陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

診察

2006-05-30 17:19:42 | 脳脊髄液減少症
昨日、診察に行ってきました。
この病院は僕にとって初めて訪れる病院です。

1時間半ほど予約時間より早めに駅に到着したので、まずは軽い食事を済ませました。
新鮮な海の幸・・・なんて贅沢は慎みました。

病院は道一本隔てた海岸沿いにあり、中も非常に綺麗で、
あまり病院という雰囲気も感じさせてくれません。
窓からは一面の海、まるでホテルのロビーにいるような感じです。
残念ながら曇り空で普段なら見えるはずの伊豆七島の大島や利島は見えませんでしたが。

まずは受付へ、ところが、自分の住所が・・・
出、出てこない
この4月に合併して地名が変わったのですが、
前の地名と新しい地名がゴッチャになってしまって、
「保険証の住所が正しいんですよね?」「ハイ、そうです」
そんな会話もあり、滅茶苦茶恥ずかしい思いをしてしまいました。
どうも、やはり頭の中が・・・。

診察は、心配していた待ち時間も無く、予約時間ちょうどに始まりました。
ニコニコと非常に優しく丁寧に話しをしてくれる先生なので、まずは一安心でした。
最初の問診は10分程と聞いていましたが、20分程話しを聞いてくれたでしょうか。

結果は・・・
やはり僕の場合は、かなり難しい状況の様です。
過去2回の首の手術で頚椎が複雑な状況になっている。
それと髄液漏れが重なって様々な症状を呼んでいるのではないか、とのことでした。

今更ながら、2回目の首の手術が悔やまれます。

とにかく一度検査をしてみましょうとのことで、
7月の半ばにMRIミエロの検査が決まりました。
総合的な話の結果から頚椎近くから漏れているのではないか?ということでした。
普通、首近くから髄液が漏れている場合、発見が難しいそうですが、
僕の場合、頚椎の状況から余計に画像に現れないようです。
その点、この病院の機械は非常に精度が高いとのことで、
今回は漏出箇所が特定できるかもしれません。

もう一つ僕が気がかりだったのは、
もし前回、前々回のブラッドパッチで髄液漏れが止まっている場合です。
そうしたらもう諦めるしかないかと思っていました。
しかしその場合でも、他の視点からも治療を考えてくれるということで、
まだ希望が繋がったようです。
やはり、諦めてはいけません。希望の光が見えてくることを願っています

しかし、一筋の光明が見えたと同時に、
一体いつまで時間を要するのやら、そしてそれに伴って浮かんでくる、
様々な事情など、不安が尽きる事はありません

帰りは、この日唯一の贅沢、金目鯛の炙り鮨という駅弁1050円也を買って、
電車の中で頂きました。ハイ、おいしかったですね。

朝7時に家を出て夜の7時半には何とかかんとか帰宅出来ました。
時間の流れが順調で、あまり長くは感じませんでしたが、
途中で歩けなくなったり、首の痛みが酷くなったり、
非常に疲れた一日でした。

でも・・・久し振りに見た太平洋の蒼い海、やはり最高ですね。
今まで暮らしていた日本海の海の色とは全く違います。
そんな気分転換も少しは出来た、長い一日でした。