一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

amazonの裏蓋広告

2008-09-19 | あきなひ
Amazonで注文した本が届いたので箱を空けたら、内側にこんな広告がありました。



これはキリンとのタイアップ広告ですね。
("Smooth"というのがどんなものなのかは知らないですが(汗))
多分初めての試みではないでしょうか。


ところで、広告を箱の内側に印刷するということは、普通の配送用のダンボール箱に「Amazon」などと印刷してある面の裏面に印刷する必要があります。
ダンボールの両面に同時に印刷できるような機械は(多分)ないので印刷する工程が倍になります。

さらに印刷をよく見ると、表面の「Amazon」などのロゴよりも薄いことがわかります。

とすると、普通の「Amazon」のロゴ入りの箱はどこかで大量生産しておいて、広告部分だけは別に期間限定でスポンサーを募集して、スポンサーがついたつど印刷しているのかもしれません。

ところでダンボールの印刷にはフレキソ印刷という技術があるようです。
これは凸版印刷の一種で、ローラーに取り付けたゴムにインクをつけて印刷する方法で、柔らかかったり不定形なものに印刷することができます。

Amazonの箱を見ると、箱の組立ては糊付けでされているので、商品を入れて自動で組みあがる方式のようなので、組立て直前の工程で展開図の状態になっている箱に印刷することができます。
そうすれば広告期間の設定なども自由度が効きます。

さらに、発注者の嗜好に応じて印刷ラインを複数作れば、ターゲットの属性に応じた広告の印刷が可能になるかもしれません。
やる気になれば注文した書籍の内容を点数化して効果的な広告を印刷することもできるでしょうし、それではコスト的に間に合わないとしても、男女別とか年齢別くらいの分けは可能だと思います。


将来はインクジェットプリンタのように1枚1枚内容を変えることができる印刷方法が利用できれば、注文データのバーコードと連動してネット広告のようにピンポイントに広告掲載ができるようになるのかもしれません。
(実はもうなっていたりして(汗))


素人考えですが、ひょっとするとこれは画期的な技術なのかもしれません。

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