ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

なぜ出産・子育て支援は広まらない?

2019年02月28日 11時13分21秒 | 障害者の自立

「産める勇気がない…」障害者が抱える性と出産の問題

「生まれつき車椅子生活。骨形成不全症という病気で、ふとした瞬間に骨が折れてしまう……」
「おへそから下の感覚がない。尿意や便意も分からない」
「産むこともリスクだけど、その後育てられるのかが一番の不安」

 生まれつきの障害や、ある日を境になった病気で、車椅子生活を送ることになった人たち。健常者と同じように歩けないもどかしさ、普通ならできるはずのことができない無力さ。それは、性問題や出産・子育てにも関わってくる。

◆「産みたいけど勇気がない…」出産や子育てに躊躇

 梅津絵里さんは、28歳で膠原病が悪化し、脳と脊髄に障害を受けた。日本でも指定難病の1つである膠原病は、皮膚や筋肉、そのほか関節、血管、骨、内臓に広く存在するコラーゲンに慢性的な炎症が生じて起こる、さまざまな疾患の総称のこと。

 梅津さんは、6年間、寝たきりの入院生活を送った後、懸命に治療とリハビリを続け、現在は車椅子生活で日常を送れるまでに回復。下半身の感覚について、梅津さんは「鈍いけどある。左右差があって、気づかない間に低温やけどをしていたこともあった」と話す。

 梅津さんには、車椅子生活を送る前から付き合い、結婚をした夫がいる。しかし、当たり前だが、6年に渡る入院生活の間で夫との子作りは不可能だ。

「夫がベッドサイドに来てくれて手をつなぐだけで満足だった――」

 そう当時を振り返る梅津さん。根気よくリハビリを続け、病状が快方に向かうと、心に余裕が生まれた。偶然、梅津さんのリハビリを担当してくれたのは若い女性の作業療法士。梅津さんの悩みを聞いた作業療法士は、リハビリとして「筋トレ」の中で体位の練習を組み込んでくれた。

 梅津さんは、退院後の35歳のときから「子どもがほしい」と思い続けてきたが、「病気で身体が痛むときには人格が変わるほどにつらい。育てられないかもって思う。産みたいけどそこまで勇気がない」と告白。子どもを持つことに躊躇している。

◆9歳で下半身不随…車椅子生活に 産むとしても「踏ん張れない」

 中嶋涼子さんは、9歳のときに引いた風邪がきっかけで、横断性髄膜炎になり、下半身不随となった。車椅子生活を送る中嶋さんは、おへそから下の感覚がないため、尿意や便意を感じない。

 中嶋さんは、映画の勉強をするために18歳からアメリカに留学。26歳までアメリカで一人暮らしをしていた。中嶋涼子さんの初めての恋人はアメリカ人だった。中嶋さんは「(下半身の)感覚がないから全部イマジネーション」と話す。また、「妊娠はできるのか?」という質問に、中嶋さんは「踏ん張れない。(もし産むとしたら)帝王切開になると思う」と明かす。

 骨形成不全症で生まれつき車椅子生活を送っている車椅子モデル・タレントの内藤沙月さんは「脚を広げたとき、ポキっと骨を折ってしまわないか心配」と話す。骨形成不全症は、骨がもろく、弱いことから骨折しやすくなり、骨の変形をきたす先天性の病気だ。内藤さんは幼少期から何度も骨折を繰り返しており、転んだ拍子に足を骨折してしまうこともあった。

 子作りや出産の際に足を広げると、骨折する危険性もある内藤さん。骨形成不全症の病気もあり、生まれたときに医師は内藤さんの親に「この子は子どもが産めない」と言った。しかし、成長した内藤さんが自分で調べてみたところ、同じ病気を持っている人でも、子どもを産んだ人がいるという。

◆障害者が抱える性と出産の問題 社会福祉士・武子愛さん「出産後のサポートが人によって違う」

 障害者たちが抱える性や出産への苦悩。社会福祉士の武子愛さんは「女性障害者の人が性の話をすることは、なかなかない」と話す。知的障害者が支援者に恋をしたり、施設の利用者同士で恋人になる話はあっても、身体障害者の女性が性に悩んでいたとしても、声を上げづらいのが現状だという。

「私たち支援者が話せる雰囲気をつくっていない。聞く耐性のない人に、性の話はしにくいですよね。男性の障害者の場合は射精介助などが、表に出始めてきていますが、女性の場合は難しいです。女性の介助ができるかどうか、窓口を広げているところは、私も聞いたことがありません」

 また、実際に女性の身体障害者たちの妊娠、出産や子育て支援はどのようになっているのだろうか。

「出産そのものは病院がサポートできる。でも、その後の生活のサポートがあるかどうかによって変わってくる。重度の障害を抱える人の場合は、訪問介助を受けながらの子育ては可能ですが、中軽度の障害者の場合はそのケアがない人もいます。杖を使っている人は、雨が降っている日は傘と杖で両手がふさがるので、子どもを保育園に送るのが難しくなります」

 小さい子どもと手をつなげないと、ふとした拍子に道路に飛び出してしまう危険性もある。武子さんの話を聞いた前述の梅津さんは「産むこともリスクだけど、その後育てられるのかが一番の不安」と胸の内を吐露する。(※障害の度合いは身体障害者福祉法により決められている)

 これには、当事者の話を聞いていた、働くアラサー女性のためのニュースサイト『ウートピ』編集長の鈴木円香さんも「女性の障害者が性についての話ができない限り、出産や子育ての話はもっと先になる。性の問題は『障害に関わらずみんなもっている』ということを共有してから始まるのでは」と意見。

 物議を醸す障害者と性の問題。福祉と医療だけでなく、障害者が生きやすく、子供を作りやすい未来のために、啓蒙としての活動が今必要なのかもしれない。(AbemaNewsより)

AbemaTV『Wの悲喜劇』

コメント

千葉でパラリンピック委員会・高橋秀文氏講演

2019年02月28日 10時56分03秒 | 障害者の自立

「障害者スポーツ」言葉なくしたい

■共生社会の実現訴える

 2020東京五輪・パラリンピックを控え、千葉市中央区で26日、パラスポーツへの理解を深めようと、日本パラリンピック委員会の高橋秀文副委員長が「『共生社会』実現への道」と題して講演を行った。

 高橋氏は東京ガス入社後、平成27年4月に日本障がい者スポーツ協会常務理事・日本パラリンピック委員会副委員長に就任した。

 講演ではパラスポーツの基本理念や意義、競技などを紹介。パラスポーツについて「障害者スポーツという言葉をできるだけなくしたい。何か暗い感じがする。パラリンピックの世界は全く違う。もう一つのスポーツだ」と語った。

 さらに「障害の有無や男女、年齢、国籍に関係なく、みんなが一人一人、個性を発揮して生き生きと生きられる社会が共生社会だ。障害も1つの個性であり、『みんな違って、みんないい社会』を続けていかなければならない」と強調。講演の最後に「2の22乗」という言葉を掲げ、「1人が2人にパラリンピックを見に行こうと伝え、22回繰り返せれば419万人になり、全競技会場が間違いなく満員になる」と訴えた。

2019.2.27    産経ニュース

コメント

視覚障害者向け眼鏡が最優秀 四国の独創ビジネスコンテスト

2019年02月28日 10時49分27秒 | 障害者の自立

「四国アライアンス」を構成する地方銀行4行による独創的なビジネスプランを持つ起業家の発掘や事業化支援に向けたコンテストで視覚障害者向け眼鏡を提案した「Raise the Flag」(高松市)が最優秀賞を受賞した。小型カメラで障害物や段差を検知し、音や振動で知らせる眼鏡で東京パラリンピックが開かれる2020年の発売を目指す。

コンテストはアライアンスを構成する阿波銀行百十四銀行伊予銀行四国銀行が共同開催した。四国4県を代表する8プランの中から選んだ。4行では今後、外部機関とも連携し、視覚障害者向け眼鏡の事業化に向けた経営支援を進める。

2019/2/27   日本経済新聞

コメント

障害者製品を返礼品に ふるさと納税の新プロジェクト

2019年02月28日 10時44分19秒 | 障害者の自立

 ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を運営する(株)トラストバンク(須永珠代代表取締役)と、群馬県前橋市(山本龍市長)、岩手県北上市(高橋敏彦市長)は18日、福祉施設やNPO法人を支援するため、思いやり型返礼品プロジェクト「きふと、」(https://www.furusato-tax.jp/lp/kift/)を立ち上げた。

 思いやり型返礼品とは、自分のためでなく、誰かの役に立つ返礼品。寄付を通じて故郷を応援するという本来の趣旨に沿わない『お得な返礼品』に対する寄付が集まる現状を改め、社会貢献などへの寄付増を目指す。

 「きふと、」立ち上げのきっかけは、前橋市が、市内の児童相談所に漫画「タイガーマスク」の主人公名でランドセルが寄付され、全国に広がったことから着想を得て、2017年10月から思いやり型返礼品を始めたこと。現在、障害者施設の製品を返礼品にしたり、車いすなどの寄贈を受け入れたりしている。

 また、北上市も18年11月から同サイト上で募集。こども食堂に返礼品を寄付するなどの取り組みを推奨している。「きふと、」は、こうした取り組みを全国の自治体に広げていく。

 「きふと、」が取り扱う思いやり型返礼品は、障害者施設などで作る製品を返礼品に選ぶことで、障害者の自立を支援する「支援型」、福祉施設に車いすなど役立つ商品・サービスを贈る「寄贈型」、協賛金を贈る「協賛型」、高齢者のための雪かきを手伝うなど体験イベントをする「参加型」がある。18日に同サイト内に特設ページを開設し募集を始めており、19年度末までに100自治体の参画を目指す。

 同日の会見で、山本・前橋市長は「寄付によって社会を支えるという善意を全国で共有したい」、須永代表取締役は「ふるさと納税は過渡期にあり、制度本来の趣旨に基づいた自治体の取り組みを支援したい」と語った。

2/27(水)   福祉新聞

コメント

障害者アート 感性豊か 県立近代美術館

2019年02月28日 10時32分34秒 | 障害者の自立

絵画など80点展示

  「障がい者アーティストの卵発掘展」が26日、徳島市八万町の県立近代美術館で始まった。身体や知的な障害を持つ県内の人たちが手がけた絵画や織物など約80点。審査で金、銀、銅賞に選ばれた人には、今後の創作に充てる活動支援金がそれぞれ贈られる。展示は3月3日までで、無料。

 自立や社会参加を促そうと県障がい者芸術・文化活動支援センターが毎年実施しており、4回目。小学生から40歳前後までの人たちから応募があり、特別支援学校と小中学校の子どもたちによる共同制作もあった。

 会場には、タマネギの断面を描いた色鮮やかな絵画や、フランスの修道院で世界遺産「モン・サン・ミッシェル」をイメージした木製の立体造形など個性豊かな作品が並ぶ。

 来館した徳島市西船場町、主婦中山けいこさん(62)は「思いも付かないようなアイデアに驚かされました」と興味深そうに見入り、センターの西條美鈴所長は「豊かな感性で制作された芸術に触れ、障害者への理解を深めてほしい」と話していた。

個性豊かな作品が並ぶ館内(徳島市で)

個性豊かな作品が並ぶ館内(徳島市で)

2019/02/27   読売新聞

コメント