山口労働局は、2013年度の障害者の就職状況を発表した。就職件数は前年度を1割上回る933件で、5年連続で過去最高を更新した。就職率も前年度比2・8ポイント増の52%だった。
産業別では、医療・福祉業が最も多く217件(前年度比50件増)。次いで▽製造業172件(30件増)▽卸売・小売業151件(14件減)▽サービス業98件(21件増)−−などとなった。
仕事別では▽運搬・清掃・包装などが261件(同13件増)▽生産工程に関わる仕事が161件(54件増)▽サービス職が149件(32件増)−−などの順で多かった。一方、減ったのは、事務職143件(9件減)▽農林漁業10件(3件減)▽専門・技術職66件(8件減)−−だった。
新規求職申し込みは、就職意欲の高まりや支援制度・機関の充実などで前年比4・2%増の1794件。うち身体障害者は40件減の708件、知的障害者は3件増の309件、精神障害者は66件増の675件などだった。
一方、解雇者数は、事務所閉鎖などの影響で大幅に増加した前年度の49件から26件減り、23件だった。
山口労働局は「景気が上向き、支援体制の充実だけでなく定着支援も進んでいることが、障害者の就職件数の増加につながった」と話した。
毎日新聞 2014年05月29日 地方版
産業別では、医療・福祉業が最も多く217件(前年度比50件増)。次いで▽製造業172件(30件増)▽卸売・小売業151件(14件減)▽サービス業98件(21件増)−−などとなった。
仕事別では▽運搬・清掃・包装などが261件(同13件増)▽生産工程に関わる仕事が161件(54件増)▽サービス職が149件(32件増)−−などの順で多かった。一方、減ったのは、事務職143件(9件減)▽農林漁業10件(3件減)▽専門・技術職66件(8件減)−−だった。
新規求職申し込みは、就職意欲の高まりや支援制度・機関の充実などで前年比4・2%増の1794件。うち身体障害者は40件減の708件、知的障害者は3件増の309件、精神障害者は66件増の675件などだった。
一方、解雇者数は、事務所閉鎖などの影響で大幅に増加した前年度の49件から26件減り、23件だった。
山口労働局は「景気が上向き、支援体制の充実だけでなく定着支援も進んでいることが、障害者の就職件数の増加につながった」と話した。
毎日新聞 2014年05月29日 地方版