ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

車いすの主人公にキュンキュン 障害者が同情を超える時

2018年10月31日 12時00分33秒 | 障害者の自立

 2020年に東京オリンピックパラリンピックの開催が決まってから、テレビやCMをはじめ障害者をメディアで目にする機会が増えてきました。しかしながら、障害者を題材にした作品となると、お涙頂戴(ちょうだい)ものが多い印象を受けてしまうのは私だけでしょうか? ところが最近、それとは少し違う映画に出会ったので、ご紹介します。

 「再会した初恋の人は、車いすに乗っていた――。」「もう恋をあきらめていた。君にまた出会うまでは――。」これは、映画「パーフェクト・ワールド〜君といる奇跡〜」を象徴する言葉です。車いすに乗る青年と彼に想(おも)いをよせる女性が主人公の映画が公開されたのは10月初旬のことでした。岩田剛典さん演じる車いすに乗る青年・樹(いつき)と杉咲花さん演じる・つぐみは高校の先輩後輩の間柄でしたが、仕事の一席で再会したことをきっかけに二人の恋は動き始めます。

 「イケメン!」とはしゃいでいたけれど・・・

 物語の本筋とは違う視点で見てみると、作中には世間一般と障害者との距離感をよく現しているなあと思うシーンがありました。

  一つ目は、女子の発する何げない一言です。あるプロジェクトで協働する設計会社(樹の職場)とデザイン会社(つぐみの職場)の酒宴を前に、つぐみの同僚たちが建築家プロフィルにある樹の写真を見て「イケメン!」とはしゃいでいました。

  しかし、樹が車いすユーザーだと知った翌日の会話では、「車いすの人とは恋愛できないよね〜」と一蹴していたのです。私は、こう思うのが一概に悪いことだとは思えません。普段の生活で車いすの人と関わることがなければ、なんとなくのイメージでそう思ってしまうのも、現状では仕方のないことでしょう。

  二つ目は、樹と元カノの関係です。双方、大学生の健常者同士で交際をしていた最中に交通事故で車いすとなった樹は、相手に負担をかけまいと別れを切り出しました。ほどなくして、元カノは健常者と結婚することになります。

  このとき、言われるままに別れた元カノに対して、健常者の樹は好きでも、障害者の樹は好きになれないのかという問いかけは、ふさわしくありません。愛があれば乗り越えられるなんて、きれいごとだけでは済まないのが、現実です。障害を理由に別れることになったとしても、どちらも責められることではありません。

  三つ目は、娘を想う父親の葛藤です。娘の交際相手が車いすユーザーだと知った父親は、「娘と別れてほしい――。」と頭を下げて懇願しました。人がいつどうなるか分からないことは理解していても、あえて苦労する道を娘には歩ませたくないと思う親心は、モラルとの間で逡巡(しゅんじゅん)した末に意を決した発言だったと推察します。

 少女マンガ」の世界が放つ魅力

 私も樹と同じ車いすユーザーとしては直視したくない出来事だけれど、これらが紛れもない現実であることは間違いありません。けれども、そこに悪意はなく、知らないから受け入れられていない場合も多いのかもしれないと想像します。本作は、マンガが映画化されたものですが、少女マンガを読んだことがない私も、主人公が車いすだからという理由で本を手にとったのが最初の出会いでした。

  「パーフェクト・ワールド」の良いところは、障害者を扱っていながらも、ちゃんと少女マンガに徹していることだと思います。車いすや障害などの負のイメージを差し置いて、純粋にキュンキュンできる作品はなかなかありません。

  「可哀想を根底にした感動」では、結局のところ「同情の対象」から抜け出せないのです。映画館は、「岩ちゃん、かっこいい」、「花ちゃん、かわいい」の声にあふれていました。若い人に人気の俳優が起用されていることも後押しし、普通の恋愛映画と認知されていることがうかがえます。映画やドラマの世界も少しずつ変わってきていて、ごく自然な形で障害のある登場人物が出てくるケースも出てきました。社会にはさまざまな人が共存していることを考えると、登場人物が健常者だけで構成されている方が不自然なのかもしれません。

  障害者のことを理解しようという堅苦しい感じではなく、娯楽性の高い映画という形で知ってもらう方が、ずっと自然で本質的な理解へつながるのではないでしょうか。障害者に限らず、映画やマンガ、アニメなどにも、いろいろなキャラクターが今よりももっと、当たり前に登場してくれるといいなと思います。

写真・図版 

 <アピタル:彩夏の〝みんなに笑顔を〟>

 http://www.asahi.com/apital/column/ayaka/(アピタル・樋口彩夏)

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障害者雇用水増し問題 埼玉県教委、2委員会で議論 年度内にもとりまとめ

2018年10月31日 11時41分29秒 | 障害者の自立

 県教育委員会が障害者雇用を139人水増ししていた問題で、県教委は29日、障害者雇用に関する検証委員会と推進委員会の初会合をそれぞれ開いた。「検証」と「推進」の両委員会ともに今年度内を目標に議論をとりまとめる方針だ。

 検証委は大学教授ら委員3人の中から、山本宣成弁護士を委員長に選出した。今後は厚生労働省のガイドラインが策定された前年の平成16年度以降、一連の問題に関係する部署にいた約150人に対し書面で確認を行い、必要に応じてヒアリングを実施することを決めた。

 小松弥生県教育長は検証委で、再発防止策について「前年踏襲や縦割り思考などによる事務処理の硬直化を防ぎ、柔軟で活発な組織運営にするため、委員の意見を聞かせてほしい」と要望した。

 一方、推進委は特別支援学校の校長や民間企業の人事担当者ら委員12人の中から、全国特別支援教育推進連盟の宮崎英憲理事長を委員長に選出した。その後、障害者を社会に送り出す側と、受け入れる側などそれぞれの立場から意見を交わした。

2018.10.30        産経ニュース

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「一期一会」 佐久間勇人の2018年自由日記 vol.10

2018年10月31日 11時30分02秒 | 障害者の自立

2018年10/13~10/15まで第18回全国障害者スポーツ大会が今年は福井県で「福井しあわせ元気大会」として開催された。私は2015年わかやま大会から今年の2018年福井大会まで4年連続で出場した。

昨年までの障害のクラスでは、泳げる種目全てにおいて、大会新記録であると同時に記録保持者である。今年は病気の進行が昨年よりも酷くなり、障害のクラス区分が重いクラスに変わっての出場です。私の場合常に進行しているので覚悟の上です。考え方を変えると進行性ゆえに以前のクラスと今回のクラスと2階級制覇を目指すことが出来る。そんな状態での今大会への挑戦でした。

挑戦種目は25m自由形・25m平泳ぎでの今年は挑戦です。25m自由形当大会金メダル・25m平泳ぎ大会新記録で金メダル。しかも学生時代の全寮制を過ごた先輩とは3年連続共に表彰式で撮影した。人数の少ないハンデのある水泳チームで全寮制の高校で今同じ水泳チームで泳いでいる。そんな先輩の存在は私には大きい。記録では得る事のできない感情である。

本来は全種目大会新記録で記録にも記憶にも残る完全2階級制覇を狙っていたが今大会出場種目では、難しかった。しかしまだ目標が途絶えたわけではない。来年は茨城県開催である。そこを目指すことが出来る喜びで簡単には達成したらつまらない。

今回出場して改めて気づいた点がある。自分が無力なんじゃなくて、世の中一人では生きていけないし、それは自分一人では何にもできないってことを痛感した。例えば大会一つにしてもスタッフ・大勢の現地の学生ボランティアスタッフ、特に学生ボランティアの存在の大きさを痛感し、涙が出てきたのは間違いない。最近涙腺が弱いのも確かだが、各県に2人のボランティアがつくのだが、我が県には都合もあり1人しかつかなかった。その人とは特に希望を取って我が県を選んだわけではない。たまたま担当になっただけだ。1人という不安・やったこともない事でもあり、接する人は一回りも二回りも違う大人、しかもハンデを持っている人たちを担当することになった。不安で不安でしょうがなかったと思う。

この期間中接するだけでそのあとの繋がりはない。でもその期間中私は少しでも接しやすいようにと考えて接した。どのような接し方が一番良いのか?そこで浮かんだのが「笑顔」である。「笑顔」は「みんな集まってくること」を自分自身学んだ。自分勝手な考えだが、その「明るさ」「楽しさ」「笑顔」一番の安心感を導くのと信じ行動をし、接した。出来ない事は多々あるけれど、そんなことは関係ない。まずは同じ人間なんだと対等なんだと思ってもらえれば心は通じると思っていた。

その事が「一期一会」というんだな!体験してみて痛感した。

昨年、私の病気の患者会ではJAPANGIVING(クラウドファンデイング)でプロジェクト支援のお願いをしました。内容は神経難病SCD(脊髄小脳変性症)・MSA(多系統萎縮症)に対する社会的認識の向上、原因の究明と治療法の確立への支援でした。今年も同様のプロジェクトを同じ病気の仲間と共に挑戦中です。

ご支援頂いた資金は、先ず私たちの抱えている難病の知名度を上げて、認知度を広めていくための活動に使用させていただきます。また、国に対する陳情なども行います。それらの活動により、病気の原因究明に向けた研究活動及び治療法開発の活性化に繋げていけたらと考えています。少しでも患者会の活動資金を集められるように、自分の頑張りをチャレンジとして下記サイトに掲載しております。

心のどこかに刻んで頂けるだけでも有難いです。是非ご覧ください。
https://japangiving.jp/fundraisings/33869

障害者ドットコムニュース (プレスリリース)

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パラリンピック選手が小学生と陸上教室

2018年10月31日 11時17分08秒 | 障害者の自立

 障害者や健常者の垣根なく、スポーツを楽しんでもらおうと、新潟市北区の新潟医療福祉大学で21日、「小学生&障害者 合同陸上教室」が開かれた。小学生約50人と障害者3人が参加し、世界パラ陸上走り幅跳びの銅メダルの中西麻耶選手(33)と、新潟アルビレックスランニングクラブ(RC)所属の女子短距離の前山美優選手(22)からアドバイスをもらう時間もあった。

 中西選手が走り幅跳びの手本を披露すると、子どもたちからは「すげえ」と歓声があがった。中西選手は子どもたちに「ふみきりの前の見えない階段を駆け上るようなイメージで」とコツを教えていた。

 中西選手がこの教室に参加したのは、義肢装具士を目指す同大の学生との出会いがきっかけだったという。元々はソフトテニス選手で、高校時代にはインターハイに出たこともある中西選手。2006年、事故で右足を失ったが、「まだスポーツを続けたい」と陸上競技を始め、08年の北京パラリンピックに日本代表として出場した。「たとえ周りから反対されても、強い夢を持ち続けて欲しい」と子どもたちにエールを送った。

写真・図版

中西麻耶選手が走り幅跳びを披露すると、子どもたちから歓声があがった

2018年10月30日          朝日新聞

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佐賀県、身障者の受験資格変更

2018年10月31日 10時50分50秒 | 障害者の自立

「介護者なしに職務」削除

 身体障害者を対象にした職員採用試験で、「介護者なしに職務遂行が可能」という受験資格を設けていた佐賀県は29日、この条件を削除する方針を明らかにした。財務省や国税庁が障害者団体の抗議を受けてこうした条件を削除し、厚生労働省も「不適切」との見解を示していることを受けた措置。県人事課は「次回の試験から削除する」としており、県内の市町でも同様に見直す動きが出ている。

 県人事課によると、身体障害者枠の職員採用試験は1989年から実施し、これまでに33人を知事部局の正規職員として採用した。介護者なしでの職務遂行は制度開始当初から受験資格に定めていた。「自力通勤できる」という項目は障害者団体からの要請で、2004年度に削除した。

 介護者なしでの職務遂行を受験資格に定めていたことについて人事課は「県職員ではない介護者が、県民の個人情報などに触れることは適切ではないと考えた。職員定数の面から介護者を県職員とすることも難しかった」と説明した。その上で「条件を付けていたため、受験をためらっていた人がいるかもしれない。どういう介護が必要なのか情報収集し、できるだけ可能性を広げたい」と話す。

 県内の市町では小城市や鹿島市、杵島郡江北町などが同様の見直しを検討している。

 「自力で通勤ができる」「介護者なしに職務遂行が可能」という条件を付けていた小城市は「受け入れ体制の整備に課題は残るが、安易に門戸を閉ざすことがないようにしたい」と県の方針に沿って対応する考えを示した。武雄市も「介護者なしで職務可能」のほか、「活字印刷文による出題および口述による面接試験に対応できる人」という条件があるため、見直しを検討している。

10/30     佐賀新聞

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