DADA's ブログ

岐阜から発信する、DADAさんの気ままな日記です。

京都散策

2013年09月15日 | 国内旅行

Kyoto

新車の高速走行テストを兼ねて京都へ日帰りで出かけ、伏見近辺を散策しました。まず訪れたのは「東福寺」。鎌倉時代に開山された禅寺で、奈良の東大寺と興福寺から「東」と「福」の1字づつを取って名付けられた、京都五山のひとつとして、また紅葉の名所として有名なお寺です。

 豪壮な三門(国宝)

 方丈庭園の南庭

 方丈庭園の北庭

 紅葉名所の通天橋は、

 深い渓谷の上に架けられた歩廊橋。

 橋を渡った奥に建つ開山堂

広大な境内の中、本堂と開山堂の間に渓谷が流れており、その高低差を毎日行き来するのは大変だからと橋が架けられたとのこと。この橋から見下ろして眺める紅葉や新緑があまりに美しく、まるで雲の上を歩くようだから「通天橋」と名付けられたものか?自然の高低差を上手に取り入れてありました。

 

次に向かったのは「泉涌寺(せんにゅうじ)」。古くから明治維新まで、歴代天皇の菩提寺であったことから御寺(みてら)と呼ばれる皇室ゆかりのお寺です。

 大門

 仏殿(手前)と舎利殿(向こう側)

 御座所

御座所は天皇が参拝されるときの御休憩所で、天皇や勅使をお迎えするための唐門、牛車を停める御車寄せ、玉座の間、皇族の間、侍従の間、女官の間などがあり、ゆっくりと拝観させて頂きました。屋根瓦や襖の引手など御殿のいたるところに「菊の御紋」があしらわれておりました。

 

次いで、伏見稲荷大社へ向かって歩きました。全国の稲荷神社の総本社で、初詣では近畿地方で最大の参拝者を集める神社です。

 土産物屋で賑わう参道を通って本殿前に到着

 楼門

 楼門を護るキツネ

 本殿(内拝殿)

 千本鳥居

背後の稲荷山全体が神域で、山頂へと続く参拝道沿いには全国の信者から奉納された1万基以上の鳥居が立ち並び、最奥社へは2時間かかるというが、この日は真夏に戻ったような猛暑日で、熱中症になるのを避けるため、まだまだ麓の新池まで登ったところで引き返しました。

 

次に向かったのは、京の酒どころ・伏見。少々離れているので京阪電車に乗って移動しました(乗車賃200円)。

 かって三十石船が行き交っていた濠川

 寺田屋跡

 「坂本竜馬襲撃事件」などの口述説明あり

 ピストルの銃弾跡

 事件で右手を負傷した竜馬の像

 傷の治癒に九州霧島へ行く竜馬とお竜の像

 川沿いに建つ酒蔵

 酒蔵を見学

「月桂冠大倉記念館」では入館料300円でお土産に酒缶が貰え、利き酒コーナーでは3種類のお酒が飲めます(ただし車を運転する人はダメ。せめてノンアルコールのお酒はないものかと交渉しましたが、日本酒でノンアルコールは造れないからと断られました。何とか新しい技術で造ったら売れると思うのだが?)。

長い一日の街歩き(歩数計で2万3千歩を越えました)で疲れたところで、月桂冠の酒蔵の一つを改造したという「月の蔵人(くらびと)」にて、ざる豆腐などの美味しい手作り豆腐料理をいただき本日の締めくくりとしました。見どころたっぷりで、充実した一日でした。

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