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一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

『ゴールデンスランバー』

2010-08-12 | キネマ


最っっ高!

 

 

 

(追記:以下ネタバレあり)



と見た直後に興奮して書いて寝てしまったのですが、最近見た邦画の中では出色のできばえでした。

現代の日本を舞台にした映画というのは、日常を知っているせいかどうしてもうそ臭いところが気になってしまうのですが、この映画は細かいところで不必要に大げさになることもなく、リアリティと、映画という「つくりごと」の役割分担がとてもよくできています。
細かいセリフがすべてきちんと伏線になってもいて、脚本かまたは原作(未読)の出来がとてもいいのだと思います。

ストーリーは、首相暗殺犯の濡れ衣を着せられた主人公が警察の追跡から知人・友人のつながりに助けられながら逃げるというものです。
この手の設定の場合、主人公が黒幕を見破って逆襲するところまでいくのがハリウッド映画の定番ですが、この映画ではうまく逃げおおせるところにクライマックスを持ってきています。
その分妙な黒幕が登場したりしないのでトンデモな設定にならずに済んでいるという部分もあるし、ストーリーが密度が濃くなっています。


お勧めです。

 


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