一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

『暗流―米中日外交三国志』

2008-07-25 | 乱読日記
この分野については知見がまったくないので、なるほどなぁ、と読みました。

筆者は日本経済新聞の記者で、北京とワシントン駐在の中でそれぞれの政府高官とのインタビューなどをもとに、米中日の過去・現在・未来の関係を俯瞰しています。
確かに個別に新聞や雑誌で報道されることを体系的に理解するのには役立ちます。


安全保障・外交という面から見ると、筆者が言うように日本は米中という「巨大変数」に翻弄されながら連立方程式を以下に解くかという課題に常に迫られているわけです。
ただ、素朴な疑問として、軍事力とか外交面よりは本書ではほとんど触れられていない経済の側面では日本の存在感があると思うのですがそれを加味すると若干連立方程式の見方が変わってくるのかな、ということ。

それともほとんど変わらないのでしょうか。




コメント
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