一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

『アルゴ』

2013-09-25 | キネマ
ベン・アフレックは役者としてよりプロデューサーとしてはいいセンスをしている


1979年イラン革命がおこり、アメリカ大使館が占拠され大使館員が人質になった際に、6人がひそかに脱出しカナダ大使の私邸にかくまわれていた。この6人をイラン当局に気づかれずに国外に脱出させるために、CIAは架空の映画『ARGO』製作話を作り上げ、ロケハンを装って脱出を図る・・・という実話に基づく映画。

『ゼロ・ダーク・サーティ』の今から見ればおおらかで大胆な作戦だが、米国・イラン側ともに情報収集や分析・連絡手段に限界がある中では、スリリングな展開になる。

ファッション・自動車・電話機などの小物に至るまで当時を忠実に再現しているだけでなく、画質自体「天然色映画」風な色合いと徹底している。それに、会話もどことなくのどか。
80年前後の雰囲気を知るものとしてはとても懐かしい。





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