一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

STAR WARS EpisodeⅢ(ネタバレ注意)

2005-07-24 | キネマ
遅まきながらスター・ウォーズ エピソード3を観に行きました。

前日に調べたら六本木のバージンシネマで朝一の回でいい席が取れたので、早起きして行きました。

自動座席指定のためか、ほとんどが中央部に固まっていて、ちょっと異様ですが、客の入りは半分弱でした。
既に集客が落ちているのでしょうか。
客席を見ると、中高生よりは(僕のような)中年が多く、最初からシリーズ全部を観ているファンに支えられているのかな、と思いました。

本編が終わっても、テロップが最後まで流れるまでほとんどのひとが席を立たず、場内が明るくなって「あ~あ、ついに終わっちゃったか~」という感慨にふけっている人(僕も含め)が多かったようです。
(なので、最後の最後のSpecial thanksのところで "to all the member of SONY Atsugi studio"と出てきたときに場内が「オオーッ」とどよめいたりというおまけがありました)

僕もコアなファンじゃないのですが、せっかくなら最後まで、と観に行ってしまったわけで、このへんがうまく続編を成功させて「大河ドラマ」にしたてた商売上手なところなのでしょう。


さて、実際の中身ですが、ストーリーとしては粗いですが、そもそも最後の展開はばれてしまっているので、その辺はお構いなく、アクションシーンや戦闘シーンを十分に楽しんでもらおう、とふんだんに金をかけた映画でした。

ストーリー的にはアナキン・スカイウォーカーが「暗黒面に堕ちる」ところなどは「おいおい、こんなに手もなく騙されるようじゃダース・ベイダーになってもちゃんとつとまるのだろうか?」と要らぬ心配がしたくなるほどナイーブだったり、ジェダイも脇が甘すぎたりと「おいおい」というような展開も多いです。
あと、R2D2も「こんな機能があったのならepisode4で使ってれば良かったじゃないか」というくらいの大活躍(それはそれで面白いのですが)です。

でも、アクションシーンは、画面の隅々に至るまでびっしりと作りこまれています。
戦闘シーンの端っこでチョロチョロする機械とか、戦闘機や戦車が破壊されたときの部品や乗員の飛び散り方とか、ライト・セイバーで金属を切ったときに断面が赤熱するところ(多分今まではなかったと思います)など、今回は「総仕上げ」風に凝っていました。

ちょっと以外だったのは、ダース・ベイダーの声が記憶にあるより若かった事。でも同じジェームス・アール・ジョーンズがやっていたんですね。


ヒマがあったらDVDセットでも買って、トリビアなネタを発掘するのもいいかと思います。
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