来日して話題になっていますが、先日ビックカメラでDVDを流しているのを見ました。
エアロビクスとダンベルとチューブトレーニングをミックスした感じのプログラムですが、かなり運動量が多いので、1回50~60分くらいあるプログラムを毎日やれば確かに効果は出ると思います。
(ただ、けっこう脚を高く上げたりするので、股関節のストレッチなどを十分にやっておかないとちょいと危険かもしれません。)
プログラムの内容よりはこれだけの運動を飽きずに楽しくできるというところがブームの理由だと思うのですが、ビリー氏の筋肉隆々の身体と愛嬌のある顔に浮かんだちょっと人工的な笑顔と、なんとなく普段使ってない筋肉が鍛えられそうなちょっと独特の動き、そして後ろで運動している生徒役をハイタッチなどで激励と、いかにもアメリカ的な盛り上げ方をします。
確かに長時間の運動では、飽きないためにはこういう単純な刺激のほうが有効だと思います。
「ブートキャンプ」というのは米軍の新人向け基礎訓練のことを言うらしいですが、ビリー氏は映画などに出てくる鬼教官と違って、自らハードな運動を笑顔を浮かべながらこなしています。「ハリウッドのセレブ」の間で有名なインストラクターとのことですが、なんとなくわかるような気がします。
まあ、いかにもアメリカ的、とまとめようとしてふと思いついたのですが、
実はこれ、山本五十六の名言
「やってみせ、いって聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」
を実践しているとも言えますね。