一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

奥が深い「耳かき」

2006-09-26 | 買い物
ここ数日「耳掻き」が見つからずに困っています。

人間は耳垢のタイプで2つに分類されるそうで、欧米人に多いのがシットリ型(湿り気が多く綿棒が適合)、日本人に多いのがカサカサ型(乾燥しているので耳掻きが適合)だそうです。


私は典型的なカサカサ型の耳掻き大好き派です。


耳掃除をしながら大きな耳垢の感触を探り当て、崩さないように慎重に周囲から順に剥がし、それをうまく耳掻きに乗せて運び出し、見事原形をとどめた立派な耳垢にご対面したときの達成感・爽快感は格別です(これは釣りの喜びに似ているかもしれません)。

さらに重要なのは、耳掻きは耳掃除という実用に加え、行為自体の快感があることです。
耳の奥をカリカリと優しく引っ掻く快感は他では得がたいものです。


なので、耳かきができないということは、ものすごい欲求不満のタネになります(欲求不満度合いで言えばトラブルでネットに接続できないのと同程度かもしれませんw)。


しかし、コンビニで売っている耳掻きは竹の加工が雑そうで(使い慣れたものは、うまく「あたり」がついているのでそれとの落差も心配)、しかも「梵天耳掻き」(反対側にフワフワの毛玉がついてるやつ)はフワフワの部分が経年劣化すると汚れてくるのでいやなんですよね。

ということで、できればきちんとしたものを購入したいとググッてみたところ、出るわ出るわ・・・
いろんな製品とともに、耳掻きにこだわる人の多いこと多いこと。
なかでも耳掻き博物館は、博識度合い・趣味度・こだわり度すべてにおいて出色です(「正しい耳かきのフォーム」なるコーナーもあるくらい)。

ここで絶賛されていたのが「馬木の耳掻き」。竹製なのですが、職人の手作りで他の追随を許さない使い心地の良さのようです。
巣鴨のとげ抜き地蔵の縁日などでお店を出していて、個人の使い勝手い合わせ調整してくれるとか。
1本3000円近くするけどその価値は十分にある、ということでした。

残念ながら先代は2002年にお亡くなりになりましたが、今はお弟子さんが「原田の耳掻き」としてあとを継いでいるそうです。

耳掻き博物館の評価(こちらこちら参照)では、やはり「馬木」のほうが・・・というものですが、幸い私は「馬木」を知らないので「原田」でも十分満足できそうです。


実物はこちら参照。



うーん、欲しくなってしまった・・・



もともととげぬき地蔵は子どもの頃近くに住んでいて縁日の日(4のつく日)にはよく遊びに行ってたので懐かしさもあります(雷神堂の煎餅もご無沙汰だしな)。

ただ、4の日で週末となると次は10/14(あ、用事があるので11/4が最短かorz)です。




今週末に縁日抜きで耳掻きだけ買いに行くか、10/4に仕事を抜け出して買いに行くか(おいおいw)、思案のしどころです。

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