一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

神楽坂「馳走 紺屋」

2006-08-29 | 飲んだり食べたり
今日は久しぶりに神楽坂。

お店は馳走紺屋

場所も神楽坂から仲通りにはいって更に一本折れたところ。
表の喧騒からは離れ、家並みにもなかなか風情があります。



(家並みはさておき迷いたくなければ、あずさ監査法人の向かいから入ればすぐです)


築50年の割烹旅館を改装した建物で、2階が個室、1階がカウンターと座敷。
ここ数年神楽坂ではこういう昔の情緒を生かしたお店が増えましたね。

3人だったので個室も3畳くらいのコンパクトな部屋でしたが、それも一興かと



話が盛り上がってしまい、料理は美味しかったのですがそれほど強烈な印象は残りませんでした、ごめんなさい。
でも、コースの最後に追加で勧められた干物は美味しかったな。


ただ、雰囲気という意味では、玄関先でせっかく店員さんが和服で迎えてくれるんだから、予約を告げたときにクリップボードで確認などせずに、名前くらい覚えていて応対してほしかったのと、帰り際に部屋を名乗って靴を出してもらうならちょいとしゃれた下足札があったほうが気が利いているのでは、と思いました(オヤジはうるさいねぇw)。



今日は精神科医と弁護士と私、という組み合わせ。


精神科医は人間ドックに行って不整脈が出て、内科医に「ストレスですね」などと精神科医のようなことを言われてちょっと落ち込み気味。

最近は、「訴訟に有利だと弁護士に言われたので診断書ください」という患者、とか「前の先生はこのクスリくれてたんですよね」という向精神薬の処方箋目当ての患者とか、インターネットなどでやたら詳しくなってあたかも自己診断のセカンドオピニオンを聞きに来るような患者とか、わがままな人が増えたらしい。
でも、診断書にしろ処方箋にしろ「病気」という診断をする以上は治療(クスリ目当ての人には他の処方など)が必要なわけですが、そういう人は次回の予約をとっても現れないことが多いそうです。

先のドックの例も含めて、どうも世の中は精神科の診断は精神科医以外がするようになったのではないか、とぼやいてました。


弁護士氏は、入院中で意識不明の身寄りのない老人の成年後見人(法定)を別の弁護士が辞任した後引き継いでいて、医師から終末医療の判断を迫られて困っている(財産もほとんど残っていないとか)。
世渡りとしては前の弁護士のように「正当な事由」をでっちあげて辞任するのがいいのかもしれないが・・・


いいトシになると、自分の人生にも垢がたまってくるし、世間の垢すりのような仕事もする役回りになる、ということでしょうか。


そのほか、ロースクールの話(試験制度と社会人の転進の話、旧試験受験者との違いの話、患者としての話)、グリーンシート銘柄の胡散臭さの話、摂食障害とリストカットの話、マスオさんに適した性格の話、確定申告で認められる経費率の話、仕事熱心な「女王様」の話など(詳細はオフレコ)で盛り上がりました。

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