく日程が空いていました。 どちらもアーセナル戦に向けて合宿を行っていたようです。

やはり、このプレミアシップのスケジュールには疑問ですね。
FAカップとカーリングカップの国内カップ戦の両方に敗退したチームと、カップ戦に残っているチームとの間のスケジュールの差が極端になります。 前者がここまで暇になって、後者がここまで過密スケジュールになるのは、“システムの欠陥”と言わざるを得ません。 特にアストンビラは、2月はたった2試合のみ。 シーズン中に試合の間隔が3週間も空くなんて前代未聞ですよ。

まぁ、保守的且つ権威主義的なFAがこれを今更変えるとは思えませんが。 ベンチ入り枠も一刻でも早く、世界基準の「7」に合わせるべきだと思いますが。 Jリーグも最近になってようやく変えましたね。

この不可思議なスケジュールは、CLやUEFAカップを戦うイングランドのチームにとって弊害となります。
しかし、それでも、CLはここ2年連続でイングランドのチームが決勝に進出し、今季はイングランドから3チームもベスト8に残っているわけですから、やはり今は“プレミアシップの時代”なんでしょうね。

FAはこれに胡坐をかかないように。

 

試合終盤のあの大量の“みぞれ”は、昨季CL決勝の後半に振り出してきた大雨を思い出させました。 

 

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不慣れな“粘り”と慣れた“決定力不足”

2007-03-17 | アーセナル

アストンビラ 0-1 アーセナル

得点)ディアビー

HOME)アストンビラ

                      カリュー

           A・ヤング              アグボンラホール

                バリー       S・ペトロフ

                     マッキャン

        バウマ                        バーズリー
                G・ケイヒル    メルベリ


                    ソーレンセン


AWAY)アーセナル

                 アリアディエール
                          バチスタ

           ディアビー               リュングベリ

                  セスク
                          デニウソン

        ホイト                          ジュルー
                ギャラス   ジウベルト・シウバ


                     レーマン

交代)  ディアビー → ロシツキー
       バチスタ → フラミニ
  アリアディエール → センデロス


主審)マーティン・アトキンソン


<「結果」は評価>
予想通りの苦しい試合となりましたが、“守り切った”と言える久しぶりの試合になりました。

しかし、もちろん、不満は募ります。
やはり、バチスタとアリアディエールの2人はダメですね。 相手からすれば、きっと怖さは全くないでしょう。 バチスタはボールが足元に収まらず、アリアディエールは動きこそ良かったものの、何度も決定機を外し、最後は“ゴールの匂い”すら感じさせませんでした。
ここ最近は、この2人とアデバイヨールの不甲斐なさで、毎回毎回同じことを言わされている気がします。
「決定力不足」は深刻です。


ホームのアストンビラが、あそこまでロングボール一辺倒で来るとは思いませんでした。
これが“プレミアシップの現実”ですかね。 アストンビラと言えば、オレアリーが監督だった頃は、中盤でしっかりと繋ぐサッカーをする、好感の持てるチームだったんですが。。。

しかし、アーセナルはそのロングボールにまたしても苦しめられました。
セスク、デニウソンのダブル・センターの弱点が露呈されてしまいましたね。 GKやDFからこの2人の位置にボールを放り込まれると、ほぼ100%の確率で競り負け、前線でボールを取られてピンチを招いてしまいます。
この辺りは、“若さ”では済まされないところだけにキツイです。
ちょうど今週のアーセナルTVで、無敗優勝した03-04シーズンの試合を観たのですが、この時のヴィエラの中盤での存在感というのは、今のセスク、今のアーセナルに欠けているものですね。 彼がいなくなってから、セットプレーの脆さに拍車がかかってしまった気もします。
今後数年間、セスクがアーセナルの中盤に君臨することと思いますが、こういったフィジカルな戦いの対処を覚えていかないと、アウェイで勝ち点を落とすことに繋がってしまいます。 後ろにジウベルトがいれば違ったのでしょうが、この日は後ろがデニウソンだったので厳しかったです。

他に、個々のミスを指摘すれば、ジュルーが相変わらず危なっかしいです。 彼はCLポルト戦での反省を全く生かせていません。足元の技術に自信があるのか、不用意にボールを持ちすぎて、“あわや”のシーンを招いてしまうことが多々見られます。 この日は、自陣でファウルスローを2回するという失態もしでかしました。 2回目のミスは、1回目のミスの反省を生かせていないということ。 もっと考えてプレーしないと。

交代して入ったフラミニも、途中出場の選手としては最悪でした。 後半のあの時間帯にあれだけボールロストを繰り返しては、途中からは使いづらくなる部分があります。


最後まで冷や冷やものでしたね。 もっとキープして時間を稼ぐべきだったと思いますが、若さ故の経験不足が出てしまいました。
今回それをカバーしたのが、ベテランのギャラスレーマンでした。 2人に助けられました。

 

プレミアのタイトルは非現実的、3つのカップ戦で敗退、CL出場圏内の4位はほぼ確定、
とあって、明確な目標というものが無くなっているだけに、今後は「結果」と同じかそれ以上に「内容」を重視してほしいと思っていますが、11日間で3つのコンペティションから敗退した悪い雰囲気を断ち切るために、この日は「内容」よりもとにかく「結果」が欲しかったので、それについては満足です。 全体的にも、良く守り切ったと言えるでしょう。

 

 

話は変わって、実はこのアストンビラ戦と同日ほぼ同時刻に、FAユースカップの準決勝が行われ、アーセナルがマンチェスター・ユナイテッドを相手にホームでの1st legを制しました。

 

アーセナルU-18 1-0 マンチェスター・ユナイテッドU-18

得点)ギブス

HOME)アーセナルU-18

                        J・シンプソン
                バラザイト

           メリダ                  ランドール

                 ギブス
                          J・ダン

        トラオレ                      P・ロジャーズ
                  オゴゴ    G・ホイト


                    ブッチャー

交代)バラザイト → R・マーフィー
    ランドール → ランズベリー
  J・シンプソン → スティール

 

試合ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=w4XS4SpsFHs

公式マッチレポート
http://www.arsenal.com/matchreport.asp?thisNav=fixtures&fxid=306721&clid=4436&cpid=825

 

この試合も、イングランドの“ローカル・ボーイ”が中心となって活躍したことが嬉しいですね。交代して入ってきた3選手も全てイングランド人です。

ギブスのゴールは素晴らしかったです。 彼は左利きですが、この試合で決めたゴールのような、“左足でニアサイドに豪快に打ち込む”というシュートは、現在のアーセナルのトップチームの選手からは全く見られないものなので、選手達は彼の発想を是非見習ってほしいです。
この試合だけでなく、アーセナルTVのリザーブゲーム・ハイライトでも、ギブスは活躍を見せています。 また、現地のファンの話を聞くと、ランドールや、スペインのメリダ、オランダのバラザイトらが他の有望株とのことです。

試合としては、2点目を決められなかったのが残念であり、オールド・トラッフォードでの2nd legに向けた不安でもあります。
ただ、監督のスティーブ・ボールドも言っていましたが、この年齢で、エミレーツやオールド・トラッフォードでカップ戦の真剣勝負ができるというのは素晴らしい経験でしょう。
もちろん、勝って決勝に進めれば、それは尚更です。

 


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痛み分けのクラシコ

2007-03-14 | リーガ・エスパニョーラ

バルセロナ 3-3 レアル・マドリード

得点)メッシー3 / ファン・ニステルローイ2(1PK)、セルヒオ・ラモス

HOME)バルセロナ

                    ロナウジーニョ
           エトー
                                    メッシー

                       デコ

            イニエスタ               シャビ

                      マルケス


             プジョル    テュラム    オレゲル


                     V・ヴァルデス

交代)エトー → シウビーニョ
     デコ → ベレッチ
  マルケス → グジョンセン


AWAY)レアル・マドリード

                    ファン・ニステルローイ
               イグアイン

          ラウル                   グティ

                ガーゴ
                        ディアッラ

      M・トーレス                        サルガド
              セルヒオ・ラモス   エルゲラ


                   カシージャス

交代)ラウル → ロビーニョ
    グティ → デ・ラ・レッド


主審)マジェンコ

 

お互いに“CL敗退直後”の試合とあって、この試合にかけるモチベーションやテンションが心配されましたが、やはり「クラシコ」。そんな心配は不要でしたね。

メッシーの大活躍による劇的な幕切れでなんとか引き分けに持ち込んだバルセロナですが、今季はマドリード・ホームで負けていただけに、素直には喜べないといった複雑な心境でしょう。
それに、彼らが愛する「スペクタクル」は、後半の大部分の時間、彼らが憎悪の念を抱くライバルからしか見ることはできませんでした。

逆に、マドリードファンにとっては、カンバーロ抜きでの「カンプノウでの引き分け」は誇れるものながら、最後の最後に勝ち点を“2つ”落としてしまった結果は、非常に不満でしょう。

「内容」は最高なものでしたが、「結果」はどちらにとっても好ましいものではなかったと思います。
これで一番得をしたはずのセビージャでしたが、負けて、首位に返り咲くことはできず。 もう少し安定感があれば、今頃、単独首位で独走態勢に入っていてもおかしくはなかったと思います。

 

レアルは、左SBのミゲル・トーレスが中に絞った時に、メッシーを見放してしまい、そこからやられてしまうシーンが目立ちました。 CL・バイエルン戦同様、失点の原因は2試合連続で左SBでした。

試合を分けたのはもちろん、オレゲルの退場。
2枚目は妥当だったと思いますが、1枚目のシーンはレアルにPKを与えるだけで十分だったと思います。「PK+イエロー」は少し厳しい判定で、かわいそうでしたね。


後半、バルセロナはシウビーニョを入れて4バックにして、メッシーとロナウジーニョの2トップへとシステムを変更しましたが、これが全くうまくいきませんでした。
どちらも足元にもらいに下がってきてしまい、せっかくベレッチがオーバーラップしてきてクロスを上げても、2人には高さがなく、ニアに走り込む姿勢もなかったため、それが徒労に終わってしまうシーンが目に付きました。

レアルはセットプレーからセルヒオ・ラモスのヘディングで勝ち越しましたが、今季のレアルは、CL・バイエルン戦のように、リードした後に引き過ぎて失敗することが多々見られるため、勝ち越し後のディフェンスラインの位置に注目していましたが、やはり引いてしまいましたね(笑)


本来なら、「悪くない結果」ですが、カペッロはこの「悪くない結果」によって、さらに評価を落としてしまった感があります。

 

 

リーガ・エスパニョーラとは話が変わりますが、この週末は、各地でビッグマッチが行われました。
イタリアでは、インテル VS ミランの「ミラノダービー」が、スコットランドでは、セルティック VS レンジャーズの「オールドファーム、グラスゴーダービー」が、
ダービーではありませんが、
ドイツでは「バイエルン VS ブレーメン」、フランスでは「リヨン VS マルセイユ」、オランダでは「AZ VS フェイエノールト」、
と、まるで示し合わせたかのように好カードが目白押しとなりました。 とても偶然とは思えませんが、何か理由はあったのでしょうか???

 

<管理人の近況>
みなさん、お思いでしょう、
「更新遅っ!!」
と。

いや~すみません(汗)
いよいよ就活が本格化してきて、現在はエントリーシートやら説明会やらでかなり忙しい日々を送っておりまして、正直、パソコンでエントリーシートを何百文字・何千文字と書いた後に、記事を書く気になれませんでした(笑)

残念ながら、この状況は当分と続くと思います… アーセナルについてゆっくりと詳しく書きたいんですけどね~…

ということですが、みなさん、見放さずにこのブログを見てやって下さい(笑)
そして、書かずとも、下のランキングをこれからもよろしくお願いします♪


あ、社会人の方がいらしましたら、是非、自分に何かアドバイスをお願いします(笑)

 

 

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敗北 -チームの刷新が必要-

2007-03-11 | アーセナル

 アーセナル 1-1 PSVアイントホーフェン
AGGREGATE)1-2

得点)OG / アレックス

HOME)アーセナル

                 アデバイヨール
                           バチスタ

          リュングベリ                  フレブ

                  セスク
                          デニウソン

       クリシー                           トゥーレ
                ギャラス   ジウベルト・シウバ


                     レーマン


交代) バチスタ → アンリ
  リュングベリ → ディアビー
     クリシー → ウォルコット


主審)アメル(ルクセンブルク)


<「今季の総まとめ」となる敗戦>
「決定力不足」に「セットプレーの脆さ」。 アーセナルの欠点が露呈された試合でした。
そして、スコアはエミレーツでおなじみの「1-1」。
レディング戦の記事の最後で書いた不安が、そのまま予想となって的中してしまいました。 それは、1st legで圧倒的に攻めていた前半に点を取れなかった時に感じた“嫌な予感”も同じでした。
サッカーにおいて、
「決めるべきところで決めておかないと…」
というのはよくあることです、 しかし、それが、こうも高い確率で起こるチームを見た事がありません。 そして、それを非常に不甲斐なく思います。


この試合のポイントは、
・「引いて来るPSVの守備をいかに崩すか」
・「アウェイゴールを与えないこと」

の2つでした。
前者については、一応は達成していたと思います。 下記の通り、放ったシュートは19本。
しかし、ゴールは、セットプレーで得たアレックスのオウンゴールのみ。 崩してはいましたが、2トップのアデバイヨールとバチスタ、さらにはセスクら中盤の選手の決定力不足が明るみに出てしまったのです。

後者に関しては、言うまでもありませんね。 セットプレーの守備自体もそうですが、あれはフレブの不用意なファウルが原因です。
あの一方的に攻めていた状況で一番嫌だったのが、ゴール前でのセットプレーでした。 それは誰もが思っていたはず。 しかし、その中でのあの無意味なファウル。意図的にファウルで止めたとしか考えられなかったですね。
一流選手、常勝クラブになるためには、走力やパスセンス以上に、各選手が「試合を読む眼」を備えていることが重要だと思います。 あの場面で、あのファウルを犯してしまっては、それが決定的に欠如していたと言わざるを得ません。

 

しかし、やはりそれよりも、毎度毎度の「決定力不足」が、今回の試合を分けたと思います。
アデバイヨールとバチスタ、彼らに大きな責任があります。 彼らが2人で、つまり「2トップの連携で」相手を崩したシーンは全く見られませんでした。
バチスタに関しては、この日ゴールを決めてくれさえすれば、今までのミスを帳消しにしよう、ぐらいのことを思って観ていましたが、やはりその“器”ではありませんでしたね。 使えない“ハケン”社員でした。 契約の更新はもちろん拒否します。

BBCの公式掲示板に、
「ドログバがいたら何点取れていたことか…」
というアーセナルファンによる自虐的な書き込みがありましたが、全く以ってその通りだと思います。
今のアーセナルには、ドログバのように「点の取れるFW」も、クリスティアーノ・ロナウドやスコールズやカカのように「点の取れるもMF」もいません。 全員が、ただの“good passer”であり“good doribbler”でしかないのです。
今思えば、ユナイテッド戦逆転勝利の代償として、チーム得点王のファン・ペルシーを失ってしまったことが、非常に痛かったです。

セスクも、レディング戦同様、またしても大きなチャンスを決められませんでした。 別に決めらなくても、彼の場合は、レディング戦のようにボールに絡めていればそれで良かったのですが、この試合は動きもパスも悪かったです。
だからこそ、ディアビーと代えるのは、リュングベリではなくセスクだったと思います。 負けていながら、交代枠を1つ、それもバチスタのみにしか使わなかった1st leg同様、ヴェンゲルの采配には疑問が残りました。

 

Arsenal Team Statistics PSV Eindhoven
  1 Goals 1
  0 1st Half Goals 0
  5 Shots on Target 1
  8 Shots off Target 5
  6 Blocked Shots 1
  7 Corners 4
  18 Fouls 15
  1 Offsides 9
  1 Yellow Cards 1
  0 Red Cards 0
 81.1% Passing Success 76.6%
  21 Tackles 38
 66.7% Tackles Success 78.9%
 59.4% Possession 40.6%
 63.7% Territorial Advantage 36.3%

 

 

元アーセナルMFデイビッド・プラットが、現在のアーセナルの長所・短所を非常に的確に分析したコラムを書いていたので、ご紹介します。
そしてこれは、私管理人の意見と全く同じものであります。 と言うか、ここまで自分と考えていることが同じコラムを初めて見ました。
http://www.skysports.com/skysports/article/0,,1-1254862,00.html

 

そして、アンリの今シーズン残り試合の離脱が決まりました。
http://www.arsenal.com/article.asp?thisNav=News&article=453282&lid=NewsHeadline&Title=
Henry+ruled+out+for+the+remainder+of+season

非常に賢明な選択だと思います。
個人的な予想ですが、本当はそこまで酷い怪我ではない思います。 今季は、“復帰しては怪我、復帰しては怪我”の連続でしたから、中途半端に治すよりも、いっそ完全に休ませて来季に備えさせよう、ということでしょう。 幸い、CLの出場権争いは昨年ほど厳しいものではありません。

結局、今季、アンリが“アンリらしい”試合を見せたのは、アウェイのレディング戦ぐらいでしたね。
印象に残るゴールを決めたマンチェスター・ユナイテッド戦でも、内容は最悪でした。 最後の最後まで、昨季のCL決勝とW杯決勝の「ツケ」を払わなければならなくなってしまったのです。

 


とりあえず、今回はこのぐらいで。
今後のアーセナルについて、アンリについて、今季のまとめについて、とまだまだ書きたいことはありますが、それは次の機会にまとめて書いてみたいと思います。

 

どちらにせよ、課題は山積みです。

 

 

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勝ち上がりはリバプール、バレンシア、ミラン

2007-03-09 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

◯リバプール 0-1 バルセロナ
AGGREGATE)2-2

得点)グジョンセン

HOME)リバプール

                          カイト
                  ベラミー

           リーセ                  ジェラード

                  シソッコ
                       シャビ・アロンソ

        アルベロア                       フィナン
                  アッガー   キャラガー


                      レイナ

AWAY)バルセロナ

                    ロナウジーニョ
           エトー
                                    メッシー

                       デコ

            イニエスタ               シャビ

                      マルケス


             プジョル    テュラム    オレゲル


                     V・ヴァルデス


主審)ファンデル(ドイツ)

 

もし自分がリバプールのファンなら、この試合のせいで寿命が縮まってしまったことは、間違いないでしょう。

前半の内容を見れば、リバプールが「3-0」や「4-0」で勝っていてもおかしくなかったと思います。 それだけに、この試合の結果は、解説の羽中田氏の言葉を借りれば、
「(バルセロナは)勝ったけれど、完敗。」
ライカールトの言葉を借りれば、
「勝ったけれど、運が良かっただけ。」
ベニテスの言葉を借りれば、
「不思議な試合。」
というものでした。

1st leg同様、リバプールの組織的な守備と、守備から攻撃に移り変わるときのチーム全体の意思統一が見事だったと思います。

前半はリーセが目立っていましたね。 彼の持ち味であるサイドでの突破力と強烈なシュート力が生きていました。
今季のリバプールは、この試合のような「4-4-2・フラット型」のシステムを使うことが多いのですが、まだこの左サイドハーフの位置に入る選手を固定できていません。
リーセの“あまりうまくない守備”と、あの“シュート力”を考えれば、守備を基本に、たまに上がってきてシュートを打つ「左SB」よりも、今回のように、長い時間前にいて攻撃参加の回数が多くなる「左MF」の方が、相手はより脅威に感じると思います。


結果で見れば、実は「アンフィールド2連敗」となりますが、それを忘れさせる素晴らしい内容だったと思います。


バルセロナ戦分析
http://news.bbc.co.uk/sport2/hi/football/europe/6425957.stm

 

Liverpool Team Statistics Barcelona
   0 Goals 1
   0 1st Half Goals 0
   6 Shots on Target 4
   7 Shots off Target 3
   3 Blocked Shots 0
   2 Corners 6
   12 Fouls 13
   3 Offsides 4
   4 Yellow Cards 1
   0 Red Cards 0
  61.9% Passing Success 79.9%
   30 Tackles 23
   90% Tackles Success 69.6%
  28.4% Possession 71.6%
  59.3% Territorial Advantage 40.7%

 

連覇を断たれたバルセロナ、2季前を思い出して意気揚々のリバプールの最新情報は、こちらから!!!(ランキングへ)

 

 

◯バレンシア 0-0 インテル
AGGREGATE)2-2

HOME)バレンシア

                        モリエンテス
                 ヴィジャ

          D・シルバ                  アングロ

                          バラハ
                マルチェナ

       モレッティ                         ミゲル
                 アジャラ    アルビオル


                    カニサレス

AWAY)インテル

              イブラヒモビッチ   クレスポ

         サネッティ                スタンコビッチ

                ダクール
                        ブルディッソ

      マクスウェル                       マイコン
               マテラッツィ    コルドバ


                   J・セーザル

 

もし自分がバレンシアのファンなら、この試合のせいで寿命が縮まってしまったことは、間違いないでしょう。

アウェイの1st legを「2-2」で引き分けたため、バレンシアは「0-0」でも「1-1」でも勝ち上がりが決まる条件、つまり、結果的には“狙い”がうまくいったことになります。
しかし、内容を見れば、「0-0」に“抑えた”と言うよりも、「0-0」で“なんとか逃げ切れた”という方が近い試合でしたね。 最後の10分間は、どちらも決定機を掴みましたが、よりヒヤヒヤものだったのは、バレンシアでした。


試合終了後の乱闘に関しては、UEFAが調査を開始するようです。 バレンシア、インテルの双方に処分が下されるでしょう。
一番重く罰せられるべきは、全く関係ないところでブルディッソを殴った、バレンシアのダビド・ナバーロだと思います。


それにしても、このメスタージャでは荒れる試合が多い印象がありますね。
つい最近のバルセロナとの試合もそうでしたし、2季前は、当時ブレーメンだったFWバルデス(現ドルトムント)が、「パター事件」を起こして、これもまた乱闘騒ぎにまでなりました。

勝っても、負けても、メスタージャではご注意を(笑)

 

またしても最悪の去り際を見せたインテル、久しぶりにCLベスト8に進出したバレンシアの最新情報は、こちらから!!!(ランキングへ)

 

 

◯ ACミラン 1-0 セルティック
AGGREGATE)1-0

得点)カカ


チャンスはありました。
後半、俊輔がペナルティエリアでアンブロジーニに倒されたシーンは、「セルティックパーク」なら確実にPKだったでしょう。
今季のCLで、“初めて、アウェイで90分間を引き分けた相手”がミランだったわけですから、セルティックは健闘したと言えます。

しかし、延長後半に中村を下げたのは、賢い選択ではなかったと思います。
セットプレーのチャンスが何度かあっただけに、残念です。 きっと、日本人だけでなく、“ミラニスタ”と“レンジャーズファン”以外のこの試合を観た全てのサッカーファンが、
「中村がいれば…」
と思ったことでしょう。 相手を崩してでの攻撃の可能性が見えなかっただけに、俊輔の正確なプレスキックやクロスが必要だったと思います。


もちろん、勝利チームに値したのはミランでした。
今後、さらに上を目指すには、“カカ以外の誰か”が点を取れるようにならないと、少し厳しいでしょうね。

 

 

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勝ち上がりはローマ、チェルシー

2007-03-08 | チャンピオンズリーグ・UEFA杯

◯   リヨン 0-2 ローマ
AGGREGATE)0-2

得点)トッティ、マンシーニ

HOME)リヨン

                     フレッジ

           マルダ                    ゴヴ

               ジュニーニョ     チアゴ

                     ディアッラ

        アビダル                     レベイエール
                  クリス     スキラッチ


                      クペ

AWAY)ローマ

                     トッティ

           マンシーニ               タッデイ

                     ペロッタ

               デ・ロッシ       ピサロ

        トネット                        パヌッチ
                 キヴ       メクセス


                      ドニ


主審)メフト・ゴンザレス(スペイン)

 

「古き良きイタリア」を見せてもらいました。
堅い守備。鋭いカウンター。巧妙なファウルの誘い方。相手を焦らせるような時間の使い方。
ローマは、見事にリヨンを術中にはめました。

GKドニとCBメクセスの働きは素晴らしかったです。 彼らの最終ラインでの踏ん張りが、試合を締めました。

やはり、1st legが「0-0」というのは、予測が難しいゲームになるものですね。
これだから、サッカーはわからない。
サッカーにおいて、「◯◯が勝つに決まっている」、「◯◯が優勝できるわけない」という断定ほど無意味で愚かなことはありません。 ベスト16に進出した全てのチームに優勝する可能性があるということを再確認させられた試合でした。

 

またもCLで結果を残せなかったリヨン、CL初のベスト8入りを決めたローマの最新情報は、こちらから!!!(ランキングへ)

 

◯チェルシー 2-1 ポルト
AGGREGATE)3-2

得点)ロッベン、バラック / クアレスマ


GKエウトンの、CL決勝トーナメントにふさわしくないレベルの凡ミスがなければ、大番狂わせの可能性もあり得たと思います。

スタンフォード・ブリッジの張り替えたピッチは、よりパスサッカーを好むポルトに有利に働きました。
ポルトは守備陣もよく頑張っていましたが、似たような試合展開で勝ち上がりを決めた上記のローマとの違いは、カウンターでチェルシーのディフェンスを常時脅かすだけの攻撃力が前線になかったことです。
先制され、勝つには「2点」が必要になったチェルシーはかなり前掛かりになったため、カウンターのチャンスは多くあったと思いますが、それを結び付けられませんでした。

それでも、やはり最後はチェルシーの強さが目立った試合だったと思います。


 

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情けない勝利

2007-03-07 | アーセナル

アーセナル 2-1 レディング

得点)ジウベルト・シウバ(PK)、バチスタ / OG

HOME)アーセナル

                 バチスタ
                         ウォルコット

          リュングベリ                  フレブ

                  セスク
                          デニウソン

       クリシー                           ジュルー
                ギャラス   ジウベルト・シウバ


                     レーマン

交代)リュングベリ → ディアビー
    ウォルコット → アリアディエール
        フレブ → センデロス


AWAY)レディング

                 キットソン    リタ

          S・ハント                  リトル

                シドウェル
                        J・ハーパー

      ショーリー                        マーティー
              インギマルション   バイキー


                    ハーネマン


主審)クリス・フォイ


<未だ「課題」は解決されず>
「決定力不足」。
現在、アーセナルが結果を出せていない原因は、全てここにあります。

若手中心のメンバーでチェルシーのフルメンバーを相手にしても、サスペンションと怪我で“9人”を欠いた試合でも、チャンス、それも“決定機”と言えるものを数多く作れていましたが、フィニッシュが最悪です。

この試合のアーセナルの「決定力不足」を最も顕著に表していたのが、セスクの“考えられない”シュートミスでしょう。
正直、なぜあれを外してしまうのか、なぜあれを決められないのかが理解できません。
もはや「Miss of the Season」として語り草になっている、CL・CSKAモスクワ戦のロシツキーのシュートミスですが、今回のセスクのミスは、あれよりも酷いです。 まぁ、彼はそのCSKAモスクワ戦でも、無人のゴールを枠外に外してしまいましたが…
CSKAモスクワ戦・ハイライト

 

試合ハイライト
http://www.youtube.com/watch?v=OOHxLQ4Yfns

 

終盤、レーマンがディフェンスにキレるシーンが見られました。
「熱くなりすぎ」とレーマンを攻める声が多数でしょうが、個人的には、レーマンへの同情の思いの方が強いです。
あれだけの数のチャンスを決められず、最後は集中力を欠いたことによるミスからピンチを招いてしまっては、GKとしては、チームメイトへの不甲斐なさを感じるのも当然でしょう。

明日のCL・PSV戦は「2点以上の得点」と「アウェイゴールを与えないこと」が求められますが、この試合を観る限りでは、そのどちらも達成不可能に思えてしまいます。
この、「自分達で試合を難しくしてしまう悪癖」をどうにかしないと…。

 

怪我のアンリはどうやら間に合うようです。
ファン・ペルシーがいれば、「アンリがいなくても大丈夫」と自信を持って言えますが、彼が離脱し、アデバイヨール、バチスタ、アリアディエールが未だに頼りにならない現在では、やはりアンリに頼らざるを得ないところです。 しかし、それも心配です。

 

書きたいこと、書かなければならないことは、この何倍もの量があるんですが、最近は忙しいので、かなり簡略したものになってしまいました。
CLはもうちょっと頑張ります。

 

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好対照の“ユナイテッド”

2007-03-06 | プレミアシップ・FA杯

リバプール 0-1 マンチェスター・ユナイテッド

得点)オシェイ

HOME)リバプール

                          カイト
                  ベラミー

           M・ゴンザレス             ジェラード

                  シソッコ
                       シャビ・アロンソ

        リーセ                         フィナン
                  アッガー   キャラガー


                      レイナ

 

AWAY)マンチェスター・ユナイテッド

                                       ラーション
                ルーニー

          ギグス                 C・ロナウド

               スコールズ
                         キャリック

       エブラ                           G・ネビル
               ビディッチ     ファーディナンド


                   ファン・デル・サール

 

ルーニーを怪我で失い、スコールズが一発レッドカードで退場し、リバプールに圧倒的に攻められながらもロスタイムにセットプレーから決めてしまう「強さ」。

今季のプレミアシップ・チャンピオンが決まってしまったことを暗示するような試合でした。
リバプールにとっての“不運”、ユナイテッドにとっての“運”が多く見られた試合でしたが、こういう勝ち方をしたら、チームの勢いは止まらないでしょう。

 


 

◯ウェストハム 3-4 トッテナム

得点)ノーブル、テベス、ザモラ / デフォー(PK)、タイニオ、ベルバトフ、スタルテリ

 

スカパーでの放送はなく、ネットでの観戦でしたが、この「スコア」が示す通りの素晴らしい試合でした。
“展開のエキサイティングさ”では、今季のプレミアシップ・ベストゲームと言っていいでしょう。
火曜の「ハイライト」では、是非この試合に注目してみて下さい。

しかし、ウェストハムにとっては、“降格をほぼ決定づけさせられた”非常に厳しい結果となってしまいました。
基本的に、イングランドのファンは試合が終わればすぐに家路につくことが多いのですが、この日のウェストハムのファンの“敗戦のショック”は計り知れないほどの大きさだったようで、試合後約30分経った後も、席から動けずにただ呆然としていたファンの姿が非常に印象的でした。
本当に“人生”を懸けて応援しているからこその、反動なのでしょう。


 

ちょっと時間がないので、アーセナル戦はまた明日で♪


 

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Jリーグ開幕!!!

2007-03-04 | Jリーグ

◯浦和レッズ 2-1 横浜FC

得点)OG、永井雄一郎 / 久保竜彦

HOME)浦和レッズ

               ワシントン
                       永井雄一郎

                    ポンテ

        相馬崇人                  山田暢久

               小野伸二
                        鈴木啓太


            ネネ     阿部勇樹     坪井慶介


                    山岸範宏


AWAY)横浜FC

                    久保竜彦

                    奥大介

         滝澤邦彦                 薮田光教

                        チョン・ヨンデ
               山口素弘

       和田拓三                      小野智吉
               早川知伸    小村徳男


                    菅野孝憲


主審)柏原丈二

 

キングカズの存在と久保・奥の獲得でオフの話題を独占した初昇格の横浜FCが、王者・浦和のホームに乗り込むという注目の開幕戦は、「浦和の底力」と「横浜FCの健闘」がそれぞれ光った一戦でした。

しかし、横浜FCにとっては悔やまれる試合でもあったでしょう。
1失点目、2失点目は共にイージーなクリアミスから。
 「昨季王者とのアウェイ戦」という、考えられる中で最も厳しい条件の開幕戦で貴重な勝ち点を得られていれば、“J1で戦っていける自信”をつけることが可能だったでしょうから、試合後、高木監督が悔しさを顕わにしていたのも当然です。

それにしても、久保の同点弾は凄かったですね~。
まさに、“ドラゴン”。 普通の選手ではありえない発想、ありえないシュートレンジ。 アフリカを越えたアフリカらしさ(笑) あのシュートはエトーやドログバでも無理でしょうね。


浦和は阿部獲得の効果が早くも出ていたと思います。
新天地でのリーグデビュー戦でしたが、非常に落ち着いたプレーを見せていました。 相手選手が猛烈にプレッシャーをかけている中でのGKへのヘディングのバックパスや、相手のロングボールを胸トラップで処理してしっかりとマイボールにするなど、細かいところですが、こういう“CBらしからぬ高い技術”による気の利いたプレーで、混乱が起きそうなところを未然に防いでいました。

ただ、オーストリア遠征の疲れとゼロックスでガンバに完敗したことの影響からか、チームとしての調子は今一つでしたね。 体のキレを感じさせたのは相馬ぐらいで、後の選手からはフリーランニングもほとんど見られませんでした。

浦和の力を持ってすれば、開幕からの不振は、「リーグ戦」ではそれほど影響ないでしょうが、「ACL」となれば話は別です。
もう、すぐに試合はやってきます。 「開幕から徐々に…」では、手遅れになってしまいます。

 

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◯ガンバ大阪 1-0 大宮アルディージャ

得点)バレー

HOME)ガンバ大阪

              マグノアウベス    播戸竜二

         二川孝広                  橋本英郎

                遠藤保仁
                          明神智和

      安田理大                          加地晃
                 山口智    シジクレイ


                    松代直樹


AWAY)大宮アルディージャ

                    エニウトン

                    小林大悟

         橋本早十                   藤本主税

                小林慶行
                          佐伯直哉

      波戸康広                        西村卓朗
                片岡洋介    レアンドロ


                     荒谷弘樹


主審)岡田正義

 

引き分けられた、というか、内容を考えれば引き分けが妥当な試合だったと思います。
しかし、こちらの試合も上記の浦和戦同様、最後はCB片岡の1つのイージーな判断ミスが、勝敗を分けてしまいました。

決められたのは、大宮に3年間在籍し、大宮のJ1昇格に大きく貢献したFWバレー。 大宮の新外国人のエニウトンやレアンドロが低調なパフォーマンスを見せていただけに、なんとも皮肉な結末でした。

横浜FCの健闘に心躍らせた夕方でしたが、大宮の敗戦で、やはり最後の5分間を守り切れないで勝ち点を落とすのが降格候補のクラブの“定め”なのかと思い、悲しい気分にさせられた夜でした。

 

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