陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

事故の経験 3 追突事故

2006-04-16 22:45:55 | 脳脊髄液減少症
3回目の事故
最初に首の手術をしてから3~4年過ぎてからであろうか。
やっと身体の調子も良くなってきた頃だった。

その日の仕事を終え、駐車場から車を出して100mも走らぬうち、
最初の交差点を通過しきろうとした時に後方から、ドーンと
ものすごい衝撃を受けた。車は制御不能、目の前には壁が迫るが、
片輪が浮いてしまい、そのまま突っ込んだ。

首を手術し、やっと調子の戻ってきた矢先、僕はものすごく不安になったが、
頭に血が上るのが先だった。「コラ!この野郎!!」怒鳴って相手の方に
走って行った(若かったんですね)しかし相手は70歳くらいのオヤジだった。
ポケ~と突っ立っているだけだったが、怒るわけにもいかず、
「オヤジさん何ともないんでしょ?」・・・(なんで被害者であるこちらが
そんな事言わなきゃならないんでしょう?)
「はい」と言うから「じゃあ警察に電話くらいしたら!」
そんなやり取り?があったが、警察に電話を入れてくれたのは、目の前にあった
右翼団体の事務所から出てきた、お兄さんだった。
そのお兄さんさえ、大破した僕の車を見て、僕の事を心配してくれているのに、
相手のオヤジときたら・・・これが大狸だった
被害者である僕には、一言の言葉も無く、最初は事故のショックで喋れないのかと、
かえってこちらが心配した位なのに、自分の同乗者(娘さん?)には
「タクシーで先に帰ってて」僕の目の前で、そんな声をかけているのだから、
もう呆れるしかなかった。
多分?よそ見でもしていたのであろう、ノーブレーキで突っ込んできたくせに
警察を待つ間も「だいじょうぶですか?」とか「すいません」とか
一言もないのには腹が立ってきてしょうがなかった。

警察官が来て、「お宅さんに何かあったら大変ですから、救急車を呼びますので
すぐ病院へ行って下さい」そう言われても、カリカリきているので
「身体なんか何ともないからいいですよ」そんなことを言っていた覚えがある。
この時は、ホントに病院なんか行きたくなかったんです。
2日ほど通しで仕事した後だったので早く家に帰って眠りたかったんですね。
仕方なく?行きましたが。

病院では「全治2週間の頚椎捻挫」そう診断された。
これって、どういう基準があるんでしょうね
追突事故の被害者には今まで何人も話を聞いたが、
追突事故で外傷の無い場合、みんな同じ診断されるんですね・・・
誰に聞いても、「全治2週間」です。
ホントに、いい加減なものです。
この時、もし僕が「痛い」とか「おかしい」とか言っていたら
どう診断されたんでしょう?

入院はしたくなかったので、診察を終えた足で、相手が事情聴取を
受けている警察署にタクシーで向かったが・・・

そこから、さらに僕の頭はカッカ、カッカと血が上って行くことになった。
相手にも、警察にも。
その後、相手の保険会社からは、脅し?とも思われる言葉を
吐かれる始末だった・・・







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2 コメント

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不条理な事故 (tomoko)
2006-04-18 11:16:26
gonzoさん、事故の経験1・2・3 を読んで、私も3回の事故を経験しているので、ありありと思い出しました!

世の中、不条理な事だらけですよね。特に3回目の追突事故は、よく生きていらっしゃいましたよ!首の手術のあとなんて、ぞーとします。

でも、気丈な性分なのですね。

無知であほな加害者に、読んでいてむかむかしました。



私は、一回目が追突事故で、加害者はアホな50代のおばさんで、運転席にハンドル握ったまま痛くてうつぶせになっている私に「すみませーん、どうしたらいいかわからないんです。」「まず警察に電話して下さいっ!」「えー、警察ってどうやってかけたらいいんですかあ、かけて下さい}と携帯電話を私に渡そうとしたので「痛くて携帯うてません!貴方は加害者、私は被害者です!貴方が電話する義務があります!」「えー、警察って何番にかけたらいいの?」「110番です!」もう、私は痛みを忘れて、ぶち切れていました。で、後日一言もあやまりの電話もなかったので、事故の一週間後に、電話して「誤りに来るべきじゃないですか?人間としてどうなんですか?」と、怒りまくったら、翌日来て、平気な顔して、車を修理に出したら、ブレーキペダルがすり減っていたとか・・ぺらぺらしゃべって、もう、更に具合悪くなりました。

死ぬより痛い想いをしていたとき、自殺も考えました。神様がもし、一人だけ殺してもいいといったら、あの加害者を殺しに行こう・・・とか、本気で考えていました。

でもでも、gonzoさんの事故の経験3を読んで、なんか気が晴れました。ありがとう!みんな同じ不条理な思いで、

けなげに闘っているのですよね!救われましたよ。

このブログは、私の心の癒しの場、であります。感謝しています!
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Unknown (gonzo)
2006-04-18 13:51:48
tomokoさん、こんにちは。



身体の調子は如何でしょうか?

交通事故などで発症した場合、ホントに怒りのやり場が無いと思います。特に、時間が経過して後遺症として出てきた場合、どうすればいいんでしょうね。

結局、最後は自分で納得するしかないのでしょうね。

今現在、こういった事で闘っている人には

最後まで頑張って欲しいと思います。



僕の体験談などでtomokoさんの心の癒しになっているのだったら、嬉しい限りです。

くれぐれも、精神的ストレスを溜めない様、

気をつけて、これからも頑張って下さいね。

それでは・・・。

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