一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

『レッドクリフ Part I』

2009-03-20 | キネマ
久しぶりに三国志を思い出しながら観ました。


三国志は小学生の頃横山光輝のマンガを塾で友達に借りて読んだのが最初で、これは借り物なので途中で終わり、その後大人になってから吉川英治のを読みました。
それから『蒼天航路』も面白かったですね。

三国志は誰に思い入れるかが作者や読者によって異なるのが面白いところですが、
この映画は題名どおりレッド・クリフ=赤壁の戦いがテーマであって、三国志全体を描くわけではないので、かなり割り切った人物造形をしていて、PartⅠでは魏の曹操と呉の孫権の将軍周瑜を軸に諸葛孔明が狂言回し役という展開になっています。

映画としては、壮大な物語・クライマックスの決戦・登場人物の愛憎・派手なアクションが盛り込まれているという意味では、良くも悪くも「スター・ウォーズ」と「ロード・オブ・ザ・リング」を足したような感じです。
娯楽映画としての完成度は高いけど・・・というのが欲を言えばの感想。

スター・ウォーズ同様、これが大ヒットしたら三国志全体を通して映画化する予定があったりすれば楽しみですが。




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