ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

凹凸ない視覚障害者用の歩行誘導マットを開発

2016年03月31日 02時59分34秒 | 障害者の自立

 表面に凹凸のない視覚障害者の歩行誘導マット「ホドウクン・ガイドウェイ」が、国際的な製品デザインコンペ「iFデザインアワード」で金賞を受賞した。西宮市浜脇町の工業デザイン事務所「リプル・エフェクト」の山田敬宏さん(43)が開発に関わり、伊丹市役所などに導入されている。

 従来の歩行誘導マットは車いすやベビーカーが引っかかり、通りにくくなる欠点があったという。「従来の誘導路が敷けない部分をマットでカバーできれば」と山田さん。

 ホドウクンはゴム製で中央部の厚さは7ミリ。縁に向かって傾斜をつけ、床との段差をなくした。

 一方、マットの中央部にクッションをきかせ、視覚障害者は白杖(はくじょう)の打音と足裏の感触を頼りに歩くことができる。

 100色以上を用意し、弱視者が見やすいよう床の色と対照的な色を選ぶことができる。蓄光樹脂を使い、災害時や停電時に淡く光るものもある。

 2年前から、視覚障害者や車いすの利用者を交えた開発チームが試作を重ねてきた。床に貼り付けたマットがはがれたり、よれたりしないよう、裏面にわずかな隙間をつくって結露や雨水を逃す工夫も施した。

 iFデザインアワードはドイツに事務局があり、世界3大デザイン賞の一つとされる。ホドウクンは53カ国5295点から選ばれた金賞75点のうちの一つ。「視覚障害者以外のニーズや懸念にも配慮している点が画期的だ」と評価された。

 伊丹市役所では、玄関から障害福祉課までの通路約45メートルに貼り付けられた。白い床にはこげ茶色、茶色の床には黄色と目立つ配色になっている。

 製造販売は大阪府八尾市の錦城護謨(きんじょうごむ)(072・992・2328)。

 写真・図版

伊丹市役所内の通路に設置された2色のホドウクン・ガイドウェイ

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>2016年3月30日


急がれる障がい者政策の見直し!

2016年03月31日 02時52分50秒 | 障害者の自立

共同作業所の仲間で作る「きょうされん」和歌山支部との懇談会。

 「きょうされん」が、毎年、「障害者福祉についての法制度の拡充に関する請願」をされますが、いつも紹介議員になっています。

 そのようなご縁もまって、懇談会を毎年やっていますが、今年は、利用者さん達にも入ってもらいました。

 次のような多くの問題があります。

 2014年に日本政府は障害者権利条約を批准しましたが、その趣旨が生かされていません。

 障害者総合支援法の見直しが、利用者負担の強化の方向で行われようとしていること。

 労働施策と福祉施策が一体的に行われておらず、雇用の場では生活面の支援がなく、福祉的就労の場では、労働者としての扱いがなされていないこと。

 また、65歳になると介護保険優先の原則で、これまで受けていた支援が受けられなくなるなど所得保障が十分ではないことなどです。

 一方で、現場の皆さんの声をうかがうと、リハビリの必要な方へのヘルパー派遣回数のカットなど和歌山市のサービスが理由もなく低下している現状が判りました。


 さらに、中途障がいのご家庭では、奥さんが働いて収入がある場合、高い利用料を払わねばならなくなるなどの問題があります。所得制限を無くす、普遍主義の社会保障がいかに大切か確認できました。

 障がいのある方が、地域で自立して暮らしていける権利を当たり前のように確立したいものです。

 GDPに占める障がい者関連予算をみると、先進国であるOECDの平均は0.43%。最高のスウエーデンでは2.08%、ドイツ、0.75%、英国0.50%です。日本はわずかに0.32%です。いかにも劣っています。せめてOECD平均の予算は確保すべきです。

 これからもしっかりと現場のニーズをつかんで、和歌山から障がい者政策を変えていきたいですね。



(利用者の代表から請願書を受け取る岸本周平。)

岸本周平     2016年03月28日



「誰もが学びやすい授業を!」

2016年03月31日 02時48分06秒 | 障害者の自立

障害学生らが、教職員向け啓発冊子を制作

 立命館大学では、障害のある学生とその学生を支援する学生サポートスタッフらが共同で、誰もが学びやすい授業づくりを提案する冊子「大学と障害学生 ~学生たちが考え、書き綴った、障害学生をめぐる大学のいま~」を制作。2016年3月31日に発行します。この冊子は、主に教職員を対象に、障害を持つ学生と彼らをサポートする学生への理解を促し、より良い授業を運営してもらうことを目的としています。

 2016年4月、障害を理由とした差別の禁止を義務づける障害者差別解消法が施行されます。障害者が社会的障壁を感じずに生活できるような「合理的配慮」の提供が、国立大学などの公的機関には義務、私立大学などには努力義務として定められます。
 立命館大学は、2006年に障害学生の修学を支援する「障害学生支援室」を開設し、今年で10年を迎えます。支援は、学生サポートスタッフによる「ピア・サポート」(学生同士の支えあい、学びあい)を基本に、パソコンでのノートテイクや黒板の板書代筆などを行っています。2015年度は、3つのキャンパス(京都、滋賀、大阪)で、7名の障害学生がこの支援を利用しており、約50名の学生サポートスタッフが登録しています。しかし、こうしたサポート体制をとっているものの、授業を担当する教職員によっては板書や説明のスピードが早いためサポートが追いつかず、障害学生がリアルタイムで授業を理解することが難しかったり、学生サポートスタッフがいるからという理由で、一部配慮の必要はないと考える教員がいたりと、教員とのコミュニケーションで苦労するケースが多々あります。
 当事者である学生たちは、自分たちの困りごとや本音を率直に発信し、障害学生やサポート学生への理解を深めてもらうため冊子を作ることにしました。この冊子を通じて、「障害学生への配慮は、誰もが受けやすい授業につながる」ということを教職員に伝えていきたいと考えています。
 今回の活動は、そのうちの視覚障害のある学生も含めた支援室に関わる学生11名が中心となり、2015年9月から勉強会やケーススタディ、編集会議を重ねて企画・制作に取り組んできました。教職員・障害学生・障害のない学生3者へのインタビュー取材をしたほか、障害学生の本音を引き出す座談会を企画したり、「今日からできる配慮一覧」と題して、いつでも始められる配慮例をまとめ、これをきっかけに障害学生との対話を提案しています。

 冊子は、全45ページ(B5版)。立命館大学の教職員及び学生にも配布する予定です。また、ホームページへの掲載やシンポジウムの開催も予定しています。

<冊子の内容について>
■タイトル
 「大学と障害学生 ~学生たちが考え、書き綴った、障害学生をめぐる大学のいま~」
■発行日
 2016年3月31日
■発行
 立命館大学 障害学生支援室
■内容(目次)
 1.学生のツマズキ-高校と大学の違いって?-
  高校までと大学での学習環境の違いから、大学での障害学生の困りごとを紹介。
  <コラム①>教材作成における色覚バリアフリー
        授業での視聴覚教材の使われ方に関心をもった学生自身が、
        「色」の  使い方について説明。(黒板の字の色など)
 2.インタビュー 「障害学生の学びをめぐって」
  障害学生4名、障害のない学生4名、教職員6名へのインタビュー記事
 3.「私たちが学んだこと」
  インタビューや学習会を通して学んだことを、キャンパスごとにチームを作りまとめる
  <コラム②>配慮を求めることの妥当性-『配慮の平等』の考え方を手がかりに
        視覚障害のある学生が「合理的配慮」について執筆

【付録1】障害学生座談会「障害学生の日常あれこれ」
     視覚障害、弱視、脳性まひの障害がある学生による対談。
     電車でのエピソードやキャンパスでの学生生活で感じることを率直に話す。
【付録2】今日からできる配慮例一覧

<教学部長によるコラム>
「京都における学びの伝統をいかに受け継ぐか」 徳川信治先生
<学生部長によるコラム>
「障害学生支援室FD冊子の刊行に寄せて」 山本忠先生 

2016年3月29日   立命館大学広報課



手話言語条例成立 国も法整備に取り組め

2016年03月31日 02時44分12秒 | 障害者の自立

 手話を言語として認め、その普及を目指す「県手話言語条例」が県議会本会議で全会一致で可決、成立した。県民こぞって手話の普及に取り組み、ろう者と交流する機会を広げ、相互理解を深めたい。

 聴覚に障がいのある人がストレスを感じずに意思疎通できる環境を広げる上で、条例は大きな意義がある。手話普及に向けた取り組みは健常者の障がい者に対する理解にもつながる。条例制定を高く評価したい。
 県は今後、ろう者や学識経験者らで構成する県手話施策推進協議会を設置する。活発な議論を通して、手話普及に有効な施策を推進計画に盛り込むことを期待したい。
 条例は県に対し、市町村と連携して手話を学ぶ機会の提供、手話通訳者の養成、学校教育における手話普及に向けた取り組みへの支援などに努力するよう求めている。
 ろう児らが通学する学校の設置者には、ろう児とその保護者に手話学習の機会を提供し、教職員の手話技術向上にも必要な措置を講ずるように努めることを求めた。
 いずれも共生社会の実現には不可欠な事項である。だが相応の財政措置ができなければ、条例を生かすことは難しくなる。全国で手話を普及させるためにも、国の責任と財政措置を明記した法整備が必要だ。
 障害者基本法は、全ての障がい者が可能な限り手話を含む言語などを選択できるようにすると定めている。付則では、障がいに応じた支援体制の在り方を検討し、必要な措置を講ずることを国に課している。にもかかわらず国は「手話だけの法律を作る動きはない」とし、手話の普及に必要な措置を講じることに消極的である。
 振り返ってみてほしい。日本のろう教育は相手の口の動きで会話を理解する「口話法」を奨励し、手話は学校では排除された。手話が教育手段として位置付けられたのは1990年代初めだが、手話は今も教科にはなっていない。
 条例素案に対する意見公募には「ろう者の言語である手話が禁止され、手話を学ぶ場が奪われたことにより、ろう者の尊厳が傷つけられた」などの声が寄せられている。国は過去の誤りを反省すべきである。
 国に「日本手話言語法」の制定を求める意見書は、国内1788の全地方議会で採択された。これだけの民意を無視することは許されない。

2016年3月30日      琉球新報


乙武洋匡の不倫報道にマスコミ“及び腰”も、実母が「馬鹿なこと」ともっともな正論

2016年03月31日 02時35分11秒 | 障害者の自立

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 本日3月29日、ついに安保法制が施行された。これにより世界中で自衛隊が武力行使することが可能となる。野党は夏の参院選で安保廃案を掲げているが、自民党は選挙の争点から安保法制を逸らそうとするだろう。待機児童問題に象徴されるように、論点を大幅にずらすという卑劣な戦略だ。安保だけでなく、原発再稼働、貧困、少子高齢化など山積された日本を今後どうするのか。それが国民の判断にかかっている。

第309回(3/28発売号より)
1位「乙武洋匡 『息子は最低…』実母が語った“献身15年”嫁への『感謝とお詫び』」(「女性自身」4月12日号)
2位「山本耕史のため堀北真希 事実上芸能界引退へ!!」(「週刊女性」4月12日号)
3位「亀梨 香取 長瀬etc花見気分の満開春スマイル」(「週刊女性」4月12日号)
※「女性セブン」は合併号のため休み

 3月24日発売の「週刊新潮」(新潮社)が報じた乙武洋匡氏の不倫スキャンダルは大きな反響を呼んだ。4年来の付き合いという女性と海外旅行に行っただけでなく、ほかにも4人の女性と不倫をしていた過去が暴かれたからだ。

 しかし、これを報じたワイドショーは、これまでのベッキー不倫への糾弾とはうってかわり、乙武不倫を「家族の問題」などとして擁護、矮小化したものだった。その背景には、障害者に対する思考停止と自民党出馬が有力視された乙武氏への配慮があるといわれているが、一方、ネットでは口にするのもはばかられるような障害者差別が氾濫している。

 テレビでは特別視され、ネットでは差別が横行する。こうしたいびつな報道がなされているが、問題の本質は、自民党から出馬が予定されていた乙武氏がそれにふさわしかどうかだ。実際「週刊新潮」によれば、乙武氏が女性と海外旅行に行ったのは「出馬のため身辺整理の“お別れ旅行”」というのだから――。

 そんな中、「女性自身」では乙武氏の実母に取材を行い、そのコメントを掲載しているが、乙武不倫問題の中では、最もまっとうなものだった。

浮気したうえに、愛人が何人もいたなんて馬鹿なことを堂々と宣言するなんて最低のことで“まとも”ではありません」

 また乙武氏の妻が共に謝罪文を出したことについても、「悪いのは息子で、お嫁さんにはまったく非がないのに、彼女も謝らせるなんて、とんでもないことです……」とその心境を吐露している。

 確かに正論である。もっともこれは実母にしかできない芸当だろう。息子を育て愛情を注いできた。そこに遠慮もなければ差別もない。

 実母だけではない。記事には乙武氏を愛する女性である妻・仁美さんのこんなエピソードも記されている。育児が手伝えないことに悩んだ乙武氏に、仁美さんはこんな言葉を返したという。

「手足があるからって、世の父親は必ずしも育児を手伝ってくれるわけじゃない。手足があるのにやってくれないとイライラもするけど、あなたの場合はもともとないんだから、腹も立たない」

 なるほど立派。乙武氏は身近な女性に恵まれ、それに甘えきっていた。その挙げ句、彼女たちの気持ちを慮ることなく、欲望のままに裏切り行為を平然と行ってきた。

 乙武氏のためにも、国民のためにも、選挙前にこのスキャンダルが世に出たことは僥倖だったのかもしれない。

 山本耕史と電撃婚した堀北真希が芸能界を引退するらしい。昔からの夢、「結婚したら家庭に入りたい」「私は山口百恵さんになりたい」と。そのためドラマだけでなく巨額の契約料が見込めるCMの契約更新も拒否しているらしい。

 すごいな。山口百恵が結婚し引退したのは、今から36ほど年前のこと。時代も違うし芸能界をめぐる環境も大きく違う。結婚してママタレになれば、これまで以上の需要もあるのに、なんて古風! 時代遅れ!! そんなふうに思っていたら、やっぱり、という裏事情が記事に書かれていた。

 それが山本の母親で、山本のステージママ、個人事務所社長の存在だ。

「どうも彼女が嫁である堀北のマネジメントに色気を見せているというんです。もし堀北が何かのきっかけで芸能界復帰を考えた場合、夫婦で売り込もうと思っているのでしょう」

 なるほど百恵ちゃんとは違ったキナ臭い事情があった。ヤリ手の義母がいるから思いきってCMも断るという経済的英断ができた。とはいえ、堀北の関係が今後どうなのかは気になるところだが……。

衝撃の発言だ。

 「週女」がいくつもの冬ドラの打ち上げ模様をレポートしているが、その中に3月20日に行われたSMAP・香取慎吾主演の『家族ノカタチ』(TBS系)の打ち上げもあった。この席で香取が語ったセリフ――。

「正直、明日どうなるかわかりません。もしかしたら自殺しているかもしれないですね」

 解散騒動はマジで終わっていない。

2016.03.29    サイゾーウーマン