DADA's ブログ

岐阜から発信する、DADAさんの気ままな日記です。

アオスタ・ドロミテ・チロルの旅(1)

2019年09月27日 | 海外旅行

Travel in Southern Alps 1

2019年9月19~26日(8日間)、ヨーロッパアルプスの南側にあるイタリアの「アオスタ」と「ドロミテ」、そして東側にあるオーストリアの「チロル」へ行って来ました。

 

●第1日目(中部セントレア空港→フランクフルト空港→ミラノ空港)

フランクフルトからミラノへの飛行機から撮影したアルプスの山々。この日はミラノ空港近くのホテル泊。

 

●第2日目(アオスタ地方)

翌日、西にフランスと、北にスイスと国境を接する北イタリアの「アオスタ地方」を訪れました。

 

1)クールマイヨール

アルプスの名峰モンブラン(4810m-イタリア語でモンテビアンコ)の麓町クールマイヨール。町に着いた時は曇っていたが、レストランでランチをしている間に次第に雲が消えて行き、山頂部分が顔を出してくれました。

 町の中

 山は厚い雲の中

 次第に雲が取れ

 見えました!

 モンテビアンコ!

山の向こう側はフランスのシャモニーです。

 

2)チェルビニア 

名峰マッターホルン(4478m-イタリア語でモンテチェルビーノ)の麓町チェルビニア。到着した時には雲一つない快晴となっていました。まずは町の手前にある「ブルー湖」という絶景スポットで、”逆さマッターホルン”にご対面。

 逆さマッターホルン(モンテチェルビーノ)

次いで、チェルビニアの町を散策しました。町からピークまで直線距離で約5km。すごい迫力で迫ってきます。

写真下方の小屋の所まで登りました。途中ですれ違った下山中の登山者にどこまで登ったのかと聞いたら、「氷河を超えてその先のコル(鞍部)まで登ってきた」との返事。スゴイ!

山の向こう側はスイスのツェルマットです。

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アオスタ・ドロミテ・チロルの旅 (2)

2019年09月27日 | 海外旅行

Travel in Southern Alps 2

●第3日目(ミラノ→ドロミテ地方)

優美なスイスアルプスとは異なり、荒々しい岩肌がむき出しの山並みが魅力のドロミテ山塊(ドロミテ・アルプス)」に向かいます。

 

1)シルミオーネ

ミラノからしばらく走り、「ロミオとジュリエット」が舞台の街ヴェローナの近郊にある、イタリア最大の湖・ガルダ湖に来ました。湖畔のリゾート地「シルミオーネ」は、古代ローマ時代最古の温泉保養地であり、ソプラノ歌手マリア・カラスの別荘もありました。

 ジェラート!

 スカラ家の城塞

 マリア・カラスの家

 温泉スパ

 

2)サンタ・マッダレーナ村

いよいよドロミテ山塊に入り、フネスの谷にある山間の村「サンタ・マッダレーナ村」を散策。とんがり屋根を持つ教会が景色に溶け込み、まるで絵のような美しさでした。

 教会

 

●第4日目(ドロミテ地方)

朝ボルツアーノを出発し、ドロミテ街道を走り抜けて、今夜の宿コルティナ・ダンペッツオへと向かいます。

 

1)カレッツァ湖

ラテマール山群の峰々を映すエメラルドグリーンの美しい湖に立ち寄りました。

 

2)サッソ・ポルドイ展望台

ドロミテ街道の最高所ポルドイ峠は標高2239m。峠を見下ろす標高2950mの岩壁が「サッソ・ポルドイ」で、ロープウェイに乗って着いた頂上駅の展望台は真っ白な雲の中でした。晴れていればマルモラーダ山群の景観が見えた所でしたが残念。

 雲の中

 

3)ファルツァレーゴ峠(2117m)

峠の背後の三角山は、BS-NHKの番組で作家の角田光代さんが登った、サッソ・ディ・ストリア山(2477m)。

 ラガツォイ山

 

4)コルティナ・ダンペッツォ

ドロミテ渓谷の心臓部「コルティナ・ダンペッツォ」の町は三千メートル級の山々に囲まれ「黄金の盆地」と呼ばれています。1956年冬季オリンピックの開催地で、オーストリアのトニー・ザイラーがアルペンスキーの回転・大回転・滑降全てで金メダルを史上初めて獲得したことで有名になりました。2026年には再びここで冬季オリンピックが開催されることが決定しています。

夏冬問わず、高級リゾート地として人気が高く、秋のこの季節はハイキングやマウンテンバイクを楽しむ人たちで賑わっていました。今夜はこの街で1泊します。

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アオスタ・ドロミテ・チロルの旅 (3)

2019年09月27日 | 海外旅行

Travel in Southern Alps 3

 ●第5日目(ドロミテ地方→ザルツブルグへ)

 

1)トレ・チーメ・ディ・ラバレード

今回の旅の最大のハイライト。トレ・チーメ(三姉妹峰)と呼ばれる三つの尖峰の姿を眺めながら、片道1時間ほどの小ハイキングを楽しみました。アウロンツォ小屋(2322M)からハイキングはスタート。まずは平坦な広い道をラバレード小屋(2344M)まで歩きます。

 アウロンツォ小屋

 平坦な道

 途中の教会

 ラバレード小屋

 高山植物

ラバレード小屋からトレ・チーメの肩(ラバレード峠2454m)までは、標高差100mほどの登り坂をゆっくりと登って行きます。

 肩に到着

 横から見たトレ・チーメ。北側は絶壁!

 肩の先から続く道

作家の角田光代さんが歩いた、トレ・チーメの周囲をぐるっと一周する約5時間のハイキングコースもあるのですが、今回はここで折り返し同じ道を戻りました。

 

2)ミズリーナ湖

トレ・チ-メから下山して、”ドロミテの真珠”と呼ばれる「ミズリーナ湖」にやってきましたが、あいにくの雨で周りの山々を見ることはできませんでした。

この後、イタリアからオーストリアの国境を通過して、ザルツブルグへ向かいます。

 

3)フランツ・ヨーゼフ・ヘーエ展望台

オーストリア最高峰であるグロースグロックナー山(3787m)とその麓に流れる氷河を間近に見ることが出来る展望台(2369m)に立ち寄りました。あいにくの雨の中で山は見ることが出来ませんでしたが、雄大に流れる氷河や緑色の湖は見えました。そして足元の草むらではマーモットが冬ごもり前にせっせとエサを食べる姿が見られました。

 展望台の看板

 マーモット

夕刻、ザルツブルグに到着しました。

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アオスタ・ドロミテ・チロルの旅 (4)

2019年09月26日 | 海外旅行

Travel in Southern Alps 4

●旅行6日目(チロル方面)

 

1)ザンクト・ヴォルフガング

オーストリアのザルツブルク南東、多くの湖と2000m級の山々が連なるザルツカンマーグート地方へ向かいました。ヴォルフガング湖畔の街「ザンクト・ヴォルフガング」では、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台となった登山鉄道に40分程乗って、シャーフベルク山の山頂まで登り360度の素晴らしい眺めを楽しんだ後、オペレッタ「白馬亭にて」の舞台となったホテルの隣にあるレストランで鱒料理のランチを頂きました。

 湖畔駅

 アプト式のデモ

 SL機関車

 白い煙をはいて

 ゴトゴト走る

 山頂駅(1783m)

 ヴォルフガング湖

 山頂の山小屋

 モント湖

 巡礼教会

 白馬亭

 

2)ハルシュタット

岩塩採掘の街ハルシュタットは「世界の湖畔で最も美しい街」とも評される世界遺産の街で、2つの教会を中心として急峻な山際に木造りの家々が固まって張り付いています。昔は陸の孤島で交通手段は船しかなく、今も湖畔には京都北部の伊根町に似た「舟屋」が並んでいました。

 

 教会は修繕中

 舟屋

 

 遊覧クルーズ中

 

●旅行7日目+8日目(帰国へ)

翌日、ザルツブルクからドイツとの国境を通過してミュンヘン空港までバスで移動しました。その後フランクフルト空港で乗り継ぎ、名古屋のセントレア空港までの長いフライトを経て帰国しました。

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映画「フリーソロ」

2019年09月16日 | 映画

Movie "Free Solo"

映画「フリーソロ」を観ました。身体を支えるロープや安全装置を一切使わずに、おのれの手と足だけを頼りに単独で絶壁を登るのが「フリーソロ」と呼ばれるクライミングスタイル。その若きスーパースターであるアレックス・オノルドが、世界屈指の危険な断崖絶壁でありこれまで誰もフリーソロで登り切った者はいない、米カリフォルニア州ヨセミテ国立公園にそびえる巨岩「エル・キャピタン」に挑戦する姿を、臨場感あふれるカメラワークで捉えたドキュメンタリー映画。映画の公式HPはこちらから。

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映画「風をつかまえた少年」

2019年09月15日 | 映画

Movie "The boy who harnessed the wind"

映画「風をつかまえた少年」を観ました。世界で最も貧しい国のひとつアフリカのマラウイで、自分の頭脳と手だけを頼りに電気を起こす風車を作り、自家発電することに成功して、干ばつで苦しむ村を救った14才の少年の実話物語。映画の公式HPはこちらより。

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映画「記憶にございません」

2019年09月14日 | 映画

Movie "Hit me anyone. One more time."

封切りなったばかりの映画「記憶にございません」を観ました。三谷幸喜監督による最新作で、記憶をなくした総理大臣が主人公の政界コメディー。映画の公式HPはこちらから

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男の料理教室

2019年09月09日 | グルメ

Cooking time for men

月に1回、地域の公民館活動「男の料理・だいこんクラブ」で、男ばかり20名ほどがワイワイにぎやかに料理に挑戦しています。今日の献立は「海南鶏飯(ハイナンチーハン)」、「にら玉スープ」、「きんぴらごぼう」、「水ようかん」の4品でした。

1)始めは「海南鶏飯(ハイナンチーハン)」から。鶏もも肉は余分な脂や筋を除きフォークで刺し、酒・塩を揉みこんで下味を付ける。炊飯器に洗った米(ジャスミンライス)と水・鶏ガラスープの素・酒・ごま油を入れてひと混ぜし、その上に鶏肉を皮目を下に並べ、周りに長ネギの青い部分と生姜、ニンニクを並べて炊飯する。炊き上がったら肉、ネギ、生姜を取り出し、ニンニクはつぶしながらご飯を混ぜる。皿にご飯を盛り、食べやすい大きさに切った鶏肉、トマト、茹でた小松菜を並べ、上にナンプラー・レモン汁・オイスターソース・すり胡麻・砂糖を混ぜ合わせたタレをかける。

2)次は「にら玉スープ」です。にらは洗って2~3cmの長さに切る。鍋に水・スープの素を入れて火にかけ煮立ったらにらを加え、ひと煮立ちしたら水溶き片栗粉でとろみをつけて塩・胡椒で味を整える。溶き卵を流し入れひと煮立ちしたらごま油で香りをつけてから火を止める。

3)次は「きんぴらごぼう」です。ごぼうは皮をこそぎ4~5cmの長さに細切りし軽く水にさらしてアク抜きしてザルにあげて水を切る。人参も同じように細切りする。糸こんにゃくはさっと茹でてから食べやすい長さに切る。赤唐辛子の種を除いて小口切りする。鍋に油を熱し、ごぼうを中火で炒め、こんにゃく、人参を加えて更に炒め、しんなりしてきたら調味液(酒・みりん・砂糖・醤油・だし汁)を加え、柔らかくなるまで炒め煮する。好みで唐辛子を加え、仕上がりに白炒りごまをふる。

4)次は「水ようかん」です。鍋に水と粉寒天をいれて火にかける。木べらでかき混ぜながら弱火で2分程煮溶かす。火から下してこしあんを加え滑らかになるまで混ぜる。再度火にかけかき混ぜながら沸騰させたら火から下し、粗熱をとってから容器に流し入れて冷やし固める。固まったら一口大に切ってから塩漬けした桜葉を巻いて出来上がり。今日はデザートに果物も加わりました。

5)以上で今日の料理4品の完成です。

 早速、イッタダッキマース!

今日は、男の料理教室「だいこんクラブ」の創立20周年記念という事で、日頃お世話になっている公民館の館長さんをはじめ4名のお客様をご招待して、全員一緒に料理を頂きました。

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鳳凰三山

2019年09月08日 | 山歩き

Mt. Houozan

南アルプスの北部にそびえる「鳳凰三山」へ登ってきました。青木鉱泉から始まる登山道「ドンドコ沢コース」を、ところどころに落下する大きな滝の景観を楽しみながら休み休み登ってゆくと、やがて今日の目的地「鳳凰小屋」に到着。早めの受付をすませて布団に潜り一寝入り、名物のカレーライスの夕食を食べた後もすることもなくたっぷりと寝て体を休めました。

 南精進ノ滝

 白糸ノ滝

 五色ノ滝

翌朝、小屋から1時間ばかり登って「地蔵岳(2,764m)」の基部に到着。山頂にそびえ立つオベリスクの岩峰が目の前に現れ、自然が造り出したその造形美に圧倒されました。

 オベリスク

 賽ノ河原から

 アカヌケ沢ノ頭から

ぐるりと周りを見渡せば、すぐお隣に「甲斐駒ヶ岳(2,967m)」や「仙丈岳(3,033m)」がそびえ、その隣には北岳(3,192m)・間ノ岳(3,189m)・農鳥岳(3,050m)の白峰三山が仲良く肩を並べていました。

 甲斐駒ヶ岳

 白峰三山

鳳凰三山の最高峰である「観音岳(2,840m)」の山頂からは、次に向かう「薬師岳(2,780m)」の奥に富士山が、また遠くには八ヶ岳連峰や槍・穂高、後立山連峰の山々まで、360度の眺望が楽しめました。

 観音岳山頂から

 観音岳と仙丈岳 

 薬師岳と富士山

 薬師岳山頂にて

鳳凰三山を巡る白砂の尾根道にはかれんな高山植物が顔を見せ、南アルプスだけに咲く固有種の「タカネビランジ」や「ホウオウシャジン」も咲いていました。

 タカネビランジ

 ホウオウシャジン

薬師岳からは、樹林の中をイヤになるほど延々と下る「中道コース」を通って出発点の青木鉱泉まで戻り、お風呂でさっぱり汗を流してから家路に向かいました。 

 青木鉱泉

この季節には珍しい上天気に恵まれ、地蔵岳のオベリスクに出会えた事と、富士山(3,777m)・北岳(3,192m)・間ノ岳(3,189m)という日本1・2・3位の山を同時に見られた贅沢な山旅でした。

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ビール工場見学

2019年09月01日 | 日記

Beer factory tour

初めてビール工場の見学ツアーに行って来ました。麦芽を煮込んで麦汁を作った所にホップを加えて香りと苦みを引出し、そこに酵母を加えて発酵させ低温貯蔵する。熟成後に濾過して不純物を除いたら素早く容器に詰めて出荷する・・・というビールの製造工程を、美しい案内嬢の説明を聞きながら順に回りました。途中で麦芽を試食し、ホップを手に取って香りを体験したり、搾ったばかりの麦汁も試飲。最後は出来上がったばかりのビールをコップ3杯も試飲させて貰えました。

 麦芽とホップが出会い、

 貯蔵タンクで熟成され、

 缶に詰められ出荷される

 出来立てのビール3種を試飲

学んで飲んでしかも無料という何とも楽しいツアーですが、見学後は車の運転はできないので公共交通機関でお出かけ下さい。

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