ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

勇気を伝える“魅せる”お掃除、「引きこもりから一歩を」/茅ケ崎

2011年12月31日 01時23分11秒 | 障害者の自立
 三つぞろいのダークスーツ姿で、手にはほうきとちり取り―。茅ケ崎駅前で8カ月ほど前から、自主的に清掃活動を続ける男性がいる。ディズニーランド流の“魅せる掃除”で、さりげなく通行人の目を楽しませ、気持ちのよい駅前空間をつくり出す。引きこもりだった男性は、自らの活動で以前の自分と同じような悩みを抱える人に「一歩踏み出す勇気」も伝えようとしている。

 「サッササッサ」―。休日の午後3時。駅前ペデストリアンデッキが加藤壮章さん(31)=茅ケ崎市中海岸=の“舞台”だ。

 自転車用の滑り止めテープを巻いたほうきを手首で操り、掃く音でリズムを刻む。たばこの吸い殻や紙くずを両脚の間から通したり、ステップを踏んだり。次第に周囲の視線を集めていく。

 見る人も楽しい掃除の技術は、ディズニーランドに清掃係として勤めているときに学んだ。5年前に辞めた後も「この技術をどこかで生かしたい」とずっと胸に秘めていた。

 「地元の駅でやってみよう」。そう決意し、2011年4月から始めた。普段は大和市内の障害者施設に勤めているが、週に3日、仕事の後や休日に1時間ほど1人で地道に掃除を続けている。

 実は最初は恥ずかしくてたまらなかった。「自分は人一倍怖がり。でも、やってみないと分からないことだってある。下手くそでもいいから踏み出すことが大事」。活動の評判が広がり、市内の中学校や高校に講師として招かれた時、そう伝える。

 掃除は、加藤さんが5月に立ち上げた引きこもり・不登校支援のNPO法人「一心一(いっしんよこいち)」の事業の一つでもある。自身、中学1年から高校1年まで引きこもりだった。

 教師の「逃げるな」という一言で高校1年の終わりから学校に通い、卒業後は自衛隊員となった。その後、1年8カ月かけて歩いて日本一周を達成。人との出会いを通して、感謝や思いやりの心を学んだ。

 「汚点だと思っていた引きこもりも、今の自分にとっては誇り。すべての経験が糧になって今の自分がある」。不登校や引きこもりの人と一緒に掃除活動をするのが夢だ。

 人にいい気付きを与えられる自分でありたいとも思っている。「掃除をする姿を見せて、ポイ捨てをやめようと思ってくれる人がいたら万々歳です」


ほうきとちりとりを操り、ステップを踏みながら掃除する加藤さん=JR茅ケ崎駅前北口のデストリアンデッキ

カナロコ(神奈川新聞) - 2011年12月30日
コメント

振り返る2011:東日本大震災M9 福島原発炉心溶融(その1)

2011年12月31日 01時20分47秒 | 障害者の自立

 2万人近い死者・行方不明者を出した東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の記憶が深く刻みつけられた2011年。国家、文明、政治、テクノロジー、そして私たち一人一人の生き方まで問われた1年だった。世界もまた、激しく揺れ動いた。中東の独裁国家では民主化要求の嵐が吹き荒れ、欧州は欧州連合(EU)始まって以来の経済危機にあえいだ。安定をもたらしてきたはずのさまざまなシステムがきしむ。内外のこの1年を振り返った。

 ◇死者・不明者2万人

 3月11日午後2時46分、三陸沖から茨城県沖を震源域とする「平成23(2011)年東北地方太平洋沖地震」が発生した。地震の規模を示すマグニチュード(M)は国内観測史上最大の9・0で、世界でも1900年以降で4番目の巨大地震。宮城県栗原市の震度7をはじめ、関東-東北の広い範囲が震度5強以上の強い揺れとなり、沿岸には巨大な津波が押し寄せた。死者・行方不明者計約2万人、被害額が推計約17兆円という戦後最悪の自然災害で、政府は「東日本大震災」と命名した。

 震源域は南北約500キロ、東西約200キロの広大さ。仙台市で震度4以上の揺れが170秒続くなど、強い揺れが極めて異例の長さで各地を襲った。

 気象庁は、北海道から沖縄まで国内の沿岸全域に大津波警報、津波警報・注意報を発令。津波は高い所で15メートル以上にもなり、岩手県宮古市では遡上(そじょう)高が40メートルに達した。浸水した地域は東京23区に匹敵する561平方キロに及んだ。

 警察庁によると、12月29日現在、死者1万5844人、行方不明者3451人で、死因の多くは水死だった。建物は約13万棟が全壊し、約23万棟が半壊。がれきの量は約2300万トンに達した。

 多くの人が住まいや働く場を失い、ピークの震災発生3日後には約47万人が避難所暮らしを強いられた。仮設住宅(約5万2000戸建設)の入居者を含めた避難者数は、12月15日現在でも30万人を超える。寒さやストレスなどが原因で亡くなった高齢者も多く、既に数百人が災害関連死に認定された。

 インフラの被害も大きい。3月11日夜の停電戸数は約850万戸で、一時230万戸で断水。200万戸でガスの供給が停止した。固定電話は約100万回線が不通となり、携帯は約2万9000の基地局が停波した。

 道路は約3700カ所で損壊し、仙台空港は全体が冠水。東北新幹線は全線運転再開までに1カ月半を要した。在来線もJR東日本の36線区で線路が流失するなどの被害を受け、復旧の見通しが立たない線区もある。

 一方、首都圏では震災当日、交通機関が長時間運休し、帰宅困難者が推計で515万人に達した。東京湾沿岸部では42平方キロが液状化し、住宅が傾くなど大きな被害が出た。

 2回の震度6強を含め、震度5弱以上の余震が12月28日までに44回も発生し、今後も大きな余震が懸念される。余震域以外でも、3月12日に長野県栄村で震度6強、同15日に静岡県富士宮市で震度6強の地震が起きるなど、地震活動が活発になっている。

 ◇CMはカット 特番62時間も

 大震災の発生を受けて、在京の各放送局は3月11日午後2時46分の発生直後から報道特別番組を編成。民放各局はCMをカットする特別態勢で放送。TBSはCMなしで番組を62時間25分継続し、「津波警報・注意報がすべて解除されるなど、新たな災害の危険性が比較的低下した」としてCMを再開した。

 CMを再開したものの、自動車業界を中心にスポンサーが予定していたCM出稿を自粛するケースが多発。各局はACジャパンの公共広告に差し替えて穴埋めした。ACによると、全国の民放、新聞・雑誌などによる使用は、主に民放のCM差し替えの影響から3月31日までの10年度が2822億円分に上り、例年の約600億円分をはるかに上回った。公共広告内で使われた金子みすゞの詩集の売り上げが増加するなど社会現象にもなった。

 ◇供給網寸断、企業に打撃

 震災による部品や原材料の供給網(サプライチェーン)寸断は、企業の生産活動や暮らしを直撃した。

 被災した工場からの部品供給が滞り、トヨタ自動車など大手自動車メーカー全社は全国の完成車工場で一時、操業停止に追い込まれた。4月の全面再開後も夏ごろまで大幅な減産を強いられた。部品の輸出も停滞し、米国などでも自動車工場が生産を中止した。

 また、製油所の被災や物流網の寸断でガソリンの供給が間に合わず、買いだめに走るドライバーが給油所で長蛇の列を作った。食品の包装容器なども足りなくなり、牛乳や納豆などの品不足が続いた。

 海外からの観光客は激減し、液状化被害への懸念から首都圏のマンション販売も低迷。消費の「自粛ムード」も響き、国内総生産(GDP)の実質成長率は4~6月期まで2四半期連続のマイナス成長に陥った。

 ◇ボランティア、3県に86万人

 国内外から多くの支援が寄せられた。

 日本赤十字社や中央共同募金会によると、義援金は阪神大震災の約3倍の約3430億円に達し、2715億円が被災者らに配分された(12月22日現在)。

 ボランティア活動も活発で、岩手県で約31万人、宮城県で約42万人、福島県で約13万人の計約86万人が、支援物資の配給やがれき処理、民家のかたづけなどの作業にあたった。国立大学の4割がボランティア活動を単位と認定し、旅行会社がボランティア活動を盛り込んだツアーを企画する動きも目立った。

 津波で壊滅的な被害を受けた三陸沿海や原発事故で役所ごとの避難を余儀なくされた自治体に、全国の自治体から多数の職員が派遣され、復興支援や被災住民向けサービス、選挙支援などの業務にあたった。水道、ガスなどのライフライン復旧にも全国から多数の作業員が駆けつけた。

 また、発生直後を中心に海外から多数の救助隊員や医療スタッフが来日。支援国は30カ国以上にのぼった。

 ◇政治混乱、遅れた復興対策

 政府は震災1カ月後に復興構想会議(議長・五百旗頭真防衛大学校長)を設置。同会議は6月25日、地震・津波被害を最小限に抑える「減災」を理念に掲げ、住宅の高台移転を基本とした復興方針を提言した。再生可能エネルギーの関連産業を東北に集積する構想なども盛り込まれた。

 ただ、首相交代や与野党対立による政治の混乱が復旧・復興の足かせとなった。「復興予算」となる11年度第3次補正予算が成立したのは提言から5カ月後。復興財源を25年間の臨時増税で賄う財源確保法▽規制緩和や税制優遇措置などを定めた復興特区法▽復興施策の司令塔となる復興庁設置法--の成立も12月に閉会した臨時国会終盤にずれ込んだ。

 高台移転の経費を国が全額負担する方針も秋まで明示されず、被災市町村の復興計画策定にも遅れが生じた。

 ◇欧州債務危機、円は最高値

 欧州では、財政が悪化した南欧諸国の国債が売り込まれ、債務危機が深刻化した。ギリシャに端を発した危機はイタリアやスペインなどに波及。財政悪化国の国債を大量保有する欧州の銀行の経営不安が広がった。

 巨額の財政赤字を抱える米国も8月、国債の格付けが初めて最上位から引き下げられた。国家の信用が揺らいで市場は混乱し、世界同時株安に陥った。外国為替市場では、ユーロやドルが売られて、円が買い進められ、円相場は10月末に一時、1ドル=75円32銭と戦後最高値を更新。政府・日銀は円売り市場介入に踏み切った。

 ユーロ圏は10月、ギリシャ国債の元本半減などの危機対策で合意したが、財政悪化国を支援する欧州金融安定化基金の拡充は難航。ギリシャやイタリアなどでは政権が交代し、12月の欧州連合(EU)首脳会議は財政規律強化で合意したが、市場の不安はしばらく収まりそうにない。

 ◇消費増税案で紛糾

 政府・与党は6月30日、「10年代半ばまでに消費税率を段階的に10%まで引き上げる」ことを柱とした「税と社会保障の一体改革案」を決定した。増大する社会保障費の財源を増税で確保し、財政悪化に歯止めをかける狙い。だが、具体化を巡って、民主党議員が離党届を出すなど反発は強く、論議は紛糾した。

 ◇TPP参加方針

 野田佳彦首相は11月11日、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の交渉参加方針を表明。TPPは米国など9カ国が交渉しており、関税の原則撤廃を目指す。経済界は歓迎したが、農業への打撃が懸念され、与野党から反対論が噴出した。

 ◇地域政党が躍進

 既成政党に属さない地域政党が広範な支持を集めた。大阪では11月27日に府知事・大阪市長のダブル選があり、市長選は大阪維新の会代表で前知事、橋下徹氏が、現職の平松邦夫氏=民主府連支援、自民府連支持=を破り初当選。知事選は大阪維新の会幹事長、松井一郎氏が、前同府池田市長、倉田薫氏=同=と弁護士、梅田章二氏=共産推薦=ら6人を破り初当選した。

 2月6日には愛知で県知事選と名古屋市長選、同市議会解散の賛否を問う住民投票があり、市長選で河村たかし氏=減税日本公認=が再選、知事選では前衆院議員の大村秀章氏=公明県本部支持=が初当選。住民投票は賛成票が7割を占め、市議会解散が決まった。

 ◇民主政権は迷走

 東日本大震災と原発事故という非常事態にもかかわらず、民主党政権は3人目の野田佳彦首相に交代するなど迷走を続けた。

 外国人献金問題などで菅直人前首相に退陣を迫っていた野党も震災後はいったん政治休戦を宣言したが、6月には内閣不信任決議案を衆院に提出。菅前首相は「一定のめど」で退陣する意向を表明したが、その後は早期退陣を拒み、9月までの3カ月間、震災復興へ向けた与野党や政府内の調整が停滞する「政治空白」が生まれた。

 「党内融和」を掲げる野田首相が後を継いだが、消費増税路線に小沢一郎元代表が反対を表明。小沢グループの2閣僚が参院で野党から問責決議を受け、野田政権は「内憂外患」の年の瀬を迎えた。

==============

 ■今年のできごと

 ◆1月

 1日◇山陰地方で大雪。鳥取県内で車約1000台が42時間立ち往生。

13日◇足利事件再審無罪確定の菅家利和さんに刑事補償金8000万円決定。

14日◇菅再改造内閣が発足。

17日◇阪神大震災の発生から16年。

21日◇中国漁船衝突ビデオ映像流出事件で、元海上保安官を不起訴処分。

22日◇無人補給機HTV2号搭載の国産ロケット「H2B」2号機打ち上げ。

26日◇大相撲の野球賭博事件で元幕下力士、山本俊作容疑者ら4人を逮捕。

27日◇鹿児島、宮崎県境の新燃岳で52年ぶりに爆発。

31日◇政治資金規正法違反(虚偽記載)で小沢一郎・民主党元代表を起訴。

 ◆2月

 2日◇大相撲の現役十両力士らが勝ち星の売買や八百長をうかがわせるメールを、携帯電話でやり取りしていたことが、毎日新聞の報道で判明。

 3日◇新日本製鉄と住友金属工業が12年10月をめどに合併の検討に入った。

 6日◇大相撲の八百長問題で日本相撲協会は、春場所の中止を決定。

   ◇愛知県知事選と名古屋市長選、同市議会解散の賛否を問う住民投票が投開票。市長選は河村たかし氏再選。

11日◇エジプトのムバラク体制が崩壊。

14日◇日本の10年の名目国内総生産(GDP)が中国を下回り、世界3位に。

   ◇9人死傷事故の事故車同乗者2人の裁判員裁判で、懲役2年実刑判決。

22日◇ニュージーランドのクライストチャーチ近くでマグニチュード6.3。

 ◆3月

 3日◇「阿賀野患者会」の未認定患者らが新潟水俣病4次訴訟で和解。

12日◇九州新幹線は博多-鹿児島中央間(257キロ)が全線開業した。

15日◇みずほ銀行がシステム障害発生と発表。西堀利頭取が6月に引責辞任。

   ◇第60期王将戦、久保利明王将が初防衛を果たした。

23日◇最高裁が09年衆院選で3倍未満の1票の格差を「違憲状態」と初判断。

24日◇東京・秋葉原17人死傷の無差別殺傷事件で、加藤智大被告に死刑判決。

 ◆4月

 1日◇パナソニックが三洋電機とパナソニック電工を完全子会社化。

10日◇統一地方選前半戦。東京都知事選で石原慎太郎氏が4選した。

13日◇国内初の15歳未満法的脳死と判定された10代前半の男子の臓器摘出。

18日◇栃木県鹿沼市で、児童の列にクレーン車が突っ込み、児童6人死亡。

24日◇統一地方選後半戦。

27日◇焼き肉チェーン店で病原性大腸菌O111。福井では未就学男児が死亡。

29日◇英王室のウィリアム王子とキャサリン(ケイト)・ミドルトンさん結婚。

 ◆5月

 1日◇オバマ米大統領はウサマ・ビンラディン容疑者を殺害したと発表。

 8日◇日本相撲協会は夏場所に代わり、無料公開の技量審査場所を開催。

11日◇イージス艦と漁船の衝突事故で、自衛官2人に対し無罪判決。

12日◇東京都立川市の警備会社に2人組が押し入り、約6億円を奪って逃走。

16日◇薬害エイズ訴訟で最後の原告1人も東京地裁で和解が成立。

20日◇ライブドアを巡る粉飾決算で、元社長、堀江貴文被告の実刑確定。

24日◇布川事件の再審で、桜井昌司さんと杉山卓男さんに対し、強盗殺人罪について無罪を言い渡した。

26日◇日本相撲協会は、25人の関与を認めて事実上、角界追放処分とした八百長の調査を終えることを確認。

27日◇親による虐待から子供を守るため改正民法などが成立した。

   ◇北海道のJR石勝線トンネルで、特急列車が炎上し緊急停止した。

   ◇大畠章宏国土交通相がリニア中央新幹線建設をJR東海に指示した。

30日◇最高裁が「校長の君が代起立斉唱命令は合憲」とする初判断。

 ◆6月

 2日◇野党3党は菅政権への内閣不信任決議案を提出。反対多数で否決。

 3日◇43人が犠牲になった長崎県雲仙・普賢岳の大火砕流から丸20年。

 7日◇東京スカイツリー(634メートル)を12年5月22日に開業すると発表。

 8日◇古川聡宇宙飛行士が搭乗のロシア宇宙船ソユーズが打ち上げられた。

13日◇探査機「はやぶさ」がギネス世界記録に認定。理由は「初めて小惑星から物質を持ち帰った」。

16日◇裁判員裁判で初の死刑判決確定。

17日◇議員立法による「障害者虐待防止法」が、参院本会議で可決、成立。

20日◇次世代スーパーコンピューター「京(けい)」が、演算速度世界1位に。

22日◇第69期名人戦は森内俊之九段が4期ぶりに名人位を獲得。

23日◇沖縄「慰霊の日」。

24日◇猛暑。埼玉県熊谷市では6月として、史上最高となる39.8度を観測。

   ◇ユネスコ世界遺産委員会は、小笠原諸島(東京都小笠原村)の世界自然遺産登録決定。25日には、平泉(岩手県平泉町)の世界文化遺産登録。

28日◇B型肝炎訴訟の原告・弁護団と政府が、和解の基本合意書に調印。

29日◇国勢調査(10年10月現在)の抽出速報結果で、1人暮らし世帯は1588万5000世帯。総世帯の3割超に。

30日◇政府・与党が「10年代半ばまでに消費税率を段階的に10%まで引き上げる」ことを柱とした「税と社会保障の一体改革案」を決定。

 ◆7月

 9日◇南スーダン共和国が独立。

21日◇最後のスペースシャトル「アトランティス」が、米フロリダ州に着陸。

   ◇警察庁は自転車に、左側一方通行を指示できるようにする方針決定。

   ◇第66期本因坊決定戦は、本因坊道吾=山下敬吾九段が初防衛した。

22日◇ノルウェーで計77人が死亡する連続テロ事件発生。極右の男を逮捕。

23日◇中国で、徐行の高速列車に後続列車が追突。死傷者は200人を超えた。

24日◇岩手、宮城、福島3県を除く44都道府県で、テレビのアナログ放送終了。

 ◆8月

 5日◇米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が米国債格下げを発表。

 6日◇広島は66回目の原爆の日。

 9日◇長崎は66回目の原爆の日。

12日◇520人が犠牲になった日航ジャンボ機墜落事故から26年を迎えた。

15日◇66回目の終戦記念日。

   ◇安愚楽牧場(栃木県)の負債額は4330億8300万円で11年最大の倒産。

17日◇浜松市の天竜川で、川下りの「第11天竜丸」が転覆し、5人が死亡。

23日◇タレントの島田紳助さんが暴力団関係者と交際関係があったとし、引退表明。

   ◇リビアのカダフィ政権が事実上崩壊。

30日◇菅内閣総辞職。野田佳彦財務相が衆参本会議で首相に指名された。

 ◆9月

 2日◇野田連立内閣が発足。

 3日◇台風12号が上陸。近畿、四国地方などで死者・行方不明者94人。

11日◇米同時多発テロから10年。

13日◇第52期王位戦は、羽生善治王座が復位。タイトル獲得数が80期に。

18日◇世界ジオパークに高知県の「室戸」地域が認定。国内では5地域目。

21日◇福岡の元岡古墳群で、干支(えと)で570年を意味する文字を刻む象嵌大刀(ぞうがんたち)が見つかる。

26日◇「陸山会」の土地購入を巡り、元秘書3人に有罪判決。

 ◆10月

18日◇熊本市の12年4月政令指定都市移行が閣議決定。全国で20番目。

20日◇タイ大洪水で日系自動車メーカー全8社の現地工場は生産全面停止。

   ◇リビアのカダフィ大佐が、反カダフィ派部隊により殺害された。

23日◇トルコ東部でマグニチュード7.2の地震があり、多数の死傷者が出た。

26日◇藤村修官房長官は外務省などが6月以降、サイバー攻撃されたと発表。

   ◇総務省によると日本の総人口は10年10月1日現在1億2805万7352人。日本人人口は70年以降で初のマイナスとなった。

27日◇ユーロ圏首脳会議がギリシャ国債元本半減など債務危機対策に合意。

31日◇国連人口基金(UNFPA)の推計で、世界の人口が70億人に到達。

   ◇ユネスコはパレスチナの正式加盟を可決。「加盟国」は195カ国目。

   ◇円相場が一時、1ドル=75円32銭に急伸し、戦後最高値を更新。

 ◆11月

 8日◇オリンパスは有価証券投資などの損失を隠し、企業買収資金を損失穴埋めに流用していたと発表した。

 9日◇7月時点の生活保護受給者は205万495人。60年ぶりに過去最多更新。

11日◇野田首相、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉参加の方針。

17日◇英国のギネス社は、東京スカイツリーを「世界一高いタワー」と認定。

18日◇89年に起きた坂本弁護士一家殺害事件の公判がすべて終結した。

21日◇オウム真理教の一連の事件を巡る公判が終結。計13人の死刑判決が確定することになる。

22日◇国際宇宙ステーション(ISS)に滞在した古川さんら3人が帰還。

   ◇会社法違反(特別背任)容疑で井川意高・大王製紙前会長を逮捕。

   ◇東京証券取引所と大阪証券取引所が13年1月1日の経営統合を発表。

24日◇気管支肺炎のため東京大病院に入院していた天皇陛下が退院。18日ぶりに皇居・御所に戻った。

 ◆12月

 6日◇五輪金メダリスト、内柴正人容疑者を、準強姦(ごうかん)容疑で逮捕。

10日◇ロシア下院選不正疑惑で、野党支持者らがロシア全土で抗議集会。

   ◇11年5カ月ぶり、日本で全経過を観測できた皆既月食。

12日◇「今年の漢字」に「絆」選ばれる。

14日◇オバマ米大統領が03年3月から続いてきたイラク戦争の終結を宣言。

19日◇北朝鮮国営メディアが金正日総書記が17日に死去したと一斉に報道。

23日◇政府・民主三役会議が開かれ、群馬県八ッ場(やんば)ダムの建設再開を正式に決定した。


毎日新聞 2011年12月30日 東京朝刊
コメント

東日本大震災:避難時介護費用、田村市が却下 県が処分取り消し裁決 /福島

2011年12月31日 01時17分29秒 | 障害者の自立
 避難生活で生じた介護費用を田村市が認めなかったのは不当として、利用者の女性が県に審査請求し、県は27日付で、同市に処分取り消しを求める裁決を下した。

 審査請求したのは、同市船引町在住で脳性まひの障害がある鈴木尚美さん(44)。東日本大震災と福島第1原発事故を受け、4月4日まで県内外の宿泊施設を転々とした。慣れない環境で以前よりヘルパーの手を借りることが増え、3月分の介護サービスの利用が規定より計32・5時間増えた。鈴木さんは超過分約6万円も公費から支出するよう市に申請したが、市は「住居は住める状態だった」などとして6月27日付で却下。他の自治体は震災で必要になった同様の支出を認めているため、県に審査を求めた。

 鈴木さんは請求の理由で「自力で安全を確保できず、余震と放射能の恐怖があった。ガソリン不足で自宅にヘルパーも訪問できない状況になった」と主張していた。

 県は「必要性を精査しないまま処分を行った(市の)行為に大きな瑕疵(かし)がある」と結論づけた。

毎日新聞 2011年12月30日 地方版
コメント

明日に向かって走れ! ブラインドサッカーアジア選手権大会を終えて

2011年12月31日 01時14分32秒 | 障害者の自立
「結果としては、非常に悔しく、残念な結果になりました。でも、これが今の日本のブラインドサッカーの実力だと思います」

12月22日から4日間、宮城県仙台市で開催された第4回ブラインドサッカーアジア選手権大会を振り返って、落合啓士選手はこう話した。

日本にとって、今大会の目標は、ただひとつ。

ロンドンパラリンピックへの出場権を獲得することだった。

目標を達成するには、すでに出場を決めている中国を除く、イランと韓国に負けることは許されなかった。しかし、23日の韓国戦は1対2で逆転勝利をおさめたものの、24日のイラン戦は2対0で敗戦。

結果から言えば、日本には、イランに勝つための何かが足りなかった。

黒田智成選手は、イランとの対戦で、あることに気がついた。

「イランの選手は、どんな形でも、こぼれた球に対しても、しっかり打ちきっていました。自分も今大会に向けて強い球を打ちきることを意識して練習してきたんですが、まだまだだなと思いました。トップスピードからしっかり打ちきることができないと、世界では通用しないと思います」。

“得点を生みだす力”
“決定力”

イランとの差を安易に表すなら、そんな言葉になるのかもしれない。

加藤健人選手は、「日本は、個人の能力でみると劣っていると思うんですけど、組織で守ったり、組織で攻めたりという部分では他の国より勝っていると思います」と話した。

風祭喜一監督は、「自分たちのやってきたサッカーは間違っていなかった」と強調した。

日本チームの特徴は、“全員サッカー”。

中国のように、攻め、守りが分業制で、ドリブルの上手な選手が一人で突破して得点するチームもある中、風祭監督は、どの選手も、攻め、守りの両方ができるようなサッカーを目指してきた。

“全員サッカー”は、目の前の戦いを勝つための方針だが、強いチームをつくるための基盤となるブラインドサッカーの国内普及、新しい選手の発掘も見据えた考えでもあるのだろう。

風祭監督は、言う。
「日本は、みんなが攻め、みんなで守れる。どの選手もシュートを打てる楽しさがある。『シュートを打てません』という選手はいませんし、『私は守りません』という選手もいません。だから、代表選手たちは、『守るのはこうするんやで』、『ドリブルはこうやねんで』と自分のチームに戻って教えることができます。教えてもらえば、新しい人もやっていけますし、それがチームの強さになります」

「私は『最初は、見えない人のサッカーなんて無理やで』と思っていました。戦術も何もないと思っていた10年前でしたけど、考えれば考えるほどいろいろな方法があるなと。今後も、もういっぺん考えて、いろいろやっていきたいと思います」。

落合選手は、今後の目標について、「今後、日本が勝つために、自分たちが今大会で得たことをクラブチームに持ち帰り、また新たな選手を発掘し、次へのステップにつなげたいと思います。私は、新しい選手、若い選手を発掘したい。他の視覚障害者スポーツもありますけど、それ以上にブラインドサッカーは、視覚障害者にとって必要な能力がいろいろなことで伸びますし、他のスポーツ以上の魅力、絆、喜びがあると思うので。そういうことを伝えていきたいと思います」と力強く語った。

それぞれが、敗戦の悔しさを踏まえて、新たな一歩を踏み出す。

寒風が吹きつけた宮城・仙台の地から、4年後の戦いを見据え、走りだす。

パラフォト 2011年12月29日
コメント

県内避難者招き収穫祭 南アルプスのNPO法人 子どもたち、笑顔で餅つき

2011年12月31日 01時08分32秒 | 障害者の自立
 南アルプス市のNPO法人「チーム南アルプス」(金丸忠仁理事長)などは29日、同市鏡中条のみさき公園広場で、東日本大震災で被災し、同市内に避難している家族らを招いて収穫祭を開き、餅や料理を振る舞った。

 収穫祭は同NPOが毎年、年末に企画。今年は被災者を元気付けようと、同市を通じて市内に避難している20世帯16人に案内状を送った。

 南アルプス市飯野の会社員鎌田正信さん(32)は、福島県南相馬市から3月下旬に避難。この日は家族4人で訪れ、餅つきをしたり、振る舞われたおでんなどを食べたりして楽しんだ。

 鎌田さんは「山梨で餅つきができるとは思わなかった。子どもと一緒に楽しめたのでよかった」と笑顔。その一方で、「福島の自宅を建ててから半年で、震災に遭った。戻りたい気持ちが強い。将来のことを考え、良い年が迎えられるようにしたい」と話していた。

 収穫祭は、同市社会福祉協議会や県内の身体障害者と健常者のボランティアでつくる「支えあう会『ピーチ&グレープ』」などが協力して開催。支えあう会は同日、甲斐市竜王の児童養護施設「明生学園」の子どもたちに、つきたての餅やお菓子、おもちゃなどを贈った。


餅つきを楽しむ鎌田正信さん親子=南アルプス市鏡中条


山梨県内のニュース(山梨日日新聞から) 2011年12月30日(金)
コメント