パニック
僕は以前はそんなもの無縁な事だと思っていた。
潜りの仕事をしていた時などは、常に命の危険にさらされていたし、
(海に潜る事よりも海の中の仕事自体が非常に危険)
危険な思いをしても別にどうと感じた事は無かった。
その辺はある程度度胸が据わっていたのかも知れなかった。
或いは、死ぬ時は海で死にたい、そんな気持ちもあったからかも知れない。
一年ちょっと前、二度目のブラッドパッチの後、飛行機で帰郷した。
それ以前、飛行機に乗る事は大好きだったのにも係わらず、
座席に座った瞬間から異様な雰囲気に襲われたのだ。
急に涙が出てきて、心臓の鼓動は早鐘を打つようになり、
脳味噌も飛び出してしまうのではないだろうか?
そんな感覚だったのだ。
あれこそ、パニックというものではなかったのだろうか?
生まれて初めて経験する感覚だった。
降りてしまいたかった。
しかし、そんなことも出来るはずも無く、無情にも飛行機は滑走路を滑り出した。
離陸してから水平飛行になるまでの間にパニック状態は最高潮に達した。
「わ~!!」そんな大声を上げてしまいたいほどの恐怖?だった。
あれは一体、何だったのだろうか?
あれ以来、飛行機には乗っていない。
似たようなことは今もある。
車で高速道路を走行する時(自分の運転の時)どこかに突っ込んでしまいたくなる・・・
高い所に登った時。飛び降りてしまいたくなる・・・
人混みの中もどうにもいけません。
これらは本当に、もう一人の自分或いは自分と全く関係ない別人が
心の底から呼びかけてくるようです。
子供の頃、高い所は大好きだった。
火の見やぐらに登ってみたり、高い木に登ってみたり、
母親の実家で2階の屋根に登り、日がな一日、山や雲の流れを見ていたり・・・。
だから今は高速道路には乗らないし、高い所にも絶対に登らない。
人混みも出来れば避けたい。
昨日書いた事、今日書いた事の内容を考えると・・・
もしかして「心身症」というやつでしょうか・・・?
何でも全て病気のせいにするのも良くないことですが。
何か暗い話題ばかりでスミマセン・・・
飛行機といえば、脳脊髄液減少症の患者さんは、
病院が遠い為、飛行機で通っている方も多いと思う。
医者はブラッドパッチ後に飛行機に乗る事は別に問題無いと言うが、
実際は疑問を感じるのである。
医者が問題無いという理由は、飛行機の中の気圧(0.7~0.8)
を指して言ってるのであって、離陸時に背中に掛かる強烈なG(重力)
の事は指摘していないのだから・・・
僕は離陸していく最中、
「あっ、これはパッチしたところから絶対にジャージャー漏れしているな」
そう思いましたけど・・・
僕は以前はそんなもの無縁な事だと思っていた。
潜りの仕事をしていた時などは、常に命の危険にさらされていたし、
(海に潜る事よりも海の中の仕事自体が非常に危険)
危険な思いをしても別にどうと感じた事は無かった。
その辺はある程度度胸が据わっていたのかも知れなかった。
或いは、死ぬ時は海で死にたい、そんな気持ちもあったからかも知れない。
一年ちょっと前、二度目のブラッドパッチの後、飛行機で帰郷した。
それ以前、飛行機に乗る事は大好きだったのにも係わらず、
座席に座った瞬間から異様な雰囲気に襲われたのだ。
急に涙が出てきて、心臓の鼓動は早鐘を打つようになり、
脳味噌も飛び出してしまうのではないだろうか?
そんな感覚だったのだ。
あれこそ、パニックというものではなかったのだろうか?
生まれて初めて経験する感覚だった。
降りてしまいたかった。
しかし、そんなことも出来るはずも無く、無情にも飛行機は滑走路を滑り出した。
離陸してから水平飛行になるまでの間にパニック状態は最高潮に達した。
「わ~!!」そんな大声を上げてしまいたいほどの恐怖?だった。
あれは一体、何だったのだろうか?
あれ以来、飛行機には乗っていない。
似たようなことは今もある。
車で高速道路を走行する時(自分の運転の時)どこかに突っ込んでしまいたくなる・・・
高い所に登った時。飛び降りてしまいたくなる・・・
人混みの中もどうにもいけません。
これらは本当に、もう一人の自分或いは自分と全く関係ない別人が
心の底から呼びかけてくるようです。
子供の頃、高い所は大好きだった。
火の見やぐらに登ってみたり、高い木に登ってみたり、
母親の実家で2階の屋根に登り、日がな一日、山や雲の流れを見ていたり・・・。
だから今は高速道路には乗らないし、高い所にも絶対に登らない。
人混みも出来れば避けたい。
昨日書いた事、今日書いた事の内容を考えると・・・
もしかして「心身症」というやつでしょうか・・・?
何でも全て病気のせいにするのも良くないことですが。
何か暗い話題ばかりでスミマセン・・・
飛行機といえば、脳脊髄液減少症の患者さんは、
病院が遠い為、飛行機で通っている方も多いと思う。
医者はブラッドパッチ後に飛行機に乗る事は別に問題無いと言うが、
実際は疑問を感じるのである。
医者が問題無いという理由は、飛行機の中の気圧(0.7~0.8)
を指して言ってるのであって、離陸時に背中に掛かる強烈なG(重力)
の事は指摘していないのだから・・・
僕は離陸していく最中、
「あっ、これはパッチしたところから絶対にジャージャー漏れしているな」
そう思いましたけど・・・
tomokoさん、病院は無理ですけど、ディ・ケアなら
tomokoさんの構想は可能ですよ。
僕も考えた事ありますよ。僕も宝くじ買ってますので
もし一等当選なんてことになったら、みんなで一緒に
やりましょうね。
でも・・・当たるはずないか??
ゆめさん、ゴンゾーさん、充途さん、ありがとうございます。梅雨のうっとおしさが、ぶっ飛びました。
私は2年くらい前、低髄専門病院とリハビリセンターの夢を持っていました。
この病気は、なってみないと解らない辛さがあるので、
S先生を院長に、脳外科・整形・耳鼻科・眼科・内科・婦人科・歯科(顎関節含む)・神経科・心療内科・リハビリ
センター科等があり、各科の医師と看護師は必ず週一回のカンファレンスで情報交換し、待合いには、心地よいベッドに、希望者は点滴しながら、おしゃべり出来る部屋が用意されていて、順番がきたら、看護師が呼びに来てくれる。
どの科を受診するかは、患者が選べて、各科の看護士は必ず低髄の経験者がいて、検査は速やかに、MRIは最新の最短機械があり、データはパソコンですぐに焼いてくれて、
CDRで借りる事が出来、リハビリ室と待合いには、ヘルストロンの椅子があって、飲み物は水やドリンクが選べて、
ロビーには癒し系の生音楽のライブと温泉の足湯があり、カウンセリングルームも用意されていて、自由に相談できる。
なんて、考えたことあります。
宝くじ買って、一億当たったら、病院を作ろう!なんて思ったけど、一億では無理ですよね・・って、夢もはかなく消えました。
時代が進んで、患者が激増し、病院は増えず、BPに追われてアフターはなし。自分で養生して!というのは、生き地獄に追い込んでいるようなもの。
とにかく、私の廻りに完治した人がいない!
全国にはいるのでしょうが、身近にいない!
せめて、「低髄喫茶」でもあれば、慰められますよね!
名案です!
夢は実現出来ないのでしょうか。
ゆめさん、想像は、脳にいいですよー!
オタクならぬ、患者が集う「低髄喫茶」行ってみたい!
「萌え萌えじゃんけん」ならぬ、
「漏れ漏れじゃんけん」で、しばし痛みと苦しみを忘れる喫茶。
お客は皆、テーブル横の長いすに横になって、飲みもの(OS1のほかに、各種スポーツドリンクのミックスカクテルとか)を曲がるストローで飲むの。どう?
「いらっしゃいませ、患者さま!」
「当店では予約制となっております。
ご予約はおすみでしょうか?
現在、半年先まで予約で埋まっております。
予約当日もお席にご案内するまで数時間
お待ちいただくこともございますが、
ご了承くださいませ。」なぁんてね。
充途さん、単調な毎日の私に、
久しぶりに楽しい想像をありがとうございました。
もしかして想像することも、脳にいいかも?
俳句ですね。
こちらは今日はまさしく、梅雨の晴れ間で真夏のようです。
僕も、人生の終わりには笑えるようにしないと・・・。
今までは人生の終わりなんて考えたくもありませんでしたが。
脳の話は、興味深かったです!
まだまだ、解らないことだらけでも、脳は使えば使うほど、神経の突起が伸びるんですよね!
私も頑張る!
「行く空に 飛行機雲や 梅雨晴れ間 」
すぐ影響されて、俳句作ってみました
なんか、人生に希望が見えますよね。
走れなくなった・・自転車に乗れない・・踊れない・・
ないないづくしの、2年ですが、決して諦めずに、行きましょう!
人生の終わりには、必ずにっこり笑って見せるよ。
年老いても頑張ってる人の姿見たらね~。
まだまだ諦めちゃ~いけんですね。
では、おやすみ~
95歳から中国語を学ぶなんてすごい!
私らまだまだひよっこだ~。
脳の回復の可能性を信じましょう。
皆さんそうでしょうが、僕は未だに医師不信を拭いきれません。
自分の状態はまださほど気持ち的には重症ではないと
思います。今は皆さんにも救われていますしね。
これ以上、危なくなってきたら考えてみますね。
御心配ありがとうございます。
つい先日、「執事カフェ」ができたと思っていたら
もう「メガネ男子カフェ」なんてあるんですか~。
イヤハヤ・・・。
低髄喫茶、面白そうですね~。
でも、真面目に同じ立場の人が集まれて癒される空間があったら大勢の人が救われるかもしれませんよ。
看護婦さんのメガネ、アップにした髪形
ハッ、アブナイ、アブナイ・・・
ゆめさんは・・・?今回は忘れてないよね~
萎縮した脳でも復活するんですね。
脳の為にも歩く事は大事なんですね。
これからも頑張りましょう
この病気の状態で、鬱のような状態にならない方が不思議な気がします。
ぼくは、状況に応じて臨機応変に、利用できるものは最大限利用して
病気と闘うのがいいと思います。
一度試してみて、ダメならダメで別の方法を考えるということにすればいいですし…。
精神的な面で、何か病名をつけられたとしても、
それで何らかの対応がとれるのでしたらいいことだと思います。
ただし、これも結局対応してくれる医者次第というところが大きいと思いますが。。。
p.s.
メガネ男子ですか…
世の中には「メガネ男子カフェ」なんてのがあるんですね ^^;
同じメガネ系として、熊殺し権造と、ミクロ充途で低髄喫茶でも開きましょうか。
「患者様、診察室へようこそ」
飲物はOS-1とソリターT3号のみ。
点滴は特別オプション。
そしてレシートには、自費のマークが。。。
あ、看護婦さんのメガネというのも…
今度こそ、覚えていて見られるかな、私。数分たつと忘れてしまう私。
勉強もかなりしているようで、驚きましたよ。
僕は朝は最も辛い(痛みが酷い)時間帯の一つです。
朝から疲れている状態なんて、洒落になりません。
起きてから1~2時間横になっていれば少し楽になり、
動き出せば朝以上にどんどん具合が悪くなっていく。
なんだかな~、と言う感じです。
自分の体は自分で治そうと努力すること、すごく大事なことですね。
最近のゆめさんは頼もしくさえ感じる事がありますよ。最初の頃の出会いと比べたらね・・・。
一緒に頑張りましょう
やはり同じような経験をしている方がいるんですね。
妙な安心感(自分だけではなかった)を持ちました。
そんな安心感、持ってはいけませんね。
先日の診察の際、長時間の電車移動、体調よりも、おかしな衝動がでるのではないかと、それが心配だったんです。乗り物の中は逃げ場がありませんしね。
観光気分に気持ちを切り替えて何事も無く帰ってこれましたが。
しかし、自分で全く自覚が無いのに何故あのような感覚に襲われたのか、全く理解できません。
鬱というものは自分でもわからないまま発症、進行していくのでしょうかね?
僕は自分の気持ちの面は医者には話した事がありません。薬も飲みたくないし、精神的な病名を付けられることが怖い面もありますし・・・。
ps.
充途さん、最近メガネ男子がモテモテだそうですよ。もしかしたら幸せがすぐそこに
男は内面で勝負ですが・・・。
おさっしの通り、私は規則正しい生活を心がけています。(gonzoさんはすごい洞察力があるかも。)
アドレナリンもそうですが、たぶんドーパミンの異常もあるんじゃないでしょうか?
パーキンソンに似た症状や統合失調症に似た精神症状もでますから。
私のおびえや不安もたぶん性格ではなくこの病気の一症状なのだと思います。
今後の研究が期待されます。こういった患者の書き込みを医師や研究者はどんどん読んで参考にしてほしいと思います。
不思議な異常は体験した者の声を聞き集めることから、原因が究明されると思います。
12時前には寝るようにしています。
脳内物質、セロトニンのバランスのためにも、朝は光を浴びるようにしています。
夜12時前に自然に眠くなるように、照明を9時ごろから落として自然の睡眠薬、睡眠導入脳内物質メラトニンが出るようにしています。
この病気がマイナス思考では治りが悪いというのは
生活改善による自律神経のリズムの回復や、マイナス思考ではうまくセロトニンが働かなくなり、さらにうつになり、さらに、セロトニンが働かなくなるという悪循環に陥るからではないかと思います。
自分の体は人まかせ、医師まかせ、ブラッドパッチまかせにはしたくないです。
だめでもともと自分でできる限りの努力もしなければと思います。首の運動続けています。
自然に死ぬとき、「よく努力し、よく生きた。」と思える人生にしたいです。
ぼくの病気の発症のときの体験に
少し似ているところがある気がします。
ぼくの場合は、飛行機ではなく電車でした。
電車に乗ってしばらく経過すると、突然ドカーンと気分が悪くなり、
座っているのも我慢できないほどイライラしました。
その場から飛び降りて逃げだしたい衝動に襲われ、
それを脂汗ダラダラになりながら必死で我慢していました。
このとき、自分が自覚する感覚が、
それまで生きてきた中で経験したことがなかったので、
「対象のない不安感を感じる」と表現していました。
電車に乗ると、よくそのような感覚に陥り、
パニック寸前になることがしばしばだったので、
電車に乗るのが恐くなりました。
周りの人にそれを言うと、鬱になったのでは?と言われてました。
その後、ぼくは徐々に体調が悪くなっていき、
全く心当たりがないのに「死にたい」と思うこともあり、
何か精神的にやられてしまったのだろうかと思いました。
ぼくの場合、この体験は病気の発症の時期だけだったです。
後で思うと、ブラッドパッチの後に車に乗せてもらったときに、
スピードによって、頭が押さえられるような圧迫感を感じたときの感覚に近く、
その感覚を、その当時表現する言葉がなかったので、
「対象のない不安感」と表現していたのかもしれません。
( http://toubyou.oh.land.to/dokuwiki/teizui/j30m/2005#section )
僕が思うに、ゆめさんは規則正しい生活を送っていると感じていましたから。
僕はあまりにも不規則な生活になっています。
眠剤などで眠れなくても、昼間に異様な眠気に襲われて眠ってしまったり体内リズムが崩れているのかも知れませんね。
去年までの漁師の生活が夜の漁だったせいもあるかもしれませんが・・・。
僕も孤独が好きですが、今は少し(メッチャ)寂しいですね。
だからこうしてブログなんか始めたのかも?
(正直、いつまで続くか・・・?)
パニック障害の診断、それにその為の薬?
恥ずかしながら全然知りませんでした。
多分、アドレナリンの分泌が異常に多くなるんじゃないでしょうか。
自分の気持ちだけでコントロールできなくなりますよね?
確かに、自殺願望なんて全く無い(考えたり、誰かが楽に殺してくれたらと思う事はありますが)のに、なんでそんな感覚に襲われるのかが分からないし、怖くなるんです。
なんか、色々ありますね。
僕達がコメント欄で交わす会話を健康な人が見たら
どう思うんでしょう?
やはり理解不能でしょうね
昼間は何もできない、外で働けない自分を無意識に責めてるから。
gonzoさんの体験は私もそっくりです。
心臓が早鐘のように打つ、パニック状態。
車をぶつけたり、落ちたりしそうな感じ。
自殺願望というより不安。自分が信じられない感じ。
この病気の人が、パニック障害と診断されたり、脳脊髄液減少症と診断されてもなお、パニック障害の薬やうつ病の薬が処方されることがありますよね。
髄液減少で脳が調子悪いときにさまざまな脳内物質の変化による症状が起きるため、既存の病名と同じ症状がでるため薬も効くのだと思います。
脳は体の指令器官ですからいろんな症状が全身にでますよね。
飛行機、私もひどいめにあったことあります。まだ病名がわからなかったとき乗って。
gonzoさんの症状も私とすごく似ていて
驚きます。なんだか一人じゃないと思うと自分を許せます。
それでは、このへんで、お休みなさい。