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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者2施設で虐待 県が改善指導 天草市

2016年11月18日 03時16分42秒 | 障害者の自立

 天草市の社会福祉法人「啓明会」が運営する障害者支援施設2カ所で、職員が利用者の所持金の使い込みや、襟首をつかむなどの虐待があったとして、県は16日までに、障害者総合支援法に基づき、改善指導した。12月12日までに具体的な再発防止計画を提出するよう求めている。

 県は外部からの通報により、6月と9月、同法人の「苓山寮」「第二苓山寮」の2施設を立ち入り調査。職員らへの聞き取りなどから、50代の女性職員が利用者の預かり金で私物を購入していたことや、別の複数の職員が利用者の襟首をつかんだり暴言を吐いたりしていたことを確認した。女性職員は調査前に解雇されていた。

 県は昨年8月にも、同施設で利用者に対する職員の暴言などの虐待行為があったとして改善指導していたが、「措置命令などの重い処分ではない」として公表していなかった。

 2施設の飽田一夫施設長(67)は「二度とこのようなことがないよう、職員研修を徹底し利用者支援の向上に努めたい」と謝罪した。

施設職員の虐待について説明する「苓山寮」の飽田一夫施設長(左)ら

熊本日日新聞


障害者発 情報誌に静岡版 創刊号は「誰だってかわいく」

2016年11月18日 03時04分59秒 | 障害者の自立

 全国発行している女性障害者向けフリーペーパー「ココライフ女子部」の静岡版がこのほど、地域版として全国で初めて県内で発刊された。ファッション情報や女性障害者の本音、活躍などを紹介する冊子。全国版と同様に静岡版も障害者が編集者やライター、モデルを務める。「障害者が輝き、バリアフリーが進むきっかけになれば」。同誌には作り手のこんな熱い思いが込められている。
 静岡県内で2千部発行された静岡版の創刊号(全16ページ)は全国版の10ページに加え、静岡版として県内情報を6ページにわたって掲載した。「誰だってかわいくなれる」をテーマに女性障害者や編集スタッフが行きつけの美容室を紹介。「車いすでも大丈夫」「トイレが広い」などバリアフリーのポイントを生の声で伝えた。
 その一人が反射性交感神経性ジストロフィーなどの障害がある静岡版編集長の北林由佳さん(35)=浜松市北区=。初めての原稿執筆や編集に取り組むとともにメーキャップして創刊号の表紙を飾り、念願だった“モデルデビュー”も果たした。障害者が作製作業に携わる利点について「読者が共感しやすく、本人や家族も自信を持てる」と実感を込める。

 ココライフ女子部は2012年8月創刊。年4回、各1万部を発行している。全国版発行元の都内のNPOが地域版の協力者を求めていたところ、発行元と親交があり、自身も車いす生活を送る浜松市中区の渡辺富士雄さん(36)が手を挙げた。
 現在は障害者の編集者やライター、モデルをはじめ、スポンサー、ボランティアなど40人が発行に携わる。12月発行予定の次号は静岡版のページ割合を増やし、障害者が通っている県内カフェを特集する予定だ。「(同誌を通じて)障害者が外出することへの抵抗が無くなれば。店や地域の意識も変えていきたい」と北林さんと渡辺さんは声をそろえる。

次号の「ココライフ女子部静岡版」の打ち合わせを行う編集長の北林由佳さん(左)と渡辺富士雄さん

2016/11/17    @S[アットエス] by 静岡新聞

 

 


相次ぐ視覚障害者事故防げ!ホームドア

2016年11月18日 02時59分47秒 | 障害者の自立

大阪、京都、三ノ宮など新設へ…「点状ブロック」整備3年前倒し JR西

 相次ぐ視覚障害者の駅ホームからの転落事故を受け、JR西日本は16日、視覚障害者がホームの内外を判別するための「内方線付き点状ブロック」について、現在の整備計画を3年前倒しし、平成29年度までに設置すると発表した。1日あたりの乗降者数1万人以上の約190駅が対象となる。

 内方線付きの点状ブロックは線状の突起があり、足やつえで触れれば、どちらがホームの内側か分かるようになっており、事故減への効果があるとされる。

 JR西管内の1197駅のうち、内方線付き点状ブロックが整備されているのは約4割の474駅。JR西は、1日あたりの乗降者数が1万人以上の駅から優先的に整備を進めており、平成32年度までに優先設置を終える計画だった。

 ただ、8月には、東京の地下鉄駅で、盲導犬を連れた視覚障害者の男性がホームから転落して電車にはねられ死亡する事故が発生。10月には、大阪府柏原市の近鉄河内国分駅でも視覚障害者の男性が転落死する事故があった。

 このため、JR西では優先整備対象約190駅のうち未設置の約100駅で設置を急ぎ、転落防止策を強化するという。

 一方、JR西は、関東と比べて設置が遅れているホームドアについても、整備を加速させる。来年春には大阪駅と京橋駅で新たにホームドアを設置するほか、乗降客の多い京都駅や三ノ宮、転落事故の多い西明石駅でも準備を進める。

 また、現在、京橋駅と新今宮駅に設置し、三ノ宮駅でも12月に稼働する転落防止用のカメラについても、新たに西明石、天王寺、鶴橋の3駅で導入することも明らかにした。

 JR西の来島達夫社長は「昨今の事故状況を踏まえハード面に加え、声かけなどのソフト面にも力を入れたい」と話している。

2016.11.17    産経ニュース


「優生思想」は現代社会に脈々と息づいている

2016年11月18日 02時48分43秒 | 障害者の自立

障害者施設殺傷事件が突き付けた問題

相模原障害者施設殺傷事件の容疑者である元施設職員は、供述のなかで「障害者はいなくなればいい」と主張した。この優生思想ともいうべき考え方は、現代社会においても脈々と息づいている。NHK Eテレ「ハートネットTV」に携わる制作者は、この事件から何を感じたのだろうか。

「役に立たない」として排除されるかもしれない不安

「戦後最悪の犠牲を出した殺人事件」として全国を震撼させた相模原市の障害者施設殺傷事件。2カ月余り(執筆時)が経ったいま、メディアで取り上げられる機会は少なくなり、障害のある人や家族などを除いては、人々の関心も薄れてきているかに見える。

しかし福祉番組の制作現場では、心の底に起きた“ざわつき”が治まっていない人も多いのではないかと感じている。

それは、容疑者が「障害者はいなくなればいい」という趣旨の発言を繰り返していたと伝えられ、インターネット上でその思考に同調する声が広がるなど、「優生思想」を巡る問題が目の前に突きつけられたことが大きい。

障害の有無や人種などを基準に人に優劣をつけようとする優生思想は、経済力や運動能力などの“生産性”がなければ「生きる価値がない」という考えに結びつきやすい。NHKの福祉番組班では「ハートネットTV」をはじめ、さまざまな番組を放送しているが、取材させていただく方や視聴者の中には、生産性で人間の価値が量られる社会に生きづらさを感じている人たちも多い。

障害者や高齢者、経済的に困窮状態にある人だけではなく、病気で思うように働けない人、コミュニケーションが苦手だったり他人と異なる特徴があったりして学校や職場に居づらい人など……。一見“普通”にしていても、いつ「役に立たない」と排除されるか不安を抱いている側からすると、今回の事件は他人事ではない。そんな“不気味さ”を訴える声が、いまも番組に寄せられている。

「ホロコーストの“リハーサル”」過去からの警鐘

「優生思想は間違っている」。そう否定する前に、そもそも優生思想はどうして生まれたのか、放っておくとどうなるのかをいま一度過去から見直そうと、私たちは2016年9月下旬に、ある番組をアンコール放送した。昨年11月に初回放送したETV特集「それはホロコーストの“リハーサル”だった~障害者虐殺70年目の真実~」だ。同番組の概要を以下に記す。

600万人以上のユダヤ人が犠牲となったナチスによるホロコースト。しかしそれより前に障害者たちが大量に殺害されていた――。第二次大戦勃発とともにナチス政権は「治癒できない患者を安楽死させる権限」を主治医に与える。「T4作戦」と呼ばれるこの作戦により全国6カ所の施設で、医師らに「生きる価値がない」とされた患者たちがガス室に送られ殺された。2年の間に精神・知的障害者や治る見込みがないとされた患者7万人が命を奪われ、作戦中止命令が出されたあとにも各地で医師らが自発的に殺害を継続、終戦までに合計20万を超える人が犠牲となったのだ。

番組では、ダーウィンの「進化論」を人間にも当てはめようとする優生学が当時の医師らによって積極的に取り入れられた経緯を検証。そしてナチスが経済や覇権などさまざまな課題を解決する手段として、優生思想を利用したことを振り返った。ドイツを訪れた日本障害者協議会の藤井克徳代表が遺族や研究者と対談し、同じことを二度と繰り返さないために何が必要かを考えるという内容だった。

番組を見返すと、改めてさまざまな人の言葉が心に響く。T4作戦を長年研究してきた歴史学者は、そもそも人間を「健康で社会に役立つ者」と「劣っていて価値のない者」に二分する考えが社会にあったことが、障害者ひいてはユダヤ人の大量虐殺の土壌になったと指摘。「人間は、命の価値を尊重しなくなると人が殺せてしまうのです。社会の中に、病、障害、苦悩、死が存在することを受け入れようとする意見が、かつても今も少なすぎます」と警告する。

“内なる優生思想”を見つめる番組として何ができるか

なぜそのような社会になるのか。それは、優生思想はヒトラーだけでなく私たち各々の心にも深く関わる問題だからだという指摘も見逃せない。「自分と他者を比較して差別する心、“内なる優生(越)思想”は誰しも持っている」と、藤井さんは言う。私たちはETV特集とは別に「ハートネットTV」で同じテーマを放送したが、そのなかでドイツが過去の過ちを繰り返さないよう、教育や当事者運動を徹底して続けている様子を伝えた。その特徴は、一人ひとりの“内なる優生思想”に向き合い、そのうえでどうしたら克服できるかを考えていることだ。

例えばベルリンにある小学校では毎月、ナチス時代について考える授業が行われている。さまざまな人種や障害のある子ども、ない子どもが一緒に、なぜ殺される人と生き延びる人が選別されたのか、もし自分があの時代に生きていたらどうなっていたかを真剣に語り合う。

また障害者権利擁護活動に取り組むリーダーは、「あなたは障害者、あなたはユダヤ人、あなたは同性愛者、あなたは外国人、あなたは女性だと何事も分類するから、差別が生まれ迫害につながるのだ」と語る。そして差別されることで「自分のことを価値がないと思うのも非常に危険だ」とも言う。「私は他者より良くも悪くもなく、私の人生は他にないただ一つのものと考えることが大事だ」と訴え、当事者運動を続けていく決意を語っていた。

話を日本に戻そう。私たちは今回のような事件のあと、犠牲者を「何の罪もない、一生懸命生きている人たち」と表現することで、障害がある人の命を守る根拠を伝えたつもりになってしまいがちだ。しかし、そのような“感情”だけでは優生思想を抑える力にはならない。程度の差こそあれ、同じような暴力事件は起きており、これからも起き続けるのではないかという恐れもある。

では一体、優生思想の亡霊を前に、どんな番組を私たちは作っていけばいいのか? 妙案があるわけではない。あきらめずに根気強く問い続けるしかないのだと思う。しかしだからこそ、これまでつながってきた当事者と共に、番組のあり方やメディアの役割をより真剣に考えていくチャンスなのかもしれない。それが、福祉番組にいまできることかと思っている。

2016年11月16日   熊田 佳代子 :NHK文化福祉番組 チーフ・プロデューサー 熊田 佳代子Kayko KuadaNHK

文化福祉番組 チーフ・プロデューサーNHK文化・福祉番組部チーフ・プロデューサー。ディレクターとして福祉分野の取材を多く手がけ、「ハートネットTV」ほか「クローズアップ現代」「NHKスペシャル」などを制作してきた。2014年から現職


障害者への「合理的配慮」をわかりやすく説明 文京学院大が冊子

2016年11月18日 02時36分48秒 | 障害者の自立

 文京学院大学(東京都、工藤秀機学長)は、今年4月の障害者雇用促進法の改正を受け、職場での「合理的配慮」の実践方法を示した冊子「WiTH 共に、豊かに生きていく」(写真)を作成した。

 同冊子は、「一億総活躍国民会議」の民間有識者メンバーである松爲信雄文京学院大人間学部客員教授が監修。厚生労働省の「合理的配慮指針事例集(第1版)」における「採用後の事例」を基に、知的障害や発達障害など、障害ごとの特性や企業に求められる合理的配慮のポイントについて、イラストを用いて分かりやすく表現した。各障害に共通する配慮内容と、その障害特有の配慮内容がひと目で理解できる仕組みになっている。

 同大では、社員一人ひとりの意識改善を促すツールとして、企業での活用を見込んでいる。

2016.11.17  【労働新聞】