一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

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2009-02-25 | よしなしごと
「おおた葉一郎のしょーと・しょーと・えっせい」(敬称略失礼します)のファーストクラスが鬼門だったかな経由のネタ。


ハドソン川に不時着したUS エアウエイズ1549便の写真をよく見ると、コーチ・クラス(=エコノミークラス)の乗客が翼の上で足元が水につかりつつある段階で、ファーストクラスの乗客は既に救命ボートに乗っています。






※ アメリカ(多分)のブログで取り上げられている例としてはこちらなど。


座席の位置と非常用出口一つ当たりの利用乗客数が違うのですべての出口に救命ボートというのは無理で、設計の前提も翼の上に避難するようになっているのでしょうか。
乗ったことはないのですが、ファーストクラスの料金は座席の広さや飲み食いだけでなく安全の部分でも優遇されるというメリットがあるということですね。
設備を少人数で専有しているのだから当然と言えば当然ではあります。

また、不時着などの時にエコノミークラスの乗客がファーストクラスの出口に行こうとしても、機内の動線が混乱して効率的な退避の邪魔になるので乗務員に阻止されるのではないかと思います。
これは「航空会社が金を払っている客を優遇する」のではなく、避難に有利な位置に着席できることを含めてファーストクラスに乗るかどうか、という乗客側の選択の問題です。
(もしエコノミークラスが避難誘導が困難なくらいギュウギュウ詰めにしているというならそれは別の問題ですけど。)


日本で同じような事故が起こった場合、さすがに日本のマスコミでもマスコミは「格差だ」とは叩かないと思いますが、ちょっと自信なし。

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