ゴエモンのつぶやき

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障害者の就職933件 5年連続で過去最高更新−−13年度 /山口

2014年05月31日 02時33分15秒 | 障害者の自立
 山口労働局は、2013年度の障害者の就職状況を発表した。就職件数は前年度を1割上回る933件で、5年連続で過去最高を更新した。就職率も前年度比2・8ポイント増の52%だった。

 産業別では、医療・福祉業が最も多く217件(前年度比50件増)。次いで▽製造業172件(30件増)▽卸売・小売業151件(14件減)▽サービス業98件(21件増)−−などとなった。

 仕事別では▽運搬・清掃・包装などが261件(同13件増)▽生産工程に関わる仕事が161件(54件増)▽サービス職が149件(32件増)−−などの順で多かった。一方、減ったのは、事務職143件(9件減)▽農林漁業10件(3件減)▽専門・技術職66件(8件減)−−だった。

 新規求職申し込みは、就職意欲の高まりや支援制度・機関の充実などで前年比4・2%増の1794件。うち身体障害者は40件減の708件、知的障害者は3件増の309件、精神障害者は66件増の675件などだった。

 一方、解雇者数は、事務所閉鎖などの影響で大幅に増加した前年度の49件から26件減り、23件だった。

 山口労働局は「景気が上向き、支援体制の充実だけでなく定着支援も進んでいることが、障害者の就職件数の増加につながった」と話した。

毎日新聞 2014年05月29日 地方版

「障害者就労の場広げたい」

2014年05月31日 02時32分58秒 | 障害者の自立
 障害者の就労機会を拡げようと2006年、「就労継続支援A型事業所」という制度がスタートした。これは国から訓練費等給付金を受け取る代わりに利用者(障害者)と事業所が雇用関係を結ぶもの。福祉施設が運営する作業所と一般企業の中間的な性格を持つ。

 この「A型事業所」を、一般企業として県内で初めて設置したのが手作り弁当の製造・販売を行う(株)バニーフーズ(材木座)だ。高橋良治社長にこれまでの取り組みと今後の課題について聞いた。

人の役に立ち成長

 高橋社長は09年夏、所属する中小企業の交流団体を通じてA型事業所の制度を知った。当時、同社では障害者の雇用を始めていたこともあり、「一般就労は難しいが、働ける人はたくさんいる。A型事業所はその受け皿になれる」と2010年の(株)ラビー(逗子市小坪)を皮切りに、(株)ラパンの2事業所を市内大町に開設した。

 現在、バニーグループ全体の従業員数は約110人で、知的・精神・発達障害を持つスタッフは56人。それぞれの障害による向き不向きや興味関心に合わせて弁当やパンの製造、回収した弁当箱の洗浄、訪問販売などの仕事に従事する。

 「仕事を覚え、慣れるのに時間がかかることも多い。しかし、人の役に立っていると利用者が感じることができた時、大きく成長する」と高橋社長。鎌倉市役所で弁当の訪問販売を担当している女性は「お客さんとのやりとりが楽しい。『これが食べたかった』と言われた時にやりがいを感じる」と笑顔を見せる。

経済的自立に向けて

 神奈川県によれば、2012年度、県内におけるA型事業所の工賃(給与に相当)の平均額は、時間額743円で月額6万9823円だった。雇用関係を結ばないB型事業所(作業所など)は時間額166円、月額1万2817円で、その水準には大きな差がある。

 高橋社長は「障害年金などで、ある程度の生活は保障されている。しかし、自分でお金を稼ぎ、経済的に自立することは利用者本人の自信につながる」と話す。稼いだお金を自分の好きなことに使ったり、家族と旅行する人もいるという。

 今後の課題は「知名度の向上」だ。比較的新しい制度で、企業や地域での理解や認知度が高いとは言えない。「さらに成功例を作り、制度を導入する企業とその利用者を増やしたい」と、高橋社長はA型事業所の全国的な交流組織の設立へ向けて奔走している。

 バニーフーズへの問い合わせは【電話】0467・22・1188へ。

タウンニュース

兵庫障害者職業センター、説明・見学会の開催を発表

2014年05月31日 02時11分30秒 | 障害者の自立
各関係者を対象に4回実施
厚生労働省所管の独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が運営する、兵庫障害者職業センターが、同センターの事業やサービス内容についてひろく紹介する説明・見学会の開催を決定。参加希望者を募集している。

兵庫障害者職業センターでは、ハローワークと連携しながら、障害者や障害者を雇用する事業主をサポートし、就職や職場復帰のための各種支援を行っている。また、地域の支援機関職員に対し、障害者就労支援に関する最新の情報提供などにも努め、障害者雇用の促進、障害者の社会的自立および共生が可能な社会の構築を目指し、活動を展開している。

説明・見学会は4回の実施を予定。第1回が平成26年6月27日、第2回が平成26年8月22日、第3回平成26年10月24日、第4回平成26年12月19日となっている。時間はいずれも15:00~17:00。なお各回の内容はすべて同じであるため、参加希望者は都合のよい日程を選んでほしいという。

必要事項を記入し、FAXで申し込みを
会場は、兵庫障害者職業センターの入る「ハローワーク灘」(神戸市灘区)の2階会議室。各回の定員は20名程度となっている。

まず説明会として、職業評価や職業準備支援について、ジョブコーチ支援などについて紹介が行われる。見学会では、精神障害・発達障害向けの職業準備支援カリキュラムなどが公開される予定だ。希望者には個別相談も行う。

参加希望者は、申込書に必要事項を記入し、FAXで送信すればよい。それぞれの回における申込書の受付締切は、開催日の4日前だ。詳しくは案内資料および同センターのホームページなどで確認を。

障害者雇用インフォメーション 2014年5月29日 23:00 

障害者らのアート作品発信 「はじまりの美術館」1日開館

2014年05月31日 02時09分29秒 | 障害者の自立
 県内外の知的障害者や現代美術家らの芸術作品を紹介する県内初のアール・ブリュット美術館「はじまりの美術館」が6月1日、猪苗代町字新町に開館する。開館に先立ち、31日午後4時30分からは一般向けのプレイベントを開き、演奏や美術館ツアー、木工ワークショップなどを行う。
 アール・ブリュットは、フランス語で「生(き)の芸術」の意味。既存の技巧や流行にとらわれない自由な芸術などを指している。郡山市の社会福祉法人安積愛育園(佐久間啓理事長)が、日本財団の支援を受け整備した。同社会福祉法人は「すべての人が表現者」を同館の基本理念に掲げ、自由な芸術を通した人や地域のつながり創出、同町からの新たな価値の発信を目指す。
 建物は築120年の酒蔵「十八間蔵」を改修し利用。町民らの意見を参考に完成させた。木造2階建てで、展示スペースとして利用する1階部分は約240平方メートル。常設展示はせず、企画展で作品を紹介。開館と同時に始まる企画展「手づくり本仕込みゲイジュツ」では作品約35点を展示する。
 28日、館内と開館記念企画展の内容が報道関係者に公開された。問い合わせは同館(電話0242・62・3454)へ。

(2014年5月30日 福島民友トピックス)

全日空機:視覚障害者が搭乗できず 内規の解釈誤り

2014年05月31日 02時05分13秒 | 障害者の自立
 秋田県の全盲男性3人と介助人1人が29日、全日空機で秋田空港から大阪(伊丹)経由で大分へ向かおうとしたところ、直前に搭乗を拒否された。同社は内規の解釈を誤ったとし「当方のミスで、おわびしている」と話した。

 搭乗拒否されたのは秋田県視覚障害者福祉協会の煙山貢会長(72)と2人の男性副会長、介助の女性事務局員の計4人。大分市で29日始まった全国盲人福祉大会に参加するため、午前8時10分発の大阪便(定員72人)に乗る予定だった。搭乗手続きを済ませタラップを上ろうとした時「この大きさの飛行機では介助者1人につき障害者は2人までという内規がある」として搭乗を拒否された。羽田経由で大分に到着したが、遅れて一部の会議に出席できなかった。

 全日空広報部は「内規では介助者1人に障害者3人まで乗れることになっていた。大変申し訳ない」と話している。

毎日新聞 2014年05月29日 23時49分