陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

伊豆釣行 2日目 

2012-11-01 15:09:46 | 釣行記 海編

2日目(10月31日)、再び東伊豆(或いは南伊豆)まで走る気力は残っておらず、ヒラスズキ狙いは諦める。

西伊豆は、べた凪ですしね。

それでも、前夜は早い眠りに就いた為、夜明け頃には起きて竿を振る。

狙いは、アオリイカ。

西伊豆の某漁港で、秋の定番サイズだが、僅か30分程の間に同サイズがパタパタと4杯釣れてくれた。

僅かの時間だが、これはこれで充分に満足。

シャクリを入れて落とし込む、沈んでいく間にラインが走りテイップが入る。

そんな明確なアタリが出ると、実に楽しい。

7時頃には竿を納め、再び休憩。

目覚めた時には「釣りは、もういい」そんな気分。

「たまには美味い物でも喰っていくかっ」

伊豆まで来ても、いつもコンビニ弁当とかラーメン位しか食べてなかったからですねぇ。

向かった先は、戸田港。

一人だから、混雑する昼時はなかなか入りづらくて今まで素通りでしたが、

10時半に開いていた丸吉さんへ。

お店の方に断って、写真を撮らせて頂きました。

丸吉定食

地魚の刺身盛り合わせに、高足ガニの足が2本付いて(他に、酢の物、お新香、ヒジキの煮物も付いて)2100円、これは、お安い。

海鮮丼とか、もっと安いのもあったんですけど、高足ガニに惹かれちゃいました~。

この日の地魚は、真鯛、タコ、本マグロ、ビンチョウマグロ、メダイ、マトウ、メギス、甘エビでした。

いやいや、実に美味かったです。

前の日に他の港で食事をした時は、ネタは新鮮だけど味がちょっと今一でガッカリだったんですが、この日は満足。

今度、いつ行けるかは分かりませんが、また是非寄りたいと思いました。

お店の正面、駿河湾を挟んだ遥か向こうが、富士市の街並み。

一旦あそこまで行って、更に群馬まで帰るのかと思ったら、気が遠くなった(苦笑)。

ひとまず、沼津に行って休憩しようと、海沿いの道をドライブ。

霞がかって良く分かりませんが、眼下に駿河湾、雲の上に僅かながら富士の頂きが。

それも、ほんの束の間で、すぐに雲に隠れてしまいました。

伊豆釣行では、富士がすっきりと全貌を現した事がありませんね。

そして、沼津に来たからには、やはり狩野川。

でも・・・。

もう夜釣りまでする元気は無し。

沼津港をプラプラとした後、帰途に着きました。

この日のルートは、沼津から富士市に抜け、あとはひたすら52号線を走り、韮崎、清里から佐久、群馬まででした。

途中、野辺山辺りを通過する時、フロントガラスにパラッパラッと白い物体が。

「ハイっ?もしかして雪ですか?」

完全な雪ではありませんでしたが、アラレ状の物が降ってきてビックリ。

もう、清里、野辺山方面は夜中は氷点下ですからね、不思議では無いですが、伊豆との季節感の違いが凄い。

間違い無く、大嫌いな冬がやってきます。

今回は、何のトラブルもなく無事に往復出来ました。

たまには、釣り釣りと一色に染まることなく、ノンビリとするのも良いなと実感して、今回の伊豆釣行を終えました。

 

アオリタックル

竿     ミッションフェアレイドFRS84MH

リール   レヴォネオス2500

道糸    PE0.6号

リーダー  フロロ1.75号

餌木    3.5号

 

総走行距離 747km (この内8割方は峠道ですので、やっぱり疲れますね)