昨日は昼からボーッと(薬のせいで)TVを見ていました。
見ていたと言うよりは、着けっぱなしではあったんですが。
見た方も多いかもしれませんが、あまりにも対照的な医師が二人出ていましたね。
どちらも日本TV系列の別々の番組で放送されたもの。
一人は水増し請求で逮捕された医師。
一日に400人弱の患者の診察に対し医師3人で対応していたという病院の院長らしい。
本来なら18人の医師がいないと駄目らしい。
レントゲンなどは事務職員や看護師に撮らせたり、
監査の際も事務職員などに医師の白衣を着せ10数人の医師がいるように装っていたらしい。
それに対して何か意見でも言えば即クビを切られるから職員も言いなりだったそうだ。
しかし、発覚してから逮捕されるまで6年間の空白があり、
医師免許も剥奪されていないという。
6年前の発覚で保険適用外となり病院は閉鎖、
しかし翌日?から副院長が院長になり経営を再開。
実質的には元院長が裏で経営を続けていたという話しなのだが。
逮捕まで6年間の空白が有った事や、免許剥奪がされないのにも
厚生省の課長職にある人間が、その院長と大学の同級生で、
その厚生省の課長が、裏で働きかけて見逃されていたらしい。
TV局からの質問に対し厚生省の答えは、
「病院には問題があったが、医師には問題が認められない」
だから、医師免許の剥奪はされないらしい。
こんな事で裏で動く厚生省の人間がいるのに、
脳脊髄液減少症のことに関しては一向に認めようとしない厚生省。
非常に腹立たしい話しですね
皆さんは、どう思われるでしょうか
もう一人の医師は
「がんばらない」という本を出している、諏訪中央病院、名誉院長、 鎌田 實先生
本は残念ながら読んだことはないのですが、、内科の医師らしいですね。
癌患者さんなどが、どう自分の人生を生きていくか。
その辺について語っておられました。
我々、脳脊髄液減少症の患者さんにも参考になる部分もあるのではないかと思い、
うろ覚えの一部を紹介させて頂きますと・・・
1.告知問題
真実をどう患者さんに伝え、残りの人生をどう生きてもらうか。
これについては、僕がここで論じる問題ではないと思いますので
割愛させて頂きます。
2. 痛みとは? 4つの痛みがある(この場合、癌についての話しです)
(1)体の痛み
(2)心の痛み
(3)社会的な痛み
(4)スピリチュアルな痛み(自分がこの世からいなくなる不安)
3. かかりつけ医にするいい医者とは?
話しを聞いてくれる医者
相談に乗ってくれる医者 まずは心のケアー、ですね。
そのうえで、難しい病気なら腕の立つ一流の医師を紹介してくれる医者
癌で闘っている患者さんには、我々の病気に置き換えて非常に申し訳なく思います。
この場を、お借りしてお詫び申し上げます。
2.3. については脳脊髄液減少症に、そのまま当てはまるのではないでしょうか?
2
(1)体の痛み、 まさに痛みのデパートとも言える多岐に渉る症状。
(2)心の痛み、 他人に理解されない苦しみ、医者から投げられる言葉・・・
(3)社会的な痛み、 仕事や家庭などに与える影響・・・そこからくる自分の苦しみ・・・
(4)スピリチュアルな痛み、
心の痛み、家庭的な崩壊、金銭的な破綻、先行きの見えない治療、諸々の事情から
自ら命を絶ってしまう人間がいる現状。
3
以前は医者不信だった僕も、今は、かかりつけ医を持っています。
この場合、脳脊髄液減少症としての、かかりつけ医ではなく、
自分の体調管理(血圧や血液の定期的な検査など)や、薬などの
相談に乗ってもらいますし、当然、脳脊液減少症の話しもします。
僕の経験からすると、小さな町医者などのほうが、しっかりと話を
聞いてくれ、相談にも乗ってくれる医者が多いようですね。
これだけでも、脳脊髄液減少症の方には救いになるのではないでしょうか?
ただ、多くの方が、そういった医師にも巡り会えず苦労しているようですね。
僕はこの点では運がいいのかもしれません。
末期の癌患者さんに対して日本の病院はモルヒネの使用量が、
医療先進国から比べて極端に少ないそうです。
日本の医者は患者に対して、「痛くない、痛くない頑張れ」
対して医療先進国の医者は、「痛いだろうね、痛かっただろうね」
そう言うそうですね。
これなど、我々が散々投げられた「精神的なもの」
このあたりの医者の本質の違いではないでしょうか?
「頑張れ」 この言葉を使うのは、実は本当に難しいものです。
人に対して、この言葉を言って、そう痛感させられた事もありました。
「がんばらなくていいんだよ」
そう言われたほうが、どれだけ楽になるか分かりませんね。
でも、僕は今までここで知り合った皆さんから「頑張れ」って
励まされた事は凄く嬉しかったので、誤解なさらないで下さい。
これからも、「頑張れ」って言って下さいね。よろしく、お願いします。
今日は、ものすごく長くなってしまって、
読んで下さっている方には申し訳ありませんでした。
そんなこんな、色々と考えさせられたgonzoでした・・・。
見ていたと言うよりは、着けっぱなしではあったんですが。
見た方も多いかもしれませんが、あまりにも対照的な医師が二人出ていましたね。
どちらも日本TV系列の別々の番組で放送されたもの。
一人は水増し請求で逮捕された医師。
一日に400人弱の患者の診察に対し医師3人で対応していたという病院の院長らしい。
本来なら18人の医師がいないと駄目らしい。
レントゲンなどは事務職員や看護師に撮らせたり、
監査の際も事務職員などに医師の白衣を着せ10数人の医師がいるように装っていたらしい。
それに対して何か意見でも言えば即クビを切られるから職員も言いなりだったそうだ。
しかし、発覚してから逮捕されるまで6年間の空白があり、
医師免許も剥奪されていないという。
6年前の発覚で保険適用外となり病院は閉鎖、
しかし翌日?から副院長が院長になり経営を再開。
実質的には元院長が裏で経営を続けていたという話しなのだが。
逮捕まで6年間の空白が有った事や、免許剥奪がされないのにも
厚生省の課長職にある人間が、その院長と大学の同級生で、
その厚生省の課長が、裏で働きかけて見逃されていたらしい。
TV局からの質問に対し厚生省の答えは、
「病院には問題があったが、医師には問題が認められない」
だから、医師免許の剥奪はされないらしい。
こんな事で裏で動く厚生省の人間がいるのに、
脳脊髄液減少症のことに関しては一向に認めようとしない厚生省。
非常に腹立たしい話しですね
皆さんは、どう思われるでしょうか
もう一人の医師は
「がんばらない」という本を出している、諏訪中央病院、名誉院長、 鎌田 實先生
本は残念ながら読んだことはないのですが、、内科の医師らしいですね。
癌患者さんなどが、どう自分の人生を生きていくか。
その辺について語っておられました。
我々、脳脊髄液減少症の患者さんにも参考になる部分もあるのではないかと思い、
うろ覚えの一部を紹介させて頂きますと・・・
1.告知問題
真実をどう患者さんに伝え、残りの人生をどう生きてもらうか。
これについては、僕がここで論じる問題ではないと思いますので
割愛させて頂きます。
2. 痛みとは? 4つの痛みがある(この場合、癌についての話しです)
(1)体の痛み
(2)心の痛み
(3)社会的な痛み
(4)スピリチュアルな痛み(自分がこの世からいなくなる不安)
3. かかりつけ医にするいい医者とは?
話しを聞いてくれる医者
相談に乗ってくれる医者 まずは心のケアー、ですね。
そのうえで、難しい病気なら腕の立つ一流の医師を紹介してくれる医者
癌で闘っている患者さんには、我々の病気に置き換えて非常に申し訳なく思います。
この場を、お借りしてお詫び申し上げます。
2.3. については脳脊髄液減少症に、そのまま当てはまるのではないでしょうか?
2
(1)体の痛み、 まさに痛みのデパートとも言える多岐に渉る症状。
(2)心の痛み、 他人に理解されない苦しみ、医者から投げられる言葉・・・
(3)社会的な痛み、 仕事や家庭などに与える影響・・・そこからくる自分の苦しみ・・・
(4)スピリチュアルな痛み、
心の痛み、家庭的な崩壊、金銭的な破綻、先行きの見えない治療、諸々の事情から
自ら命を絶ってしまう人間がいる現状。
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以前は医者不信だった僕も、今は、かかりつけ医を持っています。
この場合、脳脊髄液減少症としての、かかりつけ医ではなく、
自分の体調管理(血圧や血液の定期的な検査など)や、薬などの
相談に乗ってもらいますし、当然、脳脊液減少症の話しもします。
僕の経験からすると、小さな町医者などのほうが、しっかりと話を
聞いてくれ、相談にも乗ってくれる医者が多いようですね。
これだけでも、脳脊髄液減少症の方には救いになるのではないでしょうか?
ただ、多くの方が、そういった医師にも巡り会えず苦労しているようですね。
僕はこの点では運がいいのかもしれません。
末期の癌患者さんに対して日本の病院はモルヒネの使用量が、
医療先進国から比べて極端に少ないそうです。
日本の医者は患者に対して、「痛くない、痛くない頑張れ」
対して医療先進国の医者は、「痛いだろうね、痛かっただろうね」
そう言うそうですね。
これなど、我々が散々投げられた「精神的なもの」
このあたりの医者の本質の違いではないでしょうか?
「頑張れ」 この言葉を使うのは、実は本当に難しいものです。
人に対して、この言葉を言って、そう痛感させられた事もありました。
「がんばらなくていいんだよ」
そう言われたほうが、どれだけ楽になるか分かりませんね。
でも、僕は今までここで知り合った皆さんから「頑張れ」って
励まされた事は凄く嬉しかったので、誤解なさらないで下さい。
これからも、「頑張れ」って言って下さいね。よろしく、お願いします。
今日は、ものすごく長くなってしまって、
読んで下さっている方には申し訳ありませんでした。
そんなこんな、色々と考えさせられたgonzoでした・・・。
OPENDOORS:雑誌:週刊朝日
http://opendoors.asahi.com/data/detail/7230.shtml
gonzoさんは、良いかかりつけ医がいらっしゃるようでいいですね。ぼくが点滴に行く内科では、「SG顆粒を出してください。」とお願いしても、「何それ?」と。先生、薬の本を取り出し、目次を見てもなかなか見つけられず…。そんなとき、ここって日本ですよね?パソコン使えば、1秒かからないのに…と思ってしまいます。
「がんばらなくていいんだよ」という言葉を言ってくれるほうが、どれだけ前向きになれるかということも、病気になって、はじめて知りました。以前よりは、他人の痛みを想像できるようになり、その点では多少ましな人間になったかも…
ということでgonzoさん、がんばるな~!
薬のことでは、僕も何度か同じ経験あります。
先生が自分で出すと言っておきながら、本を調べ始め。患者の目の前でなんて、やめてほしいですよね。
不安になります
気持ちの面で追い詰められてしまうと、怖いものです。
お互い、無理をせず、がんばらないで?あきらめないで、いきましょう。
どうもありがとうございました。