陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

自費診療

2006-09-13 20:16:56 | 脳脊髄液減少症
A病院から、保険診療審査側より保険適用は認められないとの意向を受け、
10月1日より自費診療になる旨、通知がきた。
東京にある関連病院も数ヶ月前から自費診療になっていて、心配していたのだが。


やっと予約が取れてホッとしていた人の中にも、
これから予約を取ろうとしている人の中にも、
治療を断念しなければならない人も出てくるかもしれない。
元々が厚生労働省から、
脳脊髄液減少症に対してのブラッドパッチ治療は保険適用が認められてはいなかったのだが、
今までは各病院で違っていた。
その仕組みについては僕はよく分からないのだが・・・。
病院からの補助、或いは、都道府県からの補助、
或いは、治療名目を変えて保険適用にしていたのかもしれない。

料金について、書いてしまってもいいのだろうか?
予約が取れている人には通知が来ていると思うが、
これから予約を取る人の為にも概算を記しておきましょうか。

ブラッドパッチを含んだ入院治療について、
2泊3日から5泊6日までで、検査がMRIのみ、RIのみ、MRI、RIの両方施行と各々あるが、
215000円~345000円となっている。

外来での検査も、初診時診察のみ3000円、MRI(単純)27000円、MRI(造影)46000円。
再診、診察のみ1000円、MRI(単純)25000円、MRI(造影)44000円。

となっている。

せっかく脳脊髄液減少症という病名が認知されてきたのに、残念な結果だ。
このままでは脳脊髄液減少症という病名自体が消されてしまう可能性も有り得るのではないだろうか。
厚生労働省は、この病気を認めようとはしない。
本当に先行き不透明な病気だ・・・。

この病気に留まらず、日本国家は弱者を切り捨てようとする姿勢ばかりが強くなってきた。
次期政権になっても変わることはないだろう・・・。







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2 コメント

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Unknown (充途)
2006-09-14 00:06:57
噂は本当でしたか。。。

ぼくの方では、半年以上も前に社会保険庁の監査があったらしく、自費になっていました。

(本当かどうか知りませんが、監査の最中に社会保険庁の不正が発覚してゴタゴタし、監査の期間がのびたということも耳にしました。)



次期総理候補の言う「美しい国、日本」て何なんでしょうね。

持つ者を自由と資本主義の名の下により富まし、持たざる者から搾取するという社会のことを言うのでしょうか。

働きたくても働けず、税金を納めることができない人間をどんどん切り捨て、自殺に追い込むような国であってほしくないものです。
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Unknown (gonzo)
2006-09-14 21:54:08
今回の話とは直接関係無いですが、

医療改革、健康保険の改正と、絶対に弱者にはシワ寄せがないと厚生大臣は明言していたはずなんですが。

高齢者や病人、怪我人はどう考えてもやりきれませんね。



社会保険庁の無駄な事業や天下り事業を減らすだけで、莫大な税金が浮くはずですから、それを福祉に回して欲しいと思いますが・・・。

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