陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

利根川 今期最終釣行

2009-09-11 15:31:33 | 釣行記 利根川編
群馬県内の渓流釣りも、いよいよ残すところ来週一杯になりました。
今期の利根川釣行も、今日の釣行を以って最終とします。
今年の利根川釣行、たったの4回。
しかも短時間釣行ばかりで勿体無い気もしますが、まあ仕方無いでしょう。


朝4時 外気温、なんとたったの11℃です。




昨日の放水量が、大体一日を通して毎秒40トンちょっと。
湯原の水位が、2.8m前後。
数字はあくまでも参考なんですが、
「ちょっとばかり中途半端なんだよなぁ、どうせなら、もうちょっと多いか少ないか、どっちかにしてくれよ」
と思いつつも、朝3時に自宅を出発します。
「9月の利根川は厳しいんだよなぁ」と、覚悟の上の釣行です。
取り敢えずは、沼田のよく行くポイントに向かい、そこを基点として、
ある程度水があれば月夜野方面、水が少なければ基点から更に下流に向う計画を立てました。
沼田に着いて川の様子を見ると、そこそこの水量はあります。
すぐさま、上流に向って車を走らせます。

第一ポイント、1時間ほど竿を振りますが全く気配無し。
今日位の水位ならば、必ず釣れてくれる筈なのに・・・。
「あ~、やってしまったかな?」
この時点で、半ばボウズの気持ちが強くなります。
そして向った先が、写真のポイント。
実は、今まで竿を出したことのない場所です。
シーズン最後を締めくくるには、ちょっと冒険かも?ですね。

ですが・・・。
今日の釣果は全て載せちゃいましょう。


体に比べて、尾鰭の大きな一匹目


二匹目


三匹目 ちょっと、腹から下が細いかな?
それとも、腹から上が太いと言うべきか?


四匹目



五匹目

結果から言えば、写真の場所の上下流を1時間ほど攻め、全五匹の釣果がありました。
大物は出ませんでしたが、25センチから27センチと良型ばかり揃ってくれました。
しかも、綺麗な魚ばかりですね。
写真の中のようなガンガン瀬、しかもその流芯の、一番強い流れの中でしかアタッてきません。
いかにも?というような大場所や大淵からは、全く答えが返ってきませんでした。
もうそろそろ、春先にアタリが来る様な場所に魚が付いているのかなと思っていたので、
ちょっと予想とは違った感があります。
1時間ほどで、上下に移動出来る範囲は釣ってしまいました。
時計を見ると、9時半。
ちょっと早いが、竿を仕舞おう。
もう充分だ。
大型は出なかったが、今年の利根川での有終の美を飾れた。
そう思える、いい釣行が出来たと思う。

今年は、釣行回数も少なかった。
実釣時間も少なかった。
でも、利根川の流れは、いつも確実に答えを返してくれた。
バラシはしたが、超大型のヤマメも針掛かりさせた。

「楽しませてくれてありがとう」
「また来年も帰ってくるんで、よろしく」

川を振り返り、そう呟きながら、車を走らせた・・・。



ススキの穂も伸び、もうすっかり秋を迎えているんだなぁと実感しました。


釣果  ヤマメ 25センチ~27センチ 5匹

竿   ハイパードリフトサツキ75
道糸  0.6号
ハリス 0.6号
針   がまかつ マス8号
ガン球 2B~3B×3個まで

餌   ミミズ