陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

横転

2008-03-02 21:50:53 | 脳脊髄液減少症
かなり以前の写真ですが、ジープに凝っていた頃、富士のオフロードで横転したものです。

この写真と、今日の本文とは何の関係も無いのですが。
今日、車の運転をしていて、まさに横倒しになってしまったと思ったのです。
アレッと思ったのですが、衝撃が伝わってきません。
当たり前です。
平らな道を真っ直ぐに走っていただけなのですから。
自分の平衡感覚がオカシクなっただけだと気付くのに、時間はかかりませんでした。
フワフワした感覚、所謂浮遊感や、グルグル回る眩暈はしょっちゅうなんですが、
真横になったまま止まった感覚は初めてでした。
幸い、直ぐに治まりましたが、此処最近の身体の異常には自分でも怖さを覚えます。
検査では絶対に出ない不整脈?
暫くの間は治まっていたのですが、また頻繁に出るようになってきました。
その瞬間、俺はここで死んでしまうんだ。そう思うほどです。
時間にすれば、ほんの数秒なのでしょうが、意識が遠のき呼吸が止まり、
死への恐怖というものを、まざまざと感じさせてくれます。
でも不思議なもので、そんな時、
気持ちは比較的穏やかに死というものを迎え入れています。
いえ、穏やかと言うのは嘘かもしれません。
ヤバイッと思った瞬間、何の猶予もないまま諦めの境地になってしまうのです。
でも最近は、そんな穏やかな死を迎えるのなら、それでもいいかとも思えます。
もがき苦しんで死んでいくよりかは・・・。

暦もやっと3月。
暖かさを感じる日も出てきました。
緑の芽吹き、鳥のさえずり、春のそよ風。
まだまだそんな時を何十回と迎えなければなりません。
いや、迎えたいのです。
それが長く苦しい道程だったとしても、
その為に前を向いて歩いて行きたい(生きたい)と思います・・・。