旧優生保護法(1948~96年)下で不妊手術を強いられ、憲法が保障する幸福追求権などを侵害されたとして、共に聴覚障害のある福岡県の男性(80代)と妻(70代)が24日、国に計2000万円の損害賠償を求めて福岡地裁に提訴した。弁護団によると、旧法を巡る訴訟が起こされたのは8地裁目で、原告は計24人になった。
障害者の就労支援を考える「就労支援フォーラムNIPPON2019」(日本財団主催)が、新宿区内で開かれた。パネルディスカッションや分科会があり、福祉や医療、企業の関係者ら約1500人が参加した。課題を持ち寄り、今後の支援のあり方について意見を交わした。
フォーラムでは、中央省庁が障害者雇用促進法の義務づける法定雇用率で障害者雇用数を水増ししていた問題や、法定雇用率の達成を請け負う「障害者雇用ビジネス」の問題も議論された。
毎日新聞 2019年12月25日
県内の障害者から2018年度に寄せられた虐待の相談・通報が116件に上ったことが県のまとめで判明した。このうち31件が実際に虐待と認定され、いずれも調査を始めた12年度以降で最多だった。
市町などに寄せられた相談・通報のうち、親や子供といった養護者による虐待を訴えたものが79件(前年度65件)あり、このうち実際に虐待と認定されたのは25件(同15件)あった。一方、施設従事者による虐待を訴えたものは37件。
毎日新聞 2019年12月24日
障害者が中心となって働く仙台市太白区長町3丁目の古民家レストラン「長町遊楽庵びすた~り」が28日に閉店する。2008年のオープン以来、障害者が接客や調理の補助を担当し、新鮮野菜を使った料理で人気を集めたが、古民家の家賃が上がり継続が困難になった。関係者は「障害者に優しい長町を象徴する場所だっただけに残念」と惜しむ。
びすた~りはNPO法人「ほっぷの森」(青葉区)が築120年の古民家を借り、障害者就労の場として開設した。就労継続支援A型事業所に指定され、最低賃金を上回る給料で知的、発達、高次脳機能などさまざまな障害者を雇用した。大規模改修した古民家は音響が良く、コンサートや芝居の会場にもなり、障害者アートの展示が行われたこともあった。障害者の就労トレーニングの場としても活用された。 ほっぷの森によると、来年2月以降の賃借契約を更新する際、古民家オーナーから2倍の家賃を提示されたという。これまでも収支はぎりぎりの状態だった。移転も検討したが、条件に合致する物件が見つからず閉店を余儀なくされた。 16人のスタッフは全員、ほっぷの森が運営する東北福祉大仙台駅東口キャンパス(宮城野区)内のカフェテリア「オリーブ」などで雇用を継続する。オリーブは定休日をなくし、営業時間を延長して対応。高齢者世帯への配食サービスなど新たな事業も検討する。 びすた~りと同じ長町地区にある野菜販売の「びすた~りフードマーケット」、長町病院内のカフェ「JhoJho(じょじょ)」は変わらず営業を続ける。 ほっぷの森の白木福次郎理事長(72)は「みんなでつくってきた思いが強く、閉店はとても残念。障害者雇用の環境は厳しいが、長町での経験を生かし、これからも就労の機会を提供し続けたい」と語った。
河北新報 2019年12月25日水曜日
【知的水泳】2019年度 第3回日本知的障害者選手権新春水泳競技大会
来る1月13日に「2019年度 第3回日本知的障害者選手権新春水泳競技大会」を千葉県習志野市の千葉県国際総合水泳場にて開催致します。 今大会には、東京2020パラリンピック日本代表推薦内定選手をはじめとする当連盟所属の知的障害選手の他、(一社)日本身体障がい者水泳連盟から連盟推薦を受けた身体障がい選手を含む430名を超す選手が全国から出場し、来年に迫った東京2020パラリンピックの出場権獲得に近づくべく、記録更新を目指します。 是非、この機会に会場にお越しいただき、選手たちへのご声援をお願いいたします。
■大会概要 大会名:2019年度第3回日本知的障害者選手権新春水泳競技大会(WPS公認大会) 開催日:2020年1月13日(月祝)9時~17時(開会式8時40分~) 会 場:千葉県国際総合水泳場 ※JR京葉線「新習志野駅」南口徒歩1分 〒275-0024千葉県習志野市茜浜2-3-3 http://www.chiba-swim.gr.jp/guide/main.html 入場料:無料 主 催:(一社)日本知的障害者水泳連盟 主 管:(一社)千葉県水泳連盟 後 援: スポーツ庁 千葉県 (公財)日本水泳連盟 (公財)日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会 日本障がい者水泳協会 (一社)日本身体障がい者水泳連盟 (公財)日本知的障害者福祉協会 (公社)東京都障害者スポーツ協会 (一社)千葉県障がい者スポーツ協会 (一社)日本スイミングクラブ協会 (一社)全日本知的障がい者スポーツ協会 協 力:千葉県国際総合水泳場 東京YMCA社会体育・保育専門学校 株式会社斉藤工芸 公益財団法人日本ライフセービング協会 株式会社SOUGO 協 賛: 株式会社パソナ 全日本空輸株式会社 株式会社ヴィエント 三菱商事株式会社 株式会社エイブル あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 キッザニア東京 株式会社グロリアツアーズ タキロンマテックス株式会社 トヨタ自動車株式会社 フットマーク株式会社 ミズノ株式会社 ヤマハ発動機株式会社 ユーアイパス株式会社
競技方法: 競技は、種目別・男女別に行い、タイムレース決勝とする。 但し、参加人数により、合同レースを行う場合がある。 年齢による競技区分は行わない。 競技規則: 2019年度日本水泳連盟競泳競技規則に準じて行う。 競技種目: 自由形 50m, 100m, 200m, 400m, 800m, 1500m 平泳ぎ 50m, 100m, 200m バタフライ 50m, 100m, 200m 背泳ぎ 50m, 100m, 200m 個人メドレー 200m, 400m フリーリレー 200m メドレーリレー 200m
【業種】:各種団体
【URL】:https://kyodonewsprwire.jp/release/201912205075