陸に上がったカッパの海無し県生活

潜りから漁師へ。身体を壊し船を下りた。
海の話、釣りの話。脳脊髄液減少症。

雷の中の出来事

2006-05-26 00:36:27 | Weblog
ここ2~3日、関東地方では雷が鳴っています。
僕には、雷で思い出した、ある不思議な体験があります。

あれは、ある夏の日の午後でした。
僕は、とある民家の庭で現場仕事をしていました。

空が暗くなってきて雨が降りそうな空模様になってきました
空には時々、稲光が走ります。
一瞬、何か目の前の庭の片隅の空間に、光が走ったように感じました。

気のせいだろうと思い仕事を続けていましたが、
次に空に稲光が走った瞬間、また同じ場所に光が・・・。
それは、光というよりも、青白い炎のように見えました。
気のせいでは無かった。
今度はそこから目を離しませんでした。
そしてそれは稲光がするごとに線のようになり、大きくなっていきました。

僕が最後に見たもの、それは・・・
間違いなく人間の輪郭でした
そう、歩いている人間。
少し腰が曲がっている。
しかも目の高さの空中に・・・。
人間の輪郭だけが、青白い炎となって浮かび上がるのです。

人間の形になったのを最後に、稲光も止みました。
そしてその不思議な現象も出る事はありませんでした。
雷雲が通り過ぎ、嘘のように空も晴れ渡りました。
不思議と、怖いとは感じませんでした。

あれは一体、何だったのでしょう・・・。