陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

ブラッドパッチまでの経過 その3

2006-03-28 00:35:33 | 脳脊髄液減少症
さて、病院の件ですが、皆様未だに苦労が多いようです。
まず、初診の予約を取るのに数ヶ月、それから治療を受けるまで、また数ヶ月。
更に、近くで治療を受けられる病院が無い為、
それに伴う、医療費以外の多額の出費、交通費や、宿泊代、費やす時間など・・・
ホントに頭が痛いですね。早く何とかなってくれないものでしょうか・・・

え~前回の続きですが。
入院してみて初めて現状を知ったという事でしょうか。
そして、いよいよ検査に入っていきます。
僕の場合は首を2回も手術しているので、まずはレントゲンからです。
その時点で早くも問題点が見つかってしまいました。
首がストレートネック(何のこっちゃ?)と言う状態になっているそうで。
健康な人の首の骨は、後ろに湾曲しているのが普通なのだそうですが、
これが、真っ直ぐであったり、僕の場合の様に、前に湾曲している
状態を言うそうです。
神経が、痛みを庇おうとして(要するに神経が悲鳴を上げている)長い時間かけて
ストレートネックになるそうですが、これがまた新たなる症状を生む訳です。
こうなってくると訳が分からなくなってきてしまって、
これが正常な状態に戻る(治る)のかどうか未だに不安な部分ではあります。

次が、RI脊髄ー脳槽造影検査です。
内容については割愛しますが、この検査は1,3,5,24時間時の
撮影がありますので入院検査となります。
これ以外にも3回のMRI検査などある訳ですから、
これが全て遠方からの通院となると多大な出費が嵩んで行く訳でして、
病院側にも検討して頂きたい問題です。
ただし、これは各病院差があるようで、中には遠方からの患者さんに
配慮(要するに、初診から治療までの一括入院)して下さる病院も
あるようですので、病院側と良く話しをされて検討して下さい。

続く・・・












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2 コメント

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はじめまして (rasuka)
2006-03-28 01:09:35
gonzoさん、はじめまして。私も「脳脊髄液減少症」と戦っております。



私もドクターから「そのうち治る」「気のせい」「鞭打ちから髄液が漏れるなどあり得ない」etc・・・

大変キツイ想いをしました。

が、「ドクター任せではいけない!」と気合で専門医を訪ねたところ、診断がつきました。

正直、診断がついて安心したのです。



そしてパッチを何度も経験していらっしゃるベテラン患者さんと病院で知り合い、またもや不安が・・・

治療法はあってないようなもの?



この痛み、辛さはやはり経験した人にしか理解出来ないように思います。

癌のかたの疼痛などが経験者にしかわからないのと同じように・・・



暗い事ばかり書いて申し訳ありません。

gonzoさんのコメント「ハル 哲学する犬」というタイトルを偶然(必然?)発見し、私も今朝の朝刊の新刊紹介でこの本(しかも蓮池 薫さん訳)が気になっており、親しみを感じたのが経緯です。



私がこの闘病な毎日をなんとかこなしていけるのは、家族・友人の理解と愛犬の存在があるからなのです。

そして、健康だった頃には理解できなかった様々な感謝の気持ちをこの闘病により教わりました。



gonzoさんの素敵な人格がとても伝わりました。きっと治ります!!同じ患者ながら、応援しております。

長々と失礼しました。また寄らせてください。

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Unknown (gonzo)
2006-03-28 01:39:22
rasukaさん、初めまして。

心中、お察し致します。

私のような者が闘病記などと大それたものを

書いていいものか、どうなのか葛藤の連続ですが、

こうしてコメント頂けると嬉しい限りです。

病気に対して、人生に対して、改めて前向きに

なっていこうと励まされます。

お互い、必ず乗り切れます。

また、お待ちしております、

有難う御座いました。
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