一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

ルノーは大丈夫か?

2004-12-27 | あきなひ
パリの街を行く自動車を眺めていると、ルノーが意外と少ないことに気がつく。

特にタクシーは、ざっと見た感じプジョー35%、VW(パサート)25%、ベンツ15%という印象で、ルノーは意外と少ない。

自家用車も斬新なスタイルで話題を呼んだアバンタイムは1台も見なかったし、その流れを汲むメガーヌも目立つはずなのにめったに見ない。中高級車のラグナも見ない。
結局小型車のルーテシアとトゥインゴがちょぼちょぼで、プジョーの306やシトロエンのピカソなどのほうが幅を利かせている。
目立つのはカングーなどの商用車とトラック。

日産は復活したが、親会社は大丈夫なんだろうか?

企業のスタンスがものづくりから投資家に変わったのだろうか。
そうだとすれば、親会社が苦しくなったときに日産株を売却する、という可能性もあるだろう。

または、儲かるのは小型車じゃなくてトラックで、日産も欲しかったのは実は日野自動車だけだったのではないか。
確か大型トラック市場は、世界的に見るとベンツとボルボ(=フォード)とルノーとあと何社かの寡占状態らしく、そこでの利益が結構大きいらしい。
なのでダイムラー・クライスラーもここまでなっても(三菱自動車は見捨てたけど)三菱ふそうは見捨てないという。
同じ伝でいけば、日産自動車への投資はそろそろ回収期にはいって、日野自動車のトラック部門だけ持ち続ければいい、という判断もありうるのではないか?

街角を見てのフラッシュアイデアでした。
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