日本共産党 群馬県議会議員 酒井ひろあき

あなたとつくる、希望の群馬。

経済団体との懇談

2008年11月20日 | 旧ブログから

今日は、沼田市みなかみ町での「つどい」に参加しました。

沼田の「つどい」では、戦争体験者から

「米軍の機銃掃射から命からがら逃げた」

「戦後も食べ物がなく生きていくのがやっとだった」

「同期の人も大勢戦場で犠牲になった。もう戦争はこりごりだ」

など、当時の様子が生々しく語られました。

また、後期高齢者医療制度介護保険のことが話題になり

「年金からやたらと天引きされては、生きていけない。

どうしてこんなに年寄りをいじめるのか」

「在宅介護といったって、だれも面倒見るひとはいない」

「国民から集めた税金をいったい何に使っているのか」

など、高齢者に冷たい自民党政治にみなさん激怒していました。

私は「日本共産党は政党助成金も、企業団体献金も

受け取っていない清潔な党だからこそ、

どんな大企業の横暴に対してもひるまずたたかうことができる。

あの侵略戦争に命がけで反対した党だからこそ、

アメリカの無法な戦争や自衛隊の海外派兵、憲法改悪に対しても

きっぱりと反対を貫くことができる」などと話しました。

参加者から「すじを通す共産党が今こそ必要だ。

本当に頼んだぞ」と激励され、固く握手を交わしました。

 

みなかみ町では路肩に雪が残っており、寒い一日でしたが、

井戸端会議ならぬ、ストーブを囲んでのつどいとなりました。

「共産党はいいこというが、なぜ選挙で勝てないのか」など

率直な疑問も出され、ざっくばらんに話し合いました。

最後には「国民のために一所懸命がんばっている共産党に

大きくなってもらうしかない」と期待が寄せられました。

 

19日は、県経営者協会、県中小企業団体中央会、

県商工会議所連合会、県商工会連合会を訪れ、

日本共産党の緊急経済提言」の中身で懇談しました。

懇談では、「自動車産業や建設業関係で受注減などの影響が

出始めている」「景気が後退したといっても中小企業は

簡単にリストラすればいいということにはならない」などの

実態が出されました。

「ひとたび台風などの災害があった場合、

復興にもっとも力を発揮するのはその地域の業者だ。

それが今、次々とつぶされている。危機的な状況だ。

また、大型店の進出で中心商店街は大きな打撃を受けている。

(麻生内閣の経済対策のような)小手先の対策ではなくて、

もっとおおもとから変えないと日本経済は立ち行かない。

政治の責任は重大だ」と明言していました。

「ルールある経済社会を」という点では一致できることを実感。

これからも経済界の人たちと懇談を重ねていきたいと思います。

Dscf1134_2